JP6976403B2 - 逆止弁装置 - Google Patents

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Description

本開示は、逆止弁を備えた逆止弁装置に関する。
特許文献1には、流路の途中に逆止弁を有し、その逆止弁の下流側の配管が、他の配管に合流する構造が記載されている。このような構造では、合流する配管同士や、配管と逆止弁は、継手で接続される。
特開2016−107745号公報(段落[0042]、[0045]、図1)
特許文献1の構造では、逆止弁、配管及び継手の接続箇所が多いために、それらの接続作業及びシール作業に手間がかかると共に、流体が漏れるおそれも高かった。そのため、組み付け工数の低減と流体が漏れるおそれの低減とが望まれている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、ボディと、前記ボディを貫通して、一端が前記ボディの外面に開口する第1入力ポートをなす一方、他端が前記ボディの外面に開口する第1出力ポートをなす第1流路と、前記第1流路の途中部分に設けられる第1弁体収容部屋と、前記第1弁体収容部屋の上流側端部を絞ってなる第1弁口と、前記第1弁体収容部屋に直線運動可能に収容され、前記第1弁口を開閉すると共に、前記第1弁口に向けて付勢される第1弁体と、前記第1流路と交差し、一端が前記ボディの外面に開口する第2入力ポートをなしかつ他端が前記第1弁体収容部屋の内側面に開口しているサイド流路と、前記ボディを貫通すると共に途中で屈曲し、その屈曲部分よりも一端側で前記第1流路における前記第1弁口より上流側部分と交差すると共に、前記屈曲部分よりも他端側部分が前記第1流路と平行になって前記ボディのうち前記第1出力ポート側の外面まで延びる第2流路と、前記第2流路の他端部に設けられる第2出力ポートと、前記第1流路から前記第2出力ポート側の前記第2流路への出口である第2弁口と、前記第1流路と前記第2流路との交差部分に収容されて前記第2弁口を開閉する第2弁体と、前記第2流路の前記一端側の開口を閉塞した状態に取り付けられ、前記第2弁体を直線運動させるための駆動源と、を備える逆止弁装置である。
本開示の一実施形態に係る逆止弁装置の斜視図 逆止弁装置の右側面図 逆止弁装置のA−A断面図 逆止弁装置の左側面図 開状態の膨張弁の拡大断面図 (A)閉状態の第1弁体の拡大断面図、(B)開状態の第1弁体の拡大断面図 (A)他の実施形態に係る逆止弁装置の斜視図、(B)他の実施形態に係る逆止弁装置の正断面図 (A)他の実施形態に係る逆止弁装置の斜視図、(B)他の実施形態に係る逆止弁装置の正断面図 (A)他の実施形態に係る逆止弁装置の正断面図、(B)他の実施形態に係る逆止弁装置の左側面図
以下、図1〜6を参照しつつ、本実施形態の逆止弁装置10について説明する。図1に示される本実施形態の逆止弁装置10は、例えば、カーエアコンの冷媒回路に設けられ、配管に接続される。
図1に示されるように、逆止弁装置10は、横長の直方体状となったボディ11を有する。以下では、ボディ11の長手方向を左右方向ということとし、図3において、ボディ11のうち、左側、右側を向く面を、それぞれ左面11L、右面11Rということとする。また、図3において、紙面手前側をボディ11の前側、奥側を後側ということとし、ボディ11の外面のうち上側、下側を向く面をボディ11の上面11T、下面11Bということとする。なお、本実施形態の例では、ボディ11の外面のうち隣り合う面同士は、直交している。ボディ11は、例えば、直方体状の部材に後述の第1流路20、第2流路40等の複数の孔が穿孔されることで形成される。このような直方体状の部材は、例えば、樹脂又は金属で構成され、一体成形、一体鋳造 、鍛造等によって形成することができる。
図3に示されるように、ボディ11には、直線状をなして左右方向にボディ11を貫通する第1流路20が設けられている。第1流路20の一端はボディ11の右面11Rに開口する第1入力ポート15となっていると共に、第1流路20の他端はボディ11の左面11Lに開口する第1出力ポート16となっている。
