JP6977285B2 - 波長変換素子、光源装置およびプロジェクター - Google Patents

波長変換素子、光源装置およびプロジェクター Download PDF

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Description

本発明は、波長変換素子、光源装置およびプロジェクターに関する。
プロジェクターにおいては、投写画像の高輝度化を実現するために、強度が大きい射出光を得られる光源装置が求められている。そこで、近年、励起光源と波長変換素子とを備えた光源装置が提案されている。この光源装置では、半導体レーザー、発光ダイオード等の励起光源から射出された励起光を波長変換素子に照射することにより蛍光を発生させ、この蛍光を照明光の一部として利用する。
例えば下記の特許文献1に、レーザーと、青色光の照射によって緑色光もしくは赤色光を発生する蛍光基板と、蛍光基板からの光が入射する四角錐体状のプリズムアレイと、を備えた光源装置が開示されている。この文献には、蛍光基板とプリズムアレイとの間で蛍光が多重反射することによって、蛍光の配光指向性が高められる、と記載されている。
また、下記の特許文献2に、青色光を射出する励起光源と、青色光の照射によって緑色光を発生する蛍光ホイールと、を備えた光源装置が開示されている。この文献には、蛍光体層に対する蛍光体の含有重量濃度および膜厚を最適化することにより、光強度が大きい蛍光が得られる、と記載されている。
特開2012−27052号公報 特開2011−53320号公報
蛍光基板等の波長変換素子には、励起光が入射する面と反対側の面から蛍光を射出させる透過型の波長変換素子と、励起光が入射する面と同じ面から蛍光を射出させる反射型の波長変換素子と、がある。
一般に、蛍光体は、温度の上昇により発光効率が低下するという特性を有している。特許文献1の光源装置では、透過型の波長変換素子が用いられているため、蛍光体層で発生した熱を効率良く放出することが難しい、という問題がある。したがって、たとえ蛍光の配光指向性が高められたとしても、高い発光効率が得られず、高い強度の蛍光が得られる波長変換素子を実現することが難しい。
一方、特許文献2の光源装置においては、蛍光ホイールのうち、蛍光体層の形成領域は反射型の構造を有しているが、青色光の拡散領域は透過型の構造を有しているため、蛍光ホイール全体として、蛍光体層からの放熱が難しい。
また、特許文献2の蛍光ホイールは、金属基板上に銀等の反射面、フッ化マグネシウム等の透明保護膜、蛍光体層が順次積層された構成を有している。大きな光強度を有する蛍光を得るためには、上記の反射面で反射して励起光が入射する向きと逆向きに射出する反射光を増やすことが重要である。反射面による蛍光の反射光を増やすためには、反射面における反射率の向上が有効である。
特許文献2のように、銀を用いて反射面を形成した場合、高い反射率が得られるが、3〜5%程度の反射損失が生じる、入射角が大きくなると反射率が低下する、等の問題がある。また、銀の光吸収により熱が発生し、熱酸化により銀が劣化する虞がある。このように、銀を用いた反射面には種々の問題があり、反射率の向上が難しいという課題がある。
本発明の一つの態様は、上記の課題を解決するためになされたものであり、反射面における蛍光の反射光を従来よりも増やすことにより、大きな光強度を有する蛍光が得られる波長変換素子を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一つの態様は、上記の波長変換素子を備えた光源装置を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一つの態様は、上記の光源装置を備えたプロジェクターを提供することを目的の一つとする。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの態様の波長変換素子は、励起光が入射するとともに蛍光を射出する第1面を有する波長変換部と、前記蛍光を反射する反射面を有する反射部と、前記波長変換部と前記反射部とを接合する透光性の接合部と、前記第1面と前記反射面との間に設けられ、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接する屈折率界面と、を備え、前記屈折率界面の前記第1面の側に位置する第1の媒質の屈折率は、前記屈折率界面の前記反射面の側に位置する第2の媒質の屈折率よりも高く、前記波長変換部から前記反射部に向かって進む前記蛍光が前記屈折率界面を通過した後の前記蛍光の角度分布は、前記蛍光が前記屈折率界面を通過する前の前記蛍光の角度分布よりも狭いことを特徴とする。
本発明の一つの態様の波長変換素子によれば、波長変換部から反射部に向かって進む蛍光において、屈折率界面を通過した後の蛍光の角度分布が屈折率界面を通過する前よりも狭くなるため、反射面における反射率を高めることができ、反射面における蛍光の反射光の光量を増やすことができる。これにより、大きな光強度を有する蛍光が得られる波長変換素子を実現することができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記屈折率界面は、前記波長変換部の前記第1面とは反対側の第2面、もしくは前記接合部の前記波長変換部の側に位置する第1面から構成されていてもよい。
この構成によれば、波長変換部の第1面とは反対側の第2面または接合部の波長変換部の側に位置する第1面を前記屈折率界面とすることができる。したがって、簡易な構造の波長変換素子を提供することができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子は、前記波長変換部と前記接合部との間に設けられた第1屈折率部をさらに備えてもよい。この場合、前記波長変換部は前記第1の媒質から構成され、前記第1屈折率部は前記第2の媒質から構成されていてもよい。
この構成によれば、波長変換部と第1屈折率部とが接する面を前記屈折率界面とすることができる。この場合、第2の媒質を適宜選択して第1屈折率部の屈折率を調整することにより、屈折率界面を通過した後の蛍光の角度分布を制御することができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子は、前記波長変換部と前記接合部との間に設けられた第2屈折率部をさらに備えてもよい。この場合、前記第2屈折率部は前記第1の媒質で構成され、前記接合部は前記第2の媒質で構成されていてもよい。
