JP6976555B2 - レール間移替用台車 - Google Patents

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Description

本発明はレール間移替用台車に係り、特に作業用台車用に敷設された複数の走行レールの間で作業用台車を移替するのに適したレール間移替用台車に関するものである。
農作業の作業用台車として典型的なものは特許文献1に記載されたものである。この作業用台車には4つの車輪が設けられており、この車輪の転動により走行させている。
而して、重量のある農作物を積載したり、昇降機能を備えたり等、作業用台車によっては重量負荷が大きい場合があり、これらは、地面の状態等によっては車輪がめり込んで走行し難くなる場合がある。そのため、農業用でも、地面に走行レールを敷設して、台車の車輪をそのレール上で転動させることでスムーズな走行を確保するレール利用システムが提案され、既に植物工場内では導入されてきている。
図1は植物工場内にレールを敷設した例を示すものであり、細長い水耕栽培装置A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7が並んで平行に配置されている。また、中央の通路を挟んで、同様に、細長い水耕栽培装置B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7が並んで平行に配置されている。水耕栽培装置A1と水耕栽培装置B1は中央の通路を介して対向しており、水耕栽培装置A2、A3、A4、A5、A6、A7と水耕栽培装置B2、B3、B4、B5、B6、B7についても同様に配置されている。
そして、水耕栽培装置A1、A2、A3、A4、……どうしの間とその両端側には、2本のレールが互いに平行に延びたレール対101A、102A、103A、104A、105A、106A、107A、108Aが敷設されている。また、水耕栽培装置B1、B2、B3、B4、……どうしの間とその両端側にも、2本のレールが互いに平行に延びたレール対101B、102B、103B、104B、105B、106B、107B、108Bが敷設されている。レール対101A、102A、……とレール対101B、102B、……は同じレール幅に設定され、中央通路を挟んで対向しており、レール対101Aの延長軌道上にレール対101Bが敷設されている。レール対102A、……と、レール対102B、……についても同様に設定されている。
作業用台車Cは車輪Wをこのレール対101A、101B、……に乗せてレール軌道上を走行させながら水耕栽培装置A1、B1、……に対して収穫等の作業を行うようになっている。
また、中央通路には、別のレール対111が敷設されている。レール対111は、作業用台車Cをレール対101A、102A、……、101B、102B、……の間で移替するのに利用されており、これらのレール対101A、102A、……、101B、102B、……と直交する方向に設けられている。
特開2001−26016号公報
ところで、レール対111と、レール対101A、……側とは連続していないので、レール対111も作業用台車Cで走行させて移替するとなると、作業用台車Cを持ち上げてレール対101A、……側からレール対111に乗せ移し、また、レール対111からレール対101A、……側のいずれかに乗せ移すことになる。この移替作業には、相当な力が必要であり、複数人が必要となる場合もある。
一方、レール対101A、……側とレール対111とを連続させて、レール対101A、……側とレール対111との間でもレール走行ができるようにすれば、上記したような人的負担は無くなるが、レール対111側に、作業用台車の方向を転回させるために、大きな湾曲部分を設ける必要があり、敷設スペースを余分に確保する必要が出てくる。植物工場によっては、面積の制限があり、その場合には、このレール連続化案を採用し難い。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、レール対間の作業用台車の移替を、人的負担を軽減して容易に行うことができるよう、作業用台車のレール間移替用に適した専用の台車を提供することを、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、一対の平行なフレーム要素が2組上下方向で互いに直交方向に配列され、平面視#状で一体化されたベースフレームと、下側に配置された一対のフレーム要素組の口部分からの延出側に取り付けられた車輪と、上側に配置された一対のフレーム要素組を主レール対とし前記主レール対に対してそれぞれの同じ方向を向いた一端から直状に伸縮自在に連結された補助レール対と、前記補助レール対のいずれかの補助レールを伸長したときにそれ以上の伸長による連結