JP6976706B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は記録装置に関する。
プリンタ等の記録装置やスキャナ等の読取装置が有するキャリッジ装置はリニアエンコーダを有している。これは、キャリッジの走査領域の全域にわたってスリットパターンが印刷されたコードストリップを張り、エンコーダセンサによって読み取ることによりキャリッジの位置を検出する。コードストリップが緩むと検出精度が落ちるので、コードストリップには比較的大きい張力をかける必要がある。特許文献1に記載の装置では、コードストリップの両端に貫通穴を設け、コードストリップの一端をシャーシに固定し、他端を板ばねやコイルばねで引っ張って張力を与えている。
特許第3995442号
特許文献1のような、フィルム材のコードストリップに張力をかける構成においては、クリープによって経時的にコードストリップが徐々に伸び、その結果、スリットパターンの間隔が拡がる現象が発生する。スリットパターンの間隔の増大に伴ってキャリッジの速度検出や位置検出に誤差が生じるので、記録画像が本来とは違った位置やサイズになってしまう可能性がある。特許文献1にはこのような課題に対する解決手段はなんら開示していない。
本発明の目的は、記録装置においてリニアエンコーダのコードストリップの伸びが発生しても、キャリッジの位置制御や速度制御の精度の低下を抑えることである。
本発明の記録装置は、液体を吐出する記録ヘッドを搭載し、所定方向に往復移動するキャリッジと、所定方向に沿って等間隔にスリットパターンが形成されているコードストリップと、コードストリップを張力を掛けて支持する支持手段と、キャリッジに備えられ、スリットパターンを読み取るエンコーダセンサと、エンコーダセンサによるスリットパターンのカウント値により、キャリッジの移動制御を行う制御部と、所定方向において離れて配置されている第1の位置基準部および第2の位置基準部と、第1の位置基準部によって特定される第1の位置と第2の位置基準部によって特定される第2の位置との間の距離に対応する、カウント値の基準値を予め記憶しておく記憶手段と、を備える記録装置であって、記憶手段は、所定の動作を行うためのキャリッジの位置に対応する値を記憶し、制御部は、機械的な動作不良が生じたときに、キャリッジを第1の位置から第2の位置まで移動させた際の、エンコーダセンサによるスリットパターンのカウント値を取得し、取得したカウント値と基準値との差に基づいて、前記位置に対応する値を補正することを特徴とする。
本発明によると、記録装置においてリニアエンコーダのコードストリップの伸びが発生しても、キャリッジの位置制御や速度制御の精度の低下を抑えることができる。
本発明のキャリッジ装置を含む記録装置の内部構成を示す斜視図である。 図1に示す記録装置の内部構成を示す斜視図である。 図1に示す記録装置の内部構成を示す斜視図である。 図1に示す記録装置の断面図である。 図1に示す記録装置の搬送機構を示す斜視図である。 図1に示す記録装置のキャリッジ装置を示す斜視図と断面図である。 図6に示すキャリッジ装置のコードストリップの懸架構成を示す斜視図とその要部拡大図である。 図6に示すキャリッジ装置の位置特定部材を説明するための斜視図である。 図1に示す記録装置のブロック図である。 本発明のキャリッジ装置の制御方法の一部の工程を示すフローチャートである。 図11に示す工程に続く工程を示すフローチャートである。 本発明のキャリッジ装置の制御方法を含む記録方法のフローチャートである。 本発明のキャリッジ装置の制御方法を含む記録方法の他の実施形態のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(記録装置の基本構成)
図1〜4に、本発明のキャリッジ装置を含む装置の一例であるインクジェット記録装置100を示している。記録装置100は、主に、供給部2と、搬送部3と、排出部4と、記録部5と、キャップ部6と、ワイピング部7を有する。供給部2から供給された被記録媒体は搬送部3に送られ、搬送部3の主搬送ローラ31とそれに対向する従動ローラ(不図示)とによってレジスト(位置合わせ)動作が行われた後に、記録部5に送られる。記録部5において、プラテン35に保持された被記録媒体に対して、キャリッジ52に搭載された記録ヘッド53が例えば液体インクを吐出することにより記録(画像形成)を行う。
