JP6980495B2 - インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
記録媒体にインクと混合することにより増粘または凝集する反応液を付与する反応液付与工程と、
前記記録媒体に前記インクを付与するインク付与工程と、
前記記録媒体の画像形成面を定着手段により少なくとも加熱して定着する定着工程と、
を含むインクジェット記録方法において、
前記反応液付与工程、前記インク付与工程及び前記定着工程のうちの少なくとも1つの工程を実行するサイクルを複数回実施することにより1つの画像を形成し、
前記インク付与工程を前記複数回の各サイクルに実行し、
前記複数回のサイクルは、前記定着工程を実行するサイクルと実行しないサイクルとを含み、前記定着工程を実行するサイクルは少なくとも未定着領域全ての定着が可能なタイミングで実施され、
前記反応液付与工程は、最初のサイクルと、前記定着工程を実行したサイクルの次のサイクルにおいて、前記インク付与工程の前に実行することを特徴とする。
記録媒体に反応液を付与する反応液付与工程を実行する手段と、
前記記録媒体にインクを付与するインク付与工程を実行する手段と、
前記記録媒体の画像形成面を定着する定着工程を実行する手段と、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
を備えるインクジェット記録装置において、
前記反応液付与工程、前記インク付与工程及び前記定着工程の実行タイミングを決定するタイミング決定手段を備え、
該タイミング決定手段は、
1つの画像を形成するまでの前記定着工程の実行回数が前記インク付与工程の実行回数よりも少なく、かつ前記定着工程は少なくとも未定着領域全ての定着が可能であるように、前記インク付与工程と前記定着工程の実行タイミングを決定し、
画像形成の開始直後と前記定着工程の直後とを、前記反応液付与工程の実行タイミングと決定することを特徴とする。
(実施形態1)
図1(a)は本発明の実施形態1に係るインクジェット記録装置の画像形成部の概略構成図である。本発明では枚葉の記録媒体に画像を形成する。
次に実施形態2について図6を用いて説明する。本実施形態では定着の構成が実施形態1と異なる。実施形態1ではサイクル毎の定着の有無を定着ローラの移動によって行っていたが、本実施形態では定着する搬送経路と定着しない搬送経路の2つの搬送路を持ち、これを切り替えることによって行う。実施形態1に対して定着する搬送経路の搬送距離が若干長くなるためスループットが若干低下するが、熱源である定着ローラを記録ヘッドから離して設置することができるため、記録ヘッドの昇温などを抑制することができる。また定着ローラを定着する場合としない場合で大きく移動させる必要がないため比較的シンプルな装置構成とすることができる。
次に本発明の実施形態3について説明する。実施形態1では定着の有無を予め決めた所定のタイミングとしていたが、本実施形態では画像データのインク層の厚み情報と色情報から得られたインク層の厚み積算値と定着ローラの定着可能厚みとを比較して定着のタイミングを決定する。
次に本発明の実施形態4について表3を用いて説明する。本実施形態では定着ローラの記録媒体からの距離を画像形成面のインク層の厚みに応じて調整する。
上記の実施形態では、いずれも記録媒体上に直接インクを付与して画像を形成、定着する直接描画方式を例にとって説明した。しかしこれに限らず本発明はいったん転写体上にインクを付与してインク像を形成し、そのインク像を記録媒体へ転写する転写型のインクジェット記録方法及び記録装置にも適用することができる。その場合は、転写型のインクジェット記録方法や記録装置に必要な公知の工程や部材を配置することができる。
また上記の実施形態では、ドラム式の搬送手段とローラ式の定着手段を用いて、可撓性のある記録媒体をドラム表面に密着させた状態で各工程を実行する形態を説明した。しかし記録媒体の種類、搬送手段、定着手段はこのようなドラム形態に限られない。例えば、不撓性の金属板やプラスチックプレート等の記録媒体に画像を形成することができる。この場合、例えばベルト状の平坦な面を有する搬送手段と定着手段を用い、搬送手段で記録媒体を繰り返し往復させて反応液付与工程、インク付与工程、定着工程を行うように構成してもよい。
2 記録ヘッド(インク付与工程を実行する手段、ブラック)
3 記録ヘッド(インク付与工程を実行する手段、イエロー)
4 記録ヘッド(インク付与工程を実行する手段、マゼンタ)
5 記録ヘッド(インク付与工程を実行する手段、シアン)
6 記録ヘッド(インク付与工程を実行する手段、クリアインク)
7 搬送ドラム(搬送手段)
8 渡し胴(搬送手段)
9 定着ローラ(定着手段、定着工程を実行する手段)
10 渡し胴(搬送手段)
11 乾燥機
12 受け渡し部
13 受け渡し部
14 渡し胴(搬送手段)
15 渡し胴(搬送手段)
16 渡し胴(搬送手段)
20 記録媒体
31 記録データ生成部
32 操作制御部(タイミング決定手段、画像形成条件決定部)
33 プリンタ制御部
34 記録媒体搬送制御部
35 インクジェットデバイス
Claims (12)
- 記録媒体にインクと混合することにより増粘または凝集する反応液を付与する反応液付与工程と、
前記記録媒体に前記インクを付与するインク付与工程と、
前記記録媒体の画像形成面を定着手段により少なくとも加熱して定着する定着工程と、
を含むインクジェット記録方法において、
前記反応液付与工程、前記インク付与工程及び前記定着工程のうちの少なくとも1つの工程を実行するサイクルを複数回実施することにより1つの画像を形成し、
前記インク付与工程を前記複数回の各サイクルに実行し、
