JP6977156B2 - 自転車用後付け電機装置及び自転車 - Google Patents
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Description
本発明は、自転車用後付け電機装置及び自転車に関し、更に詳細には、電動アシスト等のための自転車用後付け電機装置及びその後付け電機装置を取り付けられた自転車に関する。
既存の自転車に後付け可能な自転車用電動アシスト装置として、アシスト力を発生する電動モータによって回転駆動されるアシストギアがペダル用のクランクアームの中心軸に取り付けられているスプロケットの側部に同軸的に取り付けられ、アシストギアとスプロケットとがトルク伝達部材によって連結されていることにより、スプロケットにアシスト力を与えるように構成されたものや(例えば、特許文献1)、アシスト力を発生する電動モータによって回転駆動されるメインギアがペダル用のクランクアームの中心軸に同軸的に配置され、メインギアとクランクアームとがトルク伝達部材によって連結されていることにより、クランクアームにアシスト力を与えるように構成されたものや(例えば、特許文献2)、アシスト力を発生する電動モータによって回転駆動されるスプロケットがペダル用のクランクアームに同軸的に取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献3)。
従来の後付け可能な自転車用電動アシスト装置は、自転車に対する取付時に、クランクアームやスプロケット等を取り外す比較的大掛かりな分解作業及び元の状態に戻す組立作業が必要である。また、その分解作業及び組立作業に、レンチやスパナ等の工具以外に、自転車用の専用工具が必要になることがある。このため、後付け可能な自転車用電動アシスト装置があっても、一般ユーザ、特に機械に詳しくない一般ユーザは、既存の自転車を電動アシスト自転車に変更することが難しい。また、従来の自転車用電動アシスト装置は、車種によって後付けできないことがあり、汎用性に乏しい。
本発明が解決しようとする課題は、一般ユーザが既存の多種多様な自転車を簡単に電動アシスト自転車等に変更できるようにすることである。
本発明の一つの実施形態による自転車用後付け電機装置は、自転車(10)のフレーム(18)に取り付けられるべく構成されたハウジング(52)と、前記ハウジング(52)に取り付けられた回転電機(54)と、前記自転車(10)のペダル用のクランク軸(24)の回転中心軸線周りに配置されるべく前記ハウジング(52)に回転可能に設けられ、前記回転電機(54)とトルク伝達関係で接続された円環形状の回転部材(84)と、前記クランク軸(24)と一体的に回転するように前記クランク軸(24)に形状係合によって連結された第1の連結部(92)及び前記回転部材(84)に固定された第2の連結部(96、98、100、106)を含む連結部材(90)とを有する。
この構成によれば、自転車(10)を改造することなく、自転車用後付け電機装置(50)を既存の各種の自転車(10)に簡単に後付けることができる。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記第1の連結部(92)は、前記クランク軸(24)に固定される固定部材(40)に形成された外歯(40D)と、前記第1の連結部(92)に形成され、前記外歯(40D)に係合する内歯(94A)とを含む。
この構成によれば、確実な信頼性が高い形状係合が行われる。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記第2の連結部(96、98、100、106)は前記クランク軸(24)に連結されたクランクアーム(26)の漕ぎ方向の回転の遅れ側の面(26A)に当接する当接部分を含む。
この構成によれば、回転電機(54)の回転がクランクアーム(26)を介してクランク軸(24)に確実に伝達される。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記連結部材(90)は、前記クランク軸(24)の軸線方向に見て直線形状、U字形あるいはV字形をしていて、中間部に前記第1の連結部(92)を含み、両端部に前記第2の連結部(96、98)を有し、そのうちの少なくとも一つの前記第2の連結部が前記当接部分を含んでいる。
