JP3174856U - ショッピングカート及びかご付きショッピングカート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ショッピングカート10は、それぞれ下端部に車輪16を有し、互いに間隔を空けて配置され上下方向に延びる4本の脚部12a〜12dと、各脚部12a〜12dを水平方向に移動させる折りたたみ機構14と、を備え、かごが載せられることによって、折りたたみ機構14の動作が制限される。
【選択図】図1A
Description
例えば、特許文献1には、車両搭載用カートが記載されている。この車両搭載用カートは、キャスター付きの台車枠体と、台車枠体から立設されている支柱部材を介して台車枠体上に配設されている物品収納用の手押し枠体と、を備えている。
車両搭載用カートは、支柱部材が台車枠体内に折りたたみ可能に設けられると共に、手押し枠体が支柱部材を折りたたむ動作に連動して台車枠体上に沈み込んで、全体の高さが自動車の荷室内に収まる大きさに切り替え可能になっている。
また、特許文献1に記載の車両搭載用カート及び特許文献2に記載の折りたたみ式ショッピングカートについては、水平方向(左右方向)に折りたたまれるものではないので、広い保管スペースを必要とする。
また、本考案のショッピングカート及びかご付きショッピングカートは、例えば自動車に載せて搬送可能であり、自動車に積みこんで買い物に出かけ、自動車から降ろしてスーパー店内に入ることができる。買い物を終えた後には、ショッピングカートを折りたたみ、再び自動車に積みこんで帰宅することができるので、利便性が極めて高い。
この構成により、ショッピングカートの折りたたみ作業が容易となる。
この構成により、ショッピングカートを小さなスペースに保管できる。
この構成により、軽量で丈夫なショッピングカートが構成される。
この構成により、車輪が長方形の角部に配置されたショッピングカートが構成される。
この構成により、ショッピングカートを床面に対して固定することができる。
この構成により、かごが載せられていない場合であっても、折りたたみ機構の動作を制限できる。
まず、実施の形態1について説明する。
(全体概要)
本考案の実施の形態1に係るショッピングカート10は、図1Aに示すように、例えばスーパーで買い物をする際に購入商品を運ぶためのカートである。ショッピングカート10は、図1Bに示すように、かご付きショッピングカート10aとして、買い物用のかご11を載せることができる。
各脚部12a〜12dは、それぞれ上下方向に延び、互いに間隔を空けて配置されている。
各脚部12a〜12dは、下端部にキャスター(車輪の一例)16を有している。各キャスター16は、平面視して長方形の角部に配置される。各キャスター16には、キャスター16の回転動作を制限するロック機構(不図示)を設けることも可能である。キャスター16にロック機構を設けることによって、ショッピングカート10が、床面に対して固定され、不用意に移動してしまうことが防止される。
各脚部12a〜12dは、例えば、パイプにより構成され、その素材は、例えばアルミニウムである。
図3は、ショッピングカート10が折りたたまれた状態を示す斜視図である。折りたたみ機構14は、ショッピングカート10を折りたたむための機構である。折りたたみ機構14によって、各脚部12a〜12dが水平方向に移動可能となり、図3に示すように、ショッピングカート10が折りたたまれる。
図2Aは、ショッピングカート10の正面図である。図2Bは、ショッピングカート10の側面図である。図2Cは、同ショッピングカート10の平面図である。第1連結部20aは、図2Cに示すように、一端部が第1脚部12aに回転可能に設けられ、他端部が第2脚部12bに回転可能に設けられている。第1連結部20aは、高さ位置H(図2A参照)を挟んだ上下位置にてそれぞれ水平方向に延びる2本の連結フレームAによって構成されている。
第2連結部20bは、図2Cに示すように、一端部が第2脚部12bに回転可能に設けられ、他端部が第3脚部12cに回転可能に設けられている。第2連結部20bは、高さ位置H(図2B参照)にて水平方向に延びる連結フレームBによって構成されている。なお、連結フレームBは、連結フレームAよりも短い。
第3連結部20cは、図2Cに示すように、一端部が第3脚部12cに回転可能に設けられ、他端部が第4脚部12dに回転可能に設けられている。第3連結部20cは、高さ位置Hを挟んで上下位置にてそれぞれ水平方向に延びる2本の連結フレームCによって構成されている(図1A参照)。
第4連結部20dは、図2Cに示すように、一端部が第4脚部12dに回転可能に設けられ、他端部が第1脚部12aに回転可能に設けられている。第4連結部20dは、高さ位置Hにて水平方向に延びる連結フレームDによって構成されている(図1A参照)。
このように、平面視して長方形となるショッピングカート10の長辺部分を構成する第1連結部20a及び第3連結部20cは、それぞれ、上下方向に配置された1対の連結部材A、Cによって連結される。従って、第1連結部20a及び第3連結部20cが、それぞれ、1つの連結部材A、Cによって構成されている場合と比較して、剛性が向上し、丈夫なショッピングカートが構成される。
ショッピングカート10は、図1A及び図2A〜図2Cに示すように、更に、1対のチェーン30a、30bを備えている。かご11は、これら1対のチェーン30a、30bの上に載せられる。各チェーン30a、30bは、それぞれ一端部が第1連結部20aの下側の連結フレームAに、他端部が第3連結部20cの下側の連結フレームCに取り付けられている。各チェーン30a、30bは、たるみを持った状態で取り付けられている。
なお、各チェーン30a、30bに代えて、線条体とすることも可能である。この線条体は、例えば、ワイヤロープである。
ショッピングカート10に、かご11(図1B参照)が載っている場合には、そのかご11を降ろす。
使用者が、左手で上側の連結フレームAを、右手で上側の連結フレームCを持ち、それぞれ各連結フレームA、Cの長手方向の反対に向かって力を加える。すると、折りたたみ機構14によって各連結フレームA、Cの端部が各脚部12a〜12d回りに回転し(各脚部12a〜12dが水平方向に移動し)、図3に示すように、簡単にショッピングカート10が折りたたまれる。
