JP6975939B2 - 水栓 - Google Patents

水栓 Download PDF

Info

Publication number
JP6975939B2
JP6975939B2 JP2017251621A JP2017251621A JP6975939B2 JP 6975939 B2 JP6975939 B2 JP 6975939B2 JP 2017251621 A JP2017251621 A JP 2017251621A JP 2017251621 A JP2017251621 A JP 2017251621A JP 6975939 B2 JP6975939 B2 JP 6975939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
flow path
path forming
faucet
shower face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017251621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019116796A (ja
Inventor
彬生 万木
高志 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017251621A priority Critical patent/JP6975939B2/ja
Publication of JP2019116796A publication Critical patent/JP2019116796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6975939B2 publication Critical patent/JP6975939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Description

本発明は、水栓に関する。
従来より、台所、洗面所などで使用される水栓が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示される水栓は、湯水を吐水するための吐水口を形成したスパウト(吐水管)と、当該吐水口に取り付けられるシャワーフェイスとを備える。
特許第4773875号公報
特にシャワーフェイスは湯水を吐水する部分であるため、シャワーフェイスの表面には洗剤などの汚れが付着しやすい。特許文献1に開示される構成を含めて、シャワーフェイスおよびシャワーフェイスを備える水栓の清掃性をより向上させる技術の開発が求められている。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、清掃性を向上させた水栓を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の水栓は、湯水を吐水する吐水口を形成するスパウトと、前記スパウト内に配置されて、前記吐水口から吐水される湯水の流路を形成する流路形成部と、前記スパウトの前記吐水口に配置され、前記流路形成部の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する複数の吐水孔を形成したシャワーフェイスと、を備える、水栓であって、前記シャワーフェイスは、アクリル樹脂により一体形成されるとともに、前記流路形成部又は前記スパウトに連結される筒状の筒状部を有し、前記筒状部の外周部又は内周部には、全周よりも短い長さで周方向に延びる突起が形成されており、前記突起が前記流路形成部又は前記スパウトに回転嵌合することにより前記筒状部が連結される、水栓である。
また、本発明の水栓は、湯水を吐水する吐水口を形成するスパウトと、前記スパウト内に配置されて、前記吐水口から吐水される湯水の流路を形成する流路形成部と、前記スパウトの前記吐水口に配置され、前記流路形成部の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する複数の吐水孔を形成したシャワーフェイスと、を備える、水栓であって、前記シャワーフェイスは、アクリル樹脂により一体形成されるとともに、前記流路形成部又は前記スパウトに連結されており、かつ、当該連結をスナップフィットで行うための突起を備える、水栓である。
また、本発明の水栓は、湯水を吐水する吐水口を形成するスパウトと、前記スパウト内に配置されて、前記吐水口から吐水される湯水の流路を形成する流路形成部と、前記スパウトの前記吐水口に配置され、前記流路形成部の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する複数の吐水孔を形成したシャワーフェイスと、を備える、水栓であって、前記シャワーフェイスは、アクリル樹脂により一体形成されており、前記シャワーフェイスと前記流路形成部又は前記スパウトとを貫通して連結する貫通ピンをさらに備える、水栓である。
本発明の水栓によれば、清掃性を向上させることができる。
