JP2000301775A - 印字装置および該印字装置の位置決め装置 - Google Patents

印字装置および該印字装置の位置決め装置

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JP2000301775A
JP2000301775A JP2000037004A JP2000037004A JP2000301775A JP 2000301775 A JP2000301775 A JP 2000301775A JP 2000037004 A JP2000037004 A JP 2000037004A JP 2000037004 A JP2000037004 A JP 2000037004A JP 2000301775 A JP2000301775 A JP 2000301775A
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Sakae Hayao
栄 早尾
Masanori Kiritake
雅宣 桐竹
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清志 藤沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットな紙以外の物に印字する場合の制約
を減少させて印字対象物の範囲を拡大できる斬新な自走
可能な印字装置および該印字装置の位置決め装置を提供
する。 【解決手段】 紙以外の木、プラスチック、石、あるい
は金属等立体を印字対象物として、所望面に印字しまた
は画像形成する印字装置であって、印字対象物にインキ
を供給するインキカートリッジ(印字ヘッド)4を具
え、インキカートリッジ4は、サポートバー6でX軸方
向に移動可能にし、かつ、車輪2でY軸方向に移動可能
にして、装置本体を静止したケーキなどの印字対象物に
対して移動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自走式印字装置およ
びその位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置には、紙送りタイプと、
非紙送りタイプの2種類が存在する。紙送りタイプのも
のも、汎用のプリンターに代表されるように、紙幅と同
一幅の印字ヘッドを使用してメディアの紙送りだけをす
るタイプのものと、印字ヘッドを紙送り方向に対して垂
直方向へ移動可能としたタイプのものとが存在する。ま
た、非紙送りタイプのものには、例えばプロツターのよ
うに、ベッドの上に紙を静止状態に置いて印字ヘッドを
X方向及びY方向へ移動可能としたものが存在する。
【0003】しかしながら、最近では印字対象のメディ
アが多様化してその厚みや形状が従来式の印刷方式に当
てはまらなくなってきている。フラットな紙の代わりに
箱のような物に上記の紙送りタイプのもので印字する場
合は、その箱等をコンベア等で紙と同様に印字ヘッドの
前を一定速度で通過させる必要があり、コンベア等で運
べることが条件となる。また、非紙送りタイプのもので
印字する場合も、ベッドの上に静止状態で置けることが
条件となる。すなわち、フラットな紙以外のものを印字
対象物とする場合は、上記の条件をクリアしなければな
らないという制約がある。
【0004】また、通常の印字装置では、印字対象物の
印字ヘッドに対する位置や高さを調整することが困難で
ある。また、サイズの異なる複数種の印字対象物など
は、種類の変更毎に調整が必要で極めて困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フラットな
紙以外の物に印字する場合の制約を減少させて印字対象
物の範囲を拡大できる斬新な自走可能な印字装置を提供
することを課題とする。
【0006】また、印字対象物の印字ヘッドに対する位
置や高さを調整することが容易であり、また、サイズの
異なる複数種の印字対象物などは、種類の変更毎に調整
が必要で極めて容易な印字装置の位置決め装置を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の印字装置は、次の構成を有する。
【0008】本発明は、紙(薄いシート状体など)以外の
木、プラスチック、石、あるいは金属(食品も含む)等立
体を印字対象物として、所望面に印字しまたは画像形成
する印字装置であって、印字対象物にインキを供給する
印字ヘッドを具え、装置本体を静止した印字対象物に対
して移動可能としたことを特徴とする印字装置である。
【0009】本発明おいては、印字ヘッドをX方向に移
動させる手段と、印字ヘッドを支持する部材をX方向に
対して垂直なY方向へ移動させる手段とを併設したこと
が好適である。
【0010】また、本発明において、装置本体は可搬式
であって、印字ヘッドを支持する部材は走行車輪を有し
