JP6977566B2 - 液体吐出装置及びノズル面清掃装置 - Google Patents
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このような画像形成装置においては、液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」ともいう)のノズル面に増粘あるいは乾燥したインクやほこり、ごみなどの異物が付着することによってノズルに目詰まりが生じたり、ノズル内部で気泡が発生してエアーダンパー現象が生じたりするなどして、正常な吐出ができなくなることがある。これらを防止し、ノズルの吐出の信頼性を維持又は回復するために、ヘッドの維持回復機構が不可欠である。
払拭部材としてワイパーブレードのみを用いる場合、ワイパーブレード自体の清掃性が確保できず、経時的にワイパーブレードからノズル面払拭上流側にインクが転写・堆積を繰り返し、最終的に被記録媒体上に堆積したインクが接触し、画像コスレが発生してしまうという問題があった。また、払拭下流側ではワイパーブレードの弾性によりインクの跳ね飛ばしが生じ、跳ね飛ばしの付着・堆積から上流側と同様に、画像コスレが発生してしまうという問題があった。
一方、払拭部材としてウェブを使用する場合、ノズル面のインク除去とメニスカスの形成という観点から複数回の条件の異なる払拭が必要となり、ウェブの使用量が多くなり、ユーザーにかかる金銭的負担が大きく、また交換頻度も高くなり手間がかかってしまうという問題があった。
しかしながら、ブレードの清掃にウェブが使用され、ウェブ消費によるコストが高くなるという課題がある。
しかしながら、ウェブを二つの払拭工程で使用しており、使用量の大幅な低減は困難である。特に近年の速乾性インクを採用した画像形成装置では、印字中ミストを除去するために必要となるメンテナンス頻度が高く、ウェブ消費量の低減効果が得られないという課題がある。
ワイパーブレードの清掃が不十分で、ノズル面から除去したインクがワイパーブレード上に残存してしまう場合、ノズル面周辺へのインクの再付着を防止することができず、画像コスレの発生を招くこととなる。
以下、本発明の液体吐出装置の一実施形態としての画像形成装置1について説明する。
画像形成装置1(プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等)としては、例えば、液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体としての記録液(以下、インクともいう)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる)を行なうものがある。
また、液体とは記録液、インクに限るものではなく、画像形成を行うことができる液体であれば特に限定されるものではない。
図1の画像形成装置1は広幅シリアル型インクジェット記録装置である。
本実施形態の画像形成装置1は、ノズルから液滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34と、液体吐出ヘッドの維持又は回復のための維持回復機構81を備えている液体吐出装置である。維持回復機構81は、液体吐出ヘッドのノズル面を清掃するノズル面清掃装置2を有する。
また、用紙支持部材(プラテン)38は、画像形成領域を支持する。用紙支持部材38は、記録ヘッド34と対向する位置に配置され、側板21A、21Bにより保持されている。
それぞれの記録ヘッド34は、副走査方向にずらして配置する構成としている。
またキャリッジ上には用紙39の端部を検知する光学センサ36が搭載されている。
維持回復機構81は、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という)82a、82b、82c(区別しないときは「キャップ82」という)と、本発明に係るノズル面清掃装置2を構成する払拭ユニット83を備えている。
本実施形態の画像形成装置1は、ノズル面清掃装置2を備える。
本実施形態のノズル面清掃装置は、前記ノズル面上の液滴を払拭する巻取可能な長尺状の第1の払拭部材と、前記第1の払拭部材を長手方向に搬送する搬送手段と、前記第1の払拭部材を前記ノズル面に当接させる押圧部材と、前記ノズル面上の液滴を払拭するブレード状の第2の払拭部材と、前記第2の払拭部材を固定又は回動可能に支持するホルダ部材と、を有し、前記第2の払拭部材は、前記押圧部材よりも前記第1の払拭部材の搬送方向上流側において、回動により前記第1の払拭部材と当接する。
ノズル面清掃装置により払拭されるノズル面の液滴は、例えば、画像形成時、又は維持回復機構81において強制的にノズルから排出された不要な液体や、付着した飛沫等である。
図2(A)及び図2(B)は、ノズル面清掃装置を構成する払拭ユニット83の一例を示す上面図である。
払拭ユニット83は、液体吐出装置本体に支持される払拭メインフレーム84と、図2(A)に示す位置と図2(B)に示す位置との間で往復動作を可能とする払拭サブフレーム85とを備えている。図中矢印Deはヘッド34に対する払拭方向を示し、矢印Dcは第1の払拭部材90の搬送方向を示している。