この構成によれば、クランク軸(24)に対する回転部材(84)の同心精度が向上すると共にクランク軸(24)と回転部材(84)との連結強度が向上する。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記クランクアーム(26)の漕ぎ方向の回転の進み側の面(26B)に弾発的に当接すべく前記回転部材(84)に取り付けられたゴム部材(110)を更に有する。
この構成によれば、クランクアーム(26)と回転部材(84)との連結が、使用過程で、がた付きを生じることなく確実に行われる。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記連結部材(90)は、前記クランク軸(24)の軸線方向に見てX字形をしていて、中央部に前記第1の連結部(92)を含み、各端部に前記第2の連結部(96、98、100、106)を有し、そのうちの少なくとも一つの前記第2の連結部が前記当接部分を含んでいる。
この構成によれば、クランク軸(24)に対する回転部材(84)の同心精度が向上すると共にクランク軸(24)と回転部材(84)との連結強度が向上する。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記第2の連結部は、前記回転部材(84)に固定され、前記クランク軸(24)に連結されたクランクアーム(26)の漕ぎ方向の回転の遅れ側の面(26A)に当接する当接部分を含む当接ピン(119)と、前記当接ピン(119)に連結された一端を含むリンク部材(112)と、前記リンク部材(112)の他端に回動可能に取り付けられ、前記クランクアーム(26)の漕ぎ方向の回転の進み側の面(26B)に当接する偏心カム形状部(116)を含むクランプアーム(118)を有する。
この構成によれば、クランクアーム(26)が連結ピン(98)と偏心カム形状部(116)とによって回転方向に挟まれ、回転部材(84)とクランクアーム(26)とが正回転(漕ぎ方向回転)及び逆回転の何れの方向にもがた付きを生じることなく連結される。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記ハウジング(52)は前記回転部材(84)を同心的に支持する円環部(52C)を含み、前記回転部材(84)と前記円環部(52C)とが前記フレーム(18)と前記クランクアーム(26)との間に配置される。
この構成によれば、回転部材(84)及び円環部(52C)がクランクアーム(26)をくぐらせるようにして、クランクアーム(26)を取り外すことなく、フレーム(18)とクランクアーム(26)との間に配置され、自転車用後付け電機装置(50)の自転車(10)に対する後付けが簡単に行われ得るようになる。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記ハウジング(52)に内蔵され、前記回転電機(54)と前記回転部材(84)との間に設けられた変速歯車列(60、66、68、80)を有し、前記回転電機(54)は前記変速歯車列(60、66、68、80)の配置によって前記回転部材(84)の径方向外方に偏倚した位置にある。
この構成によれば、回転電機(54)がクランクアーム(26)に対する回転部材(84)の設置を阻害することがない。
上記自転車用後付け電機装置において、好ましくは、前記回転電機(54)はアシスト力を発生する電動モータであり、更に、前記フレーム(18)に取り付けられるべく構成され、前記電動モータの電源をなすバッテリ(132)を有する。
この構成によれば、電動アシスト自転車が得られる。
本発明の一つの実施形態による自転車は、上述の実施形態による自転車用後付け電機装置を取り付けられている。
この構成によれば、自転車用後付け電機装置(50)の後付けにより、自転車(10)を改造することなく、既存の自転車が電動アシスト自転車等になる。
本発明による自転車用後付け電機装置によれば、既存の多種多様な自転車を簡単に電動アシスト自転車等に変更することができる。
以下に、本発明による自転車用後付け電機装置を自転車用電動アシスト装置に適用した実施形態1を、図1〜図3を参照して説明する。