第1流路20の途中には、第1弁体収容部屋21が形成されている。第1弁体収容部屋21の上流側端部(即ち、右端部)は、絞られて第1弁口22を形成している。また、第1弁体収容部屋21には、第1弁口22から下流側に拡径されてなる拡径部24が設けられている。拡径部24より下流側(即ち、左側)には、上記拡径部24よりも縮径された下流側縮径部25が設けられている。また、第1流路20には、第1弁口22の上流側に(即ち、右側に)、拡径部24よりも小径の上流側縮径部23が延びている。
第1弁体収容部屋21には、第1弁口22を開閉する第1弁体60が収容されている。第1弁体60は、左右方向に直線運動して、第1弁口22を閉塞する閉位置(図6(A)参照)と、第1弁口22を開放する開位置(図6(B)参照)とに配置される。また、第1弁体60は、圧縮コイルばね61により第1弁口22に向けて付勢されている。本実施形態では、第1弁体60と第1弁口22は、逆止弁を構成している。第1弁体60については、後に詳説する。
図3に示されるように、ボディ11には、第1流路20と交差する略L字状の第2流路40が設けられている。第2流路40は、横孔41と縦孔42とからなる。横孔41は、第1流路20の下側に配置されて左右方向に延び、横孔41の左端部がボディ11の左面11Lに開口した第2出力ポート18となっていると共に、横孔41の右端部が縦孔42に連絡している。縦孔42は、横孔41の右端部から上方に延びて第1流路20と交差し、ボディ11の上面11Tに開口している。本実施形態の例では、横孔41は、第1流路20と平行となっていると共に、縦孔42は、横孔41及び第1流路20と直交している。
図3及び図5に示されるように、ボディ11には、第2流路40と第1流路20との交差部分と、第2流路40のうち前記交差部分より上側部分とに亘って、第2弁体収容部屋43が設けられている。第2弁体収容部屋43は、第2流路40における上面11T側の開口に嵌合される弁体ホルダ32によって閉じられている。即ち、第2弁体収容部屋43は、第2流路40において、第2流路のうち前記交差部分からの第2出力ポート18側の出口である第2弁口44と、弁体ホルダ32と、の間の領域となっている。
第2弁体収容部屋43には、第2弁口44を開閉する第2弁体31が設けられている。具体的には、第2弁体31は、縦孔42の延在方向(即ち、上下方向)に直線運動して、弁口44を閉塞する閉位置(図3参照)と、第2弁口44を開放する開位置(図5参照)とに配置される。また、第2弁体31は、縦孔42の延在方向に延びる円柱体の外周面に環状溝が形成された形状をなし、その外周面の環状溝31Uによって、第1流路20及び第2流路40の交差部分の内面と第2弁体31の間に流体が通過できる空間が形成される。そして、第2弁体31が閉状態となったときには、第1入力ポート15から流入した流体は、第1流路20を通過して第1出力ポート16のみから流出される。また、第2弁体31が開状態となったときには、第1出力ポート16と第2出力ポートとの両方から流出される。
第2弁体31は、直線運動可能に弁体ホルダ32によって支持されている。弁体ホルダ32は、弁体31を移動させるための駆動源33を備えていて、ボディ11から張り出している。駆動源33は、第2流路40の開口を閉塞した状態に取り付けられている。本実施形態の例では、駆動源33は、例えば、ソレノイドからなり、逆止弁装置10には、第2弁体31、弁体ホルダ32、駆動源33、第2弁口44を備える電磁弁30が設けられている。
さて、図6(A)に示されるように、第1弁体60は、円盤状のベース部62と、ベース部62から軸方向の一方側に突出した丸棒部63と、ベース部62から軸方向の他方側に突出した脚部65と、からなる。詳細には、丸棒部63は、ベース部62の中心軸上に配置されると共に、突出方向の途中位置に突出先端側を縮径する段差面63Dを有している。脚部65は、脚部65の付根部の外周面に、環状溝を有し、その環状溝には、Oリング68が嵌着している。Oリング68により、閉状態の第1弁体60と第1弁口22との間がシールされる。また、脚部65は、ベース部62から離れるように突出すると共にベース部62の中心軸回りに並ぶ複数(例えば、3つ)の個別突部65Aからなる。これら複数の個別突部65Aにおいてベース部62の径方向外側を向く面は、ベース部62の中心軸と同軸でベース部62よりも小径となった仮想円筒面上に配置される円弧面となっている。
