JP6978279B2 - 建築用シートシャッター装置 - Google Patents

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本発明は、建築物の出入り口等の開口部に建て付けられる建築用シートシャッター装置の技術分野に関するものである。
今日、ビル等の建築物に設けられる出入口等の開口部のなかには、該開口部の開閉をするためシャッターカーテンが設けられた建築用のシャッター装置を建て付けることがあるが、このような開口部のなかには、例えば工場や倉庫等の開口部のように人や車両等の通過物が頻繁に出入りを繰り返す場合がある。このような場合、頻繁な出入りに際して迅速なシャッターカーテンの開閉作動を行うことが要求され、このためシャッター装置として、シャッターカーテンをシート式にして高速での開閉作動ができるようにしたものを建て付けることが提唱される。そしてこのようなシート式のシャッターカーテンにおいては、シャッターカーテン自体の強度を確保するため、シャッターカーテンに、左右方向に長い棒状の骨材を上下方向に適宜間隔を存して設け、該骨材の左右方向外端部を、開口部に設けた左右ガイドレールに内嵌してシャッターカーテンの上下昇降移動(開閉移動)をするようにしたものがある。
このようなものにおいて、ガイドレールに昇降移動されるものが、例えばベアリング(軸受)を介して回転自在に構成されるローラ部である場合、長期の使用によりベアリングが摩耗する等してローラ部の円滑な回転が阻害されることがあり、このような場合には、ローラ部を交換する等のメンテナンス作業が要求されることになる。
そこで前記骨材を、シャッターカーテンのカーテン面に設けられる左右方向に長い本体部と、ガイドレールに内嵌する状態で本体部に着脱自在に設けられるローラ部とで構成し、使用によりベアリングが摩耗したような場合に、ローラ部を本体部から取り外して新しいものに交換する等して簡便的なメンテナンスができるようにしたものが提唱されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2007−297810号公報
ところが前記従来のものは、ローラ部を、ガイドレールに内嵌した状態で本体部から取外すものであるため、ローラ部を本体部から外したとき、該ローラ部を手で把持する等の支持を怠ると本体部から脱落することになり、この場合に、ローラ部材が低い位置にあるときには殆ど問題にならないが、これが高い位置に設けられたものである場合、前記脱落したローラ部材が、ガイドレール内に深く侵入したり、下側のローラ部材等の部品に絡み合ったりして取出しづらくなってしまう惧れがあって作業性に劣るという問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、躯体開口部に設けた左右のガイドレールに、シート式のシャッターカーテンに設けられる骨材の左右両端部を昇降案内させることで開口部の開閉を行うように構成した建築用シートシャッター装置において、前記骨材を、シャッターカーテンに設けられる左右方向に長い本体部と、前記ガイドレールに内嵌して昇降案内されるよう前記本体部に設けられるガイド部とを備えて構成するにあたり、前記ガイド部は、ガイドレールに内嵌して該ガイドレールに昇降案内される作用姿勢と、該作用姿勢から左右方向内側に移動してガイドレールから抜け出る非作用姿勢とに変姿可能な状態で本体部に設けられるものであって、該本体部に設けられるホルダ部と、該ホルダ部に左右方向出没自在に嵌入移動する棒状部と、前記作用姿勢と前記非作用姿勢とに移動するよう棒状部に設けられるローラ部とを備えて構成されていることを特徴とする建築用シートシャッター装置である
請求項2の発明は、棒状部は、ローラ部が作用姿勢の状態でホルダ部に対して止着具を介して着脱自在に止着されることを特徴とする請求項記載の建築用シートシャッター装置である。
請求項の発明は、本体部は、シャッターカーテンのカーテン面に形成の筒状部に内嵌する状態で設けられ、止着具は、筒状部、本体部、ホルダ部並びに作用姿勢の棒状部を一体的に止着するものであることを特徴とする請求項記載の建築用シートシャッター装置である。
請求項の発明は、棒状部には、止着具の先端部が嵌入することで棒状部の左右方向の移動規制をするための溝部が形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の建築用シートシャッター装置である。
請求項の発明は、止着具は、筒状部の外周面に当てがわれる当て板を共に止着することを特徴とする請求項記載の建築用シートシャッター装置である。