図1に示されているように、自転車10は、略上下方向に延在するシートチューブ12と、略前後方向に延在するダウンチューブ14と、サブチューブ15及び左右のチェーンステー16とを含むフレーム18を有する。シートチューブ12の下端とダウンチューブ14の後端及び各チェーンステー16の前端とはパイプ継手を兼ねた軸受筒体20によって互いに結合されている。サブチューブ15の後端はパイプ継手22によってシートチューブ12の下端近傍に結合されている。
軸受筒体20は左右方向に略水平に延在するクランク軸24を回転自在に支持している。クランク軸24の左右の端部は各々軸受筒体20から左右外方に突出しており、その各突出端に略四角柱形状の左右のクランクアーム26、28の基端が互いに180度の回転位相差をもって固定されている。クランク軸24はクランクアーム26、28の回転中心をなし、クランク軸24の回転中心軸線とクランクアーム26、28の回転中心軸線とは同一軸線上にある。
クランク軸24とクランクアーム26との連結は、図2に示されているように、クランク軸24の端部(突出端)に形成された四角柱部34と、クランクアーム26の基端に形成された四角孔36との形状係合により、クランク軸24とクランクアーム26とが一体的に回転するようにトルク伝達関係で連結されている。クランク軸24には四角柱部34の先端面に開口したねじ孔38が形成されており、ねじ孔38には二面取り部分を含む頭部40Aを有する固定ねじ部材(固定部材)40の雄ねじ部40Bがねじ係合している。このねじ係合により、クランク軸24とクランクアーム26、28とが抜け止め状態で固定される。クランクアーム26は左外方側に四角孔36に連続する丸孔42を有する。固定ねじ部材40は頭部40Aと雄ねじ部40Bとの間に丸柱部40Cを有し、丸柱部40Cが丸孔42に嵌合する。
クランクアーム26、28の遊端には各々ペダル30が取り付けられている(図1参照)。右側のクランクアーム28と軸受筒体20との間にはドライブスプロケット32が配置されている。ドライブスプロケット32は軸受筒体20に内蔵されたベアリング(不図示)によって軸受筒体20から回転可能に支持されたクランク軸24に連結されている。
クランク軸24はクランクアーム26、28によって回転駆動される。クランク軸24の回転(前進走行方向の回転)は、ドライブスプロケット32に伝達され、ドライブスプロケット32から不図示のチェーン式伝動機構によって後輪(不図示)に伝達される。これにより、クランク軸24の回転によって自転車10が前進走行する。
以上の構造は既存の一般的な自転車10の構造である。
本実施形態の自転車用後付け電機装置50(以下、電動アシスト装置50と略称する)は、図1に示されているように、軸受筒体20の外方近傍に取り付けられる。尚、以下の説明における上下、前後、左右の各方向は、電動アシスト装置50が、図1に示されているように、自転車10のフレーム18に取り付けられた状態での各方向である。
電動アシスト装置50は、図1〜図3に示されているように、左側の第1半体52Aと右側の第2半体52Bとの組立体による中空構造のハウジング52を有する。
ハウジング52には電動モータ54が取り付けられている。電動モータ54は第2半体52Bの外面に固定された基端を含む円筒状のアウタケーシング56を有する。アウタケーシング56は第2半体52Bから右外方に突出している。
電動モータ54は、図2に示されているように、第2半体52Bから左方にハウジング52内に突出した出力軸58を有する。出力軸58は小径の駆動平歯車60を固定支持している。第1半体52Aは内部にブッシュ62等によって中間軸64を回転可能に支持している。中間軸64はブッシュ62の右方において駆動平歯車60と噛合する大径の中間平歯車66を固定支持している。中間軸64はブッシュ62の左側に形成された小径の中間平歯車68を一体的に有する。
第1半体52Aは第1半体52Aから下方に延出した円環部52Cを一体に有する。円環部52Cは、中心開口70を画定する円筒部72と、円筒部72の径方向外方に円筒部72と同心的に形成された略円筒状の外周部74及び円筒部72と外周部74との間に延在する円環板状の右側部76とを含み、左側方が開放された形状をしている。
円筒部72の外周部にはボール軸受78によって円環形状の大径の出力平歯車80が回転可能に取り付けられている。出力平歯車80は中間平歯車68に噛合している。これにより、駆動平歯車60と出力平歯車80との間に中間平歯車66及び中間平歯車68を含む2段の変速歯車列が構成される。
