JP6975157B2 - セメント組成物用添加剤及びセメント組成物 - Google Patents
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Description
即ち、本発明者らは、下記の〔1〕〜〔12〕を提供する。
〔1〕粉末状セルロース(以下、本明細書中「(B)成分」ともいう)を含有するセメント組成物用添加剤。
〔2〕前記粉末状セルロースの平均重合度が、300〜3000である上記〔1〕に記載のセメント組成物用添加剤。
〔3〕前記粉末状セルロースのアルカリ溶出率が、0.1〜12.0%である上記〔1〕又は〔2〕に記載のセメント組成物用添加剤。
〔4〕下記一般式(1)で表される単量体(本明細書中「オキシアルキレン基含有不飽和単量体」ともいう)に由来する構成単位(I)、下記一般式(2)で表される単量体(本明細書中「カルボン酸若しくはその塩又は酸無水物含有不飽和単量体」ともいう)に由来する構成単位(II)、及び下記一般式(3)で表される単量体(本明細書中「エステル基含有不飽和単量体」ともいう)に由来する構成単位(III)からなる群から選択される少なくとも2種の構成単位を有する共重合体(本明細書中、「(A)成分」ともいう)と、前記粉末状セルロースと、を含有する上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のセメント組成物用添加剤。
〔5〕前記共重合体が、前記構成単位(I)及び前記構成単位(II)を有する共重合体(A1)、並びに前記構成単位(I)、前記構成単位(II)及び前記構成単位(III)を有する共重合体(A2)の少なくともいずれかである上記〔4〕に記載のセメント組成物用添加剤。
〔6〕前記共重合体の添加率が、添加するセメントの全重量に対して、0.01〜5.0重量%であり、前記粉末状セルロースの添加率が、添加するセメントの全重量に対して、1〜50重量%である上記〔4〕又は〔5〕に記載のセメント組成物用添加剤。
〔7〕前記粉末状セルロースが、300〜900未満の平均重合度を有し、アルカリ溶出率が5.0〜12.0%である粉末状セルロース(B1)(以下、本明細書中「(B1)成分」ともいう)を含む上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のセメント組成物用添加剤。
〔8〕前記粉末状セルロースが、900〜3000の平均重合度を有し、アルカリ溶出率が0.1〜5.0%未満である粉末状セルロース(B2)(以下、本明細書中「(B2)成分」ともいう)を含む上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のセメント組成物用添加剤。
〔9〕前記粉末状セルロースが、300〜900未満の平均重合度を有し、アルカリ溶出率が5.0〜12.0%である粉末状セルロース(B1)及び900〜3000の平均重合度を有し、アルカリ溶出率が0.1〜5.0%未満である粉末状セルロース(B2)を含む上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のセメント組成物用添加剤。
〔10〕スルホン酸系分散剤(以下、本明細書中「(S)成分」ともいう)及び/又は遅延剤(以下、本明細書中「(G)成分」ともいう)をさらに含有する上記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載のセメント組成物用添加剤。
〔11〕上記〔1〕〜〔10〕のいずれかに記載のセメント組成物用添加剤を含有するセメント組成物。
〔12〕上記〔11〕に記載のセメント組成物を用いた住宅用外壁材。
本発明のセメント組成物用添加剤は、(B)成分を含有する。また、本発明のセメント組成物用添加剤は、(A)成分をさらに含有することが好ましい。さらに、本発明のセメント組成物用添加剤は、(S)成分及び/又は(G)成分をさらに含有することがより好ましい。
