JP6975556B2 - 支持装置、及び、昇降装置 - Google Patents
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構造物に被支持物を支持させるための支持装置であって、
前記支持装置は、前記構造物の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニットを備え、
前記囲繞ユニットは、
前記構造物の外面に当接するように配置される複数の当接部材と、
長尺状に形成されて長手方向の両端部がそれぞれ別個の前記当接部材に連結される複数の引張部材と、を含み、
前記複数の当接部材、及び前記複数の引張部材は、交互に連結され、且つ、前記複数の引張部材の各々から前記複数の当接部材の各々に前記長手方向に沿った引張力が作用することで、前記構造物の少なくとも一部を囲んだ状態で前記構造物に固定されるように構成され、
前記被支持物は、少なくとも一つの前記当接部材によって支持される。
前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記構造物の全周を囲む。
前記構造物は、空中において水平な方向に沿って突出する突出部を含み、
前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記突出部を囲む。
前記当接部材は、前記構造物の外面に沿って延在する第1辺と、前記構造物の外面に沿って延在し、且つ、前記第1辺と交差する方向に延在する第2辺と、を有する。
前記引張部材は、前記長手方向の一端部を構成する第1連結部材と、前記長手方向の他端部を構成する第2連結部材と、前記第1連結部材及び前記第2連結部材のそれぞれに設けられたネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックルと、を含む。
前記引張部材は、前記引張力を発生させる少なくとも一つのジャッキを含む。
上記(6)の構成によれば、引張部材は、引張力を発生させる少なくとも一つのジャッキを含んでいるので、ジャッキにより引張力を発生させることができる。
前記支持装置は、前記被支持物と前記当接部材とを接続する接続部材をさらに備える。
上記(7)の構成によれば、支持装置は、被支持物と当接部材とを接続する接続部材を備えるので、被支持物が当接部材から離れた位置にある場合でも当接部材に被支持物を支持させることができる。
前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含む。
上記(8)の構成によれば、被支持物は構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含むので、支持装置は仮設物の取付け、取外しによる構造物の損傷を防止することができるとともに、仮設物が構造物に取付けられている間に、仮設物が構造物から離隔することを防止することができる。
前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む。
上記(9)の構成によれば、仮設物は構造物に設けられる昇降装置の支柱を含むので、支持装置は安全性の高い昇降装置を設置することができる。
上記(1)〜(7)に記載の支持装置と、
長手方向が鉛直な方向に沿うように配置される少なくとも一つの前記被支持物と、
前記被支持物に昇降可能に設けられる昇降物と、を備え、
前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含み、
前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、以下の説明において、同じ構成には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する場合がある。
図1に示されるように、昇降装置1は移動昇降式足場1Aを含んでいる。移動昇降式足場1Aは、地面6上に立設する構造物5に固定される少なくとも一つの支持装置2と、支持装置2に支持される少なくとも一つの支柱30(被支持物3)と、支柱30に昇降可能に設けられる昇降足場ユニット4A(昇降物4)と、を備えている。
幾つかの実施形態では、上述した構造物5は、図1〜4に示されるような、平面における外形形状が矩形状の建物5Aからなる。囲繞ユニット20は、交互に連結された複数の当接部材21及び複数の引張部材24が建物5Aの全周を囲むように構成されている。
幾つかの実施形態では、図5に示されるような、上述した構造物5が、平面における外形形状が五角形状の建物5Bからなる。
幾つかの実施形態では、図6に示されるような、上述した構造物5が平面における外形形状が円形状の建物5Cからなる。
幾つかの実施形態では、図7(a)、図8(a)に示されるような、上述した構造物5は、空中において水平な方向に沿って突出する突出部51を含んでいる。そして、囲繞ユニット20は、交互に連結された複数の当接部材21及び複数の引張部材24が突出部51を囲むように構成されている。ここで、図7、8においては、支柱30(被支持物3)が記載されていないが、図7、8中の少なくとも一つの当接部材21によって支柱30は支持されている。
1A 移動昇降式足場
1B 仮設エレベータ
2 支持装置