出力平歯車80には、その左側に円環形状の回転板(回転部材)84が出力平歯車80と同心に固定されている。回転板84は、その左側面の全体が円環部52Cの左方に向けて外部に露呈しており、出力平歯車80と共に中心開口70の径方向外方において円筒部72の中心軸線周りに回転可能である。回転板84は前述の2段の変速歯車列を介して電動モータ54によって回転駆動される。
尚、出力平歯車80及び回転板84は、共に中心開口70と同心の円環形状であるから、中心開口70は、出力平歯車80及び回転板84に邪魔されることなく、両端が開口していて、且つ左右方向に同一内径をもって延在している。
電動アシスト装置50は、中心開口70をクランク軸24が貫通し、ハウジング52の円環部52C及び回転板84がフレーム18と左側のクランクアーム26との間に位置する配置をもって、ハウジング52を自転車10のフレーム18に固定され、回転板84を連結機構90によってクランク軸24に対して同軸的に配置され且つクランク軸24及びクランクアーム26に対してトルク伝達関係で連結されている。
連結機構90は、クランク軸24の軸線方向に見て略直線形状(略I字形)をしていて中間部にクランク軸24との連結部である第1の連結部92を含む平板状の連結板94と、回転板84の回転方向に互いに180度異なる2箇所に取り付けられ、ボルト96によって連結板94の両端部に各々一体的に連結されて第2の連結部をなす2個の連結ピン98とを有する。2個の連結ピン98のうちの1個の連結ピン98は、図1に示されているように、クランクアーム26の漕ぎ方向の回転の遅れ側の外面26A、換言するとアシスト力付与側の外面26Aに当接する当接部分をなしている。
これにより、電動モータ54が発生するアシスト力は、回転板84から連結機構90の一方の連結ピン98及び連結板94を介してクランクアーム26、クランク軸24に伝達される。
左側のクランクアーム26のための固定ねじ部材40は、図2及び図3に示されているように、頭部40Aの外端側(軸線方向で見て雄ねじ部40B、丸柱部40Cの反対側)に、外周に外歯(セレーション)40Dを形成された外歯部40Eを有する。連結板94は、長手方向の1/2の部分に、内歯(セレーション)94Aを形成された貫通孔94Bを有する。
第1の連結部92は、外歯40Dと内歯94Aとの噛み合いによる形状係合により、固定ねじ部材40及び固定ねじ部材40を締結されたクランク軸24と連結板94とが、一体的に回転するように、換言すると、相対回転しないように、固定ねじ部材40及びクランク軸24と連結板94とを連結している。固定ねじ部材40には外歯部40Eの端面に開口したねじ孔44が形成されている。ねじ孔44に連結板94の側から頭付きねじ46がねじ係合することにより、連結板94が固定ねじ部材40に抜け止め状態に固定される。
これにより、クランク軸24に形状係合しているクランクアーム26と連結ピン98とが相対的に回転変位することがなく、図1に示されているように、一方の連結ピン98がクランクアーム26の外面26Aに当接する状態が保持(維持)される。これにより、使用過程において、一方の連結ピン98とクランクアーム26の外面26Aとの間に不要な間隙が生じることがない。
このことにより、回転板84とクランクアーム26との間に相対的な回転変位(回転がた)を生じることなく、回転板84からクランクアーム26にアシスト力が伝えられる。
また、回転板84の回転は、外歯40Dと内歯94Aとの形状係合により、連結ピン98、ボルト96、連結板94、固定ねじ部材40を介してもクランク軸24及びクランクアーム26に伝達される。更に、クランク軸24及びクランクアーム26の回転は、外歯40Dと内歯94Aとの形状係合により、連結ピン98、ボルト96、連結板94、固定ねじ部材40を介しても回転板84に伝達される。
上述したように、電動アシスト装置50の自転車10に対するトルク伝達は、一つの連結ピン98がクランクアーム26の外面26Aに当接することにより行われるから、電動アシスト装置50は、クランクアーム26の形状や寸法が異なる様々な自転車10に適用でき、汎用性が高い。
シートチューブ12には、図1に示されているように締結バンド(不図示)等によって、電動アシストのための制御装置130と、電動モータ54及び制御装置130の電源をなすバッテリ132とが取り付けられている。