前記複数回のサイクルは、前記定着工程を実行するサイクルと実行しないサイクルとを含み、前記定着工程を実行するサイクルは少なくとも未定着領域全ての定着が可能なタイミングで実施され、
前記反応液付与工程は、最初のサイクルと、前記定着工程を実行したサイクルの次のサイクルにおいて、前記インク付与工程の前に実行することを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記定着工程を実行するサイクルでは、前記記録媒体に対して相対的に移動可能である前記定着手段を前記記録媒体に当接させる位置に移動させ、前記定着工程を実行しないサイクルでは、前記定着手段を前記記録媒体に当接しない位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記定着工程を実行するサイクルでは、前記定着工程を行う領域である定着エリアを通過する経路で前記記録媒体を搬送し、前記定着工程を実行しないサイクルでは、前記定着エリアを通過しない経路で前記記録媒体を搬送することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記定着手段は定着ローラであり、複数回の前記定着工程において、前記定着ローラの表面と前記記録媒体に形成されるインク層の表面との配置関係が一定となるように前記定着ローラを移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 形成する前記画像の画像データから必要なインク層の厚み情報と色情報を取得する工程と、前記取得した厚み情報と色情報から、必要なサイクル数とサイクル毎のインク層厚みを決定する工程を更に含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記定着工程は、最初のサイクルから又は前回の定着工程の実行されるサイクルから、所定のサイクル数毎に実行される、請求項5に記載のインクジェット記録方法。
- 前記定着工程は、最初のサイクルから又は前回の定着工程の実行されるサイクルから、前記サイクル毎のインク付与量から決定されるインク層の厚みの積算値が一定値を越えないサイクルで実行される、請求項5に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクは樹脂粒子を含む固形分を水性媒体に分散させた水性インクであり、前記記録媒体は難吸水性又は非吸水性の記録媒体である請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク付与工程は、複数の領域に分割された前記画像の該領域毎に該インク付与工程の実行回数を異ならせる請求項1〜8のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 記録媒体に反応液を付与する反応液付与工程を実行する手段と、
前記記録媒体にインクを付与するインク付与工程を実行する手段と、
前記記録媒体の画像形成面を定着する定着工程を実行する手段と、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
を備えるインクジェット記録装置において、
前記反応液付与工程、前記インク付与工程及び前記定着工程の実行タイミングを決定するタイミング決定手段を備え、
該タイミング決定手段は、
1つの画像を形成するまでの前記定着工程の実行回数が前記インク付与工程の実行回数よりも少なく、かつ前記定着工程は少なくとも未定着領域全ての定着が可能であるように、前記インク付与工程と前記定着工程の実行タイミングを決定し、
画像形成の開始直後と前記定着工程の直後とを、前記反応液付与工程の実行タイミングと決定することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記定着工程を実行する手段は、前記記録媒体に当接する位置と、前記記録媒体に当接しない位置との間で移動可能である請求項10に記載のインクジェット記録装置。
- 前記搬送手段は、画像の形成を行う領域である印字エリアと画像形成面の定着を行う領域である定着エリアとを前記記録媒体が通過する第1記録媒体搬送経路と、前記定着エリアは通過せず前記印字エリアだけを前記記録媒体が通過する第2記録媒体搬送経路と、を有する請求項10に記載のインクジェット記録装置。
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JP2017223652A JP6980495B2 (ja) | 2017-11-21 | 2017-11-21 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
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JP2017223652A JP6980495B2 (ja) | 2017-11-21 | 2017-11-21 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
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ID=66970629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017223652A Active JP6980495B2 (ja) | 2017-11-21 | 2017-11-21 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
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