JP6972774B2 - インク消費装置、接続機構、インク補充容器 - Google Patents
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本発明の目的は、インク貯留部に誤った色のインクが補充される虞を低減できるインク消費装置、接続機構、及びインク補充容器を提供することにある。
上記課題を解決するインク消費装置は、インク入口が形成されてインクを貯留可能なインク貯留部と、インク補充容器が備える容器側端子と近接又は接触した場合に、該容器側端子と電気的に接続可能な装置側端子と、前記装置側端子と前記容器側端子の電気的な接続状態に基づいて前記インク補充容器に形成されたインク出口と前記インク入口の接続を促す接続動作を実行する制御部と、を備える。
この構成によれば、インク出口とインク入口は、開放機構により開放される。そのため、容易にインク入口とインク出口の接続を促すことができる。
この構成によれば、開放機構は、閉塞部により塞がれたインク出口をインク入口が形成されたインク注入部を移動させて開放する。そのため、インク出口とインク入口を容易に接続できる。
この構成によれば、報知部により接続状態を報知するため、接続状態を認識しやすくできる。
この構成によれば、複数の装置側係合部は、互いに形状が異なる。そのため、インク補充容器とインク貯留部の組み合わせが正しい場合に容器側係合部と装置側係合部を係合可能とすることでインク補充容器とインク貯留部が誤った組み合わせで接続される虞を低減できる。
インク補充容器36には、インク貯留部38に貯留される複数種類のインクのうち、1種類のインクが収容される。本実施形態では、同じ色のインクを収容するインク貯留部38とインク補充容器36を正しい組み合わせとし、異なる色のインクを収容するインク貯留部38とインク補充容器36を誤った組み合わせとする。
図7に示すように、インク消費装置12は、接続機構62を備える。接続機構62は、装置側端子49と、インク消費装置12における各機構の駆動を統括的に制御する制御部63と、を備える。
インク補充容器36とインク貯留部38が誤った組み合わせの場合には、装置側係合部44と容器側係合部54とが係合せず、インク補充容器36をアダプター24に装着できない。
(1)制御部63は、装置側端子49と容器側端子56の電気的な接続状態に基づいてインク出口53とインク入口41の接続を促すため、インク補充容器36とインク貯留部38を適切な組み合わせで接続できる。したがって、インク補充容器36に形成されたインク出口53がインク貯留部38に形成されたインク入口41に誤って接続され、インク貯留部38に誤った色のインクが補充される虞を低減できる。
(3)開放機構64は、閉塞部60により塞がれたインク出口53をインク入口41が形成されたインク注入部39を移動させて開放する。そのため、インク出口53とインク入口41を容易に接続できる。
(5)複数の装置側端子49は、対応する各々のインク入口41に対する配置位置が互いに異なる。そのため、制御部63は、容器側端子56と装置側端子49とが接続したか否かに応じて接続動作を実行することができる。
図11に示すように、制御部63は、開弁機構69を制御して接続動作を実行する。すなわち、開弁機構69は、付勢部材73の付勢力に抗して弁部材72を移動させて第1弁機構70を開弁し、インク出口53を開放する。これにより制御部63は、インク出口53とインク入口41の接続を促し、インク収容部58とインク貯留部38は、接続されたインク出口53及びインク入口41を介して連通する。
図13に示すように、制御部63は、開放機構64を制御して接続動作を実行する(制御部63、開放機構64については、図7参照)。すなわち、開放機構64は、タンクケース42の上面42aからの突出量が多くなるようにインク注入部39を移動させ、移動シール76を出口シール75から離れるように移動させる。これによりインク出口53が開放される。
・インク補充容器36は、閉塞部の一例である容器側シャッターを備えてもよい。開放機構64は、容器側シャッターを開くことでインク出口53を開放してもよい。容器側シャッターは、インク出口53をインク供給部52の外側から覆うことでインク出口53を塞ぎ、インク出口53を外部に露出させることでインク出口53を開放してもよい。制御部63は、装置側端子49と容器側端子56の接続状態に基づいて容器側シャッターを開くことで接続動作を実行してもよい。
・装置側係合部44は、インクタンク23に設けてもよい。
・装置側端子49は、インクタンク23に設けてもよい。装置側端子49は、カバー25や筐体26など、任意の位置に設けてもよい。装置側端子49は、インク補充容器36からインク貯留部38にインクを補充する場合に、容器側端子56と接続可能な位置に位置することが好ましい。また、装置側端子49の大きさ、形状は、上述した実施形態のものに限らない。
・インクタンク23は、キャリッジ32と共に移動するように、キャリッジ32に搭載してもよい。
・複数の装置側係合部44は、互いに同じ形状としてもよい。
