JP6968723B2 - スクリーンユニット及びスクリーンユニットの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーンが巻き付けられた複数のスクリーン軸が軸方向に沿って連ねて配置されているスクリーンユニット及びスクリーンユニットの組立方法に関する。
スクリーンが巻き付けられた複数のスクリーン軸が軸方向に沿って連ねて配置されているスクリーンユニットとしては、例えば、スクリーンを巻き取り可能に収納するとともに下方に開口したケース体と、ケース体の中央に設けられスクリーンの軸方向における両側に突出して各スクリーンの軸方向の一端を支持可能な一対の支持突起部を備えた中間ブラケットと、を有し、中間ブラケットの両側にそれぞれ芯材に巻き付けられたスクリーンが軸方向に並設されているスクリーン装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなスクリーン装置は、芯材がバネ部材によりスクリーンを巻き取る方向に付勢されており、軸回りに回動させる操作により付勢力が調整可能に構成されている。
特開2015−163752号公報
上述したスクリーン装置において芯材に対する付勢力を調整する場合には、芯材に軸方向に沿って操作し、例えばドライバーなどを用いて軸回りに回動させると容易に調整可能である。しかしながら、スクリーンが巻き付けられた芯材が軸方向に沿って連ねられている場合、例えば、2つの芯材が連ねられている場合には、芯材においてドライバーなどにより操作する調整部を、連ねた芯材の両端部に配置しなければならない。この場合には、2つの芯材が線対象に配置されるため、芯材及び芯材に付勢するために設けられている部材が全て対象形状となり、部材点数が増え、部材管理及び組み立てが煩雑になるとともにコストが高騰する。また、3つ以上の芯材を連ねて配置すると、2つの芯材の間に配置された芯材は付勢力を調整することができないため、3つ以上の芯材を連ねることができないという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数のスクリーン軸が軸方向に沿って連ねて配置され各々のスクリーン軸の付勢力を調整可能なスクリーンユニット及びスクリーンユニットの組立方法を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のスクリーンユニットは、スクリーンが付勢部材の付勢力により巻き上げられ繰り出し可能に巻き付けられた複数のスクリーン軸が、軸方向に沿って連ねて配置されており、前記複数のスクリーン軸は、軸方向における一方の端部をなす第一端部側から操作して前記付勢力を調整可能な前記付勢部材を各々備え、前記第一端部側が各々の前記スクリーン軸における同一側に配置されており、前記複数のスクリーン軸のうちの互いに隣り合う2つの前記スクリーン軸の間には、当該2つのスクリーン軸の間側に前記第一端部が配置されている前記スクリーン軸が有する前記付勢部材の前記付勢力を、当該スクリーン軸の軸方向と交差する方向から操作して調整可能な調整操作部が設けられていることを特徴とするスクリーンユニットである。
このようなスクリーンユニットによれば、互いに隣り合う2つのスクリーン軸の間側に、付勢部材の付勢力を調整可能な第一端部が配置されているスクリーン軸の調整操作部は、スクリーン軸の軸方向と交差する方向から操作可能なので、複数のスクリーン軸が軸方向に連ねられていたとしても、軸方向と交差する方向から調整操作部を操作して、各スクリーン軸の付勢力を調整することが可能である。また、各々のスクリーン軸の第一端部側を軸方向における同一側に配置することが可能なので、各スクリーン軸を構成する部材を統一することが可能である。このため、部材点数を少なく抑えることにより、部材の管理及び組立が容易になるとともにコストを低く抑えることが可能である。
かかるスクリーンユニットであって、前記調整操作部は、軸方向に沿う方向からも操作可能であることを特徴とする。
このようなスクリーンユニットによれば、調整操作部は、軸方向に沿う方向からも操作可能なので、スクリーン軸が単体で取り付けられている場合、或いは、取り付けられる前の状態では、軸方向に沿う方向から調整操作部を操作して容易に調整することが可能である。
