JP6970868B2 - 蛍光体基板、蛍光体ホイール、光源装置、投写型映像表示装置、及び蛍光体基板の製造方法 - Google Patents

蛍光体基板、蛍光体ホイール、光源装置、投写型映像表示装置、及び蛍光体基板の製造方法 Download PDF

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本開示は、例えば投写型映像表示装置の光源装置に使用される蛍光体ホイールを構成する蛍光体基板、及びその製造方法に関する。
特許文献1は、基板上に酸化チタン層を設けて、その上に蛍光体層を設けた蛍光体ホイールの構成が開示されている。かかる蛍光体ホイールは、励起光源と、励起光源に対向配置された蛍光発光部と、励起光源の反対側であって蛍光発光部に接合するように配置された酸化チタンを有する反射部を有する蛍光発光板を備える。これによって、励起光源からの励起光が蛍光発光部に照射されることにより、蛍光発光部での蛍光発光光及び反射部での蛍光反射光をそれぞれ出射することが可能となる。従って、蛍光光の反射率を向上させて反射光の利用効率を高めることができ、且つ、低コスト化を実現することができる。
特開2013−228598号公報
本開示は、実使用時の変形を抑えた蛍光体基板を提供する。
本開示における蛍光体基板は、円盤状の金属基板と、金属基板上に周方向に設けられた蛍光体層と、蛍光体層を金属基板に接着する接着層とを備え、蛍光体層が設けられる側に凸となるよう湾曲している。
本開示における蛍光体基板の製造方法の一態様は、一方の面に熱硬化性の接着層が周方向に形成された円盤状の金属基板を、その他方の面が載置面に当接するように基台に載置し、蛍光体層を接着層上に位置するように配置する配置ステップと、蛍光体層上に錘を載置して、蛍光体層と金属基板とを接着する接着ステップと、蛍光体層と金属基板との接着後に錘を取り除き、実使用時の温度に設定された雰囲気中に蛍光体層が接着された金属基板を所定時間放置して、接着層を熱硬化させる硬化ステップとを備える。硬化ステップ後、蛍光体層が接着された金属基板は、蛍光体層と金属基板の線膨張係数差によって、常温時に金属基板が一方の面側に凸となるよう湾曲する。
本開示における蛍光体基板の製造方法の他の態様は、蛍光体層を、その一方の面が載置面に当接するように基台に載置し、片側の面に熱硬化性の接着層が形成された金属基板を、接着層が蛍光体層の他方の面に当接するように配置する配置ステップと、金属基板上に錘を載置して、蛍光体層と金属基板とを接着する接着ステップと、蛍光体層と金属基板との接着後に錘を取り除き、実使用時の温度に設定された雰囲気中に蛍光体層が接着された金属基板を所定時間放置して、接着層を熱硬化させる硬化ステップとを備える。硬化ステップ後、蛍光体層が接着された金属基板は、蛍光体層と金属基板の線膨張係数差によって、常温時に金属基板が一方の面側に凸となるよう湾曲する。
上記構成とすることにより、実使用時に最も変形の小さい状態で使用することができる蛍光体基板を提供する。
実施の形態1の蛍光体基板の構成を示す図 図1Aの1B−1B断面図 実施の形態1の蛍光体基板の製造方法の一例を示す図 実施の形態1の蛍光体基板の製造方法の他の例を示す図 実施の形態1の蛍光体基板の各温度における湾曲状態を示す図 実施の形態1の蛍光体基板の温度と変位量の関係を示す図 実施の形態1の蛍光体基板を使用した光源装置を示す図 実施の形態1の蛍光体基板を使用した光源装置を搭載した投写型映像表示装置を示す図 実施の形態2の蛍光体基板の構成を示す図 図7Aの7B−7B断面図 図7Aの7C−7C断面図 実施の形態2の蛍光体基板を使用した光源装置を示す図 実施の形態2の蛍光体基板を使用した光源装置を搭載した投写型映像表示装置を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
[1−1]蛍光体基板の構成と、その製造方法
実施の形態1の蛍光体基板の構成、及び製造方法について、図1A〜図4Bを用いて説明する。図1Aおよび図1Bは、実施の形態1の蛍光体基板1の構成を示す図であって、図1Aは平面図、図1Bは図1Aの1B−1B断面図である。