本発明のセメント組成物用添加剤は、(B)成分として粉末状セルロースを含む。これにより、アルカリ条件下での加水分解(アルカリ溶出率)や、セメント組成物中への分散性等を調整することができる。そのため、増粘を抑制可能なセメント組成物を調製可能であり、収縮ひずみが少なく、きめ細やかな、かつ、均一な質感のセメント構造物を製造可能なセメント組成物用添加剤を提供することができる。
<平均重合度>
粉末状セルロースの平均重合度の下限は、300以上であることが好ましい。また、上限は、3000以下であることが好ましい。粉末状セルロースの平均重合度が300未満であると、セメント構造物の補強効果が得られない場合があり、好ましくない。一方、粉末状セルロースの平均重合度が3000超であると、フレッシュコンクリート等のセメント組成物が増粘してワーカビリティーが悪化する場合や、きめ細やかな、かつ、均一な質感のセメント構造物を得難い場合がある。従って、粉末状セルロースの平均重合度は300〜3000の範囲であることが好ましい。なお、粉末状セルロースの平均重合度が300〜900未満の範囲の場合、セメント組成物中での粉末状セルロースの分散性が良好であり、きめ細やかな、かつ、均一な質感のセメント構造物となり得る。一方、平均重合度が900〜3000の場合、粉末状セルロースの質感がセメント構造物に現れて均一な質感を得難くなるけれども、補強効果が大きくなり得る。
粉末状セルロースの、JIS P 8215で規定される極限粘度数測定方法(銅エチレンジアミン法)に準じた方法で得られる、セルロース希薄溶液の極限粘度は、100〜1800が好ましく、100〜900がより好ましく、150〜600がさらに好ましい。粉末状セルロースを溶解したセルロース希薄溶液の極限粘度が100以上であると、セメント構造物の補強効果が得られる。一方、粉末状セルロースを溶解したセルロース希薄溶液の極限粘度が1800以下であると、フレッシュコンクリート等のセメント組成物が増粘してワーカビリティーの悪化を抑制しつつ、きめ細やかな、かつ、均一な質感のセメント構造物を得易くなる。
粉末状セルロースのアルカリ溶出率の下限は、通常、0.1%以上である。また、上限は、12.0%以下であることが好ましく、7.0%以下であることがより好ましく、5.0%以下であることがさらに好ましい。粉末状セルロースのアルカリ溶出率が12.0%を超えると、アルカリ条件下であるセメント組成物の調製に用いる際に、セルロース分解物の溶出が多くなり、フレッシュコンクリート等のセメント組成物への分散性不良や、セメント構造物の補強効果の低下を引き起こすため好ましくない。従って、粉末状セルロースのアルカリ溶出率は、0.1〜12.0%であることが好ましく、0.1〜7.0%であることがより好ましく、0.1〜5.0%であることがさらに好ましい。
粉末状セルロースの平均粒子径の下限は、10μm以上であることが好ましい。また、その上限は、90μm以下であることが好ましい。平均粒子径が大きいほど、セメント構造物の補強効果は大きくなるけれども、セメント組成物が増粘してワーカビリティーが悪化する傾向がある。一方、平均粒子径を小さくすると、セメント組成物のワーカビリティーは良好であるけれども、セメント構造物の補強効果が小さくなる傾向がある。従って、粉末状セルロースの平均粒子径は10〜90μmの範囲が好ましい。
粉末状セルロースの見掛け比重の下限は、0.1g/cm3以上であることが好ましい。また、その上限は、0.6g/cm3以下であることが好ましい。粉末状セルロースの見掛け比重が0.1〜0.6g/cm3の範囲にあることで、本発明の所望の効果を得るに適する。
粉末状セルロースの安息角の下限は、45°以上であることが好ましい。また、その上限は、65°以下であることが好ましい。粉末状セルロースの安息角が45〜65°の範囲にあることで、本発明の所望の効果を得るに適する。
粉末状セルロースの結晶化度の下限は、60%以上であることが好ましく、65%以上であることがより好ましい。また、その上限は、90%以下であることが好ましく、85%以下であることがより好ましい。粉末状セルロースの結晶化度は、主に原料パルプと、製造方法に影響される。より詳細には、酸処理を行わずに、機械的な処理のみで製造した粉末状セルロースは、結晶化度が低くなる。結晶化度が低くなると、セメント構造物の補強効果が小さくなる傾向がある。一方、結晶化度が90%を超えて高くなると、セメント構造物の補強効果は大きくなるけれども、アルカリ条件下でセルロースが分解して溶出し易くなる。そのため、フレッシュコンクリート等のセメント組成物の凝結遅延の原因となり得る。従って、粉末状セルロースの結晶化度は60〜90%の範囲が好ましい。