この構成によれば、第2屈折率部と接合部とが接する面を前記屈折率界面とすることができる。この場合、第1の媒質を適宜選択して第2屈折率部の屈折率を調整することにより、屈折率界面を通過した後の蛍光の角度分布を制御することができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子は、前記波長変換部と前記接合部との間において前記接合部に当接して設けられた第1屈折率部と、前記波長変換部と前記接合部との間において前記波長変換部に当接して設けられた第2屈折率部と、をさらに備えてもよい。この場合、前記第1屈折率部は前記第2の媒質で構成され、前記第2屈折率部は前記第1の媒質で構成されていてもよい。
この構成によれば、第1屈折率部と第2屈折率部とが接する面を前記屈折率界面とすることができる。この場合、第1の媒質および第2の媒質を適宜選択して第1屈折率部および第2屈折率部の屈折率を調整することにより、屈折率界面を通過した後の蛍光の角度分布を制御することができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記屈折率界面は、複数の錐体を含む形状を有していてもよい。
この構成によれば、蛍光が複数の錐体を含む形状を有する屈折率界面を通過した際に、反射部の反射面に対する入射角が小さい蛍光の割合を増やすことができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記錐体の底面は多角形状であってもよい。
この構成によれば、多角形の形状を最適に設計することにより、複数の錐体を配置する際に最密充填させることができる。これにより、反射面に対する入射角が小さい蛍光の割合を増やす効果を最大限に高めることができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記反射部は誘電体多層膜で構成されていてもよい。
一般に、誘電体多層膜は、反射率の入射角依存性が大きいが、入射角度範囲が狭い領域では金属膜に比べて高い反射率を得やすい。上述したように、本発明の一つの態様の波長変換素子においては、反射面に対する蛍光の入射角を小さくでき、よって、入射角度範囲を狭くできるため、誘電体多層膜の特性を生かして蛍光の反射率を高めることができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子は、前記反射部に当接して設けられた基板をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、基板によって波長変換部、反射部等の積層体を支持できるとともに、熱伝導率が高い基板を選択することにより波長変換素子の放熱性を高めることができる。
本発明の一つの態様の光源装置は、本発明の一つの態様の波長変換素子と、前記励起光を射出する励起光源と、を備える。
この構成によれば、大きな光強度を有する蛍光が得られるので、光強度が大きい光源装置を提供することができる。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投写する投写光学系と、を備える。
この構成によれば、大きな光強度を有する蛍光が得られる光源装置を用いるので、高輝度の投写画像が得られるプロジェクターを提供することができる。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第1実施形態の波長変換素子の断面図である。 複数のプリズム構造体の斜視図である。 反射面の法線方向から見た複数のプリズム構造体の平面図である。 変形例のプリズム構造体の斜視図である。 反射面の法線方向から見た変形例のプリズム構造体の平面図である。 波長変換素子の作用を説明するための図である。 基板の法線方向から見た波長変換装置の平面図である。 第2実施形態の波長変換素子の断面図である。 第3実施形態の波長変換素子の断面図である。 第4実施形態の波長変換素子の断面図である。 第5実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、半導体レーザーと波長変換素子とを含む光源装置を備えた液晶プロジェクターの一例である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
本実施形態のプロジェクターは、スクリーン(被投写面)上にカラー映像を表示する投写型画像表示装置である。プロジェクターは、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。プロジェクターは、光源装置の発光素子として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザーダイオード)を用いている。
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、第1光源装置100(光源装置)と、第2光源装置102と、色分離導光光学系200と、光変調装置400Rと、光変調装置400Gと、光変調装置400Bと、合成光学系500と、投写光学系600と、を備えている。
本実施形態の第1光源装置100は、特許請求の範囲の光源装置に対応する。
第1光源装置100は、第1発光素子10と、コリメート光学系70と、ダイクロイックミラー80と、コリメート集光光学系90と、波長変換装置20と、ホモジナイザー光学系125と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150と、を備えている。波長変換装置20については、後で詳しく説明する。
第1発光素子10は、青色の励起光Eを射出する半導体レーザーから構成されている。励起光Eの発光強度のピーク波長は、例えば445nmである。第1発光素子10は、1個の半導体レーザーから構成されていてもよいし、複数の半導体レーザーから構成されていてもよい。なお、第1発光素子10には、445nm以外の波長(例えば460nm)の青色光を射出する半導体レーザーが用いられてもよい。第1発光素子10は、第1発光素子10の光軸110axが照明光軸100axと直交するように配置されている。
