JP2002120379A - インクカートリッジ及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクカートリッジ及びインクジェット式記録装置

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JP2002120379A
JP2002120379A JP2000315825A JP2000315825A JP2002120379A JP 2002120379 A JP2002120379 A JP 2002120379A JP 2000315825 A JP2000315825 A JP 2000315825A JP 2000315825 A JP2000315825 A JP 2000315825A JP 2002120379 A JP2002120379 A JP 2002120379A
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ink
ink cartridge
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recording apparatus
cartridge
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Satoshi Shinada
聡 品田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ確実にインクカートリッジの誤装着
の識別が可能で、かつ、構成部品の共通化を図り低廉化
を推進した、構成の簡易なインクカートリッジ及びイン
クジェット式記録装置を提供すること。 【解決手段】 インクカートリッジ30の前面31aに
装着される回路基板39を、インクカートリッジ30の
インクの種類毎に異なる位置となるように取り付ける。
インクカートリッジホルダ22の壁部22bに貫設され
た接続機構29を、インクの種類毎に異なる位置となる
ように配置する。そして、回路基板39と接続機構29
との電気的接続関係をインクジェット式記録装置11本
体側の制御部19において検出することにより、インク
カートリッジ30の誤装着を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジ及びインクジェット式記録装置に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数色のインクを使用して記録を
行うインクジェット式記録装置において、各色のインク
がそれぞれ個別に充填されたインクカートリッジを脱着
可能に複数装着するようにしたものが知られている。こ
のインクジェット式記録装置においては、インクの使用
頻度に応じて特定のインクカートリッジのみの交換が可
能となるため、各色毎にインクを無駄なく使い切ること
ができ、経済性に優れているという特徴を有する。
【0003】このようなインクジェット式記録装置にお
いては、インクカートリッジからインクを導くインク供
給針や、インク供給針とインクヘッドとの間のインク導
通路などから構成されるインク供給経路が各色個別に設
けられている。また、インクカートリッジは、インクの
種類毎にその装着位置が予め定められており、各インク
カートリッジを予め定められたインクカートリッジ装着
部に装着することにより、各色のインクはそれぞれ固有
のインク供給経路を経由してインクヘッドに供給される
ように構成されている。
【0004】そして、インクジェット式記録装置本体側
の制御部などにおいて、インクヘッドにおけるインク吐
出などの印字制御が、各色毎に行われることにより、カ
ラー印刷が実現されるように構成されている。そのた
め、インクカートリッジの交換などの際には、各インク
カートリッジを、それぞれ各色毎に定められた所定の装
着位置に適切に装着する必要がある。
【0005】このようなインクカートリッジの誤装着防
止手段を有するインクジェット式記録装置として、例え
ば、特開平4−185355号公報において、インクカ
ートリッジ装着部の内壁に凹凸部を設けるとともに、こ
れに対応するように各インクカートリッジの外壁に凹凸
部を設けたインクジェット式記録装置が開示されてい
る。このインクジェット式記録装置においては、充填さ
れるインクの種類に基づいてインクカートリッジ毎に凹
凸部の形状を相違させることにより、インクカートリッ
ジの誤装着を防止することができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平4
−185355号公報にて開示されているような誤装着
防止手段においては、インクの種類毎に異なる形状を有
するインクカートリッジケースが必要となり、そのた
め、構成部品の共通化が図れずコストダウンを図る上で
不利不便であるという問題があった。
【0007】また、上記誤装着防止手段は、インクカー
