JP5171112B2 - 窓用遮蔽シート材の巻き取り装置 - Google Patents

窓用遮蔽シート材の巻き取り装置 Download PDF

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Description

本発明は、巻き取り式の網戸やロールスクリーン,ローマンシェード等の窓用遮蔽シート材に用いる巻き取り装置に関する。
例えば、巻き取り式の網戸に用いられる巻き取り装置は、遮蔽シート材である網戸を巻装したロールパイプを、窓枠の一側端に回転可能に取付け、該一側端に収容した渦巻きばねのばね力に抗して遮蔽シート材を窓枠の他側端に向かって引き出すことで窓枠を遮蔽する。
窓枠の一側端には、渦巻きばねのばね力を調整するばね調整装置がケーシングに設けられ、このばね力調整装置を係脱操作盤とばね調整盤とで構成して、係脱操作盤に押し込み操作と解放操作を繰り返して行うことで、渦巻きばねのばね力を小刻みに弱めていくことができ、また、前記ばね調整盤を回動操作することで、渦巻きばねの強さを無段階に高められる。これにより、渦巻きばねの強弱調整を小刻みに行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−45659号公報
しかしながら、特許文献1のばね力調整装置では、渦巻きばねのばね力を弱めるには係脱操作盤を操作し、また渦巻きばねのばね力を強める場合には、ばね調整盤を操作することで行う構造であるため、ばね力調整装置としての構成部品点数が多く、構造が複雑化し、またばね力調整が係脱操作盤とばね調整盤との2つの機構を使い分けて操作しなければならないので、それだけばね力調整作業に手間取るといった問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するために提案されたもので、構造が簡単で、渦巻きばねのばね力調整操作を簡易迅速に行え、窓枠への着脱が容易に行えてメンテナンスが容易な窓用遮蔽シート材の巻き取り装置を提供することを目的とする。
本発明は、窓用遮蔽シート材の巻き取り装置であって、窓枠の一側端に設けられ、該窓枠の他側端との間に亘って開閉される遮蔽シート材を巻装したロールパイプと、該ロールパイプの両端に固着される回転軸手段と、該回転軸手段を収容する軸孔を有し、前記ロールパイプと一体に回転する軸受と、前記窓枠の一側端に設けられ、前記軸受を回転可能に支持する軸受支持ケースと、該軸受支持ケースと前記軸受との間で、該軸受回りに相対回転可能に配設されるばね収納ケースと、該ばね収納ケースに収容され、且つ内端を前記軸受に係止されるとともに、外端を前記ばね収納ケースに係止させて、前記遮蔽シート材を常時ロールパイプに巻き取る方向へ付勢する渦巻きばねと、前記ばね収納ケースと前記軸受支持ケースとの間に設けられ、前記渦巻きばねのばね力による前記ばね収納ケースの回転を規制する回転規制手段とを備えるとともに、該回転規制手段は、前記ばね収納ケースの外周面に所定間隔で刻設された複数の位置決め用凹部と、該複数の位置決め用凹部と選択的に係合する位置決めストッパと、該位置決めストッパを前記ばね収納ケースの外周面にへ弾発する弾発手段とを有し、前記位置決めストッパが前記複数の位置決め用凹部のいずれかと選択的に係合することにより、前記遮蔽シート材の巻き取り速度が調整され、前記窓枠の一側端に、前記ロールパイプを覆う蓋部材を回動可能に設けるとともに、該蓋部材の内面に、前記操作用切欠き部に露出する前記ばね収納ケース外周面の位置決め用凹部と係合する突起部を設けたことを特徴としている。
渦巻きばねを収納したばね収納ケースは、回転規制手段によりその回転が軸受支持ケースに位置決め固定される。この状態で遮蔽シート材がロールパイプから引き延ばされるとき、渦巻きばねのばね力に抗して遮蔽シート材が開閉される。
また、渦巻きばねのばね力を調整する場合には、ばね収納ケースを軸受回りに適宜の方向に回転させ、所望の回転位置で回転規制手段をばね収納ケースに係合させて回転を規制する。これにより、ばね収納ケースに収納された渦巻きばねのばね力は、強弱いずれにも設定が可能となる。
さらに回転規制手段を、ばね収納ケースの外周面に所定間隔で刻設された複数の位置決め用凹部と、該複数の位置決め用凹部と選択的に係合する位置決めストッパと、該位置決めストッパを位置決め用凹部へ弾発する弾発手段とを有し、位置決めストッパが複数の位置決め用凹部のいずれかと選択的に係合することにより、遮蔽シート材の巻き取り速度を調整することができる。