本実施形態の第1発光素子10は、特許請求の範囲の励起光源に対応する。
コリメート光学系70は、第1レンズ72と、第2レンズ74と、を備えている。コリメート光学系70は、第1発光素子10から射出された光を略平行化する。第1レンズ72および第2レンズ74は、凸レンズから構成されている。
ダイクロイックミラー80は、コリメート光学系70からコリメート集光光学系90までの光路中に設けられている。ダイクロイックミラー80は、第1発光素子10の光軸110axおよび照明光軸100axのそれぞれに対して45°の角度で交差するように配置されている。ダイクロイックミラー80は、青色波長域の光を反射し、赤色光および緑色光を含む黄色波長域の光を透過させる。
コリメート集光光学系90は、ダイクロイックミラー80から射出された励起光Eを略集光した状態で波長変換素子21に入射させる機能と、波長変換素子21から射出された蛍光Yを略平行化する機能と、を有する。コリメート集光光学系90は、第1レンズ92と、第2レンズ94と、を備えている。第1レンズ92および第2レンズ94は、凸レンズから構成されている。
第2光源装置102は、第2発光素子710と、集光光学系760と、拡散板732と、コリメート光学系770と、を備えている。
第2発光素子710は、青色光Bを射出する半導体レーザーから構成されている。青色光Bの発光強度のピーク波長は、第1発光素子10からの励起光Eの発光強度のピーク波長と異なり、例えば460nmである。ただし、第2発光素子710として、第1発光素子10からの励起光Eの発光強度のピーク波長と同一のピーク波長を有する光を射出する半導体レーザーが用いられてもよい。
集光光学系760は、第1レンズ762と、第2レンズ764と、を備えている。集光光学系760は、第2発光素子710から射出された青色光Bを拡散板732の近傍に集光する。第1レンズ762および第2レンズ764は、凸レンズから構成されている。
拡散板732は、第2発光素子710から射出された青色光Bを拡散し、波長変換装置20から射出される蛍光Yの配光分布に類似した配光分布を有する青色光Bとする。拡散板732として、例えば光学ガラスからなる磨りガラスを用いることができる。
コリメート光学系770は、第1レンズ772と、第2レンズ774と、を備えている。コリメート光学系770は、拡散板732から射出された光を略平行化する。第1レンズ772および第2レンズ774は、凸レンズから構成されている。
第2光源装置102から射出された青色光Bは、ダイクロイックミラー80で反射された後、ダイクロイックミラー80を透過した蛍光Yと合成されて、白色の照明光Wとなる。照明光Wは、ホモジナイザー光学系125に入射する。
ホモジナイザー光学系125は、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、を備えている。第1レンズアレイ120は、ダイクロイックミラー80から射出された光を複数の部分光束に分割するための複数の第1レンズ122を有する。複数の第1レンズ122は、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1レンズ122に対応する複数の第2レンズ132を備えている。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1レンズ122の像を光変調装置400R、光変調装置400G、および光変調装置400Bの各々の画像形成領域の近傍に結像させる。複数の第2レンズ132は、照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束を、直線偏光光に変換する。偏光変換素子140は、詳細な図示を省略するが、偏光分離層と、反射層と、位相差層と、を備えている。偏光分離層は、波長変換装置20からの光に含まれる偏光成分のうち、一方の直線偏光成分をそのまま透過させるとともに他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する。反射層は、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する。位相差層は、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して光変調装置400R、光変調装置400G、および光変調装置400Bの各々の画像形成領域の近傍で互いに重畳させる。第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、および重畳レンズ150は、波長変換装置20から射出された光の面内光強度分布を均一化する。
色分離導光光学系200は、白色の照明光Wを赤色光Rと緑色光Gと青色光Bとに分離する。色分離導光光学系200は、第1ダイクロイックミラー210と、第2ダイクロイックミラー220と、第1反射ミラー230と、第2反射ミラー240と、第3反射ミラー250と、第1リレーレンズ260と、第2リレーレンズ270と、を備えている。
第1ダイクロイックミラー210は、第1光源装置100から射出された照明光Wを、赤色光Rとその他の光(緑色光Gおよび青色光B)とに分離する機能を有する。第1ダイクロイックミラー210は、赤色光Rを透過するとともに、その他の光(緑色光Gおよび青色光B)を反射する。一方、第2ダイクロイックミラー220は、その他の光を緑色光Gと青色光Bとに分離する機能を有する。第2ダイクロイックミラー220は、緑色光Gを反射し、青色光Bを透過する。
第1反射ミラー230は、赤色光Rの光路中に配置され、第1ダイクロイックミラー210を透過した赤色光Rを光変調装置400Rに向けて反射する。第2反射ミラー240および第3反射ミラー250は、青色光Bの光路中に配置され、第2ダイクロイックミラー220を透過した青色光Bを光変調装置400Bに向けて反射する。緑色光Gは、第2ダイクロイックミラー220により光変調装置400Gに向けて反射される。
第1リレーレンズ260および第2リレーレンズ270は、青色光Bの光路中における第2ダイクロイックミラー220の光射出側に配置されている。第1リレーレンズ260および第2リレーレンズ270は、青色光Bの光路長が赤色光Rや緑色光Gの光路長よりも長いことに起因した青色光Bの損失を補償する機能を有している。