トリッジのインクカートリッジ装着部への誤挿入を防止
することにより誤装着を防止するものであり、インクカ
ートリッジの装着状態において誤装着を識別するもので
はない。そのため、例えば、各インクカートリッジにお
ける凹凸部の形状が、多少の形状の相違である場合に
は、強制的に装着される場合があり得る。しかも、その
誤装着の確認作業は目視確認によるものであるため、そ
の目視確認の際においてミスが生じることもあり得る。
さらに、目視確認作業が確実になされず誤装着された場
合などにおいては、印刷結果(印刷物)を確認し、適切
なカラー印刷が実現されたか否かを判断することにより
初めて誤装着であったか否かを識別できることとなる。
このような場合は、インクカートリッジの誤装着により
インク供給経路が他色のインクにより汚染されてしま
い、その洗浄に手間がかかるという問題があった。
【0008】これらの問題は、インクカートリッジの凹
凸部の形状をインクの種類毎に異なる形状となるように
形成したり、インクカートリッジ装着部の凹凸部の形状
とインクカートリッジの凹凸部の形状との間で寸法精度
を確保したりすることにより対応可能である。ところ
が、このようにすると、結果的に前記と同様に、構成が
複雑となり、構成部品の共通化が図れずコストダウンを
図る上で不利不便となる。
【0009】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
であり、その目的は、容易かつ確実にインクカートリッ
ジの誤装着を識別が可能で、かつ、構成部品の共通化を
図り低廉化を推進した、構成の簡易なインクカートリッ
ジ及びインクジェット式記録装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、インクジェット式記録
装置に脱着可能に複数装着されるインクカートリッジで
あって、取付位置に応じてインクの種類が電気的に識別
されるようにした識別手段を備えていることを特徴とす
る。
【0011】このように、インクカートリッジに、取付
位置に応じてインクの種類が電気的に識別されるように
した識別手段を設けることにより、従来の目視確認作業
による誤装着識別方法と比較して、簡易な構成で、容易
かつ確実にインクの種類を識別できるようになる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクカートリッジにおいて、前記識別手段を取り付
ける取付手段が複数の位置に設けられるとともに、各取
付手段の構成が同一であることを特徴とする。
【0013】このように構成すると、インクカートリッ
ジの複数の位置に設けられた取付手段のなかから特定位
置の取付手段を任意に選択し、識別手段をその取付位置
に関わらず各インクカートリッジに同一方法で取り付け
ることができるため、製造ラインにおける識別手段の取
付工程の共通化を図ることができ、これにより、低廉化
を推進することができるようになる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のインクカートリッジにおいて、前記各
インクカートリッジの識別手段の形状は、同一形状であ
ることを特徴とする。
【0015】各インクカートリッジの識別手段の形状を
同一形状とすると、インクの種類毎またはインクカート
リッジ毎に異なる識別手段を必要とせず、構成部品とし
ての識別手段の共通化を図ることができる。これによ
り、製造ラインの共通化を図ることができ、低廉化を推
進することができるようになる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかに記載のインクカートリッジにおい
て、前記各インクカートリッジのケース形状は、同一形
状であることを特徴とする。
【0017】各インクカートリッジのケース形状を同一
形状とすると、インクの種類毎に異なる形状を有するイ
ンクカートリッジを必要とせず、構成部品としてのイン
クカートリッジのケースの共通化を図ることができる。
これにより、製造ラインの共通化を図ることができ、低
廉化を推進することができるようになる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれかに記載のインクカートリッジにおい
て、前記識別手段は、記憶素子を有する回路基板である
ことを特徴とする。
【0019】このように構成すると、他の目的に使用さ
れる、たとえば、インク残量に関する情報を記憶させた
記憶素子などを有する回路基板などの既存の構成部品を
用いることにより、構成をより簡易なものとすることが
できる。
【0020】請求項6に記載の発明は、インクジェット
式記録装置に脱着可能に複数装着されるインクカートリ
ッジであって、前記記録装置における適切な装着位置に
装着された場合にのみ、当該記録装置に設けられた判別
手段と電気的に接続可能な位置に、インクの種類を電気
的に識別する識別手段を備えたことを特徴とする。