かかるスクリーンユニットであって、前記複数のスクリーン軸を収容するスクリーンボックスと、前記スクリーンボックス内において互いに隣り合う2つの前記スクリーン軸間に配置されて各々の前記スクリーン軸の片方の端部を支持し、前記スクリーンボックスとともに前記スクリーンを引き出し可能な開口を形成する中間部材と、前記スクリーンの端に設けられ前記スクリーンが巻き上げられた状態で軸方向において前記開口の縁部に前記スクリーンボックスの外側から当接されるボトムバーと、を有し、前記中間部材は、前記2つのスクリーン軸のうちの一方の前記スクリーン軸の端部を支持する金属製の中間金属部材と、前記2つのスクリーン軸のうちの他方の前記スクリーン軸の端部を支持し前記ボトムバーが当接される前記開口の前記縁部を備えた合成樹脂製の中間樹脂部材と、を有し、前記中間金属部材は、前記中間樹脂部材の前記開口の前記縁部に前記スクリーンボックスの内側から当接される当接部を有していることを特徴とする。
このようなスクリーンユニットによれば、スクリーンボックスの外側からボトムバーが当接される中間樹脂部材の開口の縁部には、スクリーンボックスの内側から中間金属部材の当接部が当接されるので、ボトムバーが当接されて付勢部材の付勢力が作用する開口の縁部を当接部により補強することが可能である。
また、第一スクリーンが第一付勢部材の付勢力により巻き上げられ繰り出し可能に巻き付けられ、軸方向における一方の端部をなす第一端部側から操作して前記第一付勢部材の付勢力を調整可能な第一スクリーン軸を、当該第一スクリーン軸の軸方向に沿って下方が開放されて一方の端に第一支持部が設けられたカバー材内に収容するとともに、前記第一支持部に、軸方向における他方の端部をなす第二端部を支持させる第一ステップと、前記第一スクリーン軸の前記第一端部を支持する中間部材を前記カバー材内に取り付ける第二ステップと、第二スクリーンが第二付勢部材の付勢力により巻き上げられ繰り出し可能に巻き付けられ、軸方向における一方の端部をなす第一端部側から操作して前記第二付勢部材の付勢力を調整可能な第二スクリーン軸の、軸方向における他方の端部をなす第二端部を前記中間部材に支持させる第三ステップと、前記第二スクリーン軸の前記第一端部を、第二支持部を介して前記カバー材に支持させる第四ステップと、を有することを特徴とするスクリーンユニットの組立方法である。
このようなスクリーンユニットの組立方法によれば、第一スクリーン軸を第一支持部と中間部材とにより支持した後に、第二スクリーン軸を取り付けるので、第二スクリーン軸を取り付ける前には、第一スクリーン軸の付勢力を軸方向から操作して調整することが可能である。このため、第二スクリーン軸を取り付ける前に、軸方向から操作して第一スクリーン軸の付勢力を粗方設定して仮付与することが可能である。このため、軸方向から操作する場合より操作し難い、軸方向と交差する方向から操作を少なくして、付勢力をより適切に調整した状態に、スクリーンユニットを容易に組み立てることが可能である。
本発明によれば、複数のスクリーン軸が軸方向に沿って連ねて配置され各々のスクリーン軸の付勢力を調整可能なスクリーンユニット及びスクリーンユニットの組立方法を提供することが可能である。
本実施形態に係るスクリーンユニットが取り付けられた状態を屋外側から見た外観図である。 スクリーンユニットの縦断面図である。 スクリーンユニットの構成を示す斜視図である。 スクリーンユニットを下方側から見た斜視図である。 スクリーンユニットが備える2つのスクリーン軸と中間部材とを示し上方側から見た斜視図である。 スクリーンユニットが備える2つのスクリーン軸と中間部材とを示し下方側から見た斜視図である。 図7(a)は、中間部材の構成を示す上方側から見た斜視図であり、図7(b)は、中間部材の構成を示す下方側から見た斜視図である。 右側のスクリーン軸に対する調整操作部を操作する状態を示す図である。 スクリーンユニットを下から見た図である。 スクリーンユニットの組立方法を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るスクリーンユニットについて図面を参照して説明する。
本実施形態のスクリーンユニット1は、図1、図2に示すように、例えば、シェードなどのスクリーン2a、3aが引き出し可能にスクリーンボックス4に収容され、建物5の開口5aに設けられる建具6より上方に保持部材7を介して建物5に取り付けられている。本実施形態のスクリーンユニット1は、引き出し可能に収容された2枚のスクリーン2a、3aを有している。
以下の説明では、スクリーンユニット1を屋外側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、屋内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。スクリーンユニット1の各部位であっても、また、スクリーンユニット1を構成する各部材については単体の状態であっても、建物5等に取り付けられた状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
本実施形態のスクリーンユニット1は、図3、図4に示すように、2枚のスクリーン2a、3aが軸パイプ2b、3bに巻き付けられ左右に方向に連ねて配置される2つのスクリーン軸2、3と、建物5に保持部材7により保持され2つのスクリーン軸2、3を収容するスクリーンボックス4と、を有している。尚、図3においてはスクリーンボックス4を透かした状態で示している。
スクリーン軸2、3は、スクリーン2a、3aと、スクリーン2a、3aの一方の端が固定されて巻き付けられる軸パイプ2b、3bと、スクリーン2a、3aの他方の端が固定されるボトムバー2c、3cと、軸パイプ2b、3bの両端部に設けられスクリーンボックスに支持される軸受けキャップ2d、3dと、を有している。ボトムバー2c、3cは、スクリーン2a、3aの幅より長く、スクリーン2a、3aの左右方向における両側に突出している。
ボトムバー2c、3cのスクリーン2a、3aより突出している部位は、スクリーンボックス4に収容されたスクリーン軸2、3の、スクリーンボックス4の開口4aから引き出されたスクリーン2a、3aが巻き上げられた際に、スクリーン2a、3aの引き出されている端がスクリーンボックス4内に巻き込まれることなくスクリーンボックス4外に位置するように設けられている。左右に連ねて配置される2つのスクリーン軸2、3は同一の部材である。
図5、図6に示すように、軸パイプ2b、3bには、スクリーン2a、3aを巻き上げ方向に付勢する付勢部材としてのコイルスプリング2e、3eが内蔵されている。コイルスプリング2e、3eの一方の端は、軸パイプ2b、3b内において回動不能に設けられ、他方の端は、軸パイプ2b、3b固定された一方の軸受けキャップ2d、3dに固定されて、軸パイプ2b、3bとともに回動可能に設けられている。そして、各スクリーン軸2、3は、軸パイプ2b、3bとともに回動可能な軸受けキャップ2d、3dを、スクリーン軸2、3の軸回りに回動させることにより、コイルスプリング2e、3eによる付勢力を調整可能に構成されている。
軸受けキャップ2d、3dには、軸パイプ2b、3bの左右の端側から中央側に窪み、スクリーンボックス4に設けられている、後述する軸支持部8が嵌合される軸受け凹部2f、3fが設けられている。
スクリーンボックス4は、建物5の外壁5bに沿い、下方が開放されて上方に窪む溝状をなすカバー材としてのボックス本体40と、ボックス本体40の左右の端部に設けられスクリーン軸2、3の他方の端部を支持する合成樹脂製の端部キャップ41と、スクリーンボックス4内を長手方向に並ぶ2つの空間に仕切る中間部材42と、を有している。
ボックス本体40は、建物5の外壁5bと対面する屋内壁部40aと、屋内壁部40aの上端から屋内側に向かって下がるように湾曲した上面部40bと、上面部40bの屋外側の縁から垂設されて屋内壁部40aと見込み方向に間隔を空けて対面する屋外壁部40cと、を有している。屋内壁部40aの下端と屋外壁部40cの下端との間が下方に開放されている。
ボックス本体40の両端に端部キャップ41が設けられ、ボックス本体40の左右方向におけるほぼ中央に中間部材42が設けられて、2本のスクリーン軸2、3が収容される2つの空間が形成されている。スクリーンボックス4においてスクリーン2a、3aが挿通される開口4aは、ボックス本体40の屋内壁部40a及び屋外壁部40cの下端と、両端の端部キャップ41のいずれか一方と、中間部材42とにより形成されている。このため、スクリーン2a、3aが巻き取られた際には、ボトムバー2c、3cのスクリーン2a、3aより突出している部位は、コイルスプリング2e、3eの付勢力により端部キャップ41及び中間部材42に当接されている。
図7、図8に示すように、中間部材42は、右側に位置するスクリーン軸3の左側の端部を支持する軸支持部8が設けられた金属製の中間金属部材43と、ボックス本体40と中間金属部材43とに固定され、左側に位置するスクリーン軸2の右側の端部を支持する軸支持部8が設けられた合成樹脂製の中間樹脂部材44と、を有している。ここで、スクリーン軸2の右側の端部、及び、スクリーン軸3の左側の端部が、中間部材42に支持される片方の端部に相当する。
中間金属部材43は、ボックス本体40内にて見込み方向に沿って配置される中間金属壁部43aと、ボックス本体40の屋内壁部40aに屋外側から当接されて固定されるボックス固定部43bと、ボックス本体40の上面部40bに下方から当接される上面当接部43cと、ボックス本体40の屋外壁部40cに屋内側から当接される屋外当接部43dと、中間樹脂部材44において右側のスクリーン軸3が有するスクリーン3aが収容された際にボトムバー3cが当接される部位に上方から当接される下面当接部43eと、を有している。ボックス固定部43b、上面当接部43c、屋外当接部43d、及び、下面当接部43eは、いずれも中間金属壁部43aから右方向に延出させて設けられている。
中間金属壁部43aのほぼ中央には、左右方向に貫通する貫通孔43fが設けられており、右側の面には、右側のスクリーン軸3を支持する軸支持部8をなす支持部材9が固定されている。両端の端部キャップ41、及び、中間部材42の両側に設けられている軸支持部8は、ほぼ同形状である。
軸支持部8は、スクリーン軸2、3の両端部に挿入される円筒状の軸部8aを有し、その先端から突出させて断面が矩形状をなす角筒状のジョイント突部8bが設けられている。右側の端部キャップ41及び中間樹脂部材44に設けられている軸支持部8は、端部キャップ41及び中間樹脂部材44と一体に形成されている。尚、軸支持部8は、端部キャップ41及び中間樹脂部材44とは別体に形成されて、取り付けられていても構わない。
左の端部キャップ41及び中間金属部材43に設けられている軸支持部8は、端部キャップ41及び中間金属部材43とは別に、軸支持部8を有する支持部材9が取り付けられている。より具体的には、支持部材9は、円筒状の軸部8aとジョイント突部8bとが分割されており、ジョイント突部8bは円筒状の軸部8aに対して回動自在に設けられている。左の端部キャップ41と中間金属部材43とに設けられている支持部材9は同一なので、ここでは、中間金属部材43とに設けられている支持部材9を例に挙げて説明する。
支持部材9は、軸部8aの基端側に設けられているフランジ9aが中間金属壁部43aの右側面に当接されてビス止めされている。中間金属壁部43aと軸部8aとの間の円筒部分内には、中間金属壁部43aに設けられた貫通孔43fから突出する調整操作部45aと、調整操作部45aと繋がってジョイント突部8bと係合する係合端部45bを有する係合操作部材45が設けられている。
係合操作部材45は、調整操作部45aを、スクリーン軸3の軸回りに回動操作することによりジョイント突部8bを回動させることが可能である。このため、調整操作部45aを回動操作することにより、ジョイント突部8bを介して軸受けキャップ3dを回動させ、軸受けキャップ3dと繋がったコイルスプリング3eの付勢力を調整することが可能である。ここで、スクリーン軸2において、左の端部キャップ41に設けられている軸支持部8に支持される側の端部、及び、中間金属部材43に設けられている軸支持部8に支持される側の端部がそれぞれ第一端部に相当し、反対側の端部が第二端部に相当する。
