JP2006321131A - 筆記具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、広告等が表記されたシートをが引出可能に外筒本体内に収納したボールペンなどの筆記具に関する。
【解決手段】 外筒本体に形成されたスリットが、下端に幅広に拡開された係止受部を有しており、内筒が、外筒本体に対して回転しないように拘束される固定筒部と、外筒本体に拘束されずに回転可能な回転筒部からなっており、該固定筒部と回転筒部の中空内には両者を連結するコイルスプリングが内蔵されており、シートが前記回転筒部の外周壁に沿って巻き付けられており、前記コイルスプリングの付勢力で巻き戻されることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 外筒本体に形成されたスリットが、下端に幅広に拡開された係止受部を有しており、内筒が、外筒本体に対して回転しないように拘束される固定筒部と、外筒本体に拘束されずに回転可能な回転筒部からなっており、該固定筒部と回転筒部の中空内には両者を連結するコイルスプリングが内蔵されており、シートが前記回転筒部の外周壁に沿って巻き付けられており、前記コイルスプリングの付勢力で巻き戻されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、広告等が表記されたシートを引出可能に外筒本体内に収納したボールペンなどの筆記具に関する。
従来、ボールペン等の筆記具において、軸筒内に設けられた筆記体にシートの一端を止着して巻き付け、シートを引き出すことで、シートに記載された広告や漢字・英単語等を閲覧可能とした構造として、例えば実開昭58−38892号や実開平2−97089号が知られている。
しかし、これらの構造では、引き出したシートを巻き戻して軸筒内に収納する場合に、手動で巻き戻すため、操作が煩雑となる欠点があった。
実開昭58−38892号公報
実開平2−97089号公報
しかし、これらの構造では、引き出したシートを巻き戻して軸筒内に収納する場合に、手動で巻き戻すため、操作が煩雑となる欠点があった。
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、筆記具から引き出したシートをコイルスプリングの付勢力で自動的に巻き取り収納しうるようにした筆記具を提供することにある。
また、この発明では、簡単な構成でシートの巻き取りを行うことができるので、大型化する必要のない筆記具を提供することにある。
また、この発明では、簡単な構成でシートの巻き取りを行うことができるので、大型化する必要のない筆記具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
ボールペンなどの筆記具の外筒本体に長さ方向に伸びて上端が閉じ下端が開放されたスリットが形成されており、該スリットからケーシングとなる外筒本体に収納された内筒に巻き付けられたシートを引出した際に巻き戻す巻き戻し装置を内蔵した筆記具において、
巻き戻し装置が、筆記具のケーシングとなる外筒に挿入される内筒からなっており、
内筒が、外筒本体に対して回転しないように拘束される固定筒部と、該固定筒部の延長方向に伸びて外筒本体の内壁面とは接触しない回転筒部からなっており、
該固定筒部と回転筒部の中空内には、下端が前記固定筒部に固定され上端が回転筒部の上方に固定されて、前記回転筒部が回転した際に回転筒部を巻き戻し方向に付勢するコイルスプリングを内蔵していることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記スリットが、下端に幅広に拡開された係止受部を有しており、
前記固定筒部が、前記係止受部に下方から挿入して係合される係合片部を外壁に有して外筒本体に対して回転しないように拘束されており、
前記コイルスプリングの中空内には外筒本体に挿入される筆記部の軸芯部が挿入可能となっていることを特徴とする。
ボールペンなどの筆記具の外筒本体に長さ方向に伸びて上端が閉じ下端が開放されたスリットが形成されており、該スリットからケーシングとなる外筒本体に収納された内筒に巻き付けられたシートを引出した際に巻き戻す巻き戻し装置を内蔵した筆記具において、
