JP2002054918A - リニアスケールの取り付け構造 - Google Patents

リニアスケールの取り付け構造

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JP2002054918A
JP2002054918A JP2000241660A JP2000241660A JP2002054918A JP 2002054918 A JP2002054918 A JP 2002054918A JP 2000241660 A JP2000241660 A JP 2000241660A JP 2000241660 A JP2000241660 A JP 2000241660A JP 2002054918 A JP2002054918 A JP 2002054918A
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linear scale
guide rail
pressing plate
mounting structure
linear
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Akihiro Suzuki
昭洋 鈴木
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Roland DG Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のような煩雑な調整を行うことなしに、簡
単な作業により精度良く確実にリニアスケールを取り付
ける。 【解決手段】ガイド・レールに沿って移動する移動体に
配設されたリニアスケール・センサによって、リニアス
ケールのストライプ・パターンまたはスリットを読み込
んで該移動体の位置を検出するための該リニアスケール
を取り付ける際におけるリニアスケールの取り付け構造
において、ガイド・レールに対して所定の間隙を有して
固定されたリニアスケール押さえ板と、ガイド・レール
とリニアスケール押さえ板との間に形成された所定の間
隙内に配置されたリニアスケールの一方の端部を、ガイ
ド・レールに固定する固定手段と、ガイド・レールとリ
ニアスケール押さえ板との間に形成された所定の間隙内
に配置されたリニアスケールの他方の端部を該リニアス
ケールを伸張する方向に付勢する付勢手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアスケールの
取り付け構造に関し、さらに詳細には、インク・ジェッ
ト・プリンタやカッティング・プロッタなどのような各
種の装置に用いて好適なリニアスケールの取り付け構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インク・ジェット・プリンタ
やカッティング・プロッタなどにおいては、インクを吐
出するインク・ヘッドやカッターを保持したカッター・
ホルダーを搭載した移動体たるキャリッジを、記録紙や
OHPシートなどの各種の媒体(以下、「メディア」と
適宜に称する。)の搬送方向と直交する方向で移動させ
ることにより、メディアに所望の印刷を行ったり、メデ
ィアを所望の形状にカッティングしたりしていた。
【0003】ところで、こうしたインク・ジェット・プ
リンタやカッティング・プロッタなどでは、キャリッジ
の位置に応じてメディアに対する印刷やカッティングの
タイミングを決定しているが、当該キャリッジの位置を
検出するためには、一般には、リニアスケールと当該リ
ニアスケールのストライプ・パターンまたはスリットを
読み込むリニアスケール・センサとが用いられている。
【0004】一般に、インク・ジェット・プリンタやカ
ッティング・プロッタなどにリニアスケールを取り付け
るには、その平面にキャリッジを移動自在に支持するガ
イドレールの上方に位置する固定系部材の平面に配置す
るようになされていた。
【0005】ところで、リニアスケールは、例えば、塩
化ビニールやポリエステルなどにより形成されていて、
その厚さは、例えば、0.1mm〜0.2mm程度であ
るため、極めてフレキシブルな性質を備えている。従っ
て、リニアスケールは、その取り扱い性を向上させるた
めに、リニアスケール取り付け用ホルダーに取り付けら
れていた。
【0006】そして、このリニアスケール取り付け用ホ
ルダーには長穴が形成されており、ガイド・レールに沿
って移動するキャリッジに設けられたリニアスケール・
センサの軌跡に併せて、リニアスケール取り付け用ホル
ダーの取り付け位置を当該長穴に沿って適宜に移動さ
せ、リニアスケール・センサとリニアスケールとが適正
な間隔を開けて位置するように、リニアスケールの取り
付け位置を調整するようになされていた。
【0007】ここで、リニアスケール・センサを備えた
キャリッジとリニアスケールとは、リニアスケールの取
り付けの際の容易性を向上させるため、上記において説