実施形態1における水栓の概略構成を示す図 実施形態1における水栓の概略構成を示す図 実施形態1におけるスパウトおよびその周辺部材の側面図 実施形態1におけるスパウトおよびその周辺部材の下面図 図3のA−A断面図 図4のB−B断面図 実施形態1におけるスパウト単体の側面図 実施形態1におけるスパウト単体の下面図 実施形態1におけるスパウト単体の斜視図 シャワーフェイスと流路形成部が連結する箇所の拡大断面図 シャワーフェイスと流路形成部の連結方法を説明するための概略図 シャワーフェイスと流路形成部の連結方法を説明するための概略図 図10Aの一部拡大図 実施形態2におけるシャワーフェイスと流路形成部が連結する箇所の拡大断面図 実施形態3におけるシャワーフェイスと流路形成部が連結する箇所の拡大断面図 実施形態3におけるスナップフィットによる連結前の状態を示す図 実施形態3におけるスナップフィットによる連結後の状態を示す図 実施形態4におけるシャワーフェイスと流路形成部が連結する箇所の拡大断面図
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施形態1)
図1、図2は、実施形態1における水栓2の概略斜視図である。図1は、水栓2のスパウト6が収納された状態を示し、図2は、スパウト6が前方に引き出された状態を示す。図3、図4は、スパウト6の概略構成を示す図である。図3は、スパウト6の側面図であり、図4は、スパウト6の下面図である。
図1、図2に示す水栓2は、台所、洗面所などで使用されるシングルレバー式の水栓装置である。水栓2は、設置台(図示せず)に立設される本体部4と、レバー5と、スパウト6と、プッシュボタン10と、シャワーフェイス12とを備える。
本体部4は、レバー5およびスパウト6を一体的に支持する部材である。スパウト6は、湯水を吐水するための吐水口8を形成する部材である。スパウト6は「吐水管」、「シャワーヘッド」とも称する。スパウト6は図1の矢印Pで示すように、本体部4に接続される基端側から、吐水口8を形成する先端側に向かって延びる。スパウト6の先端にはプッシュボタン10が設けられる。吐水口8にはシャワーフェイス12が取り付けられている。シャワーフェイス12は、湯水を吐水する複数の散水孔を形成した部材であり、「散水板」、「吐水部」とも称する。
ユーザがレバー5を操作することで、シャワーフェイス12からの吐水/止水の切替え、および、吐水温度の調節を行うことができる。ユーザがプッシュボタン10を操作することで、シャワーフェイス12からの吐水をシャワー吐水とストレート吐水の間で切り替えることができる。詳細な機構については後述する。
実施形態1では特に、シャワーフェイス12がアクリル樹脂(PMMA樹脂)で形成されている。アクリル樹脂は水垢などが着きにくく、清掃性(防汚性)に優れた材料である。このように、湯水を吐水する部分であるシャワーフェイス12の材料にアクリル樹脂を用いることで、水栓2の清掃性を向上させることができる。なお、ネジ山のような細かな形状を成形することに関しては、アクリル樹脂よりもABS樹脂、ポリアセタール(POM)などが優れている。
図3、図4に示したスパウト6の内部構成について、図5、図6を用いて説明する。図5は、図3のA−A断面図であり、図6は、図4のB−B断面図である。
図5、図6に示すように、スパウト6の内部には流路形成部14が設けられている。流路形成部14は、前述したシャワーフェイス12から吐水するための湯水の流路を形成する部材である。流路形成部14に対しては、上流側にある湯水供給源(図示せず)から湯水が供給される。
図6に示すように、流路形成部14は管部15を備える。管部15は、第1の流路16と第2の流路18を内部に形成する管状の部材である。第1の流路16はストレート吐水用の流路であり、第2の流路18はシャワー吐水用の流路である。第1の流路16と第2の流路18はともにシャワーフェイス12の吐水孔に接続される。
流路形成部14はさらに、第1の流路16と第2の流路18を選択的に切り替えるための流路切替部20を備える。流路切替部20は、弁玉22(図6)と、弁玉保持部24と、カム機構26(図5)と、リンク28と、オルタネート機構30とを備える。
弁玉22は、第1の流路16および第2の流路18のいずれか一方の上流端を選択的に閉じる弁体である。弁玉22は、スパウト6の軸方向Cを中心とする回転運動が可能に設けられている。弁玉22は、第1の流路16を閉じる第1の位置と、第2の流路18を閉じる第2の位置の間で回転可能であり、図6では第1の位置にある状態が示される。この状態では、第2の流路18を通じてシャワーフェイス12からシャワー吐水が行われる。
弁玉保持部24は、弁玉22を保持する部材である。弁玉保持部24はカム機構26(図5)に接続されている。カム機構26は、プッシュボタン10の押し込みによる軸方向Cの直線運動を、スパウト6の軸方向Cを中心とする回転運動に変換する部材である。カム機構26はリンク28の第2リンク28bに接続されている。
リンク28は、前述したカム機構26と、後述するオルタネート機構30を互いに接続する部材である。リンク28はプッシュボタン10の内側に取り付けられており、プッシュボタン10の押し込みに応じてスパウト6の軸方向Cに沿って移動する。リンク28は2つの分岐する枝部として、第1リンク28aおよび第2リンク28bを備える。第1リンク28aはオルタネート機構30に接続され、第2リンク28bはカム機構26に接続される。