第1流路20の下流側縮径部25の内周面には、第1弁体60に対して第1出力ポート16側への抜け止めをする抜け止め手段が設けられている。この抜け止め手段は、ストッパ28と、Cリング29からなる(図4及び図6参照)。ストッパ28は、略円盤状をなすと共に中心部に貫通形成された挿通孔28Aを有している。また、ストッパ28には、挿通孔28Aとは別の流体通過用の貫通孔が複数設けられている。ストッパ28は、第1流路20の下流側縮径部25の内面から突出した環状突部29Tに下流側(左側)から宛がわれる。Cリング29は、ストッパ28に下流側から宛がわれると共に、下流側縮径部25の内面に設けられた環状溝29Uに嵌め込まれることで、下流側縮径部25に固定され、ストッパ28を抜け止めしている。
なお、本実施形態では、第1弁体収容部屋21は、第1流路20における弁口22から下流側の部分のうちストッパ28より上流側の部分からなる。
図6(A)に示されるように、第1弁体60丸棒部63は、ストッパ28の挿通孔28Aに挿通される。具体的には、ストッパ28の挿通孔28Aには、丸棒部63のうち段差面63Dよりも突出先端側の部分が挿通される。丸棒部63のうち段差面63Dよりもベース部62側の部分は、ストッパ28の挿通孔28Aよりも大径となっていて、この大径部分により、第1弁体60が下流側に対して抜け止めされる。また、第1弁体60の脚部65(具体的には、複数の個別突部65Aの円弧面)は、第1流路20の上流側縮径部23に嵌合される。
第1弁体60のベース部62とストッパ28の間には、丸棒部63を巻回する圧縮コイルばね61が設けられている。上述のように、圧縮コイルばね61は、第1弁体60を閉状態に付勢する。そして、第1流路20内における第1弁口22よりも上流側の流体の圧力が、圧縮コイルばね61の復元力に抗して第1弁体60を下流側に移動すると、図6(B)に示されるように、第1弁体60が開状態に配置され、第1弁口22の上流側から下流側に流体が流れる。このとき、第1弁体60の丸棒部63がストッパ28の挿通孔28Aに摺動すると共に、第1弁体60の脚部65が第1流路の上流側縮径部23に摺動する。第1弁体60が開状態から閉状態に戻るときも同様である。
図6(A)及び図6(B)に示されるように、第1弁体60の直線運動の範囲において、第1弁体60の丸棒部63と脚部65は、それぞれストッパ28の挿通孔28Aと第1流路20の上流側縮径部23に挿通されたままとなる。このように、第1弁体60は、直線運動する間、両端部を支持されるので、第1弁体60の直線運動の安定化が図られる。なお、第1弁体60が開状態となったときには、脚部65の複数の個別突部65A同士の間の隙間を通って、流体が第1弁口22を通過する。
ここで、第1弁体収容部屋21の拡径部24の内径は、拡径部24の内周面と第1弁体60との間に間隔があく大きさとなっている。従って、第1弁体60の直線運動の範囲において、拡径部24は第1弁体60が摺動しない非摺動部となっている。
図3に示されるように、ボディ11には、第1弁体収容部屋21の内周面に開口するサイド流路50が設けられている。本実施形態では、サイド流路50は、前後方向に延びて、ボディ11のうち後側を向く後面11Uに一端が開口する第2入力ポート17を形成している(図1、図2及び図4参照)。これにより、第1入力ポート15からの流体と、第2入力ポート17からの流体が第1弁体収容部屋21で合流するようになっている。
ここで、サイド流路50をボディ11に穿孔して形成すると、バリが発生して、バリが第1流路20内に突出することが起こり得る。この場合、第1流路20の内面のうちバリが形成された部分が、第1弁体60と摺動する部分であると、第1弁体60がスムーズに直線運動できなくなるという問題が起こる。これに対し、本実施形態の逆止弁装置10では、サイド流路50が開口する第1弁体収容部屋21の拡径部24が、第1弁体60との間に間隔があく大きさとなっていて、第1弁体60が摺動しない非摺動部となっている。これにより、サイド流路50をボディ11に穿孔する際にバリが第1流路内に突出しても、バリが第1弁体60の直線運動に対する摺動抵抗となることを防ぐことが可能となり、第1弁体60の直線運動をスムーズにすることができる。