この位置決めストッパは、ばね収納ケース外周面の位置決め用凹部に係合するように構成することで、ばね収納ケースの回転量を調整した後、軸受支持ケースに対するばね収納ケースの位置決め固定が確実に行えるようになる。
軸受支持ケースには、バネ収納ケース外周面の一部を露出させる操作用切欠き部を設けるとよい。かかる構成によれば、軸受支持ケースから一部外部に露呈したばね収納ケースの外周面を手指をあてて操作できるので、確実なばね調整作業が行える。
構成では、ロールパイプを窓枠の一側縁にセットした後、蓋部材を閉じると同時に、突起部がばね収納ケース外周面の位置決め用凹部に係合するので、位置決めストッパに加えて、ばね収納ケースの不用意な回転をより一層確実に阻止する。
また回転軸手段は、ロールパイプの内部に設けた外筒部材と、該外筒部材に一体回転可能に収納され、且つ、軸受の軸孔に収容される回転軸を設けた内筒部材と、該内筒部材と外筒部材との間に縮設され、内筒部材を常時外方へ付勢する第2弾発手段とを有する構成にするとよい。
係る構成とすることで、遮蔽シート材を巻装したロールパイプを窓枠の一側端に設けた軸受支持ケースに取付けるとき、第2弾発手段のばね力に抗して内筒部材の回転軸を外筒部材側に収縮変位させた状態で軸受支持ケースの軸受に形成した軸孔に差し込むことができる。こうして、ロールパイプの軸受支持ケースに対する着脱操作を簡便に行え、ユーザによるロールパイプ等の交換作業、メンテナンス作業を容易に行えるようになる。
本発明によれば、ばね収納ケースを回転制御するだけで、適宜の回転量に応じた位置で回転規制手段が作動してばね収納ケースを位置決め固定するので、渦巻きばねのばね力を自由に設定できる。すなわち、本発明は、初巻調整機能を発揮する構成としてので、簡易に遮蔽シート材のロールパイプに対する巻き取りスピード、換言すれば、窓枠に対する開閉速度を自由に調整することができる効果を奏する。
また回転規制手段を、ばね収納ケース外周面に所定間隔ごとに設けた位置決め用凹部と、軸受支持ケースに取付けた位置決めストッパとで形成したので、軸受支持ケースに対するばね収納ケースの回転位置を確実に行え、その結果、渦巻きばねのばね力調整を確実且つ容易に行うことができる。
軸受支持ケースに操作用切欠き部を設けることにより、手指によるばね収納ケースの回転操作が行い易く、ひいては確実なばね調整作業を実行できる利点がある。
また、蓋部材の内面に操作用切欠き部に突出させるばね収納ケースの位置決め用凹部に係合する突起部を設けたので、位置決めストッパと相まってばね収納ケースの回転に対する位置決めを行うことができ、渦巻きばねのばね力を強めに設定してばね力が大きくなった場合でも、二重ストッパ機能により安全確実に遮蔽シート材の開閉を実行できる利点がある。
回転軸手段を、外筒部材と、該外筒部材に一体回転可能に収納された内筒部材と、該内筒部材を常時外方へ付勢する第2弾発手段とで形成しているので、ロールパイプの軸受支持ケースに対する着脱操作を簡便に行え、ユーザによるロールパイプ等の交換作業、メンテナンス作業を容易に行うことができる利点がある。
以下、本発明の窓用遮蔽シート材の巻き取り装置を、図面に示す一実施例に基づいて説明する。以下の説明では、窓用遮蔽シート材の巻き取り装置として、例えば、横引き式のロール網戸に適用した場合を例に挙げて説明するが、本発明は、縦引き式のロールスクリーン,ローマンシェード等、その他の窓用遮蔽シート材の開閉にも適用ができる。
図中、図1は窓用遮蔽シート材の巻き取り装置1の全体構成の外観を示す斜視図、図2はロールパイプ9を軸受支持ケース8に装着する状態を示す外観拡大斜視図、図3はロールパイプ9が開閉される構成を分解して示した分解斜視図である。
本実施例の巻き取り装置1が装着される窓枠2は、一側端に位置する一方の側枠3及び他側端に位置する他方の側枠4と、これら両側枠2,3の上下端を連結する上枠5及び下枠6とからなっている。上下枠5,6は、それぞれ断面コ字状のチャンネル形に形成され、その内部にガイド溝7,7が対向して設けられており、側枠3の両端に軸受支持ケース8,8が設けられている。