ており、印字対象物を載置する平坦面上をこの走行車輪
で走行して、X方向に対して垂直なY方向へ印字ヘッド
を移動させる自走式にしたことが好適である。
【0011】また、本発明において、印字ヘッドを支持
する手段は、X方向に沿う第1のガイドレールであり、
この第1のガイドレール上で第1のスライダーにより印字
ヘッドをX方向に移動させると共に、このガイドレール
両端に第2のスライダーを設けてこのスライダーをY方
向に沿う第2のガイドレール上を移動させて、印字ヘッ
ドおよび第1のガイドレールをX方向に対して垂直なY
方向へ移動させるようにし、かつ、可搬式であることが
好適である。
【0012】本発明によれば、印字ヘッドがインキジェ
ット方式なので、紙以外にも木、プラスチック、石、金
属等の様々な素材に印字することができるとともに、装
置本体を移動させることができるので、従来は印字が不
可能であった机の表面、床面、壁面などにも印字するこ
とができて、印字対象物の範囲を拡大できる
【0013】本発明は、印字ヘッドを具えて、静止した
紙以外の木、プラスチック、石、金属等立体を印字対象
物として、所望面に印字しまたは画像形成する装置本体
が、印字対象物に対して移動可能とされた印字装置の位
置決め装置において、印字ヘッドが移動するレールまた
はレールを固定しているフレームに印字ヘッドがその上
方を移動するプラットホームを連結し、連結されたプラ
ットホーム上に設置する印字対象物を印字ヘッドに対し
て位置決めするための位置決め部を設けたことを特徴と
する印字装置の位置決め装置である。
【0014】本発明において、位置決め部材は、印字対
象物の寸法毎にマウントをプラットホーム上に設置し、
このマウントのプラットホームに対する位置決め用の凹
凸部をプラットホームに設けたことが好適である。
【0015】また、本発明において、位置決め部は、プ
ラットホーム上に印字対象物を位置決めするための線ま
たは枠などの指標が印されていることが好適である。
【0016】また、本発明において、プラットホームの
少なくとも一部に印字対象物の高さの測定手段を設け、
印字対象物に対応した高さ調整分を容易に判別可能にし
たことが好適である。
【0017】本発明においては、食品あるいは非食品を
問わずに、紙以外の木、プラスチック、石、あるいは金
属などの立体である印字対象物(メディアとも称す
る。)を固定して印字ヘッドを有する筆記部が印字対象
物上を移動する構造の印字装置において、筆記部が移動
するレールまたは、レールを固定しているフレームに連
結されたプラットホーム上に、メディアの位置決め部を
凹凸で形成し、また、メディアがサイズの違う複数種類
が存在する場合はメディアをサイズ毎のマウントに設置
し該マウントを設置位置決めするための凹凸部を設ける
ことにより、印字時には、印字対象物または印字対象物
を設置したマウントをプラットホーム上の凹凸部に装着
するだけでメディアの印字装置に対する位置と高さの調
整が終了する。従って、きわめて簡単かつ容易に立体な
どの印字対象物をプラットホーム上に位置決めして印字
を正確にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1乃至図3は本発明の第1
実施形態に係る印字装置を示したものである。図1はカ
バー1を取り外した状態の装置本体3の説明図、図2は
カバーの斜視説明図、図3は支持台7の側面視説明図で
ある。
【0019】図2及び図3に示すように、この印字装置
はカバー1で覆われていて、左右両端にそれぞれ前後一
対の車輪2を設けている。
【0020】すなわち、第1実施形態の印字装置は左右
両端部に対で平面視前後に長い箱型の支持台7,7が設
けられて、その支持台7,7同士はサポートバー(ガイ
ドバーとも称する)6で繋がれており、全体的に左右方
向に長い形状を呈している。カバー1は、下方が開放さ
れた箱型を呈して、その開放された下方から装置本体3
を収容するように覆い、その状態で装置本体3に固定さ
れている。
【0021】カバー1を取り外すと、図1に示すように
装置本体3が露出する。この装置本体3は、インキジェ
ット方式の印字ヘッドとインキタンクを一体化したイン
キカートリッジ4を脱着自在としたカートリッジホルダ
ー5をX方向(左右方向)に沿って延在するサポートバ
ー6に摺動自在に取付けている。そのサポートバー6の
両端に取付けた左右の持台7にそれぞれ上記の車輪2を
支持台7下面から一部露出するよう前後方向に複数で取
付けて、車輪により印字対象物を載置する適宜の平坦面
上で、その支持台7をX方向に対し垂直なY方向(前後
方向)へ移動可能にしている。
【0022】なお、カートリッジホルダー5は、支持台
7,7間を循環・回転するものであって,図示しない駆
動機構のプーリーへの当たり面側が凹凸形状になってい
るタイミングベルトからなる搬送ベルト8に取付けられ
て、その搬送ベルト8の回転によりサポートバー6上を