明したように、キャリッジをガイド・レールの平面に取
り付ける一方で、リニアスケールをガイドレールの上方
に位置する固定系部材の平面に取り付けるようになされ
ている。
【0008】ところで、ガイド・レールは、板金を90
°折り曲げ形成したものであるが、板金を90°折り曲
げた場合には、その平面は±1°の公差を必要とするも
のである。
【0009】従って、ガイド・レールに沿って移動する
キャリッジに設けられたリニアスケール・センサの軌跡
に併せてリニアスケールを取り付けるには、上記した公
差分の位置ズレを調整しながら取り付ける必要があり、
その作業が煩雑なものとなっていたという問題点があっ
た。
【0010】そして、リニアスケールの長さは、例え
ば、1.3mにも及ぶものがあるので、その調整には長
時間の作業が必要となるということが指摘されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、従来のような煩
雑な調整を行うことなしに、簡単な作業により精度良く
確実にリニアスケールを取り付けることができるように
したリニアスケールの取り付け構造を提供しようとする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ガイド・レ
ールに沿って移動する移動体に配設されたリニアスケー
ル・センサによって、リニアスケールのストライプ・パ
ターンまたはスリットを読み込んで該移動体の位置を検
出するための該リニアスケールを取り付ける際における
リニアスケールの取り付け構造において、ガイド・レー
ルに対して所定の間隙を有して固定されたリニアスケー
ル押さえ板と、上記ガイド・レールと上記リニアスケー
ル押さえ板との間に形成された上記所定の間隙内に配置
されたリニアスケールの一方の端部を、上記ガイド・レ
ールに固定する固定手段と、上記ガイド・レールと上記
リニアスケール押さえ板との間に形成された上記所定の
間隙内に配置されたリニアスケールの他方の端部を該リ
ニアスケールを伸張する方向に付勢する付勢手段とを有
するようにしたものである。
【0013】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、リニアスケールはガイド・レールとリニア
スケール押さえ板との間に形成された所定の間隙内に伸
張されて配置されているので、ガイド・レールがうねっ
ているような場合でも、リニアスケールは当該ガイド・
レールのうねりに沿った形状となる。このため、従来の
ような煩雑な調整を行うことなく、ガイド・レールとリ
ニアスケール押さえ板との間に形成された所定の間隙内
にリニアスケールを配置するという簡単な作業により、
ガイド・レールに沿って移動する移動体に設けられたリ
ニアスケール・センサの軌跡に併せて、精度良く確実に
リニアスケールを取り付けることができるようになる。
【0014】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記
リニアスケール押さえ板は、上記ガイド・レール側に突
出して形成されたダボを有し、上記リニアスケール押さ
え板を上記ガイド・レールに固定する際に、上記ダボの
先端部が上記ガイド・レールに当接し、上記リニアスケ
ール押さえ板と上記ガイド・レールとの間に上記所定の
間隙を形成するようにしたものである。
【0015】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、極めて簡単な構造により、リニアスケール
押さえ板とガイド・レールとの間に所定の間隙を形成す
ることができる。
【0016】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、本発明のうち請求項1または請求項2のいずれか1
項に記載の発明において、上記付勢手段は、一方の端部
を上記ガイド・レールに固定されるとともに他方の端部
を上記リニアスケールの他方の端部に固定され、収縮方
向に付勢する付勢力を備えた弾性部材であるようにした
ものである。
【0017】従って、本発明のうち請求項3に記載の発
明によれば、極めて簡単な構造により、リニアスケール
押さえ板とガイド・レールとの間の所定の間隙内に配置
されたリニアスケールを、ガイド・レールに沿って伸張
させることができるようになる。
【0018】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、本発明のうち請求項1、請求項2または請求項3の
いずれか1項に記載の発明において、上記リニアスケー
ルは、上記ガイド・レールに密着するようにして取り付
けられるものである。
【0019】従って、本発明のうち請求項4に記載の発
明によれば、リニアスケールをガイド・レールのうねり
に沿った形状とすることができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明によるリニアスケールの取り付け構造の実施の形態
