JP6562544B2 - 円筒状ケーソンの足場 - Google Patents

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Description

本発明は、周面が湾曲した構造物の足場に関するものであり、例えば、円筒状のケーソン躯体の内部に設置する円形足場に関するものである。
鉄筋コンクリート製のケーソンを施工するには、ケーソン躯体を構築するために内型枠を用いるとともに、内型枠上に作業用の足場を設置する必要がある。このようなケーソン用足場に関する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献1に記載された技術は、ケーソン内部に吊り下げて使用する吊り足場に関するものである。この技術は、底面部が桁状または床状で、側面部が格子状をした籠状の骨組み構造物の内部に枠組み足場等を組み立てて一体化した吊り足場を製作する。そして、ケーソン躯体下部の側壁部に、吊り足場支持用のアンカーを埋設しておき、吊り足場を吊り下げ部材を介して吊り下げ支持し、ケーソン躯体の構築毎にアンカーを新設してゆく。この状態から、新設されたアンカーに吊り下げ部材を順次盛り替えることによって、吊り足場を上方に移設してゆくようになっている。
特許文献2に記載された技術は、場所打ちコンクリートでケーソン躯体を築造する場合に使用するケーソン用内足場に関するものである。この技術は、ケーソン用内足場として、下隅部にケーソン躯体への結合を行う斜め上方へのターンバックルとケーソン躯体内周壁に先端が当接するジャッキ脚を設け、さらに、ケーソン躯体内を横切るように水平にワイヤーを架設して、当該ワイヤーで下側から支承するようになっている。
特許文献3に記載された技術は、ケーソン内の桝内に吊り下げ支持して使用される移動式の足場に関するものである。この技術は、作業者用の昇降手段が設けられた支持ブラケットと作業用ステージとからなる足場ユニットを、ケーソン躯体の頂部に固定された支持梁からケーソン内の桝内に垂下されたワイヤーに多段に設けられたアイスプライスを介して吊り下げて支持し、支持ブラケットと作業用ステージとを交互に他段のアイスプライスに吊り替えることによって、足場ユニットを上下方向に移設してゆくものである。
特開平7−150570号公報 特開平9−256622号公報 特開2006−316543号公報
上述したように、ケーソン用足場に関する技術は種々提案されているが、特に、周面が湾曲した構造物(例えば、円筒状のケーソン)の足場に適した技術は開発されていないのが現状である。周面が湾曲した構造物(例えば、円筒状のケーソン)では、一般的に普及している長方形状の足場板を用いると、周面側に隙間が生じてしまう。また、周面側に生じる隙間を埋めるために長方形状の足場板の端部を重ね合わせると、重ね合わせ部分に段差が生じ、作業者が躓くおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、周面が湾曲した構造物において、周面部に隙間を生じさせることがないとともに、全体にわたって平坦であり、さらに容易に施工することが可能な足場を提供することを目的とする。
本発明に係る円筒状ケーソンの足場(以下、周面が湾曲した構造物の足場と称することがある)は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明に係る円筒状ケーソンの足場は、円筒状のケーソン躯体の内部に設置する足場であって、ケーソン躯体の内周部に設けたシャフトとケーソン躯体の内周面との間に設置した枠体と、複数に分割され、ケーソン躯体の内周面に接する面がケーソン躯体の内周面形状に合致した形状をなすとともに、シャフトの外周面に接する面がシャフトの外周面形状に合致した形状をなし、枠体により下側から支えられた状態で、互いに重なり合わないようにして同心円状に並べることによりケーソン躯体の内周部に設けたシャフトとケーソン躯体の内周面との間に掛け渡した足場板と、枠体に足場板を固定する固定具とを備えたことを特徴とするものである
本発明に係る周面が湾曲した構造物の足場を用いることにより、周面側に隙間が生じることがない。また、重ね合わせを行っていないため段差が生じない。このため、平坦な足場を構築することができ、作業者が躓く等の不都合が生じることがない。また、平坦であるため、各種の機材等を設置しても、これらの機材が傾くことがない。さらに、足場板を敷き詰める作業を行うだけで容易に足場を構築することができる。
