JP6980189B2 - 清酒の苦味を低減する添加剤、清酒の製造方法、清酒の苦味低減方法、および苦味が抑えられた清酒 - Google Patents
清酒の苦味を低減する添加剤、清酒の製造方法、清酒の苦味低減方法、および苦味が抑えられた清酒 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6980189B2 JP6980189B2 JP2017192589A JP2017192589A JP6980189B2 JP 6980189 B2 JP6980189 B2 JP 6980189B2 JP 2017192589 A JP2017192589 A JP 2017192589A JP 2017192589 A JP2017192589 A JP 2017192589A JP 6980189 B2 JP6980189 B2 JP 6980189B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sake
- lactic acid
- bitterness
- rice
- aspergillus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
前記の風味の中で、苦味や渋味は、一般に、不快味とされており(特許文献1の段落[0004])、清酒の分野において、苦味、渋味成分としては、チロソール、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、ロイシン、イソロイシン、チロシン、コハク酸、乳酸、プロリルロイシン等があることが知られている(非特許文献1)。
[1]清酒の醪を作製するための初添、仲添又は留添のいずれかの仕込みの段階で添加するための清酒の苦味低減用添加剤であって、甘酒中で麹菌と乳酸菌とを培養させた麹菌および乳酸菌の培養物を主成分として含有してなり、かつ、フェノール濃度が750μM以上であり、前記乳酸菌がラクトバチルス サケイ(Lactobacillus sakei)である清酒の苦味低減用添加剤、
[2]麹菌を含む甘酒と乳酸菌であるラクトバチルス サケイ(Lactobacillus sakei)とを混合し、フェノール濃度が750μM以上になるまで麹菌および乳酸菌とを培養させた培養物を作製する工程、ならびに
前記培養物を、米麹、酒母、蒸米および水とともに、初添、仲添又は留添のいずれかの仕込みの段階で仕込んで醪を作製する工程
を含む、清酒の製造方法、
[3]前記清酒中のγ−アミノ酪酸濃度が60mg/mL以下である前記[2]に記載の清酒の製造方法、
[4]清酒の製造工程において、
麹菌を含む甘酒と乳酸菌であるラクトバチルス サケイ(Lactobacillus sakei)とを混合し、フェノール濃度が750μM以上になるまで麹菌および乳酸菌とを培養させた培養物を作製する工程、ならびに
前記培養物を、米麹、酒母、蒸米および水とともに、初添、仲添又は留添のいずれかの仕込みの段階で仕込んで醪を作製する工程
を含む、清酒の苦味低減方法、
に関する。
また、本発明で得られる清酒は、前記苦味低減用添加剤を用いずに清酒を製造した場合と比べると、高級酒に分類される吟醸酒様の香りを伴ったフルーティーな風味を有する、飲みやすい清酒となるという効果が奏される。
本発明の清酒の苦味低減用添加剤(以下、本発明の添加剤という)は、甘酒中で麹菌と乳酸菌とを培養させた麹菌および乳酸菌の培養物を主成分として含有してなり、かつ、フェノール濃度が750μM以上であることを特徴とする。
また、清酒の種類としては、吟醸酒、純米酒、本醸造酒などの特定名称酒、これらの特定名称酒として区分されない普通酒、生酒、生貯蔵酒、生一本、樽酒などが含まれる。
なお、前記米飯としては、炊いた米やかゆ状のものなどが好ましく用いられる。
また、前記酒粕は、清酒等の醪を圧搾した後に残る固形物であり、種類については特に限定はなく、例えば、市販品等を使用すればよい。
また、麹菌としては、市販の清酒用種麹を使用してもよい。例えば、株式会社ビオック製「黒版もやし」、株式会社菱六製「菱六モヤシ」、日本醸造工業株式会社製「丸福もやし」、株式会社樋口松之助商店製「ヒグチモヤシ」などが挙げられるが、特に限定はない。
麹菌の接種量は特に限定はなく、培養条件下で用いる菌株の増殖速度を考慮して適宜選択すればよい。
また、乳酸菌としては、市販の清酒用乳酸菌を使用してもよい。乳酸菌の接種量は特に限定はなく、培養条件下で用いる菌株の増殖速度を考慮して適宜選択すればよい。
前記麹菌および前記乳酸菌の培養物とは、例えば、麹菌を用いて作製した甘酒と乳酸菌とを混合し、培養した培養物、甘酒に麹菌および乳酸菌を混合して培養した培養物、これらの培養物に水を添加した液状物などが挙げられる。