Xc=(I002C−Ia)/I002C×100
Xc:セルロースの結晶化度(%)
I002C:2θ=22.6°、002面の回折強度
Ia:2θ=18.5°、アモルファス部分の回折強度
粉末状セルロースは、1種単独又は2種類以上の粉末状セルロースを組み合わせて使用することもできる。
以下に、粉末状セルロースの調製方法を例示する。
酸加水分解処理を行う場合、例えば、原料パルプスラリー調製工程、酸加水分解反応工程、中和・洗浄、脱液工程、乾燥工程、粉砕工程、分級工程を経て粉末状セルロースを調製する。酸加水分解反応工程を経て調製した粉末状セルロースの平均重合度は小さくなり、結晶化度が大きくなる傾向がある。
酸加水分解処理を行わない場合、例えば、原料パルプスラリー調製工程、洗浄・脱液工程、乾燥工程、粉砕工程、分級工程を経て粉末状セルロースを調製する。酸加水分解処理工程を経ないで機械的処理のみで調製した粉末状セルロースの平均重合度は大きくなり、結晶化度が小さくなる傾向がある。
乾燥工程はパルプスラリーを乾燥してパルプを得る工程である。乾燥方法としては公知の方法を用いることができ、特に制限されるものではない。例えば、熱風乾燥、遠赤外線加熱乾燥、送風乾燥、除湿空気乾燥、スプレー乾燥、及び凍結乾燥が挙げられる。中でも、スプレー乾燥、送風乾燥が好ましい。
粉砕工程では、乾燥したパルプを、機械粉砕し、分級する。機械粉砕の方法は特に限定されるものではなく、従来から使用されている粉砕機を用いて行うことができる。この粉砕機としては、竪型ローラーミル(シニオン株式会社製)、縦型ローラーミル(シェフラージャパン株式会社製)、ローラーミル(コトブキ技研工業株式会社製)、VXミル(株式会社栗本鐵工所)、KVM型竪形ミル(株式会社アーステクニカ)、ISミル(株式会社IHIプラントエンジニアリング)等を例示できる。なお、酸加水分解処理を施していないパルプを原料にして、機械粉砕のみで粉末状セルロースを調製する場合、粉砕機は、微粉砕性の高い、竪型ローラーミルを用いることが好ましい。竪型ローラーミルの最大の特徴は、微粉砕性に優れることである。微粉砕性に優れる理由としては、ローラーとテーブル間で原料を圧縮する力と、ローラーとテーブル間で発生する剪断力とで、原料を粉砕することが挙げられる。
分級工程は、粉砕したパルプの平均粒子径等を揃える工程である。分級の方法には特に限定はない。例えば、サイクロン等の分級機を使用する方法やふるい分け器を使用する方法が挙げられる。
本発明のセメント組成物用添加剤は、通常、共重合体を含有する。(A)成分としては、セメント分散剤として公知の(共)重合体を使用することができる。このような公知の(共)重合体として、(ポリ)アルキレングリコールアルケニルエーテル系単量体に由来する重合体;両末端基が水素原子である水溶性ポリアルキレングリコール;ポリオキシアルキレン構造単位、ポリカルボン酸構造単位及びポリエステル構造単位からなる群から選択される少なくとも2つの構造単位を有する共重合体(以下、本明細書中、「共重合体(A)」とも記載する)等が挙げられる。なお、これらの(共)重合体は1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。以下に、(共)重合体の例を示す。
構成単位(IV)は、上記一般式(1)〜(3)で表される単量体と共重合可能な単量体に由来する構成単位である。上記一般式(1)〜(3)で表される単量体と共重合可能な単量体は、上記一般式(1)〜(3)により表される単量体と構造上区別される。構成単位(IV)を構成する単量体は特に限定されなく、例えば、下記の各単量体を挙げることができる。なお、これらの単量体は1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることが可能である。