オルタネート機構30は、プッシュボタン10の押込み状態と非押込み状態の2つの状態をそれぞれ維持する機構である。オルタネート機構30は、バネ32A、32Bなどを含むノック式の機構を備える。
このような構成によれば、プッシュボタン10の押込み操作によって、弁玉22が第1の流路16を閉じる第1の位置と、第2の流路18を閉じる第2の位置で移動し、シャワーフェイス12からの吐水をストレート吐水とシャワー吐水で相互に切り替えることができる。
上述した流路切替部20を含む流路形成部14はスパウト6に挿入されて配置される。流路形成部14をスパウト6に挿入する際には、スパウト6の一方側の端部にある開口から挿入する。これに関して図7−図9を用いて説明する。
図7−図9は、スパウト6単体の概略図である。図7は、スパウト6の側面図、図8は、スパウト6の下面図、図9は、スパウト6の斜視図である。
図7−図9に示すように、スパウト6には、軸方向Cにおける両側の端部にそれぞれ開口が形成されている。具体的には、スパウト6の先端側の端部には先端側開口34が形成されており、スパウト6の基端側の端部には基端側開口36が形成されている。
先端側開口34は、前述したプッシュボタン10を取り付けるための開口である。プッシュボタン10を押圧する押圧方向D1は、スパウト6の先端側から基端側に向かう方向である。
基端側開口36は、前述した流路形成部14をスパウト6に挿入して位置決めするための開口である。流路形成部14を基端側開口36に挿入する挿入方向D2は、スパウト6の基端側から先端側に向かう方向である。
図8、図9に示すように、スパウト6の内壁39には複数のリブ40が形成されている。リブ40は、スパウト6に挿入される流路形成部14に当接して流路形成部14を位置決めする部材である。リブ40は、流路形成部14に当接する当接面として機能する。実施形態1におけるリブ40は、スパウト6の長手方向、すなわち軸方向Cに沿って延びる複数の突起で構成されている。実施形態1では上下に2本ずつ、合計4本のリブ40が設けられている。それぞれのリブ40は、先端側から基端側に向かって高さが漸増する突起として設けられる。
基端側開口36を介してスパウト6に挿入される流路形成部14は、前述した管部15の外側表面でリブ40に当接する。リブ40は流路形成部14の挿入方向D2への移動を規制する一方で、流路形成部14の挿入方向D2とは逆方向、すなわち押圧方向D1への移動を規制しない。リブ40に当接した流路形成部14は挿入方向D2にはさらに移動できないものの、押圧方向D1には移動可能であり基端側開口36から抜くことができる。
流路形成部14がリブ40に当接した状態で、前述したプッシュボタン10が取り付けられる。具体的には、先端側開口34を閉じるようにスパウト6の先端部にプッシュボタン10が取り付けられる。プッシュボタン10は、流路切替部20のリンク28にも取り付けられる。プッシュボタン10を設けることによって、流路形成部14は挿入方向D2だけでなく押圧方向D1への移動も規制される。これより、流路形成部14はスパウト6内でいずれの方向にも移動しないように位置決め・固定される。
このようにスパウト6内に固定された流路形成部14に対して、シャワーフェイス12が連結される。シャワーフェイス12と流路形成部14の連結形態に関して、図10A―図10Dを用いて説明する。
図10Aは、シャワーフェイス12と流路形成部14が連結する箇所の拡大断面図である。図10B、図10Cはともに、シャワーフェイス12と流路形成部14の連結方法を説明するための概略図である。図10Bは連結前の状態を示し、図10Cは連結後の状態を示す。図10Dは、図10Aの一部拡大図である。
図10Aに示すように、流路形成部14の管部15は、その先端部に2つの筒状の部分として、第1筒状部42および第2筒状部44を備える。第1筒状部42は、第2筒状部44の内側に設けられた筒状の部分であって、ストレート吐水用の第1の流路16を内側に形成する。第2筒状部44は、第1筒状部42の外側に間隔を空けて設けられた筒状の部分であって、第1筒状部42との間にシャワー吐水用の第2の流路18を形成する。
シャワーフェイス12は特に第2筒状部44に連結される。シャワーフェイス12と第2筒状部44との連結形態については後述する。一方で、第1筒状部42とシャワーフェイス12は単に接触するのみであり、互いに連結はされていない。
第2筒状部44に連結されるシャワーフェイス12は、吐水板48と、筒状部50とを備える。吐水板48は、スパウト6の外側に露出して吐水孔を形成する部材である。筒状部50は、吐水板48を保持する部材である。実施形態1では吐水板48と筒状部50は一体的に形成される。このような構成において、シャワーフェイス12の筒状部50が第2筒状部44の突起46に連結される。
図10Aに示すように、第2筒状部44の外周部には突起46が形成される。同様に、筒状部50の内周部には突起51が形成される。突起51が突起46に回転嵌合することで、シャワーフェイス12の筒状部50と流路形成部14の第2筒状部44とが連結される。
突起46、51の連結方法に関して、図10B、図10Cを用いて説明する。