蛍光体基板1は、アルミニウムからなる円盤状の基板103を備え、その中心にモータ141(図5参照)の回転軸が取り付けられる取付け孔104が開設されている。蛍光体基板1にモータ141が取り付けられることによって、蛍光体ホイール100として構成され、蛍光体基板1がモータ141によって回転駆動される。また、基板103の少なくとも片側表面には、表面反射率を向上させるため、図示しないアンダーコートとトップコートを設けた増反射膜層131が形成されている。ここで、アルミニウムからなる基板103は、金属基板の一例である。
基板103の増反射膜層131上において、図1Aに示すように基板103の回転中心からの距離が等しい円周上に、リング状に一定の幅と厚みを有する接着層102が形成される。接着層102上には、図1Aに示すように、リング状に蛍光体リング101が設けられる。
次に、図1Bを用いて、蛍光体基板1の詳細を説明する。基板103の増反射膜層131の上に設けられる接着層102は、熱硬化型の樹脂シリコーン122内に反射率と熱伝導率を上昇させる含有粒子121が含有されて構成される。本実施の形態では、含有粒子121は酸化チタンである。
蛍光体リング101は、蛍光体111(無機蛍光体)とアルミナ112との混合物で構成され、一定の幅と厚みを有するリング形状に焼結により形成される。焼結体である蛍光体リング101は、接着層102によって基板103に接着固定される。蛍光体リング101は、蛍光体層の一例である。
接着層102に用いる材料としては、基板103と蛍光体層を構成する蛍光体リング101との熱膨張係数の差によって生じる歪を緩衝し蛍光体基板の構成を維持するために、樹脂接着剤として熱硬化型の樹脂シリコーンを用いることが望ましい。また、歪を緩衝する特性から、接着層に用いる樹脂シリコーンとしては、ジメチル系の熱硬化型樹脂シリコーンを用いることが望ましい。
続いて、図2(a)〜(h)を用いて、本開示の蛍光体基板の製造工程の一例を説明する。図2(a)〜(h)は、蛍光体基板1の直径方向に破断した場合の断面を模式的に示している。
まず、図2(a)に示すように、一方の面に接着層102が周方向に形成された基板103を、矢印方向に移動させ、その他方の面が接着用のベースである基台201の載置面201aに当接するように図2(b)のように載置する。
次に、図2(c)に示すように基台201に基板103を載置した状態で、その上から蛍光体リング101を接着層102の上に位置あわせして矢印方向に移動させ、図2(d)に示すように蛍光体リング101を接着層102上に載せる(配置ステップ)。
この後、図2(e)で示すように蛍光体リング101を接着層102に載せた状態で、その上に錘202を配置し、錘202を矢印方向に移動させ、図2(f)のように錘202を蛍光体リング101上に載せ、蛍光体リング101と基板103を十分に接着させる(接着ステップ)。
その後、錘202を取り除いた状態で、図2(g)に示すように、実際に使用する標準使用温度(実使用時の温度)近傍に設定された恒温槽90の中に入れ、所定の時間放置し接着剤を熱硬化させる(硬化ステップ)。ここで、実使用時の温度とは、蛍光体基板を蛍光体ホイールとして製造し、光源装置として投写型表示装置で作動させたときの温度である。本実施の形態では、100〜200℃の雰囲気で硬化させる。
その後、蛍光体基板1を恒温槽90から外部に取り出し、常温に戻すと、図2(h)に示すとおり、蛍光体リング101と基板103との線膨張係数の差により、蛍光体基板1は、蛍光体リング101を載せた面を上にして、蛍光体リング101が設けられる側に凸となるよう湾曲した形状となる。
上記の説明では、接着層102を設けた基板103に、蛍光体リング101を上に置くような形で説明を行ったが、蛍光体リング101の上に、接着層102を設けた基板103を上から載せる方法で接着しても構わない。以下、かかる他の製造方法を図3(a)〜(h)を用いて説明する。図3(a)〜(h)は、蛍光体基板1の直径方向に破断した場合の断面を模式的に示している。
まず、図3(a)に示すように、蛍光体リング101を矢印方向に移動させて、その一方の面が載置面201aに当接するように図3(b)に示すように基台201に載置する。次いで、片側の面に熱硬化性の接着層102が形成された基板103を、図3(c)に示すように位置合わせして、矢印方向に移動させ、図3(d)に示すように接着層102が蛍光体リング101の他方の面に当接するように配置する(配置ステップ)。