本発明の実施例1に係る周面が湾曲した構造物の足場の平面図。 本発明の実施例1に係る周面が湾曲した構造物の足場の縦断面図。 本発明の実施例2に係る周面が湾曲した構造物の足場の平面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る周面が湾曲した構造物の足場(以下、足場と略記する)を説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態に係る足場を説明するもので、特に円筒状のケーソンに適用した例を示すものである。図1及び図2は、シャフトが1本の場合の足場の平面図及び縦断面図、図3は、シャフトが2本の場合の足場の平面図である。
<足場の基本構造>
本発明に係る足場10は、周面が湾曲した構造物に取り付けるものであり、図示した円筒状のケーソン20だけではなく、周面が湾曲した構造物であればどのような構造物にも適用することができる。また、構造物の内周面側に足場10(内足場)を構築する例を示しているが、構造物の外周面側に足場10を構築する場合にも適用することができる。
この足場10は、複数に分割された足場板11を、互いに重なり合わないようにして同心円状に並べて設置して形成する。そして、足場10を構成する足場板11は、構造物に接する面が、構造物の周面形状に合致した形状となっている。また、詳細には図示しないが、足場板11は、複数の孔を有していることが好ましい。複数の孔は、排水溝や滑り止めとしての役割を果たす。
<実施例1>
実施例1の足場10は、図1及び図2に示すように、ケーソン躯体21の内周面と、ケーソン躯体21の略中心部に設けたシャフト22(例えば、マテリアルシャフト)の外周面との間に掛け渡した足場10である。ケーソン躯体21の内周面とシャフト22の外周面との間に足場10を掛け渡すには、まず、足場板11を下側から支えるための枠体30を形成する。
そして、枠体30の上部に、複数に分割された足場板11を、互いに重なり合わないようにして同心円状に並べて、固定具40(例えば、ボルト及びナット)により固定することにより、足場10(内足場)を形成する。足場板11は、外側辺がケーソン躯体21の内周面形状に合致しており、内側辺がシャフト22の外周面形状に合致している。すなわち、足場板11は、外側辺から内側辺に向かって縮径した台形類似形状となっており、両側辺が直線状で、外側辺と内側辺が湾曲している。
足場10は、ケーソン躯体21の内部(施工位置)で組み立ててもよいし、他の場所(ヤードや工場等)で組み立てた後、施工位置に搬送して設置してもよい(実施例2及び他の実施例において同様)。また、足場板11は、アルミ製、鋼製等、どのような材料のものであってもよい。
<実施例2>
実施例2の足場10は、図3に示すように、シャフト22が2本ある場合に用いるものであり、シャフト22の貫通部12を設けている。その他の構成は、実施例1の足場10とほぼ同様であり、枠体30の上部に、複数に分割された足場板11を、互いに重なり合わないようにして同心円状に並べて、固定具40(例えば、ボルト及びナット)により固定することにより、足場10(内足場)を形成する。
実施例2の足場10は、略中心部にシャフト22が存在しないため、貫通部12を設ける部分以外の足場板11は、外側辺から内側辺に向かって縮径した三角錐類似形状となっており、両側辺が直線状で、外側辺が湾曲している。
<他の実施例>
図示しないが、本発明の足場10は、ケーソン20の足場10(内足場)だけではなく、周面が湾曲した構造物であれば、例えば、橋脚等の他の構造物にも適用することができる。この場合、構造物は断面円形状に限られるものではなく、断面長円形状、断面楕円形状等の構造物であってもよい。橋脚等の構造物に適用する場合には、構造物の外周面側に足場10を構築してもよい。
10 足場
11 足場板
12 貫通部
20 ケーソン
21 ケーソン躯体
22 シャフト
30 枠体
40 固定具

Claims (1)

  1. 円筒状のケーソン躯体の内部に設置する足場であって、
    ケーソン躯体の内周部に設けたシャフトとケーソン躯体の内周面との間に設置した枠体と、
    複数に分割され、ケーソン躯体の内周面に接する面がケーソン躯体の内周面形状に合致した形状をなすとともに、シャフトの外周面に接する面がシャフトの外周面形状に合致した形状をなし、前記枠体により下側から支えられた状態で、互いに重なり合わないようにして同心円状に並べることによりケーソン躯体の内周部に設けたシャフトとケーソン躯体の内周面との間に掛け渡した足場板と、
    前記枠体に前記足場板を固定する固定具と、
    を備えたことを特徴とする円筒状ケーソンの足場。
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