ロールパイプ9は、ロール式網戸を用いた遮蔽シート材10を巻装するもので、一側端に位置する一方の側枠3に設けられている。ロールパイプ9の両端には、後述する回転軸手段11,11が設けられ、該回転軸手段11,11を介してロールパイプ9が軸受支持ケース8,8に回転自在に開閉される。
軸受支持ケース8,8とロールパイプ9とは、開閉自在なメンテナンス用の蓋部材12によって覆われる。遮蔽シート材10は、ロールパイプ9から引き出されたり、巻き取られるときには、遮蔽シート材10の上下両側縁が上下枠5,6のガイド溝7,7(図2参照)に案内されて移動するようになっている。
図3に示すように、軸受支持ケース8は、第1ケース8a及び第2ケース8bとの二分割構造であり、両ケース8a,8bの内側にはそれぞれ円形凹部8cが形成され、これら2つの円形凹部8cで形成される内部空間に、軸受14と、該軸受14を内包するように設けた渦巻きばね15と、該渦巻きばね15および前記軸受14を収容するダイヤル状のばね収納ケース16と、該ばね収納ケース16を密閉するリング状の蓋17と、回転規制手段20とが収容される。
図4〜図6に示すように、軸受14は、中心に角柱状の軸孔14cが形成され、該軸孔14cに回転軸手段11の角柱状の回転軸13を収容して、第1ケース8aと第2ケース8bとの間に回転可能に軸支され、これにより、回転軸13の回転トルクが軸受14に伝達される。また、軸孔14cには、外部に通じる微少な間隙14dが形成される。
渦巻きばね15は、板ばねを渦巻き状に巻いたいわゆるゼンマイばねであり、その中心側端部に折り起こした内端15aが形成され、外側には同様に折り起こした外端15bが形成されており、内端15aは前記軸受14の間隙14dに係止される。
図3,図7に示すように、ばね収納ケース16は短円筒形のダイヤル状を呈し、その外周面に例えば、8個の位置決め用凹部16aが等間隔に形成されており、その内周には、渦巻きばね15を収容する円形状の収容部16bと、渦巻きばね15の外端15bを係止する凹部16cと、軸受14の外周回りに軸支される挿通孔16dとが形成されている。軸受14と渦巻きばね15とを収容したばね収納ケース16に蓋17が被せられることで、渦巻きばね15は軸受14とばね収納ケース16との間で係止され、且つ軸受14の回りに相対回転が可能となる。
図3,図8において、軸受支持ケース8の第1,第2ケース8a,8bに凹部8dが形成され、ここに位置決めストッパ18が収容される。位置決めストッパ18は、ストッパ片18aと、圧縮コイルばねを用いた第1弾発手段18bとでなり、ストッパ片18aには第1弾発手段18bを収納する空所18cが形成され、且つ、ストッパ片18aの先端は前記位置決め用凹部16aに係合するための尖り部18dが設けられる。したがって、ストッパ片18aは凹部8d内で移動可能であり、尖り部18dは、第1弾発手段18bのばね力により常時ばね収納ケース16の外周面に弾接し、位置決め用凹部16aのいずれかと係合することにより、ばね収納ケース16の軸受14に対する回転移動が規制され、回転規制手段20が構成される。
図3に示すように、回転規制手段20は、ばね収納ケース16の外周面に形成した8個の位置決め用凹部16aと、位置決めストッパ18及び第1弾発手段18bとで構成される。これにより、位置決めストッパ18を位置決め用凹部16aのいずれかに係合させることによって初巻調整機能としてのばね荷重が設定され、ばね収納ケース16を渦巻きばね15のばね力を弱めたり、あるいは強めたりする方向へ回転操作することで渦巻きばね15の巻き取り荷重であるばね力を調整できる。同時に、遮蔽シート材10の巻き取り速度、すなわち遮蔽シート材10の開閉速度が設定される。
なお、ばね収納ケース16の最適な位置の位置決め用凹部16aに適宜の色(マーカー)を着色しておくことで、上下に配置した渦巻きばね15のばね力の調整を均等に行える。
図2〜図4に示すように、各軸受支持ケース8には操作用切欠き部8eが設けられ、操作用切欠き部8eからばね収納ケース16の一部が外部へ突出するようにしている。これにより、ばね収納ケース16の回転操作が手指で行いやすくなる。
図9において、蓋部材12には、前記操作用切欠き部8eに嵌り込む形状の突部12aが設けられている。突部12aに、円弧部12bと係合突起12cが設けられ、蓋部材12を閉じた場合に、位置決めストッパ18が係合する位置決め用凹部16aとは異なる別の位置決め用凹部16aに係合突起12cが係合する。これにより、ばね収納ケース16の回転を阻止する二重ロック機構が形成される。