図10Bに示すように、第2筒状部44の突起46は、第2筒状部44の外周部から外側に突出する突起である。本実施形態1における突起46は、第2筒状部44の外周部において対向する位置に2箇所設けられる。突起46のそれぞれは、第2筒状部44の外周の全周よりも短い長さで周方向Rに延びる。
同様に、筒状部50の突起51は、筒状部50の内周部から内側に突出する突起である。本実施形態1における突起51は、筒状部50の内周部において対向する位置に2箇所設けられる。突起51のそれぞれは、筒状部50の外周の全周よりも短い長さで周方向Rに延びる。
図10Bに示すように、静止している第2筒状部44に対して筒状部50を回転方向R1に回転させる。筒状部50が回転方向R1に回転することにより、図10Cに示すように、突起51と突起46が少なくとも部分的に重なって互いに係合する。これにより、突起51が突起46に引っ掛かった状態となり、筒状部50を回転方向R1の逆方向に回転させない限り、筒状部50と第2筒状部44との連結を維持することができる。
このような突起46および突起51の回転嵌合によって連結を行うことにより、第2筒状部44と筒状部50にネジ山を設けて螺合させて連結する場合と異なり、ネジ山などの微細な形状を作る必要がなくなる。このため、第2筒状部44を含む管部15および筒状部50を含むシャワーフェイス12のそれぞれをアクリル樹脂で一体形成することができ、清掃性を高めることができる。このようにして、シャワーフェイス12と流路形成部14の連結を精度良く行いながら、水栓2の清掃性を向上させることができる。
特にシャワーフェイス12は湯水を通水して特に汚れやすい部分であるため、アクリル樹脂により形成することで、水栓2の清掃性を効果的に向上させることができる。
またネジ山による螺合などの場合は連結部に定常的な応力がかかるのに対して、実施形態1のような連結形態によればシャワーフェイス12と流路形成部14の連結部にかかる定常的な応力はほとんどなく、大幅に小さい。これより、水栓2の破損を抑制することができる。
吐水板48は2種類の吐水孔として、第1の吐水孔52と第2の吐水孔54を形成する。第1の吐水孔52は、ストレート吐水用の吐水孔であり、第2の吐水孔54は、シャワー吐水用の複数の散水孔による吐水孔である。第1の吐水孔52は第1の流路16に連通し、第2の吐水孔54は第2の流路18に連通する。
実施形態1における第2の吐水孔54の直径は、0.2mm以上0.4mm以下に設定される。第2の吐水孔54の直径をこのように短く設定することで、湯水の飛散性を向上させることができる。実施形態1ではシャワーフェイス12をアクリル樹脂で形成しているため、第2の吐水孔54にゴミが詰まりにくくなっている。よって、前述のように第2の吐水孔54の直径を短く設定した場合でも所定の通水性を確保することができる。
このような構成において、流路形成部14に連結されるシャワーフェイス12はスパウト6には接触せずに連結されない。シャワーフェイス12とスパウト6の非接触状態を図10Dに示す。
図10Dに示すように、シャワーフェイス12の吐水板48と、スパウト6の吐水口8を形成する内周縁部56は互いに僅かに間隔を空けて配置されている。吐水板48は湯水を通す通水部であるため、温度の高い湯水を通したときなどは温度が上昇して膨張しやすくなる。これに対して、吐水板48とスパウト6の間隔を空けることで、互いの接触による破損を防ぐことができる。
図10Dに示すように、吐水板48とスパウト6の内周縁部56にはそれぞれ対応する段差58、60が設けられている。段差58、60はともに、スパウト6の外側から内側に向かって、径方向に縮径した形状を有している。段差58、60の周辺では、吐水板48とスパウト6の間隔H1が同程度に維持される。間隔H1は例えば、0.3mm以上0.5mm以下に設定してもよい。
このような段差58、60を設けることで、吐水板48とスパウト6の境界部の奥側が見えにくくなる。これにより、水栓2の意匠性を向上させることができる。例えばスパウト6がシャワーフェイス12と異材質で形成される場合は特に境界部が目立ちやすい。よって、段差58、60を設けることで、スパウト6と吐水板48の隙間による外観の悪化を抑制し、水栓2の意匠性を効果的に向上させることができる。また段差58、60を設けることで、吐水板48とスパウト6の境界部からスパウト6へ湯水が侵入しにくくなる。
図10Aに戻ると、スパウト6とプッシュボタン10の間にはクッション材62が設けられている。クッション材62は、プッシュボタン10の摺動を補助する部材である。
例えばスパウト6とプッシュボタン10を同じ材料で形成した場合、プッシュボタン10の摺動によって異音が生じやすくなる。このため、スパウト6とプッシュボタン10の間にこれらとは異なる材料で形成したクッション材62を設けることで、異音の発生を抑制することができる。
