JP6971506B2 - 棒状物挟持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器の製造において、棒状物を挟持するための棒状物挟持装置に関する。
熱交換器は、例えば、熱交換器用のフィンを用い、複数枚の熱交換器用のフィンが積み重なりながら集積された集積体にチューブを通して製造される。熱交換器に用いられる熱交換器用のフィンは、アルミニウム等の金属薄板の長手方向にカラー付きの挿入孔が複数個形成されているものである。熱交換器用のフィンを集積させて集積体を得るために、集積装置が用いられる。集積装置には棒状物の一つであるスタックピンが立設され、棒状物が設けられた位置に熱交換器用のフィンを移動させ、熱交換器用のフィンの挿入孔に棒状物を差し込んで貫通させ、複数枚の熱交換器用のフィンを集積させる。また、棒状物が挿入された集積体を集積体群から抜き取るため、さらには集積体から棒状物を抜き取るために、集積体や棒状物を移動させる移動装置が用いられる。ボーリングマシンに用いられるボーリングロッドをクランプするロッドクランプ装置が、特許文献1:実公平8−6149号公報に記載されている。
実公平8−6149号公報
特許文献1に示すクランプ装置は、1本のボーリングロッドを向かい合う2つの把持部で把持している。一般的なクランプ装置は、1本ずつ棒状物を把持、挟持するものである。熱交換器用のフィンを集積させる集積装置の場合、複数本のスタックピンが用いられ、複数列の熱交換器用のフィンを並列させ、複数列ごとにそれぞれ複数枚の熱交換器用のフィンを集積する。そして、複数列ごとにそれぞれ複数枚の熱交換器用のフィンを集積させた熱交換器用のフィンの集積体群から、スタックピンが集積体に挿入された状態でスタックピンを掴んで集積体を抜き取る。スタックピンが挿入された集積体を集積体群から抜き取る動作を行うとき、スタックピンを掴む動作が行われる。その他、集積装置にスタックピンを立てる、集積体からスタックピンを抜き取るという動作に加え、集積体の積み重なりを維持するための仮挿しピンを熱交換器用のフィンの挿入孔へ挿入する、挿入孔から抜き取るという動作にも、棒状物を掴む動作が行われる。このような棒状物を掴む動作の中で、特に、棒状物が挿入された集積体を集積体群から抜き取るとき、1列の集積体ごとに抜き取るのでは時間が掛かり、効率が悪い。
図5に従来の棒状物挟持装置を示し、従来の2本の棒状物701、702が挟められるようにクランプ部72Aに凹状の溝741、742が形成されたクランプ部72Aと、他方のクランプ部72Bを示す。棒状物は必ずしも一定の径ではなく、クランプ部72Bが棒状物701に当接すると、もう一方の棒状物702との間に隙間が生じることがある。これにより、2本の棒状物を挟むことができず、また、棒状物に触れたとしても均等な力で挟み、掴むことができず、1回の抜き取り動作で2列の集積体を同時に抜き取ることができないという課題がある。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、熱交換器用のフィンの挿入孔に挿入される2本の棒状物を同時に挟持することができる棒状物挟持装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の棒状物挟持装置は次の構成を備える。すなわち本発明は、熱交換器用のフィンの挿入孔に挿入される棒状物を挟持するための棒状物挟持装置であって、第1の前記棒状物と第2の前記棒状物をそれぞれ収納可能な2つの凹部が形成された第1クランプ部と、該第1クランプ部の前記凹部の開口側に配置され、前記第1クランプ部との間で前記棒状物を挟持する挟持部を有する第2クランプ部と、が相対的に接離動可能となるように設けられており、前記第2クランプ部の挟持部は、前記棒状物の軸線方向と平行な方向に配置された回動軸によって軸支され、前記回動軸は、第1の前記棒状物と第2の前記棒状物の挟持位置の間にあり、前記棒状物を挟持する際に、前記挟持部が回動して、前記第1クランプ部との間で前記棒状物を挟持することを特徴とする。この構成によれば、2本の棒状物を挟持することもでき、2列の集積体を同時に抜き取り可能であって効率よく集積体を抜き取ることができる。また、これによれば、2本の棒状物をより均等な力で同時に掴むことができ、フィンの集積体群から1回の抜き取り動作で2列の集積体を抜き取りできる。
また、本発明において、前記棒状物が、フィンの長手方向に沿った方向に対して千鳥状態で配置され、前記第1クランプ部および前記第2クランプ部の挟持位置は、第1の前記棒状物と、第2の前記棒状物との間で左右位置の差を設けている。これによれば、千鳥状態で配置された2本の棒状物を均等な力で掴むことができ、2列の集積体を抜き取りできる。