ワイパーブレード86は、押圧部材91よりもウェブの搬送方向上流側において、回動によりウェブ90と当接する
なお、ワイパーホルダ87の配設位置は、ワイパーブレード86を押圧部材91よりも上流側でウェブ90と当接させることが可能であれば図2及び図3に示す位置に限定されない。
また、ウェブ90の搬送を監視可能な透過型センサ93を備え、ウェブ90の搬送量を管理している。
図3(A)はウェブ90によるノズル面払拭前の状態、図3(B)はウェブ90によるノズル面払拭後ワイパーブレード86による払拭前の状態、図3(C)はワイパーブレード86によるノズル面払拭後の状態、図3(D)はウェブ90によるワイパーブレード86の清掃(付着した液滴の除去)を行っている状態をそれぞれ模式的に示したものである。
ノズル面の清掃は、維持回復機構81に移動したヘッド34に対し、吸引ポンプに接続されたキャップ82による吸引動作が行われた後、払拭サブフレーム85がヘッド34に対して相対的に移動することにより行われる。
ノズル面上の液滴50は、図3(A)中の矢印の方向に払拭サブフレーム85が移動し、ローラ91aを介して押圧部材91に押圧されたウェブ90がノズル面と当接することにより払拭され、ウェブ90に吸収される。
ノズル面上に残存した液滴50bは、ワイパーブレード86がノズル面に当接することにより払拭され、除去される。図3(C)に示すように、ノズル面上から除去された液滴50bは、ワイパーブレード86に付着する。
ノズル面上から除去されワイパーブレード86に付着した液滴50bは、図3(D)に示すように、ワイパーホルダ87の回動によりワイパーブレード86がウェブ90と当接することにより、ウェブ90に吸収され、ワイパーブレード86から除去される。
ワイパーホルダ87の動作は、例えば、ノズル面の払拭時には固定され、ノズル面の払拭後にはワイパーブレード86がウェブ90と当接するまで搬送方向下流方向へ回動する。これらの動作を行うためにワイパーホルダ87を駆動する手段(機構)としては、公知の構成を適用することができる。
図4に示すように、画像形成装置1は、メイン制御基板100と、ヘッド中継基板200と、画像処理基板300とを備える。また、ノズル面清掃装置2は、ロータリーエンコーダ92と、搬送手段を構成する各種ローラ(以下、単に「各種ローラ」という)121を備える。
例えば、CPU101は、RAM103を作業領域として利用して、ROM104に格納された各種の制御プログラムを実行し、画像形成装置1における各種動作を制御するための制御指令を出力する。 この際CPU101は、FPGA102と通信しながら、FPGA102と協働して画像形成装置1における各種の動作制御を行う。
各種センサ130は、画像形成装置1における各種の状態を検知するセンサの総称である。各種センサ130にはエンコーダセンサのほか、用紙39の通過を検知する用紙センサ、カバー部材の開放を検知するカバーセンサ、環境温度や湿度を検知する温湿度センサ、用紙39を固定するレバーの動作状態を検知する用紙固定レバー用センサ、カートリッジ10のインク残量を検知する残量検知センサなどが含まれる。なお、温湿度センサなどから出力されるアナログのセンサ信号は、例えばメイン制御基板100などに実装されるADコンバータによりデジタル信号に変換されてFPGA102に入力される。
各種モータ140は、画像形成装置1が備えるモータの総称である。各種モータ140には、キャリッジ33を動作させるための主走査モータ、用紙39を副走査方向に搬送するための副走査モータ、用紙39を給紙するための給紙モータ、維持回復機構81を動作させるための維持モータ、清掃装置2を構成する払拭ユニット83を図9および図10に示す矢印Df方向へ移動させる駆動モータなどが含まれる。
まず、CPU101がモータ制御部115に対して、主走査モータの動作開始指示とともに、キャリッジ33の移動速度および移動距離を通知する。この指示を受けたモータ制御部115は、CPU101から通知された移動速度および移動指示の情報をもとに駆動プロファイルを生成し、センサ処理部114から供給されるエンコーダ値(エンコーダセンサのセンサ信号を処理して得られた値)との比較を行いながら、PWM指令値を算出してモータドライバ106に出力する。
モータ制御部115は、所定の動作を終了するとCPU101に対して動作終了を通知する。
なお、ここではモータ制御部115が駆動プロファイルを生成する例を説明したが、CPU101が駆動プロファイルを生成してモータ制御部115に指示する構成であってもよい。CPU101は、印字枚数のカウントや主走査モータのスキャン数のカウントなども行っている。
駆動波形生成回路107が生成した共通駆動波形信号Vcomは、ヘッド中継基板200に実装された後述の記録ヘッドドライバ210に入力される。
画像処理部310は、受付けた画像データについて、階調処理、画像変換処理などを行い、記録ヘッド制御部116で処理可能な形式の画像データに変換する。そして、画像処理部310は、変換後の画像データを、記録ヘッド制御部116へ出力する。