例えば、甘酒の製造において麹菌を含む甘酒をまず作製し、これに乳酸菌を添加して、所定の温度・時間で撹拌、振とう、静置などをしながら麹菌および乳酸菌を培養してもよい。培養麹菌および乳酸菌の培養物を作製するための培養温度としては、麹菌および乳酸菌が死滅しない温度条件であればよいが、例えば、麹菌の一般的な生育温度は25〜30℃、乳酸菌の一般的な生育温度は15〜37℃であることから、前記所定のフェノール濃度にまで、麹菌および乳酸菌の両方を効率よく培養する観点から、15〜37℃であればよい。
本発明において、フェノールは甘酒中で培養されている麹菌から産生される成分であると考えられ、フェノール濃度が750μM以上に調整されていることは、甘酒中の麹菌の状態が本発明の効果を得るために必要な培養状態になっていることを示す。
前記のように培養物のフェノール濃度が750μM以上になるまで培養を行うことで、本発明の添加剤中のフェノール濃度も750μM以上に調整することができる。
前記フェノール濃度の上限値については、特に限定はない。
なお、前記フェノール濃度が750μM未満である場合、麹菌の培養が十分とはいえず、清酒の苦味低減作用も十分とならないおそれがある。
前記フェノール濃度の測定方法としては、フェノール測定用キット「フェノール−テストワコー」(和光純薬工業(株))を用いて行うことができる。
例えば、後述の実施例に記載のように、乳酸菌を接種する前の麹菌を含む甘酒中のフェノール濃度は、400μM程度であり、この甘酒に乳酸菌を接種して24時間培養することで、フェノール濃度を850μM以上に増加させることができる。
本発明の添加剤において、L−乳酸、D−乳酸などの乳酸は、甘酒中で培養された乳酸菌から主に産生される成分であると考えられ、L−乳酸およびD−乳酸の合計濃度が35μM以上に調整されていることは、甘酒中の乳酸菌の状態が本発明の効果を得るために必要な培養状態になっていることを示す。
前記のように培養物の乳酸濃度が35μM以上になるまで培養を行うことで、本発明の添加剤中の乳酸濃度も35μM以上に調整することができる。
前記乳酸濃度の上限値については、特に限定はない。
前記フェノール濃度を調整するための培養時間については、甘酒中における麹菌、乳酸菌の量および甘酒の組成によって、一概に限定できない。
例えば、後述の実施例の場合、乳酸菌を接種する前の麹菌を含む甘酒中の乳酸濃度は、8μM程度であり、この甘酒に乳酸菌を接種して24時間培養することで、乳酸濃度が35μM以上に増加させることができる。
前記乳酸濃度の測定方法としては、乳酸測定用キット「F−キットD−乳酸/L−乳酸(J.K.インターナショナル製)を用いて行うことができる。
本発明の添加剤を固形物または乾燥物である場合、この固形物または乾燥物に水に添加した液状物中のフェノール濃度が750μM以上であればよい。
前記任意成分の含有量は、本発明の効果に影響を与えない程度であればよく、特に限定はない。
本発明の清酒の製造方法(以下、本発明の製造方法)は、
麹菌を含む甘酒と乳酸菌とを混合し、フェノール濃度が750μM以上になるまで麹菌および乳酸菌とを培養させた培養物を作製する工程(以下、添加剤作製工程)、ならびに
前記培養物を、米麹、酒母、蒸米および水とともに仕込んで醪を作製する工程(以下、醪作製工程)
を含むことを特徴とする。
すなわち、玄米を精米し(精米)、前記精米した白米を洗う洗米して蒸し(蒸米)、前記蒸米に麹菌を植菌して米麹を作製し(製麹)、前記蒸米に酵母や必要に応じて乳酸を添加して酒母を作製し(酒母)、前記米麹、酒母、蒸米および水を仕込んで醪を作製し(仕込み)、得られた醪を上槽して清酒と酒粕とを分けることで(上槽)、清酒を製造することができる。
本発明の製造方法では、前記添加剤作製工程で別途作製した本発明の添加剤を、前記仕込みの工程において、前記添加剤を米麹、酒母、蒸米および水とともに仕込むことを特徴とする。
以下、本発明の製造方法の特徴である前記添加剤作製工程および前記醪作製工程について説明する。
本工程で用いる麹菌を含む甘酒および乳酸菌については、前記の本発明の添加剤で使用されるものと同じである。
前記麹菌を含む甘酒と前記乳酸菌とを混合する手法としては、麹菌を含む甘酒に乳酸菌を接種して混合してもよいし、乳酸菌は別途培養した状態の物でもよいし、特に限定はない。
例えば、甘酒の製造において麹菌を含む甘酒を撹拌しながら、これに乳酸菌を添加して、撹拌を続ける方法で培養してもよい。
培養条件としては、15〜37℃で24〜72時間程度であればよいが、培養方法や培養のスケールに応じて調整すればよく、特に限定はない。