この後、図3(e)に示すように錘202を矢印方向から移動させて図3(f)のように載置して、蛍光体リング101を基板103に接着する(接着ステップ)。
次に、錘202を取り除いた状態で、図3(g)に示すように、実際に使用する標準使用温度(実使用時の温度)近傍に設定された恒温槽90の中に入れ、所定の時間放置し接着剤を熱硬化させる(硬化ステップ)。本実施の形態では、図2(g)で示した製造工程と同様に、100〜200℃の雰囲気で硬化させる。
その後、恒温槽90から外部に取り出し、常温に戻すと、図3(h)に示すとおり、蛍光体リング101と基板103との線膨張係数の差により、蛍光体基板1は、蛍光体リング101を載せた面を上にして、蛍光体リング101が設けられる側に凸となるよう湾曲した形状となる。
[1−2]効果
さらに、図4Aおよび図4Bを用いて、図2、または図3で示す製造方法で作成した蛍光体基板1の各温度での形状と効果を説明する。まず、図4Aは、(a)標準使用温度、(b)標準使用温度より高い温度および(c)常温(標準使用温度より低い温度)での蛍光体基板1の湾曲状態を示す図である。図4Aは蛍光体基板1を直径方向に破断した場合の断面を示す。
標準使用温度と硬化温度を合わせることにより、蛍光体基板1は、図4Aの(a)に示すように、標準使用温度でフラットな状態となっている。蛍光体リング101には、後述するように半導体レーザからのレーザ光が励起光として照射されるが、このときの励起光スポットの照射位置302での蛍光体リング101の位置を基準301として、湾曲による照射位置302の(+)と(−)の変位方向を図4Aの(a)に示す矢印のように決める。
図4Bには、横軸に蛍光体温度(℃)と、縦軸に励起光スポット照射位置での変位量をグラフに示す。ここで、図4Aの(a)に示す標準使用温度(硬化温度)での状態は、グラフ上のポイント304で示される。
続いて、図4Aの(b)は、標準使用温度より高い上限温度での蛍光体基板1の湾曲状態を示す図である。このときには、蛍光体リング101と基板103との熱膨張係数差により蛍光体リング101の載っている面を上にして、上に凹の形状となる。このため、励起光スポットの照射位置302での蛍光体リング101の基準位置に301に対して、プラスの方向にαだけ変位する。この状態は、図4Bの温度と変位量のグラフでは、ポイント305で示される。
さらに、図4Aの(c)は、標準使用温度より低い常温(室温)での蛍光体基板1の湾曲状態を示す図である。このときには、蛍光体リング101と基板103との熱膨張係数差により蛍光体リング101の載っている面を上にして、図4Aの(b)の時とは逆に、上に凸の形状となる。このため、励起光スポットの照射位置302での蛍光体リング101の基準位置に301に対して、マイナスの方向にβだけ変位する。この状態は、図4Bの温度と変位量のグラフでは、ポイント303で示される。
ここで、蛍光体リング101と基板103、接着層102の各温度での線膨張係数や機械特性(ポアソン比やヤング率など)に変化がなければ、温度と変位量のグラフに図示されているように、ポイント303、304、305は直線上に乗る。
このように、蛍光体基板1の製造時に、標準使用状態と略同じ温度にて硬化させることにより、標準使用状態での蛍光体基板1の形状を、フラットな変形のない状態にすることが出来る。
[1−3]実施の形態1の蛍光体基板を用いた光源装置
図5を用いて、実施の形態1の蛍光体基板1を使用した蛍光体ホイール100を用いた光源装置4の詳細を説明する。
まず、蛍光体ホイール100は、蛍光体基板1と、これを回転駆動するモータ141とから構成される。
複数の第1の半導体レーザ402から出射した光は、各々の第1の半導体レーザ402の出射側に配置されたコリメータレンズ403により平行光化される。コリメータレンズ403の出射側には、複数のコリメータレンズ403から出射される第1の半導体レーザ402の光をまとめて光束幅を小さくする凸レンズ404を備える。凸レンズ404で光束幅を小さくした出射光は、凸レンズ404の出射側に位置する拡散板405に入射する。拡散板405では、凸レンズ404で解消しきれなかった第1の半導体レーザ402の出射光のコリメータレンズ403を通過した状態で発生している光束の粗密を解消する。ここで、第1の半導体レーザ402は、励起光源の一例である。
拡散板405から出射した光は、凹レンズ406に入射する。凹レンズ406は、拡散板405から入射した光を平行光化する。
凹レンズ406を出射した平行光化された光は、出射側に光軸に対して45度の角度で配置されたダイクロイックミラー407に入射する。ダイクロイックミラー407は、第1の半導体レーザ402の出射光の波長域の光を透過し、後述する蛍光体ホイール100からの蛍光の波長域の光を反射する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー407に入射した凹レンズ406からの光は透過し、複数の凸レンズ408、409への順に入射することで、光束が収束し、蛍光体ホイール100に入射する。
蛍光体ホイール100は、蛍光体層を構成する蛍光体リング101が凸レンズ408、409に対向するように配置されている。併せて、蛍光体ホイール100は、図1Aに示す通り、蛍光体基板1の回転中心から同じ距離にある円周上に、蛍光体層である蛍光体リング101を有しており、蛍光体基板1の回転に伴い、凸レンズ408、409で収束した第1の半導体レーザ402の光が蛍光体を励起する励起光として照射されるように配置されている。ここで、コリメータレンズ403、凸レンズ404、拡散板405、凹レンズ406、ダイクロイックミラー407、凸レンズ408、409は、導光光学系の一例である。
蛍光体層である蛍光体リング101に入射した第1の半導体レーザ402からの励起光は、波長変換され第1の半導体レーザ402の波長とは異なる波長域の蛍光に変換されるとともに、光の方向を180度変換し、凸レンズ409側へ出射する。凸レンズ409に入射した蛍光は、凸レンズ408に入射し、平行光化され、ダイクロイックミラー407に入射する。
ダイクロイックミラー407は、前述の通り、蛍光の光軸に対して45度の角度で配置されており、第1の半導体レーザ402の出射光の波長域の光を透過し、蛍光体ホイール100からの蛍光の波長域の光を反射する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー407に入射した蛍光は、その進行方向が90度曲げられる。
次に、複数の第2の半導体レーザ422から出射した光は、各第2の半導体レーザ422の出射側に配置されたコリメータレンズ423により平行光化される。コリメータレンズ423の出射側には、複数のコリメータレンズ423から出射される第2の半導体レーザ422の光をまとめて光束幅を小さくする凸レンズ424を備える。凸レンズ424で光束幅を小さくした出射光は、凸レンズ424の出射側に位置する拡散板425に入射する。拡散板425では、凸レンズ424で解消しきれなかった第2の半導体レーザ422の光がコリメータレンズ423で通過した状態での光束の不均一を解消する。
拡散板425から出射した光は、凹レンズ426に入射する。凹レンズ426は、拡散板425から入射した光を平行光化する。
凹レンズ426を出射した平行光化された光は、出射側に光軸に対して45度の角度で配置されたダイクロイックミラー407に、蛍光体ホイール100から出射した蛍光とは90度異なる方向から入射する。ダイクロイックミラー407は、第2の半導体レーザ422の出射光の波長域の光を透過し、蛍光体ホイール100からの蛍光の波長域の光を反射する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー407に入射した凹レンズ426からの光を透過する。その結果、蛍光体ホイール100から出射した蛍光と、第2の半導体レーザ422から出射した光は、同一の方向へ出射する。
蛍光体ホイール100からの蛍光と、第2の半導体レーザ422からのレーザ光は、凸レンズ410で収束し、光均一化手段であるロッドインテグレータ411に入射する。ロッドインテグレータ411を出射した光の強度分布は均一化されている。
ここで、第2の半導体レーザ422の出射する光は、青色の波長域の光であり、第1の半導体レーザ402の出射する光は、紫外から青色の波長域の光である。また、蛍光体ホイール100の蛍光体リング101に含まれる蛍光体は、第1の半導体レーザ402の波長域の光で励起され、緑色と赤色の両波長域を含んだ黄色の蛍光を出射する。
上記の構成により、光源装置4のロッドインテグレータ411からは、強度分布が均一化された白色の光が出射する。
[1−4]実施の形態1の蛍光体ホイールを搭載した光源装置を用いた投写型映像表示装置
次に、図6を用いて、実施の形態1の蛍光体ホイール100を搭載した光源装置4を用いた投写型映像表示装置40の構成を説明する。
当該投写型映像表示装置40は、図5を用いて説明した光源装置4を用いている。光源装置4の詳細に関しては、その重複説明は省略して、ロッドインテグレータ411を出射した白色光の挙動と投写型映像表示装置40の構成につき説明する。
まず、ロッドインテグレータ411を出射した白色光は、3枚の凸レンズ431、432、433で構成されたリレーレンズ系にて、後述するDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)438、439、440に、ロッドインテグレータ411の出射面を写像する。
リレーレンズ系を構成する凸レンズ431、432、433を通過した光は、2つの硝子ブロックの間に微小ギャップ435を設けた全反射プリズム434に入射する。全反射プリズム434に入射した光は、前述した微小ギャップ435で反射し、3つの硝子ブロックで構成されたカラープリズム436に入射する。カラープリズム436は、第1の硝子ブロックと第2の硝子プロックの間に微小ギャップ437と第1のガラスプロック側に青色の波長域の光を反射するダイクロイック面を有している。
全反射プリズム434から、カラープリズム436に入射した白色光のうち、青色波長域の光は、カラープリズムの微小ギャップ437の前側の第1のガラスブロックに設けられた青色領域を反射するダイクロイック面で反射し、カラープリズム436と全反射プリズム434の間に設けられたギャップで全反射を発生し、光の進行方向を変えて、青色用のDMD438に入射する。
続いて、カラープリズムの微小ギャップ437を通過した赤色と緑色領域の両方の領域の光を含む黄色の光は、カラープリズム436の第2のガラスブロックと第3のガラスブロックの境界面に設けられた、赤色の波長域の光を反射し、緑色の波長域の光を透過するダイクロイック面で、赤色光と緑色光に分離され、赤色光は反射し、第2のガラスブロックに、緑色光は透過し第3のガラスブロックに入射する。
第1のガラスブロックと第3のガラスブロックの界面で反射した赤色光は、第2のガラスブロックと第1のガラスブロックの間の設けられた微小ギャップ437に、全反射以上の角度で入射することで反射し、赤色用のDMD439に入射する。
第3のガラスブロックに入射した緑色光はそのまま直進し、緑色用のDMD440に入射する。
3枚のDMD438、439、440は、図示されない映像回路によって駆動され、画像情報に対応して各画素のON/OFFが切り替わり反射方向が変わる。
3枚のDMD438、439、440のONの画素からの光は、前述した経路を逆に通り、カラープリズム436で合成され、白色光となって、全反射プリズム434に入射する。全反射プリズム434に入射した光は、全反射プリズム434の微小ギャップ435に全反射角以下の角度で入射し、そのまま透過して、投写レンズ441によって、図示していないスクリーンに拡大投写される。
(実施の形態2)
[2−1]蛍光体基板の構成と、その製造方法
実施の形態2の蛍光体基板の構成について、図7A〜図7Cを用いて説明する。図7A〜図7Cは、実施の形態2の蛍光体基板5の構成を示す図であって、図7Aは平面図、図7Bは図7Aの7B−7B断面図、図7Cは図7Aの7C−7C断面図である。
蛍光体基板5の基板503は、アルミニウムからなる円盤状をなしており、その中心にモータ541(図8参照)の回転軸が取り付けられる取付け孔504が開設されている。蛍光体基板5の基板503にモータ541が取り付けられることによって、蛍光体ホイール500として構成され、蛍光体基板5がモータ541によって回転駆動される。また、基板503の少なくとも片側表面には、表面反射率を向上させるため、図示しないアンダーコートとトップコートを設けた増反射膜層531が形成されている。基板503は、金属基板の一例である。
基板503の増反射膜層531上において、図7Aに示すように基板503の回転中心からの距離が等しい円周上であって開口部506を除く部分に、Cリング状に一定の幅と厚みを有する接着層502が形成される。また、開口部506は、接着層502と同じ円周上の一部に、設けられている。
接着層502上には、図7Aに示すように、蛍光体リングセグメント501、505が設けられる。蛍光体リングセグメント501と蛍光体リングセグメント505は、接着層502が形成された円周上の範囲を所定の角度範囲に分割する形で、それぞれ設けられる。
続いて、図7Bと図7Cを用いて、蛍光体基板5の詳細に関し以下の通り説明する。
まず、接着層502は、樹脂シリコーン522内に反射率と熱伝導率を上昇させる含有粒子521が含有されて構成される。本実施の形態では、含有粒子521は酸化チタンである。
また、蛍光体リングセグメント501、505は、それぞれ蛍光体511、551(無機蛍光体)とアルミナ512、552との混合物で構成され、Cリング状に焼結により形成される。焼結体である蛍光体リングセグメント501、505は、それぞれ接着層502によって基板503に接着固定される。ここでの蛍光体511と蛍光体551は、発光する蛍光のスペクトルが異なる。例えば、蛍光体リングセグメント501は黄色の蛍光を発光し、蛍光体リングセグメント505は緑色の蛍光を発光する。ただし、蛍光の発光スペクトルに関しては、上記の記述で限定されるものではない。蛍光体リングセグメント501、505は、蛍光体層の一例である。
接着層502に用いる材料としては、基板503と蛍光体層を構成する蛍光体リングセグメント501、505との熱膨張係数の差によって生じる歪を緩衝し蛍光体ホイールの構成を維持するために、熱硬化型の樹脂シリコーンを用いることが望ましい。また、歪を緩衝する特性から、接着層に用いる樹脂シリコーンとしては、ジメチル系の熱硬化型樹脂シリコーンを用いることが望ましい。
本実施の形態2の蛍光体基板5に関しては、蛍光体リングセグメントが複数個になっている点を除けば、実施の形態1の蛍光体基板1と同じく図2(a)〜(h)、または図3(a)〜(h)の製造工程で製造することが出来る。
[2−2]効果
また、基板503に比べて、蛍光体リングセグメント501、505の線膨張数差は十分小さいので、図4Aおよび図4Bと同じような、蛍光体ホイール500の温度と変位量の関係を示す。
したがって、蛍光体基板5の製造時に、標準使用状態と略同じ温度にて硬化させることにより、標準使用状態での蛍光体基板5の形状を、フラットな変形のない状態にすることが出来る。
[2−3]実施の形態2の蛍光体ホイールを用いた光源装置
図8を用いて、実施の形態2の蛍光体ホイール500を用いた光源装置6の詳細を説明する。
まず、蛍光体ホイール500は、蛍光体基板5と、これを回転駆動するモータ541とから構成される。
複数の半導体レーザ602から出射した光は、各々の半導体レーザ602の出射側に配置されたコリメータレンズ603により平行光化される。コリメータレンズ603の出射側には、複数のコリメータレンズ603から出射される半導体レーザ602の光をまとめて光束幅を小さくする凸レンズ604を備える。凸レンズ604で光束幅を小さくした出射光は、凸レンズ604の出射側に位置する拡散板605に入射する。拡散板605では、凸レンズ604で解消しきれなかった半導体レーザ602の出射光のコリメータレンズ603を通過した状態で発生している光束の粗密を解消する。ここで、半導体レーザ602は、励起光源の一例である。
拡散板605から出射した光は、凹レンズ606に入射する。凹レンズ606は、拡散板605から入射した光を平行光化する。
凹レンズ606を出射した平行光化された光は、出射側に光軸に対して45度の角度で配置されたダイクロイックミラー607に入射する。ダイクロイックミラー607は、半導体レーザ602の出射光の波長域の光を反射し、蛍光体ホイール500からの蛍光の波長域の光を透過する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー607に入射した凹レンズ606からの光を反射し、凸レンズ608、609への順に入射することで、光束が収束し、蛍光体ホイール500へ入射する。
蛍光体ホイール500は、蛍光体リングセグメント501、505に、凸レンズ608、609に面するように配置されている。
蛍光体ホイール500は、図7Aに示す通り、蛍光体ホイール500の回転中心から同じ距離にある円周上に、第一の蛍光体リングセグメント501と第二の蛍光体リングセグメント505と開口部506を有しており、蛍光体基板5の回転に伴い、時系列に蛍光体リングセグメント501、505、開口部506の順に、凸レンズ608、609で収束した半導体レーザ602の光が照射される。ここで、コリメータレンズ603、凸レンズ604、拡散板605、凹レンズ606、ダイクロイックミラー607、凸レンズ608、609は、導光光学系の一例である。
以降、上記に記述した順番にて、レーザ光が照射された場合の挙動に付き説明する。
まず、第一の蛍光体リングセグメント501にレーザの光が照射された場合には、蛍光体リングセグメント501で、半導体レーザ602の光は、波長の異なる第一の蛍光に波長変換されるとともに、凸レンズ609側へ出射される。ここでは、第一の蛍光の光は、赤色と緑色の領域の発光スペクトルを持つ黄色域の光として、以下の説明を進める。凸レンズ609に入射した光は、凸レンズ608に入射し平行光化して、ダイクロイックミラー607に入射する。
続いて、第二の蛍光体リングセグメント505に半導体レーザの光が照射された場合には、蛍光体リングセグメント505で、半導体レーザ602の光は、半導体レーザ602および第一の蛍光のいずれとも波長が異なる第二の蛍光に波長変換され、凸レンズ609へ出射される。ここでは、第二の蛍光は、緑色の波長域の光として、以下の説明を進める。凸レンズ609に入射した光は、凸レンズ608に入射し平行光化して、ダイクロイックミラー607に入射する。
最後に、開口部506に半導体レーザ602の光が照射された場合には、蛍光体ホイール500を通過し、凸レンズ610、611に順に入射し、平行光化した光が出射される。
凸レンズ610、611を出射した光は、3枚のミラー612、614、616と3枚のレンズ613、615、617で構成されたリレー光学系により、その進行方向を変えるとともに、再び平行光化した光が、ダイクロイックミラー607に、第一の蛍光、第二の蛍光とは90度異なる方向から入射する。
従って、ダイクロイックミラー607には、時系列に第一の蛍光、第二の蛍光と、第一の蛍光および第二の蛍光とは90度異なる方向から半導体レーザ602の光が時系列で入射する。ダイクロイックミラー607は、半導体レーザ602の光の波長域の光は反射し、第一の蛍光と第二の蛍光の波長域の光を透過する特性を有しているので、半導体レーザ602の光は90度進行方向を変え、第一の蛍光、第二の蛍光と同じ方向に出射し、凸レンズ618に入射し、光束が収束する。ここでは、具体的には、第一の蛍光である黄色光と第二の蛍光の光である緑色光と、半導体レーザ602の青色光が順次に出射される。
ここで、凸レンズ618で収束された光は、カラーホイール619に入射する。カラーホイール619は、第一の蛍光である黄色の光から、赤色領域のみを透過する領域を、第一の蛍光の入射するタイミングの少なくとも一部に合せるように、蛍光体ホイール500とカラーホイール619は、図示しない同期回路とホイール駆動回路にて制御される。
ここまでの構成により、カラーホイール619を通過した光は、第一の蛍光である黄色光、第一の蛍光のうちカラーホイール619の赤色領域を通過した赤色光と、第二の蛍光である緑光と、半導体レーザ602の青色光が順次出射し、光均一化手段であるロッドインテグレータ620に入射する。
ここまでの説明では、第一の蛍光を黄色光、第二の蛍光を緑色光、レーザ光を青色光として、説明を実施したが、第一の蛍光が赤色光であっても良いし、図7Aに示すような第一の蛍光体リングセグメントと第二の蛍光体リングセグメントとが隣接しないように、開口部を複数設ける構成でも良い。また、蛍光のセグメント数は、上記の説明では、2つで説明をおこなったが、1つでもまた3つ以上でも良い。また、半導体レーザ光は青色ではなく、紫外域の光で、蛍光体ホイール500が開口部の代わりに第三の蛍光体リングセグメントを有し青色の光を出射する構成でも良い。
また、カラーホイール619が、赤色透過と緑色透過の領域を有し、蛍光体ホイール500の蛍光体リングセグメントが1つで黄色の波長域である構成でも良い。
[2−4]実施の形態2の蛍光体ホイールを搭載した光源装置を用いた投写型映像表示装置
次に、図9を用いて、実施の形態2の蛍光体ホイール500を搭載した光源装置6を用いた投写型映像表示装置60の構成を説明する。