また、本発明において、前記第2クランプ部は、前記回動軸が設けられた軸支部を有し、該軸支部には、複数のストッパが、前記挟持部と前記軸支部との間にある隙間に突出するように設けられている。これによれば、1列の集積体だけを抜き取るときでも1本の棒状物を挟持できる。
本発明に係る棒状物挟持装置によれば、熱交換器用のフィンの挿入孔に挿入される2本の棒状物を同時に挟持することができる。
移載装置18の一部であり、集積装置20に集積された熱交換器用のフィン14の集積体16および移動装置22の側面図である。 集積装置20に集積された熱交換器用のフィン14、フィン14の集積体16および移動装置22の平面図である。 集積装置20に集積された熱交換器用のフィン14の集積体16および移動装置22の正面図を示す。 本実施形態に係る棒状物挟持装置10の根本挟持部32のクランプ部32A、32Bの拡大図であり、図4Aは棒状物12を挟持していない状態、図4Bは2本のうち一方の棒状物12を挟持した状態、図4Cは棒状物12を挟持した状態である。 従来の棒状物挟持装置を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本実施形態に係る棒状物挟持装置10の一例を説明する。なお、以下、熱交換器用のフィン14をフィン14と称することもある。図1に移載装置18の一部を示し、集積装置20に集積された熱交換器用のフィン14の集積体16および移動装置22の側面図を示す。図2に集積装置20に集積された熱交換器用のフィン14、フィン14の集積体16および移動装置22の平面図を示す。根本挟持部32(または先端挟持部28)は左右に2つあり、それぞれ2本ずつ棒状物12を挟持できる。図3に集積装置20に集積された熱交換器用のフィン14の集積体16および移動装置22の正面図を示す。図4に、図2に示す2つの根本挟持部32のうち、一方の根本挟持部32のクランプ部32A、32Bの拡大図を示す。図4Aは棒状物12を挟持していない状態、図4Bは2本のうち一方の棒状物12を挟持した状態、図4Cは棒状物12を挟持した状態を示す。
本実施形態の棒状物挟持装置10は、熱交換器の製造において、棒状物12、44を挟持するために用いられるクランプ部32A、32Bを有し、熱交換器用のフィン14の集積体16を得るための移載装置18に用いられる。
熱交換器用のフィン14の集積体16を得るための移載装置18は、集積装置20と、移動装置22とを具備する。集積装置20は、フィン14を積み重ねるための装置であり、フィン14を1枚(1層)ずつ上方から積み重ねていき、フィン14の集積体16を得ることができる。このとき、フィン14を水平方向に並列させると複数列のフィン14が水平方向に並列して集積装置20に積み重ねられた状態となる。移動装置22は、集積装置20に積み重ねられた複数のフィン14の集積体16群の中から2つのフィン14の集積体16を抜き取って分離し、2つの集積体16を得ることが可能な装置である。なお、本実施形態において、集積装置20は水平面に設置され、フィン14が鉛直方向に集積され、複数のフィン14が水平方向に並列している場合について述べるが、集積装置20の設置面方向、フィン14の集積方向、並列される方向は限定されない。
本実施形態で用いられる棒状物12、44の例としては、フィン14に形成された挿入孔24に挿入されるスタックピン12がある。他に、後述するように、フィン14に形成された挿入孔24に挿入される仮挿しピン44がある。また、本実施形態では、棒状物12、44の一例として、2本のスタックピン12を挟む場合について主に述べ、フィン14が集積されたフィン14の集積体16群から、1回の抜き取り動作で2列の集積体16を同時に抜き取る場合について主に述べる。しかし、後述するように、1本の棒状物12、44であっても挟持することができる棒状物挟持装置10である。
1枚(1列)のフィン14は、アルミニウム等の金属薄板の長手方向に沿ってカラー付きの複数の挿入孔24が形成されている。図2、図3には、1枚のフィン14の挿入孔24のうち、2つの挿入孔24にそれぞれ1本のスタックピン12が挿入され、1枚ずつ積み重ねられた集積体16を示し、図2には、フィン14が4列に並列して積み重なって形成された4つの集積体16を示している。しかし、1枚のフィン14における挿入孔24の数、1枚のフィン14に挿入されるスタックピン12の数、集積装置20に並列させて集積されるフィン14の集積体16の数は限定されない。なお、図3の1点鎖線は挿入孔24の中心を示し、図2は4列目までのフィン14の集積体16を示し、5列目以降のフィン14の集積体16を省略している。
移動装置22は、抜取方向に対する手前側から1列目と2列目の2つの集積体16を集積体16群から抜き取る。図2は、抜取方向に対する手前側から1列目と2列目、それ以降(3列目と4列目を含む)のスタックピン12が千鳥状態で配置されている状態を示している。しかし、スタックピン12の配置は限定されず、1列目と2列目、それ以降のスタックピン12は抜取方向と平行に一直線上に配置されていてもよい。