請求項の発明は、止着具は、ガイドレールに内嵌しない位置で止着するものであることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1記載の建築用シートシャッター装置である。
請求項1の発明とすることにより、ガイド部を、非作用姿勢にすることでガイドレールから抜け出たものにできることになって、該ガイド部をガイドレール外で交換する等のメンテナンス作業ができ、作業性の向上が図れることになる。
しかも、ガイド部の本体部に対する移動機構の簡略化が図れる。
また、ガイド部を、ホルダ部、棒状部、ローラ部とを用いて簡便に構成することができる。
請求項の発明とすることにより、棒状部のホルダ部に対する着脱自在な止着が簡単になる。
請求項の発明とすることにより、止着具が、筒状部、本体部、ホルダ部、そして棒状部の四者を同時的に止着することになって、メンテナンス時の作業性が向上する。
請求項の発明とすることにより、ホルダ部に止着された棒状部の移動規制の構造が簡単になる。
請求項の発明とすることにより、筒状部の外周面に当て板が当てがわれることになって、筒状部の保護が図れると共に、止着具による止着がより確実になる。
請求項の発明とすることにより、止着具の着脱作業が容易になりメンテナンス性が向上する。
建築用シートシャッター装置の正面図である。 建築用シャッター装置の側面断面図である。 建築用シャッター装置の横断面底面図である。 (A)(B)はローラ部を本体部から外すための前半工程を示す横断面底面図である。 (A)(B)はローラ部を本体部から外すための後半工程を示す横断面底面図である。 (A)(B)はシャッターカーテンのボトム用筒状部部位の部分正面図、ボトム用骨材の正面図である。 (A)(B)(C)(D)は骨材のガイド部部位の正面図、底面図、縦断面正面図、縦断面側面図である。 (A)(B)(C)は棒状部の正面図、ガイド部の底面図、ホルダ部の底面図である。 (A)(B)(C)(D)はホルダ部の左側面図、右側面図、縦断面側面図、斜視図である。 (A)(B)(C)はホルダ部の底面図、縦断面正面図、横断面平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建築用のシートシャッター装置を構成するシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、可撓性を有したシート材で形成され、上端部がシャッターケース2に内装される巻取りシャフト3に連結されており、例えば図示しない開閉機の回転駆動に伴う巻取りシャフト3の正逆回転によりシャッターカーテン1の巻出し、巻取りがなされ、これによって躯体開口部の開閉がなされるようになっている。
また、4は開口部の左右両側に設けられるガイドレールであって、該ガイドレール4に設けたガイド溝4aに、後述するようにシャッターカーテン1の左右両端部に設けたローラ部13が嵌入しており、そして前記シャッターカーテン1の開閉作動を、シャッターカーテン1の後述するローラ部13がガイドレール4に昇降案内されることで実行するようになっていること等は何れも従来通りである。
尚、本実施の形態では、シャッターケース2の水平状の天板2aの上側に、ケース先端側が低くなるよう傾斜した(勾配がある)傾斜板2bが設けられ、これによって天板2a上に埃等のごみ類が沈着するのを防止すると共に、傾斜板2bに傾斜があることでごみ類が溜まりづらくし、また傾斜板2bにごみ類が付着したとして、該付着したごみ類の発見がしやすいうえ、付着したごみ類の掃除による除去が容易にできるようになっていて衛生面等での配慮がなされている。
前記シャッターカーテン1は、左右両端縁部1cが左右ガイド溝4aの溝奥端には至らない状態で該ガイド溝4aに内嵌するよう左右幅(カーテン幅)が設定されているが、該シャッターカーテン1におけるカーテン面の上下方向中間部には、開口部の出入り方向一側方(例えば屋外側)に突出(膨出)する状態で左右方向に長い筒状部(袋状部)1aが上下方向に適宜間隔を存して複数形成されている(複数に限定されず、一つ(単数)であってもよい。)が、該筒状部1aは、その左右両端縁1dがガイド溝4aには嵌入しない状態、つまりガイドレール4に対して左右方向内側に位置する状態で設けられ、またシャッターカーテン1の最下端には、ボトム用の筒状部1bが形成されている。