当該投写型映像表示装置60は、図8を用いて説明した光源装置6を採用している。光源装置6の詳細に関しては、省略して、ロッドインテグレータ620を出射した時系列で出射する光の波長域が変わる出射光の挙動と投写型映像表示装置60の構成につき説明する。
まず、ロッドインテグレータ620を出射した白色光は、3枚の凸レンズ621、622、623で構成されたリレーレンズ系にて、後述するDMD626に、ロッドインテグレータ620の出射面を写像する。
リレーレンズ系を構成する凸レンズ621、622、623を通過した光は、2つの硝子ブロックの間に微小ギャップ625を設けた全反射プリズム624に入射する。全反射プリズム624に入射した光は、前述した微小ギャップ625に全反射角以上の角度で入射することで全反射し、DMD626に入射する。
DMD626は、図示されない回路によって、蛍光体ホイール500およびカラーホイール619と同期した映像信号が供給され、画像情報に対応して各画素のON/OFFが切り替わり反射方向が変わる。
DMD626のONの画素からの光は、全反射プリズム624に入射する。全反射プリズム624に入射した光は、全反射プリズムの微小ギャップ625に全反射角以下の角度で入射し、そのまま透過して、投写レンズ627で、図示していないスクリーンに投写される。
本開示は、投写型映像表示装置の光源装置に適用可能である。
1,5 蛍光体基板
4,6 光源装置
40,60 投写型映像表示装置
90 恒温槽
100,500 蛍光体ホイール
101 蛍光体リング
111,511,551 蛍光体
112,512,552 アルミナ
102,502 接着層
121,521 含有粒子
122,522 樹脂シリコーン
103,503 基板
131,531 増反射膜層
104,504 取付け孔
141,541 モータ
201 基台
202 錘
402 半導体レーザ
403,423,603 コリメータレンズ
404,424,604 凸レンズ
405,425,605 拡散板
406,426,606 凹レンズ
407,607 ダイクロイックミラー
408,409,608,609 凸レンズ
410,618,431,432,433 凸レンズ
411,620 ロッドインテグレータ
422 半導体レーザ
434,624 全反射プリズム
435,437,625 微小ギャップ
436 カラープリズム
438,439,440,626 DMD
441,627 投写レンズ
501,505 蛍光体リングセグメント
506 開口部
602 半導体レーザ
610,611 凸レンズ
612,614,616 ミラー
613,615,617 レンズ
619 カラーホイール
621,622,623 凸レンズ

Claims (2)

  1. 一方の面に熱硬化性の接着層が周方向に形成された円盤状の金属基板を、その他方の面が載置面に当接するように基台に載置し、蛍光体層を前記接着層上に位置するように配置する配置ステップと、
    前記蛍光体層上に錘を載置して、前記蛍光体層と前記金属基板とを接着する接着ステップと、
    前記蛍光体層と前記金属基板との接着後に前記錘を取り除き、実使用時の温度に設定された雰囲気中に前記蛍光体層が接着された前記金属基板を所定時間放置して、前記接着層を熱硬化させる硬化ステップと、を備え、
    前記硬化ステップ後、前記蛍光体層が接着された前記金属基板は、前記蛍光体層と前記金属基板の線膨張係数差によって、常温時に前記金属基板が前記一方の面側に向かって湾曲する、蛍光体基板の製造方法。
  2. 蛍光体層を、その一方の面が載置面に当接するように基台に載置し、片側の面に熱硬化性の接着層が形成された金属基板を、前記接着層が前記蛍光体層の他方の面に当接するように配置する配置ステップと、
    前記金属基板上に錘を載置して、前記蛍光体層と前記金属基板とを接着する接着ステップと、
    前記蛍光体層と前記金属基板との接着後に前記錘を取り除き、実使用時の温度に設定された雰囲気中に前記蛍光体層が接着された前記金属基板を所定時間放置して、前記接着層を熱硬化させる硬化ステップと、を備え、
    前記硬化ステップ後、前記蛍光体層が接着された前記金属基板は、前記蛍光体層と前記金属基板の線膨張係数差によって、常温時に前記金属基板が前記一方の面側に向かって湾曲する、蛍光体基板の製造方法。
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