摺動してX方向に往復動するようになっている。また、
カートリッジホルダー5には印字ヘッドヘ印字信号を送
るためのフレキシブルなケーブル(信号コードとも称す
る)9が接続されている。また、支持台7には車輪駆動
機構部、ベルト駆動機構部、及びすべての制御部を内蔵
している。また、支持台7にはAC電源用コード10も
接続しているが、バッテリーを支持台7に内蔵すること
もできる。
【0023】第1実施形態の印字装置は上記のように、
印字ヘッドがインキジェット方式なので、紙以外にも
木、プラスチック、石、金属等の様々な素材に印字する
ことができるとともに、装置本体を移動させることがで
きるので、従来は印字が不可能であった机の表面、床
面、壁面などにも印字することができて、印字対象物の
範囲を拡大できる効果がある。
【0024】次に、図4は本発明の第2実施形態を示し
たものである。この印字装置は、前後両端にそれぞれ左
右に長い概略かまぼこ型のフレーム(サポートピロー)
11,11を配して、その前後のフレーム11,11に
おける左端部同士及び右端部同士をそれぞれY方向(前
後方向)に沿って延びるY軸サポートバー(ガイドバ
ー)12で接続する。また、印字ヘッドとインキタンク
を一体化したインキカートリッジ13を脱着自在とした
カートリッジホルダー14をX方向(左右方向)のX軸
サポートバー15の摺動自在に取付けており、このX軸
サポートバー15の両端にそれぞれY軸上スライダー1
6を取付けて、そのY軸上スライダー16を上記のY方
向のY軸サポートバー12に対して摺動自在に取付けた
構造になっている。
【0025】この第2実施形態の印字装置は,第1実施
形態と同様に、カートリッジホルダー14に駆動用のタ
イミングベルトからなるX軸搬送ベルト17を取付ける
とともに、印字ヘッドヘ印字信号を送るためのフレキシ
ブルなケーブル18を接続している。
【0026】また、前後のフレーム11の間にもY軸搬
送ベルト19を張設して、その搬送ベルト19に上記の
Y軸上スライダー16を取付け、その搬送ベルト19の
循環・回転によりサポートバー12上で該スライダー1
6を摺動可能としている。
【0027】また、前記X軸搬送ベルト17の駆動機構
部は、スライダー16に内蔵され、前記搬送ベルト19
の駆動機構部はフレーム11に内蔵されている。また、
制御部もフレーム11に内蔵されている。
【0028】なお、AC電源用コード20をフレーム1
1に接続しているが、バッテリーをフレーム11に内蔵
することも可能である。
【0029】この第2実施形態の印字装置は、印字対象
物まで運ぶための取っ手用の穴21をフレーム11に設
けている。また、図示はしないが、フレーム11にはマ
グネットや吸盤などを取付けることができる。これによ
り鉛直方向の壁面などにセットすることも可能である。
【0030】したがって、第2実施形態によれば、装置
本体を印字対象物のところまで運ぶなどして移動できる
ので、従来は印字が不可能であった机の表面、床面、壁
面などにも印字することができて、印字対象物の範囲を
拡大できる効果がある。
【0031】次に、第3実施形態に印字装置について、
印字対象物(メディア)としてケーキを用いる場合を例に
挙げて、図5に基づき説明する。この第3実施形態で
は、前記第2実施形態の印字装置をプラットホーム22
上に設置したものであり、第2実施形態と同様の部分に
同一の符号を付してその説明を略する。
【0032】図5に示すように、印字装置は、インクカ
ートリッジ13がX軸方向にカートリッジホルダー14
によりX軸サポートバー15上を移動する。さらに、イ
ンキカートリッジ13や該サポートバー15を含む筆記
部全体がY軸方向にサポートバー12上を移動する。こ
のY軸サポートバー12はフレーム11により支持され
ている。
【0033】ここで、前記フレーム11はその下部で全
体的に中央部以外平坦なプラットホーム22に接続して
いる。プラットホーム22には、ケーキをその上に載せ
てケーキのセンターをインキカートリッジ13のセンタ
ー(印字範囲のセンター)と位置決めするための位置決め
用マウント23(図7参照)が嵌着して設置される凹部
24が凹んで形成される。この凹部24は概略円筒状の
窪みであって、マウントもその凹部24に対応して概略
円板形状を呈するので、円板状のままでは回り止めでき
ず、位置決めに不都合であるので、前記の凹部24の内
周側面部には、マウント23の回転方向位置決め用の切
り欠き部24aが側方に概略三角形形状に凹んで設けら
れていると共に、マウント23には、この切り欠き部2
4aに対応した角状の突起23aが側面部に突出形成さ
れている。なお、凹部とマウントの位置決めは、切り欠
き24aと突起23aとしていたが、これを逆にしてマ
ウントに切り欠きを凹部24に突起をそれぞれ形成して
ももちろんよい。
【0034】図6は、第4の実施形態に係る印字装置の
位置決め装置の構成を示すものである。この第4実施形
