JP6974153B2 - 筆記具用クリップ構造、及び当該クリップ構造を備える筆記具 - Google Patents

筆記具用クリップ構造、及び当該クリップ構造を備える筆記具 Download PDF

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本発明は、筆記具用クリップ構造、及び当該クリップ構造を備える筆記具に関する。
特許文献1には、キャップ本体とクリップとを別体で構成した筆記具用キャップが開示されている。この筆記具用キャップでは、キャップ本体の外周に設けられた突出部に対してクリップの孔が嵌合し、クリップ機能付きの筆記具用キャップを構成している。
特開2000−318374号公報
特許文献1に記載のクリップ構造では、キャップ本体の突出部にクリップの孔が嵌合しており、クリップが動かされない状態ではクリップがキャップ本体から外れてしまうことはない。しかしながら、例えばクリップの先端を持ち上げて、クリップにより紙等をその間に挟み込もうとすると、キャップ本体(突出部)からクリップが外れてしまうことがある。また、クリップの後端に何かが接触してしまった場合も同様にキャップ本体(突出部)からクリップが外れてしまう場合がある。
本発明は、上述した課題を解決するために為されたものであり、クリップが容易に外れない筆記具用クリップ構造、及び、当該クリップ構造を備える筆記具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明者が鋭意検討したところ、特許文献1に記載のクリップ構造では、クリップを持ち上げる際のクリップの回動支点が突出部の天面と略同じ高さに位置していることがわかった。このため、このクリップの持ち上げ動作等による回動があると、図4(b)に示すように、回動支点P2を形成するクリップ開口の内側面の縁部が突出部から外側(図示上方)に滑ってしまい、これにより、クリップが突出部から容易に外れてしまう場合があることが分かってきた。そこで、本発明者は更に検討を重ね、このような滑りをある程度許容できる簡易な構成を設ければクリップが容易に突出部から外れてしまうことを防止出来るとの知見を得て、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明に係る筆記具用クリップ構造は、筆記具本体側に設けられる突出部と、突出部に嵌合する開口を有するクリップとを備えており、このクリップは、突出部が挿入される開口の裏面側と逆側である開口の表面側の内側面の縁に切欠きを有し、クリップが持ち上がる際にクリップの開口の内側面の一部と突出部の外側面の一部とにより画定される当該クリップの回動支点が、当該切欠きにより、突出部の天面高さよりも低い位置に形成されるようになっている。
この筆記具用クリップ構造では、突出部と嵌合するクリップの開口の表面側の内側面の縁に切欠きを設け、この切欠きにより、クリップが持ち上がる際に当該クリップの開口の内側面の一部と突出部の外側面の一部とにより画定される当該クリップの回動支点が、突出部の天面高さよりも低い位置に形成されるようになっている。このため、このクリップ構造によれば、クリップが突出部から外側にある程度滑ってしまったとしても、クリップが突出部から外れてしまうことを防止することができる。また、このような滑りに対する許容性があることから、このクリップ構造によれば、より好適な(より回動範囲の広い)クリップ機能を奏することが可能となる。なお、ここでいう「筆記具本体」としては、筆記具を構成する軸筒や筆記具の先端を覆うキャップ等を例示することができるが、これらに限定されるものではなく、クリップが取付け可能な筆記具の各種の部分を含むことができる。
上記の筆記具用クリップ構造において、切欠きは段差部又は傾斜部であることが好ましい。この場合、クリップが突出部から外れてしまうことを防止するための構造を簡易に実現できる。
上記の筆記具用クリップ構造において、切欠きは、開口の内側面の縁のうちクリップの長手方向における一端側に設けられていることが好ましい。この場合、筆記具の長手方向に沿った回動動作による一般的なクリップ機能を容易に実現することができる。また、切欠きは、開口の内側面の縁のうちクリップの長手方向における両端に設けられていてもよい。