図2に示すように、記録装置の筐体1の内部には、供給駆動ユニット38(供給駆動部)及び搬送駆動ユニット36(搬送部および搬送駆動部)が配置されている。詳細は図5を参照して後述するが、搬送駆動ユニット36には、搬送ローラ32及び排出ローラ33が回転可能に支持されている。また、筐体1の内部には、搬送ローラ32及び排出ローラ33の他端を支持するローラ支持プレート(ローラ支持部材)37と、プラテン35が配置されている。
図3は、図2に示す構成に、シャーシ50等が配置されている状態を示している。図3に示すように、筐体1の内部には、シャーシ50、キャリッジモータ51、キャリッジ52、及びピンチローラホルダ54が配置されている。
図4は記録装置1の構成を示す断面図である。記録装置1には、図2及び図3に示した部材に加え、供給ローラ63、分離土手62、中間ローラ64、中間ピンチローラ65、搬送路67、内部シートガイド(ガイド部材)39、ピンチローラ55、及び従動ローラ34が配置されている。筐体1内には、記録ヘッド53及びシャーシ50が配置され、さらに、筐体1には、供給トレイ18とリアガイド66が取り付けられている。
筐体1内において、供給トレイ18にセットされたシートSは、シートSに当接する供給ローラ63の回転によって、供給方向下流側に位置する分離土手62に向けて送り出される。供給ローラ63によって送り出されたシートSの先端は、分離土手62に突き当てられ、分離土手62に沿ってz方向(高さ方向)上方へ向かう。これによって、供給トレイ18に複数のシートSがセットされている場合に、z方向の最上位のシートSが他のシートから分離される。他のシートから分離されてz方向上方へ向かったシートSは、中間ローラ64及び中間ピンチローラ65によって挟持され、両ローラ64,65の回転によって、搬送路67に沿って矢印方向に移動する。ここでは、搬送路67はUターンパス形状となっており、シートSの進行方向が反転するようになっている。シートSは内部シートガイド39によりy方向(副走査方向)下流側に向けて案内され、搬送ローラ32とピンチローラ55とに挟持され、両ローラ32,55の回転によってプラテン35とキャリッジ52に取り付けられた記録ヘッド53との間に搬送される。この位置において、記録ヘッド53によってシートSに対する記録動作(例えば液体吐出動作)が行われる。記録が行われたシートSは、排出ローラ33と従動ローラ34とに挟持され、両ローラ33,34の回転によって排出トレイ6へ排出される。
(搬送部の構成)
図5は記録装置のシート搬送に関わる部材(搬送機構)を示す斜視図である。搬送駆動ユニット36は、ギヤ列を介して搬送ローラ32及び排出ローラ33へ搬送モータ70の駆動力を伝達する。図5に示すように、搬送ローラ32及び排出ローラ33の一端は、搬送駆動ユニット36に支持されている。搬送ローラ32及び排出ローラ33の他端は、ローラ支持プレート37に支持されている。ローラ支持プレート37は、摺動性及び対磨耗性に優れた材料で構成されており、搬送ローラ32及び排出ローラ33を安定的に支持することが可である。
供給駆動ユニット38は、供給ローラ63及び中間ローラ64へ搬送ローラ32の回転を伝達する。中間ローラ64には、搬送ローラ32の回転が常時直接に伝達される。一方、搬送ローラ32と供給ローラ63とを繋ぐ駆動列に、キャリッジ52が所定位置(供給トリガ位置)にある場合にのみストッパが外れる振り子が設けられ、振り子の動作により接続(回転伝達)状態と接続解除(非伝達)状態が切り替わるようになっている。すなわち、キャリッジ52が供給トリガ位置にある時に搬送ローラ32の正転で供給ローラ63に駆動力が伝達され、搬送ローラ32の逆転で供給ローラ63への駆動力が遮断される構成である。
供給ローラ63は供給ローラアームに回転可能に軸支され、供給ローラアームの回転軸は、筐体1に回転可能に支持されている。供給ローラアームは、筐体1の強度の高い部分に支持されており、供給ローラ63の被記録媒体供給時の反力を受けても変形が抑えられるようになっている。中間ローラ64は、中間ローラアームに回転可能に軸支されている。図5に示すように、供給駆動ユニット38は、ローラ支持プレート37と隣接する位置に配置されており、ギヤ列を介して搬送ローラ32の回転を各アームの回転軸に伝達し、これによって供給ローラ63及び中間ローラ64を回転させるようになっている。供給駆動ユニット38は、筐体1の直立形状部1c(図2,3参照)の近傍にビス止めされて、筐体1に取り付けられている。これによって、搬送ローラ32と供給駆動ユニット38との位置関係は高精度に保たれるので、供給ローラ63及び中間供給ローラ64へ搬送ローラ32からの回転力を安定的に伝達することができる。
