JP6971954B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
各々の前記流路体ユニットは、第1の板材と、この第1の板材に重なり合っている第2の板材と、から構成され、
前記第1の板材は、前記第2の板材側に開放した複数の第1の半筒部と、互いに隣接する前記複数の第1の半筒部の間を延びている複数の第1の平坦部と、を有し、
前記第2の板材は、前記複数の第1の半筒部に対向して開放した複数の第2の半筒部と、互いに隣接する前記複数の第2の半筒部の間を延びている複数の第2の平坦部と、を有し、
前記複数の第1の平坦部と、前記複数の第2の平坦部とは、互いに接合可能であり、
前記複数の第1の半筒部と、前記複数の第2の半筒部とによって、前記第2の流体の流路となる複数の筒部が構成され、
前記複数の流路体ユニットは、互いの面同士が隙間を有して横配列されることにより、一体化された集合体を構成し、
複数の前記隙間は、前記第1の流体の流路を構成しており、
互いに隣接している2つの前記流路体ユニットのなかの、
一方の前記流路体ユニットを構成する前記第1の板材と、他方の前記流路体ユニットを構成する前記第2の板材とは、それぞれ、前記第1の流体が流れる方向に沿う端部を有し、
これらの端部は、連続的に接合しており、
前記一方の流路体ユニットを構成する前記第1の板材の前記端部は、前記他方の流路体ユニットへ向かって膨出している第1の膨出部を有し、
前記他方の流路体ユニットを構成する前記第2の板材の前記端部は、前記一方の流路体ユニットへ向かって膨出している第2の膨出部を有し、
これらの第1の膨出部の外面と第2の膨出部の外面とは、互い違いに組み合っている、ことを特徴とする熱交換器が提供される。
この側壁ユニットは、前記集合体側の第3の板材と、この第3の板材に重なり合っている第4の板材と、を有し、
第3の板材は、複数の第3の半筒部と、複数の前記第3の半筒部の間に延びる第3の平坦部と、を有し、
第4の板材は、平板状を呈し、
前記複数の第3の平坦部は、前記第4の板材に接合可能であり、
前記第3の半筒部と前記第4の板材とに囲まれる領域は、前記第2の流体の流路を構成している。
この閉鎖空間は、前記筒部の内部と連通している。
前記第1の板材、又は、前記第2の板材は、前記受け部より上方に、前記第1の流体が通過可能な通気穴を有している。
各々の前記半体は、前記流路体ユニットの横配列方向に延びる、互いに平行な2つの直線部を有し、
各々の前記直線部同士の先端は、重なり合うと共に接合されている。
前記集合体には、前記流路体ユニットの横配列方向に延びて、前記第2の流体の最も上
流側の前記流路体ユニットの前記導入穴を貫通して、最も下流側の前記流路体ユニットの導入穴まで到達している、導入管が設けられ、
この導入管の側面は、各々の前記導入穴と連通して前記第2の流体を各々の前記流路体ユニットに分配する開口部を有している。
加えて、流路体ユニットを構成している第1の板材と、この第1の板材と隙間を有して隣接している第2の板材とは、それぞれ、第1の流体が流れる方向に沿う端部を有し、これらの端部は、連続的に接合している。これにより、第1の板材と第2の板材との間の隙間を通過する第1の流路が側方から漏れることを防止できる。即ち、第1の板材、第2の板材の端部が壁部の一部を構成しているため、第1の流体が側方から漏れることを防ぐための壁面を別個に設ける必要はない。熱交換器を構成する部品点数を抑えることができる。
加えて、第1の板材の端部は、第1の膨出部を有し、第2の板材の端部は、第2の膨出部を有している。これらの第1の膨出部の外面と第2の膨出部の外面とは、互い違いに組み合っている。そのため、一の流路体ユニットに他の流路体ユニットに組み付ける際に、互いに対向している第1の膨出部と第2の膨出部とが組み合う。他の流路体ユニットを所定の位置に確実に組み付けることができる。
<実施例>
11‥バーナー
12‥本体、12a‥排出口、12b‥導入口
13‥導入管、13a‥側面、13b‥端部、13c‥切り欠き部
16‥蓋、16a‥排出穴、16b‥周縁部、17‥集合体
20‥第1の流路体ユニット、20b‥上延出部
21‥導入部、21a‥導入穴
22‥蛇行部
23‥連通部、23a‥連通穴
25‥排出部
26‥第1の閉鎖空間
27‥第1の筒部
28‥受け部
30‥第2の流路体ユニット
31‥導入穴
32‥蛇行部
33‥合流部
34‥供給穴
35‥排出部
36‥第2の閉鎖空間
37‥第2の筒部
40‥第1の板材、40a‥右端部、40b‥左端部
41a‥第1の導入部、41b‥第1の連通部、41c‥第1の連通穴、41d‥第1の排出部
42‥第1の蛇行部
43‥第1の半筒部
44‥第1の右膨出部
45‥第1の左膨出部
46‥第1の平坦部
47‥第1の通気穴
50‥第2の板材、50a‥右端部、50b‥左端部
51a‥第2の導入部、51b‥第2の連通部、51c‥第2の連通穴、
51d‥第2の排出部
52‥第2の蛇行部
53‥第2の半筒部
54‥第2の右膨出部
55‥第2の左膨出部
56‥第2の平坦部
57‥第2の通気穴
60‥第1の板材、60a‥右端部
63‥第1の半筒部
64‥第1の右膨出部
66‥第1の平坦部
70‥第2の板材、73‥第2の半筒部、76‥第2の平坦部
80‥前壁ユニット
81‥第3の板材
81a‥第3の半筒部
81b‥第3の平坦部
82‥第4の板材
82a‥接続穴
83‥第1の上フランジ半体、83a‥第1の底部、83b‥第1の右直線部、83c‥第1の左直線部
84‥第1の下フランジ半体、84a‥第1の底部、84b‥第1の右直線部
84c‥第1の左直線部、
85‥上フランジ
86‥側面部、86a‥第1の段差部
87‥上面部、87a‥第2の段差部
90‥後壁ユニット
91‥第3の板材、91a‥第3の半筒部、91b‥第3の平坦部
92‥第4の板材
92a‥差し込み穴