上記の筆記具用クリップ構造において、切欠きの突出部の天面からの深さが突出部の高さに対して10%以上であることが好ましい。切欠きの当該深さが突出部の高さの10%以上であることにより、クリップが突出部に対して滑っても簡単には外れないようにすることができる。なお、切欠きの当該深さが突出部の高さの40%以下となるようにしてもよい。この場合、クリップの開口を画定する部分の肉厚が切欠きのために薄くなってしまい、クリップの強度が低下してしまったり、連続して使用した際の耐久性が低下してしまったりすることを防止することできる。
上記の筆記具用クリップ構造において、突出部は、回動支点よりも当該突出部の天面側に設けられる規制部を有し、規制部は、筆記具本体から離れる方向において突出部に対するクリップの相対移動を規制するようにしてもよい。この場合、クリップ回動による外れを防止する機能に加え、クリップを筆記具本体から垂直方向又は斜め方向(離れる方向)に持ち上げる動作によるクリップ外れも防止でき、クリップが突出部から外れてしまうことをより確実に防止することができる。
上記の筆記具用クリップ構造において、規制部は、突出部の外側面から前記切欠きに向かって突出する凸部であってもよい。この場合、筆記具本体から垂直方向又は斜め方向に持ち上げる動作によるクリップ外れの防止を簡易な構造で実現できる。なお、この場合において、突出部の外側面に対する凸部の突出量は0.1mmより大きく0.4mm以下であってもよい。凸部の突出量がこの範囲にあることにより、クリップが突出部から外れてしまうことを防止しつつ、筆記具の組立工程においてクリップを突出部に簡単に取り付けることができる。
また、本発明は別の側面として、上記何れかの構成を有する筆記具用クリップ構造を備えた筆記具として捉えることもできる。このような筆記具によれば、上記同様、より好適なクリップ機能を備えた筆記具を実現することができる。
本発明によれば、筆記具におけるクリップが容易に外れない筆記具用クリップ構造、及び、当該クリップ構造を備える筆記具を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る筆記具の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示す筆記具からクリップを取り外した状態を示す一部分解斜視図である。 図3は、図1に示す筆記具のクリップの断面を示す断面図である。 図4(a)は、本実施形態に係るクリップ構造の作用効果を示す模式的な断面図であり、図4(b)は、従来のクリップ構造における動作を示す模式的な断面図である。 図5(a)は、変形例に係るクリップ構造を示す断面図であり、図5(b)は、別の変形例に係るクリップ構造を示す断面図である。 図6は、変形例に係る筆記具を示す斜視図である。 図7は、図6に示す筆記具からクリップを取り外した状態を示す一部分解斜視図である。 図8は、図7に示す突出部を示す拡大図である。 図9は、図6に示す筆記具のクリップ構造の断面を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る筆記具用クリップ構造及び当該クリップ構造を備えた筆記具について説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いる場合があり、重複する説明は省略する。
最初に、本発明に係るクリップ構造を備えた筆記具の例について説明する。本発明が適用可能な筆記具としては、シャープペンシル、ボールペン、マーキングペン、サインペンなどの各種の筆記具を例示することが可能であるが、これらに限定されるものではない。以下では、出没式のマーキングペンを例にとって説明するが、その他の各種の筆記具においても同様に適用することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る筆記具の一例を示す斜視図である。図1に示すように、筆記具1は、出没式のマーキングペンであり、軸筒10と、軸筒10内に進退可能に設けられるとともに先端側に筆記部を有し後端側(図示右上側)にノック部22を有する中芯ユニット20と、軸筒10の後端側に設けられた突出部12に取り付けられるクリップ30と、を備えている。中芯ユニット20の筆記部は、インクなどを含有している部分であり、ノック部22を図示の右上側から左下側に押し込むことにより、軸筒10の先端開口14から出没して、マーキング等が行われるように構成されている。なお、このようなマーキングペンの構成自体については、例えば特開2016−055576号公報等に記載されているように当業者に明らかであるので、ここではその詳細な説明は省略する。