(キャリッジ装置の構成)
図6(a),6(b)はキャリッジ52の周囲の構成を説明するための図である。図6(a)はキャリッジ52及びシャーシ50等を示す斜視図であり、図6(b)はキャリッジ52の周囲の構成を示す断面図である。図6(b)に示すように、キャリッジ52には、記録ヘッド53が搭載されている。キャリッジ52は、所定方向(主走査方向であるx方向)へ往復移動可能にシャーシ50に支持されている。具体的には、図6(a)及び6(b)に示すように、キャリッジ52は、自重によってシャーシ50の支持面50a,50b,50cに当接し、シャーシ50に支持されている。このように、キャリッジ52に搭載されている記録ヘッド53は、シャーシ50に保持されている。シャーシ50は、金属部材であり、折り曲げ加工によって作製されている。
シャーシ50には、ピンチローラ55を支持するピンチローラホルダ54が取り付けられている。シャーシ50には支持部50dが設けられており、ピンチローラホルダ54は支持部50dを支点として回動可能にシャーシ50に支持されている。図6(b)に示すように、ピンチローラホルダ54のz方向上方の位置には、z方向下方へ付勢するピンチローラバネ56が配置されている。これによって、ピンチローラ55は、筐体1に取り付けられた状態において、搬送ローラ32に対して所定の圧力にて接触し、搬送ローラ32の回転に従動回転し、両ローラ32,55の間に挟持したシートを搬送する。
記録ヘッド53はキャリッジ52に取り付けられ、キャリッジ52はy方向(被記録媒体搬送方向)と直交するx方向(主走査方向)に走査可能にヘッドシャーシ50に支持されている。そして、キャリッジモータ51の駆動がタイミングベルト57によって伝達されることでキャリッジ52は往復走査を行う。
図7(a),7(b),7(c)は、コードストリップの懸架構成を表す斜視図である。キャリッジ52の位置を検出するために、150dpiのピッチで多数の縦バー状のスリットパターン(スケールパターン)が等間隔にマーキングされたコードストリップ58を有する。コードストリップはコードストラップあるいはリニアスケールとも呼ばれる。コードストリップ58はタイミングベルト57と平行に張られており、且つ、スリットパターンは、キャリッジの往復移動方向に沿ってその往復移動範囲の全域にわたって設けられている。コードストリップ58を光学的に読み取るためのフォトセンサであるリニアエンコーダB15a(図9参照)が、キャリッジ52に取り付けられたキャリッジ基板に設けられている。リニアエンコーダで得られた信号はフレキシブルケーブルを介して電気回路に伝えられ、電気回路においてキャリッジ52の位置を求める処理がなされる。
本実施形態のコードストリップ58は、ポリエステルフィルムを基材として構成されている。コードストリップ58が緩んだ状態では、キャリッジ52の位置情報を正確に検知することができない。そのため、コードストリップ58は、支持手段によって張力を掛けられた状態で弾性懸架されている。支持手段は、シャーシ50の一端部に位置し、コードストリップ58の一端部の穴に係止される係止部aと、シャーシ50の他端部に位置し、コードストリップ58の他端部の穴に係止されたバネ部材59を通して引っかける係止部bとからなる。コードストリップ58は、一端部の穴に係止部aが係止され、他端部の穴にバネ部材59を介して係止部bが係止され、バネ部材のバネ力によって係止部aと反対の方向に引っ張られて、全体に張力をかけられて支持されている。
図8(a),8(b)は、本発明のキャリッジ52の突き当て部に関する斜視図であり、図8(a)はシャーシ50を底面側から見た斜視図、図8(b)は上面側から見た斜視図である。シャーシ50の両端にはそれぞれ突き当て部L,Rが設けられている。すなわち、キャリッジ52の往路側動作終端位置(走査範囲の一方の端部)でキャリッジ52が当接する突き当て部L(図8(a))と、復路側動作終端位置(走査範囲の他方の端部)でキャリッジ52が当接する突き当て部R(図8(b))が設けられている。一方、キャリッジ52には、シャーシ50の突き当て部Lに突き当たるキャリッジ側突き当て部eと、シャーシ50の突き当て部Rに突き当たるキャリッジ側突き当て部fとが設けられている。