集積装置20は、スタックピン12と、スタックピンホルダ26を有する。スタックピン12は、一方の端部が先細りした棒状物であり、先細りした端部を先端部とし、もう一方の端部を根本部とする。スタックピンホルダ26は、集積装置20の下方に、スタックピン12を受ける位置に配置され、スタックピン12の根本からスタックピン12を抜き差し可能な状態で保持する。スタックピン12は、先端部を上方に向け、根本部を下方に向けスタックピンホルダ26に垂直に立てる。各図に示すように、スタックピン12の断面は円形であって、丸棒を示しているが、これに限定されず、角棒であってもよい。
移動装置22は棒状物挟持装置10を有し、棒状物挟持装置10はスタックピン12の先端部を挟持するクランプ部を持った先端挟持部28と、先端挟持部28を動かすためのシリンダ30とを有する。さらに、スタックピン12の根本部を挟持するクランプ部32A、32Bを持った根本挟持部32と、根本挟持部32を動かすためのシリンダ34を有する。
先端挟持部28および根本挟持部32のクランプ部は同形であってもよく、図2に示すように、先端挟持部28および根本挟持部32のクランプ部は、抜取方向となる手前側から1列目と2列目の2本のスタックピン12を挟持することができる。なお、今後、根本挟持部32のクランプ部32A、32Bについて述べるが、クランプ部は、先端挟持部28にも適用できるものである。根本挟持部32は一対のクランプ部32A、32Bを有し、一対のクランプ部32A、32Bの挟持位置において、手前側から1列目の第1のスタックピン121と2列目の第2のスタックピン122の2本のスタックピン12を安定的に挟持できる。
2つのクランプ部32A、32Bのうち、どちらか一方は、その挟持位置において2つの凹部381、382が形成されている。この凹部381、382が形成されたクランプ部を第1クランプ部32Aとする。なお、図に示す凹部381、382はスタックピン12の立設方向である垂直方向に平行な溝状の凹部381、382が形成されている。第1のスタックピン121は凹部381内の2つの面に当接する。同様に、第2のスタックピン122は凹部381内の2つの面に当接する。凹部381、382が形成されているので、スタックピン12が挟持されている間でもスタックピン12の位置が動かず、掴んでいるように安定的に挟持できる。
2つのクランプ部32A、32Bのうち、どちらか一方は回動軸36を中心にして回動可能な状態である。このクランプ部を第2クランプ部32Bとする。第2クランプ部32Bは、第1クランプ部32Aの凹部381、382の開口側に配置され、第1クランプ部32Aとの間でスタックピン12を挟持する挟持部321を有する。第1クランプ部32Aと第2クランプ部32Bとは、どちらか一方が動く、または両方が動いて、相対的に接離動可能となるように設けられている。
スタックピン12が丸棒の場合、第2クランプ部32Bの挟持位置において、第2クランプ部32Bの挟持部321は、平面401、402を有する形状に形成されていてもよく、フィン14の長手方向に垂直な平面401、402であってもよい。スタックピン12が角棒の場合、第2クランプ部32Bの挟持位置において、第2クランプ部32Bの挟持部321は、平面視で曲面となる半円筒状(かまぼこ状)の面を有する形状に形成されていてもよい。いずれにしても、スタックピン12は、第2クランプ部32Bと線接触(平面視で点接触)する。このように、一対のクランプ部32A、32Bの挟持位置における形状は、立設するスタックピン12の形状によって異なるものであり、立設するスタックピン12の形状によって変えてもよい。
第2クランプ部32Bは、挟持部321と軸支部322を有する。挟持部321は、軸支部322に設けられた回動軸36によって軸支されている。回動軸36は、スタックピン12の軸線方向(立設方向)と平行であり、垂直方向にある。挟持部321と軸支部322とは当接せず、回動可能になるように挟持部321と軸支部322との間に隙間を設け、水平面内で回動する。これにより、2本のスタックピン12を挟持することができ、1回の抜き取り動作で2列の集積体16を同時に抜き取ることができる。
第2クランプ部32B側にある回動軸36は、第1のスタックピン121と第2のスタックピン122の挟持位置の間にある。第1のスタックピン121と第2のスタックピン122の挟持位置の間とは、2本のスタックピン12にそれぞれ挿入されて並列して配置されるフィン14の長手方向に対して垂直な方向の間である。この長手方向から見て2本のスタックピン121、122の間に回動軸36がある。