巻き戻し装置が、筆記具のケーシングとなる外筒に挿入される内筒からなっており、
内筒が、外筒本体に対して回転しないように拘束される固定筒部と、該固定筒部の延長方向に伸びて外筒本体の内壁面とは接触しない回転筒部からなっており、
該固定筒部と回転筒部の中空内には、下端が前記固定筒部に固定され上端が回転筒部の上方に固定されて、前記回転筒部が回転した際に回転筒部を巻き戻し方向に付勢するコイルスプリングを内蔵していることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記スリットが、下端に幅広に拡開された係止受部を有しており、
前記固定筒部が、前記係止受部に下方から挿入して係合される係合片部を外壁に有して外筒本体に対して回転しないように拘束されており、
前記コイルスプリングの中空内には外筒本体に挿入される筆記部の軸芯部が挿入可能となっていることを特徴とする。
また、請求項3の発明では、
前記筆記具が、外筒本体と、内筒と、前記外筒本体の下端に螺合され、下方に向かって徐々に縮径する先端筒部と、
該先端筒部から突出する芯先部を有し先端筒部と前記内筒に内蔵されたコイルスプリングの中空に下方から挿入される芯部と、
前記内筒の上部に掛け止められると共に外筒本体の上部に突出する作動ノブとからなることを特徴とする。
更に、請求項4の発明では、
前記作動ノブが、内筒の上方から挿入され中途位置に設けられた突部によって内筒上部に掛止められる中継部材と、該中継部材に上から外嵌され下端に外方へ突出する掛止突部を有する筒状のキャップ部とからなっており、
該キャップ部を貫挿して外筒本体の上部に着脱可能に嵌合するクリップ部に、前記キャップ部の掛止突部と衝合してキャップ部が外方へ抜け出ないように拘束するストッパが形成されてなることを特徴とする。
前記筆記具が、外筒本体と、内筒と、前記外筒本体の下端に螺合され、下方に向かって徐々に縮径する先端筒部と、
該先端筒部から突出する芯先部を有し先端筒部と前記内筒に内蔵されたコイルスプリングの中空に下方から挿入される芯部と、
前記内筒の上部に掛け止められると共に外筒本体の上部に突出する作動ノブとからなることを特徴とする。
更に、請求項4の発明では、
前記作動ノブが、内筒の上方から挿入され中途位置に設けられた突部によって内筒上部に掛止められる中継部材と、該中継部材に上から外嵌され下端に外方へ突出する掛止突部を有する筒状のキャップ部とからなっており、
該キャップ部を貫挿して外筒本体の上部に着脱可能に嵌合するクリップ部に、前記キャップ部の掛止突部と衝合してキャップ部が外方へ抜け出ないように拘束するストッパが形成されてなることを特徴とする。
本発明の筆記具は、内筒を二分割し、内筒の内部に内蔵したコイルスプリングで両者を連結して一方の固定筒部を外筒本体に拘束し、他方の回転筒部を復帰可能に回転しうるようにしたので、外筒本体を大型化する必要がなく、引き出されたシートの巻き戻しをコイルスプリングの付勢力を利用して自動的に行うことができるという特段の効果を奏する。
以下にのこの発明の筆記具をボールペンに適用した場合の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
筆記具1は、図1及び図5に示すように、スリット10を有する外筒本体2と、該外筒本体2に内蔵される内筒3と、内筒3に巻き付けられて先端が前記スリットから突出するシート4と、前記外筒本体2の下端に螺合され、下方に向かって徐々に小径となる先端筒部5と、該先端筒部5から突出する芯先部6aを有し先端筒部5と前記内筒3に内蔵されると共にバネ7で付勢された軸芯部6と、外筒本体2の上部に先端が突出しており軸芯部6をバネ7の反発力に抗して押し下げる作動ノブ8と、前記外筒本体2に嵌着すると共に作動ノブ8の上方への抜け止めをするクリップ9とを有する基本構成からなっている。
[外筒本体]
外筒本体2は、図3および図5(c)に示すように、下部に中央の本体部分20よりやや小径で外周壁にネジを形成した下部ネジ筒部21を有し、上部に中央の本体部分20よりやや小径のクリップ嵌着部22を有する筒体からなっている。
この外筒本体2には、外筒本体2の長さ方向に伸びて上端が閉じ下端が開放されたスリット10が形成されている。