キャリッジ52は、往復走査時に、キャリッジ側突き当て部eが突き当て部Lに突き当たった位置から、突き当て部Lと反対側に向かって動き、キャリッジ側突き当て部fが突き当て部Rに突き当たった位置から、突き当て部Lと反対側に向かって動く。すなわち、突き当て部Lと突き当て部Rが、キャリッジ52の移動を規制し、両突き当て部L,Rの間が走査範囲(往復移動範囲)である。突き当て部Lおよび突き当て部Rはシャーシ50と同じ部材で一体的に構成されていても、別部材として構成されていてもよい。
前述した構成において、被記録媒体であるシートSに記録を行う時は、記録すべき行が記録ヘッドに対向するように、ローラ32,55がシートSを搬送する。そして、キャリッジモータ51とリニアエンコーダの情報を用いたフィードバック制御を行うことにより、キャリッジ52を記録開始位置に移動させて、記録ヘッド53を被記録媒体の記録位置に対向させる。その後、電気回路からの信号によって記録ヘッド53が駆動され、例えばシートSに向けて液体インクを吐出して記録(画像形成)を行う。記録ヘッド53によって記録を行った後に、記録が行われたシートSは、排出部4に送られ、排出ローラ41と排出拍車42によって排出トレイ43上に排出される。
キャリッジ52の走査領域の一端側に、記録ヘッド53のインク吐出部をキャップして保護するキャップ部6が設けられ、他端側に、記録ヘッド51のインク吐出部をクリーニングするワイピング部7が設けられている。記録動作の前後の所定のタイミングにおいてキャリッジ52はキャップ部6もしくはワイピング部7のところまで移動し、それぞれの動作を行う。
図9は、本実施形態における記録装置の概略を示すブロック図である。各種信号を処理する制御部B1のインターフェイス部には、制御部B1に記録に関する信号を送るためのコンピュータ(PC)B2が接続されている。また、制御部B1のインターフェイス部には、装置本体に装備されている、制御部B1に直接信号を送るための操作パネルB3も接続されている。さらに、制御部B1には、搬送モータドライバB4と画像形成モータドライバB12が接続されている。搬送モータドライバB4には、搬送モータB5、主駆動伝達系B6、主搬送ローラユニットB7、搬送駆動伝達系B8、搬送ローラユニットB9が順次接続されている。また、画像形成モータドライバB12には、画像形成部モータB13、画像形成部B14、供給駆動伝達系B10、供給ローラユニットB11が順次接続されている。制御部B1は不揮発性メモリ(記憶手段)を搭載しており、動作時の各種パラメータを格納しており、動作時にそれらを適宜に書き換えることも可能である。主搬送ローラユニットB7は、画像形成時に被記録媒体Sを主体的に搬送する搬送機構であり、搬送モータB5に接続された主駆動伝達系B6によって駆動される。搬送ローラユニットB9は、供給された被記録媒体Sを主搬送ローラユニットB7の位置まで搬送する搬送機構であり、主搬送ローラユニットB7に接続された搬送駆動伝達系B8によって駆動される。供給ローラユニットB11は、供給トレイ18に積載された被記録媒体Sを一枚ずつに分離して搬送機構に供給するユニットであり、搬送駆動伝達系B8に接続された切替式の供給駆動伝達系B10によって駆動される。画像形成部B14は記録ヘッドを含み、画像形成モータドライバB12に制御される画像形成部モータB13によって駆動される。
制御部B1がPCB2または操作パネルB3からの画像形成命令を受けるか、または制御部B1内部のタイマーなどによって画像形成指示が出されると、制御部B1は、モータドライバB4を介して搬送モータB5に対して電力を供給するよう指令を出す。搬送モータB5は、主駆動伝達系B6を介して主搬送ローラユニットB7を駆動する。さらに、主搬送ローラユニットB7から搬送駆動伝達系B8を介して、搬送ローラユニットB9が駆動される。このようにして、供給ローラユニットB11と、搬送ローラユニットB9と、主搬送ローラユニットB7とによって、適宜のタイミングで被記録媒体Sが供給トレイ18から記録部まで送られる。それと同時に、制御部B1が画像形成モータドライバB12を介して、画像形成部モータB13に対して電力を供給するよう指令を出す。これによって記録部において画像形成部の記録ヘッドが被記録媒体に画像形成動作を行う。実際には、記録ヘッドを搭載したキャリッジ52が主走査方向に移動しながら、記録ヘッドから被記録媒体に液体を吐出して、1回走査分の記録を行う。この1回走査分の記録と、1回走査に相当する搬送量の被記録媒体の副走査方向への搬送とを交互に行うことによって、被記録媒体への記録を行う。この時、供給駆動伝達系B10の動作により、供給路ローラユニットB11に対する動力の伝達と非伝達を、適宜のタイミングで切り替える。結果として、供給ローラユニットB11と搬送ローラユニットB9の同期駆動と非同期駆動を行うことが可能となる。