図2は、図1に示す筆記具からクリップを取り外した状態を示す一部分解斜視図である。図2に示すように、筆記具1のクリップ30は、開口32を有しており、この開口32に軸筒10の突出部12が嵌合することにより、軸筒10に取り付けられている。クリップ30は、例えばプラスチック樹脂等から成型などにより形成されており、突出部12の外側面12aと開口32を構成する部分(内側面32a、図3参照)との接触領域を中心として軸筒10から離れる方向に(上方に)回動可能になっており、クリップ30の一端(先端側)37を持ち上げてその間に紙等を挟み込む機能を奏することが可能となっている。
図3は、図1に示す筆記具のクリップの断面を示す断面図である。図3に示すように、クリップ30は、より詳細には、略板状のクリップ本体31と、クリップ本体31の後端側に設けられる略矩形状の開口32と、開口32の表面30a側の内側面32aの縁に設けられる段差部33(切欠き)と、開口32よりもやや前方の裏面30b側に設けられる窪み34と、クリップ本体31の前方の裏面30b側に設けられた突起35と、を備えて構成されている。クリップ30の開口32の長手方向の一端の縁には、上述したように、段差部33が設けられており、開口32に突出部12が嵌合した場合であっても、段差部33によって、開口32の表面30a側の内側面32aには突出部12の外側面12aに接触しない領域Rが形成される。突出部12は、例えば開口32の裏面30b側から挿入されて、嵌合される。なお、窪み34により、クリップ30がより撓みやすくなっており、また、突起35により、クリップ30で挟み込まれるものをより確実に保持できるようになっている。
ここで、図4を参照して、このような段差部33による作用効果について、従来の構成と比較しつつ説明する。図4(a)は、本実施形態に係るクリップ構造の作用効果を示す模式的な断面図であり、図4(b)は、従来のクリップ構造における動作を示す模式的な断面図である。図4(b)に示すように、従来のクリップ130の開口132(内側面132a)の表面130a側の縁には段差部等の切欠きがなく、クリップ130を持ち上げ(回動し)ようとすると、その回動支点P2が突出部112の外側面112aのうち天面112bと略面一な位置に形成されることになる。このため、従来のクリップ構造S2では、クリップ130の持ち上げ動作による回動がある角度を超えると、回動支点P2を形成するクリップ130の開口132の縁部が突出部112(回動支点P2に相当する領域)から外側に滑ってずれてしまい、これにより、クリップ130が突出部112から容易に外れてしまうことが起こりえる。
これに対し、図4(a)に示すように、本実施形態に係るクリップ構造S1によれば、突出部12と嵌合するクリップ30の開口32の表面30a側の内側面32aの縁に段差部33を設け、この段差部33により、クリップ30による挟み込み動作により当該クリップ30を持ち上げる際の回動支点P1が突出部12の天面12bよりも低い(内側)位置に形成される。このため、このクリップ構造S1によれば、クリップ30を持ち上げ(回動し)ようとしてクリップ30が突出部12に対してある程度滑ってしまっても、クリップ30が突出部12から外れてしまうことを防止することができる。そして、このような滑りに対する許容性があることから、クリップ構造S1を有する筆記具1によれば、より好適な(より回動範囲の広い)クリップ機能を奏することが可能となる。
なお、クリップ構造S1を備えた筆記具1では、段差部33の突出部12の天面12bからの深さDが、これに限定されないが、突出部12の高さTに対して10%以上40%以下であることが好ましく(図3参照)、例えば、突出部12の高さTが5mmの場合に、段差部33の深さDを1mmとすることができる。このように段差部33の深さDが突出部12の高さTの10%以上であることにより、クリップ30が突出部12に対して滑っても簡単には外れないようにすることができる。一方、段差部33の深さDを突出部12の高さTの40%以下とすることにより、クリップ30の開口32を画定する部分36の肉厚が段差部33のために薄くなってしまい、クリップ30の強度が低下してしまったり、連続して使用した際の耐久性が低下してしまったりすることを防止することできる。