貫通孔43fから突出している調整操作部45aは、左側から見たときの外形形状が六角形状をなしており、また、突出している先端をなす左側の面には、十字状の溝45cが設けられている。このため、調整操作部45aは、スクリーン軸3に沿う方向の左側からドライバー等を十字状の溝45cに差し込んで回動操作すること、また、スクリーン軸3と交差する方向からレンチ10などにより回動操作することが可能である。
左の端部キャップ41には、ほぼ中央に左右方向に貫通する貫通孔41aが設けられており、ドライバー等により貫通孔41aを通して左側のスクリーン軸2に設けられたコイルスプリング2e、3eの付勢力を調整可能に構成されている。
中間樹脂部材44は、中間金属壁部43aに左側から当接される中間樹脂壁部44aと、中間樹脂壁部44aの外周縁部から、軸方向における両側に各々延出され、屋内壁部40a、上面部40b、及び、屋外壁部40cの内面に沿って設けられる、左右の中間延出部44bと、中間延出部44bの屋内側の下縁と屋外側の下縁との間を覆う下カバー部44cとを有している。
中間樹脂壁部44aの中間金属壁部43aに当接される面側には、中間金属壁部43aから突出する調整操作部45aを軸方向と交差する方向から操作するための例えばレンチ10の回動操作を可能にする操作空間44dが設けられている。また、下カバー部44cには、図9に示すように、スクリーンボックス4外と操作空間44dとを連通するスリット44eが設けられている。スリット44eは、下カバー部44cの下方から操作空間44d内にレンチ10を挿入可能、かつ、レンチ10をスクリーン軸3の軸回りに、例えば45度回動可能に見込み方向に沿って設けられている。
中間樹脂壁部44aの中間金属壁部43aと反対側の面には、軸支持部8が設けられており、中間樹脂壁部44aより右側に延出されている中間延出部44bは、中間金属部材43のボックス固定部43b、上面当接部43c、及び、屋外当接部43dが配置される部位には設けられていない。また、下カバー部44cにおける屋外側の部位が、コイルスプリング2e、3eの付勢力によりボトムバー2c、3cが当接される部位に相当し、下カバー部44cにおける屋外側の部位の上に中間金属部材43の下面当接部43eが当接されている。
本実施形態に係るスクリーンユニット1の組立方法は、図10に示すように、右側の端部キャップ41をボックス本体40に取り付ける。尚、図10においてはスクリーンボックス4を透かした状態で示している。
次に、第一スクリーン軸としての1本目のスクリーン軸3の一方の端部の軸受け凹部3fに右側の端部キャップ41に設けられた軸支持部8を嵌合させてボックス本体40内に1本目のスクリーン軸3を配置する(第一ステップ)。このとき、スクリーン軸3においてコイルスプリング3e側の端を中央側に配置しておく。ここで、右側の端部キャップ41に設けられた軸支持部8が第一支持部に相当し、1本目のスクリーン軸3が有するスクリーン3a、コイルスプリング3eが、それぞれ第一スクリーン、第一付勢部材に相当する。
次に、支持部材9及び係合操作部材45が取り付けられた中間金属部材43をボックス本体40の長手方向に沿って挿入し屋内側からビス止めする。このとき、中間金属部材43に設けられた支持部材9が有する軸支持部8をボックス本体40内のスクリーン軸3における左側の軸受け凹部3fに嵌合する。中間金属部材43を取り付けた状態で、中間金属部材43から突出している調整操作部45aを例えばドライバーなどにより操作して、初期付勢力を仮付与しておく。
次に、中間樹脂部材44をボックス本体40の長手方向に沿って挿入し屋内側からビス止めする。このとき、中間樹脂部材44の左側の中間延出部44bにおいてボックス本体40の屋内壁部40aと対向する部位の屋外側に金属製の裏板46を設け屋内側から進入するビスを裏板46に螺合させて固定する。中間金属部材43及び中間樹脂部材44をボックス本体40に固定するステップが第二ステップに相当する。
次に、第二スクリーン軸としての2本目のスクリーン軸2の一方の端部の軸受け凹部2fに中間樹脂部材44に設けられた軸支持部8を嵌合させてボックス本体40内に2本目のスクリーン軸2を配置する(第三ステップ)。このとき、スクリーン軸2においてコイルスプリング2e側の端をボックス本体40の左端側に配置しておく。ここで、2本目のスクリーン軸2が有するスクリーン2a、コイルスプリング2eが、それぞれ第二スクリーン、第二付勢部材に相当する。