自転車10に対する電動アシスト装置50の取り付けは、作業者によって次の手順によって行われる。
先ず、ドライブスプロケット32が配置されていない左側のペダル30をスパナ等の一般工具によって取り外す。次に、連結板94が取り外された状態の電動アシスト装置50を横に倒した状態(電動モータ54が上向きになる姿勢)で、中心開口70に左側のクランクアーム26の遊端側を入れ、中心開口70にクランクアーム26が入った状態で、電動アシスト装置50をクランクアーム26の延在方向に沿ってその基端側(回転中心側)に移動させる。これにより、電動アシスト装置50は、回転板84及び円環部52Cがクランクアーム26をくぐらせるようにして、クランクアーム26の基端近傍に到達する。尚、中心開口70にペダル30が入る大きさの場合は、ペダル30を取り外さなくてもよい。
次に、電動モータ54が横向きになる姿勢(図1に示されている姿勢)に、電動アシスト装置50の姿勢を変更し、中心開口70にクランク軸24を軸線方向に通す。これにより、回転板84及び円環部52Cが、ペダル30の取り外しだけで、フレーム18とクランクアーム26との間に配置される。この状態では、電動モータ54が、図1に示されているように、シートチューブ12の下端近傍の前側で、上下のサブチューブ15とダウンチューブ14との間に配置される。フレーム18に対する電動アシスト装置50の固定は、ハウジング52或いは電動モータ54のアウタケーシング56が、ゴム製等による締結バンド(不図示)等によってシートチューブ12、ダウンチューブ14或いはサブチューブ15に固定されることにより行われる。
次に、クランクアーム26或いは回転板84を手操作によって回転させ、一方の連結ピン98をクランクアーム26の外面26Aに当接させる。この状態で、連結板94の両端部が各連結ピン98に回転方向に整合する向きに合わせ、連結板94の内歯94Aを、クランク軸24に締結状態にある固定ねじ部材40の外歯40Dに噛合(形状係合)させる。そして、各ボルト96によって連結板94の両端部を対応する各連結ピン98に固定すると共に頭付きねじ46によって連結板94を固定ねじ部材40に固定する。尚、連結ピン98は、予め回転板84に取り付けられていても、上述した配置後の電動アシスト装置50の回転板84にねじ止め等によって取り付けられてもよい。
その後、ペダル30をクランクアーム26に取り付けることにより、電動アシスト装置50の取り付けが完了する。
この取付状態では、回転板84は、軸受筒体20とクランクアーム26との間にあって左方に向けて露呈しており、この露呈面(左面)に取り付けられる連結機構90によってクランクアーム26及びクランク軸24の回転中心に同軸的に連結される。
これにより、既存の自転車10のクランクアーム26及びクランク軸24と回転板84とが連結機構90によって互いに同心(同軸的)に連結され、回転板84の回転が心振れを生じることなくクランクアーム26及びクランク軸24に伝達される。
電動モータ54は前述の変速歯車列によって円環部52C及び回転板84に対して径方向外方に偏倚した位置にあるから、電動モータ54がクランクアーム26に対する円環部52C及び回転板84の設置を阻害することがない。
このように、自転車10を改造することなく、また専用工具を必要とすることなく、一般ユーザが電動アシスト装置50を既存の様々な自転車10、特にクランクアーム26の形状や寸法が異なる様々な自転車10に簡単に後付けることができ、限られたフレーム構成の自転車に限られることなく既存の様々な自転車10を簡単に電動アシスト自転車に変更することができる。
次に、実施形態2による自転車用電動アシスト装置を、図4を参照して説明する。尚、図4において、図1〜図3に対応する部分は、図1〜図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態2では、2個の連結ピン98が、回転板84の円周方向に、既存の各種のクランクアーム26のうち、回転方向幅が最大のクランクアーム26の回転方向幅より少し大きい間隔ができる配置をもって配置され、そのうちの一つの連結ピン98がクランクアーム26の漕ぎ方向の回転の遅れ側の外面26Aに当接する。クランクアーム26より漕ぎ方向の回転の進み側に位置するもう一つの連結ピン98とクランクアーム26の漕ぎ方向の回転の進み側の外面26Bとの間には、クランクアーム26の寸法及び形状に応じた余裕を得る空隙Sができる。