各モータの回転状態や負荷状態や記録媒体の搬送状態は、記録装置の各所に設けられた各種のセンサB15によって検知され、信号として制御部B1に情報が送られる。制御部B1は命令とセンサ情報に基づいて各モータを制御して記録を行う。センサB15には、コードスプリットのスリットパターンを読み取るリニアエンコーダB15aも含まれる。
(キャリッジの位置制御)
記録装置においては、前述した記録動作に加えて、記録ヘッド53の吐出口面からの水分蒸発を防止するキャップ動作や、吐出口面の汚れを除去するワイピング動作や、供給ローラ63への駆動力伝達のための連結動作と連結解除動作などが行われる。それらの動作に際しては、それぞれの適切な動作位置にキャリッジ52を移動させる必要がある。その場合、キャリッジ52の位置は、主に、筐体1に固定されたコードストリップ58のスリットパターンを、キャリッジ52に取り付けられたリニアエンコーダによって読み取ることによって検知される。特に、キャリッジ52の往路側突き当て部Lを基準として、所定の位置までの距離に対応するコードストリップ58のカウント値(カウント数)を取得する。一例としては、コードストリップ58の解像度を150dpiとして、突き当て部Lから各動作に適した位置までの距離に相当するカウント値を予め求めておく。これが位置検出用指標であるスリットパターンの初期の検出結果であり、基準値として記憶手段(メモリ)に予め記憶される。そして、実際の動作時には、予め求めたカウント値分だけキャリッジ52を移動させてから各動作を行う。突き当て部Lを基準として各位置まで距離とカウント値の一例は以下の通りである。
Figure 0006976706
表1に記載されているカウント値は、コードストリップ58のスリットパターンが解像度150dpiで並んでいることを前提としている。しかしながら、前述したように、コードストリップ58は、ポリエステルフィルム等を基材としており、テンションをかけた状態で配置されているため、クリープ等により経時的に変形(伸び等)を生じるおそれがある。そうすると、スリットパターン間の間隔が伸びてしまうため、カウント値と距離との関係が合わなくなる現象が発生する。それにより、記録開始位置および記録終了位置がずれたり、供給トリガ位置で振り子のストッパを外せずに被記録媒体の供給不良を生じたりするなどの不具合が起こる。そこで、本実施形態ではこれを補正するために、予め設定されて記憶されているカウント値と、実際の移動時に実測されたカウント値との差を求めて補正する。
前述した補正を含む具体的な制御方法について詳細に説明する。
(基準値格納動作)
まず、初期状態(変形前)のコードストリップにおける、所定の位置までの移動に伴うカウント値を求めて制御部B1のメモリ等に格納する基準値格納動作を行う。図10のフローチャートに示すように、記録装置の一番最初の動作時に、キャリッジ52を往路側突き当て部Lに向けて移動させてキャリッジ側突き当て部eを突き当て部Lに当接させる(S91)。そこから復路側突き当て部Rへ向けてキャリッジ52を移動させて、キャリッジ側突き当て部fを突き当て部Rに当接させる(S92)。この動作を便宜上「往復突き当て動作」と言う。そして、この往復突き当て動作時にリニアエンコーダが読み取ったコードストリップ56のスリットパターンのカウント値(C0)を求め、制御部B1の不揮発メモリに格納する(S93)。この動作は、工場からの出荷時に行ってもよく、また、ユーザーの所に到着して最初の動作の際に行ってもよい。
(カウント値確認動作)
基準値格納動作を行った記録装置において、タイマーによって所定時間が経過したことが確認された場合や、ユーザーの操作によって補正動作を行う指令が出た場合に、前述した往復突き当て動作を行う(図11のS21、S22)。そして、往復突き当て動作時にリニアエンコーダがコードストリップ56のスリットパターンを読み取った回数をカウントしたカウント値(C1)を取得して不揮発メモリに格納する。(S23)。このカウント値C1が、位置検出用指標であるスリットパターンの現状の検出結果の実測値である。往路突き当て部Lおよび復路突き当て部Rは、コードストリップよりも弾性率が高い金属製のシャーシ50に設けられており、キャリッジ52の走査方向に過剰なテンションがかかっておらずクリープは生じず、大きな誤差は生じない。それに対し、ポリエステルフィルムを基材とするコードストリップ56は、クリープしてスリットパターンの間隔が変わっている可能性がある。カウント値の実測値C1が基準値C0と実質的に一致していれば、コードストリップの変形は生じていないと判断できる。しかし、カウント値の実測値C1が基準値C0と異なっていれば、コードストリップが変形してスリットパターンの間隔が変わっていると判断される。