外筒本体2は、図3および図5(c)に示すように、下部に中央の本体部分20よりやや小径で外周壁にネジを形成した下部ネジ筒部21を有し、上部に中央の本体部分20よりやや小径のクリップ嵌着部22を有する筒体からなっている。
この外筒本体2には、外筒本体2の長さ方向に伸びて上端が閉じ下端が開放されたスリット10が形成されている。
[スリット]
該スリット10は、本体部分20の全長にわたり長さ方向に直線状に伸びて上端がクリップ嵌着部22で閉じられた幅狭なスリット本体10aと、その延長上で下部ネジ筒部21で開口が幅広に拡開されて下端まで延びる係止受部10bとが一連に形成されている。
該スリット10は、本体部分20の全長にわたり長さ方向に直線状に伸びて上端がクリップ嵌着部22で閉じられた幅狭なスリット本体10aと、その延長上で下部ネジ筒部21で開口が幅広に拡開されて下端まで延びる係止受部10bとが一連に形成されている。
[内筒]
内筒3は、図4、図5(b)および図7に示すように、筒体を下方よりで二分割して、短い方を固定筒部31とし、長い方を回転筒部32としている。
固定筒部31は、その外壁に、前記係止受部10bに嵌合可能な係合片部31aを突設している。
内筒3は、図4、図5(b)および図7に示すように、筒体を下方よりで二分割して、短い方を固定筒部31とし、長い方を回転筒部32としている。
固定筒部31は、その外壁に、前記係止受部10bに嵌合可能な係合片部31aを突設している。
また、回転筒部32にはシート4の基端が固着されており、回転筒部32の外周壁に沿って巻き付けられており、該シート4の先端には前記スリット10の外側でスリット本体10aの横幅より幅広に設定されてスリット10内に引き込まれないようにした摘み部4aが設けられている。
ここでシートは可撓性を有する紙やプラスチックなどのシートからなっており、表面およびまたは裏面に広告などの適宜情報が印刷などによって表示されている。
ここでシートは可撓性を有する紙やプラスチックなどのシートからなっており、表面およびまたは裏面に広告などの適宜情報が印刷などによって表示されている。
[コイルスプリング]
一方、回転筒部32は、図6に示すように、上下両端に鍔部32a、32bを有しており、上端の鍔部32aには該回転筒部32に拡張した状態で内蔵されるコイルスプリング11の上端が掛止または固定されている。
このコイルスプリング11の下端は回転筒部32内を通って固定筒部31に掛止または固定されている。
一方、回転筒部32は、図6に示すように、上下両端に鍔部32a、32bを有しており、上端の鍔部32aには該回転筒部32に拡張した状態で内蔵されるコイルスプリング11の上端が掛止または固定されている。
このコイルスプリング11の下端は回転筒部32内を通って固定筒部31に掛止または固定されている。
本実施例ではコイルスプリング11の両端に環状のフランジを有する筒体が固定されており、コイルスプリング11の上端に固定された筒体のフランジF1が回転筒部32の上端の鍔部32aに掛け止められ、コイルスプリング11の下端に固定された筒体のフランジF2が固定筒部31の内側段部に掛け止められている。
上記構成からなっているので、内筒3を外筒本体2に挿入し、固定筒部32をスリット10の係止受部10bに下から嵌合することで、固定筒部32が外筒本体2に拘束され、軸線を中心とした周方向に回転不能に拘束される。
一方、回転筒部32は外筒本体2の内壁と接することもなく回転可能に保持される。
一方、回転筒部32は外筒本体2の内壁と接することもなく回転可能に保持される。
[軸芯部]
そして、コイルスプリング11の中空内には、外筒本体2に挿入される筆記部の軸芯部(カートリッジ部)6が挿入されるようになっているので、軸芯部6を短くする必要がなく、既存の替え芯を用いることができる。
そして、コイルスプリング11の中空内には、外筒本体2に挿入される筆記部の軸芯部(カートリッジ部)6が挿入されるようになっているので、軸芯部6を短くする必要がなく、既存の替え芯を用いることができる。
この軸芯部6は、下端に芯先部6aを有しており、中途位置にストッパ突部6bを突設している。
従って、芯先部6aからストッパ突部6bまでの間にコイル状のバネ7を外嵌して、先端筒部5をリングLを介して外筒本体2の下部ネジ筒部21に螺着することで、軸芯部6を先端筒部5内に収納する待機方向に付勢しうる公知の構成となっている。
