JP6630579B2 - 遮蔽装置の巻取軸収容装置 - Google Patents

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Description

本発明は、日射遮蔽、防虫、防塵またはクリーンルーム等の用途として設置される遮蔽装置に使用される遮蔽材を巻き取るための巻取軸を収容する巻取軸収容装置に関する。
従来の遮蔽装置の遮蔽材としてのスクリーンを巻き取るための巻取軸取付構造としては、特開2004−190225号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献には、建物の開口枠に固定するための巻取りボックスと、巻取りボックス内に支持された巻取り軸と、一端が巻取り軸に保持されたスクリーンとを備え、巻取り軸の両端からは支持軸が突設され、巻取りボックスは、支持軸を抜脱可能に支持するための軸受穴が形成された一対のブラケットと、スクリーンの導出方向に開口する開口部とを備えており、少なくとも一方のブラケットにおける軸受穴の側壁には、軸受穴から支持軸を離脱させるための切欠口が、巻取りボックスの開口部側に向けて開設されていることが開示される。
これによれば、巻取り軸に対してスクリーンの導出方向、すなわち巻取りボックスの開口部方向に所定以上の力が作用すると、一方の支持軸を支持する軸受穴の切欠口が変形によって拡開されて、一方の支持軸が軸受穴から離脱すると同時に、他方の支持軸が軸受穴から抜脱することにより、巻取り軸が開口部を通じて巻取りボックスから離脱することができ、巻取りボックスの開口部から巻取り軸の他方の支持軸を軸受穴に挿入し、一方の支持軸を軸受穴の切欠口から押し込むことにより、巻取り軸を巻取りボックスに回転可能に支持させることができる。
特開2004−190225号公報
しかしながら、特許文献1に開示される構造では、巻取り軸と巻取りボックスへの支持にあたっては、軸受穴の切欠口が変形して拡開することで支持軸が抜脱するようになっており、切欠口の弾性変形を利用しているため、切欠口や軸受穴が破損してしまう恐れがある。また、支持軸を抜脱するための係合力については、通常操作では外れずに所定量以上の力が作用したときのみ外れる必要があるため、その係合力の調整が難しく、巻取軸を取り外したり取り付けたりする作業が煩雑になるという課題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、巻取軸を取り外したり取り付けたりする作業を容易にすることの可能な遮蔽装置の巻取軸収容装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、遮蔽装置の遮蔽材を巻き取るための巻取軸を回転自在に収容する巻取軸収容装置であって、前記巻取軸の両端を支持する一対の側面ブラケットと、前記一対の側面ブラケット同士を連結する連結部と、を備え、前記側面ブラケットは、ベース部と、前記巻取軸の端部を軸支する軸受部と、を有し、少なくとも前記巻取軸の一端側を支持する前記軸受部が可動軸受部であることによって、前記巻取軸端部を離脱不能とする第1の状態と、前記巻取軸端部を離脱可能とする第2の状態と、が切替可能であることを特徴とする、遮蔽装置の巻取軸収容装置が提供される。
かかる構成によれば、少なくとも巻取軸の一端側を支持する軸受部が可動軸受部であり、これによって、巻取軸端部を離脱不能とする第1の状態と、巻取軸端部を離脱可能とする第2の状態と、を切替えることが可能である。このようにして、巻取軸を取り外したり取り付けたりする作業を容易にすることが可能である。
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記可動軸受部は、前記ベース部に対して軸方向に摺動自在に設けられ、前記可動軸受部が巻取軸の軸方向に移動することで、前記第1の状態と前記第2の状態とが切り替わるようにしてもよい。可動軸受部をベース部に対して軸方向に摺動自在に設けることで、巻取軸端部を離脱不能とする第1の状態と、巻取軸端部を離脱可能とする第2の状態とを切替えることが可能である。