の一例を詳細に説明するものとする。
【0021】なお、以下の説明においては、本発明によ
るリニアスケールの取り付け構造についてのみ詳細に説
明することとし、リニアスケールの取り付け構造以外の
構成ならびに印刷処理動作については、従来より公知の
技術を適用することができるものであるので、その詳細
な構成ならびに作用の説明は省略する。
【0022】まず、図1(a)には本発明によるリニア
スケールの取り付け構造の実施の形態の一例を備えたイ
ンク・ジェット・プリンタの概略構成を示す正面説明図
が示されており、図1(b)には図1(a)に示すイン
ク・ジェット・プリンタの左側面説明図が示されてお
り、図1(c)には図1(a)に示すインク・ジェット
・プリンタの右側面説明図が示されており、図1(d)
には図1(a)に示すインク・ジェット・プリンタの上
面説明図が示されている。
【0023】また、図2には、図1に示すインク・ジェ
ット・プリンタの内部構造を示す概念構成説明図が示さ
れている。なお、この図2は、図1(c)における右側
方部材14R(後述する。)を取り外した状態に相当す
る。
【0024】このインク・ジェット・プリンタ10は、
固定系の基台11と、基台11上の主走査方向に延長し
て配設された固定系のベース部材12と、ベース部材1
2の左右両端でベース部材12に直交して配設された一
対の左側方部材13L、右側方部材13Rと、左側方部
材13Lと右側方部材13Rとを連結する中央壁14
と、中央壁14の壁面に平行して主走査方向に移動自在
に配設されたワイヤー(図示せず)に固定的に配設され
たキャリッジ15と、キャリッジ15に記録紙に対向す
るようにして配設されたインク・ヘッド16とを有して
構成されている。
【0025】次に、図2の要部拡大図である図3(a)
と、図3(a)におけるスライド受け部22(後述す
る。)を取り除いた状態のB矢視図である図3(b)
と、図3(b)におけるIV−IV線による要部断面図
である図4とを併せて参照しながら、インク・ジェット
・プリンタ10の内部構造について説明する。
【0026】インク・ジェット・プリンタ10は、主操
作方向に延長するガイド・レール20を備えており、こ
のガイド・レール20には、キャリッジ15に一体的に
取り付けられたスライド受け部22がスライド自在に嵌
合するスライド・レール24が取り付けられている。
【0027】なお、ガイド・レール20は、板金を90
°折り曲げ形成したものであり、その立ち上がり形成さ
れた直立平面20aの略中央部位に、スライド・レール
24が取り付けられるものである。
【0028】従って、このインク・ジェット・プリンタ
10においては、キャリッジ15がワイヤー(図示せ
ず。)の駆動により主走査方向へ移動される場合には、
キャリッジ15に一体的に取り付けられたスライド受け
部24がスライド・レール24上をスライドし、これに
よりガイド・レール20に沿ったキャリッジ15の主走
査方向への移動が実現される。
【0029】このため、ガイド・レール20が折り曲げ
形成によりうねってしまったような場合でも、キャリッ
ジ15はそのうねりに沿って主走査方向に移動する。
【0030】また、ガイド・レール20の直立平面20
aの上端部位、即ち、直立平面20aにおけるスライド
・レール24の取り付け箇所の上方部位には、リニアス
ケール押さえ板26がネジ28により固定されている。
【0031】ここで、リニアスケール押さえ板26に
は、ガイド・レール20の直立平面20a側に突出して
形成されたダボ30が配設されている。このダボ30
は、リニアスケール押さえ板26の打ち出しにより一体
的に形成されている。
【0032】このダボ30の高さ、即ち、リニアスケー
ル押さえ板26をガイド・レール20の直立平面20a
に取り付け際における、リニアスケール押さえ板26と
ガイド・レール20の直立平面20aとの間隙Gは、例
えば、0.3mm〜0.5mm程度となるように設定さ
れている。
【0033】なお、リニアスケール押さえ板26は、リ
ニアスケール32の主走査方向における長さと略同一の
長さとなるように主走査方向に延長している。
【0034】そして、リニアスケール32は、リニアス
ケール押さえ板26とガイド・レール20の直立平面2
0aとの間隙G内に配置されることになる。
【0035】なお、リニアスケール32の厚さは、例え
ば、0.1mm〜0.2mm程度であるため、上記した
間隙G内に容易に配置することができる。
【0036】ここで、リニアスケール32の右側端部3
2Rは、ガイド・レール20の直立平面20aの上端部
にネジ34により固定されている。
【0037】一方、リニアスケール32の左側端部32
Lには、ネジ36により係止部材38が取り付けられて
いる。この係止部材38には、弾性部材としてのコイル
・バネ40の一方の端部40aが係止されている。
【0038】また、コイル・バネ40の他方の端部40
bは、ガイド・レール20の直立平面20aの左上端部