前記培養物の固形物または乾燥物を醪作製工程で使用する場合には、前記培養物の固形物または乾燥物を水と混合した液状物として使用すればよい。
前記米麹は、公知の製麹の手法で作製されたものであればよく、特に限定はない。
ただし、前記培養物を仕込むタイミングが早いほど、清酒の苦味の低減効果が得られやすいという利点がある。
前記原酒は、アルコール度数が18〜19%前後のものであればよい。
本発明の製造方法で得られる清酒は、苦味が抑えられた清酒となっており、
苦味アミノ酸であるL−チロシンの濃度と乳酸との濃度の比率(L−チロシン濃度/(L−乳酸濃度 + D−乳酸濃度))が60以下であり、L−チロシンとフェノールとの濃度の比率(L−チロシン濃度/フェノール濃度)が1.5以下に調整されている。
例えば、前記L−チロシン濃度/(L−乳酸濃度 + D−乳酸濃度)が60を超えていたり、L−チロシン濃度/フェノール濃度が1.5を超えていたりすると、清酒における苦味が感じられるようになる。
前記L−チロシン濃度の測定方法としては、各分析試料を水で希釈後、含有アミノ酸をo-フタルアルデヒド(OPA)とN−アセチル−L−システイン(NAC)と反応させ、蛍光キラル誘導体にして高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて行うことができる。
前記γ−アミノ酪酸濃度の測定方法としては、各分析試料を水で希釈後、含有アミノ酸をo-フタルアルデヒド(OPA)とN−アセチル−L−システイン(NAC)と反応させ、蛍光キラル誘導体にして高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて行うことができる。
本発明の清酒の苦味低減方法(本発明の苦味低減方法)は、
清酒の製造工程において、
麹菌を含む甘酒と乳酸菌とを混合し、フェノール濃度が750μM以上になるまで麹菌および乳酸菌とを培養させた培養物を作製する工程(以下、添加剤作製工程)、ならびに
前記培養物を、米麹、酒母、蒸米および水とともに仕込んで醪を作製する工程(以下、醪作製工程)
を含むことを特徴とする。
本発明の苦味低減方法を用いることにより、清酒の苦味を低減することができる。
苦味が低減することは、後述の実施例に記載するように、本発明の添加剤を使用せずに醪を作製し、これを上槽して得られる清酒の風味と比較することで判別できる。
なお、本発明の苦味低減方法は、前記の本発明の清酒製造方法と特徴となる工程が同じであるため、説明を省略する。
以下の手順で清酒の苦味低減用添加剤を作製した。
公知の手法に準じて、原料米である玄米(品種:山田錦)を精米し(精米歩合:72%)、前記精米した白米を洗う洗米して蒸して蒸米を得た。次いで、前記蒸米に麹菌を植菌し、静置状態で55〜60℃で6時間、糖化を行い、甘酒を作製した。
前記甘酒に乳酸菌を添加し、28〜30℃で24時間撹拌しながら、甘酒中で麹菌と乳酸菌との培養を行った。
フェノール濃度は、フェノール測定用キット「フェノール−テストワコー」(和光純薬工業(株))を用いて行った。
乳酸濃度は、L−乳酸およびD−乳酸の合計量を、乳酸測定用キット「F−キットD−乳酸/L−乳酸(J.K.インターナショナル製)を用いて行った。
使用した甘酒の段階(段階1)、甘酒に乳酸菌を植菌した段階(段階2)、甘酒中で麹菌と乳酸菌とを24時間培養した培養物の段階(段階3)における前記フェノール濃度および乳酸濃度を表1に示す。
表1に示す仕込配合で酒母(もと)、初添、仲添、及び留添の仕込を行い、9〜16℃で約20日撹拌して醪を作製し、得られた醪を上槽して清酒の原酒を得た後、火入れをして清酒Aを得た。
なお、各仕込みの段階における温度、時間の設定、上槽、火入れ、貯蔵については常法に従って行った。
また、原料米である玄米(品種名「あけぼの」)を精米し(精米歩合:72%)、前記精米した白米を洗う洗米し蒸して蒸米を得た。
米麹に使用した麹菌としては、純米酒用麹菌「黒版もやし」を使用した。
また、酒母は、蒸米、米麹、水に加えて、酵母、乳酸を添加してもと立てをし、中温速醸8日で仕上げをした速醸系酒母を用いた。
株式会社三光正宗製の山廃純米酒(原料米「雄町」)を用意した(清酒B)。
原料米に玄米(品種「山田錦」)を用い、初添2日目に実施例1で得られた清酒の苦味低減用添加剤を添加した以外は、比較例1と同様にして清酒Cを得た(アルコール度数:約18.5%)。表2に、清酒Cの仕込配合を示す。
実施例2において、清酒Cを製造するまでの段階1〜3:
段階1:甘酒、
段階2:甘酒に乳酸菌を植菌した段階
段階3:甘酒中で麹菌と乳酸菌とを24時間培養した培養物
に加えて、下記段階4〜8:
段階4:酒母
段階5:酒母、蒸米、米麹、水および添加剤の混合物
段階6:醪
段階7:原酒
段階8:火入れ後に貯蔵した清酒
におけるフェノール濃度、乳酸濃度およびL−チロシン濃度を測定した。
次いで、各さらにL−チロシン濃度/(L−乳酸濃度 + D−乳酸濃度)、L−チロシン濃度/フェノール濃度の比率を算出した。
また、比較例1の清酒A、比較例2の清酒Bについても、上記指標を測定して、算出した。以上のようにして得られた各段階の結果を表3に示す。
また、比較例1の清酒A、比較例2の清酒Bおよび実施例2の清酒Cについて、国税局で清酒の鑑定評議を行っているパネラー1名により、吟醸香の有無を調べる官能試験を行い、「○」:有り、「×」:無しの2段階で評価した。これらの結果を表3に示す。
実施例2の清酒Cは、比較例1の清酒A、比較例2の清酒Bでは感じられない、おだやかで落ち着いた吟醸酒様の香りを伴ったフルーティーな風味を感じることができ、しかもさわやかで飲みやすい清酒であった。
また、実施例1で得られた添加剤を用いることで製造した実施例2の清酒Cは、吟醸作りを行っていないのにも関わらず、吟醸酒様の香りを伴っていた点で、実施例1で得られた添加剤により、従来の清酒製造では得られなかった意外で、顕著な効果が奏されていると考える。
Claims (4)
- 清酒の醪を作製するための初添、仲添又は留添のいずれかの仕込みの段階で添加するための清酒の苦味低減用添加剤であって、
甘酒中で麹菌と乳酸菌とを培養させた麹菌および乳酸菌の培養物を主成分として含有してなり、かつ、フェノール濃度が750μM以上であり、
前記乳酸菌がラクトバチルス サケイ(Lactobacillus sakei)である清酒の苦味低減用添加剤。 - 麹菌を含む甘酒と乳酸菌であるラクトバチルス サケイ(Lactobacillus sakei)とを混合し、フェノール濃度が750μM以上になるまで麹菌および乳酸菌とを培養させた培養物を作製する工程、ならびに
前記培養物を、米麹、酒母、蒸米および水とともに、初添、仲添又は留添のいずれかの仕込みの段階で仕込んで醪を作製する工程
を含む、清酒の製造方法。 - 前記清酒中のγ−アミノ酪酸濃度が60mg/mL以下である請求項2に記載の清酒の製造方法。
- 清酒の製造工程において、
麹菌を含む甘酒と乳酸菌とを混合し、フェノール濃度が750μM以上になるまで麹菌および乳酸菌であるラクトバチルス サケイ(Lactobacillus sakei)とを培養させた培養物を作製する工程、ならびに
前記培養物を、米麹、酒母、蒸米および水とともに、初添、仲添又は留添のいずれかの仕込みの段階で仕込んで醪を作製する工程
を含む、清酒の苦味低減方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017192589A JP6980189B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 清酒の苦味を低減する添加剤、清酒の製造方法、清酒の苦味低減方法、および苦味が抑えられた清酒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017192589A JP6980189B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 清酒の苦味を低減する添加剤、清酒の製造方法、清酒の苦味低減方法、および苦味が抑えられた清酒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019062821A JP2019062821A (ja) | 2019-04-25 |
JP6980189B2 true JP6980189B2 (ja) | 2021-12-15 |
Family
ID=66336969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017192589A Active JP6980189B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 清酒の苦味を低減する添加剤、清酒の製造方法、清酒の苦味低減方法、および苦味が抑えられた清酒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6980189B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57163481A (en) * | 1981-04-02 | 1982-10-07 | Toubishi Syuzo Kk | Preparation of sake with low concentration refined |