連結板94は、連結ピン98の配置に応じて、両端部が各連結ピン98に整合するように、クランク軸24の軸線方向に見てU字形あるいはV字形をしている。この連結板94の形状は意匠性を考慮して適宜に設定されてよい。
実施形態2のその他の構成は、実施形態1に実質的に同一である。これにより、実施形態2においても実施形態1と同様の作用効果が得られる。
次に、実施形態3による自転車用電動アシスト装置を、図5及び図6を参照して説明する。尚、図5及び図6において、図1〜図3に対応する部分は、図1〜図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3では、回転板84に、連結板94が連結される2個の連結ピン98に加えて、各連結ピン98に対して回転板84の回転方向に変位した2箇所に各々連結ピン100が取り付けられていると共に、連結板94に加えて平板状の副連結板102が設けられている。副連結板102は、クランク軸24の軸線方向に見て略直線形状(略I字形)をしており、連結板94に重ね合わせて配置され、第1の連結部92を構成すべく中心部を形成された丸孔104を頭付きねじ46が貫通する。これにより、副連結板102は固定ねじ部材40に対して連結板94と共締めされ、両端部を対応する連結ピン100にボルト106によって固定されている。
これにより、連結機構90は、連結板94と副連結板102とでクランク軸24の軸線方向に見てX字形をなし、4個の端部が各々回転板84に対する連結部である第2の連結部をなしている。
実施形態3では、連結機構90は、回転板84の回転中心に対して点対称の4箇所において回転板84に連結されるから、クランク軸24に対する回転板84の同心精度が向上すると共にクランク軸24と回転板84との連結強度(取付強度)が向上する。
実施形態3では、クランクアーム26の近傍に漕ぎ方向の回転の進み側に位置する一つの連結ピン100とクランクアーム26の漕ぎ方向の回転の進み側の外面26Bとの間には、クランクアーム26の寸法及び形状に応じた余裕を得る空隙Sができる。
尚、連結板94と副連結板102とが一体であってもよい。
次に、実施形態4による自転車用電動アシスト装置を、図7を参照して説明する。尚、図5及び図6において、図1〜図3に対応する部分は、図1〜図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態4では、実施形態1の構造に加えて、回転板84に取付具108によってゴム部材110が取り付けられている。ゴム部材110はクランクアーム26を挟んで連結ピン98がクランクアーム26の外面26Aに当接する位置と対向する位置にてクランクアーム26の漕ぎ方向の回転の進み側の外面26Bに弾発的に当接する。
これにより、クランクアーム26が連結ピン98とゴム部材110とによって回転方向に挟まれ、回転板84とクランクアーム26とが正回転(漕ぎ方向回転)及び逆回転の何れの方向にもがた付きを生じることなく連結される。
実施形態4では、連結機構90によるクランクアーム26と回転板84との連結が、使用過程において、がた付きを生じることなく確実に行われる。
次に、実施形態5による自転車用電動アシスト装置を、図8を参照して説明する。尚、図7において、図1〜図3に対応する部分は、図1〜図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態5では、実施形態1のものにおいて、クランクアーム26の漕ぎ方向の回転の遅れ側の外面26Aに対応する側の連結板94の端部に、連結ピン98に代えてリンク部材112の一端にボルト117によって連結された当接ピン119が取り付けられている。リンク部材112の他端には軸114によってクランプアーム118が回動可能に取り付けられている。クランプアーム118はクランクアーム26の漕ぎ方向の回転の進み側の外面26Bに当接する偏心カム形状部116を含む。
実施形態5では、クランプアーム118の回動によって偏心カム形状部116がクランクアーム26の外面26Bに押し付けられる。これにより、クランクアーム26が当接ピン119と偏心カム形状部116とによって回転方向に挟まれ、回転板84とクランクアーム26とが正回転(漕ぎ方向回転)及び逆回転の何れの方向の何れにも、がた付きを生じることなく連結される。