まず、ボトム用骨材6について説明するが、該ボトム用骨材6は、ボトム用筒状部1bに嵌入する筒状の緩衝材12に内嵌し、当て板6aが設けられる状態でビス6bを介して固定される筒状のボトム用本体部6cと、該ボトム用本体部6cの左右方向端縁から嵌入され、ビス6dを介して固定されるホルダ6eと、該ホルダ6eから突出する支持杆6fに外嵌してビス6gを介して固定される軸体6hと、該軸体6hの先端部に図示しない軸受を介して回転自在に軸支されるローラ6iとを備えて構成され、ビス6gの着脱をすることでローラ6iが軸体6hと共に支持杆6fから着脱できる構成になっている。
そして本実施の形態では、ボトム用筒状部1bに設けられるボトム用骨材6を除き、上記上下方向中間部に形成の筒状部1aに設けられる骨材7に本発明が実施されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ボトム用筒状部1bにも本発明を実施してよく、またボトム用骨材6だけでなく、その上側の任意の骨材(単数、複数を含む)についてもボトム用骨材6と同様の着脱構成にしてもよいことは言うまでもない。
一方、本実施の形態において、前記ボトム用骨材6以外の骨材7は次のように構成されている。該骨材7は、筒状部1aに嵌入していてシャッターカーテン1の補強部材になる左右方向に長い筒状の本体部8を備えて構成されるが、該本体部8は、左右両端部8aが前記筒状部1aの左右両端部1dと一致する長さに設定されている。そして本体部8の左右両端部8aには、ガイド部9の構成部材の一つであるホルダ部10が嵌入組み込みされるが、該ホルダ部10は、ホルダ本体部10aと、該ホルダ本体部10aの左右方向一端に形成される大径板状のフランジ部10bとを備えて一体形成されている。前記ホルダ本体部10aは、内外周とも大径部(山部)10cと小径部(谷部)10dとが周回り方向に交互に連続するようスプライン溝状に形成されているが、そのうちの一対の大径部10c(本実施の形態では互いに対向する一対であるが、任意に選択される一対で良い。)の外周には、半円状溝10eとV状溝10fとがそれぞれ形成されている。さらにV状溝10fが形成された大径部10cにはV状溝10fに位置決めされる状態でビス孔10gが穿設されていると共に、フランジ部10bの外面には前記V状溝10fに位置合わせする状態の溝部10hが形成されている。そしてホルダ部10は、フランジ部10bが本体部8の左右方向外端に当接し、かつ溝部10hが下側に位置する状態で本体部8に嵌入することで該本体部8に対して左右方向および周回り方向の位置決めがなされる状態で組込まれる設定になっている。
11はガイド部9の構成部材の一つである左右方向に長い棒状部であって、該棒状部11は、前記ホルダ部10に左右方向出没自在に内嵌する基端部11aと、ホルダ部10から左右方向外方に突出する外端部11bとを備えて構成されるが、基端部11aには、該基端部11aがホルダ部10に位置合わせ状(後述の作用姿勢)に嵌入(内嵌)したときに、前記ビス孔10gに位置合わせされる状態で溝部11cが周回り方向に形成されていると共に、ホルダ部10の左右方向内端10iから丁度突出した位置に位置合わせされるように係止溝11dが周回り方向に形成されている。そして棒状部11は、ホルダ部10に位置合わせ状に嵌入組み込みされた状態で、係止溝11dにC形をした止め具11eを無理嵌め状に係合組み込みすることで、該止め具11eがホルダ部10の左右方向内端10iに当接することになってホルダ部10に対し左右方向外方への抜止めがなされるが、左右方向内方への移動は自由にできる状態で組み込まれるようになっている。
一方、棒状部11の外端部11bには小径状の軸支部11fが形成され、該軸支部11fに、軸受(ベアリング)13aを介する状態でローラ部13が回転自在に設けられているが、該ローラ部13は、シャッターカーテン1の組み込み状態では、左右両端縁部1cよりも左右方向外方に位置する状態でガイド溝4aに内嵌して該ガイド溝4aに昇降案内されるよう設定されている。
前記骨材7は、前述したように本体部8とガイド部9とを用いて構成されるが、ガイド部9は、ローラ部13が外端部11bに設けられた棒状部11の基端部11aをホルダ部10のホルダ本体部10aに内嵌し、係止溝11dに止め具11eを係合組み込みした状態で現場搬入されることになるが、該搬入されたガイド部9の本体部8への組み込みは次のような手順例で実行されるようになっている。
まず、ホルダ部10のホルダ本体部10aを、フランジ部10bが本体部8の左右両端部8aに当接する状態になるよう筒状部1aに内嵌された本体部8に嵌入することになるが、このとき本体部8は、前記ビス孔10gに対応するべく形成されたビス孔8bが下側を向くよう筒状部1aにセットされており、これに対応するようホルダ部10は、ビス孔10gが下側を向くようホルダ本体部10aのセットがなされ、さらに棒状部11は、止め具11eがホルダ部10の左右方向内端10iに当接するようセットがなされる。