また、前記可動軸受部は、前記巻取軸端部を離脱不能に支持する軸孔と、前記軸孔の端部から前記巻取軸の方向に延びる延設片と、を有し、前記第2の状態のとき、前記延設片によって前記巻取軸の一端側を支持するようにしてもよい。可動軸受部に軸孔の端部から巻取軸の方向に延びる延設片を形成することで、巻取軸の一端部を延設片によって移動可能に支持することができる。
また、前記可動軸受部には、前記軸孔の端部から前記延設片とは反対方向に延び、前記可動軸受部を操作するための操作軸が設けられ、前記操作軸は、前記ベース部に対して軸方向に摺動自在に設けられ、前記操作軸が前記ベース部に対して軸方向に摺動することで、前記可動軸受部が前記第1の状態と前記第2の状態とに切り替わるようにしてもよい。操作軸を側面ブラケットに対して巻取軸方向とは反対方向に引き出すことによって、可動軸受部を軸方向に摺動させ、第1の状態と第2の状態とに切り替わることができる。巻取軸を巻取軸収容装置に収容した状態のまま、第1の状態と第2の状態とを切り替えることができる。
また、前記操作軸又は前記ベース部にはカム面が形成され、前記操作軸を回転させると、前記カム面によって前記操作軸が前記ベース部から回転しながら引き出されるようにしてもよい。操作軸あるいは側面ブラケットにはカム面を形成することで、操作軸を回転させると、操作軸が側面ブラケットから回転しながら引き出され、可動軸受部を軸方向に摺動させることができる。
前記巻取軸の他端側を支持する前記側面ブラケットは、前記軸受部に近接して前記巻取軸側に突出する支持片が設けられ、前記支持片は、前記巻取軸の前記遮蔽材が巻き取られる巻取面を支持するようにしてもよい。巻取軸の他端側を支持する側面ブラケットに支持片を設けることで、支持片は巻取軸の遮蔽材が巻き取られる巻取面を支持できるため、巻取軸の他端側を軸受部に抜き差しする作業が容易となる。
本発明によれば、巻取軸を取り外したり取り付けたりする作業を容易にすることが可能な遮蔽装置の巻取軸収容装置が提供される。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
巻取軸収容装置200を採用した遮蔽装置100の全体構成を概略的に示した図である。 遮蔽装置100の使用状態を示し、(a)はスクリーンを巻き取った状態の側面図であり、(b)はスクリーンを引き出した状態の側面図である。 巻取軸収容装置200を使用時の状態から上下方向に180°反転させた図である。 一方の側面ブラケット210を分解した状態を示す斜視図である。 可動軸受部212が離脱不能状態のときの一方の側面ブラケット210を示し、(a)は一方の側面ブラケット210を外側から見た図であり、(b)は一方の側面ブラケット210を内側から見た図である。 可動軸受部212が離脱可能状態のときの一方の側面ブラケット210を示し、(a)は一方の側面ブラケット210を外側から見た図であり、(b)は一方の側面ブラケット210を内側から見た図である。 離脱不能状態の一方の側面ブラケット210を示し、(a)は外側から見た図であり、(b)は横から見た図であり、(c)は内側から見た図である。 離脱可能状態の一方の側面ブラケット210を示し、(a)は外側から見た図であり、(b)は横から見た図であり、(c)は内側から見た図である。 他方の側面ブラケット220を説明するための図であり、(a)は支持片223からアダプタ224が取り外された状態を示し、(b)は支持片223にアダプタ224が取り付けられた状態を示す。 他方の側面ブラケット220を説明するための図であり、(a)は巻取軸110の径寸法が大きいときの状態を示し、(b)は巻取軸110の径寸法が小さいときの状態を示す。 他方の側面ブラケット220を説明するための図であり、(a)は一方の側面ブラケット210を取り外した状態を示し、(b)は巻取軸110の他端側を見た図である。 巻取軸収容装置200に巻取軸110を取り付ける手順を説明するための図であり、(a)は巻取軸収容装置200に巻取軸110の一端側を挿入した状態を示し、(b)は巻取軸110の一端側を軸孔212aに挿入した状態を示し、(c)は巻取軸110の他端側を軸受部222に支持させた状態を示し、(d)は巻取軸110を巻取軸収容装置200に取り付けた状態を示す。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の巻取軸収容装置200を採用した遮蔽装置100の全体の構成について図1を参照しながら説明する。図1は巻取軸収容装置200を採用した遮蔽装置100の全体構成を概略的に示した図である。本実施形態では、遮蔽装置100は、建物の屋外、例えばベランダに設置されるロールスクリーンとして説明する。ただし、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば、遮蔽装置を屋内に設置してもよい。