本実施形態の逆止弁装置10では、第1流路20の途中の第1弁口22を開閉し、下流側から第1弁口22に向かって付勢される第1弁体60が、第1弁口22と共に逆止弁を構成している。そして、本実施形態では、サイド流路50が、第1流路20の第1弁体収容部屋21の内側面に開口する。即ち、サイド流路50が第1流路20にボディ11内で合流する。このように、流路同士の合流部と逆止弁とをボディ11の内部に備えることで、逆止弁を備える構造において従来の継手や配管を削減することができ、組み付け工数の低減と、流体が漏れる虞の低減を図ることができる。また、サイド流路50の合流部分が、第1流路20の途中部分の第1弁体収容部屋21となるので、第1弁体収容部屋21よりも下流側である場合よりも、第1流路20の延在方向で、ボディ11をコンパクトにすることができる。
さらに、本実施形態では、ボディ11に、第1流路20と第1弁口22の上流側で交差する第2流路40が設けられる。これにより、第2流路40をボディ11とは別の配管に設ける場合に比べて、接続の手間が省かれる。また、第1流路20と第2流路40の交差部分に収容された第2弁体31により、第1流路20から第2流路40への第2出力ポート18側の出口である第2弁口44が開閉される。ここで、第2流路40のうち第2出力ポート18と反端側の端部は、ボディ11の外面に開口するが、その開口は、第2弁体31を駆動する駆動源33により閉塞される。このように、本実施形態では、ボディ11の外面において第2流路40を穿孔する際に形成される開口が、第2弁体31の駆動源33によって閉塞されるので、第2流路40の開口を単に塞ぐだけの構造に比べて、第2流路40の開口を有効利用することができる。また、本実施形態では、第1流路20と第2流路40の横孔41とが平行に配置されると共に、それらの端部である第1出力ポート16と第2出力ポート18とが同じ側に配置される。これにより、ボディ11のコンパクト化を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、ボディ11が、一体成形又は一体鋳造された直方体状の部材に第1流路20、第2流路40等の複数の孔が穿孔されることで形成可能となっている。このように、ボディ11を直方体状のように単純な形状に孔をあけるだけで形成することができるので、逆止弁装置10の製造が容易となる。
なお、本実施形態では、ボディ11の右面11R、左面11L、後面11U、上面11Tが、それぞれ請求の範囲に記載の「第1外面」、「第2外面」、「第3外面」、「第4外面」に相当する。また、第2流路40の横孔41と縦孔42の境界部分が、特許請求の範囲に記載の「屈曲部分」に相当する。また、逆止弁装置10は、配管等に接続されて使用される際には、ボディ11の長手方向が水平方向となるように配置されてもよいし、ボディ11の長手方向が上下方向となるように配置されてもよいし、ボディ11の長手方向が水平方向に対して傾斜する方向となるように配置されてもよい。
なお、本明細書において、「平行」とは、厳密に平行な状態だけでなく、5度以下の角度で互いに傾斜する状態をも意味する。また、「直交」とは、85度以上95度以下の角度で交差することを意味し、厳密に90度で交差する場合に限定されない。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、逆止弁装置10を、カーエアコン用の冷媒回路に適用した構成を示したが、逆止弁装置10の用途は特に限定されるものではなく、例えば、熱媒回路に適用されてもよい。
(2)上記実施形態では、ボディ11が、直方体状であったが、これに限られるものではない。ボディ11は、例えば、上面視又は前面視で、台形状であってもよいし、平行四辺形状であってもよい。また、ボディ11は、例えば、円柱に軸方向から直方体が連結された形状であってもよいし(図7(A)及び図7(B)参照)、直方体の一部が直方体状等に切欠かれた形状となっていてもよい(図8(A)及び図8(B)参照)。また、ボディ11は、第1流路20を内部に有する第1の管状部と第2流路40を内部に有する第2の管状部が交差した形状となっていてもよい。この場合、第1の管状部から分岐した枝管部を設けて、その枝管部内にサイド流路を設ければよい。
(3)上記実施形態において、第1流路20と同様に、第2流路40の横孔41の途中部分を絞ってなる第3弁口を設け、その第3弁口を下流側から開閉すると共に第3弁口に向かって付勢される第3弁体を設けてもよい。この場合、第1流路20の第1弁体収容部屋21と同様に、第3弁体を収容する第3弁体収容部屋を設けると共に、サイド流路50と同様に一端がボディ11の外面に開口する流体流入用の流路を設け、その流路の他端を、第3弁体収容部屋の内側面に開口させてもよい。