そしてこのようにセットがなされた状態で、当て板14を、該当て板14に設けたビス孔14aが前記ビス孔8b、10gに位置合わせされる状態で筒状部1aの外周面に当てがい、ビス(本発明の「止着具」に相当する。)15を、ビス孔14a、筒状部1a、ビス孔8b、10gに挿入し、ビス15の先端部が棒状部11の溝部11cに嵌入するよう螺入せしめることで、該ビス15による筒状部1a、本体部8、ホルダ部10並びに棒状部11を一体的に止着できるようになっている。
因みに本実施の形態では、樹脂製のホルダ本体部10aに形成のビス孔10gがビス15よりも小径になっており、これによってビス15は、ビス孔10gに強制螺入する状態で該ビス孔10gを貫通することになってビス15の螺入状態が維持され、そしてビス15の貫通した先端部が溝部11cに嵌入することになっていて、ホルダ本体部10aの左右移動を規制する構成になっているが、これに限定されるものでなく、ビス15の螺入による止着の構成としては、本体部8のビス孔8bに同様の構成を採用しても実施することができ、さらには、棒状部11にビス孔が形成されたものとして、ビス15の棒状部11への螺入による止着としても本発明を実施することができ、このような止着として通常知られた手段を採用できることは言うまでもない。
このように組み込み構成された骨材7において、例えば使用により軸受13aが摩耗する等してガイド部9を交換するメンテナンス作業を行う場合について次に説明する。前記ビス15の止着により、ガイド溝4aに内嵌する状態で組み付けられたローラ部13は、該ガイド溝4a(ガイドレール4)に昇降案内されてシャッターカーテン1の開閉作動をする作用姿勢になっているが、この作用姿勢のローラ部13を、ガイド溝4aから抜き出すことができる非作用姿勢に変姿するためには、まずビス15を抜き取り、これによってローラ部13を、棒状部11と共に左右方向移動自在(但し、止め具11eがホルダ部10の左右方向内端10iに当接する位置以上の棒状部11の左右方向外方への移動は規制される。)にする。
このようにビス15を抜き取った後、筒状部1aとガイド溝4a(ガイドレール4)の開口端縁(左右方向内端縁)とのあいだの間隙Sに露出する部位の棒状部4を指や適宜工具で挟んで左右方向内方に移動させ、ローラ部13を間隙Sに位置させる。これによりローラ部13はガイド溝4aから抜き出すことができ、そして該ガイド溝4aから抜き出した状態のローラ部13は、棒状部11、ホルダ部10と一体になったガイド部9として本体部8から抜き出すことができ、これにより新しいガイド部9を、前記とは逆作業をすることで本体部8に組み込みし、しかる後、ローラ部13を、ガイド溝4aに嵌入し、ビス15を介して止着することでガイド部9の交換作業を実施することができるようになっている。
叙述の如く構成された本実施の形態において、シート式のシャッターカーテン1は、該シャッターカーテン1に設けた骨材7の構成部材であるガイド部9のローラ部13がガイドレール4に内嵌して昇降案内されることで開口部の開閉作動を行うことになるが、例えば長期の使用により軸受13aが摩耗する等してローラ部13の円滑な回転が阻害されたような場合、ローラ部13を交換する等のメンテナンス作業が要求される。
そこでこの場合には、前述したように、ビス15を抜き取ることで棒状部11が左右方向移動自在となり、これによってガイドレール4に昇降案内される作用姿勢となったローラ部13を、棒状部11を左右方向内方に移動(スライド移動)させることでガイドレール4から抜き出た非作用姿勢に変姿することができる。そしてこのように非作用姿勢となったローラ部13は、シャッターカーテン1を開口部の出入り方向何れか一方に押しやる(または手前に引く)ことでガイドレール4から出入り方向に外れた位置に位置せしめることができ、このガイドレール4から外れた状態でガイド部9全体を本体部8から引き抜くことでガイド部9の取り外しができ、しかる後、新しいガイド部9を組み込むことでメンテナンス作業を完了できることになる。この結果、誤ってガイド部9がガイドレール4内に脱落してしまうような不具合を回避できることになって、メンテナンス性の改善が図れることになる。
しかもこの場合に、ガイド部材9の本体部8に対する作用姿勢と非作用姿勢とのあいだの変姿のための移動は、ガイド部材9の構成部材である棒状部11が本体部8に対して出没自在に嵌入することでなされるものであるため、移動構造の簡略化、コンパクト化が図れることになる。