先の前記主レール対側の主レールとの連結分断を規制する分断規制手段と、前記補助レールの回動により前記主レールに対して傾斜姿勢とする姿勢変更手段を備え、前記主レール対と伸長した前記補助レール対とで、作業用台車の車輪の走行軌道を構成し、前記補助レールは前記主レールに対して入れ子収納式に連結され、且つ、前記主レールの端部に設けられ上方に突出した凸条部と前記補助レールの端部に設けられ下方に突出した凸条部とを備えており、前記補助レールの引き出しによる最大伸長時には、前記凸条部どうしの突当てにより、前記補助レールの前記主レールに対する移動が規制されて前記分断規制手段が実現されると共に、そこを支点とし前記主レールの天井面との間の隙間を利用して回動して前記姿勢変更手段が実現されることを特徴とするレール間移替用台車である。
請求項の発明は、一対の平行なフレーム要素が2組上下方向で互いに直交方向に配列され、平面視#状で一体化されたベースフレームと、下側に配置された一対のフレーム要素組の口部分からの延出側に取り付けられた車輪と、上側に配置された一対のフレーム要素組を主レール対とし前記主レール対に対してそれぞれの同じ方向を向いた一端から直状に伸縮自在に連結された補助レール対と、前記補助レール対のいずれかの補助レールを伸長したときにそれ以上の伸長による連結先の前記主レール対側の主レールとの連結分断を規制する分断規制手段と、前記補助レールの回動により前記主レールに対して傾斜姿勢とする姿勢変更手段を備え、前記主レール対と伸長した前記補助レール対とで、作業用台車の車輪の走行軌道を構成し、前記主レールに走行して乗ってきた作業用台車の車輪の走行を停止する走行停止手段が着脱自在に設けられており、前記走行停止手段が、一対のフレーム要素の間に上側から架け渡されてレール上面から突出するストッパ部材と、前記ストッパ部材を前記一対のフレーム要素に対してピンの抜き差しにより一時的に固定するピンを構成要素とする一時的固定手段を備えることを特徴とするレール間移替用台車である。
請求項の発明は、一対の平行なフレーム要素が2組上下方向で互いに直交方向に配列され、平面視#状で一体化されたベースフレームと、下側に配置された一対のフレーム要素組の口部分からの延出側に取り付けられた車輪と、上側に配置された一対のフレーム要素組を主レール対とし前記主レール対に対してそれぞれの同じ方向を向いた一端から直状に伸縮自在に連結された補助レール対と、前記補助レール対のいずれかの補助レールを伸長したときにそれ以上の伸長による連結先の前記主レール対側の主レールとの連結分断を規制する分断規制手段と、前記補助レールの回動により前記主レールに対して傾斜姿勢とする姿勢変更手段を備え、前記主レール対と伸長した前記補助レール対とで、作業用台車の車輪の走行軌道を構成し、前記補助レール対は1組設けられており、前記補助レール対の移動により前記主レール対の一方側への伸長状態から他方側への伸長状態に変更されることを特徴とするレール間移替用台車である。
本発明のレール間移替用台車によれば、レール対間の作業用台車の移替を、人的負担を軽減して容易に行うことができる。
植物工場内のレール敷設例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係るレール間移替用台車の斜視図である。 図2のレール間移替用台車の平面図である。 図2のレール間移替用台車の正面図である。 図2のレール間移替用台車の側面図である。 図2のレール間移替用台車の主レールと補助レールの連結関係説明図である。 図6に基づく、補助レールの回動機構の説明図である。 図6に基づく、補助レールの回動機構の説明図である。 図2の補助レールの最大伸長状態の平面図である。 図2のレール間移替用台車への作業用台車の移替作業の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係るレール間移替用台車の側面図である。 図11のレール間移替用台車の主レールと補助レールの連結関係説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係るレール間移替用台車の斜視図である。
本発明の第1の実施の形態に係るレール間移替用台車1を図面にしたがって説明する。
図2〜図5に示すように、このレール間移替用台車1のベースフレーム3は、4本のフレーム要素で構成されている。断面正方形の比較的短い角筒材5が2本1組で互いに平行に配置されており、比較的長い溝形材7が2本1組で互いに平行に且つ開口側が水平方向で相対するように配置されている。この溝形材7は上端側にリップ8が延設されている。
一対の角筒材5、5の上側に一対の溝形材7、7が直交方向になるように架け渡されており、それらの板面どうしが上下で重なり合ってできた交差した部分が固定されて一体化されており、これらでベースフレーム3が構成されている。