次に、支持部材9及び係合操作部材45が取り付けられた左側の端部キャップ41をボックス本体40にビス止めする(第四ステップ)。このとき、端部キャップ41に設けられた軸支持部8をボックス本体40内のスクリーン軸2における左側の軸受け凹部2fに嵌合する。ここで、左側の端部キャップ41に設けられた軸支持部8が第二支持部に相当する。
次に、左側のスクリーン軸2は、左側の端部キャップ41側から調整操作部45aを操作してコイルスプリング2eによる付勢力を調整し、右側のスクリーン軸3は、中間部材42のスリット44eからレンチ10を挿入して調整操作部45aを操作してコイルスプリング3eによる付勢力を調整し、スクリーンユニット1の組み立てが完了する。
2本のスクリーン軸2、3がスクリーンボックス4内に収容されたスクリーンユニット1は、保持部材7を介して建物5に固定される。
本実施形態のスクリーンユニット1によれば、左右方向に連ねて配置された2本のスクリーン軸2、3において左側のスクリーン軸2と隣り合う側に調整操作部45aが配置されている右側のスクリーン軸3の調整操作部45aは軸方向と交差する下方から操作可能なので、2本のスクリーン軸2、3が軸方向に連ねられていたとしても、軸方向と交差する方向から調整操作部45aを操作して、付勢力を調整することが可能である。
また、各々のスクリーン軸2、3において、調整操作部45aが軸方向における同一側に位置するように各スクリーン軸2、3を配置することが可能なので、各スクリーン軸2、3を構成する部材を統一することが可能である。このため、部材点数を少なく抑えることにより、部材の管理及び組み立てが容易になるとともにコストを低く抑えることが可能である。
また、調整操作部45aは、軸方向に沿う方向からも操作可能なので、1本目のスクリーン軸3を取り付けた状態で、例えばドライバー等により調整操作部45aを操作して、初期付勢力を仮付与しておくことが可能である。また、スクリーン軸3が単体で取り付けられている場合、或いは、取り付けられる前の状態では、軸方向に沿う方向から例えばドライバー等により調整操作部45aを操作して容易に調整することが可能である。
また、スクリーン2a、3aが巻き上げられた状態で軸方向において開口4aの縁部をなす中間樹脂部材44の下カバー部44cは、スリット44eが設けられて強度が低い部位を有する一方で、スクリーンボックス4の外側からボトムバー3cが当接されているのでスクリーン3aを巻き上げているコイルスプリング3eの付勢力が作用する。このため、中間金属部材43の下面当接部43eが下カバー部44cにおいて開口4aの縁部に、スクリーンボックス4の内側から当接されることにより、ボトムバー3cが当接される下カバー部44cにおける開口4aの縁部を補強することが可能である。
また、本実施形態のスクリーンユニット1の組立方法によれば、軸方向に連ねられた2本のスクリーン軸2、3の右側のスクリーン軸3を右の端部キャップ41が有する軸支持部8と中間部材42の中間金属部材43に設けられた軸支持部8とにより支持した後に、左側のスクリーン軸2を取り付けるので、左側のスクリーン軸2を取り付ける前には、右側のスクリーン軸3の調整操作部45aを軸方向から操作することが可能である。このため、左のスクリーン軸2を取り付ける前に、右のスクリーン軸3の調整操作部45aを軸方向から操作して付勢力を粗方設定して仮付与することが可能である。このため、調整操作部45aを、軸方向から操作する場合より操作し難い、軸方向と交差する方向から操作を少なくして、スクリーンユニット1をより容易に調整した状態で取り付けることが可能である。
上記実施形態においては、2本のスクリーン軸2、3を軸方向に連ねて配置した例を挙げて説明したが、連ねられるスクリーン軸は3本以上であっても構わない。