【0021】このように構成すると、インクカートリッ
ジが記録装置における適切な装着位置に装着された場合
のみ、判別手段と識別手段とが電気的に接続するように
なるため、この電気的接続状態を判別することにより、
容易かつ確実にインクの種類を識別できるようになる。
これにより、従来の目視確認作業による誤装着識別方法
と比較して、簡易な構成で、容易かつ確実にインクの種
類を識別できるようになる。
【0022】請求項7に記載の発明は、各色のインクが
充填されたインクカートリッジが脱着可能に複数装着さ
れるインクジェット式記録装置であって、インクカート
リッジに設けられた識別手段の取付位置から、装着され
たインクカートリッジのインクの種類を判別する判別手
段を備えていることを特徴とする。
【0023】インクジェット式記録装置本体側におい
て、インクカートリッジの識別手段の取付位置から、装
着されたインクカートリッジのインクの種類を判別する
ようにしたため、従来の目視確認作業による誤装着識別
方法と比較して、簡易な構成で、容易かつ確実にインク
の種類を識別できるようになる。しかも、インクカート
リッジの装着状態においてインクの種類を識別すること
ができるため、インクカートリッジの誤装着後における
不適切な印刷を未然に防止することができるようにな
る。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のインクジェット式記録装置において、前記判別手段
は、装着されるインクカートリッジのインクの種類によ
り異なる位置に予め設けられ、前記識別手段との係合関
係に応じてインクの種類を判別することを特徴とする。
【0025】判別手段において、識別手段との係合関係
に応じてインクの種類を判別することにより、インクジ
ェット式記録装置本体側で、インクカートリッジのイン
クの種類を識別することができるようになり、従来の目
視確認作業による誤装着識別方法と比較して、容易かつ
確実にインクの種類の識別を行うことができるようにな
る。
【0026】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のインクジェット式記録装置において、前記識別手段
は、記憶素子を有する回路基板であるとともに、前記判
別手段は、当該回路基板との電気的接続状態からインク
の種類を判別することを特徴とする。
【0027】識別手段との電気的接続状態からインクの
種類を判別することにより、従来の目視確認作業による
誤装着識別方法と比較して、より容易かつ確実にインク
の種類を識別することが可能となる。しかも、他の目的
に使用される、たとえば、インク残量に関する情報を記
憶させた記憶素子を有する回路基板などの既存の構成部
品を用いることにより、構成をより簡易なものとするこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第一実
施形態を図1〜図7に従って説明する。
【0029】<全体構成>図1に示すように、インクジ
ェット式記録装置11は、印刷用紙12を搬送する紙送
り機構と、キャリッジ21を有するキャリッジ機構とを
備えている。キャリッジ21には、複数のインクカート
リッジ30が脱着可能に装着されるインクカートリッジ
ホルダ22が搭載されている。
【0030】紙送り機構は、紙送りモータ13、プラテ
ンローラを兼用する紙送りローラ14及び図示しない他
のローラなどからなり、紙送りモータ13の駆動により
紙送りローラ14及び図示しない他のローラが回転し、
印刷用紙12の搬送が行われるように構成されている。
【0031】キャリッジ機構は、前記紙送りローラ14
の軸と平行に架設されたガイド部材15、キャリッジモ
ータ16、一対のプーリ17間に張設されたタイミング
ベルト18などから構成される。そして、キャリッジ2
1は、キャリッジモータ16の駆動によりタイミングベ
ルト18を介して、ガイド部材15上で印刷用紙12の
紙幅方向に往復摺動されるように構成されている。
【0032】図2に示すように、このインクジェット式
記録装置11の制御機構は、周知のCPU等よりなる判
別手段としての制御部19、各種プログラムなどを格納
するROM19a、ワーキングデータなどを一時的に格
納するRAM19bなどを中心として構成されている。
この制御機構は、前述した紙送り機構やキャリッジ機構
における動作制御や、後述する印字機構における印字制
御などの各種の制御を行う。
【0033】<インクカートリッジ>本実施形態におい
て、インクカートリッジホルダ22に装着される各イン
クカートリッジ30は、充填されるインクの種類に関わ
らず略同様の構成を採る。以下、インクカートリッジ3
0の構成について詳述する。
【0034】図3及び図4に示すように、インクカート
リッジ30は、その外形形状が全体として略直方体形状
を有する合成樹脂製のインクカートリッジケース31
と、そのインクカートリッジケース31内に収納される