図5に示すように、画像形成装置1のCPU101は、ROM104に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、払拭部材使用量検出手段301、払拭部材搬送量補正手段302、及び払拭部材搬送制御手段303の各機能を実現する。
そして、払拭部材使用量検出手段301は、検出した払拭時使用量Lw及び液滴除去時使用量Lcを払拭部材搬送量補正手段302へ出力する。
なお、本実施形態では、予め定められたウェブ90の搬送量Lr0は、RAM103又はROM104に記憶されているが、この態様に限定されず、画像形成装置1の使用者が画像形成装置1の操作部(不図示)からウェブ90の搬送量Lr0を設定してもよい。
なお、補正テーブルにおいて補正後の搬送量Lrと対応づけられるものは液滴の成分に限定されず、例えば、液滴の粘度、表面張力、画像形成装置の使用環境の温度、画像形成装置の使用環境の湿度、ウェブ90の素材、及びウェブ90に塗布された洗浄液の種類等が挙げられる。
ウェブ90は、図7に示すPwを略中央としてノズル面に当接して液滴を払拭するが、長尺の不織布からなる吸収体であるウェブ90に払拭された液滴は、吸収されてウェブ90上に広がる。
この吸収された液滴が広がった領域を示すSwの面積は、ウェブ90とノズル面とが当接する面積とは異なるものである。同様に、Scの面積は、ウェブ90とワイパーブレード86との当接面積とは異なるものである。
・ノズル面の液滴の払拭1回あたりに使用されるウェブ90の長さ:Lw
・ワイパーブレード86に付着した液滴の除去1回あたりに使用されるウェブ90の長さ:Lc
・ノズル面の払拭に使用される領域Swの略中央部と、続いてワイパーブレード86の液滴除去に使用される領域Scの略中央部との距離:Lk
・補正後の1回あたりの巻取長さ:Lr
この場合、本実施形態のノズル面清掃装置2は、Lk>Lc/2、かつ、Lw>Lr>Lw/2の関係を満たす。
すなわち、補正後の1回あたりの巻取長さLrが上記関係を満たすように、予め設定されていたウェブ90の巻き取り長さLr0を補正し、搬送手段(送りロール94及び巻取りロール97)が駆動され、ウェブ90が所定の長さだけ搬送される。
また、ノズル面の払拭に使用された領域Swと、ワイパーブレード86の液滴除去に使用された領域Scとが重複する領域は、ノズル面と当接しない領域に形成されるため、清掃性に影響することなくウェブ90の使用量を節約、低減することができる。
さらに図3(D)に示したように、ワイパーブレード86がウェブ90に当接する部位は未使用の領域であるため、ワイパーブレード86に付着した液体の確実な除去が可能となる。
本実施形態のノズル面清掃装置2は、第1の払拭部材(ウェブ)90において、ノズル面の払拭及び第2の払拭部材(ワイパーブレード)86の液滴除去により使用された領域を検知するセンサを備える態様とすることができる。センサとしては、画像形成装置1が備える画像用の光学センサ(以下、単に「センサ」ともいう)36を利用することができる。
図8に示す補正の流れは、ウェブ90とワイパーブレード86によるノズル面の払拭を実施した後、払拭ユニット83を払拭前の位置に退避させ、キャリッジ33を移動させ、キャリッジ33上のセンサ36がウェブ90の上方へ配置された後に実行される。
払拭部材使用量検出手段301は、センサ36の出力がONになっている時間Tと、ノズル面清掃装置2の移動速度Vから、ノズル面の液滴の払拭に使用されるウェブ90の領域Scの長さLcの長さを検出する。
払拭部材使用量検出手段301は、センサ36の出力がONになっている時間Tと、ノズル面清掃装置2の移動速度Vから、ノズル面の液滴の払拭に使用されるウェブ90の領域Scの長さLcの長さを検出する。
例えば、図9及び図10中の示す方向Dfとは逆の方向へノズル面清掃装置2を移動させても良い。その場合、図8に示すステップS1とステップS2の順番は逆になる。
具体的には、上述のLk>Lc/2、かつ、Lw>Lr>Lw/2の関係を満たすように、予め設定されていたウェブ90の巻き取り量Lr0を補正し、補正後の巻き取り量Lrを出力する(ステップS3)。
具体的には、払拭部材搬送制御手段303が、ステップ3で出力された巻き取り量Lrでウェブ90を巻き取るように、各種ローラ121の駆動を制御する。
また、予め設定されたLr0が実際の使用量よりも大きな値である場合、早期にセンサ36による検出及びLrの値の補正を行うことにより、使用量の低減効果を大きくすることができる。
図11は、液滴の払拭に使用される1回あたりのウェブの長さが異なる態様を示したものであり、図12は、図11に示す異なる態様ごとにウェブ巻取長さを最適化した例を示す図である。
このような差異は、維持回復動作の種類によって強制排出される液滴量が異なり、その結果ノズル面に付着する液滴量が異なる場合や、払拭対象となる液体の物性(粘度、表面張力等)が異なり、その結果ウェブ90に対する浸透性等が異なる場合などにみられる。