93‥第2の上フランジ半体、93a‥第2の底部、93b‥第2の右直線部、93c‥第2の左直線部
94‥第2の下フランジ半体、94a‥第2の底部、94b‥第2の右直線部、94c‥第2の左直線部
95‥上フランジ
96‥側面部
97‥上面部
D‥隙間
V1、V2‥閉鎖空間
R‥領域
Claims (6)
- 複数の流路体ユニットによって構成され、バーナーから生成される第1の流体の熱を第2の流体に移動可能な熱交換器において、
各々の前記流路体ユニットは、第1の板材と、この第1の板材に重なり合っている第2の板材と、から構成され、
前記第1の板材は、前記第2の板材側に開放した複数の第1の半筒部と、互いに隣接する前記複数の第1の半筒部の間を延びている複数の第1の平坦部と、を有し、
前記第2の板材は、前記複数の第1の半筒部に対向して開放した複数の第2の半筒部と、互いに隣接する前記複数の第2の半筒部の間を延びている複数の第2の平坦部と、を有し、
前記複数の第1の平坦部と、前記複数の第2の平坦部とは、互いに接合可能であり、
前記複数の第1の半筒部と、前記複数の第2の半筒部とによって、前記第2の流体の流路となる複数の筒部が構成され、
前記複数の流路体ユニットは、互いの面同士が隙間を有して横配列されることにより、一体化された集合体を構成し、
複数の前記隙間は、前記第1の流体の流路を構成しており、
互いに隣接している2つの前記流路体ユニットのなかの、
一方の前記流路体ユニットを構成する前記第1の板材と、他方の前記流路体ユニットを構成する前記第2の板材とは、それぞれ、前記第1の流体が流れる方向に沿う端部を有し、
これらの端部は、連続的に接合しており、
前記一方の流路体ユニットを構成する前記第1の板材の前記端部は、前記他方の流路体ユニットへ向かって膨出している第1の膨出部を有し、
前記他方の流路体ユニットを構成する前記第2の板材の前記端部は、前記一方の流路体ユニットへ向かって膨出している第2の膨出部を有し、
これらの第1の膨出部の外面と第2の膨出部の外面とは、互い違いに組み合っていることを特徴とする熱交換器。 - 前記集合体の側面には、さらに、側壁ユニットが横配列され、
この側壁ユニットは、前記集合体側の第3の板材と、この第3の板材に重なり合っている第4の板材と、を有し、
第3の板材は、複数の第3の半筒部と、複数の前記第3の半筒部の間に延びる第3の平坦部と、を有し、
第4の板材は、平板状を呈し、
前記複数の第3の平坦部は、前記第4の板材に接合可能であり、
前記第3の半筒部と前記第4の板材とに囲まれる領域は、前記第2の流体の流路を構成していることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。 - 各々の前記流路体ユニットは、前記第1の膨出部の内面と、前記第2の膨出部の内面と、によって形成された閉鎖空間を有し、
この閉鎖空間は、前記筒部の内部と連通していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱交換器。 - 互いに隣接している2つの前記流路体ユニットのなかの、
一方の前記流路体ユニットを構成する前記第1の板材と、他方の前記流路体ユニットを
構成する前記第2の板材とは、各々の下端が互いに重なり合って接合されて、前記第1の流体から生成される凝縮水を受ける受け部を構成しており、
前記第1の板材、又は、前記第2の板材は、前記受け部より上方に、前記第1の流体が通過可能な通気穴を有していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の熱交換器。 - 前記集合体には、前記第1の流体の導入口及び排出口を囲うフランジが設けられており、各々の前記フランジは、2つのU字状の半体からなり、
各々の前記半体は、前記流路体ユニットの横配列方向に延びる、互いに平行な2つの直線部を有し、
各々の前記直線部同士の先端は、重なり合うと共に接合されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の熱交換器。 - 各々の前記流路体ユニットは、前記第2の流体を前記筒部に導入するための導入穴を有しており、
前記集合体には、前記流路体ユニットの横配列方向に延びて、前記第2の流体の最も上流側の前記流路体ユニットの前記導入穴を貫通して、最も下流側の前記流路体ユニットの導入穴まで到達している、導入管が設けられ、
この導入管の側面は、各々の前記導入穴と連通して前記第2の流体を各々の前記流路体ユニットに分配する開口部を有していることを特徴とする請求項1〜請求項5に記載の熱交換器。
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JP2018227773A JP6971954B2 (ja) | 2018-12-05 | 2018-12-05 | 熱交換器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018227773A JP6971954B2 (ja) | 2018-12-05 | 2018-12-05 | 熱交換器 |
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JP2008116102A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Denso Corp | 冷却用熱交換器 |
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-
2018
- 2018-12-05 JP JP2018227773A patent/JP6971954B2/ja active Active
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