JP6970030B2 - ウォーターサーバ一体型の自動消火装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動消火装置に関し、特に給水装置(ウォーターサーバ)に内蔵されているタンク内の飲料用水を火災発生時に放出させて消火を行うことが可能なウォーターサーバ一体型の自動消火装置に関する。
従来、ビルなどの大型の建造物にはスプリンクラーを利用した消火設備が設けられているが、多大な設置コストを要するため、一般家庭用には普及していないのが現状である。そのため、一般家庭では、小規模な火災あるいは初期火災を消火するための消火装置として、消火剤を噴出するいわゆる消火器を使用することが多い。また、家庭用の消火装置としては、ボンベに収納された消火剤あるいは窒素などの不燃性ガスを、室内に敷設された配管を通して天井等へ誘導して噴出させて消火を行う消火装置がある。これらの消火器や消火装置は、スプリンクラーに比べて安価であるが、簡単には入手できない消火剤あるいは不燃性ガスを使用するため、容易に補充することができないというデメリットがある。
一方、飲料用水を噴出させて消火を行う消火装置に関する発明として、例えば特許文献1に記載されているように、飲料用水を入れたタンクに放水機構を設けて火災発生時にタンク内の水を噴出させて消火を行うことができるようにした可搬式のタンクに関する発明がある。また、特許文献2に記載されているように、飲料用水を入れた貯水槽に給水用や放水用の配管を接続しておいて、災害発生時に貯水槽内を加圧して内部の水を排出させて給水や消火に使用できるようにした据え付け型の給水装置に関する発明がある。
特開昭53−99515号公報 特開2000−110204号公報
特許文献1に記載されている消火装置にあっては、人手による操作が必要であるため、室内が無人の状態で火災が発生した際に自動的な消火を実施できないとともに、炎に近づかなければならないため危険を伴うことがあるという課題がある。
一方、特許文献2に記載されている発明は、給水装置を地下に埋設し配管を通して各部へ給水を行うように構成されているため、設備が大掛かりになってしまい、設置コストが高くなるとともに専用の設置スペースを確保する必要があるという課題がある。
本発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは、火災が発生した際に自動的な消火を実施することができるとともに、飲料用水を利用してより長い時間にわたって消火を行うことができるウォーターサーバ一体型の自動消火装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、専用のスペースを確保することなく設置することができる自動消火装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本出願に係る発明は、
飲料用水が入った水タンクを内蔵した筐体と当該筐体の前面に設けられた注出口とを備えたウォーターサーバと一体に構成されたウォーターサーバ一体型の自動消火装置において、
前記筐体内に設置され液状の消火剤を収納する容器と、
前記筐体の壁体に形成された開口に臨むように配設された放水用のノズルと、
前記容器と前記ノズルとを接続する第1パイプと、
前記水タンクと前記容器とを接続する第2パイプと、
前記容器内の液体の残量を検知可能な残量検知手段と、
前記第2パイプの途中に設けられた電磁弁と、
前記第1パイプを介して前記容器内の液体を前記ノズルへ送出可能な圧送手段と、
前記電磁弁および圧送手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記残量検知手段からの信号に基づいて前記容器内の液体の有無を判定し、前記容器内に液体がない場合には前記電磁弁を作動させて前記水タンク内の水を前記容器へ移動させた後、前記圧送手段を動作させて前記容器内の液体を前記ノズルより放出させるように構成したものである。
上記のような構成によれば、火災が発生するとノズルから液体(消火剤)の放出を自動的に開始して消火を実施することができるとともに、消火のための放出に伴い容器内の液体(消火剤)がなくなったとしても、水タンク内の飲料用水を容器へ移動させることで消火のための放水を継続して実施することができるので、より長い時間にわたって消火を行うことができる。
また、ウォーターサーバの筐体内に一体に設けられているため、専用のスペースを確保することなく設置することができる自動消火装置を実現することができる。
ここで、望ましくは、前記制御手段は、当該ウォーターサーバが設置された部屋に設置された火災検知手段からの火災検知信号を受信可能な受信手段を備え、前記受信手段が前記火災検知信号を受信したことに応じて前記圧送手段を動作させるように構成する。
かかる構成によれば、火災感知器や住宅用火災警報器のような火災検知手段が火災を検知すると自動的に消火を開始することができ、火災を早期に鎮火させることができる。
さらに、望ましくは、前記筐体の前面に設けられた炎検知手段と、
前記ノズルを任意の角度に旋回させることができる旋回駆動手段と、を備え、
前記制御手段は、前記炎検知手段からの信号に基づいて炎の方向を検知して前記旋回駆動手段を動作させて前記ノズルを炎の方向へ向けてから前記圧送手段を動作させて前記容器内の液体を前記ノズルより放出させるように構成する。
かかる構成によれば、火災が発生している方向へピンポイントで放出することができるため、少ない量の液体(消火剤)で火災を効率良く鎮火させることができる。
また、望ましくは、前記容器内の液体は消火剤であり、
前記制御手段は、火災の発生を検知した場合に前記圧送手段を動作させて前記容器内の消火剤を前記ノズルより放出させ、前記容器内の消火剤がなくなった場合に前記電磁弁を作動させて前記水タンク内の飲料用水を前記容器へ移動させた後、前記圧送手段を動作させて前記容器内の飲料用水を前記ノズルより放出させるように構成する。
かかる構成によれば、先ず消火剤を放出することで効率良く火災を鎮火させることができ、仮に容器内の消火剤がなくなっても鎮火していない場合には、ウォーターサーバ用の飲料用水を放出することができるため、より確実に火災を鎮火させることができる。
また、望ましくは、前記水タンクは前記容器よりも上方に設置されており、前記電磁弁を開くと前記水タンク内の飲料用水が前記第2パイプを通して前記容器へ流下するように構成する。
上記のような構成によれば、ポンプ等の移送手段を設けることなく水タンク内の飲料用水を、消火剤の入っていた容器内へ移動させて消火のために放出させることができるので、装置が大型化するのを回避することができる。
本発明のウォーターサーバ一体型の自動消火装置によれば、火災が発生した際に自動的な消火を実施することができるとともに、飲料用水を利用してより長い時間にわたって消火を行うことができる。また、専用のスペースを確保することなく消火装置を設置することができるという効果がある。
本発明に係るウォーターサーバ一体型の自動消火装置の一実施形態を示す正面図である。 実施形態のウォーターサーバ一体型の自動消火装置の内部構成例を示す断面側面図である。 実施形態の自動消火装置内に設けられている制御装置としての制御基板の構成例を示すブロック図である。 実施形態の自動消火装置の制御基板による制御手順の一例を示すフローチャートである。 火災が発生した際における実施形態の自動消火装置の各部の動作順序を示すシーケンス図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1および図2には、本発明に係る自動消火装置の実施例が示されている。本実施形態の自動消火装置は、家庭やオフィスなどの室内に設置される飲料水提供装置(以下、ウォーターサーバと称する)の筐体内に設けたものである。図1および図2のうち、図1はウォーターサーバの正面図、図2はウォーターサーバの内部構成例を示す断面側面図である。
本実施形態の自動消火装置は、図1に示すように、ウォーターサーバの筐体10の上部に、炎を検知するセンサを有する炎検知器21が内蔵され、筐体10の前面パネル11の上部に、センサが臨む検知窓12が設けられている。また、この検知窓12の下方には、放水用のノズル22が臨む放水窓13が設けられている。
筐体10の前面パネル11の上下方向中央部には凹部14が形成され、この凹部14内には、ウォーターサーバの本来の機能である飲料用水の注出口15a,15bが設けられている。なお、特に限定されるものでないが、本実施例においては、注出口15aは冷水用、注出口15bは温水用である。
また、筐体10の下部には、飲料用水の入った水タンク23と消火剤の入った容器24とが内蔵されている。水タンク23と容器24は共に密閉型であり、このうち、水タンク23はカートリッジ式の容器(ボトル)として交換可能に構成されている。
図2には、上記ウォーターサーバの筐体10の内部構成の詳細が示されている。
図2に示すように、筐体10の最下部の底壁上に液状の消火剤の入った容器24が設置され、その上方に載置棚16が設けられ、この載置棚16上に、水タンク23が設置されている。
筐体10内の上記注出口15a,15bの背部空間には、隔壁17を挟んで上方に上部タンク25、下方に下部タンク26が設けられ、上部タンク25と下部タンク26との間はパイプ17aが配設されており、上部タンク25内の水はパイプ17aを介して下部タンク26内へ移送可能に構成されている。
上部タンク25と上記注出口15aとはパイプ17bを介して接続されており、上部タンク25内の水を注出口15aへ供給する。下部タンク26の側面にはヒータ27が配設されており、ヒータ27により温められた水を、パイプ17cを介して上記注出口15bへ供給可能にされている。
さらに、上部タンク25と筐体下部の上記水タンク23とはパイプ17dを介して接続されているとともに、上記パイプ17dの途中にポンプ28が設けられていて、このポンプ28によって上記水タンク23内の水を上記上部タンク25へ移送するように構成されている。
また、上記水タンク23とその下方の容器24とはパイプ17eを介して接続されており、パイプ17eの途中に、常態において閉となる電磁バルブ29が設けられ、電磁バルブ29を開くことによって上記水タンク23内の水が下方の容器24へ流下可能に構成されている。そして、このパイプ17eには、電磁バルブ29の下方位置に、容器24内の消火剤の飲料用水への混入を防止するための逆止弁34が設けられている。
さらに、容器24と筐体10の上部に設けられている前述の放水用ノズル22との間に接続されたパイプ17fが設けられているとともに、載置棚16上にエアポンプ30が設置されており、このエアポンプ30と容器24とを接続するパイプ17gが設けられ、エアポンプ30を作動させて圧縮空気を容器24内へ送り込むことで、容器24内の消火剤を、パイプ17fを介して放水用ノズル22へ移送させ、放出することができるように構成されている。
また、筐体10の上部空間には、ノズル22を旋回させるモータ31や炎検知器21からの信号に応じてモータ31を駆動制御する制御基板32が設けられており、任意の角度に旋回させることでノズル22から噴出される水の方向を変えることができるように構成されている。
さらに、本実施例においては、筐体下部の上記容器24に、内部の液体(消火剤)がなくなったことを検出するための残量センサ33が設けられており、残量センサ33の検出信号は制御基板32へ伝達され、制御基板32はこの信号を受けるとパイプ17eの途中の電磁バルブ29を開かせる信号を出力するように構成されている。
図3には、制御基板32を含む消火装置の制御システムの構成例が示されている。
図3に示すように、制御基板32には、マイクロコンピュータCPU、CPUが実行するプログラムや固定データを不揮発的に記憶したROM、データを一時的に記憶可能なRAMなどからなる制御部32Aと、ウォーターサーバ(10)が設置された部屋の天井等に設置された火災感知器(または住宅用火災警報器)40からの検知信号を受信する受信器32Bなどの電子部品が実装されている。火災感知器40から受信器32Bへの信号の送信は、有線でも良いし無線でも良い。
制御部32Aは、受信器32Bが火災感知器40からの検知信号を受信すると、炎検知器21を動作させて、炎検知器21からの信号に基づいて炎の位置を検出し、モータ31を駆動してノズル22を、炎を検知した方向へ向けるとともに、エアポンプ30を作動させて、容器24内の消火剤または水をパイプ17fから圧送してノズル22より放出させ、消火することができるように構成されている。なお、制御部32Aは、上記のようなCPUによるプログラム方式の制御部に限定されず、所定の機能を有する回路によって構成しても良い。
次に、本実施例における制御部32Aによる制御手順について、図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。なお、以下の処理では、制御を開始する前に、容器24内に消火剤が充填されているものとする。
電源が投入されて制御が開始されると、制御部32Aは、図4に示すように、先ず火災感知器40から火災検知信号に基づいて火災が発生しているか否か判定する(ステップS1)。ここで、火災が発生している(Yes)と判定すると、ステップS2へ進んで炎検知器21からの信号を読み込んで火災の方向(炎の位置)を検知する。続いて、制御部32Aは、モータ31を駆動してノズル22を旋回させて炎を検知した方向へ向ける(ステップS3)。
次に、ステップS4へ進み、エアポンプ30を作動させて容器24内の消火剤をパイプ17fから圧送してノズル22より放出させる。続いて、残量センサ33の検出信号に基づいて容器24内の消火剤の残量があるか否か判定し(ステップS5)、消火剤の残量がある(Yes)と判定すると、ステップS4へ戻り、消火剤の残量がない(No)と判定すると、ステップS6へ進んで、エアポンプ30の作動を中止して消火剤の圧送を停止する。
その後、ステップS7へ進んで、飲料用水の入った水タンク23に接続されているパイプ17eの途中の電磁バルブ29を開かせた後、容器24内が満杯または水タンク23が空になったか否か判定する(ステップS8)。そして、容器24内が満杯または水タンク23が空になっていない(No)と判定するとステップS7へ戻り、容器24内が満杯または水タンク23が空になった(Yes)と判定すると、ステップS9へ進んで、パイプ17eの途中の電磁バルブ29を閉じる。その後、エアポンプ30を作動させて容器24内を加圧して容器24内の飲料用水をパイプ17fから圧送してノズル22より放出させる(ステップS10)。
なお、図4フローチャートでは、ステップS6でエアポンプ30の作動を中止して消火剤の圧送を停止した後、直ちにステップS7へ進んで、水タンク23に接続されているパイプ17eの途中の電磁バルブ29を開かせているが、ステップS6でエアポンプ30の作動を中止した後に、火災感知器40から火災検知信号または炎検知器12からの信号に基づいて火災が鎮火しているか否か判定するステップを設けて、火災が鎮火していないと判断したら電磁バルブ29を開くようにしてもよい。
また、ステップS9の次に火災が鎮火しているか否かを判定するステップを設けて、火災が鎮火していないと判断したらステップS10へ進んでエアポンプ30を作動させて加圧送水を開始するようにしてもよい。さらに、ステップS10で加圧送水を開始した後に、火災が鎮火しているか否かを判定して、火災が鎮火したと判定したらエアポンプ30の作動を停止するステップを設けても良い。
次に、本実施例における消火装置の動作手順について、図5のシーケンス図を用いて詳しく説明する。
受信器32Bが火災感知器(住宅用火災警報器)40からの火災検知信号(火災信号)を受信すると(ST1)、制御部32Aから炎検知器21へ起動信号が出力され、炎検知器21によって炎の位置が特定される(ST2)。そして、炎の位置情報に基づいて旋回用のモータ31が駆動されてノズル22の方向制御が実行され(ST3)、ノズル22の方向が確定(旋回完了)すると消火剤の加圧送水制御(エアポンプの駆動)が開始されて放水を開始する(ST4)。
一方、消火剤の容器24では、残量センサ33からの信号に基づいて消火剤の有無の判定が実行されており(ST0)、容器24内の消火剤がなくなったと判断すると(ST5)、加圧送水制御の停止信号が出されて放水が停止される(ST6)。その後、水タンク23に接続されているパイプ17eの途中の電磁バルブ29に対して開指令信号が出力されて電磁バルブ29が開かれる(ST7)。これにより、水タンク23内の飲料用水が容器24へ流下し、容器内残量の確認が行われて容器24が飲料用水で十分に満たされたと判断すると(ST8)、電磁バルブ29に対して閉指令信号を出力して電磁バルブ29を閉じた後(ST9)、エアポンプ30による加圧送水制御による放水が開始される(ST10)。
上記のように、本実施例においては、容器24内の消火剤の残量がゼロになったとしても、飲料用水の入った水タンク23が空でなければ水タンク23内の飲料用水を容器24へ移してノズル22より放出させるようにしているため、消火剤のみによる消火動作に比べて長時間にわたって消火を続けることができる。これによって、火災の鎮火に一層寄与することができるようになる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、容器24内の消火剤または飲料用水をノズル22へ送る機構として、エアポンプ30による加圧送水方式を使用しているが、容器24とノズル22とを接続するパイプ17fの途中にポンプを設けて圧送するように構成しても良い。
また、前記実施形態では、制御基板32上に外部の火災感知器からの検知信号を受信する受信器32Bを設けているが、ウォーターサーバの筐体10の前面等に火災感知器を設けた構成にすることも可能である。
さらに、上部タンク25や下部タンク26内の水を容器24へ移動させることができるように構成して、これらのタンク内の水も消火に利用するようにしても良い。
さらに、以上の説明では、本発明を冷水と温水を提供可能に構成されたウォーターサーバに適用した場合を例にとって説明したが、本発明は冷水のみ提供可能に構成されたウォーターサーバにも適用することができる。また、前記実施例のウォーターサーバにおいては、筐体の下部に水タンク23が設置されているが、筐体の上部に水タンク23が設置されているウォーターサーバにも適用することが可能である。
10 ウォーターサーバの筐体
15a,15b 注出口
17a〜17g 送水用のパイプ
21 炎検知器
22 放水用のノズル
23 水タンク
24 消火剤の容器
30 エアポンプ(圧送手段)
31 ノズル旋回用のモータ
32 制御基板
33 残量センサ

Claims (5)

  1. 飲料用水が入った水タンクを内蔵した筐体と当該筐体の前面に設けられた注出口とを備えたウォーターサーバと一体に構成されたウォーターサーバ一体型の自動消火装置であって、
    前記筐体内に設置され液状の消火剤を収納する容器と、
    前記筐体の壁体に形成された開口に臨むように配設された放水用のノズルと、
    前記容器と前記ノズルとを接続する第1パイプと、
    前記水タンクと前記容器とを接続する第2パイプと、
    前記容器内の液体の残量を検知可能な残量検知手段と、
    前記第2パイプの途中に設けられた電磁弁と、
    前記第1パイプを介して前記容器内の液体を前記ノズルへ送出可能な圧送手段と、
    前記電磁弁および圧送手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記残量検知手段からの信号に基づいて前記容器内の液体の有無を判定し、前記容器内に液体がない場合には前記電磁弁を作動させて前記水タンク内の水を前記容器へ移動させた後、前記圧送手段を動作させて前記容器内の液体を前記ノズルより放出させるように構成されていることを特徴とするウォーターサーバ一体型の自動消火装置。
  2. 前記制御手段は、当該ウォーターサーバが設置された部屋に設置された火災検知手段からの火災検知信号を受信可能な受信手段を備え、前記受信手段が前記火災検知信号を受信したことに応じて前記圧送手段を動作させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のウォーターサーバ一体型の自動消火装置。
  3. 前記筐体の前面に設けられた炎検知手段と、
    前記ノズルを任意の角度に旋回させることができる旋回駆動手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記炎検知手段からの信号に基づいて炎の方向を検知して前記旋回駆動手段を動作させて前記ノズルを炎の方向へ向けてから前記圧送手段を動作させて前記容器内の液体を前記ノズルより放出させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウォーターサーバ一体型の自動消火装置。
  4. 前記容器内の液体は消火剤であり、
    前記制御手段は、火災の発生を検知した場合に前記圧送手段を動作させて前記容器内の消火剤を前記ノズルより放出させ、前記容器内の消火剤がなくなった場合に前記電磁弁を作動させて前記水タンク内の飲料用水を前記容器へ移動させた後、前記圧送手段を動作させて前記容器内の飲料用水を前記ノズルより放出させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のウォーターサーバ一体型の自動消火装置。
  5. 前記水タンクは前記容器よりも上方に設置されており、前記電磁弁を開くと前記水タンク内の飲料用水が前記第2パイプを通して前記容器へ流下するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のウォーターサーバ一体型の自動消火装置。
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