光変調装置400Rは、赤色光Rを画像情報に応じて変調し、赤色光Rに対応した画像光を形成する。光変調装置400Gは、緑色光Gを画像情報に応じて変調し、緑色光Gに対応した画像光を形成する。光変調装置400Bは、青色光Bを画像情報に応じて変調し、青色光Bに対応した画像光を形成する。
光変調装置400R、光変調装置400G、および光変調装置400Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側および射出側には、一対の偏光板(図示せず)が配置され、特定の方向の直線偏光光のみを透過させる構成となっている。
光変調装置400R、光変調装置400G、および光変調装置400Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ300R、フィールドレンズ300G、フィールドレンズ300Bが配置されている。フィールドレンズ300R、フィールドレンズ300G、およびフィールドレンズ300Bは、それぞれ光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bに入射する赤色光R、緑色光G、青色光Bを平行化する。
合成光学系500は、光変調装置400R、光変調装置400G、および光変調装置400Bからの画像光が入射することにより、赤色光R、緑色光G、青色光Bに対応した画像光を合成し、合成された画像光を投写光学系600に向けて射出する。合成光学系500には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投写光学系600は、投写レンズ群6から構成されている。投写光学系600は、合成光学系500により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投写する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像(画像)が表示される。
以下、波長変換装置20の構成について説明する。
図2は、波長変換素子21の断面図であり、図1の符号Aの部分を拡大視した図である。
図6は、基板24の法線方向から見た波長変換装置20の平面図である。
図2および図6に示すように、波長変換装置20は、円板状の波長変換素子21と、波長変換素子21を回転させるモーター22と、を備えている。波長変換素子21の詳細な構成については後述する。なお、図1では、図示の都合上、波長変換素子21の構成要素を適宜省略している。
波長変換素子21は、モーター22の駆動により回転軸23を中心として回転する。回転軸23の延在方向から見たとき、基板24の形状は円形である。蛍光層25は、基板24の第1面24aに、基板24の周方向に沿って円環状に設けられている。励起光Eは、円環状の蛍光層25の1箇所に照射される。図6において、励起光Eの照射領域を符号Cで示す。
図2に示すように、波長変換素子21は、基板24と、反射ミラー26(反射部)と、接合層27(接合部)と、低屈折率層28(第1屈折率部)と、高屈折率層29(第2屈折率部)と、蛍光層25(波長変換部)と、複数のプリズム構造体30が設けられた屈折率界面31と、を備えている。反射ミラー26、接合層27、低屈折率層28、高屈折率層29、および蛍光層25は、基板24の第1面24a(上面)に基板24側からこの順に積層されている。すなわち、波長変換素子21は、蛍光層25と接合層27との間において接合層27に当接して設けられた低屈折率層28と、蛍光層25と接合層27との間において蛍光層25に当接して設けられた高屈折率層29と、をさらに備えている。
蛍光層25は、励起光Eが入射するとともに蛍光Yを射出させる第1面25a(上面)を有する。すなわち、波長変換素子21は、励起光Eが入射する面と同じ面から蛍光Yを射出させる反射型の波長変換素子である。
基板24は、熱伝導率が相対的に高い銅、アルミニウム等の金属板で構成されている。基板24は、反射ミラー26、接合層27、低屈折率層28、高屈折率層29および蛍光層25を支持するとともに、蛍光層25で発生した熱を放出する機能を有する。放熱機能をより高めるため、基板24の第2面24bにヒートシンク等の放熱用部材が設けられてもよい。
反射ミラー26は、誘電体多層膜からなる誘電体ミラーで構成されている。もしくは、反射ミラー26は、銀等の金属薄膜からなる金属ミラーで構成されていてもよい。反射ミラー26は、基板24とは別体に構成され、図示しない接着層により基板24の第1面24aに接着されていてもよいし、基板24の第1面24aに誘電体多層膜や金属薄膜が直接形成された構成であってもよい。反射ミラー26は、蛍光層25から射出された蛍光Yのうち、基板24側に向かって進む蛍光Yを反射させ、再び蛍光層25に向かって進行させる。したがって、反射ミラー26の上面は、反射面26aである。反射ミラー26は、蛍光Yを反射する反射面26aを有する。すなわち、波長変換素子21は、反射ミラー26に当接して設けられた基板24を備えている。
接合層27は、透光性を有するシリコーン接着剤で構成されている。接合層27は、反射ミラー26が設けられた基板24と、別途作製された低屈折率層28、高屈折率層29および蛍光層25からなる積層体と、を接合する。すなわち、接合層27は、蛍光層25と反射ミラー26とを接合する。
低屈折率層28および高屈折率層29は、ともに透光性を有するガラス、樹脂等の材料で構成されている。高屈折率層29は、第1の媒質で構成されている。低屈折率層28は、第1の媒質とは種類が異なる第2の媒質で構成されている。すなわち、低屈折率層28と高屈折率層29とが互いに接する面は、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接する屈折率界面31を構成する。屈折率界面31は、第1面25aと反射面26aとの間に設けられ、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接する面からなる。屈折率界面31の第1面25aの側に位置する第1の媒質の屈折率は、屈折率界面31の反射面26aの側に位置する第2の媒質の屈折率よりも高い。
図3Aは、複数のプリズム構造体30の斜視図である。図3Bは、反射面26aの法線方向から見た複数のプリズム構造体30の平面図である。
図2、図3Aおよび図3Bに示すように、低屈折率層28と高屈折率層29との屈折率界面31に、複数のプリズム構造体30からなるプリズムアレイ33が設けられている。プリズムアレイ33は、複数のプリズム構造体30が隙間なく最密充填状態で配置された構成を有している。言い換えると、屈折率界面31は、複数の傾斜面が隙間なく連続して配列された形状を有する。ここでは、プリズム構造体30の形状として、底面が正方形である正四角錐の例が示されているが、正四角錐以外の四角錐であってもよいし、四角錐以外の多角錐であってもよい。すなわち、屈折率界面31は、複数の錐体を含む形状を有する。また、錐体の底面は多角形状である。
また、複数のプリズム構造体30の寸法および形状は、互いに同じであってもよいし、異なっていてもよい。複数のプリズム構造体30の寸法や形状が互いに同じ場合、隣り合うプリズム構造体30間の配列ピッチPは、例えば数μm〜50μm程度であることが望ましい。プリズム構造体30の高さT(底面から頂点までの距離)は、例えば上記配列ピッチPの0.2倍以上とすることが望ましい。
図4Aは、変形例のプリズム構造体50の斜視図である。図4Bは、反射面26aの法線方向から見た変形例のプリズム構造体50の平面図である。
図4Aおよび図4Bに示すように、変形例のプリズム構造体50は、基本形状は円錐であるが、円錐の底面側の一部が中心軸に平行な平面によって切断された形状を有している。すなわち、プリズム構造体50は、頂点50t側が円錐状であり、底面50bが正方形状の形状を有している。ただし、プリズム構造体50の底面50bは、正方形以外の四角形であってもよいし、四角形以外の多角形であってもよい。
プリズムアレイ33は、高屈折率層29に設けられていてもよいし、低屈折率層28に設けられていてもよい。プリズムアレイが高屈折率層29に設けられる場合、波長変換素子21の製造工程において、高屈折率層29を形成する際に金型を用い、金型の表面形状を高屈折率層材料の表面に転写して複数のプリズム構造体30を形成した後、隣り合うプリズム構造体30間の隙間を低屈折率層材料で埋め込むことにより、プリズムアレイ33を作製することができる。プリズムアレイ33が低屈折率層28に設けられる場合も同様である。
蛍光層25は、第1発光素子10から射出された励起光Eにより励起され、黄色の蛍光Yを射出する蛍光体から構成されている。蛍光層25は、無機材料からなる(Y,Gd)(Al,Ga)12(YAG:Ce)からなるYAG系蛍光体と、当該YAG系蛍光体に分散された発光中心となる賦活剤と、を備えている。すなわち、第1実施形態の場合、蛍光層25は、賦活剤としてCeが分散された(Y,Gd)(Al,Ga)12(YAG:Ce)からなるYAG系蛍光体から構成されている。
蛍光層25は、必ずしもYAG系蛍光体で構成されていなくてもよいが、ガーネット系蛍光体を用いることが望ましい。ガーネット系蛍光体は、他の蛍光体に比べて熱伝導率が高く、高熱環境下での信頼性が高い。そのため、回転ホイール型ではなく、固定型の蛍光体を用いた光源装置に用いた場合であっても、高出力の蛍光が得られる。
屈折率の一例として、YAG系蛍光体からなる蛍光層25の屈折率が1.8であり、シリコーン接着剤からなる接合層27の屈折率が1.4であったとすると、低屈折率層28および高屈折率層29の材料として、屈折率が1.4よりも大きく、1.8よりも小さいガラス、樹脂等の中から選択し、低屈折率層28の屈折率が高屈折率層29の屈折率よりも小さい関係を満たせばよい。
以下、本実施形態の波長変換素子21の作用を、図5を用いて説明する。
図5に示すように、蛍光層25において、励起光Eの照射によって発生した蛍光Yは、指向性を持たず、等方的に広がって進む。すなわち、蛍光Yの配光分布は、ランバーシアン分布である。
蛍光層25の任意の発光点Sから第1面25a側(図5の上方)に進み、そのまま外部空間に射出される蛍光Yも存在するが、ここでは発光点Sから屈折率界面31の側(図5の下方)に進む蛍光Y0に着目する。高屈折率層29を進んだ後、屈折率界面31に達した蛍光Y0は、屈折率界面31に対する入射角に応じて、屈折率界面31を透過する透過光Y1と、屈折率界面31で全反射する反射光Y2と、に分離される。
透過光Y1は、屈折率界面31で反射面26aに対する入射角が小さくなる方向に屈折する。一方、反射光Y2は、最初に入射した屈折率界面31(傾斜面31a)に隣接する屈折率界面31(傾斜面31b)で再度反射して蛍光層25に戻った後、蛍光層25内の微粒子や空孔によって散乱反射され、屈折率界面31に再び入射する。厳密には、反射光Y2の全てが傾斜面31bで再度反射するわけではなく、一部の反射光(図示略)は傾斜面31bを透過する。傾斜面31bを透過した光は配光分布を広げる側に作用するが、このような光は限定的である。また、このような光が極力生じないように、プリズム構造体30,50を設計することが望ましい。
以上述べたように、蛍光層25から反射面26a側に向けて射出された蛍光Y0の大部分は、屈折率界面31を通過して反射ミラー26に入射する。その過程では、上述したように、蛍光層25と屈折率界面31との間で複数回の反射を繰り返しつつ、最終的に反射ミラー26に入射する光も存在する。屈折率界面31を屈折率の高い媒質(第1の媒質)側から屈折率の低い媒質(第2の媒質)側へ通過することによって、反射ミラー26に向けて射出される蛍光Y0の指向性が高まり、配光分布が狭い蛍光Y3に変換されて反射ミラー26に入射する。すなわち、屈折率界面31を通過した後の蛍光Y3の角度分布は、屈折率界面31を通過する前の蛍光Y0の角度分布よりも狭い。
角度分布が狭くなった蛍光Y3は、反射ミラー26で反射して蛍光層に戻り、反射面による蛍光の反射光Y4は、蛍光層25の第1面25aから励起光Eが入射した向きと逆向きに射出される。
誘電体ミラーもしくは金属ミラーのいずれの反射ミラー26を用いた場合も、反射率は入射角依存性を有しており、入射角が大きくなる程、反射率は低下する。そのため、従来の光源装置では、反射ミラーに入射する蛍光の角度分布が広く、反射光の量が低下するという問題があった。
この問題に対して、本実施形態の波長変換素子21においては、プリズムアレイ33を備えた屈折率界面31が設けられたことにより、屈折率界面31が設けられていない場合と比べて、反射ミラー26に入射する蛍光Yの角度分布が狭くなるため、高い反射率が得られ、反射光量の低下を抑制することができる。これにより、大きな光強度を有する蛍光Yが得られる波長変換素子21を実現することができる。
さらに、誘電体ミラーは、金属ミラーに比べて反射率の入射角依存性が大きい反面、入射角度範囲が狭い領域では金属ミラーに比べて高い反射率を得ることができ、反射損失が少ない。そのため、誘電体ミラーは、プリズムアレイ33を備えた屈折率界面31と組み合わせて使用することが好適であり、誘電体多層膜の特性を生かして蛍光Yの反射効率を高めることができる。さらに、誘電体ミラーは金属ミラーに比べて光吸収量が少ないため、大きな光強度の励起光Eが入射した場合でも、反射ミラー26の劣化を抑制でき、安定した光学性能を長期にわたって維持することができる。
また、本実施形態の波長変換素子21は、高屈折率層29と低屈折率層28とを備えているため、これらの層の材料を適切に選択して高屈折率層29と低屈折率層28のそれぞれの屈折率を調整することにより、屈折率界面31を通過した後の蛍光Yの角度分布を制御することができる。
また、本実施形態の波長変換素子21は、正四角錐状のプリズム構造体30を備えているため、反射面26aの法線方向に対して対称的な角度分布を生成することができる。また、図3Bに示したように、複数のプリズム構造体30を最密充填状態で配置させることができるため、蛍光Yの角度分布を狭める効果を最大限に高めることができる。
本実施形態の第1光源装置100は、上記の効果を有する波長変換素子21を備えているため、大きな光強度を有する蛍光が得られるので、高強度の射出光を得ることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、上記の効果を有する第1光源装置100を備えているため、高輝度の投写画像を得ることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図7を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクターおよび光源装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図7は、第2実施形態の波長変換素子の断面図である。
図7において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、波長変換素子41は、基板24と、反射ミラー26(反射部)と、接合層27(接合部)と、低屈折率層42(第1屈折率部)と、蛍光層43(波長変換部)と、複数のプリズム構造体44が設けられた屈折率界面45と、を備えている。反射ミラー26、接合層27、低屈折率層42および蛍光層43は、基板24の第1面24aに、基板24側からこの順に積層されている。すなわち、波長変換素子41は、蛍光層43と接合層27との間に設けられた低屈折率層42をさらに備えている。
低屈折率層42は、透光性を有するガラス、樹脂等の材料で構成されている。低屈折率層42は、蛍光層43(第1の媒質)とは屈折率が異なる第2の媒質で構成されている。すなわち、蛍光層43と低屈折率層42とが互いに接する面は、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接する屈折率界面45を構成する。屈折率界面45に対して第1面43aの側に位置する蛍光層43を構成する第1の媒質の屈折率は、屈折率界面45に対して反射面26aの側に位置する低屈折率層42を構成する第2の媒質の屈折率よりも高い。よって、第2実施形態の蛍光層43は、第1実施形態の蛍光層25と高屈折率層29の作用を併せ持つ。
蛍光層43と低屈折率層42との屈折率界面45に、複数のプリズム構造体44からなるプリズムアレイ46が設けられている。プリズム構造体44およびプリズムアレイ46の構成は、第1実施形態と同様である。プリズムアレイ46は、蛍光層43に設けられていてもよいし、低屈折率層42に設けられていてもよい。プリズムアレイ46が蛍光層43に設けられる場合、波長変換素子41の製造工程において、例えば蛍光層43の第2面43bをエッチング加工することにより、プリズムアレイ46を作製することができる。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の波長変換素子41においては、プリズムアレイ46を備えた屈折率界面45が設けられ、蛍光層43の母材を構成する第1の媒質は、低屈折率層42を構成する第2の媒質より屈折率が高いため、第1実施形態と同様に、反射ミラー26に入射する蛍光Yの角度分布を狭めることができ、反射ミラー26において高い反射率が得られ、反射光量の低下を抑制することができる。これにより、大きな光強度を有する蛍光Yが得られる波長変換素子41を実現することができる。
さらに、第2実施形態においても、誘電体ミラーの使用により反射ミラー26の劣化を抑制できる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
第2実施形態では、第1実施形態で用いた高屈折率層29を用いないため、第1実施形態に比べて、波長変換素子41を構成する層の数を減らすことができる。これにより、波長変換素子41の低コスト化を図ることができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図8を用いて説明する。
第3実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクターおよび光源装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図8は、第3実施形態の波長変換素子の断面図である。
図8において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、波長変換素子61は、基板24と、反射ミラー26(反射部)と、接合層62(接合部)と、高屈折率層29(第2屈折率部)と、蛍光層25(波長変換部)と、複数のプリズム構造体64が設けられた屈折率界面65と、を備えている。反射ミラー26、接合層62、高屈折率層29および蛍光層25は、基板24の第1面24aに、基板24側からこの順に積層されている。すなわち、波長変換素子61は、蛍光層25と接合層62との間に設けられた高屈折率層29をさらに備えている。
高屈折率層29は、透光性を有するガラス、樹脂等の材料で構成されている。高屈折率層29は、接合層62を構成する第2の媒質とは屈折率が異なる第1の媒質で構成されている。すなわち、高屈折率層29と接合層62とが互いに接する面は、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接する屈折率界面65を構成する。屈折率界面65に対して第1面25aの側に位置する高屈折率層29を構成する第1の媒質の屈折率は、屈折率界面65に対して反射面26aの側に位置する接合層62を構成する第2の媒質の屈折率よりも高い。よって、第3実施形態の接合層62は、第1実施形態の低屈折率層28と接合層27の作用を併せ持つ。なお、屈折率界面65は、接合層62の蛍光層25の側に位置する第1面62aから構成されていてもよい。
高屈折率層29と接合層62との屈折率界面65に、複数のプリズム構造体64からなるプリズムアレイ66が設けられている。プリズム構造体64およびプリズムアレイ66の構成は、第1実施形態と同様である。プリズムアレイ66は、高屈折率層29に設けられていてもよいし、接合層62に設けられていてもよい。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態の波長変換素子61においては、プリズムアレイ64を備えた屈折率界面65が設けられ、高屈折率層29を構成する第1の媒質は、接合層62を構成する第2の媒質より屈折率が高いため、第1実施形態と同様に、反射ミラー26に入射する蛍光Yの角度分布を狭めることができ、反射ミラー26において高い反射率が得られ、反射光量の低下を抑制することができる。これにより、大きな光強度を有する蛍光Yが得られる波長変換素子61を実現することができる。
第3実施形態においても、誘電体ミラーの使用により反射ミラー26の劣化を抑制できる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
第3実施形態では、第1実施形態で用いた低屈折率層28を用いないため、第1実施形態に比べて、波長変換素子61を構成する層の数を減らすことができる。これにより、波長変換素子61の低コスト化を図ることができる。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態について、図9を用いて説明する。
第4実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクターおよび光源装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図9は、第4実施形態の波長変換素子の断面図である。
図9において、第1〜第3実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9に示すように、波長変換素子81は、基板24と、反射ミラー26(反射部)と、接合層62(接合部)と、蛍光層43(波長変換部)と、複数のプリズム構造体84が設けられた屈折率界面85と、を備えている。反射ミラー26、接合層62および蛍光層43は、基板24の第1面24aに、基板24側からこの順に積層されている。
蛍光層43と接合層62とが互いに接する面は、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接する屈折率界面85を構成する。言い換えると、屈折率界面85は、蛍光層43の第1面43aとは反対側の第2面43b、もしくは接合層62の蛍光層43の側に位置する第1面62aから構成されている。屈折率界面85に対して第1面43aの側に位置する蛍光層43(第1の媒質)の屈折率は、屈折率界面85に対して反射面26aの側に位置する接合層62を構成する第2の媒質の屈折率よりも高い。
蛍光層43と接合層62との屈折率界面85に、複数のプリズム構造体84からなるプリズムアレイ86が設けられている。プリズムアレイ86の構成は、第1実施形態と同様である。プリズムアレイ86は、蛍光層43に設けられていてもよいし、接合層62に設けられていてもよい。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第4実施形態の波長変換素子81においては、プリズムアレイ86を備えた屈折率界面85が設けられ、蛍光層43を構成する母材(第1の媒質)は、接合層62を構成する第2の媒質より屈折率が高いため、第1実施形態と同様に、反射ミラー26に入射する蛍光Yの角度分布を狭めることができ、反射ミラー26において高い反射率が得られ、反射光量の低下を抑制することができる。これにより、大きな光強度を有する蛍光Yが得られる波長変換素子81を実現することができる。
第4実施形態においても、誘電体ミラーの使用により反射ミラー26の劣化を抑制できる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、第4実施形態では、第1実施形態で用いた高屈折率層29および低屈折率層28を用いないため、第2、第3実施形態に比べて、波長変換素子81を構成する層の数をさらに減らすことができる。これにより、波長変換素子81の低コスト化を図ることができる。
[第5実施形態]
以下、本発明の第5実施形態について、図10を用いて説明する。
第5実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換装置の構成が第1実施形態の波長変換装置20の構成と異なる。そのため、プロジェクターおよび光源装置の全体の説明は省略し、波長変換装置についてのみ説明する。
図10は、第5実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図10において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第1実施形態の第1光源装置100の波長変換装置20は、モーター22によって回転可能とされた円板状の波長変換素子21を備えていた。これに対し、第5実施形態のプロジェクター3は、図10に示すように、第1光源装置105が、固定型の波長変換素子81(波長変換装置81)を備えている。波長変換素子81は、基板82の法線方向から見て、例えば矩形状の形状を有する。波長変換素子81には、第1〜第4実施形態で例示した波長変換素子21、41、61、81と同様の断面構造を有する波長変換素子を用いることができる。ただし、放熱作用を高めるために、基板82にヒートシンク83が設けられていてもよい。