上述したように、実施形態1の水栓2によれば、スパウト6と、シャワーフェイス12と、流路形成部14とを備える。スパウト6は、湯水を吐水する吐水口8を形成する部材である。流路形成部14は、スパウト6内に挿入されて、吐水口8から吐水される湯水の流路を形成する部材である。シャワーフェイス12は、スパウト6の吐水口8に配置され、流路形成部14の流路を流れる湯水をスパウト6の外部へ吐水する複数の吐水孔52、54を形成している。このような構成において、シャワーフェイス12は、アクリル樹脂により一体形成されるとともに、流路形成部14に連結される筒状の筒状部50を有する。筒状部50の内周部には、全周よりも短い長さで周方向Rに延びる突起51が形成されている。突起51が流路形成部14の第2筒状部44に回転嵌合することにより筒状部50が連結される。
このような構成によれば、シャワーフェイス12をアクリル樹脂で一体形成することで、シャワーフェイス12の表面に水垢が固着しにくくなり、清掃性を向上させることができる。アクリル樹脂の場合、ABS樹脂などに比べてネジ山などの細かな形状を成形するのが難しくなるが、シャワーフェイス12は流路形成部14に対して、筒状部50の全周よりも短い長さで周方向Rに延びる突起51の回転嵌合によって連結される。よって、シャワーフェイス12にはネジ山などの形状を設ける必要がなくシャワーフェイス12を流路形成部14に連結することができる。このようにして、シャワーフェイス12の連結を精度良く行いながら、水栓2の清掃性を向上させることができる。
また実施形態1の水栓2によれば、筒状部50の突起51が流路形成部14の第2筒状部44に設けた突起46に回転嵌合して連結するため、シャワーフェイス12だけでなく流路形成部14にもネジ山などの形状を作る必要がなくなる。これにより、流路形成部14にもアクリル樹脂のような清掃性の高い材料を適用することも可能となる等、設計の自由度を向上させることができる。
(実施形態2)
本発明に係る実施形態2の水栓について説明する。実施形態2では、主に実施形態1と異なる点について説明する。また、実施形態2においては、実施形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施形態2では、実施形態1と重複する記載は省略する。
実施形態2では主に、シャワーフェイスと流路形成部の連結形態が実施形態1と異なる。特に実施形態1では、突起46、51の回転嵌合により連結していたが、実施形態2では貫通ピンを設けて連結している点が異なる。
図11は、実施形態2の水栓70におけるシャワーフェイス72と流路形成部74の連結箇所を示す拡大図である。図11に示す水栓70は、実施形態1の水栓2と同様のスパウト6およびプッシュボタン10に加えて、実施形態1とは異なる構成のシャワーフェイス72および流路形成部74、並びに、貫通ピン76および係止部材78を備える。
前述した実施形態1では、シャワーフェイス12および流路形成部14にそれぞれ突起46、51が設けられていたが、実施形態2のシャワーフェイス72の筒状部80および流路形成部74の第2筒状部82にはいずれも突起は設けられていない。筒状部80および第2筒状部82の内周部および外周部はいずれも平坦な面で構成される。
さらに、シャワーフェイス72の筒状部80には貫通孔80Aが設けられている。同様に、流路形成部74の第2筒状部82にも貫通孔82Aが設けられている。これらの貫通孔80A、82Aには貫通ピン76が挿通されている。貫通ピン76によって、筒状部80と第2筒状部82とが連結されている。
貫通ピン76の一方側の端部には拡径部84が設けられている。拡径部84は、貫通ピン76における他の部分よりも軸方向に交差する方向に拡大した部分である。拡径部84に当接する位置に係止部材78が設けられている。係止部材78は、貫通ピン76において拡径部84が設けられた一方側の端部に当接することにより貫通ピン76を係止する。本実施形態2の係止部材78はスパウト6の内周部86に取り付けられている。
実施形態1と同様に、シャワーフェイス72はアクリル樹脂により一体形成されている。
上述したように、実施形態2の水栓70では、シャワーフェイス72はアクリル樹脂により一体形成されるとともに、流路形成部74に対して貫通ピン76により連結されている。このような構成によれば、実施形態1と同様にシャワーフェイス72にネジ山などの微細な形状が必要ではないため、シャワーフェイス72を清掃性の高いアクリル樹脂で一体形成することができる。これにより、シャワーフェイス72の表面に水垢が固着しにくくなり、清掃性を向上させることができる。
また実施形態2の水栓70では、貫通ピン76がシャワーフェイス72と流路形成部74を貫通することにより、シャワーフェイス72とスパウト6を連結した場合よりも貫通ピン76を内側に配置することができる。これにより、貫通ピン76を外側にできるだけ露出しないように配置することができ、水栓70の意匠性を向上させることができる。
また実施形態2の水栓70はさらに、貫通ピン76を係止する係止部材78を備えている。このような係止部材78を設けることで、貫通ピン76による連結をより強固に行うことができる。
また実施形態2の水栓70では、係止部材78はスパウト6の内周部86に取り付けられる。このような構成によれば、係止部材78を外側に露出しないように配置することができ、水栓70の意匠性を向上させることができる。
(実施形態3)
本発明に係る実施形態3の水栓について説明する。実施形態3では、主に実施形態1と異なる点について説明する。また、実施形態3においては、実施形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施形態3では、実施形態1と重複する記載は省略する。