(解像度補正)
前述したように、所定距離(往路突き当て部Lから復路突き当て部Rまでの距離)の移動に伴うコードストリップ56のスリットパターンのカウント値の実測値C1が基準値C0と異なり、それらの差が大きい場合には補正を行う。すなわち、実測値C1と基準値C0の差C0−C1の値が所定量(閾値D)よりも大きい場合は、ずれを補正すべきであると判断し(S24)、補正動作を行う。このずれは、コードストリップ58のスリットパターンの間隔が変わったこと、すなわちスリットパターンの解像度が変わったことを意味する。そこでこの解像度の変更を補償するように補正を行う。具体的には、スリットパターンの間隔が、実測値の基準値に対する割合であるC1/C0だけ変わったとみなすことができ、基準データ(初期状態の検出データ)に、この割合C1/C0を掛けることによって補正データとすることができる。例えば、初期状態のスリットパターンの解像度が150dpiであった時に、コードストリップの変形によって150×(C1/C0)dpiになったと考えることができる。従って、スリットパターンの解像度が150dpiから150×(C1/C0)dpiに変更されたとみなして、位置制御のためのカウント値を補正する(S25)。例えば、カウント値の基準値C0=1893で実測値C1=1843であった時に、コードストリップ56のスリットパターンの解像度は150dpiから146dpiに変わるため、位置制御用の補正カウント値は以下の通りに算出される。
Figure 0006976706
また、キャリッジの移動制御の1つとして、速度の制御を行う場合もある。これは、キャリッジに搭載されているヘッドの動作を安定して精度良く行うために、キャリッジの走査速度を一定に保つようにすることである。このキャリッジの速度制御は、コードストリップのスリットパターンのカウント値を利用してキャリッジの速度を検出することが前提になっている。しかし、クリープ等によってコードストリップが変形し、スリットパターンの間隔(解像度)が変わると、検出した速度が不正確になる。その結果、キャリッジの走査速度が一定であるにもかかわらず変動したように判断されて、所望の走査速度よりも高速または低速になるように誤った制御を行う可能性がある。また、キャリッジの走査速度が変動しているにもかわらず一定であるかのように判断されて、所望の走査速度よりも高速または低速である状態で放置してしまう可能性がある。いずれの場合も、キャリッジが所定の速度で走査しないために、キャリッジに搭載されたヘッドの動作が高精度に行われなくなる。例えば、ヘッドからの液体吐出が適切なタイミングで適切な位置に行われず、形成する画像の品質が低くなるおそれがある。そこで、本発明では、前述したようにコードストリップのスリットパターンの解像度の変化を検知して、それをキャリッジの速度の計算に反映させることにより、コードストリップが変形しても精度良くキャリッジの走査速度を求めることができる。その結果、キャリッジを適切に速度制御することができ、ひいては、ヘッドの動作を精度良く行わせることができる。
図12は、前述した本実施形態の制御方法を含む記録方法のフローチャートの一例である。記録装置の制御部にPCなどから記録命令が送信されると、まず解像度補正動作を行うタイミングであるかの判断を行う(S1)。解像度補正動作を行うタイミングは、タイマーにより所定時間の経過を検知した時、ユーザーが記録装置を初めて使用する時、PCなどから解像度補正動作命令を受けた時、キャリッジの停止位置ずれ等により機械的な動作不良が生じた時などである。機械動作の失敗とは、例えば、複数回の供給動作を行っても供給口から被記録媒体が進まない場合などである。ここで解像度補正動作を行うタイミングであると判断されれば、前述した解像度補正動作を行う(S2)。