また、クリップ構造S1を備えた筆記具1では、クリップ30の開口32の表面30a側に設けた切欠きの例として段差部33について説明したが、クリップ30の開口32と突出部12との表面30a側の接触点(即ち回動支点)を突出部12の天面12bよりも内側に移動できる構成であれば、傾斜部であってもよい。このような段差部や傾斜部を採用することにより、クリップ30が突出部12から外れてしまうことを防止するための構造を簡易に実現することができる。
また、クリップ構造S1を備えた筆記具1では、段差部33は、開口32の縁のうちクリップ30の長手方向における先端側にのみ設けられている。この場合、筆記具1の長手方向に沿った回動動作による一般的なクリップ機能を容易に実現できる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく様々な実施形態に適用することができる。例えば、上記実施形態では、突出部12の天面12bとクリップ30の表面30aとが略一致していたが、図5(a)に示すように、突出部16の天面16bがクリップ30の表面30aよりも内側に凹む構成であってもよい。このクリップ構造S3では、クリップ30の切欠き33により、クリップ30が持ち上がる際に当該クリップ30の開口32の内側面の一部と突出部16の外側面16aの一部とにより画定される当該クリップ30の回動支点P1が、当該切欠き33により、突出部16の天面16bよりも低い位置に形成され、外れ難くなっている。
また、上記実施形態では、クリップ30の縁部の一端(先端)側に切欠き33を設けていたが、図5(b)に示すように、クリップ30の縁部の両端にそれぞれの切欠き33,38を設けるようにしてもよい。このクリップ構造S4では、上述したクリップ機能に加え、クリップの他端(後端)に何かが当たってしまい、後端側でクリップが回動する場合でも、上述したのと同様の作用効果を奏して、キャップが外れてしまうことを抑制することも可能である。なお、図5(b)に示す例において、先端側の切欠き33を設けずに、後端側の切欠き38のみを設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、クリップ30の開口32に嵌合される突出部12が筆記具本体に相当する軸筒10に設けられた例を説明したが、かかる突出部12を筆記具本体に相当するキャップ等に設けて、筆記具のキャップに上述したクリップ構造S1を形成するようにしてもよく、その他の筆記具部分に同様の構成を設けるようにしてもよい。
ここで、上記実施形態の変形例について、図6〜図9を参照して説明する。変形例に係る筆記具1Aは、図6に示すように、基本的な構成は上述した筆記具1と同様であり、軸筒10と中芯ユニット20とクリップ30とを有し、クリップ30に段差部33が設けられ、クリップ30の回動による突出部17からの外れが防止されるようになっている。筆記具1Aは、これに加え、クリップ30の軸筒10から垂直方向又は斜め方向S(図9参照)への持ち上げによるクリップ30の外れの防止機能を更に備えている点で筆記具1と相違している。以下、相違点を主に説明する。
筆記具1Aでは、図7及び図8に示すように、軸筒10の突出部17の外側面17aに凸部17e(規制部)を更に設ける構成になっており、凸部17eにより、軸筒10の外表面からの垂直方向又は斜め方向へのクリップ30の持ち上げを規制する。凸部17eは、例えば、突出部17の外側面17aから断面円弧状又は半球状に突出している。また、凸部17eは、突出部17の短手方向に沿って延びており、外側面17aの短手方向の中央に設けられている。凸部17eの短手方向の幅は、突出部17の側壁17Aの幅に対して例えばその半分からその全幅の間の幅とすることができる。