・インク消費装置12は、装置側係合部44を備えない構成としてもよい。インク補充容器36は、容器側係合部54を備えない構成としてもよい。制御部63は、装置側端子49と容器側端子56とが接続した場合に、接続動作を実行してもよい。
・インクタンク23は、複数のインク貯留部38と、複数のインク入口41と、を有してもよい。
・制御部63は、表示部21に表示したメッセージや、音声などにより、ユーザーに対してインク入口41とインク出口53の接続を促してもよい。
・インク消費装置12は、開放機構64を備えない構成としてもよい。
・装置側端子49と容器側端子56は、無線によって電気的に接続可能としてもよい。すなわち、装置側端子49は、容器側端子56と近接した場合に、容器側端子56と電気的に接続可能としてもよい。
・インク消費装置12は、媒体15にインクを付着させることにより文字や絵、写真などの画像を印刷する装置であって、シリアルプリンター、ラテラル式プリンター、ラインプリンター、ページプリンター、オフセット印刷装置、捺染印刷装置などとしてもよい。
Claims (9)
- インク入口が形成されてインクを貯留可能な複数のインク貯留部と、
インク補充容器が備える容器側端子と近接又は接触した場合に、該容器側端子と電気的に接続可能であって、複数の前記インク貯留部に個別に対応する複数の装置側端子と、
前記装置側端子と前記容器側端子の電気的な接続状態に基づいて前記インク補充容器に形成されたインク出口と前記インク入口の接続を促す接続動作を実行する制御部と、
を備え、
複数の前記装置側端子は、対応する各々の前記インク入口に対する配置位置が互いに異なることを特徴とするインク消費装置。 - 前記インク入口と前記インク出口のうち閉塞部により塞がれた少なくとも一方を開放する開放機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のインク消費装置。
- 前記開放機構は、前記インク入口が形成されたインク注入部を移動させ、前記閉塞部により塞がれた前記インク出口を開放することを特徴とする請求項2に記載のインク消費装置。
- 前記接続状態を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のインク消費装置。
- 前記インク補充容器が備える容器側係合部と係合可能な装置側係合部を複数備え、
複数の前記装置側係合部は、互いに形状が異なることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のインク消費装置。 - 前記制御部は、前記インク補充容器が備える記憶部に記憶された容器情報を読み取り、該容器情報に基づいて前記接続動作を実行することを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のインク消費装置。
- インク補充容器が備える容器側端子と近接又は接触した場合に、該容器側端子と電気的に接続可能な複数の装置側端子と、
前記装置側端子と前記容器側端子の電気的な接続状態に基づいて前記インク補充容器に形成されたインク出口とインクを貯留可能なインク貯留部に形成されたインク入口の接続を促す接続動作を実行する制御部と、
を備え、
複数の前記装置側端子は、前記インク入口が形成された複数の前記インク貯留部に個別に対応し、対応する各々の前記インク入口に対する配置位置が互いに異なることを特徴とする接続機構。 - インク入口が形成されてインクを貯留可能な複数のインク貯留部と、複数の前記インク貯留部に個別に対応し、対応する各々の前記インク入口に対する配置位置が互いに異なる複数の装置側端子と、を備えたインク消費装置に前記インクを補充するインク補充容器であって、
前記インク貯留部に補充する前記インクを収容可能なインク収容部と、
前記インク収容部に収容された前記インクを供給するインク出口が形成されたインク供給部と、
前記装置側端子と近接又は接触した場合に該装置側端子と電気的に接続可能な容器側端子と、
を備え、
前記容器側端子は、前記インク出口に対する位置が収容する前記インクの種類ごとに決められ、一の種類の前記インクを収容する前記インク収容部に対応する前記容器側端子は、他の種類の前記インクを収容する前記インク収容部に対応する前記容器側端子とは前記インク出口に対する位置が異なるように配置され、
前記容器側端子と前記装置側端子との電気的な接続状態に基づいて、前記インク出口は前記インク入口との接続を促されることを特徴とするインク補充容器。 - 前記インク出口は、前記インク供給部の先端に形成され、前記インク供給部の内部に設けられたインク流出路により前記インク収容部と連通し、
前記容器側端子は、前記インク供給部の外周に設けられることを特徴とする請求項8に記載のインク補充容器。
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JP2017161220A JP6972774B2 (ja) | 2017-08-24 | 2017-08-24 | インク消費装置、接続機構、インク補充容器 |
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