第5実施形態においても、大きな光強度を有する蛍光が得られる波長変換素子81を実現できる、誘電体ミラーの使用により反射ミラーの劣化を抑制できる、高強度の射出光が得られる第1光源装置100を実現できる、高輝度の投写画像が得られるプロジェクター3を実現できる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば上記実施形態では、屈折率界面に全てが同じ形状、同じ寸法の複数のプリズム構造体が設けられた例を挙げたが、この構成に代えて、互いに異なる形状、もしくは互いに異なる寸法の錐体状の複数のプリズム構造体が設けられていてもよい。この場合、複数のプリズム構造体が最密充填状態で配置できない場合が生じ、屈折率界面に反射面に対して平行な平面部分が存在する。この構成においては、上記実施形態の構成に比べて、蛍光の角度分布を狭める効果が低下する。しかしながら、従来の波長変換素子に比べれば、大きな光強度を有する蛍光を得ることができる。
また、本発明の波長変換素子には、上記実施形態で例示した各層以外の層が付加されていてもよい。例えば、蛍光層の第1面の励起光入射側に、反射防止層が設けられていてもよい。
その他、波長変換素子および光源装置を構成する各構成要素の数、形状、材料、配置等については、適宜変更が可能である。また、上記実施形態では、3つの光変調装置を備えるプロジェクターを例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに本発明を適用することも可能である。さらに、光変調装置としては、上述した液晶パネルに限らず、例えばデジタルミラーデバイスなどを用いることもできる。
その他、プロジェクターの各種構成要素の形状、数、配置、材料等については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1,3…プロジェクター、10…第1発光装置(励起光源)、21,41,61,81…波長変換素子、24,82…基板、25,43…蛍光層(波長変換部)、25a,43a…第1面、43b…第2面、26…反射ミラー(反射部)、26a…反射面、27,62…接合層(接合部)、62a…第1面、28,42…低屈折率層(第1屈折率部)、29…高屈折率層(第2屈折率部)、31,45,65,85…屈折率界面、100,105…第1光源装置(光源装置),400R,400G,400B…光変調装置、600…投写光学系。

Claims (11)

  1. 励起光が入射するとともに蛍光を射出する第1面を有する波長変換部と、
    前記蛍光を反射する反射面を有する反射部と、
    前記波長変換部と前記反射部とを接合する透光性の接合部と、
    前記第1面と前記反射面との間に設けられ、屈折率が互いに異なる第1の媒質と第2の媒質とが当接し、複数の錐体を含む形状を有する屈折率界面と、を備え、
    前記屈折率界面の前記第1面の側に位置する第1の媒質の屈折率は、前記屈折率界面の前記反射面の側に位置する第2の媒質の屈折率よりも高く、
    前記波長変換部から射出されて前記屈折率界面を透過した前記蛍光は、前記反射部で反射されて前記屈折率界面を透過することで前記波長変換部に戻り、前記波長変換部の前記第1面から前記励起光の入射した向きと逆向きに射出される
    ことを特徴とする波長変換素子。
  2. 前記屈折率界面は、前記波長変換部の前記第1面とは反対側の第2面、もしくは前記接合部の前記波長変換部の側に位置する第1面から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子。
  3. 前記波長変換部と前記接合部との間に設けられた第1屈折率部をさらに備え、
    前記波長変換部は前記第1の媒質から構成され、前記第1屈折率部は前記第2の媒質から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の波長変換素子。
  4. 前記波長変換部と前記接合部との間に設けられた第2屈折率部をさらに備え、
    前記第2屈折率部は前記第1の媒質で構成され、前記接合部は前記第2の媒質で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の波長変換素子。
  5. 前記波長変換部と前記接合部との間において前記接合部に当接して設けられた第1屈折率部と、
    前記波長変換部と前記接合部との間において前記波長変換部に当接して設けられた第2屈折率部と、
    をさらに備え、
    前記第1屈折率部は前記第2の媒質で構成され、前記第2屈折率部は前記第1の媒質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子。
  6. 前記錐体の底面が多角形状であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の波長変換素子。
  7. 前記反射部は誘電体多層膜で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の波長変換素子。
  8. 前記反射部に当接して設けられた基板をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の波長変換素子。
  9. 前記波長変換部は、散乱反射要素を有し、
    前記屈折率界面に入射する光の一部は、隣接する錐体に反射して前記波長変換部に入射し、前記散乱反射要素で散乱反射した光が前記屈折率界面に再度入射することを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の波長変換素子。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の波長変換素子と、
    前記励起光を射出する励起光源と、を備えたことを特徴とする光源装置。
  11. 請求項10に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投写する投写光学系と、を備えたことを特徴とするプロジェクター。
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