また、凸部17eは、図9に示すように、クリップ30との関係では、回動支点P1よりも突出部17の天面17b側であって段差部33に対応する領域に設けられており、外側面17aから段差部33に向けて突出している。このため、凸部17eは、クリップ30を斜め方向S(又は垂直方向)に持ち上げる際に、軸筒10から離れる方向において段差部33の下端に引っ掛かる。これにより、凸部17eは、突出部17に対するクリップ30の軸筒10から離れる方向への相対移動を規制する。凸部17eの外側面17aからの突出量は、例えば0.1mmより大きく0.4mm以下の範囲内であってもよく、より好ましくは、0.2mm以上0.3mm以下の範囲内である。なお、凸部17eは、回動支点P1に隣接して設けてられてもよい。
このような構成を有する筆記具1Aによれば、クリップ30を持ち上げる際に、突出部17に対するクリップ30の軸筒10から離れる方向への相対移動が規制されるので、クリップ30が突出部17から外れてしまうことをより確実に防止することができる。また、凸部17eの突出量を0.3mm以下とすることにより、筆記具1Aの組立工程において、クリップ30の軸筒10側への押圧によって、クリップ30を突出部17に簡単に取り付けることができる。
なお、筆記具1Aでは、図8に示すように、突出部17のリブ17dは、突出部17の側壁17A及び17Bからそれぞれ離間する部分17f及び17gを有するように構成されてもよい。この場合、側壁17A及び17Bとリブ17dとの間に離間する領域が設けられることから、突出部17を含む軸筒10を成型によって形成する際、リブ17dにおけるヒケの発生を抑制することができ、これにより、リブ17dの中央部分の寸法管理が容易になる。また、筆記具1Aでは、図8に示すように、筆記具1と異なり、突出部17の中間部17Cの幅を側壁17A及び17Bの幅に対して小さくなるように構成してもよく、例えば、中間部17Cの幅を側壁17A及び17Bの厚さと同程度としてもよい。これにより、中間部17Cにおけるヒケの発生を抑制することができ、中間部17Cの寸法管理を容易にすることができる。
1,1A…筆記具、10…軸筒(筆記具本体)、12,16,17…突出部、12a,16a,17a…外側面、12b,16b,17b…天面、14…先端開口、17d…リブ、17e…凸部、20…中芯ユニット、22…ノック部、30…クリップ、30a…表面、30b…裏面、31…クリップ本体、32…開口、32a…内側面、33…段差部(切欠き)、34…窪み、35…突起、36…部分、D…段差部の深さ、P1,P2…回動支点、S1,S2,S3,S4…クリップ構造、T…突出部の高さ。

Claims (8)

  1. 筆記具本体側に設けられる突出部と、前記突出部に嵌合する開口を有するクリップとを備えた筆記具用クリップ構造であって、
    前記クリップは、前記突出部が挿入される前記開口の裏面側と逆側である前記開口の表面側の内側面の縁に切欠きを有し、
    前記クリップが持ち上がる際に、前記クリップの前記開口の内側面の一部と前記突出部の外側面の一部とにより画定される当該クリップの回動支点が、当該切欠きにより、前記突出部の天面高さよりも低い位置に形成される、筆記具用クリップ構造。
  2. 前記切欠きが段差部又は傾斜部である、請求項1に記載の筆記具用クリップ構造。
  3. 前記切欠きは、前記開口の内側面の縁のうち前記クリップの長手方向における一端側に設けられる、請求項1又は2に記載の筆記具用クリップ構造。
  4. 前記切欠きは、前記開口の内側面の縁のうち前記クリップの長手方向における両端に設けられる、請求項1〜3の何れか一項に記載の筆記具用クリップ構造。
  5. 前記切欠きの前記突出部の天面からの深さが前記突出部の高さに対して10%以上である、請求項1〜4の何れか一項に記載の筆記具用クリップ構造。
  6. 前記突出部は、前記回動支点よりも前記突出部の天面側に設けられる規制部を有し、
    前記規制部は、前記筆記具本体から離れる方向において前記突出部に対する前記クリップの相対移動を規制する、請求項1〜5の何れか一項に記載の筆記具用クリップ構造。
  7. 前記規制部は、前記突出部の外側面から前記切欠きに向かって突出する凸部である、請求項6に記載の筆記具用クリップ構造。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の筆記具用クリップ構造を備えた筆記具。
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