多孔質体32とから構成される。インクカートリッジケ
ース31の前面31aの下部は、凹状に形成され、その
凹部には、取付手段としてのピン36が複数上下に並設
されている。そして、後述するように、充填されるイン
クの種類に基づいて任意のピン36が回路基板39の固
定用として選択され、その選択されたピン36を熱かし
めすることにより識別手段としての回路基板39が装着
されている。
【0035】回路基板39は、記憶内容を書換可能であ
り、かつ、電源の供給が失われてもその内容を保持する
記憶素子としての図示しない不揮発性メモリ(EEPR
OM)を有している。不揮発性メモリには、インクカー
トリッジ30に収容されているインク色、すなわちイン
クの種類やインク量、製造年月日、製品番号などのデー
タが格納され、インクカートリッジ30のインク残量管
理などに利用される。そして、この回路基板39は、イ
ンクカートリッジ30に装着されたときの表面側に複数
の接点39aを有するとともに、裏面側にこれらの接点
39aと接続された前記不揮発性メモリが実装され、全
体が耐インク製材料によりモールドされて非露出状態と
されている。
【0036】なお、本実施形態における各回路基板39
の構成上、格納されるデータ以外の差異、具体的には、
各回路基板39の外形形状における実質的な差異はな
く、各インクカートリッジ30に取り付けられる各回路
基板39は、その形態上、実質的に同一物である。
【0037】インクカートリッジケース31は、インク
充填領域を構成する上面が開口した略直方体形状の容器
本体33と、その容器本体33の上面開口に振動溶着等
により液密に接合される蓋部材34とから構成される。
容器本体33の底面には、インクジェット式記録装置1
1にインクを供給するインク供給口37を備えた凸部3
8が前面31a側に偏して設けられている。インク供給
口37の内部には弁機構40が設けられるとともに、図
示しないシールゴムがはめ込まれ、これによりインクカ
ートリッジ30がインクカートリッジホルダ22に装着
された際に液漏れなどが防止されるように構成されてい
る。
【0038】多孔質体32は、連泡性の多数のポアを有
する弾性材料からなり、容器本体33内に挿入充填され
ている。そして、容器本体33内に充填されたインク
は、毛管現象によりこの多孔質体32に吸収保持され
る。インクカートリッジ30に充填されるインクは、染
料若しくは顔料を溶媒に溶解または分散させたインクで
あり、本実施形態においては、ブラック(B)、シアン
(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の4色のイン
クがインクカートリッジ30毎に充填されている。
【0039】ここで、図5に示すように、インクカート
リッジ30の前面31aに装着される回路基板39は、
インクカートリッジ30に充填されるインクの種類、す
なわち、本実施形態においては、ブラック(B)、シア
ン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)毎に異なる
位置となるように取り付けられている。すなわち、各回
路基板39は、インクカートリッジ30を並列させた状
態において、充填されたインクの種類毎に、垂直方向に
対して高低差を有するように取り付けられている。この
回路基板39の配置は、インクの種類毎に異なる位置の
ピン36を選択することにより、インクの種類毎に異な
る位置に回路基板39を配置させることができる。
【0040】なお、本実施形態における各インクカート
リッジ30の構成上、この回路基板39の取付位置以外
についての差異、具体的には、各インクカートリッジ3
0間における外形形状における実質的な差異はなく、各
インクカートリッジ30は、その形態上、実質的に同一
物である。
【0041】<インクカートリッジホルダ22>図6に
示すように、インクカートリッジホルダ22は、底部2
2a及び壁部22bを有する略L字状の合成樹脂からな
る。壁部22bとは反対側の底部22aの一端の2隅に
は、垂直方向に延出した断面略L字状のリブ22cが設
けられている。そして、この壁部22bとリブ22c間
に、複数のインクカートリッジ30が装着される。
【0042】インクカートリッジホルダ22の底部22
aの底面には、装着されるインクカートリッジ30から
インクを導くインク供給針24、インクをインク滴とし
て吐出するインクジェット式の印字ヘッド部25などか
ら構成される印字機構としての記録ヘッド26が、基台
27を介して取り付けられている。インク供給針24
は、基台27を介して垂直方向に延出するように貫設さ
れ、装着されるインクカートリッジ30に対応して複数
設けられている。そして、この記録ヘッド26において
は、インク供給針24や、インク供給針24と印字ヘッ
ド部25とを導通するインク導通路(図示しない)など
から構成されるインク供給経路が、インクの種類毎に個
別に形成されている。