遮蔽装置100は、図1に示したように、巻取軸収容装置200と、巻取軸収容装置200に回転自在に収容される巻取軸110と、巻取軸110に巻き取り及び巻き解き可能に上端が連結されるスクリーン120と、スクリーン120の下端の全長に亘って連結されてスクリーン120に張力を与えるウエイトバー130と、ウエイトバー130から垂下するプルコード140と、ウエイトバー130を固定する固定装置150と、を備えて固定される。
以下、本実施形態の遮蔽装置100の各構成要素について、図1及び図2を参照しながら説明する。
巻取軸収容装置200は、図2に示したように、取り付け用ブラケット160を介して窓よりも上方の外壁300に固定されている。巻取軸110は、図1に示したように、巻取軸収容装置200に、両端が回転自在に支持されている。スクリーン120は、図1に示したように、上端が巻取軸110に連結されており、巻取軸110に巻き取り及び巻き解かれる。スクリーン120は、巻取軸110に巻き取られると、図2(a)に示したように、巻取軸収容装置200に収容され、巻取軸110から巻き解かれると、図2(b)に示したように、巻取軸収容装置200から引き出される。
ウエイトバー130は、図1に示したように、スクリーン120の下端の全長に亘って連結され、スクリーン120に張力を与えるものである。ウエイトバー130は、図2(a)に示したように、スクリーン120が巻取軸収容装置200に収容されているときは、巻取軸収容装置200の下端に当接する位置まで上昇している。プルコード140は、図1に示したように、ウエイトバー130の長手方向における中央の位置から垂下している。使用者はこのプルコード140を持って引き下げることによってスクリーン120を引き出すことができる。
固定装置150は、ウエイトバー130を固定するものであり、図1に示したように、ウエイトバー130の長手方向の両端部の近傍に設けられる。固定装置150は、図2にしたように、窓よりも下方の外壁310に固定されており、先端には下方に突出する突出部151が形成されている。固定装置150は、図2(b)に示したように、スクリーン120が窓を覆う位置まで引き出された状態において、ウエイトバー130の上方から内部に突出部151が挿入されることによってウエイトバー130を固定する。
次に、本実施形態の特徴的な構成である巻取軸収容装置200について、図3を参照しながら説明する。巻取軸収容装置200は、遮蔽装置100のスクリーン120を巻き取るための巻取軸110を回転自在に収容するものである。巻取軸収容装置200は、図3に示したように、巻取軸110の両端を支持する一対の側面ブラケット210、220と、一対の側面ブラケット210、220同士を連結するカバー体(連結部)230と、を備える。そして、一対の側面ブラケット210、220は、ベース部211、221と、巻取軸110の端部を軸支する軸受部212、222と、を有し、少なくとも巻取軸110の一端側を支持する軸受部212が可動軸受部212であり、可動軸受部212は、巻取軸110を離脱不能とする離脱不能状態(第1の状態)と、巻取軸110を離脱可能とする離脱可能状態(第2の状態)と、に切替可能であることを特徴とする。
以下、巻取軸収容装置200の各構成要素について、主に図4〜図8を参照しながら説明する。
(側面ブラケット210)
一対の側面ブラケット210、220は、図4〜図6に示したように、構成がそれぞれ異なっている。一対の側面ブラケット210、220のうちの一方の側面ブラケット210は、巻取軸110の一方の端部を支持するものであり、図4〜図6に示したように、ベース部211と、可動軸受部212と、状態切替部材213を備えて構成される。
(ベース部211)
ベース部211は、カバー部230の一端に連結されるものであり、図4に示したように、板状に構成されている。ベース部211の中央には可動軸受部212が摺動可能に嵌め合わされる摺動穴211aが形成されている。摺動穴211aの周面の略180°離間した2か所に、カム面が形成されたカム溝211bが形成されている。カム溝211bは摺動穴211aの周面に沿って斜めに形成されている。
また、ベース部材211の外側の壁面には、図4に示したように、摺動穴211aの縁部から径方向に方形状の方形溝211cが形成されている。方形溝211cには、方形溝211cに沿って移動可能に状態切替部材213が挿入されている。状態切替部材213の詳細については後述する。
(可動軸受部212)
可動軸受部212は、巻取軸110の一端側を回転自在に支持するものである。可動軸受部212は、図5及び図6に示したように、ベース部211の摺動穴211aに嵌め合わされて、軸方向に摺動自在に設けられる。可動軸受部212は、図5に示したように、ベース部211に押し込まれるときに(すなわち、軸受部222に近づく方向に移動したときに)、巻取軸110を離脱不能とする離脱不能状態になる。また、可動軸受部212は、図6に示したように、ベース部211から引き出されるときに(すなわち、軸受部222から遠ざかる方向に移動したときに)、巻取軸110を離脱可能とする離脱可能状態になる。
可動軸受部212は、図5(a)及び図6(a)に示したように、巻取軸120の端部を回転自在にかつ離脱不能に支持する軸孔212aと、軸孔212aの端部から巻取軸120の方向に延びる延設片212bと、を有する。延設片212bは、可動軸受部212が離脱可能状態のときに、巻取軸212の一端側を支持する。
また、可動軸受部212は、図5(b)及び図6(b)に示したように、延設片212bとは軸方向において反対方向に延びる略円筒状の操作軸部(操作軸)212cを有している。軸孔212aと延設片212bとは一体に形成されており、一体に形成された軸孔212aと延設片212bとを操作軸部212cにねじ212gで固定することによって可動軸受部212を構成している。操作軸部212cは、ベース部211の摺動穴211aに軸方向に摺動可能に嵌め合わされており、軸孔212aの操作軸部212c側端部には、周面から突出する左右一対の拡径片212hが設けられており、各拡径片212hはベース部211からの抜け止めとして作用する。
操作軸部212cには、図4に示したように、外周面の略180°離間した2箇所に、カム面Cが形成されたリブ212dが形成されている。リブ212dは、操作軸部212cの軸孔212a側の端部から他方の端部に向かって直線状に軸方向に延びた後に、円周方向において傾斜したカム面Cが形成されている。リブ212dのカム面Cは、ベース部211のカム溝211bに沿った形状となっている。
操作軸部212を回転させると、図5に示したように、カム溝211bによってリブ212dが案内されて、操作軸部212がベース部211から回転しながら軸方向に移動する。よって、可動軸受部212がベース部211から引き出される。
操作軸部212cの端部は、図4に示したように、他の部分よりも大径に構成されており、ベース部211の摺動穴211aに入り込むことが防止されている。また、操作軸部212cの端部にはプラスの溝212eが設けられている。この溝212eにドライバーやコインなどを挿入して回転させることにより、可動軸受部212が回転する。操作軸部212cの端部には、状態切替部材213が嵌合する嵌合溝212fが形成されている。
(状態切替部材213)
状態切替部材213は、可動軸受部212を回転可能にする状態と、回転不能にする状態とを切り替えるものである。状態切替部材213は、図4に示したように、方形状の基部213aと、基部213aから突出した操作部213bと、から構成される。
操作部213bは、状態切替部材213を操作するためのものであり、操作部213bの表面には凸凹の滑り止めが形成されている。状態切替部材213は、図5に示したように、基部213aがベース部211の方形溝211cに摺動可能に嵌め合わされる。
図5(a)に示したように、状態切替部材213を操作部213bが操作軸部212cの嵌合溝212fに嵌合する位置に移動すると、可動軸受部212が回転不能となる。一方、状態切替部材213を操作部213bが操作軸部212cの嵌合溝212fから離間した位置に移動すると、図6(a)に示したように、可動軸受部212が回転可能となる。