に形成された係止突起20bに係止されている。
【0039】ここで、コイル・バネ40は収縮方向に付
勢する付勢力を備えており、ガイド・レール20とリニ
アスケール押さえ板26との間に形成された間隙G内に
配置されたリニアスケール32の左側端部32Lを、リ
ニアスケール32を伸張する方向に付勢する付勢手段を
構成している。
【0040】従って、リニアスケール32は、ガイド・
レール20のスライド・レール24の取り付け面と同じ
面に密着するようにして取り付けられることになる。
【0041】一方、キャリッジ15の上端部には、リニ
アスケール・センサ・ホルダー42が固定されている。
このリニアスケール・センサ・ホルダー42には、リニ
アスケール32を配置させるスリット44aを備えたリ
ニアスケール・センサ44が配設されている。
【0042】従って、ガイド・レール20が折り曲げ形
成によりうねってしまったような場合において、キャリ
ッジ15がそのうねりに沿って主走査方向に移動する
と、リニアスケール・センサ・ホルダー42に配設され
たリニアスケール・センサ44も、そのうねりに沿って
主走査方向に移動することになる。
【0043】なお、リニアスケール32のスリット44
aの幅Wは、例えば、2mm〜3mm程度に設定されて
いる。
【0044】以上の構成において、インク・ジェット・
プリンタ10にリニアスケール32を取り付けるには、
まず、ガイド・レール20の直立平面20aとリニアス
ケール押さえ板26との間に形成された間隙G内に、左
側端部32Lに係止部材38を取り付けたリニアスケー
ル32を配置する。
【0045】次に、リニアスケール32の右側端部32
Rを、ガイド・レール20の直立平面20aの上端部に
ネジ34により固定する。
【0046】一方、リニアスケール32の左側端部32
Lに取り付けられた係止部材38を、端部40bをガイ
ド・レール20の直立平面20aの左上端部に形成され
た係止突起20bに係止されているコイル・バネ40の
端部40aに、コイル・バネ40の収縮力に抗して係止
する。
【0047】上記した簡単な作業によって、ガイド・レ
ール20の直立平面20aとリニアスケール押さえ板2
6との間に形成された間隙G内に配置されたリニアスケ
ール32は、コイル・バネ40の付勢力によって伸張さ
れて、間隙G内においてガイド・レール20のスライド
・レール24の取り付け面と同じ面に密着するようにし
て配置されることになる。
【0048】即ち、ガイド・レール20がうねっている
ような場合でも、リニアスケール32は当該ガイド・レ
ール20のうねりに沿った形状で間隙G内に配置される
ことになる。
【0049】このように、従来のような煩雑な調整を行
うことなく、ガイド・レール20とリニアスケール押さ
え板26との間に形成された所定の間隙G内にリニアス
ケール32を配置するという簡単な作業により、ガイド
・レール20に沿って移動するキャリッジ15に設けら
れたリニアスケール・センサ・ホルダー42に配設され
たリニアスケール・センサ44の軌跡に併せて、精度良
く確実にリニアスケール32を取り付けることができる
ようになる。
【0050】なお、上記した実施の形態は、以下の
(1)乃至(6)に説明するように変形してもよい。
【0051】(1)上記した実施の形態においては、本
発明をインク・ジェット・プリンタに適用した場合につ
いて説明したが、これに限られるものではないことは勿
論であり、例えば、感熱式プリンタや熱転写式プリンタ
あるいはカッティング・プロッタなどに対しても適用で
きるものである。即ち、本発明は、インク・ヘッドや熱
転写ヘッドなどのような印刷ヘッドあるいはカッター・
ホルダーなどを搭載したキャリッジなどの移動体が、メ
ディアの搬送方向と直交する方向で移動しながら印刷や
カッティングを行う装置に対して適用することができ
る。
【0052】(2)上記した実施の形態においては、リ
ニアスケール32の右側端部32Rをガイド・レール2
0の直立平面20aに固定する固定手段としてネジ34
を用いたが、これに限られるものではないことは勿論で
あり、例えば、接着剤や両面接着テープを用いてリニア
スケール32の右側端部32Rとガイド・レール20の
直立平面20aとを接着して固定するなどしてもよく、
任意の固定手段を用いることができるものである。
【0053】(3)上記した実施の形態においては、弾
性部材としてコイル・バネ40を用いて、ガイド・レー
ル20とリニアスケール押さえ板26との間に形成され
た間隙G内に配置されたリニアスケール26の左側端部
32Lを伸張する方向に付勢する付勢手段を構成した
が、これに限られるものではないことは勿論であり、例
えば、ヘアピン形状のバネなどの各種の形状の金属製の
弾性部材や、ゴムのなどの樹脂製の弾性部材を適宜に用
いることができる。
【0054】(4)上記した実施の形態においては、ダ
ボ30はリニアスケール押さえ板26の打ち出しにより
一体的に形成されているものとしたが、これに限られる