従って、芯先部6aからストッパ突部6bまでの間にコイル状のバネ7を外嵌して、先端筒部5をリングLを介して外筒本体2の下部ネジ筒部21に螺着することで、軸芯部6を先端筒部5内に収納する待機方向に付勢しうる公知の構成となっている。
[作動ノブ]
作動ノブ8は、本実施例の場合、内筒3の上方から挿入され中途位置に設けられた突部81によって回転筒部32の上端の鍔部32aに掛止められる中継部材8Aと、該中継部材8Aに上から外嵌され下端に外方へ突出する掛止突部82を有する筒状のキャップ部8Bとからなっている。
作動ノブ8は、本実施例の場合、内筒3の上方から挿入され中途位置に設けられた突部81によって回転筒部32の上端の鍔部32aに掛止められる中継部材8Aと、該中継部材8Aに上から外嵌され下端に外方へ突出する掛止突部82を有する筒状のキャップ部8Bとからなっている。
そして、中継部材8Aにはその中途位置で外周壁から外方へ向かって放射状に突出すると共に、前記回転筒部32の上端鍔部32aに掛止められる突部81を突設しており、作動ノブ8の下方への力を内筒3に伝達しうるようになっている。
また、キャップ部8Bには、その下端に前記突部81に上から係合する係合歯部82を有し、該係合歯部82の上部にはその外周壁から外方へ向かって放射状に突出すると共に、後述のクリップ部9によって拘束される掛止突部83を突設している。
また、キャップ部8Bには、その下端に前記突部81に上から係合する係合歯部82を有し、該係合歯部82の上部にはその外周壁から外方へ向かって放射状に突出すると共に、後述のクリップ部9によって拘束される掛止突部83を突設している。
[クリップ部]
クリップ部9は、前記キャップ部8Bを貫挿して外筒本体2のクリップ嵌着部22に着脱可能に嵌合する略筒状の嵌合部9aと、該嵌合部9aから下方へ延びるクリップ本体9bとからなっている。
嵌合部9aの上部開口には内側に環状に張り出す係止壁により中央の孔が前記キャップ部8Bを挿通可能な径に設定されている。
キャップ部8Bは下部に掛止突部83を有しているので、上記孔から抜け出ることがないように拘束される。
クリップ部9は、前記キャップ部8Bを貫挿して外筒本体2のクリップ嵌着部22に着脱可能に嵌合する略筒状の嵌合部9aと、該嵌合部9aから下方へ延びるクリップ本体9bとからなっている。
嵌合部9aの上部開口には内側に環状に張り出す係止壁により中央の孔が前記キャップ部8Bを挿通可能な径に設定されている。
キャップ部8Bは下部に掛止突部83を有しているので、上記孔から抜け出ることがないように拘束される。
[組立方法]
筆記具1の組立に際しては、図5(c)に示す外筒本体2に、図5(b)に示す内筒3を挿入し、その際にシート4の摘み部4aはスリット10の外へ出るようにする。
そして、固定筒部31の係合片部31aをスリット10の係止受部10bに嵌め込んで固定筒部31の回転を拘束した状態で外筒本体2に内筒3を取り付ける。
筆記具1の組立に際しては、図5(c)に示す外筒本体2に、図5(b)に示す内筒3を挿入し、その際にシート4の摘み部4aはスリット10の外へ出るようにする。
そして、固定筒部31の係合片部31aをスリット10の係止受部10bに嵌め込んで固定筒部31の回転を拘束した状態で外筒本体2に内筒3を取り付ける。
次いで、図5(a)の軸芯部6の上部を図5(b)の内筒3のコイルスプリング11の中空内に挿入すると、ストッパ突部6aが、固定筒部31に固定するためのコイルスプリング11の下端に固定されたフランジF2に下から衝合してそれ以上の挿入が拘束される(図6参照)。
そこで、図5(a)に示すように、バネ7を芯先部6aから挿入して外嵌し上端をストッパ突部6aに掛止めた状態で先端筒部5を下部ネジ筒部21に螺着し、前記バネ7により軸芯部6を収納方向に付勢する。
そこで、図5(a)に示すように、バネ7を芯先部6aから挿入して外嵌し上端をストッパ突部6aに掛止めた状態で先端筒部5を下部ネジ筒部21に螺着し、前記バネ7により軸芯部6を収納方向に付勢する。
また、図5(b)および図6に示すように、回転筒部32の上部開口には作動ノブ8の中継部材8Aを上から挿入し突部81で掛止め、その上にキャップ部8Bを外嵌する。
更に、キャップ部8Bを孔から通してクリップ部9の嵌合部9aをクリップ嵌着部22に嵌合して作動ノブ8が抜け出ず押し下げ可能となるように拘束して組立が完了する。
更に、キャップ部8Bを孔から通してクリップ部9の嵌合部9aをクリップ嵌着部22に嵌合して作動ノブ8が抜け出ず押し下げ可能となるように拘束して組立が完了する。
[使用法]
上記構成からなっているので、使用時には、スリット10の外側に出ているシート4の摘み部4aを引っ張ってシート4を外側に引き出すと、前記回転筒部32がコイルスプリング11の付勢力に抗して回転し、反発力を高めながらシート4が展開して閲覧に供される(図2参照)。
不使用時には、摘み部4aを手から離すことにより、展開されたシート4は前記コイルスプリング11の反発力で回転筒部32を逆回転させて、引き出されたシート4を回転筒部32の外周壁に沿って自動的に巻き付ける(図1参照)。
上記構成からなっているので、使用時には、スリット10の外側に出ているシート4の摘み部4aを引っ張ってシート4を外側に引き出すと、前記回転筒部32がコイルスプリング11の付勢力に抗して回転し、反発力を高めながらシート4が展開して閲覧に供される(図2参照)。
不使用時には、摘み部4aを手から離すことにより、展開されたシート4は前記コイルスプリング11の反発力で回転筒部32を逆回転させて、引き出されたシート4を回転筒部32の外周壁に沿って自動的に巻き付ける(図1参照)。
上記実施例では、筆記具としてボールペンの場合を例示したが、水性ペンやシャープペンシル、あるいはスタイラスペンなどであってもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 筆記具
2 外筒本体
3 内筒
4 シート
5 先端筒部
6 軸芯部
6a 芯先部
7 バネ
8 作動ノブ
8A 中継部材
8B キャップ部
9 クリップ部
9a 嵌合部
9b クリップ本体
10 スリット
10b 係止受部
11 コイルスプリング
31 固定筒部
32 回転筒部
2 外筒本体
3 内筒
4 シート
5 先端筒部
6 軸芯部
6a 芯先部
7 バネ
8 作動ノブ
8A 中継部材
8B キャップ部
9 クリップ部
9a 嵌合部
9b クリップ本体
10 スリット
10b 係止受部
11 コイルスプリング
31 固定筒部
32 回転筒部
Claims (4)
- ボールペンなどの筆記具の外筒本体に長さ方向に伸びて上端が閉じ下端が開放されたスリットが形成されており、該スリットからケーシングとなる外筒本体に収納された内筒に巻き付けられたシートを引出した際に巻き戻す巻き戻し装置を内蔵した筆記具において、
巻き戻し装置が、筆記具のケーシングとなる外筒に挿入される内筒からなっており、
内筒が、外筒本体に対して回転しないように拘束される固定筒部と、該固定筒部の延長方向に伸びて外筒本体の内壁面とは接触しない回転筒部からなっており、
該固定筒部と回転筒部の中空内には、下端が前記固定筒部に固定され上端が回転筒部の上方に固定されて、前記回転筒部が回転した際に回転筒部を巻き戻し方向に付勢するコイルスプリングを内蔵していることを特徴とする筆記具。 - スリットが、下端に幅広に拡開された係止受部を有しており、
固定筒部が、前記係止受部に下方から挿入して係合される係合片部を外壁に有して外筒本体に対して回転しないように拘束されており、
コイルスプリングの中空内には外筒本体に挿入される筆記部の軸芯部が挿入可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の筆記具。 - 筆記具が、外筒本体と、内筒と、前記外筒本体の下端に螺合され、下方に向かって徐々に縮径する先端筒部と、
該先端筒部から突出する芯先部を有し先端筒部と前記内筒に内蔵されたコイルスプリングの中空に下方から挿入される軸芯部と、
前記内筒の上部に掛け止められると共に外筒本体の上部に突出する作動ノブとからなることを特徴とする請求項1に記載の筆記具。 - 作動ノブが、内筒の上方から挿入され中途位置に設けられた突部によって内筒上部に掛止められる中継部材と、該中継部材に上から外嵌され下端に外方へ突出する掛止突部を有する筒状のキャップ部とからなっており、