上記実施形態においては、調整操作部45aの突出している先端をなす左側の面に、十字状の溝45cが設けられている例について説明したが、例えば六角形状の凹部を設けて六角棒レンチにより操作可能な形態など、軸方向から操作することが可能であればこれに限るものではない。また、調整操作部45aは、左側から見たときの外形形状を六角形状とした例について説明したが、例えば四角形状等軸方向と交差する方向から操作可能であればこれに限るものではない。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 スクリーンユニット、2 スクリーン軸、2a スクリーン、2c ボトムバー、
2d 軸受けキャップ、2e コイルスプリング、3 スクリーン軸、3a スクリーン、3c ボトムバー、3d 軸受けキャップ、3e コイルスプリング、
4 スクリーンボックス、4a 開口、8 軸支持部、40 ボックス本体、
42 中間部材、43 中間金属部材、43e 下面当接部、44 中間樹脂部材、
44c 下カバー部、44e スリット、45a 調整操作部、

Claims (3)

  1. スクリーンが付勢部材の付勢力により巻き上げられ繰り出し可能に巻き付けられた複数のスクリーン軸が、軸方向に沿って連ねて配置されており、
    前記複数のスクリーン軸は、軸方向における一方の端部をなす第一端部側から操作して前記付勢力を調整可能な前記付勢部材を各々備え、前記第一端部側が各々の前記スクリーン軸における同一側に配置されており、
    前記複数のスクリーン軸のうちの互いに隣り合う2つの前記スクリーン軸の間には、当該2つのスクリーン軸の間側に前記第一端部が配置されている前記スクリーン軸が有する前記付勢部材の前記付勢力を、当該スクリーン軸の軸方向と交差する方向から操作して調整可能な調整操作部が設けられており、
    前記複数のスクリーン軸を収容するスクリーンボックスと、
    前記スクリーンボックス内において互いに隣り合う2つの前記スクリーン軸間に配置されて各々の前記スクリーン軸の片方の端部を支持し、前記スクリーンボックスとともに前記スクリーンを引き出し可能な開口を形成する中間部材と、
    を有し、
    前記調整操作部は、前記スクリーンボックス内に設けられ、前記スクリーンボックスに設けられたスリットから操作可能であることを特徴とするスクリーンユニット。
  2. スクリーンが付勢部材の付勢力により巻き上げられ繰り出し可能に巻き付けられた複数のスクリーン軸が、軸方向に沿って連ねて配置されており、
    前記複数のスクリーン軸は、軸方向における一方の端部をなす第一端部側から操作して前記付勢力を調整可能な前記付勢部材を各々備え、前記第一端部側が各々の前記スクリーン軸における同一側に配置されており、
    前記複数のスクリーン軸のうちの互いに隣り合う2つの前記スクリーン軸の間には、当該2つのスクリーン軸の間側に前記第一端部が配置されている前記スクリーン軸が有する前記付勢部材の前記付勢力を、当該スクリーン軸の軸方向と交差する方向から操作して調整可能な調整操作部が設けられており、
    前記複数のスクリーン軸を収容するスクリーンボックスと、
    前記スクリーンボックス内において互いに隣り合う2つの前記スクリーン軸間に配置されて各々の前記スクリーン軸の片方の端部を支持し、前記スクリーンボックスとともに前記スクリーンを引き出し可能な開口を形成する中間部材と、
    前記スクリーンの端に設けられ前記スクリーンが巻き上げられた状態で軸方向において前記開口の縁部に前記スクリーンボックスの外側から当接されるボトムバーと、
    を有し、
    前記中間部材は、前記2つのスクリーン軸のうちの一方の前記スクリーン軸の端部を支持する金属製の中間金属部材と、前記2つのスクリーン軸のうちの他方の前記スクリーン軸の端部を支持し前記ボトムバーが当接される前記開口の前記縁部を備えた合成樹脂製の中間樹脂部材と、
    を有し、
    前記中間金属部材は、前記中間樹脂部材の前記開口の前記縁部に前記スクリーンボックスの内側から当接される当接部を有していることを特徴とするスクリーンユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスクリーンユニットであって、
    前記調整操作部は、軸方向に沿う方向からも操作可能であることを特徴とするスクリーンユニット。
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