(4)上記実施形態では、第2流路40の横孔41の第2出力ポート18が、ボディ11の左面11Lに開口していたが、右面11Rに開口してもよい。
(5)上記実施形態において、ボディ11の外面のうち、サイド流路50が開口する面と、第2流路40のうち弁体ホルダ32側の末端が開口する面は、同じ面であってもよいし(図9(A)参照)、互いに反対方向を向く面であってもよい(図9(B)参照)。
(6)上記実施形態では、第2流路40の横孔41が、第1流路20に対して、平行となっていたが、傾斜していてもよい。
(7)上記実施形態では、第2流路40の縦孔42が、第1流路20に対して、直交していたが、傾斜していていもよい。
(8)上記実施形態では、第2流路40の横孔41が、縦孔42に対して、直交していたが、傾斜していてもよい。
(9)上記実施形態において、図7(A)及び図7(B)に示されるように、第1流路20に交差する第2流路40が、直線状であってもよい。
(10)上記実施形態において、第2流路40が設けられずに、ボディ11の内部流路が、第1流路20とサイド流路50のみからなっていてもよい。
(11)上記実施形態では、第1流路20が、直線状であったが、途中で屈曲していてもよい。
(12)上記実施形態において、第2弁体31が直線運動する弁(電磁弁30)が設けられていたが、この弁の代わりに、弁体が回転運動する弁(例えば、ロータリー弁)が設けられていてもよい。また、上記実施形態では、第2弁体31が、第2弁口44の閉塞を第2弁口44を覆うことで行う構成であったが、膨張弁等に用いられるニードル弁体のように、第2弁口44の閉塞を第2弁口44に挿通されることで行う構成であってもよい。
10 逆止弁装置
11 ボディ
15 第1入力ポート
16 第1出力ポート
17 第2入力ポート
20 第1流路
21 第1弁体収容部屋
22 第1弁口
50 サイド流路
60 第1弁体

Claims (4)

  1. ボディと、
    前記ボディを貫通して、一端が前記ボディの外面に開口する第1入力ポートをなす一方、他端が前記ボディの外面に開口する第1出力ポートをなす第1流路と、
    前記第1流路の途中部分に設けられる第1弁体収容部屋と、
    前記第1弁体収容部屋の上流側端部を絞ってなる第1弁口と、
    前記第1弁体収容部屋に直線運動可能に収容され、前記第1弁口を開閉すると共に、前記第1弁口に向けて付勢される第1弁体と、
    前記第1流路と交差し、一端が前記ボディの外面に開口する第2入力ポートをなしかつ他端が前記第1弁体収容部屋の内側面に開口しているサイド流路と
    前記ボディを貫通すると共に途中で屈曲し、その屈曲部分よりも一端側で前記第1流路における前記第1弁口より上流側部分と交差すると共に、前記屈曲部分よりも他端側部分が前記第1流路と平行になって前記ボディのうち前記第1出力ポート側の外面まで延びる第2流路と、
    前記第2流路の他端部に設けられる第2出力ポートと、
    前記第1流路から前記第2出力ポート側の前記第2流路への出口である第2弁口と、
    前記第1流路と前記第2流路との交差部分に収容されて前記第2弁口を開閉する第2弁体と、
    前記第2流路の前記一端側の開口を閉塞した状態に取り付けられ、前記第2弁体を直線運動させるための駆動源と、を備える逆止弁装置。
  2. 前記第1弁体収容部屋には、前記第1弁口から拡径されて、前記第1弁体との間に間隔があいた内周面を有する拡径部が設けられ、
    前記サイド流路は、前記拡径部の内周面に開口している請求項1に記載の逆止弁装置。
  3. 前記ボディは、直方体状をなし、
    前記ボディの外面のうち、前記第1入力ポートが開口する第1外面と前記第1出力ポートが開口する第2外面は、互いに反対向きに配置され、
    前記ボディの外面のうち、前記第2入力ポートが開口する第3外面と前記第2流路における前記駆動源側の端部が開口する第4外面は、前記第1外面及び前記第2外面に対して直交している請求項1又は2に記載の逆止弁装置。
  4. 前記第3外面及び前記第4外面は、互いに直交している請求項3に記載の逆止弁装置。
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