【0043】インクカートリッジホルダ22の壁部22
bには、前記判別手段の一部を構成する電気接続端子と
しての接続機構29が、前述したインク供給針24に対
応した位置に、複数貫設されている。接続機構29は、
壁部22bの表面側において、突出するように構成され
た複数の接点部位を形成する接点形成部29aを備える
とともに、裏面側において、記録ヘッド26のインクの
吐出動作制御などの印字制御を行うIC基板28と接続
されている。なお、IC基板28は、図1に示すよう
に、フレキシブルフラットケーブル20を介してインク
ジェット式記録装置11の判別手段としての図示しない
制御部19と接続されている。
【0044】ここで、接続機構29は、前述したインク
カートリッジ30の回路基板39に対応して、インクカ
ートリッジ30のインクの種類、すなわち、本実施形態
においては、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンダ
(M)、イエロー(Y)毎に異なる位置となるように配
置されている。すなわち、図示の如く、装着されるイン
クカートリッジ30に充填されたインクの種類に対応し
て、垂直方向に対して所定の間隔をおいて高低差を有す
るように装着されている。
【0045】<作用>図7は、インクカートリッジ30
が、インクカートリッジホルダ22に装着された状態を
示すものである。この状態では、インクカートリッジケ
ース31のインク供給口37に、インクカートリッジホ
ルダ22の記録ヘッド26のインク供給針24が挿通さ
れ、このインク供給針24によりインクカートリッジ3
0の弁機構40が開放されている。これにより、各イン
クカートリッジ30の多孔質体32に吸収保持されたイ
ンクが、各色固有のインク供給経路、すなわち、インク
供給口37、インク供給針24及び図示しないインク導
通路などを辿って印字ヘッド部25へ供給されるように
なる。
【0046】この装着状態においては、インクカートリ
ッジ30の回路基板39は、その接点39aに、インク
カートリッジホルダ22の壁部22bに貫設された接続
機構29の接点形成部29aが係合接触される。このた
め、回路基板39は、接続機構29、IC基板28及び
フレキシブルフラットケーブル20を介して、インクジ
ェット式記録装置11との間で電気的接続が形成される
こととなる。
【0047】ここで、インクカートリッジ30の回路基
板39及び接続機構29は、前述したように、インクの
種類毎に異なる位置となるように取付配置されている。
このことは、インクカートリッジホルダ22におけるイ
ンクカートリッジ30の装着位置が、インク種類毎にそ
れぞれ固有に決定されていることを意味する。
【0048】従って、インクの種類により予め定められ
た所定の装着位置に装着されたインクカートリッジ30
は、上述したように、回路基板39の接点39aが、接
続機構29の接点形成部29aと接触して電気的接続が
形成される。これに対し、インクカートリッジ30がイ
ンクの種類により予め定められた所定の装着位置以外に
装着された場合、すなわち、インクカートリッジ30の
誤装着がなされた場合は、接続機構29の接点形成部2
9aと回路基板39の接点39aとの取付位置が対応し
ないため、電気的接続が形成されることはない。
【0049】このようにしてインクジェット式記録装置
11との電気的接続が形成されたインクカートリッジ3
0の回路基板39は、インクジェット式記録装置11本
体側の制御部19とのデータの授受が可能となり、制御
部19によりインクカートリッジ30のインクの種類の
判別や、インクの種類毎のインク残量管理などが可能と
なる。
【0050】そして、インクジェット式記録装置11本
体側の制御部19により、前述した紙送り機構及びキャ
リッジ機構の動作制御と、記録ヘッド26の印字制御と
が行われることにより、記録ヘッド26から各色のイン
ク滴が印刷用紙12に吐出され、カラー印刷が実現され
ることとなる。
【0051】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を奏する。
【0052】・ 識別手段として回路基板39を用い、
インクカートリッジ30に対しインクの種類毎に高低差
を有するように異なる位置に回路基板39を配置した。
これにより、回路基板39の取付位置から、インクカー
トリッジ30に充填されているインクの種類を電気的に
識別することができるようになる。しかも、インクカー
トリッジケース31等の機械的構成を複雑にすることな
く、他の目的に使用される既存の構成部品を効率よく用
いてインクカートリッジ30に充填されたインクの種類
を識別することができるようになり、簡易な構成でイン
クカートリッジ30の誤装着を防止することができる。
【0053】・ 各インクカートリッジ30を、充填さ
れるインクの種類に関わらず実質的に同一物を用いた。
これにより、インクの種類毎に異なる形状のインクカー
トリッジ30を必要としないため、構成部品の共通化が