ものではないことは勿論であり、リニアスケール押さえ
板26とは別体として形成されたダボを、リニアスケー
ル押さえ板26に溶着や接着などにより固定するように
してもよい。
【0055】(5)上記した実施の形態においては、リ
ニアスケール押さえ板26は、リニアスケール32の主
走査方向における長さと略同一の長さとなるように主走
査方向に延長しているものとしたが、これに限られるも
のではないことは勿論であり、リニアスケール32の主
走査方向における所定の箇所に分割して配置するように
してもよい。
【0056】(6)上記した実施の形態ならびに上記
(1)乃至(5)に示す変形例は、適宜に組み合わせる
ようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、従来のような煩雑な調整を行うことなし
に、簡単な作業により精度良く確実にリニアスケールを
取り付けることができるようになるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアスケールの取り付け構造の
実施の形態の一例を備えたインク・ジェット・プリンタ
を示し、(a)は概略構成を示す正面説明図であり、
(b)は(a)の左側面説明図であり、(c)は(a)
の右側面説明図であり、(d)は(a)の上面説明図で
ある。
【図2】図1に示すインク・ジェット・プリンタの内部
構造を示す概念構成説明図であり、図1(c)における
右側方部材を取り外した状態に相当する。
【図3】(a)は図2の要部拡大図であり、(b)は
(a)におけるスライド受け部を取り除いた状態のB矢
視図である。
【図4】図3(b)におけるIV−IV線による要部断
面図である。
【符号の説明】
10 インク・ジェット・プリンタ 11 基台 12 ベース部材 13L 左側方部材 13R 右側方部材 14 中央壁 15 キャリッジ 16 インク・ヘッド 20 ガイド・レール 20a 直立平面 20b 係止突起 22 スライド受け部 24 スライド・レール 26 リニアスケール押さえ板 28、34、36 ネジ 30 ダボ 32 リニアスケール 32R リニアスケールの右側端部 32L リニアスケールの左側端部 38 係止部材 40 コイル・バネ 40a コイル・バネ40の一方の端部 40b コイル・バネ40の他方の端部 42 リニアスケール・センサ・ホルダー 44 リニアスケール・センサ 44a リニアスケール・センサのスリット G 間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド・レールに沿って移動する移動体
    に配設されたリニアスケール・センサによって、リニア
    スケールのストライプ・パターンまたはスリットを読み
    込んで該移動体の位置を検出するための該リニアスケー
    ルを取り付ける際におけるリニアスケールの取り付け構
    造において、 ガイド・レールに対して所定の間隙を有して固定された
    リニアスケール押さえ板と、 前記ガイド・レールと前記リニアスケール押さえ板との
    間に形成された前記所定の間隙内に配置されたリニアス
    ケールの一方の端部を、前記ガイド・レールに固定する
    固定手段と、 前記ガイド・レールと前記リニアスケール押さえ板との
    間に形成された前記所定の間隙内に配置されたリニアス
    ケールの他方の端部を該リニアスケールを伸張する方向
    に付勢する付勢手段とを有するリニアスケールの取り付
    け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリニアスケールの取り
    付け構造において、 前記リニアスケール押さえ板は、前記ガイド・レール側
    に突出して形成されたダボを有し、 前記リニアスケール押さえ板を前記ガイド・レールに固
    定する際に、前記ダボの先端部が前記ガイド・レールに
    当接し、前記リニアスケール押さえ板と前記ガイド・レ
    ールとの間に前記所定の間隙を形成するものであるリニ
    アスケールの取り付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載のリニアスケールの取り付け構造において、 前記付勢手段は、一方の端部を前記ガイド・レールに固
    定されるとともに他方の端部を前記リニアスケールの他
    方の端部に固定され、収縮方向に付勢する付勢力を備え
    た弾性部材であるリニアスケールの取り付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載のリニアスケールの取り付け構造にお
    いて、 前記リニアスケールは、前記ガイド・レールに密着する
    ようにして取り付けられるものであるリニアスケールの
    取り付け構造。
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