20 囲繞ユニット
20A 第1囲繞ユニット
20B 第2囲繞ユニット
21,21A〜21E 当接部材
21a 第1辺
21b 第2辺
21c 内底面
22 第1当接部材
22a 当接部
22b 締結板部
23 第2当接部材
23a 接続部
23b 貫通孔
24 引張部材
25 第1連結部材
26 第2連結部材
27 ターンバックル
28 ジャッキ
28A 油圧ジャッキ
29 接続部材
3 被支持物
3A 仮設物
30 支柱
31 第1支柱
32 第2支柱
33 第3支柱
34 ラック
4 昇降物
4A 昇降足場ユニット
4B エレベータユニット
41 足場
41a 上面
42 駆動部
43 手摺り
44 かご
5 構造物
5A,5B,5C 建物
5a 外壁面
51 突出部
52 張出部
53 手摺部
53a 外側面
54 突起部
54a 端面
6 地面
7 ナット部材
8 固定部材
P 押圧力
T 引張力
Claims (11)
- 構造物に被支持物を支持させるための支持装置であって、
前記支持装置は、前記構造物の少なくとも一部を囲むように構成された囲繞ユニットを備え、
前記囲繞ユニットは、
前記構造物の外面に当接するように配置される複数の当接部材と、
長尺状に形成されて長手方向の両端部がそれぞれ別個の前記当接部材に連結される複数の引張部材と、を含み、
前記複数の当接部材、及び前記複数の引張部材は、交互に連結され、且つ、前記複数の引張部材の各々から前記複数の当接部材の各々に前記長手方向に沿った引張力が作用することで、前記構造物の少なくとも一部を囲んだ状態で前記構造物に固定されるように構成され、
前記被支持物は、少なくとも一つの前記当接部材によって支持され、
前記複数の当接部材の各々は、前記長手方向に沿って延在する第1フランジ部材と、前記長手方向に沿って延在するとともに前記第1フランジ部材よりも前記構造物の外面から離れて位置する第2フランジ部材と、前記長手方向に沿って延在するとともに前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材とを接続するウェブ部材と、を含み、
前記複数の当接部材の各々と前記複数の引張部材の各々との連結部は、前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間に設けられた
支持装置。 - 前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記構造物の全周を囲む
請求項1に記載の支持装置。 - 前記構造物は、空中において水平な方向に沿って突出する突出部を含み、
前記囲繞ユニットは、交互に連結された前記複数の当接部材及び前記複数の引張部材が前記突出部を囲む
請求項1に記載の支持装置。 - 前記当接部材は、前記構造物の外面に沿って延在する第1辺と、前記構造物の外面に沿って延在し、且つ、前記第1辺と交差する方向に延在する第2辺と、を有する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持装置。 - 前記引張部材は、前記長手方向の一端部を構成する第1連結部材と、前記長手方向の他端部を構成する第2連結部材と、前記第1連結部材及び前記第2連結部材のそれぞれに設けられたネジ部を螺合可能なネジ部を有するターンバックルと、を含む
請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持装置。 - 前記引張部材は、前記引張力を発生させる少なくとも一つのジャッキを含む
請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持装置。 - 前記支持装置は、前記被支持物と前記当接部材とを接続する接続部材をさらに備える
請求項1〜6のいずれか1項に記載の支持装置。 - 前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含む
請求項1〜7のいずれか1項に記載の支持装置。 - 前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む
請求項8に記載の支持装置。 - 前記連結部は、前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材と前記ウェブ部材とに接続される締結板部を含む
請求項1〜9のいずれか1項に記載の支持装置。 - 請求項1から7のいずれか一つに記載の支持装置と、
長手方向が鉛直な方向に沿うように配置される少なくとも一つの前記被支持物と、
前記被支持物に昇降可能に設けられる昇降物と、を備え、
前記被支持物は、前記構造物に取付けられて所定期間経過後に取外される仮設物を含み、
前記仮設物は、前記構造物に設けられる昇降装置の支柱を含む昇降装置。
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JP2017108670A Active JP6975556B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 支持装置、及び、昇降装置 |
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