図られ、低廉化に寄与することができる。
【0054】・ 各インクカートリッジ30に取り付け
られる回路基板39を、装着されるインクカートリッジ
30及びインクの種類に関わらず実質的に同一物を用い
た。これにより、インクの種類毎または取り付けられる
インクカートリッジ30毎に異なる回路基板39を必要
としないため、構成部品の共通化を図ることができ、低
廉化に寄与するができる。
【0055】・ インクカートリッジ30の前面31a
に複数のピン36を複数上下に並設し、ピン36を選択
的に熱かしめすることにより回路基板39を取り付け可
能とした。これにより、上述したように同一形状のイン
クカートリッジケース31を用いることができるように
なるとともに、回路基板39をその取付位置に関わらず
同一方法により取り付けることが可能となる。従って、
回路基板39の取付方法を共通化することができること
となり、製造工程における製造ラインの共通化が図ら
れ、低廉化に寄与することができる。
【0056】・ インクジェット式記録装置11本体側
の制御部19において、インクカートリッジ30の回路
基板39と接続機構29の接点形成部29aとの電気的
接続関係を検出して、インクカートリッジ30の誤装着
であるか否かを識別するようにした。すなわち、従来の
人間による目視確認によるインクカートリッジ30の誤
装着の識別とは異なり、両者の係合関係を電気的に検出
して、インクカートリッジ30に充填されたインクの種
類を判別するようにした。
【0057】これにより、インクジェット式記録装置1
1本体側の制御部19において、インクカートリッジ3
0が、インクの種類毎に予め定められた所定の装着位置
に適切に装着されているか否かを識別することができ、
インクカートリッジ30の誤装着を簡易にかつ確実に識
別することができる。このことは、換言すれば、インク
カートリッジ30に取り付けられた回路基板39の取付
位置から、インクカートリッジ30に充填されたインク
の種類が識別可能となることを意味する。そして、たと
えば、制御部19からインクカートリッジ30の誤装着
の出力表示などを行わせることにより、誤装着であるか
否かを確実に識別させることができる。
【0058】また、インクカートリッジ30の装着状態
において各インクカートリッジ30の誤装着を識別する
ことができるようになるため、たとえば、インクカート
リッジ30の誤装着の際には印刷制御を制限するなどし
て、不適切な印刷を未然に防止することが可能となる。
【0059】さらに、インクカートリッジ30の誤装着
の識別のみならず、インクカートリッジ30の装着の有
無を識別させることにより、インクカートリッジ30が
装着されたか否かと、適切なインクカートリッジ30が
装着されたか否かを同時に識別することが可能となる。
【0060】尚、本発明は、前記両実施形態の構成に限
定されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない
範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化することも
可能である。
【0061】・ インクカートリッジホルダ22をキャ
リッジ21に搭載せずに、別個に設けること。所謂、オ
ンキャリッジ/オフキャリッジの双方の態様であっても
同様の効果が発揮されるからである。
【0062】・ 識別手段として磁石などの磁気発生手
段を用いるとともに、判別手段として磁気センサなどの
磁気検出手段を用い、検出される磁力の強弱により、イ
ンクカートリッジ30に充填されたインクの種類の識別
を行うこと。このようにしても、インクの種類毎に異な
る位置に配置された識別手段の取付位置を、識別手段と
判別手段の相対的な取付位置関係に基づいて検出可能だ
からである。
【0063】次に上記実施形態から把握できる技術的思
想について以下に記載する。
【0064】・ 各色のインクが充填されたインクカー
トリッジが脱着可能に複数装着されるインクジェット式
記録装置であって、インクカートリッジ装着状態におけ
るインクカートリッジに設けられた識別手段の取付位置
から、装着されたインクカートリッジのインクの種類を
判別する判別手段を備えていることを特徴とするインク
ジェット式記録装置。
【0065】インクカートリッジの装着状態において識
別手段の取付位置を検出してインクの種類を判別するよ
うにしため、従来の目視確認作業による誤装着識別方法
と比較して、簡易な構成で、容易かつ確実にインクの種
類を識別できるようになる。これにより、インクカート
リッジの誤装着を識別して、インクの種類に基づくイン
クカートリッジの誤装着を確実に防止することができる
ようになる。
【0066】また、インクカートリッジの装着状態にお
いてインクの種類を識別するようにしたため、インクカ
ートリッジの誤装着後における不適切な印刷を未然に防
止することができるようになる。そして、インクカート