その後、供給動作を開始し、制御部B1がモータドライバB4に被記録媒体供給の指令を送って、搬送駆動源である搬送モータB5を駆動し、供給ローラ106、搬送ローラ109、などにそれぞれ回転力が伝達される(S3)。仮に、センサB15が、所定の時間までに被記録媒体の搬送ローラユニットB7への到達を検知しない(S4)場合には、供給エラー表示を行い(S10)、ユーザーに、被記録媒体の挿入および再供給動作を促す。その後にユーザーからのエラー解除命令(再供給動作命令)を受けると(S11)、再度供給動作を行う(S3)。
一方、センサB15が、被記録媒体の搬送ローラユニットB7への到達を検知すると(S4)、被記録媒体の種類に応じて、被記録媒体の向きを主搬送ローラ6の軸方向に直角になるよう先端位置合わせ(先端レジスト)を行う(S5)。先端レジストを行った後に、被記録媒体を記録開始位置まで搬送し(S6)、ヘッドからの液体吐出等によって記録(画像形成)を行う(S7)。1回走査分の記録と被記録媒体の搬送とを繰り返して画像記録動作を行う(S8)。記録が終了すると、被記録媒体を排出する(S9)。
本実施形態によれば、適宜のタイミングで解像度補正を行うため、その後の記録動作時には、コードストリップのクリープ等による変形の影響を受けずに高精度の記録が可能である。解像度補正は、記録装置の製造時のみならず、ユーザーの使用中にも定期的または任意のタイミングで実施できるため、経時的に記録精度が低下していくことが抑制できる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、図13のフローチャートに示すように、記録装置の温度を検知して所定の温度(閾値)と比較して(S1)、解像度補正動作を実行するか否かを決定している。例えば、記録装置の電源がオンにされた時に、キャリッジの基板上に設けられている温度センサが温度を測定する。測定した温度が所定の温度範囲を外れている時、すなわち、高温閾値(35℃)以上である場合、または低温閾値(5℃)以下である場合に、解像度補正動作を行う。その他のステップは前述した第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。本実施形態では、温度の測定によって、コードストリップが高温または低温によって変形している可能性が高い状態を見極めて、解像度補正動作を実行する。従って、効率良く解像度補正動作を実施することができる。
以上説明したように、本発明によれば、コードストリップのクリープ等による変形を補償して、キャリッジの位置や速度の制御が行える。従って、コードストリップの変形等が生じていても、キャッピング動作、記録開始、供給切替(トリガ)、ワイピング動作などの各種動作を、適切な位置で実施することができる。そのような補正動作のために、特別に記録用のカートリッジや被記録媒体を用いる必要はなく、ユーザーに対する負荷もない。
本発明は、コードストリップにテンションを掛けて設置し、キャリッジにリニアエンコーダを搭載し、その情報を基にモータ制御を行うことで、キャリッジの動作速度もしくは停止位置を管理するシリアルタイプの記録装置において、特に効果的である。ただし、それに限定されず、キャリッジの高精度の位置制御と速度制御の一方または両方が求められる様々な装置に適用可能である。例えば、キャリッジに記録ヘッドの代わりに原稿を読み取る画像読取用の読取ヘッドが搭載され、原稿をキャリッジの往復移動範囲に対向する位置に保持する原稿台を有する読取装置等においても本発明は有効である。また、第1の位置(第1の基準位置)と第2の位置(第2の基準位置)を特定するための第1の位置基準部および第2の位置基準部は、突き当て部に限定されない。例えば、キャリッジに設けられている反射型センサと、キャリッジの往復移動範囲内に設けられている少なくとも1つの反射板とによって、第1の位置と第2の位置を特定できる構成にすることもできる。
52 キャリッジ
58 コードストリップ
B1 制御部
B15a リニアエンコーダ
L,R 突き当て部(位置基準部)

Claims (14)

  1. 液体を吐出する記録ヘッドを搭載し、所定方向に往復移動するキャリッジと、
    前記所定方向に沿って等間隔にスリットパターンが形成されているコードストリップと、
    前記コードストリップに張力を掛けて支持する支持手段と、
    前記キャリッジに備えられ、前記スリットパターンを読み取るエンコーダセンサと、
    前記エンコーダセンサによる前記スリットパターンのカウント値により、前記キャリッジの移動制御を行う制御部と
    前記所定方向において離れて配置されている第1の位置基準部および第2の位置基準部と、