そのうえこの場合のガイド部9は、本体部8に嵌入組み込みすることで設けられるホルダ部10と、該ホルダ部10に左右方向出没自在に嵌入移動する棒状部11と、ガイドレール4に内嵌して昇降案内される作用姿勢とガイドレール4から抜け出る非作用姿勢とに移動するよう棒状部11に設けられるローラ部13とを備えて構成されているため、ガイド部9自体の構造も簡略化できることになる。
しかも棒状部11は、ローラ部13が作用姿勢の状態でホルダ部10に対して止着具であるビス15を介して着脱自在に止着されるものであるから、ローラ部13は、棒状部11を介在しての止着にはなるが、確実な止着がなされる。
そしてこの場合に、本体部8は、シャッターカーテン1のカーテン面に形成の筒状部1aに内嵌する状態で設けられるものである一方、ビス15は、該筒状部1a、本体部8、ホルダ部10、並びに作用姿勢の棒状部11を一体的に止着するものであるため、ビス15が複数の部材を止着するための部材に兼用化されるうえ、ガイド部9の交換をする等のメンテナンス作業が、ビス15の着脱をすることで簡単に行えることになって、作業性が向上するという利点がある。
そしてこの場合に、棒状部11のビス15による止着は、該棒状部11に形成の溝部11cにビス15の先端部を嵌入することでなされるため、該棒状部11の止着作業が簡単でありながら、棒状部11の確実な左右方向の移動規制ができることになる。
またビス15は、筒状部1aの外周面に当て板14を当てがった状態で止着が行われるため、筒状部1aの破損防止ができながら、確実な止着がなされることになる。そしてビス15は、ガイドレール4に内嵌することがない位置、つまりガイドレール4の左右方向内端よりも左右方向内側位置で止着するものであるため、前記メンテナンス作業をする際のビス15の着脱作業が容易になってメンテナンス性が向上する。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、例えばガイド部9については、単に棒状部11をガイドレール4に昇降自在に内嵌させたものとして、ローラ部13が設けられないものとしても実施することができる。
本発明は、工場や倉庫等の建築物の開口部に建て付けられる建築用シートシャッター装置として利用することができる。
1 シャッターカーテン
1a 筒状部
4 ガイドレール
4a ガイド溝
7 骨材
8 本体部
8b ビス孔
9 ガイド部
10 ホルダ部
10a ホルダ本体部
11 棒状部
13 ローラ部
15 ビス
S 隙間

Claims (6)

  1. 躯体開口部に設けた左右のガイドレールに、シート式のシャッターカーテンに設けられる骨材の左右両端部を昇降案内させることで開口部の開閉を行うように構成した建築用シートシャッター装置において、
    前記骨材を、シャッターカーテンに設けられる左右方向に長い本体部と、前記ガイドレールに内嵌して昇降案内されるよう前記本体部に設けられるガイド部とを備えて構成するにあたり、
    前記ガイド部は、ガイドレールに内嵌して該ガイドレールに昇降案内される作用姿勢と、該作用姿勢から左右方向内側に移動してガイドレールから抜け出る非作用姿勢とに変姿可能な状態で本体部に設けられるものであって、
    該本体部に設けられるホルダ部と、該ホルダ部に左右方向出没自在に嵌入移動する棒状部と、前記作用姿勢と前記非作用姿勢とに移動するよう棒状部に設けられるローラ部とを備えて構成されていることを特徴とする建築用シートシャッター装置。
  2. 棒状部は、ローラ部が作用姿勢の状態でホルダ部に対して止着具を介して着脱自在に止着されることを特徴とする請求項記載の建築用シートシャッター装置。
  3. 本体部は、シャッターカーテンのカーテン面に形成の筒状部に内嵌する状態で設けられ、止着具は、筒状部、本体部、ホルダ部並びに作用姿勢の棒状部を一体的に止着するものであることを特徴とする請求項記載の建築用シートシャッター装置。
  4. 棒状部には、止着具の先端部が嵌入することで棒状部の左右方向の移動規制をするための溝部が形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の建築用シートシャッター装置。
  5. 止着具は、筒状部の外周面に当てがわれる当て板を共に止着することを特徴とする請求項記載の建築用シートシャッター装置。
  6. 止着具は、ガイドレールに内嵌しない位置で止着するものであることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1記載の建築用シートシャッター装置。
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