リッジの装着の有無を識別させることにより、インクカ
ートリッジが装着されたか否かと、適切なインクカート
リッジが装着されたか否かとを同時に識別することが可
能となり、装置全体の構成を効率化させることができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
インクカートリッジに、取付位置に応じてインクの種類
が電気的に識別されるようにした識別手段を設けたこと
により、容易にインクカートリッジの誤装着の識別が可
能で、かつ、構成部品の共通化を図り低廉化を推進し
た、構成の簡易なインクカートリッジを提供することが
できる。
【0068】また、インクジェット式記録装置に、イン
クカートリッジに設けられた識別手段の取付位置から、
装着されたインクカートリッジのインクの種類を判別す
る判別手段を設けることにより、容易かつ確実にインク
カートリッジの誤装着の識別が可能で、かつ、構成の簡
易なインクジェット式記録装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット式記録装置の概略構成図。
【図2】インクジェット式記録装置の制御機構を示す概
略図。
【図3】インクカートリッジの斜視図。
【図4】インクカートリッジの断面図。
【図5】回路基板の取付位置を示す各インクカートリッ
ジの斜視図。
【図6】インクカートリッジホルダの斜視図。
【図7】インクカートリッジホルダにおける装着状態を
示すインクカートリッジの断面図。
【符号の説明】
11…インクジェット式記録装置 19…判別手段としての制御部 30…インクカートリッジ 31…ケースとしてのインクカートリッジケース 36…取付手段としてのピン 39…識別手段としての回路基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット式記録装置に脱着可能に
    複数装着されるインクカートリッジであって、 取付位置に応じてインクの種類が電気的に識別されるよ
    うにした識別手段を備えていることを特徴とするインク
    カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記識別手段を取り付ける取付手段が複
    数の位置に設けられるとともに、各取付手段の構成が同
    一であることを特徴とする請求項1に記載のインクカー
    トリッジ。
  3. 【請求項3】 前記各インクカートリッジの識別手段の
    形状は、同一形状であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のインクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記各インクカートリッジのケース形状
    は、同一形状であることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記識別手段は、記憶素子を有する回路
    基板であることを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載のインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 インクジェット式記録装置に脱着可能に
    複数装着されるインクカートリッジであって、 前記記録装置における適切な装着位置に装着された場合
    にのみ、当該記録装置に設けられた判別手段と電気的に
    接続可能な位置に、インクの種類を電気的に識別する識
    別手段を備えたことを特徴とするインクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 各色のインクが充填されたインクカート
    リッジが脱着可能に複数装着されるインクジェット式記
    録装置であって、 インクカートリッジに設けられた識別手段の取付位置か
    ら、装着されたインクカートリッジのインクの種類を判
    別する判別手段を備えていることを特徴とするインクジ
    ェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段は、装着されるインクカー
    トリッジのインクの種類により異なる位置に予め設けら
    れ、前記識別手段との係合関係に応じてインクの種類を
    判別することを特徴とする請求項7に記載のインクジェ
    ット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記識別手段は、記憶素子を有する回路
    基板であるとともに、前記判別手段は、当該回路基板と
    の電気的接続状態からインクの種類を判別することを特
    徴とする請求項8に記載のインクジェット式記録装置。
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