従って、ベースフレーム3は、全体として、#状になっており、角筒材5、溝形材7とも端部は揃っている。すなわち、中心部分はロ状になっており、そこから、一対の角筒材5、5と一対の溝形材7、7がそれぞれ両側に等しく延出している。
この角筒材5の延出側に車軸が固定されて、車輪9がカバー11と共に取り付けられている。一つの角筒材5の両側延出部にそれぞれ車輪9、9が取り付けられており、合計で4つの車輪9、9、9、9が備えられている。
これらの車輪9の転動により、ベースフレーム3、すなわちレール間移替用台車1は黒枠矢印に示す方向に走行可能になっており、各車輪9は敷設されたレール対111に乗っている。
1つの溝形材7には断面正方形の角筒材13が2つ入れ子状に直列に差込まれて連結されている。従って、角筒材13を引き出せば、溝形材7に対して直状に伸長し、押し戻せば収縮して溝形材7に収納される。角筒材13、13どうしは連結されていないので、溝形材7の両端部からそれぞれ独立的に引き出し収納することができる。
一対の角筒材13、13が2組設けられており、一対の溝形材7、7の同じ方向の端部から伸縮する角筒材13、13で1組のレール対が構成されている。一対の溝形材7、7が主レール対7Mで、この2組の角筒材13、13がそれぞれ各別に補助レール対13S、13Sとなっており、1組の主レール対7Mと、2組の補助レール対13S、13Sで、移替用レール対15が構成されている。
図6〜図8に示すように、溝形材7の差込み口である端部には上方に向かって突出する凸条部17が設けられ、一方、角筒材13の差込み先端部には下方に向かって突出する凸条部19が設けられている。凸条部17の突出高さは、凸条部19の突出高さと略同じになっている。凸条部17、19はそれぞれ溝形材7、角筒材13の直状方向に直交する方向に延びており、それぞれの両端部は溝形材7、角筒材13の内面に当接している。
溝形材7の天井面(内面)と角筒材13の上面(外面)との間には隙間が設けられている。
角筒材13が溝形材7に対して移動するときには、角筒材13側の凸条部19が溝形材7の底面(内面)を摺動し、溝形材7側の凸状部17が角筒材13の下面(外面)を摺動する。すなわち、角筒材13は溝形材7に対して二箇所で持ち上げ支持された状態で移動する。
図6では、角筒材13が溝形材7に対して左側から伸縮する状態が示されている。図7に示すように、角筒材13が最大に引き出されて伸長すると、角筒材13側の凸状部19が溝形材7側の凸状部17に突き当たり、それ以上の伸長方向の移動は規制される。従って、角筒材13の抜落ちは阻止される。また、溝形材7の空洞部には上側に上記したように隙間があるので、この隙間が回動用に利用される。すなわち、突き当たった凸条部19が回動支点となって、角筒材13が自重により反時計回りに回動する。この回動により、角筒材13が伸長側先端にいくほど下がった傾斜姿勢になる。
図3、図4に示すように、補助レール対13Sとなる一対の角筒材13、13の伸長側端部には連結部21が架け渡されて連結されている。この連結部21は細長い平板で構成されており、角筒材13、13の下面側に架け渡され、板面が上下方向を向いた姿勢で固定されている。補助レール対13Sを構成する角筒材13、13はこの連結部21を介して一体移動するようになっている。
連結部21の中間には、持上げ部23が取り付けられている。この持上げ部23は、四角形の小さい平板を二か所で垂直に折り曲げて断面S形にしたものであり、逆L字状に立ち上がった姿勢で固定されている。上側の板部は連結部21より伸長方向外方に張り出した状態になっている。補助レール対13Sを引き出したり、収納するときに、そこを把持部として利用することができる。また、押し戻して収納するときには、図8に示すように、足先Sで持上げ部23を持ち上げて角筒材13、13を溝形材7、7に対して傾斜姿勢から直状に戻して、そのまま足先Sで連結部21を押すようにすることもできる。
溝形材7の両端部の上面側にはそれぞれ連結孔25、25が形成されている。また、別体としてストッパ部材27が用意されている。このストッパ部材27は細長い矩形の平板を長手方向中間部で垂直に折り曲げられており、断面L字状になっている。このL字状の一方側に2つの連通孔29、29が形成されている。
走行停止手段を働かせるときには、ストッパ部材27は、主レール対7Mを構成する溝形材7、7に架け渡した状態で乗せる。その際、ストッパ部材27は、連通孔29、29が形成された側が溝形材7、7に重なるようにする。ストッパ部材27側の連通孔29、29の間隔は、溝形材7側の連通孔25、25の間隔と同じに設定されているので、連通孔29、29と連通孔25、25を合わせて上下方向に連通させ、そこにピン31、31を差込むことで、ストッパ部材27を主レール対7Mを構成する溝形材7、7の上面に固定することができる。固定したときには、ストッパ部材27の垂直に立ち上がった面がストッパ面27Aになる。