共重合体(A)は、それぞれ所定の単量体を、公知の方法によって共重合して製造することができる。該方法としては、例えば、溶媒中での重合、塊状重合等の重合方法が挙げられる。
測定装置;東ソー製
使用カラム;Shodex Column OH−pak SB−806HQ、SB−804HQ、SB−802.5HQ
溶離液;0.05mM硝酸ナトリウム/アセトニトリル 8/2(v/v)
標準物質;ポリエチレングリコール(東ソー社製又はGLサイエンス社製)
検出器;示差屈折計(東ソー社製)
検量線;ポリエチレングリコール基準
本発明のセメント組成物用添加剤は、(S)成分及び/又は(G)成分をさらに含有することが好ましい。
(S)成分を含有することで、(B)成分をセメント組成物中により均一に分散することができる。(S)成分としては、例えば、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、及びリグニンスルホン酸塩が挙げられる。(S)成分は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。(S)成分の含有量は、下記の(A)成分に対して0.01〜50重量%であることが好ましい。
(G)成分を含有することで、セメント組成物の水和反応を遅らせ、凝結に要する時間を延長することができる。遅延剤としては、例えば、グルコン酸、グルコン酸塩、クエン酸、クエン酸塩等のオキシカルボン酸類、グルコース等の糖類、ソルビトール等の糖アルコール類が挙げられる。(G)成分は1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。(G)成分の含有量は、下記の(A)成分に対して0.01〜50重量%であることが好ましい。
本発明のセメント組成物用添加剤は、本発明の効果を妨げない範囲において、上記の(A)成分、(B)成分、(S)成分及び(G)成分以外の任意成分を含有してもよい。任意成分としては、例えば、水溶性高分子、硬化促進剤、増粘剤、高分子エマルジョン、空気連行剤、セメント湿潤剤、膨張剤、防水剤、増粘剤、凝集剤、乾燥収縮低減剤、強度増進剤、消泡剤、AE剤、界面活性剤等の公知のセメント組成物用添加剤が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のセメント組成物用添加剤は、水溶液の形態や、乾燥して粉体化した形態で使用することが可能である。また、セメント粉末、ドライモルタルのような、セメント組成物を構成する水以外の成分に、粉体化した形態の本発明のセメント組成物用添加剤を予め混合しておいて、左官、床仕上げ、グラウト等の際に水を添加して用いるプレミックス製品として用いることもできる。
本発明のセメント組成物は、上記(1)に記載のセメント組成物用添加剤を含有するものである。より詳細には、本発明のセメント組成物は、セメント組成物用添加剤を、セメント等の水硬性材料に添加して調製したセメントペースト、モルタル、コンクリート、プラスター等である。
本発明の住宅用外壁材は、上記(2)に記載のセメント組成物を用いるものである。そのため、収縮ひずみが少なく、補強効果が大きいという、建築材料に必須の特性を有するのみならず、きめ細やかな、かつ、均一な質感であるという美的特性も有する。そのため、住宅用外壁材として利用されるのに好ましい特性を有する。
温度計、攪拌装置、還流装置、窒素導入管及び滴下装置を備えたステンレス製反応容器に、水5010kg、3−メチル−3−ブテン−1−オールのエチレンオキサイド付加物(エチレンオキサイドの平均付加モル数30)(3MBO)5000kg(24モル%)を仕込み、攪拌下で反応容器を窒素置換した。窒素雰囲気下で80℃に昇温した後、アクリル酸(AA)800kg(76モル%)及び水5010kgを混合したモノマー水溶液と、過硫酸アンモニウム120kg及び水1880kgの攪拌混合液とを、各々2時間かけて80℃に保持した反応容器に連続滴下した。温度を100℃に保持した状態で1時間重合反応を行った後、反応容器の後段に位置する追加装置にて、80℃まで冷却し、水酸化ナトリウムでpH6に中和すると同時に加水することで、濃度30%の共重合体(重量平均分子量Mw20200、Mw/Mn1.7)の水溶液(A1−1)を得た。