図10において、ロールパイプ9の回転を支持する回転軸手段11は、ロールパイプ9の両端に固着される外筒部材21と、該外筒部材21に一体回転可能で、且つ出没自在に収納された内筒部材22と、両筒部材21,22の間に画成された内部空間に縮設される第2弾発手段23とからなっている。
内筒部材22は、大径のピストン部22aと小径の胴部22bを有し、該ピストン部22aには、その一部を切り欠いて形成した平坦部22cが設けられている。外筒部材21の内周には、平坦部22bを案内する平坦部21aが外筒部材21の全長に亘って形成される。これにより、内筒部材22は外筒部材21に対してロールパイプ9の軸方向へは相対移動可能で、周方向へは一体回転可能な関係を持つ。
第2弾発手段23には圧縮コイルばねが用いられており、内筒部材22は、第2弾発手段23の弾発力によって常時外方向へ付勢されている。内筒部材22に第2弾発手段23のばね力に抗する外力Fを作用させると、内筒部材22は、図10(b)に示すように、そのフランジ部22dが外筒部材21に当接するまで収縮させることができる。こうして、蛍光灯の装填原理と同様に、回転軸13を軸孔14cに抜き差し自在とすることができる。
ロールパイプ9に遮蔽シート材10を巻き付けたロール体24を軸受支持ケース8間に取付ける場合には、図2の矢印で示すように、回転軸13を軸受14の軸孔14cに挿入して行うが、これに先だって、図10(a)の状態にある内筒部材22を同図(b)のように、第2弾発手段23のばね力に抗して外筒部材21へ収縮移動させ、この状態の回転軸13を軸孔14cに合致させて挿入することにより、ロール体24を軸受支持ケース8間に装填する。
装填状態においては、回転軸13近傍に設けたリング状のベアリング部13aは軸受支持ケース8の第2ケース8bに当接し、フランジ部22dが摩擦接触することがないようにしている。逆に、ロール体24を軸受支持ケース8から取り外す場合には、一旦フランジ部22dを把持するなどして内筒部材22を収縮させ、この状態で回転軸13を軸孔14cから解脱することで行う。
図2に示すように、遮蔽シート材10の先端側には、磁石25が取付けられていて、遮蔽シート材10を全閉したとき、窓枠の他側端4に設けた図示しない吸磁体に吸着させることにより、窓枠2に対する最大引き出し状態である全開状態を保持できるようにしている。
本実施例の巻き取り装置1によれば、回転規制手段20を設けているので、通常使用状態時においては、位置決め用ストッパ8と、蓋部材12の係合突起12cとが、ばね収納ケース16の位置決め用凹部16aに係合している。これにより、ロールパイプ9から遮蔽シート材10を引き出すときは、回転軸13が軸受14と一体になり渦巻きばね15を巻き上げながら回転し、遮蔽シート材10先端側の磁石25を窓枠2側の吸磁体に吸着させて全開状態を保持する。
また、遮蔽シート材10をロールパイプ9に巻き戻す場合には、磁石25を窓枠2側の吸磁体に吸着を解除することにより、渦巻きばね15の戻り力で遮蔽シート材10がロールパイプ9に巻き取られていく。この際、ばね収納ケース16には、位置決め用ストッパ8と蓋部材12の係合突起12cとが同時に係合しているので、誤作動して不用意に回転することはない。また、回転規制手段20を設けた構成により、遮蔽シート材10を引き出したり、巻き戻したりすることによる窓枠2の遮蔽を安定且つ確実に行うことができる。
遮蔽シート材10の巻き取り速度を調整する場合、すなわち、初巻調整を行う場合は、蓋部材12を開き、ばね収納ケース16を回転して行う。例えば、渦巻きばね15のばね力を弱める場合には、図3の矢印R方向に軸受支持ケース8を手指で回転し、強める場合には、矢印Rとは反対方向に回転させ、所定の位置決め用凹部16aに位置決め用ストッパ8を係合させる。また、蓋部材12を閉じて係合突起12cを位置決め用凹部16aに係合させる。このように、回転規制手段20によって、遮蔽シート材10の開閉速度、つまり、遮蔽シート材10の巻き取りスピードを簡易に調整できる。
さらに、ロールパイプ9に設けた回転軸手段11の内筒部材22を外筒部材21に収縮移動させるだけで、ロールパイプ9に遮蔽シート材10を巻き付けたロール体24を軸受支持ケース8から簡便に着脱することができる。したがって、メンテナンス用としてロールパイプ9、回転軸手段11、窓枠2等をキットとして製造販売ができる。