実施形態5でも、連結機構90によるクランクアーム26と回転板84との連結が、使用過程において、がた付きを生じることなく確実に行われる。
次に、実施形態6による自転車用電動アシスト装置を、図9を参照して説明する。尚、図9において、図1〜図3に対応する部分は、図1〜図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態6では、回転板84は、連結部材120によってクランクアーム26の回転中心部(基端部)に同軸的に連結され、電動アシスト装置50によるアシスト力をクランクアーム26に与える。
連結部材120は、3脚の五徳形状をしており、第2の連結部として各脚部122がボルト124によって回転板84に固定され、第1の連結部92として中心部をクランク軸24及びクランクアーム26に同軸的に連結される。第1の連結部92の構造は、実施形態1のものと同一である。
実施形態6では、回転板84の回転は、実施形態1と同様の固定ねじ部材(不図示)の外歯(不図示)と連結部材120内歯(不図示)との形状係合により、クランク軸24及びクランクアーム26に伝達される。
尚、実施形態6は、連結機構90がクランクアーム26との当接部を有することが必須でないことを示した実施形態である。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、電動アシスト装置50は、軸受筒体20以外に、シートチューブ12、ダウンチューブ14、サブチューブ15、チェーンステー16、パイプ継手22等の外部に取り付けられてもよい。
固定ねじ部材40と連結板94との形状係合の形状は、セレーションのような歯の形状に限られることなく、多角形等によるものであってもよい。
電動モータ54は自転車10のペタル漕ぎによって発電を行う発電機として用いることもできる。この場合には、連結ピン98はクランクアーム26の漕ぎ方向の回転の進み側の外面26Bに当接する構造になる。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 :自転車
12 :シートチューブ
14 :ダウンチューブ
15 :サブチューブ
16 :チェーンステー
18 :フレーム
20 :軸受筒体
22 :パイプ継手
24 :クランク軸
26 :クランクアーム
26A :外面
26B :外面
28 :クランクアーム
30 :ペダル
32 :ドライブスプロケット
34 :四角柱部
36 :四角孔
38 :ねじ孔
40 :固定ねじ部材(固定部材)
40A :頭部
40B :雄ねじ部
40C :丸柱部
40D :外歯
40E :外歯部
42 :丸孔
44 :ねじ孔
46 :頭付きねじ
50 :自転車用後付け電機装置(電動アシスト装置)
52 :ハウジング
52A :第1半体
52B :第2半体
52C :円環部
54 :電動モータ(回転電機)
56 :アウタケーシング
58 :出力軸
60 :駆動平歯車
62 :ブッシュ
64 :中間軸
66 :中間平歯車
68 :中間平歯車
70 :中心開口
72 :円筒部
74 :外周部
76 :右側部
78 :ボール軸受
80 :出力平歯車
84 :回転板(回転部材)
90 :連結機構(連結部材)
92 :第1の連結部
94 :連結板
94A :内歯
94B :貫通孔
96 :ボルト
98 :連結ピン
100 :連結ピン
102 :副連結板
104 :丸孔
106 :ボルト
108 :取付具
110 :ゴム部材
112 :リンク部材
114 :支持軸
116 :偏心カム形状部
118 :クランプアーム
120 :連結部材
122 :脚部
124 :ボルト
130 :制御装置
132 :バッテリ
12 :シートチューブ
14 :ダウンチューブ
15 :サブチューブ
16 :チェーンステー
18 :フレーム
20 :軸受筒体
22 :パイプ継手
24 :クランク軸
26 :クランクアーム
26A :外面
26B :外面
28 :クランクアーム
30 :ペダル
32 :ドライブスプロケット
34 :四角柱部
36 :四角孔
38 :ねじ孔
40 :固定ねじ部材(固定部材)
40A :頭部
40B :雄ねじ部