第1クランプ部32Aと第2クランプ部32Bとが接近する方向に動き、2本のうちのどちらか一方のスタックピン12が挟持され、もう一方のスタックピン12が挟持されない状態となる。そしてさらに、第1クランプ部32Aと第2クランプ部32Bが接近する方向に動くと、回動軸36を中心にして、挟持部321は挟持されていないスタックピン12が挟持される方向に回動する。これにより、2本のスタックピン12を挟持できる。
棒状物挟持装置10の動作について説明する。スタックピン12が挟持される前は、根本挟持部32の一対のクランプ部32A、32Bは図4Aの状態にある。そして、一対のクランプ部32A、32Bはそれぞれ、またはどちらか一方がスタックピン12に向かって近づく。図4Bのように、スタックピン12が一方の面である平面401に当接すると、当接していないもう一方の平面402とスタックピン12との間には隙間が生じる。そしてさらに、一対のクランプ部32A、32Bがスタックピン12に向かって近づく方向に動くと、スタックピン121に当接したまま挟持部321が回動し、図4Cのようになる。挟持部321との隙間がある側の方の平面402がスタックピン122に近づいて、2本のスタックピン121、122に平面401、402が当接した状態となる。これにより、2本のスタックピン12を均等な力で掴むことができ、フィン14の集積体16群から、1回の抜き取り動作で2列の集積体16を同時に抜き取りできる。
各図において、千鳥状態でスタックピン12が配置されているので、第1クランプ部32A、第2クランプ部32Bの挟持位置は、第1のスタックピン121、第2のスタックピン122との間で左右位置の差を設けている。クランプ部32A、32Bにおける挟持位置の左右位置の差は、千鳥状態で配置されたスタックピン12のフィン14の長手方向に沿った方向に対する位置の差に対応したものである。そして、クランプ部32A、32Bを近づけたときに噛み合うような平面視から見たときの段差を、第1のスタックピン121、第2のスタックピン122の挟持位置の間に設けてもよい。
また、スタックピン12の配置が千鳥配置ではなく、1列目と2列目である第1のスタックピン121、第2のスタックピン122は抜取方向と平行に一直線上に配置されている場合、左右位置の差は設けず、平面視から見たときの段差を設けなくてもよい。
軸支部322には、複数のストッパ42、42が、挟持部321と軸支部322との間にある隙間に突出するように設けられていてもよい。挟持部321が、手前側にまたは奥側に回動したときに、どちらか一方のストッパ42に当接するように配置されている。また、回動軸36を挟んで2つのストッパ42、42が挟持部321と対向する位置に配置されてもよい。一方のストッパ42は、第1のスタックピン121が当接する平面401と平行な位置にあり、軸支部322と対向する面に当接し、もう一方のストッパ42は、第2のスタックピン122が当接する平面402と平行な位置にあり、軸支部322と対向する面に当接する。このストッパ42を設けることにより、第2のスタックピン122が設置されていなく、1列だけの集積体16を抜き取るとき、スタックピン121が1本だけであったとしてもスタックピン121を挟持できる。
本実施形態で用いられる棒状物12の他の例としては、フィン14に形成された挿入孔24に挿入される仮挿しピン44がある。仮挿しピン44は、熱交換器用のチューブ等がフィン14の挿入孔24に挿入される前後において、集積体16の積み重なりを維持して固定しておくためのものである。

Claims (3)

  1. 熱交換器用のフィンの挿入孔に挿入される棒状物を挟持するための棒状物挟持装置であって、
    第1の前記棒状物と第2の前記棒状物をそれぞれ収納可能な2つの凹部が形成された第1クランプ部と、
    該第1クランプ部の前記凹部の開口側に配置され、前記第1クランプ部との間で前記棒状物を挟持する挟持部を有する第2クランプ部と、が相対的に接離動可能となるように設けられており、
    前記第2クランプ部の挟持部は、前記棒状物の軸線方向と平行な方向に配置された回動軸によって軸支され、
    前記回動軸は、第1の前記棒状物と第2の前記棒状物の挟持位置の間にあり、
    前記棒状物を挟持する際に、前記挟持部が回動して、前記第1クランプ部との間で前記棒状物を挟持することを特徴とする棒状物挟持装置。
  2. 前記棒状物が、フィンの長手方向に沿った方向に対して千鳥状態で配置され、前記第1クランプ部および前記第2クランプ部の挟持位置は、第1の前記棒状物と、第2の前記棒状物との間で左右位置の差を設けていることを特徴とする請求項1に記載の棒状物挟持装置。
  3. 前記第2クランプ部は、前記回動軸が設けられた軸支部を有し、該軸支部には、複数のストッパが、前記挟持部と前記軸支部との間にある隙間に突出するように設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の棒状物挟持装置。
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