なお、チェーン30a、30bは、図1Aに示すように、たるみを持った状態で取り付けられているので、折りたたみ動作の妨げになることはない。
続いて、実施の形態2について説明する。実施の形態1に係るショッピングカート10と同一の構成要素については、同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
(全体概要)
図4は、本考案の実施の形態2に係るショッピングカート50の折りたたみ動作制限機構を平面視した説明図である。ショッピングカート50は、図4に示すように、更に、折りたたみ機構の動作を制限する折りたたみ動作制限機構52を更に備えている。
また、かごの大きさに合わせた折りたたみの動作制限だけでなく、使用者の意図や都合に合わせた動作制限ができれば、連結フレームA〜Dが開いたときの形状やサイズを使用者の意図や都合に合わせることができる。
折りたたみ動作制限機構52は、例えば図4に示すように、一端部がフレームAの第2脚部12b側の端部に、他端部がフレームBの第2脚部12b側の端部に固定可能な制限部材54を用いて構成される。制限部材の形状は、板状であり、その素材は、例えばアルミニウムである。
なお、制限部材54の長さを段階的に可変とすることで、段階式のロック機構を構成することができる。
ショッピングカート50の連結フレームA〜Dを開いて、ショッピングカート50を展開する。
図4に示すかご51を連結フレームA〜Dの内側に収め、チェーン30a、30bの上に載せる。
かご51が、予め決められたかご11(図1A参照)よりも寸法が小さい場合には、折りたたみ動作制限機構52を用いて折りたたみ動作を制限する。即ち、連結フレームA〜Dが自在に開閉しないように、制限部材54を用いて連結フレームA及び連結フレームBを互いに固定する。
10a かご付きショッピングカート
11 かご
12a 第1脚部
12b 第2脚部
12c 第3脚部
12d 第4脚部
14 折りたたみ機構
16 キャスター
20a 第1連結部
20b 第2連結部
20c 第3連結部
20d 第4連結部
30a、30b チェーン
50 ショッピングカート
51 かご
52 折りたたみ動作制限機構
54 制限部材
A 連結フレーム
B 連結フレーム
C 連結フレーム
D 連結フレーム
Claims (9)
- それぞれ下端部に車輪を有し、互いに間隔を空けて配置され上下方向に延びる4本の脚部と、
前記各脚部を水平方向に移動させる折りたたみ機構と、を備え、
かごが載せられることによって、前記折りたたみ機構の動作が制限されるショッピングカート。 - 前記折りたたみ機構は、前記脚部をジョイントとし、前記脚部を連結する連結部をリンクとする平行四辺形リンクによって構成される請求項1記載のショッピングカート。
- 前記脚部の材質がアルミニウムである請求項2記載のショッピングカート。
- 平面視して、前記各車輪が、長方形の角部に配置される請求項3記載のショッピングカート。
- 前記車輪の動作を制限するロック機構を更に備えた請求項4記載のショッピングカート。
- 前記折りたたみ機構の動作を制限する折りたたみ動作制限機構を更に備えた請求項1から5のいずれか記載のショッピングカート。
- それぞれ下端部に車輪を有し、上下方向に延びる第1〜第4脚部と、
一端部が前記第1脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第2脚部に回転可能に設けられた第1連結部と、
一端部が前記第2脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第3脚部に回転可能に設けられた第2連結部と、
一端部が前記第3脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第4脚部に回転可能に設けられた第3連結部と、
一端部が前記第4脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第1脚部に回転可能に設けられた第4連結部と、
一端部が前記第1連結部に、他端部が前記第3連結部に取り付けられたチェーンと、を備え、
前記チェーンに載るかごによって、前記各連結部の回転が制限されるショッピングカート。 - 前記第1連結部は、高さ位置Hを挟んだ上下位置にてそれぞれ延びる2本の連結フレームAであり、
前記第2連結部は、前記高さ位置Hにて延びる連結フレームBであり、
前記第3連結部は、前記高さ位置Hを挟んで上下位置にてそれぞれ延びる2本の連結フレームCであり、
前記第4連結部は、前記高さ位置Hにて延びる連結フレームDである請求項7記載のショッピングカート。 - それぞれ下端部に車輪を有し、上下方向に延びる第1〜第4脚部と、
一端部が前記第1脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第2脚部に回転可能に設けられた第1連結部と、
一端部が前記第2脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第3脚部に回転可能に設けられた第2連結部と、
一端部が前記第3脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第4脚部に回転可能に設けられた第3連結部と、
一端部が前記第4脚部に回転可能に設けられ、他端部が前記第1脚部に回転可能に設けられた第4連結部と、
一端部が前記第1連結部に、他端部が前記第3連結部に取り付けられたチェーンと、
前記チェーンに載り、前記各連結部の回転を制限するかごと、を備えたかご付きショッピングカート。
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JP2012000419U JP3174856U (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | ショッピングカート及びかご付きショッピングカート |
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JP2021014932A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | 合資会社駒崎ミシン商会 | 焚火台 |
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