JPH0783706B2 (ja) * | 1986-10-14 | 1995-09-13 | 武田薬品工業株式会社 | 酒類の品質改良法 |
JPH05137558A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-01 | Fukumitsuya:Kk | 健康食品清酒様飲料とその製造方法 |
JP4325834B2 (ja) * | 2001-09-26 | 2009-09-02 | 宝ホールディングス株式会社 | アルコール含有飲料及びその製造方法 |
JP4190191B2 (ja) * | 2002-02-26 | 2008-12-03 | 宝ホールディングス株式会社 | 清酒の製造方法 |
-
2017
- 2017-10-02 JP JP2017192589A patent/JP6980189B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019062821A (ja) | 2019-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Jin et al. | Profiling the key metabolites produced during the modern brewing process of Chinese rice wine | |
JP2009521243A (ja) | コチュジャン発酵物、醸造醤油原液、または酸分解醤油原液を含有する培地組成物、及びγ−アミノブチル酸の生産方法 | |
JP6669708B2 (ja) | 飲料用風味改善剤 | |
CN109370927A (zh) | 假丝酵母菌fw922-1及其应用 | |
JP2009153506A (ja) | 蒸留酒の製造方法 | |
KR101402031B1 (ko) | 락토바실러스 플랜타룸 k154를 이용한 gaba 증진 발효 식물 추출물 제조방법 | |
WO2012033229A1 (ja) | 焼酎の製造方法 | |
JP2020188753A (ja) | 飲料用風味改善剤 | |
CN113621525B (zh) | 米曲霉za256及其应用 | |
JP2010227055A (ja) | 風味の優れた食酢の製造方法ならびにそれにより製造される食酢および食酢含有飲食品 | |
CN109234199A (zh) | 一种含有白酒发酵过程原料的己酸菌培养基及其应用 | |
CN105925494A (zh) | 陈酿用复合微生物菌群制剂及其制备方法、制备陈酿酒的方法及由该方法制得的酒 | |
JP4587368B2 (ja) | 抗アレルギー機能を有する乳酸菌入り発酵麦芽飲料又は麦芽代替発酵飲料、及びその製造方法 | |
JP6980189B2 (ja) | 清酒の苦味を低減する添加剤、清酒の製造方法、清酒の苦味低減方法、および苦味が抑えられた清酒 | |
JP4900746B2 (ja) | 香気成分高生産性酵母 | |
KR20080082945A (ko) | 흑마늘 발효물의 제조방법 및 그 조성물 | |
JP2020025506A (ja) | 新規乳酸菌、及びそれを用いた醤油の製造方法 | |
JP2012191937A (ja) | アルコール飲料の製造方法 | |
JP6949339B1 (ja) | 特定の香気成分を含有する食品およびその製造方法 | |
KR101407231B1 (ko) | 락토바실러스 헬베티커스 rmk85를 이용한 gaba 증진 발효 식물 추출물 제조방법 | |
JP2004024248A (ja) | 本醸造淡色醤油及びその製法 | |
Yao et al. | Growth capacity of Bacillus potential starter strains isolated from cocoa beans fermentation under culture stress conditions | |
JP2012183030A (ja) | 醸造酢の製造方法及び醸造酢 | |
JP2826989B2 (ja) | 大豆酢 | |
JP5728700B2 (ja) | Mlf発酵を併用した新味覚の清酒の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6980189 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |