JP6975556B2 - 支持装置、及び、昇降装置 - Google Patents

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本開示は、構造物に被支持物を支持させるための支持装置、及び、昇降装置に関する。
例えば、仮設物に含まれる移動昇降式足場は、構造物の外周の改修作業や構造物の補修作業などの構造物のメンテナンス作業を行う際などに用いられるものである。ここで、構造物は、高層建物などの建築物、煙突などの塔状工作物、及び橋梁の橋脚などを含むものである。従来の移動昇降式足場(昇降装置)は、構造物の側壁に並行して立てられる支柱(被支持物)と、該支柱を昇降可能な昇降足場(昇降物)と、を備えており、該昇降足場に乗った作業員が構造物のメンテナンス作業などを行うことができるようになっている(特許文献1参照)。このような移動昇降式足場は、昇降足場の支持に必要な本数の支柱を立て、該支柱に昇降足場を取付けるだけで使用できるので、設置にかかる労力やコストを小さなものにできる。また、従来の移動昇降式足場は、構造物にアンカーを打設したり、構造物の外面に支持部材を溶接したりして、構造物に支柱を支持させるようになっていた。
再公表特許WO2015/025565号公報
しかしながら、従来の移動昇降式足場は、構造物に支柱を支持させるために、構造物にアンカーを打設したり、構造物の外面に支持部材を溶接したりする必要があるので、アンカーの打設や支持部材の溶接などにより構造物が損傷する虞がある。
また、従来の移動昇降式足場は、打設したアンカーや構造物に溶接した支持部材により、構造物に支柱を支持させていたので、例えば支柱が構造物から離隔するような力が、アンカーや支持部材から構造物に作用した際に、上述した力を構造物における、アンカーの打設箇所や支持部材の溶接箇所などの局所的な一部が負担することになる。そして、上述した力を上述した局所的な一部が負担できない場合には、支柱が構造物から離隔して転倒する虞がある。
また、構造物に支持させる対象である被支持物が、例えば仮設エレベータなどの移動昇降式足場以外の仮設物や、例えば屋外看板などの屋外設備などの場合にも、上述した問題が存在する虞がある。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、構造物の損傷を防止することができるとともに、被支持物の構造物からの離隔を防止可能な支持装置、及び、昇降装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る支持装置は、
構造物に被支持物を支持させるための支持装置であって、
前記支持装置は、前記構造物の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニットを備え、
前記囲繞ユニットは、
前記構造物の外面に当接するように配置される複数の当接部材と、
長尺状に形成されて長手方向の両端部がそれぞれ別個の前記当接部材に連結される複数の引張部材と、を含み、
前記複数の当接部材、及び前記複数の引張部材は、交互に連結され、且つ、前記複数の引張部材の各々から前記複数の当接部材の各々に前記長手方向に沿った引張力が作用することで、前記構造物の少なくとも一部を囲んだ状態で前記構造物に固定されるように構成され、
前記被支持物は、少なくとも一つの前記当接部材によって支持される。
上記(1)の構成によれば、支持装置は、構造物の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニットを備えている。囲繞ユニットは、交互に連結された複数の当接部材と複数の引張部材とを含んでいる。換言すれば、囲繞ユニットは、交互に連結された複数の当接部材と複数の引張部材とにより構造物の少なくとも一部を囲むようになっている。そして、複数の当接部材の各々に、複数の引張部材の各々から引張部材の長手方向に沿った引張力が作用することで、複数の当接部材が当接する構造物の外面を押圧するため、囲繞ユニットの複数の当接部材及び複数の引張部材は、構造物の少なくとも一部を囲んだ状態で構造物に固定される。また、被支持物は少なくとも一つの当接部材によって支持される。以上より、支持装置は、構造物にアンカーを打設したり、構造物の外面に支持部材を溶接したりしなくても、囲繞ユニットを構造物に固定できるので、構造物の損傷を防止することができる。
また、支持装置は、交互に連結された複数の当接部材と複数の引張部材が、構造物の少なくとも一部を囲んだ状態で構造物に固定されるので、例えば被支持物が構造物から離隔するような力が囲繞ユニットから構造物に作用した際に、構造物にアンカーを打設したり、構造物の外面に支持部材を溶接したりする場合に比べて、上述した力を構造物の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置は、被支持物が構造物から離隔しないように強固に支持することができる。
したがって、上記の構成によれば、構造物の損傷を防止することができるとともに、被支持物の構造物からの離隔を防止することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記構造物の全周を囲む。
上記(2)の構成によれば、支持装置は、交互に連結された複数の当接部材と複数の引張部材が、構造物の全周を囲んだ状態で構造物に固定されるので、構造物の損傷を防止することができ、且つ、構造物に作用する力を構造物の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置は、被支持物が構造物から離隔しないように強固に支持することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記構造物は、空中において水平な方向に沿って突出する突出部を含み、
前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記突出部を囲む。
上記(3)の構成によれば、支持装置は、交互に連結された複数の当接部材と複数の引張部材が、突出部を囲んだ状態で構造物に固定されるので、構造物の損傷を防止することができ、且つ、構造物に作用する力を構造物の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置は、被支持物が構造物から離隔しないように強固に支持することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(3)の構成において、
前記当接部材は、前記構造物の外面に沿って延在する第1辺と、前記構造物の外面に沿って延在し、且つ、前記第1辺と交差する方向に延在する第2辺と、を有する。
上記(4)の構成によれば、当接部材は、各々が構造物の外面に沿って延在する2辺(第1辺、第2辺)を有しており、第2辺は第1辺と交差する方向に延在している。このため、当接部材は、第1辺と第2辺の内の1辺に連結される引張部材から当接部材に(該1辺の延在する方向に沿って)作用する引張力により、構造物の外面に沿って(該1辺と交差する方向に沿って)延在する他の1辺が当接する構造物の外面を(該1辺の延在する方向に沿って)押圧することができる。したがって、構造物の外面に沿って延在する他の1辺を有さない場合に比べて、囲繞ユニットをより効果的に構造物に固定できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(4)の構成において、
前記引張部材は、前記長手方向の一端部を構成する第1連結部材と、前記長手方向の他端部を構成する第2連結部材と、前記第1連結部材及び前記第2連結部材のそれぞれに設けられたネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックルと、を含む。
上記(5)の構成によれば、引張部材は、第1連結部材や第2連結部材のネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックルを含んでいるので、ターンバックルにより引張力を発生させることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(4)の構成において、
前記引張部材は、前記引張力を発生させる少なくとも一つのジャッキを含む。
上記(6)の構成によれば、引張部材は、引張力を発生させる少なくとも一つのジャッキを含んでいるので、ジャッキにより引張力を発生させることができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(6)の構成において、
前記支持装置は、前記被支持物と前記当接部材とを接続する接続部材をさらに備える。
上記(7)の構成によれば、支持装置は、被支持物と当接部材とを接続する接続部材を備えるので、被支持物が当接部材から離れた位置にある場合でも当接部材に被支持物を支持させることができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(7)の構成において、
前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含む。
上記(8)の構成によれば、被支持物は構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含むので、支持装置は仮設物の取付け、取外しによる構造物の損傷を防止することができるとともに、仮設物が構造物に取付けられている間に、仮設物が構造物から離隔することを防止することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(8)の構成において、
前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む。
上記(9)の構成によれば、仮設物は構造物に設けられる昇降装置の支柱を含むので、支持装置は安全性の高い昇降装置を設置することができる。
(10)本発明の少なくとも一実施形態に係る昇降装置は、
上記(1)〜(7)に記載の支持装置と、
長手方向が鉛直な方向に沿うように配置される少なくとも一つの前記被支持物と、
前記被支持物に昇降可能に設けられる昇降物と、を備え、
前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含み、
前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む。
上記(10)の構成によれば、昇降装置は、上記(1)から(7)のいずれか一つに記載の構成を有する支持装置を備えるので、構造物の損傷を防止することができるとともに、安全性の高い昇降装置を設置することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、構造物の損傷を防止することができるとともに、被支持物の構造物からの離隔を防止可能な支持装置、及び、昇降装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る昇降装置の概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る支持装置の概略断面図である。 図2に示すA部分を拡大して示す部分拡大断面図である。 図3のB−B線矢視の断面図である。 本発明の他の一実施形態に係る支持装置の概略断面図であって、平面の外形形状が多角形状の建物の全周に固定される囲繞ユニットを説明するための図である。 本発明の他の一実施形態に係る支持装置の概略断面図であって、平面の外形形状が円形状の建物の全周に固定される囲繞ユニットを説明するための図である。 本発明の他の一実施形態における囲繞ユニットを説明するための図であって、図7(a)は概略斜視図であり、図7(b)は概略断面図である。 本発明の他の一実施形態における囲繞ユニットを説明するための図であって、図8(a)は概略斜視図であり、図8(b)は概略断面図である。 本発明の他の一実施形態における囲繞ユニットを説明するための説明図である。 本発明の他の一実施形態に係る昇降装置の概略斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、以下の説明において、同じ構成には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する場合がある。
まず、幾つかの実施形態に係る昇降装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る昇降装置を説明するための概略斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る支持装置の概略断面図である。図3は、図2に示すA部分を拡大して示す部分拡大断面図である。図4は、図3のB−B線矢視の断面図である。
図1に示されるように、昇降装置1は移動昇降式足場1Aを含んでいる。移動昇降式足場1Aは、地面6上に立設する構造物5に固定される少なくとも一つの支持装置2と、支持装置2に支持される少なくとも一つの支柱30(被支持物3)と、支柱30に昇降可能に設けられる昇降足場ユニット4A(昇降物4)と、を備えている。
支持装置2は、図1、2に示されるように、構造物5に設けられる移動昇降式足場1Aの支柱30が倒れないように、地面6上に立設する支柱30を側方から支持するためのものであって、構造物5の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニット20と、支柱30と囲繞ユニット20の後述する当接部材21とを接続する接続部材29と、を備えている。接続部材29は、図2に示されるように、水平方向に沿って延在する長尺状に形成され、一端部が当接部材21にボルトやナットなどの締結手段により固定され、他端部が支柱30にボルトやナットなどの締結手段により固定されている。なお、支持装置2は、支柱30と当接部材21とを直接固定するような場合には接続部材29を備えない構成にしてもよい。
支持装置2の囲繞ユニット20は、図1〜3に示されるように、構造物5の外壁面5a(外面)に当接するように配置される複数の当接部材21と、長尺状に形成されて長手方向の両端部がそれぞれ別個の当接部材21に連結される複数の引張部材24と、を含んでいる。そして、囲繞ユニット20は、複数の当接部材21と複数の引張部材24とが交互に連結されている。
支柱30は、図1、2に示されるように、長手方向が鉛直な方向に沿うようにして構造物5の周囲に配置されている。支柱30は、各々縦横斜め方向に沿って延在する複数の鋼管が組合されて、平面の外形形状が図2に示される三角形状に形成されている。なお、支柱30の平面の外形形状は三角形状以外の多角形状や円形状などであってもよい。支柱30は、地面6上に立設して、長手方向の途中において支持装置2の少なくとも一つの当接部材21により支持されている。支柱30は、図1に示されるような、第1支柱31、第2支柱32、及び第3支柱33などを含むものであり、第1支柱31や第2支柱32、第3支柱33を長手方向に直列に連結することにより、自身の長手方向の長さ寸法を大きくできるようになっている。また、支柱30は、図2に示されるように、長手方向に沿ってラック34が敷設されている。
昇降足場ユニット4Aは、図1に示されるような、支柱30に対して支柱30の長手方向に沿って昇降可能に構成されている。より詳細には、昇降足場ユニット4Aは、図1に示されるように、上面41a(床面)を有する足場41と、支柱30に取付けられて足場41を下側から支持する駆動部42と、足場41の上面41aの縁部それぞれに立設固定される手摺り43と、を含んでいる。そして、駆動部42は、支柱30のラック34に噛合される不図示のピニオンと、該ピニオンを回転駆動させるための不図示のモータなどの駆動源と、を有している。このため、昇降足場ユニット4Aは、駆動部42の不図示の駆動源が不図示のピニオンを回転させることで、支柱30に対して支柱30の長手方向に沿って昇降可能になっており、足場41上に乗った作業員が構造物5のメンテナンス作業等を行うことができるようになっている。
また、昇降足場ユニット4Aは、図1に示されるように、足場41の長手方向(同図中左右方向)の両端それぞれを支持する2つの駆動部42が設けられており、これらの駆動部42が異なる2本の支柱30に取付けられている。なお、昇降足場ユニット4Aは、1本又は3本以上の複数本の支柱30に取付けられていてもよい。
次に、図1〜図10を参照して、幾つかの実施形態に係る支持装置2の構成について、より詳細に説明する。
幾つかの実施形態では、上述した構造物5は、図1〜4に示されるような、平面における外形形状が矩形状の建物5Aからなる。囲繞ユニット20は、交互に連結された複数の当接部材21及び複数の引張部材24が建物5Aの全周を囲むように構成されている。
当接部材21は、図1〜4に示されるように、建物5Aの外壁面5a(外面)に沿って延在する第1辺21aと、建物5Aの他の外壁面5aに沿って延在し、且つ、第1辺21aと交差する方向に延在する第2辺21bと、を有する当接部材21Aからなる。複数の当接部材21Aは、図2、3、9に示されるように、第1辺21aと第2辺21bとの間の角度が略直角となるような略L字状に設けられて、建物5Aの角部に各々が当接するように配置されている。
より詳細には、複数の当接部材21Aは、図3、4に示されるように、上述した第1辺21aと第2辺21bとを有する第1当接部材22であって、建物5Aの角部に各々が当接するように配置される第1当接部材22と、第1当接部材22の一辺(第1辺21a又は第2辺21b)に沿うように延在して、該一辺に並んで配置される第2当接部材23と、含んでいる。
第1当接部材22の第1辺21a及び第2辺21bのそれぞれは、図4に示されるような、中央の辺部が図4中左側に寄ったH形状の断面を有するH型鋼からなり、一方の端面が他方の一端部側の側面に突き合わされた状態で溶接などにより一体的に固定されている。また、第1当接部材22は、図3に示されるような、建物5Aの外壁面5a側に位置する外側面から水平な方向に沿って突出する円柱状の当接部22aを有しており、当接部22aの先端面が外壁面5aに当接するようになっている。また、第1当接部材22は、外側に位置する2つの辺部の内側面と中央の辺部の図4中右側面とに3つの側面が接続される矩形板状の締結板部22bを有しており、締結板部22bには板厚方向に貫通する貫通孔22cが形成されている。
第2当接部材23は、図3、4に示されるような、H形状の断面を有するH型鋼からなり、第1当接部材22に対して建物5Aとは反対側に配置され、ボルトやナットなどの締結手段により第1当接部材22に固定されている。また、第2当接部材23は、第1当接部材22が固定されている側とは反対側の板部に、接続部材29との接続に用いられる接続部23aを有している。接続部23aには、接続部材29の一端部をボルトやナットなどの締結手段により接続部23aに固定するための貫通孔23bが形成されている。
また、幾つかの実施形態では、第1当接部材22及び第2当接部材23は、I形状、L形状、T形状、及び筒状のいずれか一つの断面を有している。第1当接部材22及び第2当接部材23が、H形状の断面やこれらの形状の断面を有する場合には、中実状の断面を有する場合に比べて、第1当接部材22及び第2当接部材23の重量化を防止できるので、囲繞ユニット20が自重により建物5Aからずり落ちるのを防止することができる。
幾つかの実施形態では、複数の引張部材24は、図1〜3に示されるような、建物5Aの角部に各々が配置された複数の当接部材21の間に、各々が水平な方向に沿って配置されて、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21に両端部が連結されている。そして、複数の引張部材24の各々は複数の当接部材21の各々に長手方向に沿った引張力Tを作用させるようになっている。
幾つかの実施形態では、引張部材24は、図3に示されるような、長手方向の一端部を構成する第1連結部材25と、長手方向の他端部を構成する第2連結部材26と、第1連結部材25及び第2連結部材26のそれぞれに設けられたネジ部に螺合可能なネジ部を有するターンバックル27と、を含んでいる。
第1連結部材25は、図3に示されるように、長尺の丸棒状に形成され、長手方向の一端部に第1雄ネジ部25aが形成され、長手方向の他端部に第2雄ネジ部25bが形成されている。第1連結部材25は、長手方向の一端部が第1当接部材22の締結板部22bの貫通孔22cを挿通した状態で、第1雄ネジ部25aにナット部材7を螺合による締結を行うことにより、第1当接部材22に固定されている。
第2連結部材26は、第1連結部材25と同様に、図3に示されるように、長尺の丸棒状に形成され、長手方向の一端部に第1雄ネジ部26aが形成され、長手方向の他端部に第2雄ネジ部26bが形成されている。第2連結部材26は、長手方向の一端部が上述した第1当接部材22とは別の第1当接部材22の、締結板部22bの貫通孔22cを挿通した状態で、第1雄ネジ部26aにナット部材7を螺合による締結を行うことにより、第1当接部材22に固定されている。
ターンバックル27は、図3に示されるように、長手方向の一端部に第1連結部材25の第2雄ネジ部25bに螺合されて締付固定する第1雌ネジ部27aが形成され、長手方向の他端部に第2連結部材26の第2雄ネジ部26bに螺合されて締付固定する第2雌ネジ部27bが形成されている。第2雌ネジ部27bは、第1雌ネジ部27aとは逆方向にネジ切りがされている。なお、引張部材24は、ターンバックル27に一対の雄ネジ部が形成され、第1連結部材25及び第2連結部材26の各々に、上述した雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されていてもよい。
引張部材24は、図3に示されるように、ターンバックル27を締め付ける方向に回転させることで、ターンバックル27の長手方向の両端部に螺合する第1連結部材25と第2連結部材26との軸間距離を縮めることができるととともに、軸方向に沿った引張力T(図2参照)を発生させることができるようになっている。引張部材24の引張力Tは、図2に示されるように、引張部材24に連結された当接部材21Aに(第1辺21aの延在する方向に沿って)作用して、当接部材21Aの、引張力Tの作用方向に対して交差する方向に延在する第2辺21bを、当接する建物5Aの外壁面5aに(第1辺21aの延在する方向に沿って)押圧する押圧力Pとなっている。
そして、複数の当接部材21Aの各々に、複数の引張部材24の各々から引張部材24の長手方向に沿った引張力Tが作用することで、複数の当接部材21Aが当接する建物5Aの外壁面5aの各々を押圧するため、囲繞ユニット20の複数の当接部材21A及び複数の引張部材24は、建物5Aを囲んだ状態で建物5Aに固定されている。このため、支持装置2は、建物5Aにアンカーを打設したり、建物5Aの外壁面5aに支持部材を溶接したりしなくても、囲繞ユニット20を建物5Aに固定できるので、建物5Aの損傷を防止することができる。
また、支持装置2は、交互に連結された複数の当接部材21と複数の引張部材24が、建物5Aを囲んだ状態で建物5Aに固定されるので、例えば支柱30が建物5Aから離隔するような力が囲繞ユニット20から建物5Aに作用した際に、建物5Aにアンカーを打設したり、建物5Aの外壁面5aに支持部材を溶接したりする場合に比べて、上述した力を建物5Aの広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置2は、支柱30が建物5Aから離隔しないように強固に支持することができ、且つ、安全性の高い移動昇降式足場1Aを設置することができる。
図5は、本発明の他の一実施形態に係る支持装置の概略断面図であって、平面の外形形状が多角形状の建物の全周に固定される囲繞ユニットを説明するための図である。
幾つかの実施形態では、図5に示されるような、上述した構造物5が、平面における外形形状が五角形状の建物5Bからなる。
当接部材21は、図5に示されるように、建物5Bの外壁面5a(外面)に沿って延在する第1辺21aと、建物5Bの他の外壁面5a(外面)に沿って延在し、且つ、第1辺21aと交差する方向に延在する第2辺21bと、を有する当接部材21Bからなる。複数の当接部材21Bは、図5に示されるように、第1辺21aと第2辺21bとの間の角度が建物5Bの外角と略同一の鋭角に形成されて、建物5Bの角部に各々が当接するように配置されている。
幾つかの実施形態では、上述した複数の引張部材24は、図5に示されるような、建物5Bの角部に各々が配置された複数の当接部材21Bの間に各々が配置されて、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21Bに両端部が連結されている。そして、複数の引張部材24の各々は複数の当接部材21Bの各々に長手方向に沿った引張力Tを作用させるようになっている。引張部材24の引張力Tは、図5に示されるように、引張部材24に連結された当接部材21Bに(第1辺21aの延在する方向に沿って)作用して、当接部材21Bの、引張力Tの作用方向に対して交差する方向に延在する第2辺21bを、当接する建物5Bの外壁面5aに(第1辺21aの延在する方向に沿って)押圧する押圧力Pとなっている。
支持装置2は、交互に連結された複数の当接部材21Bと複数の引張部材24が、建物5Bの全周を囲んだ状態で建物5Bに固定されるので、建物5Bの損傷を防止することができ、且つ、建物5Bに作用する力を建物5Bの広範囲にわたる部分に負担させることができる。
図6は、本発明の他の一実施形態に係る支持装置の概略断面図であって、平面の外形形状が円形状の建物の全周に固定される囲繞ユニットを説明するための図である。
幾つかの実施形態では、図6に示されるような、上述した構造物5が平面における外形形状が円形状の建物5Cからなる。
当接部材21は、図6に示されるように、建物5Cの外壁面5a(外面)に沿って延在する第1辺21aと、建物5Cの外壁面5aに沿って延在し、且つ、第1辺21aと交差する方向に延在する第2辺21bと、を有する当接部材21Cからなる。複数の当接部材21Cは、図6に示されるように、第1辺21aと第2辺21bとの間の角度が二直角より小さい角度に形成されて、建物5Cの外周に沿って互いに離れて配置されるとともに、建物5Cの外周に各々が当接するように配置されている。
幾つかの実施形態では、上述した複数の引張部材24は、図6に示されるような、建物5Cの外周に沿って互いに離れて配置された複数の当接部材21Cの間に各々が配置されて、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21Cに両端部が連結されている。そして、複数の引張部材24の各々は複数の当接部材21Cの各々に長手方向に沿った引張力Tを作用させるようになっている。引張部材24の引張力Tは、図6に示されるように、引張部材24に連結された当接部材21Cに(第1辺21aの延在する方向に沿って)作用して、当接部材21Cの、引張力Tの作用方向に対して交差する方向に延在する第2辺21bを、当接する建物5Cの外壁面5aに(第1辺21aの延在する方向に沿って)押圧する押圧力Pとなっている。
支持装置2は、交互に連結された複数の当接部材21Cと複数の引張部材24が、建物5Cの全周を囲んだ状態で建物5Cに固定されるので、建物5Cの損傷を防止することができ、且つ、建物5Cに作用する力を建物5Cの広範囲にわたる部分に負担させることができる。
なお、他の幾つかの実施形態では、構造物5の平面における外形形状が矩形状や五角形状以外の多角形状であってもよく、また、構造物5の平面における外形形状が楕円形状や長円形状であってもよい。
上述した幾つかの実施形態では、囲繞ユニット20は構造物5の全周を囲むように構成されていたが、後述する幾つかの実施形態では、囲繞ユニット20は構造物5の少なくとも一部を囲むように構成されている。
図7は、本発明の他の一実施形態における囲繞ユニットを説明するための図であって、図7(a)は概略斜視図であり、図7(b)は概略断面図である。図8は、本発明の他の一実施形態における囲繞ユニットを説明するための図であって、図8(a)は概略斜視図であり、図8(b)は概略断面図である。
幾つかの実施形態では、図7(a)、図8(a)に示されるような、上述した構造物5は、空中において水平な方向に沿って突出する突出部51を含んでいる。そして、囲繞ユニット20は、交互に連結された複数の当接部材21及び複数の引張部材24が突出部51を囲むように構成されている。ここで、図7、8においては、支柱30(被支持物3)が記載されていないが、図7、8中の少なくとも一つの当接部材21によって支柱30は支持されている。
幾つかの実施形態では、突出部51は、図7(a)に示されるような、構造物5の外壁面5aから外側に水平な方向に沿って突出する張出部52と、張出部52の外壁面5a側以外の三方向を囲むように上方に突出する手摺部53と、を含んでいる。囲繞ユニット20は、交互に連結された一対の当接部材21及び一対の上述した引張部材24が張出部52及び手摺部53を囲むように構成されている。
当接部材21は、図7(a)、(b)に示されるように、鉛直な方向に沿って延在する長尺の板状に形成され、手摺部53の外側面53a(外面)に当接するように配置されている当接部材21Dからなる。一対の当接部材21Dは、突出部51を挟んで互いに対向するように配置され、上端部が突出部51より上方に、且つ、下端部が突出部51より下方に突出するように設けられている。
一対の引張部材24の一方は、図7(a)、(b)に示されるように、一対の当接部材21Dの間、且つ、突出部51の上方に長手方向が水平な方向に沿って配置されており、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21Dに両端部が連結されている。一対の引張部材24の他方は、図7(a)、(b)に示されるように、一対の当接部材21Dの間、且つ、突出部51の下方に長手方向が水平な方向に沿って配置されており、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21Dに両端部が連結されている。一対の引張部材24の各々は、一対の当接部材21Dの各々に長手方向に沿った引張力Tを作用させるようになっている。引張部材24の引張力Tは、図7(b)に示されるように、引張部材24に連結された当接部材21Dに(引張部材24の長手方向に沿って)作用して、引張力Tの作用方向に対して交差する方向に延在する当接部材21Dの長さ途中部を、当接する手摺部53の外側面53aに(引張部材24の長手方向に沿って)押圧する押圧力Pとなっている。
支持装置2は、交互に連結された一対の当接部材21及び一対の引張部材24が、構造物5の一部を構成する突出部51を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、構造物5の損傷を防止することができる。また、支持装置2は、交互に連結された一対の当接部材21及び一対の引張部材24が、突出部51を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、例えば支柱30が構造物5から離隔するような力が囲繞ユニット20から構造物5に作用した際に、構造物5にアンカーを打設したり、構造物5の外面に支持部材を溶接したりする場合に比べて、上述した力を構造物5の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置2は、支柱30が構造物5から離隔しないように強固に支持することができ、且つ、安全性の高い移動昇降式足場1Aを設置することができる。
幾つかの実施形態では、図8(a)に示されるような、突出部51は、構造物5の外壁面5aから外側に水平な方向に沿って突出する張出部52と、張出部52の外壁面5a側とは反対側の縁部の中央部から上方に突出する板状の突起部54と、を含んでいる。突起部54は、幅方向(図8(a)中左右方向)の長さ寸法が、張出部52の幅方向の長さ寸法より短く形成されている。囲繞ユニット20は、交互に連結された一対の当接部材21及び一対の上述した引張部材24が突起部54を囲むように構成されている。
当接部材21は、図8(a)、(b)に示されるように、コの字状に形成され、内底面21cに突起部54の幅方向の端面54a(外面)が当接するように配置されている当接部材21Eからなる。一対の当接部材21Eは、突起部54を挟んで互いに対向するように配置され、コの字状の一方の先端部が突起部54より外壁面5a側に位置し、コの字状の他方の先端部が外壁面5aとは突起部54を挟んで反対側に位置している。
一対の引張部材24の一方は、図8(a)、(b)に示されるように、一対の当接部材21Eの間、且つ、突起部54より外壁面5a側に長手方向が水平な方向に沿って配置されており、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21Eに両端部が連結されている。一対の引張部材24の他方は、図8(a)、(b)に示されるように、一対の当接部材21Eの間、且つ、外壁面5aとは突起部54を挟んで反対側に長手方向が水平な方向に沿って配置されており、長手方向の両端に位置するそれぞれ別個の当接部材21Eに両端部が連結されている。そして、一対の引張部材24の各々は一対の当接部材21Eの各々に長手方向に沿った引張力Tを作用させるようになっている。引張部材24の引張力Tは、図8(b)に示されるように、引張部材24に連結された当接部材21Eに(引張部材24の長手方向に沿って)作用して、引張力Tの作用方向に対して交差する方向に延在する当接部材21Eの内底面21cを、突起部54の端面54aに(引張部材24の長手方向に沿って)押圧する押圧力Pとなっている。
支持装置2は、交互に連結された一対の当接部材21E及び一対の引張部材24が、構造物5の一部を構成する突起部54を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、構造物5の損傷を防止することができる。また、支持装置2は、交互に連結された一対の当接部材21E及び一対の引張部材24が、突起部54を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、例えば支柱30が構造物5から離隔するような力が囲繞ユニット20から構造物5に作用した際に、構造物5にアンカーを打設したり、構造物5の外面に支持部材を溶接したりする場合に比べて、上述した力を構造物5の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置2は、支柱30が構造物5から離隔しないように強固に支持することができ、且つ、安全性の高い移動昇降式足場1Aを設置することができる。