ピン31は容易に抜くことができるので、ストッパ部材27は必要に応じて適宜取り付け、取り外しができる。
図9は、2組の補助レール対13S、13Sを主レール対7Mに対して両側から引き出して最大に伸長した状態を示しており、これとは対照的に、図3が収納して最小に収縮した状態を示している。なお、補助レール対13Sは2組設けられているが、これらは独立して動くので、一方を伸長状態、他方を収縮状態にすることも可能である。
レール間移替用台車1は上記のように構成されている。
主レール対7M、補助レール対13Sのレール間距離、レール断面寸法はレール対101A、……と略同じように設計されている。
図1に示すように、レール間移替作業は、レール対111上に待機させたレール間移替用台車1の補助レール対13Sを引き出し、主レール対7Mに連なる作業用台車Cの走行軌道をつくる。主レール対7Mはレール対101A、……より高い位置にあるが、補助レール対13Sが上記した回動機構により傾斜して、その下端が地面に到達しているので、移替先のレール対101A、……の端部の近傍に、補助レール対13Sの端部が臨むことになり、殆ど直状に連続した状態になる。
従って、レール走行を利用して、作業用台車Cをレール対101A、……上から、レール対111上に待機させたレール間移替用台車1に乗せ、更に、レール対101A、……に降ろすことができる。
レール間移替用台車1の補助レール対13Sは2組備えられており、レール対101A、……側にも、レール対101B、……側にも伸長させることができ、また、レール間移替用台車1は黒枠矢印に示すように、レール対111上を走行移動できるので、作業用台車Cを移替して、白枠矢印に示すように、レール対101A、……、101B、……のいずれの間もレール走行させることができる。
補助レール対13Sは必要無いときは収納できるので、レール間移替用台車1を走行させるときには収納しておけば、走行の邪魔にならない。また、作業用台車Cを中央通路を跨いで移替するときには、図10に示すように、補助レール対13Sを2組とも伸長させておけば、作業用台車Cを白枠矢印に示す方向に直進させるだけで移替が終了する。
また、ストッパ部材27を固定しておけば、作業用台車Cを走行させて乗せる際に勢いが付いていても走行方向先側から脱落することがない。
本発明の第2の実施の形態に係るレール間移替用台車33を図面にしたがって説明する。
図11に示すように、このレール間移替用台車33では、補助レール対13Sの代わりに、補助レール対35Sが1組備えられている。
この補助レール対35Sは主レール対7Mの両側から引き出せるようになっている。具体的には、図12に示すように、主レール対7Mを構成する溝形材7側の凸条部37を、補助レール対35Sを構成する角筒材13側の凸条部39が乗り越えて両端から矢印に示すように左右方向に引き出すことができるように、上側の隙間が大きく設定されている。
主レール対7Mの溝形材7に補助レール対35Sを構成する1つの角筒材5だけを収納するので、角筒材5を第1の実施の形態よりも長く設定することができる。従って、引き出し、傾斜させて先端部を地面に設置したときには、その傾斜角度を緩やかにすることができる。傾斜が緩やかになった分だけ、作業用台車Cを主レール対7Mに乗せることが楽になる。中央通路を広く確保できる場合には、このようなタイプの利用も考えられる。
本発明の第3の実施の形態に係るレール間移替用台車41を図面にしたがって説明する。
図13に示すように、このレール間移替用台車41では、主レール対43Mは一対の角筒材43、43で構成され、同じ方向を向いたそれぞれの一端側(左下側)は閉じられている。補助レール対45Sを構成する一対の角筒材45、45は、主レール対43Mを構成する一対の角筒材43、43の他端側(右上側)から引き出せるようになっており、第1の実施の形態に係るレール間移替用台車1で備えられた凸条部17、19は角筒材43、45にもそれぞれ備えられている。
引き出し方向が片側のみになっているので、ストッパ部材47は取り外す必要がなく、連結部と兼用されており、断面L字状の細長い板材で構成されている。このストッパ部材47の垂直に立ち上がった面がストッパ面47Aになっている。
このレール移替用台車41が最も単純なタイプになっている。
レール間移替用台車1(第1の実施の形態)では、補助レール対が2組、主レール対に収納され、同時に両側から引き出せるようになっており、レール間移替用台車33(第2の実施の形態)では、補助レール対が1組、主レール対に収納され、両側から引き出せるが、片側から択一的に引き出すようになっており、レール間移送用台車41(第3の実施の形態)では、補助レール対が1組、主レール対に収納され、片側のみから引き出すようになっている。これらは、利用する場所のレイアウトに応じて使い分けることが推奨される。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