本発明の一実施例を示す窓用遮蔽シート材の巻き取り装置の外観斜視図である。 本発明の一実施例を示すロールパイプを軸受支持ケースに装着する状態の外観拡大斜視図である。 本発明の一実施例を示す窓用遮蔽シート材の巻き取り装置の分解斜視図である。 本発明の一実施例を示す軸受支持ケースに蓋部材を閉じた状態を示す側面図である。 図4のA−A線における断面矢視図である。 本発明の一実施例の軸受に係り、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B線における断面矢視図である。 本発明の一実施例を示すばね収納ケースの側面図である。 本発明の一実施例の位置決め用ストッパに係り、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C線における断面図である。 本発明の一実施例の蓋部材に設けた突起部に係り、(a)は側面図、(b)は(a)のD−D線における断面矢視図である。 本発明の一実施例の回転軸手段に係り、(a)は内筒部材が突出した状態を示す断面図、(b)は内筒部材が収縮した状態を示す断面図、(c)は(b)のE−E線における断面図である。
符号の説明
1…巻き取り装置
2…窓枠
3…窓枠2の一方の側枠
4…窓枠2の他方の側枠
8…軸受支持ケース
10…ロール式網戸を用いた遮蔽シート材
11…回転軸手段
12…蓋部材
13…回転軸
14…軸受
14c…軸孔
15…渦巻きばね
15a…内端
15b…外端
16…ばね収納ケース
16a…位置決め用凹部
17…蓋
18…位置決めストッパ
18a…ストッパ片
18b…圧縮コイルばねを用いた第1弾発手段
18d…尖り部
20…回転規制手段
21…外筒部材
22…内筒部材
23…第2弾発手段

Claims (3)

  1. 窓枠の一側端に設けられ、該窓枠の他側端との間に亘って開閉される遮蔽シート材を巻装したロールパイプと、
    該ロールパイプの両端に固着される回転軸手段と、
    該回転軸手段を収容する軸孔を有し、前記ロールパイプと一体に回転する軸受と、
    前記窓枠の一側端に設けられ、前記軸受を回転可能に支持する軸受支持ケースと、
    該軸受支持ケースと前記軸受との間で、該軸受回りに相対回転可能に配設されるばね収納ケースと、
    該ばね収納ケースに収容され、且つ内端を前記軸受に係止されるとともに、外端を前記ばね収納ケースに係止させて、前記遮蔽シート材を常時ロールパイプに巻き取る方向へ付勢する渦巻きばねと、
    前記ばね収納ケースと前記軸受支持ケースとの間に設けられ、前記渦巻きばねのばね力による前記ばね収納ケースの回転を規制する回転規制手段とを備えるとともに、
    該回転規制手段は、前記ばね収納ケースの外周面に所定間隔で刻設された複数の位置決め用凹部と、
    該複数の位置決め用凹部と選択的に係合する位置決めストッパと、
    該位置決めストッパを前記ばね収納ケースの外周面にへ弾発する弾発手段とを有し、
    前記位置決めストッパが前記複数の位置決め用凹部のいずれかと選択的に係合することにより、前記遮蔽シート材の巻き取り速度が調整され
    前記窓枠の一側端に、前記ロールパイプを覆う蓋部材を回動可能に設けるとともに、
    該蓋部材の内面に、前記操作用切欠き部に露出する前記ばね収納ケース外周面の位置決め用凹部と係合する突起部を設けた
    ことを特徴とする窓用遮蔽シート材の巻き取り装置。
  2. 前記軸受支持ケースに、前記バネ収納ケース外周面の一部を露出させる操作用切欠き部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の窓用遮蔽シート材の巻き取り装置
  3. 前記回転軸手段は、前記ロールパイプの内部に設けた外筒部材と、該外筒部材に一体回転可能に収納され、且つ、前記軸受の軸孔に収容される回転軸を設けた内筒部材と、該内筒部材と前記外筒部材との間に縮設され、前記内筒部材を常時外方へ付勢する第2弾発手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の窓用遮蔽シート材の巻き取り装置。
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