40C :丸柱部
40D :外歯
40E :外歯部
42 :丸孔
44 :ねじ孔
46 :頭付きねじ
50 :自転車用後付け電機装置(電動アシスト装置)
52 :ハウジング
52A :第1半体
52B :第2半体
52C :円環部
54 :電動モータ(回転電機)
56 :アウタケーシング
58 :出力軸
60 :駆動平歯車
62 :ブッシュ
64 :中間軸
66 :中間平歯車
68 :中間平歯車
70 :中心開口
72 :円筒部
74 :外周部
76 :右側部
78 :ボール軸受
80 :出力平歯車
84 :回転板(回転部材)
90 :連結機構(連結部材)
92 :第1の連結部
94 :連結板
94A :内歯
94B :貫通孔
96 :ボルト
98 :連結ピン
100 :連結ピン
102 :副連結板
104 :丸孔
106 :ボルト
108 :取付具
110 :ゴム部材
112 :リンク部材
114 :支持軸
116 :偏心カム形状部
118 :クランプアーム
120 :連結部材
122 :脚部
124 :ボルト
130 :制御装置
132 :バッテリ
Claims (11)
- 自転車のフレームに取り付けられるべく構成されたハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられた回転電機と、
前記自転車のペダル用のクランク軸の回転中心軸線周りに配置されるべく前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記回転電機とトルク伝達関係で接続された円環形状の回転部材と、
前記クランク軸と一体的に回転するように前記クランク軸に形状係合によって連結された第1の連結部及び前記回転部材に固定された第2の連結部を含む連結部材とを有する自転車用後付け電機装置。 - 前記第1の連結部は、前記クランク軸に固定される固定部材に形成された外歯と、前記第1の連結部に形成され、前記外歯に係合する内歯とを含む請求項1に記載の自転車用後付け電機装置。
- 前記第2の連結部は前記クランク軸に連結されたクランクアームの漕ぎ方向の回転の遅れ側の面に当接する当接部分を含む請求項1又は2に記載の自転車用後付け電機装置。
- 前記連結部材は、前記クランク軸の軸線方向に見て直線形状、U字形あるいはV字形をしていて、中間部に前記第1の連結部を含み、両端部に前記第2の連結部を有し、そのうちの少なくとも一つの前記第2の連結部が前記当接部分を含んでいる請求項3に記載の自転車用後付け電機装置。
- 前記クランクアームの漕ぎ方向の回転の進み側の面に弾発的に当接すべく前記回転部材に取り付けられたゴム部材を更に有する請求項3に記載の自転車用後付け電機装置。
- 前記連結部材は、前記クランク軸の軸線方向に見てX字形をしていて、中央部に前記第1の連結部を含み、各端部に前記第2の連結部を有し、そのうちの少なくとも一つの前記第2の連結部が前記当接部分を含んでいる請求項4に記載の自転車用後付け電機装置。
- 前記第2の連結部は、前記回転部材に固定され、前記クランク軸に連結されたクランクアームの漕ぎ方向の回転の遅れ側の面に当接する当接部分を含む当接ピンと、前記当接ピンに連結された一端を含むリンク部材と、前記リンク部材の他端に回動可能に取り付けられ、前記クランクアームの漕ぎ方向の回転の進み側の面に当接する偏心カム形状部を含むクランプアームを有する請求項1又は2記載の自転車用後付け電機装置。
- 前記ハウジングは前記回転部材を同心的に支持する円環部を含み、
前記回転部材と前記円環部とが前記フレームと前記クランクアームとの間に配置される請求項3に記載の自転車用後付け電機装置。 - 前記ハウジングに内蔵され、前記回転電機と前記回転部材との間に設けられた変速歯車列を有し、
前記回転電機は前記変速歯車列の配置によって前記回転部材の径方向外方に偏倚した位置にある請求項1又は2に記載の自転車用後付け電機装置。 - 前記回転電機はアシスト力を発生する電動モータであり、
更に、前記フレームに取り付けられるべく構成され、前記電動モータの電源をなすバッテリを有する請求項1又は2に記載の自転車用後付け電機装置。 - 請求項1から10の何れか一項に記載された自転車用後付け電機装置を取り付けられた自転車。
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