実施形態3では主に、シャワーフェイスと流路形成部の連結形態が実施形態1と異なる。特に実施形態1では、突起46、51の回転嵌合により連結していたが、実施形態3では、突起同士のスナップフィット(snap fit)により連結している点が主に異なる。
図12は、実施形態3の水栓90におけるシャワーフェイス92と流路形成部94の連結箇所を示す拡大図である。図12に示す水栓90は、実施形態1の水栓2と同様のスパウト6およびプッシュボタン10に加えて、実施形態1とは異なる構成のシャワーフェイス92および流路形成部94を備える。
図12に示すように、シャワーフェイス92の筒状部96の先端には径方向内側に突出する突起98が設けられている。同様に、流路形成部94の第2筒状部100の先端には径方向外側に突出する突起102が設けられている。
突起98、102のスナップフィットによる連結方法について、図13A、図13Bを用いて説明する。図13Aは、連結前の状態を示し、図13Bは連結後の状態を示す。
図13Aに示すように、突起102は、スライド面104と、係止面106とを有する。
スライド面104は、上昇する突起98をスライドさせる面である。スライド面104は、第2筒状部100の先端側から基端側に向かって径方向外側に広がるように傾斜している。突起98を有する筒状部96がP方向に上昇したときに、突起98をスライド面104に当接させながら筒状部96を上昇させることができる。上昇後、図13Bに示すように、突起98と突起102はいわゆるスナップフィットによる連結関係となる。
図13Aに示す係止面106は、上方に移動した突起98を係止する面である。
図13Aに示すように、突起98を有する筒状部96には凹部108が形成されている。凹部108は、第1の面107と第2の面109とにより構成されている。図13Bに示す連結後の状態において、第1の面107は突起102の係止面106に接触して係止される。第2の面109は、スライド面104に対向する位置に配置される。
実施形態1、2と同様に、シャワーフェイス92はアクリル樹脂により一体形成されている。
上述したように、実施形態3の水栓90では、シャワーフェイス92はアクリル樹脂により一体形成されるとともに、流路形成部94に連結されており、さらに当該連結をスナップフィットで行うための突起98を備える。このような構成によれば、実施形態1と同様に、シャワーフェイス92にネジ山などの微細な形状が必要ではないため、シャワーフェイス92を清掃性の高いアクリル樹脂で一体形成することができる。これにより、シャワーフェイス92の表面に水垢が固着しにくくなり、清掃性を向上させることができる。
また実施形態3の水栓90では、シャワーフェイス92の突起98は、流路形成部94に設けられた突起102に係合してスナップフィットによる連結を行う。このように、シャワーフェイス92と流路形成部94がスナップフィットにより連結することで、シャワーフェイス92だけでなく流路形成部94にもネジ山などの形状を作る必要がなくなる。このため、流路形成部94の材料として例えばアクリル樹脂のような清掃性の高い材料を適用することも可能となり、設計の自由度を向上させることができる。
(実施形態4)
本発明に係る実施形態4の水栓について説明する。実施形態4では、主に実施形態3と異なる点について説明する。また、実施形態4においては、実施形態3と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施形態4では、実施形態3と重複する記載は省略する。
実施形態3では、シャワーフェイス92を流路形成部94に連結していたが、実施形態4では、シャワーフェイス112をスパウト111に連結する点が主に異なる。
図14は、実施形態4の水栓110におけるスパウト111とシャワーフェイス112の連結箇所を示す拡大図である。
図14に示す水栓110は、実施形態3の水栓90と同様のプッシュボタン10に加えて、実施形態3とは異なる構成のスパウト111、シャワーフェイス112および流路形成部114を備える。
図14に示すように、シャワーフェイス112の筒状部116の先端には径方向内側に突出する突起118が設けられている。同様に、スパウト111の筒状部120の先端には径方向外側に突出する突起122が設けられている。
突起118、122のスナップフィットによる連結方法は、図13A、図13Bを用いて説明した実施形態3の連結方法と同様であるため、説明を省略する。
実施形態1―3と同様に、シャワーフェイス112はアクリル樹脂により一体形成されている。
上述したように、実施形態4の水栓110では、シャワーフェイス112はアクリル樹脂により一体形成されるとともに、スパウト111に連結されており、さらに当該連結をスナップフィットで行うための突起118を備える。このような構成によれば、実施形態3と同様に、シャワーフェイス112にネジ山などの微細な形状が必要ではないため、シャワーフェイス112を清掃性の高いアクリル樹脂で一体形成することができる。