    前記第1の位置基準部によって特定される第1の位置と前記第2の位置基準部によって特定される第2の位置との間の距離に対応する、前記カウント値の基準値を予め記憶しておく記憶手段と、を備える記録装置であって、
    前記記憶手段は、所定の動作を行うためのキャリッジの位置に対応する値を記憶し、
    前記制御部は、機械的な動作不良が生じたときに、前記キャリッジを前記第1の位置から前記第2の位置まで移動させた際の、前記エンコーダセンサによる前記スリットパターンのカウント値を取得し、取得した前記カウント値と前記基準値との差に基づいて、前記位置に対応する値を補正することを特徴とする記録装置。
  2. 前記動作不良は、被記録媒体の供給動作の不良であることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記所定の動作は、前記記録ヘッドの吐出口面からの水分蒸発を防止する動作、前記吐出口面の汚れを除去する動作、供給ローラへの駆動力の伝達または解除を行う動作の少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記支持手段は、弾性懸架により張力を掛けて前記コードストリップを支持することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記第1の位置基準部は、前記キャリッジと当接して前記キャリッジの一方の方向への移動を規制する第1の突き当て部であり、前記第2の位置基準部は、前記キャリッジと当接して前記キャリッジの他方の方向への移動を規制する第2の突き当て部であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記第1の突き当て部と前記第2の突き当て部は、前記コードストリップよりも弾性率が高い部材に設けられていることを特徴とする、請求項に記載の記録装置。
  7. 前記キャリッジには前記第1の位置基準部および前記第2の位置基準部を検知することができるセンサが設けられており、前記センサの検知に基づいて前記第1の位置と前記第2の位置が特定されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記キャリッジの前記第1の位置と前記第2の位置との間の移動に伴う前記スリットパターンの現状の検出結果の実測値を求めるタイミングを示すタイマーをさらに有することを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 温度を検知する温度センサをさらに有し、前記制御部は、前記温度センサが検知した温度が予め設定された温度範囲を外れた時に、前記キャリッジの前記第1の位置と前記第2の位置との間の移動に伴う前記スリットパターンの現状の検出結果の実測値を求めることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記制御部は、前記移動方向における第1の基準位置から第2の基準位置まで前記キャリッジを移動させながら、前記エンコーダセンサで前記スリットパターンを読み取った回数をカウントしたカウント値の実測値を取得し、
    前記実測値と所定の基準値とが異なる場合に、前記キャリッジの移動制御の補正を行うことを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記実測値C1と前記基準値C0とが異なる場合に、前記スリットパターンの検出データに、前記実測値の前記基準値に対する割合C1/C0を掛けて補正データを求め、前記補正データに基づいて前記キャリッジの移動制御を行う、請求項10に記載の記録装置。
  12. 前記実測値C1から前記基準値C0を減算した値が閾値より大きい場合に前記補正データを求めることを特徴とする、請求項11に記載の記録装置。
  13. 前記キャリッジを所定の位置に移動させる際の前記スリットパターンのカウント値を予め設定しておき、前記実測値の前記基準値に対する割合C1/C0を前記カウント値に掛けて算出した補正カウント値に基づいて前記キャリッジを移動させる、請求項12に記載の記録装置。
  14. 前記第1の基準位置から前記第2の基準位置までの移動は、前記キャリッジが、前記第1の位置に設けられた第1の突き当て部に当接した状態から、前記第2の位置に設けられた第2の突き当て部に当接するまで行われる、請求項11から13のいずれか1項に記載の記録装置。
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