該キャップ部を貫挿して外筒本体の上部に着脱可能に嵌合するクリップ部に、前記キャップ部の掛止突部と衝合してキャップ部が外方へ抜け出ないように拘束するストッパが形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005146575A JP2006321131A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005146575A JP2006321131A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | 筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006321131A true JP2006321131A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=37541149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005146575A Pending JP2006321131A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | 筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006321131A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD753224S1 (en) | 2014-02-25 | 2016-04-05 | Senator Gmbh & Co. Kgaa | Writing instrument |
JP2017523933A (ja) * | 2014-07-30 | 2017-08-24 | ペンジア・インコーポレイテッドPengea Inc. | 多目的複合筆記具 |
KR20200022754A (ko) * | 2018-08-23 | 2020-03-04 | 가톨릭대학교 산학협력단 | 연골의 강도측정장치 |
WO2020097173A1 (en) * | 2018-11-06 | 2020-05-14 | Pengea Inc. | A multi-purpose combination writing instrument |
-
2005
- 2005-05-19 JP JP2005146575A patent/JP2006321131A/ja active Pending
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USD753224S1 (en) | 2014-02-25 | 2016-04-05 | Senator Gmbh & Co. Kgaa | Writing instrument |
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US10414202B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-09-17 | Pengea Inc. | Multi-purpose combination writing instrument |
KR20200022754A (ko) * | 2018-08-23 | 2020-03-04 | 가톨릭대학교 산학협력단 | 연골의 강도측정장치 |
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CN113365849A (zh) * | 2018-11-06 | 2021-09-07 | 潘吉亚股份有限公司 | 多功能组合式书写工具 |
US11390110B2 (en) | 2018-11-06 | 2022-07-19 | Pengea Inc. | Multi-purpose combination writing instrument |
CN113365849B (zh) * | 2018-11-06 | 2023-10-24 | 潘吉亚股份有限公司 | 多功能组合式书写工具 |
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