また実施形態4の水栓110では、シャワーフェイス112の突起118は、スパウト111に設けられた突起122に係合してスナップフィットによる連結を行う。このように、シャワーフェイス112がスパウト111と連結することで、シャワーフェイス112だけでなくスパウト111にもネジ山などの形状を作る必要がなくなる。このため、スパウト111の材料として例えばアクリル樹脂のような清掃性の高い材料を適用することも可能となり、設計の自由度を向上させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、実施形態1−4では、水栓がシングルレバー式の水栓装置である場合について説明したが、このような場合に限らず、シングルレバー式以外の水栓装置であってもよい。また実施形態1、2では、シャワーフェイスを流路形成部と連結する場合について説明したが、実施形態4と同様に、シャワーフェイスをスパウトと連結するようにしてもよい。また、ポリアセタール、ABS樹脂などは例示の材質であって、これらの材質に限定されない。
なお、上記様々な実施形態および変形例のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、実施形態における要素の組み合わせや順序の変化は、本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、水栓に有用である。
2 水栓
4 本体部
5 レバー
6 スパウト
8 吐水口
10 プッシュボタン
12 シャワーフェイス
14 流路形成部
15 管部
16 第1の流路
18 第2の流路
20 流路切替部
22 弁玉
24 弁玉保持部
26 カム機構
28 リンク
30 オルタネート機構
32A、32B バネ
34 先端側開口
36 基端側開口
39 内壁
40 リブ(当接面)
42 第1筒状部
44 第2筒状部
46 突起
48 吐水板
50 筒状部
51 突起
52 第1の吐水孔
54 第2の吐水孔
56 内周縁部
58、60 段差
70 水栓
72 シャワーフェイス
74 流路形成部
76 貫通ピン
78 係止部材
80 筒状部
80A 貫通孔
82 第2筒状部
82A 貫通孔
84 拡径部
90 水栓
92 シャワーフェイス
94 流路形成部
96 筒状部
98 突起
100 第2筒状部
102 突起
104 スライド面
106 係止面
107 第1の面
108 凹部
109 第2の面
110 水栓
111 スパウト
112 シャワーフェイス
114 流路形成部
116 筒状部
118 突起
120 筒状部
122 突起

Claims (7)

  1. 湯水を吐水する吐水口を形成するスパウトと、
    前記スパウト内に配置されて、前記吐水口から吐水される湯水の流路を形成する流路形成部であって、ストレート吐水用の第1の流路と、シャワー吐水用の第2の流路とを形成する流路形成部と、
    前記スパウトの前記吐水口に配置され、前記第1の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する第1の吐水孔と、前記第2の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する複数の第2の吐水孔とを形成したシャワーフェイスと、
    前記第1の流路と前記第2の流路を選択的に切り替えるための流路切替部と、を備える、水栓であって、
    前記シャワーフェイスは、アクリル樹脂により一体形成されるとともに、前記流路形成部又は前記スパウトに連結される筒状の筒状部を有し、
    前記筒状部の外周部又は内周部には、全周よりも短い長さで周方向に延びる突起が形成されており、前記突起が前記流路形成部又は前記スパウトに回転嵌合することにより前記筒状部が連結される、水栓。
  2. 前記シャワーフェイスの前記突起は、前記流路形成部に設けた前記突起に回転嵌合する、請求項1に記載の水栓。
  3. 湯水を吐水する吐水口を形成するスパウトと、
    前記スパウト内に配置されて、前記吐水口から吐水される湯水の流路を形成する流路形成部と、
    前記スパウトの前記吐水口に配置され、前記流路形成部の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する複数の吐水孔を形成したシャワーフェイスと、を備える、水栓であって、
    前記シャワーフェイスは、アクリル樹脂により一体形成されるとともに、前記流路形成部又は前記スパウトに連結されており、かつ、当該連結をスナップフィットで行うための突起を備え
    前記シャワーフェイスの前記突起は、前記スパウトに設けられた突起に係合する、水栓。
  4. 湯水を吐水する吐水口を形成するスパウトと、
    前記スパウト内に配置されて、前記吐水口から吐水される湯水の流路を形成する流路形成部と、
    前記スパウトの前記吐水口に配置され、前記流路形成部の流路を流れる湯水を前記スパウトの外部へ吐水する複数の吐水孔を形成したシャワーフェイスと、を備える、水栓であって、
    前記シャワーフェイスは、アクリル樹脂により一体形成されており、
    前記シャワーフェイスと前記流路形成部又は前記スパウトとを貫通して連結する貫通ピンをさらに備える、水栓。
  5. 前記貫通ピンは、前記流路形成部と前記シャワーフェイスとを貫通する、請求項に記載の水栓。
  6. 前記貫通ピンを係止する係止部材をさらに備える、請求項又はに記載の水栓。
  7. 前記係止部材は、前記スパウトの内周部に取り付けられる、請求項に記載の水栓。
JP2017251621A 2017-12-27 2017-12-27 水栓 Active JP6975939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017251621A JP6975939B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017251621A JP6975939B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019116796A JP2019116796A (ja) 2019-07-18
JP6975939B2 true JP6975939B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=67304218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017251621A Active JP6975939B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6975939B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08189065A (ja) * 1995-01-10 1996-07-23 Osaka Gas Co Ltd 台所用水栓
JPH0949256A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 Sun Wave Ind Co Ltd 給排水ユニット
JP4440489B2 (ja) * 2001-03-30 2010-03-24 株式会社Inax 照明付吐水口ヘッド
JP4268381B2 (ja) * 2002-07-05 2009-05-27 株式会社三栄水栓製作所 ハンドシャワにおけるシャワ板取り替え方法
JP5482281B2 (ja) * 2010-02-18 2014-05-07 東レ株式会社 浄水器
US20120055888A1 (en) * 2010-09-08 2012-03-08 Pall Europe Limited Outlet for shower or faucet head
JP5966825B2 (ja) * 2012-09-28 2016-08-10 Toto株式会社 シャワーヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019116796A (ja) 2019-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE102016115793A1 (de) Durch Berührung betätigbarer Wasserhahn
JP6687589B2 (ja) シャワージェット吐出器及びこれを備えたシャワー装置
US7861742B2 (en) Cartridge of water supply valve
JP6975939B2 (ja) 水栓
US10487485B2 (en) Drain cover assembly
JP6769709B2 (ja) 水栓
JP7442115B2 (ja) 水栓
JP5561740B2 (ja) 湯水混合栓
CN106178647B (zh) 反冲洗过滤器
JP7113252B2 (ja) 水栓
US20220243433A1 (en) Slow close insert for faucets
JP4732530B2 (ja) 操作レバーの取付構造
JP6775901B2 (ja) 吐水部材
JP4914168B2 (ja) 湯水混合栓
JP4025988B2 (ja) 吐水具スタンド
JP2008115686A (ja) シャワヘッド支持機構
US20230323644A1 (en) Modular side-spray faucet
JP7345216B2 (ja) 排水栓装置
KR200492935Y1 (ko) 주방용 수전금구의 호스 안내구
KR101286478B1 (ko) 변기용 스퍼드 구조
US6899117B2 (en) Mounting assembly and method
CA3220205A1 (en) Spout diverter
JP3190281U (ja) 蛇口用連結具
US20170037981A1 (en) Self-shut valve for faucet
JP7072856B2 (ja) 排水栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211025

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6975939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151