温度計、攪拌装置、還流装置、窒素導入管及び滴下装置を備えたステンレス製反応容器に、水5010kg、3−メチル−3−ブテン−1−オールのエチレンオキサイド付加物(エチレンオキサイドの平均付加モル数120)(3MBO)5000kg(13モル%)、マレイン酸(MA)100kg(12モル%)を仕込み、攪拌下で反応容器を窒素置換した。窒素雰囲気下で80℃に昇温した後、アクリル酸(AA)400kg(75モル%)、水5010kg、及び3−メルカプトプロピオン酸36kgを混合したモノマー水溶液と、過硫酸アンモニウム120kg及び水1880kgの攪拌混合液とを、各々2時間かけて80℃に保持した反応容器に連続滴下した。温度を100℃に保持した状態で1時間重合反応を行った後、反応容器の後段に位置する追加装置にて、80℃まで冷却し、水酸化ナトリウムでpH6に中和すると同時に加水することで、濃度30%の共重合体(重量平均分子量Mw19100、Mw/Mn1.7)の水溶液(A1−2)を得た。
温度計、攪拌装置、還流装置、窒素導入管及び滴下装置を備えたステンレス製反応容器に水8000kgを仕込み、攪拌下で反応容器を窒素置換した。窒素雰囲気下で75℃に昇温した後、メトキシポリエチレングリコールメタアクリレート(MPEG−MA)(エチレンオキサイドの平均付加モル数18)4000kg(24モル%)、メタクリル酸(MAA)1200kg(76モル%)、水1470kg、及び3−メルカプトプロピオン酸56kgを混合したモノマー水溶液と、過硫酸ナトリウム70kg及び水2030kgの攪拌混合液を、各々2時間かけて75℃に保持した反応容器に連続滴下した。温度を75℃に保持した状態で1時間重合反応を行った後、反応容器の後段に位置する追加装置にて、65℃まで冷却し、水酸化ナトリウムでpH6に中和すると同時に加水することで、濃度30%の共重合体(重量平均分子量Mw17000、Mw/Mn1.6)の水溶液(A1−3)を得た。
温度計、攪拌装置、還流装置、窒素導入管及び滴下装置を備えたステンレス製反応容器に水9500kgを仕込み、攪拌下で反応容器を窒素置換した。窒素雰囲気下で75℃に昇温した後、メトキシポリエチレングリコールメタアクリレート(MPEG−MA)(エチレンオキサイドの平均付加モル数150)2800kg(9モル%)、メタクリル酸(MAA)350kg(91モル%)、水1470kg、及び3−メルカプトプロピオン酸56kgを混合したモノマー水溶液と、過硫酸ナトリウム70kg及び水2030kgの攪拌混合液を、各々2時間かけて75℃に保持した反応容器に連続滴下した。温度を75℃に保持した状態で1時間重合反応を行った後、反応容器の後段に位置する追加装置にて、65℃まで冷却し、水酸化ナトリウムでpH6に中和すると同時に加水することで、濃度20%の共重合体(重量平均分子量Mw26000、Mw/Mn1.9)の水溶液(A1−4)を得た。
温度計、攪拌装置、還流装置、窒素導入管及び滴下装置を備えたステンレス製反応容器に水4440kg、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコールモノアリルエーテル(エチレンオキサイドの平均付加モル数37、プロピレンオキサイドの平均付加モル数3、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのランダム付加)(PEG−AL)2820kg(5モル%)を仕込み、攪拌下で反応容器を窒素置換した。窒素雰囲気下で80℃に昇温した後、メタクリル酸(MA)1050kg(41モル%)、アクリル酸(AA)150kg(7モル%)、メトキシポリエチレングリコールメタアクリレート(エチレンオキサイドの平均付加モル数150)(MPEG−MA)1890kg(1モル%)、2−ヒドロキシプロピルアクリレート(HPA)1800kg(46モル%)、3−メルカプトプロピオン酸240kg、水4950kgを混合したモノマー水溶液と、過硫酸アンモニウム90kg及び水1410kgの攪拌混合液とを、各々2時間かけて80℃に保持した反応容器に連続滴下した。温度を100℃に保持した状態で1時間重合反応を行った後、反応容器の後段に位置する追加装置にて、80℃まで冷却し、水酸化ナトリウムでpH4に中和すると同時に加水することで、濃度40%の共重合体(重量平均分子量Mw11100、Mw/Mn1.5)の水溶液(A2−1)を得た。