態は、前記第1実施形態の印字装置をプラットホーム2
2上に走行させるものであり、同一の部分に同一符号を
付している。
【0035】プラットホーム22のX方向端部には、印
字装置両端部の各支持台7,7の車輪2が嵌り込んで進
退動可能なように,両側部が壁状に突出しY方向に延び
た概略樋状のガイドレール22a,22aが対で突出し
て一体に形成されている。このガイドレール22a,2
2aによりサポートバー6がインキカートリッジ5と共
に、Y方向に進退動できる。なお、図6に示すように、
凹部24には、前記第3実施形態の位置決め用の切り欠
き部24aの輔か他に、マウント23取り出しのときに
手指を入れるための切り欠き24bを形成するとマウン
トの取り出しを便利にできる。
【0036】ここで、図7に示すように、印字対象物であ
るケーキを載置する位置決め用のマウント23にはケー
キのサイズによりL,M,S(大、中、小)があり、どの
サイズのケーキを置いてもプラットホーム22上のセン
ターと筆記部との距離が一定になるようにケーキサイズ
に合わせてケーキを置く面積が変化している。ケーキの
場合、一般にサイズが違っても高さが一定だが、高さも
違う場合は図7に示すように、位置決め用マウント23
の高さ(厚さT1〜T3)もそれに合わせて異なるものを
用意する。
【0037】なお、印字対象物であるメディアの高さが
一定している場合は、簡便にプラットホーム上に位置決
めの用の枠を印すことも容易に考えられる。
【0038】図8は位置決め用マウントの変形例であ
り、これはマウント(25a〜25c)をケーキに必要
な高さに合わせて重ねる方式の物である。マウント25
a〜25cは天面の広い筒状であって、L,Mのマウン
ト25a,25bは、上面から開いた中空筒状を呈し中
空部内周面に位置決め用の溝26aが、また、外周面に
凸部26bが形成される。Sのマウント25cは,天面
が平面になっている。
【0039】図8のように,印字対象物がL(大)のマ
ウント25aは、常にプラットホーム22に装着される
ようになっており、M(中)の場合は前記Lのマウント
にM用のマウント25bを追加し、Sの場合にはMのマ
ウント25bにさらにSのマウント25cを追加するこ
とにより高さと位置の調整をする。Sサイズの場合には
図8の(b)に示すように重ねる。
【0040】また,上記のマウントは、プラットホーム
22の側面などの一部にスケールを表示しておくなどの
印字対象物の高さ測定手段26を設けて、メディアなど
印字対象物の高さに応じて高さ分の図示しない調整駒を
プラットホーム上に設置しプラットホームに対してのイ
ンクジェットのプリントヘッド位置をメディアの高さ分
だけ調整することができる。
【0041】図9は、第5実施形態に係る、印字装置の
位置決め装置としてのスプリング30を使った高さ調整
装置である。この第5実施形態落の印字装置は、前記第
2実施形態における印字装置の対に設けられたフレーム
11の各両端に挿通孔27,27を開け、一方、プラッ
トホーム22からガイドポール28,28を立設して、
前記挿通孔27,27にガイドポール28,28を挿通
させて(スプリング30を介装している)、印字装置を
プラットホーム22上で上下に平行移動できるようにし
た位置決め装置である。その他の構成は、同一部分に同
一の符号を付している。
【0042】予め前記の高さ測定手段26で印字対象物
(メディア)の高さを測定し,印字装置のフレーム22
全体を押し上げているスプリング30を圧縮し、ガイド
ポール28,28の目盛りで高さを合わせて、ストップ
レバー32でガイドポール28,28に係止する。
【0043】前記の高さ調整装置により、印字装置はケ
ーキなどの印字対象物の印字に対する位置と高さの調整
が容易に可能で作業時間の短縮と印刷品質の安定化に貢
献できる。
【0044】
【発明の効果】本発明の印字装置は上記のように、印字
ヘッドがインキジェット方式なので、紙以外にも木、プ
ラスチック、石、金属等の様々な素材に印字することが
できるとともに、装置本体を移動させることができるの
で、従来は印字が不可能であった机の表面、床面、壁面
などにも印字することができて、印字対象物の範囲を拡
大できる効果がある。また、本発明の印字装置の位置決
め装置によれば、印字対象物の印字ヘッドに対する位置
や高さを調整することが容易であり、また、サイズの異
なる複数種の印字対象物などは、種類の変更毎に調整が
必要で極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の印字装置においての装置本体の
斜視図である。
【図2】装置本体にカバーを被せた状態の斜視図であ
る。
【図3】装置本体にカバーを被せた状態の側面図であ
る。
【図4】第2実施形態の印字装置の斜視図である。
【図5】第3実施形態に係る印字装置の位置決め装置の
斜視説明図である。
【図6】第4の実施形態に係る印字装置の位置決め装置
