JP6969420B2 - ロッカ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ロッカ構造に関する。
下記特許文献1には、車両幅方向に沿って切断したときに閉断面部が形成されるロッカにおいて、閉断面部内に断面形状がX状を成す板材が設けられた技術が開示されている。そして、この先行技術では、これにより、車両の側面衝突時(以下、「車両の側突時」という)において、当該板材が折り畳まれ(座屈変形し)、衝突エネルギが吸収可能とされる。
米国特許出願公開第13/0088044号明細書
前述のように、上記先行技術では、X状を成す板材が折り畳まれることにより、座屈変形して衝突エネルギが吸収可能とされるが、板材において、座屈変形の安定化を図るため板材を座屈変形し易くすると、衝突エネルギの吸収量が低くなる可能性がある。このため、当該板材の板厚を厚くすることが考えられるが、この場合、ロッカの重量が増加してしまう。
本発明は上記事実を考慮し、重量の増加を抑制しつつ、衝突エネルギの吸収量を増加させることが可能となるロッカ構造を提供するものである。
上記目的を達成するための第1の態様に係るロッカ構造は、車両のフロアパネルの車両幅方向の外側において車両前後方向に沿ってそれぞれ延在された閉断面部と、前記閉断面部内において、当該閉断面部における車両幅方向の外側に位置する外側壁と車両幅方向の内側に位置する内側壁の間に車両幅方向に沿って架け渡され、車両上下方向の上方側へ向かって突出する凸部と車両上下方向の下方側へ向かって凹む凹部とが車両幅方向に沿って交互に形成され、前記外側壁側から前記内側壁側へ向かうにつれて前記凸部の突出量及び前記凹部の凹み量が変えられた横板と、を含んで構成されている。
第1の態様に係るロッカ構造では、ロッカにおいて、車両のフロアパネルの車両幅方向の外側に車両前後方向に沿って延在された閉断面部が設けられている。この閉断面部内において、ロッカの車両幅方向の外側に位置する外側壁と車両幅方向の内側に位置する内側壁の間には、横板が車両幅方向に沿って架け渡されている。
この横板には、車両上下方向の上方側へ向かって突出する凸部と、車両上下方向の下方側へ向かって凹む凹部と、が車両幅方向に沿って交互に形成されている。そして、当該横板は、ロッカの外側壁側から内側壁側へ向かうにつれて、凸部の突出量及び凹部の凹み量が変えられている。
前述のように、本態様では、ロッカの閉断面部内において、ロッカの外側壁と内側壁とを架け渡す横板が設けられることにより、当該横板が設けられていない場合と比較して、ロッカの剛性を向上させることができ、ロッカの変形を抑制することができる。
ところで、車両の側突時において、ロッカが塑性変形(座屈変形)することで、衝突エネルギは吸収される。本態様では、当該横板において、車両上下方向の上方側へ向かって突出する凸部と、車両上下方向の下方側へ向かって凹む凹部と、が車両幅方向に沿って交互に形成されている。
このため、車両の側突時において、横板は凸部及び凹部が座屈変形の起点となって変形することとなる。これにより、当該横板は、車両幅方向に沿って折り畳まれた状態となり、変形モードがコントロールされる。つまり、横板における座屈変形は安定し、衝突エネルギの吸収効率を上げることができる。
ここで、例えば、凸部の突出量及び凹部の凹み量が大きい場合、横板は、座屈変形し易くなり座屈変形は安定するが、その分、衝突エネルギの吸収量は低くなってしまう。一方、凸部の突出量及び凹部の凹み量が小さい場合、横板は剛性が上がり座屈変形は不安定になるが、その分、衝突エネルギの吸収量は高くなる。
したがって、本態様では、横板において、ロッカの外側壁側から内側壁側へ向かうにつれて、凸部の突出量及び凹部の凹み量を変えるように設定することで、座屈変形を安定化させると共に衝突エネルギの吸収量の増加を可能としている。
また、本態様では、横板において、凸部及び凹部を設けると共に、当該凸部の突出量及び凹部の凹み量を変えることで、横板の板厚を厚くすることなく、衝突エネルギの吸収量を増加させることが可能となる。つまり、本態様では、横板において、重量の増加を抑制しつつ、衝突エネルギの吸収量を増加させることが可能となる。
なお、本態様における「車両幅方向に沿って交互に形成されている」において、凸部と凹部が車両幅方向に沿って連続的に交互に形成されている形状以外に、凸部と凹部が断続的に交互に形成されている形状も含まれる。
第2の態様に係るロッカ構造は、第1の態様に係るロッカ構造において、前記凸部の突出量及び前記凹部の凹み量は、前記外側壁側から前記内側壁側へ向かうにつれて小さく設定されている。
第2の態様に係るロッカ構造では、凸部の突出量及び凹部の凹み量は、外側壁側から内側壁側へ向かうにつれて小さくなるように設定されることで、ロッカの外側壁側では、凸部の突出量及び凹部の凹み量は大きく、ロッカの内側壁側では、凸部の突出量及び凹部の凹み量は小さくなる。したがって、車両の側突時において、ロッカの外側壁側では、座屈変形が安定すると共に、ロッカの内側壁側に向かうにつれて、剛性を向上させることができ、衝突エネルギの吸収量を上げることができる。
第3の態様に係るロッカ構造は、第1の態様又は第2の態様に係るロッカ構造において、前記閉断面部内において、当該閉断面部における車両上下方向の下側に位置する下壁部と前記横板の間に車両上下方向に沿って架け渡された縦板が設けられている。
第3の態様に係るロッカ構造では、閉断面部内において、当該閉断面部における車両上下方向の下側に位置する下壁部と横板の間には、縦板が車両上下方向に沿って架け渡されている。これにより、横板は補強され、車両上下方向のブレが抑制される。すなわち、本態様では、当該縦板が設けられていない場合と比較して、ロッカの剛性を向上させることができ、ロッカの変形を抑制することができる。
したがって、本態様では、ロッカにおいて、座屈変形を安定させることで衝突エネルギの吸収効率を上げると共に、耐荷重を上げることでロッカが座屈変形した際の衝突エネルギの吸収量を上げることができる。
第4の態様に係るロッカ構造は、第3の態様に係るロッカ構造において、前記縦板は、前記横板における前記凸部の頂部と前記凹部の頂部との間に設けられている。
横板が座屈変形する際、凸部の頂部及び凹部の頂部を起点として横板が変形する。このため 第4の態様に係るロッカ構造では、縦板は、横板における凸部の頂部と凹部の頂部との間に設けられている。つまり、縦板を、凸部の頂部、凹部の頂部に設けないようにして、横板の変形が阻害されないようにしている。
第5の態様に係るロッカ構造は、第4の態様に係るロッカ構造において、前記横板における前記外側壁側に前記凸部が形成され、前記縦板は、前記凸部と前記凹部の変曲点と交差する位置に設けられている。
第5の態様に係るロッカ構造では、横板における外側壁側には、凸部が形成されている。このため、車両の側突時において、横板が座屈変形する際、横板における外側壁側では、当該横板は凸部を起点として上方側へ向かって変形する。
したがって、本態様では、横板における外側壁側の凸部と凹部の変曲点と交差する位置に下縦板が設けられることにより、横板の外側壁側が座屈変形する際に、縦板には、引張り方向の荷重が作用することとなる。これにより、縦板の座屈変形を抑制すると共に、ロッカにおいて、耐荷重を上げることができ、座屈変形した際の衝突エネルギの吸収量を上げることができる。
第6の態様に係るロッカ構造は、第1の態様〜第5の態様の何れか1の態様に係るロッカ構造において、前記横板は前記閉断面部における車両上下方向の中央部に配置されている。
例えば、横板が閉断面部における車両上下方向の下方側に設けられた場合、当該横板が座屈変形する際に、閉断面部の下壁部に当たると(底付くと)、潰れ残りが生じてしまう。この場合、衝突エネルギを効率よく吸収することができず、ロッカによる衝突エネルギの吸収量が減少する可能性が生じる。
したがって、第6の態様に係るロッカ構造では、横板は閉断面部における車両上下方向の中央部に配置されている。これにより、横板が座屈変形する際に、閉断面部の上壁部や下壁部に当たって底付かないようにして、潰れ残りが生じないようにしている。
第7の態様に係るロッカ構造は、第1の態様〜第6の態様の何れか1の態様に係るロッカ構造において、前記横板は、前記凸部と前記凹部が交互に形成された波状を成し、前記横板における前記外側壁側は前記凸部が設けられ、当該横板と当該外側壁との交点と前記凸部の頂部との変位は、当該外側壁側の凸部の振幅よりも小さく設定されている。
例えば、横板と外側壁との交点と凸部の頂部との変位が大きい場合、横板は座屈変形しやすくなってしまう。つまり、この場合、衝突エネルギの吸収量が小さくなってしまう。
したがって、第7の態様に係るロッカ構造では、横板は、凸部と凹部が交互に形成された波状を成し、横板における外側壁側は凸部が設けられ、当該横板と当該外側壁との交点と凸部の頂部との変位を当該外側壁側の凸部の振幅よりも小さくなるように設定することで、横板を座屈変形し難くして横板の座屈変形に伴う初期荷重を上げるようにしている。
以上説明したように、第1の態様に係るロッカ構造は、重量の増加を抑制しつつ、衝突エネルギの吸収量を増加させることができる、という優れた効果を有する。
第2の態様に係るロッカ構造は、車両の側突時において、ロッカの外側壁側では、座屈変形が安定すると共に、ロッカの内側壁に向かうにつれて、衝突エネルギの吸収量を上げることができる、という優れた効果を有する。
第3の態様に係るロッカ構造は、座屈変形を安定させることで衝突エネルギの吸収効率を上げると共に、耐荷重を上げることでロッカが座屈変形した際の衝突エネルギの吸収量を上げることができる、という優れた効果を有する。
第4の態様に係るロッカ構造は、凸部の頂部、凹部の頂部に縦板を設けないようにすることで、横板の変形を阻害しないようにすることができる、という優れた効果を有する。
第5の態様に係るロッカ構造は、耐荷重を上げることができ、座屈変形した際の衝突エネルギの吸収量を上げることができる、という優れた効果を有する。
第6の態様に係るロッカ構造は、横板が座屈変形する際に、閉断面部の上壁部や下壁部に当たって底付かないようにして、潰れ残りを抑制することができる、という優れた効果を有する。
第7の態様に係るロッカ構造は、横板と外側壁との交点と凸部の頂部との変位を当該外側壁側の凸部の振幅よりも小さくなるように設定することで、座屈変形し難くして初期荷重を上げることができる、という優れた効果を有する。
本実施形態に係るロッカ構造が適用されたロッカの斜視図である。 図1の2−2線に沿って切断したときの断面図である。 図2の一部を拡大して示す一部拡大断面図である。 車両の側突時の横板の変形量と変形荷重の関係を示すグラフである。 (A)は、本実施形態に係るロッカ構造を示す要部拡大断面図であり、(B)は(A)の変形例を示す要部拡大断面図である。 (A)は、本実施形態に係るロッカ構造の変形例を示す要部拡大断面図であり、(B)は(A)の変形例を示す要部拡大断面図である。 (A)は、本実施形態に係るロッカ構造の変形例を示す要部拡大断面図であり、(B)は(A)の変形例を示す要部拡大断面図である。
本発明の実施形態に係るロッカ構造について図面に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、及び矢印OUTは、それぞれ本発明の一実施形態に係るロッカ構造が適用されたロッカにおける車両の前方向、上方向、及び車両幅方向の外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、前方向を向いた場合の左右を示すものとする。
(ロッカ構造の構成)
まず、本実施の形態に係るロッカ構造の構成について説明する。図1には、本実施形態に係るロッカ構造が適用されたロッカ10の斜視図が示されている。
図示はしないが、車両下部には、車両幅方向及び車両前後方向に沿ってフロアパネルが延在されており、フロアパネルの下方側には、例えば、モータ等のパワーユニットに電力を供給するための駆動力供給装置としてリチウムイオン電池、ニッケル水素電池等で構成された電池パック(蓄電池)が配設されている。なお、電池パックに代えて、水素タンク(燃料電池)が配設されてもよい。
そして、当該フロアパネルの車両幅方向の両端に、当該ロッカ10が車両前後方向に沿ってそれぞれ延在されている。図2に示されるように、ロッカ10は、車両幅方向の外側に位置するアウタ部12と、車両幅方向の内側に位置するインナ部14と、を含んで構成されている。
当該ロッカ10は、例えば、アルミニウム合金等の金属によって形成されており、押出し加工や引抜き加工などによってアウタ部12とインナ部14とが一体形成され、アウタ部12とインナ部14とで閉断面部16を形成している。なお、アウタ部12とインナ部14とは、必ずしも一体形成されなくてもよい。例えば、アウタ部12とインナ部14とを溶接や締結による結合により一体化させてもよい。
アウタ部12は、車両幅方向に沿って切断された断面形状において、上下方向に沿って形成された外側壁18と、当該外側壁18の上端と繋がり車両幅方向の内側へ向かうにつれて上方側へ向かって傾斜する傾斜上壁部20と、外側壁18の下端と繋がり閉断面部16の下側に位置する下壁部22の一部と、を含んで構成されている。
一方、インナ部14は、車両幅方向に沿って切断された断面形状において、インナ部14の上部側で上下方向に沿って形成された上部内側壁24と、インナ部14の下部側で車両上下方向に沿って形成された下部内側壁(内側壁)26と、を含んで構成されている。
この下部内側壁26は、上部内側壁24よりも車両幅方向の内側に位置しており、下部内側壁26の上端と上部内側壁24の下端との間には、略水平方向に沿って形成された横壁部28が設けられている。なお、この横壁部28は、上部内側壁24から閉断面部16側へ向かって延出し、アウタ部12の外側壁18と繋がっており、ロッカ10は、上部10Aと下部10Bとで区画されている。
また、上部内側壁24の上端には、車両幅方向の外側へ向かうにつれて上方側へ向かって緩やかに傾斜する傾斜上壁部30が繋がっており、当該傾斜上壁部30は、アウタ部12の傾斜上壁部20と繋がるように形成されている。さらに、下部内側壁26の下端には、閉断面部16の下側に位置する下壁部22の他部が繋がっている。
前述のように、インナ部14の上部内側壁24は、下部内側壁26よりも車両幅方向の外側に位置しており、ロッカ10の上部10Aと下部10Bとで閉断面部の面積が異なっている。つまり、ロッカ10の下部10B側に設けられた下部閉断面部32の面積の方が、ロッカ10の上部10A側に設けられた上部閉断面部34の面積よりも大きくなっており、ロッカ10の上部10A側よりもロッカ10の下部10B側の方の剛性が高くなっている。
本実施形態では、下部閉断面部32内には、車両上下方向の略中央部において、アウタ部12の外側壁18とインナ部14の下部内側壁26の間に横板36が車両幅方向に沿って架け渡されている。このため、下部閉断面部32は、横板36によりさらに閉断面部32Aと閉断面部32Bに区画されている。
ここで、図3に示されるように、横板36は、波状に形成されている。当該横板36は、上方側へ向かって突出する凸部38と、下方側へ向かって凹む凹部40とが、略一定の板厚で車両幅方向に沿って交互に連続して形成されている。
具体的に説明すると、本実施形態では、横板36は、外側壁18側から順番に、凸部38A、凹部40A、凸部38B、凹部40B、凸部38Cが連続して形成されており、凸部38Aの頂部は頂部P1、凹部40Aの頂部は頂部P2、凸部38Bの頂部は頂部P3、凹部40Bの頂部は頂部P4、凸部38Cの頂部は頂部P5とされている。
そして、当該凸部38、凹部40は、略一定の周波数で変動する波形とされ、外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて振幅が、A1、A2、A3、A4(A1>A2>A3>A4)と示されるように徐々に小さくなるように設定されている。
また、本実施形態では、横板36と外側壁18の交点Q1が、横板36の波形開始位置Q1とされ、横板36と下部内側壁26の交点Q2が横板36の波形終了位置Q2とされる。そして、横板36の凸部38Aの頂部P1と波形開始位置Q1との間の変位y1は、横板36の波形の振幅A1よりも小さくなるように設定されている。
また、図2、図3に示されるように、閉断面部32B側において、横板36と下壁部22の間には、複数の下縦板(縦板)42が架け渡されており、当該下縦板42は、外側壁18側から順に、下縦板42A、下縦板42B、下縦板42C、下縦板42Dとされている。
下縦板42Aは、横板36における凸部38Aの頂部P1と凹部40Aの頂部P2の間に設けられ、凸部38Aと凹部40Aの変曲点R1と交差する位置に設けられている。また、下縦板42Bは、横板36における凹部40Aの頂部P2と凸部38Bの頂部P3の間に設けられ、凹部40Aと凸部38Bの変曲点R2と交差する位置に設けられている。
そして、下縦板42Cは、横板36における凸部38Bの頂部P3と凹部40Bの頂部P4の間に設けられ、凸部38Bと凹部40Bの変曲点R3と交差する位置に設けられている。また、下縦板42Dは、横板36における凹部40Bの頂部P4と凸部38Cの頂部P5の間に設けられ、凹部40Bと凸部38Cの変曲点R4と交差する位置に設けられている。なお、変曲点R1、R2、R3、R4は、横板36の中立軸O上に設けられている。
(ロッカ構造の作用及び効果)
次に、本実施の形態に係るロッカ構造の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、図2、図3に示されるように、ロッカ10の下部閉断面部32内には、アウタ部12の外側壁18とインナ部14の下部内側壁26の間に、横板36が車両幅方向に沿って架け渡されている。そして、この横板36には、凸部38と凹部40が車両幅方向に沿って連続して交互に形成されている。
このように、ロッカ10の下部閉断面部32内において、ロッカ10の外側壁18と下部内側壁26とを架け渡す横板36が設けられることにより、図示はしないが、当該横板36が設けられていない場合と比較して、ロッカ10の剛性を向上させることができ、ロッカ10の変形を抑制することができる。すなわち、本実施形態では、当該ロッカ10において、耐荷重を上げることができる。
ところで、一対のロッカ10の内側には、例えば、電池パック(図示省略)が配設されているが、車両の側突時において、ロッカ10に側突荷重が入力されると、当該ロッカ10は、電池パックから反力を得て塑性変形(座屈変形)し、これによって、衝突エネルギが吸収される。
このとき、ロッカ10の下部閉断面部32内では、横板36は凸部38及び凹部40が座屈変形の起点となって変形することとなる。つまり、横板36は、凸部38Aの頂部P1、凹部40Aの頂部P2、凸部38Bの頂部P3、凹部40Bの頂部P4、凸部38Cの頂部P5の順に、車両幅方向に沿って折り畳まれた状態となり、変形モードがコントロールされる。つまり、横板36における座屈変形が安定し、衝突エネルギの吸収効率を上げることができる。
ここで、例えば、凸部38の振幅及び凹部40の振幅が大きい場合、横板36は、座屈変形し易くなり座屈変形が安定するが、その分、衝突エネルギの吸収量は低くなってしまう。一方、凸部38の振幅及び凹部40の振幅が小さい場合、横板36は、剛性が上がり座屈変形し難くなって座屈変形が不安定になるが、その分、衝突エネルギの吸収量は高くなる。
例えば、図4には、車両の側突時における横板の変形量と変形荷重の関係を示すグラフが示されており、(1)〜(3)では、横板の形状がそれぞれ異なっている。
具体的に説明すると、図4で示す(1)は、図示はしないが、横板において、凸部と凹部の振幅(A)が、図3に示すロッカ10の外側壁18から下部内側壁26に亘って同じ場合が示されている。
また、図4で示す(2)は、図5(A)に示されるように、横板36において、凸部38、凹部40の振幅は、ロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて、A1、A2、A3、A4と示すように徐々に小さくなるように設定された場合が示されている。
さらに、図4で示す(3)は、図5(B)に示されるように、横板44において、凸部38と凹部40の振幅が、ロッカ45の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて、A4、A3、A2、A1と示すように徐々に大きくなるように設定された場合が示されている。なお、図4で示す(2)、(3)の場合、最大振幅(A1)は、図4で示す(1)の振幅(A)と略同じである。
これによると、横板における凸部及び凹部の振幅が、ロッカ10の外側壁18から下部内側壁26に亘って同じである場合よりも、ロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて変えた方が変形荷重は大きくなっており、衝突エネルギの吸収量が大きいことが分かる。
また、図4で示す(2)、(3)における最大振幅(A1)が、図4で示す(1)における振幅(A)と略同じ場合、図4で示す(2)、(3)における横板36、44(図5(A)、(B)参照)の全長は、図4で示す(1)における横板の全長よりも短くすることができる。
したがって、図5(A)、(B)で示す横板36、44のように、ロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて凸部38及び凹部40の振幅を変えた方が、当該横板36、44において、重量の増加を抑制しつつ、衝突エネルギの吸収量が大きいことが分かる。
なお、図4の(2)、図5(A)で示されるように、凸部38及び凹部40の振幅が、ロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて徐々に小さくなるように設定された場合は、図4の(3)、図5(B)で示されるように、凸部38及び凹部40の振幅が、徐々に大きくなるように設定された場合よりも、横板36の座屈変形に伴う初期荷重は若干低くなるものの衝突エネルギの吸収量は大きくなる。
このため、本実施形態では、図5(A)に示されるように、横板36において、ロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて凸部38及び凹部40の振幅がA1、A2、A3、A4と示すように徐々に小さくなるように設定されている。これにより、座屈変形を安定化させると共に衝突エネルギの吸収量の増加を可能としている。
つまり、ロッカ10の外側壁18側では、凸部38の振幅A1は大きく、ロッカ10の下部内側壁26側では、凸部38の振幅A4は小さくなる。したがって、車両の側突時において、ロッカ10の外側壁18側では、横板36の座屈変形が安定すると共に、ロッカ10の下部内側壁26側に向かうにつれて、衝突エネルギの吸収量を上げることができる。
また、本実施形態では、横板36において、凸部38及び凹部40を設けると共に、当該凸部38及び凹部40の振幅をロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて変えることで、横板36の板厚を厚くすることなく、衝突エネルギの吸収量を増加させることが可能となる。つまり、本実施形態におけるロッカ構造では、重量の増加を抑制しつつ、衝突エネルギの吸収量を増加させることができる。
さらに、図2に示されるように、本実施形態では、下部閉断面部32内において、当該下部閉断面部32の下側に位置する下壁部22と横板36の間には、下縦板42が車両上下方向に沿って架け渡されている。これにより、横板36は補強され、車両上下方向のブレが抑制される。
この結果、本実施形態では、当該横板36の板厚を相対的に薄くすることが可能となり、ロッカ10の軽量化を図ることができる。また、本実施形態では、図示はしないが、下縦板42が設けられていない場合と比較して、ロッカ10の剛性を向上させることができ、ロッカ10の変形を抑制することができる。すなわち、本実施形態では、当該ロッカ10において、耐荷重を上げることができる。
したがって、本実施形態では、ロッカ10において、座屈変形を安定させることで衝突エネルギの吸収効率を上げると共に、耐荷重を上げることでロッカ10が座屈変形した際の衝突エネルギの吸収量を上げることができる。
また、本実施形態では、図3に示されるように、横板36における外側壁18側の凸部38Aと凹部40Aの間に下縦板42Aが設けられている。これにより、横板36の外側壁18側において、凸部38Aの頂部P1を起点として横板36が座屈変形する際に、下縦板42Aには、引張り方向(矢印方向)の荷重が作用することとなる。その結果、下縦板42Aの座屈変形が抑制され、ロッカ10において、耐荷重を上げることができ、座屈変形した際の衝突エネルギの吸収量を上げることができる。
また、本実施形態では、図2に示されるように、横板36は下部閉断面部32における車両上下方向の略中央部に配置されている。例えば、図示はしないが、横板36が下部閉断面部32における車両上下方向の下方側に設けられた場合、当該横板36が座屈変形する際に、下部閉断面部32の下壁部22に当たると(底付くと)、潰れ残りが生じてしまう。その結果、衝突エネルギを効率よく吸収することができず、ロッカ10による衝突エネルギの吸収量が減少する可能性が生じる。
したがって、本実施形態では、横板36は下部閉断面部32の中央部に配置されている。これにより、横板36が座屈変形する際に、下部閉断面部32の横壁部28や下壁部22に当たって底付かないようにして、潰れ残りが生じないようにしている。なお、後述するが、横板36は、必ずしも下部閉断面部32の中央部に配置されなくてもよい。
また、本実施形態では、図3に示されるように、横板36には、凸部38と凹部40が交互に形成され、横板36における外側壁18側には凸部38が設けられ、横板36と外側壁18との交点Q1と凸部38Aの頂部P1との変位y1は、横板36の凸部38Aの振幅A1よりも小さく設定されている。
比較例として、例えば、図示はしないが、横板36と外側壁18との交点Q1と凸部38Aの頂部P1との変位が大きい場合、横板36は座屈変形しやすくなってしまう。つまり、この場合、衝突エネルギの吸収量は小さくなってしまう。
したがって、本実施形態では、前述のように、横板36と外側壁18との交点Q1と凸部38Aの頂部P1との変位y1を横板36の振幅A1よりも小さくなるように設定している。これにより、横板36を座屈変形し難くして、横板36の座屈変形に伴う初期荷重を上げるようにしている。
さらに、本実施形態では、ロッカ10において、横板36における外側壁18側には、凸部38が形成されている。このため、車両の側突時において、横板36が座屈変形する際、横板36における外側壁18側では、当該横板36は凸部38を起点として上方側へ向かって変形する。
また、本実施形態では、下縦板42Aは、凸部38Aと凹部40Aの変曲点R1と交差する位置に設けられ、下縦板42Bは、凹部40Bと凸部38Bの変曲点R2と交差する位置に設けられている。そして、当該変曲点R1、R2は、横板36の中立軸O上に設けられている。変曲点R1、R2は、横板36の波形高さの中央部に位置しており、当該変曲点R1、R2は横板36の中立軸Oの交点となっている。
横板36の中立軸Oでは、モーメントは発生しないため、当該中立軸O上に下縦板42A、42Bを設けることで、当該下縦板42A、42Bにおいて、余分な負荷を与えず、下縦板42A、42Bの板厚を最小とすることができ、軽量化を図ることができる。なお、本実施形態では、横板36における外側壁18側に凸部38が形成されているが、凹部40が形成されてもよい。
(本実施形態の補足)
図2に示されるように、本実施形態では、下部閉断面部32内において、車両上下方向の略中央部に横板36が設けられているが、これに限るものではない。つまり、ロッカ10は、前述のように、電池パックから反力を得て座屈変形することで、衝突エネルギを吸収するため、効果的に反力が得られる高さに横板36の位置が設定されることが望ましい。
例えば、図示はしないが、下部閉断面部32内において、車両上下方向の中央部よりも下側に横板36が設けられている場合、横板36とロッカ10の下壁部22の間に架け渡された複数の下縦板42の長さを図2で示す下縦板42の長さよりも短くすることができる。
したがって、下縦板42の長さが短くなった分、当該下縦板42の軽量化を図ることができる。また、横板36を下部閉断面部32内における車両上下方向の中央部よりも下側に設け、当該下縦板42を設けることで、図2で示すロッカ10よりも、重心を下側に設定することができる。これにより、車両において、走行時の安定性が向上する。
ここで、下縦板42の長さが短くなると、その分、横板36と下壁部22との離間距離は短くなる。このため、側突荷重が入力された初期の段階での底付きを抑制するため、下部閉断面部32内においてより広い断面積側に向かって座屈変形させるべく、横板36における外側壁18側には凸部38が形成されることとなる。
なお、本実施形態では、閉断面部32B側において、横板36と下壁部22の間に複数の下縦板42が架け渡されているが、当該下縦板42に代えて、図示はしないが、閉断面部32A側において、横板36と横壁部28の間に複数の縦板が架け渡されてもよい。
また、図2、図3に示されるように、上記実施形態では、横板36の振幅を、ロッカ10の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて徐々に小さくなるように設定しているが、本発明では、重量の増加を抑制しつつ、衝突エネルギの吸収量を増加させることができればよいため、これに限るものではない。
例えば、前述したが、図5(B)に示されるように、横板44において、凸部38と凹部40の振幅が、ロッカ45の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて、A4、A3、A2、A1と示すように徐々に大きくなるように設定されてもよい。
また、図5(A)に示されるように、本実施形態では、横板36は、波状に形成されている。しかし、本発明では、凸部と凹部とが、車両幅方向に沿って交互に形成されていればよいため、これに限るものではない。
例えば、図6(A)に示されるように、横板46において、断面が鋸歯状を成すように三角形状の凸部48と凹部50とで構成され、当該凸部48と凹部50とが車両幅方向に沿って交互に形成されてもよい。
なお、ここでは、ロッカ51の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて凸部48と凹部50の振幅Aが徐々に小さくなるように設定されているが、前述のように、ロッカ51の外側壁18側から下部内側壁26側へ向かうにつれて当該振幅Aが徐々に大きくなるように設定されてもよい。以下の実施形態においてもこれと同様である。
また、図6(A)で示す横板46以外にも、図6(B)に示されるロッカ52のように、横板53において、断面が台形状の凸部54と凹部56とで構成され、当該凸部54と凹部56とが車両幅方向に沿って交互に形成されてもよい。
さらに、図5(A)に示されるように、本実施形態では、横板36は、凸部38と凹部40とが、車両幅方向に沿って交互に連続して形成されているが、当該凸部38と凹部40とは、必ずしも連続的に形成される必要はない。
例えば、図7(A)に示されるロッカ60のように、車両幅方向に沿って直線状に形成された横板62において、断面が三角形状を成す凸部64と凹部66とが断続的、かつ交互に形成されてもよい。また、図7(B)に示されるロッカ68のように、車両幅方向に沿って直線状に形成された横板70において、断面が半円状を成す凸部72と凹部74とが断続的、かつ交互に形成されてもよい。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 ロッカ
18 外側壁
22 下壁部
26 下部内側壁(内側壁)
28 横壁部(上壁部)
32 下部閉断面部(閉断面部)
36 横板
38 凸部
40 凹部
42 下縦板(縦板)
44 横板
45 ロッカ
46 横板
48 凸部
50 凹部
51 ロッカ
52 ロッカ
53 横板
54 凸部
56 凹部
60 ロッカ
62 横板
64 凸部
66 凹部
68 ロッカ
70 横板
72 凸部
74 凹部
A 振幅(外側壁側の凸部の振幅)
P1 頂部(凸部の頂部)
P2 頂部(凹部の頂部)
P3 頂部(凸部の頂部)
P4 頂部(凹部の頂部)
P5 頂部(凸部の頂部)
Q1 交点(横板と外側壁との交点)
R1 変曲点(凸部と凹部の変曲点)
R3 変曲点(凸部と凹部の変曲点)
y1 変位(横板と外側壁との交点と凸部の頂部との変位)

Claims (7)

  1. 車両のフロアパネルの車両幅方向の外側において車両前後方向に沿ってそれぞれ延在された閉断面部と、
    前記閉断面部内において、当該閉断面部における車両幅方向の外側に位置する外側壁と車両幅方向の内側に位置する内側壁の間に車両幅方向に沿って架け渡され、車両上下方向の上方側へ向かって突出する凸部と車両上下方向の下方側へ向かって凹む凹部とが車両幅方向に沿って交互に形成され、前記外側壁側から前記内側壁側へ向かうにつれて前記凸部の突出量及び前記凹部の凹み量が変えられた横板と、
    を含んで構成されているロッカ構造。
  2. 前記凸部の突出量及び前記凹部の凹み量は、前記外側壁側から前記内側壁側へ向かうにつれて小さく設定された請求項1に記載のロッカ構造。
  3. 前記閉断面部内において、当該閉断面部における車両上下方向の下側に位置する下壁部と前記横板の間に車両上下方向に沿って架け渡された縦板が設けられている請求項1又は請求項2に記載のロッカ構造。
  4. 前記縦板は、前記横板における前記凸部の頂部と前記凹部の頂部の間に設けられている請求項3に記載のロッカ構造。
  5. 前記横板における前記外側壁側に前記凸部が形成され、
    前記縦板は、前記凸部と前記凹部の変曲点と交差する位置に設けられている請求項4に記載のロッカ構造。
  6. 前記横板は前記閉断面部における車両上下方向の中央部に配置されている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のロッカ構造。
  7. 前記横板は、前記凸部と前記凹部が交互に形成された波状を成し、
    前記横板における前記外側壁側は前記凸部が設けられ、当該横板と当該外側壁との交点と当該外側壁側の凸部の頂部との変位は、当該外側壁側の凸部の振幅よりも小さく設定されている請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のロッカ構造。
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