3MBO:3−メチル−3−ブテン−1−オールのエチレンオキサイド付加物
PEG−AL:ポリエチレングリコールポリプロピレングリコールモノアリルエーテル
MPEG−MA:メトキシポリエチレングリコールメタアクリレート
AA:アクリル酸
MAA:メタクリル酸
MA:マレイン酸
HPA:2−ヒドロキシプロピルアクリレート
(B-1):晒し木材パルプシート(広葉樹由来パルプLBKP、日本製紙社製、平均重合度4000)を原料として、塩酸で酸加水分解処理し、中和処理した材料を、トルネードミル(日機装株式会社製)を用いて機械的に粉砕を行って得た、平均粒子径が35.1μm、見掛け比重が0.30g/cm3、平均重合度が680、アルカリ溶出率が9.8%、安息角が58.1°の粉末状セルロース。
(B−2):晒し木材パルプシート(広葉樹由来パルプLBKP、日本製紙社製、平均重合度4000)を原料として、塩酸で酸加水分解処理し、中和処理した材料を、トルネードミル(日機装株式会社製)を用いて機械的に粉砕を行って得た、平均粒子径が25.8μm、見掛け比重が0.53g/cm3、平均重合度が420、アルカリ溶出率が11.3%、安息角が46.8°の粉末状セルロース。
(B−3):晒し木材パルプシート(広葉樹由来パルプLDPT、日本製紙社製、平均重合度1550)を原料として、トルネードミル(日機装株式会社製)を用いて機械的に粉砕を行って得た、平均粒子径が39.3μm、見掛け比重が0.31g/cm3、平均重合度が1380、アルカリ溶出率が1.9%、安息角が59.4°の粉末状セルロース。
(B−4):晒し木材パルプシート(針葉樹由来パルプNDSP、日本製紙社製、平均重合度1600)を原料として、トルネードミル(日機装株式会社製)を用いて機械的に粉砕を行って得た、平均粒子径72.3μm、平均重合度1480、見掛け比重は0.25g/cm3、アルカリ溶出率が1.7%、安息角が58.2°の粉末状セルロース。
(B−5):晒し木材パルプシート(針葉樹由来パルプNDSP、日本製紙社製、平均重合度1600)。
環境温度(20℃)において、表2のように配合したセメント、水、シリカパウダー及び表3及び4に示すセメント組成物用添加剤を投入して、モルタルミキサによる機械練りにより低速60秒間、高速90秒練混ぜて((A)成分は水に混合して投入した)、実施例及び比較例のモルタル(セメント組成物)を得た。このモルタルを用いて、下記のモルタルフロー値の測定、J14ロート流下時間の測定、セルロースの均一な分散性、収縮ひずみの試験を行った。試験結果を表5及び6に示す。
C:以下のセメント3種を等量混合
普通ポルトランドセメント(宇部三菱セメント株式会社製、比重3.16)
普通ポルトランドセメント(太平洋セメント株式会社製、比重3.16)
普通ポルトランドセメント(株式会社トクヤマ製、比重3.16)
W:水道水
S:シリカパウダー#250(株式会社丸東製、比重2.63)
CP:粉末状セルロース
S成分:リグニンスルホン酸系セメント分散剤(日本製紙株式会社製、商品名:サンフローRH)
G成分:グルコン酸ナトリウム系セメント分散剤(扶桑化学工業株式会社製、商品名:C−PARN)
底面の直径20cm、上面の直径10cm、高さ30cmの中空円筒のミニスランプコーンに上記のモルタルを詰め、ミニスランプコーンを垂直に持ち上げた際のテーブルに広がったモルタルの2方向の直径の平均値をモルタルフロー値とした。
上端70mm、下端14mm、高さ392mmの円筒状のJ14ロートに、モルタルをすり切りまで充填し、モルタルがJ14ロートを流れ落ちるまでの時間を測定した。J14ロート流下時間は、短い方が、モルタルの粘性が低いと評価される。
A:モルタル中にセルロースの凝集塊がなく、滑らかである。
B:モルタル中にセルロースの凝集塊が一部認められる。
C:モルタル中にセルロースの凝集塊がある。
本評価結果と、きめ細やかな、かつ、均一な質感のセメント組成物と、が対応する。