の斜視説明図である。
【図7】印字対象であるケーキを載置する位置決め用の
各マウントの説明図である。
【図8】位置決め用マウントの変形例の説明図で、
(a)はマウント単独の説明図、(b)はマウントを組
み合わせた状態の説明図である。
【図9】第5実施形態に係る印字装置におけるスプリン
グを使った高さ調整装置である
【符号の説明】
1 カバー 2 車輪 3 装置本体 4 インキカートリッジ 5 カートリッジホルダー 6 サポートバー 7 支持台 8 搬送ベルト 9 ケーブル 10 コード 11 フレーム 12 サポートバー 13 インキカートリッジ 14 カートリッジホルダー 15 サポートバー 16 スライダー 17 タイミングベルト 18 ケーブル 19 タイミングベルト 12 サポートバー 15 X軸サポートバー 16 Y軸上のスライダー 17 X軸搬送ベルト 19 Y軸搬送ベルト 22 プラットホーム 22a,22a ガイドレール 23 マウント 23a マウントの突起 24 凹部 24a 凹部切り欠き 25a,25b,25c マウント 26 測定手段 27 挿通孔 28 ガイドポール 30 スプリング 32 ストップレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 清志 神奈川県横浜市神奈川区入江二丁目5番12 号 三菱鉛筆株式会社横浜研究開発センタ ー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字対象物の所望面に印字しまたは画像
    形成する印字装置であって、 印字対象物にインキを供給する印字ヘッドを具え、装置
    本体を静止した印字対象物に対して移動可能としたこと
    を特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 紙以外の木、プラスチック、石、あるい
    は金属等を印字対象物とし、印字ヘッドをX方向に移動
    させる手段と、印字ヘッドを支持する部材をX方向に対
    して垂直なY方向へ移動させる手段とを併設したことを
    特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 装置本体は可搬式であって、印字ヘッド
    を支持する部材は走行車輪を有しており、印字対象物を
    載置する平坦面上をこの走行車輪で走行して、X方向に
    対して垂直なY方向へ印字ヘッドを移動させる自走式に
    したことを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 印字ヘッドを支持する手段は、X方向に
    沿う第1のガイドレールであり、この第1のガイドレー
    ル上で第1のスライダーにより印字ヘッドをX方向に移
    動させると共に、このガイドレール両端に第2のスライ
    ダーを設けてこのスライダーをY方向に沿う第2のガイ
    ドレール上を移動させて、印字ヘッドおよび第1のガイ
    ドレールをX方向に対して垂直なY方向へ移動させるよ
    うにし、かつ、可搬式であることを特徴とする請求項2
    記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 印字ヘッドを具えて、静止した紙以外の
    木、プラスチック、石、金属等の立体を印字対象物とし
    て、所望面に印字しまたは画像形成する装置本体が、印
    字対象物に対して移動可能とされた印字装置の位置決め
    装置において、 印字ヘッドが移動するレールまたはレールを固定してい
    るフレームに印字ヘッドがその上方を移動するプラット
    ホームを連結し、連結されたプラットホーム上に設置す
    る印字対象物を印字ヘッドに対して位置決めするための
    位置決め部を設けたことを特徴とする印字装置の位置決
    め装置。
  6. 【請求項6】 位置決め部は、印字対象物の寸法毎にマ
    ウントをプラットホーム上に設置し、このマウントのプ
    ラットホームに対する位置決め用の凹凸部を該プラット
    ホームに設けたことを特徴とする請求項5に記載の印字
    装置の位置決め装置。
  7. 【請求項7】 位置決め部は、プラットホーム上に印字
    対象物を位置決めするための線または枠などの指標が印
    されているものであることを特徴とする請求項5に記載
    の印字装置の位置決め装置。
  8. 【請求項8】 プラットホームの少なくとも一部に印字
    対象物の高さの測定手段を設け、印字対象物に対応した
    高さ調整分を容易に判別可能にしたことを特徴とする請
    求項5ないし7のうちのいずれか1項に記載の印字装置
    の位置決め装置。
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