次に、移動昇降式足場1Aの組立て方法について図1に基づいて説明する。上述したように、支柱30は、長手方向に直列に複数連結することにより、自身の長さ寸法を大きくすることができるようになっている。第1支柱31、第2支柱32及び第3支柱33は、図1に示されるように、数字が大きい方がより上方に位置している。囲繞ユニット20は、図1に示されるように、第1囲繞ユニット20Aと、第2囲繞ユニット20Bと、を含んでおり、第2囲繞ユニット20Bは、第1囲繞ユニット20Aより上方に配置されている。
まず、第1支柱31が、構造物5の周囲に配置されて、地面6上に立設される。次に、昇降足場ユニット4Aが第1支柱31に取付けられる。作業者は、第1支柱31の上端まで上昇した昇降足場ユニット4Aの足場41を足場として、構造物5に第1囲繞ユニット20Aを取付ける。作業者は、第1支柱31の上に第2支柱32を直列に連結した後に、第2支柱32を第1囲繞ユニット20Aに固定する。作業者は、第2支柱32の上端まで上昇した昇降足場ユニット4Aの足場41を足場として、構造物5に第2囲繞ユニット20Bを取付ける。作業者は、第2支柱32の上に第3支柱33を直列に連結した後に、第3支柱33を第2囲繞ユニット20Bに固定する。以上の作業を繰返すことにより、移動昇降式足場1Aが組立てられる。
移動昇降式足場1Aの解体方法は、上述した移動昇降式足場1Aの組立て方法における組立て作業の順番を逆にした解体作業を行うものである。すなわち、作業者は、第2支柱32の上端まで下降した昇降足場ユニット4Aの足場41を足場として、第3支柱33を第2囲繞ユニット20Bから取り外した後、第3支柱33を第2支柱32から取り外す。また、構造物5から第2囲繞ユニット20Bを取外す。次に、第1支柱31の上端まで下降した昇降足場ユニット4Aの足場41を足場として、第2支柱32を第1囲繞ユニット20Aから取り外した後、第2支柱32を第1支柱31から取り外す。また、構造物5から第1囲繞ユニット20Aを取外す。以上の作業を繰返すことで、移動昇降式足場1Aが解体される。
図10は、本発明の他の一実施形態に係る昇降装置の概略斜視図である。幾つかの実施形態では、図10に示されるように、昇降装置1は仮設エレベータ1Bを含んでいる。仮設エレベータ1Bは、図10に示されるように、地面6上に立設する構造物5に固定される少なくとも一つの支持装置2と、支持装置2に支持される少なくとも一つの支柱30(被支持物3)と、支柱30に昇降可能に設けられるエレベータユニット4B(昇降物4)と、を備えている。エレベータユニット4Bは、図10に示されるように、上述した駆動部42と、直方体状に設けられて内部空間に人や荷物などを載せることが可能に構成されたかご44と、を備えている。また、幾つかの実施形態では、当接部材21は、図10に示されるように、上述した当接部材21Aと、建物5Aの外壁面5a(外面)に沿って延在するように設けられるとともに、外壁面5aに当接するように配置される当接部材21Fと、からなる。
上述した幾つかの実施形態では、支持装置2が構造物5に支持させる対象である被支持物3が、仮設物3Aに含まれる昇降装置1(移動昇降式足場1A、仮設エレベータ1B)の支柱30であったが、幾つかの実施形態では、被支持物3は支柱30以外の仮設物3Aからなるものである。また、他の幾つかの実施形態では、被支持物3は仮設物以外の例えば屋外看板などの屋外設備からなるものである。ここで、仮設物3Aは、構造物5に取付けられて所定期間経過後に構造物5から取外されるものである。なお、被支持物3は地面6に固定されていないものであってもよく、支持装置2は被支持物3を側方からだけでなく上方又は下方から支持するようになっていてもよい。
昇降物4は、上述した昇降足場ユニット4Aや、上述したエレベータユニット4Bに限定されず、被支持物3に昇降可能に設けられるものであればよい。また、昇降装置1は、上述した移動昇降式足場1Aや上述した仮設エレベータ1Bに限定されず、昇降物4が被支持物3に昇降可能に構成されていればよい。
幾つかの実施形態では、支持装置2は、図1〜3、5〜10に示されるような、構造物5の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニット20を備えている。囲繞ユニット20は、図1〜10に示されるような、上述した複数の当接部材21と上述した複数の引張部材24とを含んでいる。複数の当接部材21及び複数の引張部材24は、交互に連結され、且つ、複数の引張部材24の各々から複数の当接部材21の各々に複数の引張部材24の長手方向に沿った引張力Tが作用することで、構造物5の少なくとも一部を囲んだ状態で構造物5に固定されるように構成されている。また、被支持物3(支柱30)は、図1〜10に示されるような、少なくとも一つの当接部材21によって支持されている。
上記の構成によれば、支持装置2は、構造物5の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニット20を備えている。囲繞ユニット20は、交互に連結された複数の当接部材21と複数の引張部材24とを含んでいる。換言すれば、囲繞ユニット20は、交互に連結された複数の当接部材21と複数の引張部材24とにより構造物5の少なくとも一部を囲むようになっている。そして、複数の当接部材21の各々に、複数の引張部材24の各々から引張部材24の長手方向に沿った引張力Tが作用することで、複数の当接部材21が当接する構造物5の外面を押圧するため、囲繞ユニット20の複数の当接部材21及び複数の引張部材24は、構造物5の少なくとも一部を囲んだ状態で構造物5に固定される。また、被支持物3は少なくとも一つの当接部材21によって支持される。以上より、支持装置2は、構造物5にアンカーを打設したり、構造物5の外面に支持部材を溶接したりしなくても、囲繞ユニット20を構造物5に固定できるので、構造物5の損傷を防止することができる。
また、支持装置2は、交互に連結された複数の当接部材21と複数の引張部材24が、構造物5の少なくとも一部を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、例えば被支持物3が構造物5から離隔するような力が囲繞ユニット20から構造物5に作用した際に、構造物5にアンカーを打設したり、構造物5の外面に支持部材を溶接したりする場合に比べて、上述した力を構造物5の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置2は、被支持物3が構造物5から離隔しないように強固に支持することができる。
したがって、上記の構成によれば、構造物5の損傷を防止することができるとともに、被支持物3の構造物5からの離隔を防止することができる。