モルタルを、埋込型ゲージ(東京測器研究所製)を中心に配した10×10×40cm型枠(鋼製)に打設(型枠面内壁としてスチレンボードとポリテトラフルオロエチレンシートを設置)し、養生30日後の自己収縮ひずみを評価した。なお、評価は養生後に、型枠面内壁とモルタルの接触面に、スポイトで水を滴下し、滴下30秒後の収縮ひずみの有無を目視で評価した。
A:水がモルタル上に大部分留まり、収縮ひずみで生じる間隙が殆どない。
B:水がモルタル上に留まり、収縮ひずみで生じる間隙が少ない。
C:水がモルタル上から若干減少し、収縮ひずみで生じる間隙がある。
D:水がモルタル上から減少し、収縮ひずみで生じる間隙が目立つ。
なお、粉末状に調製していない原料パルプシートを用いた場合(比較例1参照)、モルタルフロー値は小さく、J14ロート流下時間の測定は出来ず、分散性も悪く、収縮ひずみも生じるものであった。これは、原料パルプシートそのものが均一に分散しないためと予想される。
(A)成分を2種併用した場合(実施例9、10参照)、結果に大きな相違はなく、本願発明の所望の作用効果が得られることがわかる。また、分散剤(S成分)や遅延剤(G成分)を用いた場合であっても(実施例11〜13参照)、結果に大きな相違はなく、本願発明の所望の作用効果が得られることがわかる。
なお、粉末状に調製していない原料パルプシートを用いた場合(比較例3参照)、モルタルフロー値は小さく、J14ロート流下時間の測定は出来ず、分散性も悪く、収縮ひずみも生じるものであった。これは、原料パルプシートそのものが均一に分散しないためと予想される。
また、分散剤(S成分)や遅延剤(G成分)を用いた場合であっても(実施例24〜25参照)、結果に大きな相違はなく、本願発明の所望の作用効果が得られることがわかる。
Claims (10)
- 粉末状セルロースを含有し、
粉末状セルロースが、酸加水分解済みのパルプ原料に由来する、300〜900未満の平均重合度を有し、アルカリ溶出率が5.0〜12.0%である粉末状セルロース(B1)を含む、
セメント組成物用添加剤。 - 前記粉末状セルロースの平均重合度が、300〜3000である請求項1に記載のセメント組成物用添加剤。
- 前記粉末状セルロースのアルカリ溶出率が、0.1〜12.0%である請求項1又は2に記載のセメント組成物用添加剤。
- 下記一般式(1)で表される単量体に由来する構成単位(I)、下記一般式(2)で表される単量体に由来する構成単位(II)、及び下記一般式(3)で表される単量体に由来する構成単位(III)からなる群から選択される少なくとも2種の構成単位を有する共重合体と、
前記粉末状セルロースと、を含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のセメント組成物用添加剤。
- 前記共重合体が、前記構成単位(I)及び前記構成単位(II)を有する共重合体(A1)、並びに前記構成単位(I)、前記構成単位(II)及び前記構成単位(III)を有する共重合体(A2)の少なくともいずれかである請求項4に記載のセメント組成物用添加剤。
- 前記共重合体の添加率が、添加するセメントの全重量に対して、0.01〜5.0重量%であり、前記粉末状セルロースの添加率が、添加するセメントの全重量に対して、1〜50重量%である請求項4又は5に記載のセメント組成物用添加剤。
- 前記粉末状セルロースが、900〜3000の平均重合度を有し、アルカリ溶出率が0.1〜5.0%未満である粉末状セルロース(B2)を更に含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のセメント組成物用添加剤。
- スルホン酸系分散剤及び/又は遅延剤をさらに含有する請求項1〜7のいずれか1項に記載のセメント組成物用添加剤。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載のセメント組成物用添加剤を含有するセメント組成物。
- 請求項9に記載のセメント組成物を用いた住宅用外壁材。
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