また、ノズル面の払拭に洗浄液を使用する態様においては、洗浄液を使用しなかった場合または使用量が異なる場合に、上記のような差異がみられる。
図12中、Pwはウェブ90によるノズル面の払拭においてノズル面と当接する位置を示すものであり、Pw1は1回目、Pw2はそれに続く2回目、Pw3は3回目の払拭時に当接した位置であることを意味する。
また、ウェブ90に洗浄液を供給する手段を備える態様において、ウェブ90に洗浄液が塗布され、ノズル面の払拭において洗浄液が使用される場合、予め設定されたウェブ90の1回あたりの巻取長さLrは、洗浄液の使用量に基づいて補正することができる。
2 ノズル面清掃装置
33 キャリッジ
34 記録ヘッド(ヘッド)
36 光学センサ
50 液滴(インク)
81 維持回復機構
83 払拭ユニット
85 払拭サブフレーム
86 ワイパーブレード(第2の払拭部材)
87 ワイパーホルダ(ホルダ部材)
90 ウェブ(第1の払拭部材)
91 押圧部材
91a ローラ
92 ロータリーエンコーダ
93 透過型センサ
94 送りロール
95 上流側ローラ
96 下流側ローラ
97 巻取りロール
Claims (8)
- ノズルから液滴を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドのノズル面を清掃するノズル面清掃装置とを備え、
前記ノズル面清掃装置は、
前記ノズル面上の液滴を払拭する巻取可能な長尺状の第1の払拭部材と、
前記第1の払拭部材を長手方向に搬送する搬送手段と、
前記第1の払拭部材を前記ノズル面に当接させる押圧部材と、
前記ノズル面上の液滴を払拭するブレード状の第2の払拭部材と、
前記第2の払拭部材を固定又は回動可能に支持するホルダ部材と、を有し、
前記第2の払拭部材は、前記押圧部材よりも前記第1の払拭部材の搬送方向上流側において、回動により前記第1の払拭部材と当接することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記ノズル面清掃装置は、1回の清掃動作において、前記第1の払拭部材による前記ノズル面上の液滴の払拭、前記第2の払拭部材による前記ノズル面上の液滴の払拭、及び前記第1の払拭部材による前記第2の払拭部材に付着した液滴の除去を、この順に行うことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第1の払拭部材の長手方向において、前記ノズル面の液滴の払拭に使用される1回あたりの長さをLw、前記第2の払拭部材に付着した液滴の除去に使用される1回あたりの長さをLc、前記ノズル面の払拭に使用される領域の略中央部と、続いて前記第2の払拭部材の液滴除去に使用される領域の略中央部との距離をLk、1回あたりの巻取長さをLrとしたとき、Lk>Lc/2、かつ、Lw>Lr>Lw/2の関係を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
- 前記第1の払拭部材において、前記ノズル面の払拭及び前記第2の払拭部材に付着した液滴の除去に使用された領域を検知するセンサを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記第1の払拭部材の長手方向において、前記ノズル面の液滴の払拭に使用される1回あたりの長さをLw、前記第2の払拭部材に付着した液滴の除去に使用される1回あたりの長さをLc、1回あたりの巻取長さをLrとしたとき、
前記センサにより前記Lw及び前記Lcの値を検知し、検知された値に基づき前記Lrの値を調整することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。 - 払拭する対象の液滴の物性に基づいて、前記第1の払拭部材の1回あたりの巻取長さを調整することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記第1の払拭部材に洗浄液を供給する手段を備え、前記ノズル面の払拭において前記洗浄液を使用した場合、該洗浄液の使用量に基づいて前記第1の払拭部材の1回あたりの巻取長さを調整することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の液体吐出装置。
- ノズルから液滴を吐出する液体吐出ヘッドのノズル面清掃装置において、
前記ノズル面上の液滴を払拭する巻取可能な長尺状の第1の払拭部材と、
前記第1の払拭部材を長手方向に搬送する搬送手段と、
前記第1の払拭部材を前記ノズル面に当接させる押圧部材と、
前記ノズル面上の液滴を払拭するブレード状の第2の払拭部材と、
前記第2の払拭部材を固定又は回動可能に支持するホルダ部材と、を有し、
前記第2の払拭部材は、前記押圧部材よりも前記第1の払拭部材の搬送方向上流側において、回動により前記第1の払拭部材と当接することを特徴とするノズル面清掃装置。
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