また、囲繞ユニット20は、複数の引張部材24が長尺状に形成されて長手方向の両端部がそれぞれ別個の当接部材21に連結されているので、複数の当接部材21のみで構成された囲繞ユニット20が構造物5を囲む場合に比べて、囲繞ユニット20の重量化を防止することができ、囲繞ユニット20の自重により囲繞ユニット20が固定される構造物5からずり落ちることを防止することができる。このため、支持装置2は、被支持物3の構造物5からの離隔を防止することができる。
幾つかの実施形態では、囲繞ユニット20は、図1〜6、9、10に示されるような、交互に連結された上述した複数の当接部材21及び上述した複数の引張部材24が構造物5の全周を囲んでいる。
上記の構成によれば、支持装置2は、交互に連結された複数の当接部材21と複数の引張部材24が、構造物5の全周を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、構造物5の損傷を防止することができ、且つ、構造物5に作用する力を構造物5の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置2は、被支持物3が構造物5から離隔しないように強固に支持することができる。
幾つかの実施形態では、構造物5は、図7、8に示されるような、空中において水平な方向に沿って突出する突出部51を含んでいる。囲繞ユニット20は、交互に連結された上述した複数の当接部材21及び上述した複数の引張部材24が突出部51を囲んでいる。この場合には、支持装置2は、交互に連結された複数の当接部材21と複数の引張部材24が、突出部51を囲んだ状態で構造物5に固定されるので、構造物5の損傷を防止することができ、且つ、構造物5に作用する力を構造物5の広範囲にわたる部分に負担させることができる。このため、支持装置2は、被支持物3が構造物5から離隔しないように強固に支持することができる。
幾つかの実施形態では、当接部材21は、図1〜3、5、6、8、9に示されるような、構造物5の外面に沿って延在する第1辺21aと、構造物5の外面に沿って延在し、且つ、第1辺21aと交差する方向に延在する第2辺21bと、を有している。この場合には、当接部材21は、各々が構造物5の外面に沿って延在する2辺(第1辺21a、第2辺21b)を有しており、第2辺21bは第1辺21aと交差する方向に延在している。このため、当接部材21は、第1辺21aと第2辺21bの内の1辺に連結される引張部材24から当接部材21に(該1辺の延在する方向に沿って)作用する引張力Tにより、構造物5の外面に沿って(該1辺と交差する方向に沿って)延在する他の1辺が当接する構造物5の外面を(該1辺の延在する方向に沿って)押圧することができる。したがって、構造物5の外面に沿って延在する他の1辺を有さない場合に比べて、囲繞ユニット20をより効果的に構造物5に固定できる。特に、上述したような平面の外形形状が矩形状など多角形状の構造物5に囲繞ユニット20を固定する際に、当接部材21を構造物5の角部に当接するように配置することで、当接部材21に作用する引張力Tを損なうことなく構造物5の外面を押圧する押圧力Pにすることができる。このため、当接部材21を構造物5の角部ではなく構造物5の他の箇所に当接するように配置する場合に比べて、囲繞ユニット20をより効果的に構造物5に固定できる。
幾つかの実施形態では、引張部材24は、図3に示されるような、長手方向の一端部を構成する第1連結部材25と、長手方向の他端部を構成する第2連結部材26と、第1連結部材25及び第2連結部材26のそれぞれに設けられたネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックル27と、を含んでいる。この場合には、引張部材24は、第1連結部材25や第2連結部材26のネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックル27を含んでいるので、ターンバックル27により引張力Tを発生させることができる。
幾つかの実施形態では、引張部材24は、図9に示されるような、引張力Tを発生させる少なくとも一つのジャッキ28を含んでいる。ここで、図9は、本発明の他の一実施形態における囲繞ユニットを説明するための説明図である。幾つかの実施形態では、図9に示されるように、ジャッキ28は、油圧駆動式の油圧ジャッキ28Aを含んでいる。油圧ジャッキ28Aは、本体部28aが当接部材21の第1当接部材22や第2当接部材23に固定されており、油圧ジャッキ28Aが作動することにより本体部28aから突出するラム28bが、固定部材8を介して、引張部材24の第1連結部材25や第2連結部材26に連結されている。そして、図9に示されるように、油圧ジャッキ28Aの作動によりラム28bが本体部28aから突出する力が、引張部材24に伝達されて、引張部材24の引張力Tとなっている。また、幾つかの実施形態では、ジャッキ28は、ネジ式やラック駆動式などの機械式のジャッキや、圧縮空気により作動する空圧式のジャッキを含んでおり、引張部材24は、これらのジャッキにより引張力Tを発生させるようになっている。これらの場合には、引張部材24は、引張力Tを発生させる少なくとも一つのジャッキ28を含んでいるので、ジャッキ28により引張力Tを発生させることができる。
なお、上述した幾つかの実施形態では、引張部材24は、ターンバックル27やジャッキ28により引張力Tを発生させていたが、これらに限定されず、引張力Tを発生させることができる構成になっていればどのような構成になっていてもよい。
幾つかの実施形態では、支持装置2は、図1〜6、9、10に示されるような、被支持物3と当接部材21とを接続する接続部材29をさらに備えている。この場合には、支持装置2は、被支持物3と当接部材21とを接続する接続部材29を備えるので、被支持物3が当接部材21から離れた位置にある場合でも当接部材21に被支持物3を支持させることができる。
幾つかの実施形態では、被支持物3は、図1、2、5、6、10に示されるような、上述した仮設物3Aを含んでいる。この場合には、被支持物3は構造物5に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物3Aを含むので、支持装置2は仮設物3Aの取付け、取外しによる構造物5の損傷を防止することができるとともに、仮設物3Aが構造物5に取付けられている間に、仮設物3Aが構造物5から離隔することを防止することができる。
幾つかの実施形態では、仮設物3Aは、図1、2、5、6、10に示されるような、構造物5に設けられる上述した昇降装置1の支柱30を含んでいる。この場合には、仮設物3Aは構造物5に設けられる昇降装置1の支柱30を含むので、支持装置2は安全性の高い昇降装置1を設置することができる。