1…レール間移替用台車(第1の実施の形態)
3…ベースフレーム 5…角筒材 7…溝形材 7M…主レール対
8…リップ 9…車輪 11…カバー 13…角筒材
13S…補助レール対 15…移替用レール対 17…凸状部 19…凸条部
21…連結部 23…持上げ部 25…連結孔 27…ストッパ部材
27A…ストッパ面 29…連結孔 31…ピン
A1〜A7、B1〜B7…水耕栽培装置
101A〜108A、101B〜108B…レール対
C…作業用台車 W…車輪 S…靴
33…レール間移替用台車(第2の実施の形態)
35S…補助レール対 37…凸条部 39…凸条部
41…レール間移替用台車(第3の実施の形態)
43…角筒材 43M…主レール対 45…角筒材 45S…補助レール対
47…ストッパ部材(連結部) 47A…ストッパ面

Claims (3)

  1. 一対の平行なフレーム要素が2組上下方向で互いに直交方向に配列され、平面視#状で一体化されたベースフレームと、下側に配置された一対のフレーム要素組の口部分からの延出側に取り付けられた車輪と、上側に配置された一対のフレーム要素組を主レール対とし前記主レール対に対してそれぞれの同じ方向を向いた一端から直状に伸縮自在に連結された補助レール対と、前記補助レール対のいずれかの補助レールを伸長したときにそれ以上の伸長による連結先の前記主レール対側の主レールとの連結分断を規制する分断規制手段と、前記補助レールの回動により前記主レールに対して傾斜姿勢とする姿勢変更手段を備え、
    前記主レール対と伸長した前記補助レール対とで、作業用台車の車輪の走行軌道を構成し、
    前記補助レールは前記主レールに対して入れ子収納式に連結され、且つ、
    前記主レールの端部に設けられ上方に突出した凸条部と前記補助レールの端部に設けられ下方に突出した凸条部とを備えており、
    前記補助レールの引き出しによる最大伸長時には、前記凸条部どうしの突当てにより、前記補助レールの前記主レールに対する移動が規制されて前記分断規制手段が実現されると共に、そこを支点とし前記主レールの天井面との間の隙間を利用して回動して前記姿勢変更手段が実現されることを特徴とするレール間移替用台車。
  2. 一対の平行なフレーム要素が2組上下方向で互いに直交方向に配列され、平面視#状で一体化されたベースフレームと、下側に配置された一対のフレーム要素組の口部分からの延出側に取り付けられた車輪と、上側に配置された一対のフレーム要素組を主レール対とし前記主レール対に対してそれぞれの同じ方向を向いた一端から直状に伸縮自在に連結された補助レール対と、前記補助レール対のいずれかの補助レールを伸長したときにそれ以上の伸長による連結先の前記主レール対側の主レールとの連結分断を規制する分断規制手段と、前記補助レールの回動により前記主レールに対して傾斜姿勢とする姿勢変更手段を備え、
    前記主レール対と伸長した前記補助レール対とで、作業用台車の車輪の走行軌道を構成し、
    前記主レールに走行して乗ってきた作業用台車の車輪の走行を停止する走行停止手段が着脱自在に設けられており、
    前記走行停止手段が、一対のフレーム要素の間に上側から架け渡されてレール上面から突出するストッパ部材と、前記ストッパ部材を前記一対のフレーム要素に対してピンの抜き差しにより一時的に固定するピンを構成要素とする一時的固定手段を備えることを特徴とするレール間移替用台車。
  3. 一対の平行なフレーム要素が2組上下方向で互いに直交方向に配列され、平面視#状で一体化されたベースフレームと、下側に配置された一対のフレーム要素組の口部分からの延出側に取り付けられた車輪と、上側に配置された一対のフレーム要素組を主レール対とし前記主レール対に対してそれぞれの同じ方向を向いた一端から直状に伸縮自在に連結された補助レール対と、前記補助レール対のいずれかの補助レールを伸長したときにそれ以上の伸長による連結先の前記主レール対側の主レールとの連結分断を規制する分断規制手段と、前記補助レールの回動により前記主レールに対して傾斜姿勢とする姿勢変更手段を備え、
    前記主レール対と伸長した前記補助レール対とで、作業用台車の車輪の走行軌道を構成し、
    前記補助レール対は1組設けられており、
    前記補助レール対の移動により前記主レール対の一方側への伸長状態から他方側への伸長状態に変更されることを特徴とするレール間移替用台車。
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