幾つかの実施形態では、昇降装置1は、上述した各々の実施形態(図1〜図10参照)のいずれか一つに記載された構成を有する支持装置2を備えている。また、昇降装置1は、図1、2、5、6に示されるような、上述した被支持物3と、上述した昇降物4と、を備えている。被支持物3は、図1、2、5、6、10に示されるような、上述した仮設物3Aを含んでいる。仮設物3Aは、図1、2、5、6、10に示されるような、構造物5に設けられる上述した昇降装置1の支柱30を含んでいる。この場合には、昇降装置1は、上述した各々の実施形態(図1〜図10参照)のいずれか一つに記載された構成を有する支持装置2を備えているので、構造物5の損傷を防止することができるとともに、安全性の高い昇降装置1を設置することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。また、上述した幾つかの実施形態では、囲繞ユニット20が囲む構造物5として建物5Aなどが挙げられていたが、囲繞ユニットが囲む構造物には、高層建物などの建築物、煙突などの塔状工作物、及び橋梁の橋脚などが含まれ、これらの構造物に対して本発明が適用されてもよい。
また、上述した幾つかの実施形態では、囲繞ユニット20は1つの突出部51を囲むようになっていたが、2以上の複数の突出部51を囲むようになっていてもよい。
1 昇降装置
1A 移動昇降式足場
1B 仮設エレベータ
2 支持装置
20 囲繞ユニット
20A 第1囲繞ユニット
20B 第2囲繞ユニット
21,21A〜21E 当接部材
21a 第1辺
21b 第2辺
21c 内底面
22 第1当接部材
22a 当接部
22b 締結板部
23 第2当接部材
23a 接続部
23b 貫通孔
24 引張部材
25 第1連結部材
26 第2連結部材
27 ターンバックル
28 ジャッキ
28A 油圧ジャッキ
29 接続部材
3 被支持物
3A 仮設物
30 支柱
31 第1支柱
32 第2支柱
33 第3支柱
34 ラック
4 昇降物
4A 昇降足場ユニット
4B エレベータユニット
41 足場
41a 上面
42 駆動部
43 手摺り
44 かご
5 構造物
5A,5B,5C 建物
5a 外壁面
51 突出部
52 張出部
53 手摺部
53a 外側面
54 突起部
54a 端面
6 地面
7 ナット部材
8 固定部材
P 押圧力
T 引張力

Claims (11)

  1. 構造物に被支持物を支持させるための支持装置であって、
    前記支持装置は、前記構造物の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニットを備え、
    前記囲繞ユニットは、
    前記構造物の外面に当接するように配置される複数の当接部材と、
    長尺状に形成されて長手方向の両端部がそれぞれ別個の前記当接部材に連結される複数の引張部材と、を含み、
    前記複数の当接部材、及び前記複数の引張部材は、交互に連結され、且つ、前記複数の引張部材の各々から前記複数の当接部材の各々に前記長手方向に沿った引張力が作用することで、前記構造物の少なくとも一部を囲んだ状態で前記構造物に固定されるように構成され、
    前記被支持物は、少なくとも一つの前記当接部材によって支持され、
    前記複数の当接部材の各々は、前記長手方向に沿って延在する第1フランジ部材と、前記長手方向に沿って延在するとともに前記第1フランジ部材よりも前記構造物の外面から離れて位置する第2フランジ部材と、前記長手方向に沿って延在するとともに前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材とを接続するウェブ部材と、を含み、
    前記複数の当接部材の各々と前記複数の引張部材の各々との連結部は、前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間に設けられた
    支持装置。
  2. 前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記構造物の全周を囲む
    請求項1に記載の支持装置。
  3. 前記構造物は、空中において水平な方向に沿って突出する突出部を含み、
    前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記突出部を囲む
    請求項1に記載の支持装置。
  4. 前記当接部材は、前記構造物の外面に沿って延在する第1辺と、前記構造物の外面に沿って延在し、且つ、前記第1辺と交差する方向に延在する第2辺と、を有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持装置。
  5. 前記引張部材は、前記長手方向の一端部を構成する第1連結部材と、前記長手方向の他端部を構成する第2連結部材と、前記第1連結部材及び前記第2連結部材のそれぞれに設けられたネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックルと、を含む
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持装置。
  6. 前記引張部材は、前記引張力を発生させる少なくとも一つのジャッキを含む
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持装置。
  7. 前記支持装置は、前記被支持物と前記当接部材とを接続する接続部材をさらに備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の支持装置。
  8. 前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含む
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の支持装置。
  9. 前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む
    請求項8に記載の支持装置。
  10. 前記連結部は、前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材と前記ウェブ部材とに接続される締結板部を含む
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の支持装置。
  11. 請求項1から7のいずれか一つに記載の支持装置と、
    長手方向が鉛直な方向に沿うように配置される少なくとも一つの前記被支持物と、
    前記被支持物に昇降可能に設けられる昇降物と、を備え、
    前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含み、
    前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む昇降装置。
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