可動軸受部212の動作について図7及び図8を参照しながら説明する。図7は、巻取軸110の端部を離脱不能とする可動軸受部212の離脱不能状態を示し、図8は、巻取軸110の端部を離脱可能とする可動軸受部212の離脱可能状態を示す。
(離脱不能状態)
可動軸受部212が巻取軸110の端部を離脱不能とする離脱不能状態のとき、図7(a)に示したように、操作軸部212cの嵌合溝212fに状態切替部材213が嵌合している。よって、可動軸受部212はロックされた状態となっている。
また、可動軸受部212は、離脱不能状態のとき、図7(b)に示したように、操作軸部212cがベース部211に押し込まれている(すなわち、対向する軸受部222の方向に最も突出している)。そして、操作軸部212cのリブ212dはベース部211のカム溝211bよりも対向する軸受部222の方向に配置されている。また、延設片212bは、図7(c)に示したように、円周方向中央位置212b1が可動軸受部212の鉛直方向の中心線から外れた位置に配置されているが、延設片212bの一端部近傍212b2が可動軸受部212の鉛直方向の中心線に位置して軸受部として機能するようになっている。
(離脱可能状態)
可動軸受部212は、巻取軸110の端部を離脱可能とする離脱可能状態のとき、図8(a)に示したように、状態切替部材213を操作軸部212cから離間する方向に移動して、操作軸部212cの嵌合溝212fとの嵌合が解除されている。よって、可動軸受部212はロックが解除された状態となっている。このため、可動軸受部212は、プラスの溝212eにドライバーやコインなどが挿入されて回転可能とされる。
可動軸受部212が回転されると、図8(b)に示したように、カム面Cとカム溝211bが当接し、カム面Cがカム溝211bに沿って移動する。このため、可動軸受部212の操作軸部212cがベース部211から引き出される方向に移動する(すなわち、対向する軸受部222から離間する方向に軸方向に移動する)。可動軸受部212は、操作軸部212cを回転させただけでは、カム面Cがカム溝211bに沿って移動した距離しかベース部211から引き出されない。
しかし、この移動によって、図8(b)に示したように、操作軸部212cの端部がベース部211から突出する。よって、操作軸部212cの端部を持って可動軸受部212をベース部211から引き出すことができる。
操作軸部212cは、ベース部211から引き出されるときに、リブ212dがカム溝211bによって案内されて、回転することなく軸方向に直線的に引き出される。よって、操作軸部212cが引き出されても、延設片212bは、位置がずれることなく、円周方向中央位置212b1が可動軸受部212の鉛直方向の中心線の位置に配置される状態が維持される。このため、延設片212bは、後述のように、巻取軸110の端部を支持することができる。可動軸受部212を引き出すことによって、可動軸受部212は巻取軸110を離脱可能とする離脱可能状態となる。
可動軸受部212の回転によって、延設片212bは、図8(c)に示したように、円周方向中央位置212b1が可動軸受部212の鉛直方向の中心線の位置に配置されて軸受部として機能する。よって、可動軸受部212を対向する軸受部222から離間する方向に軸方向に引き出しても、延設片212bが巻取軸110の端部を支持する。このため、巻取軸110が可動軸受部212から予想外に離脱することが防止される。
(側面ブラケット220)
一対の側面ブラケット210、220のうちの他方の側面ブラケット220は、巻取軸110の他方の端部を支持するものであり、図9に示したように、ベース部221、軸受部222、支持片223、アダプタ224を備えて構成される。なお、図9及び後述の図10は、巻取軸収容装置200から巻取軸110を着脱するときの状態であり、通常使用される巻取軸収容装置200の状態から上下方向に180°反転させた状態である。
(ベース部221)
ベース部221は、カバー部230の他端に連結されるものであり、図9に示したように、板状に構成されている。
(軸受部222)
軸受部222はベース部221の略中央に固定されている。軸受部222は、可動軸受部212とは異なり、摺動しない。
(支持片223)
支持片223は、巻取軸収容装置200から巻取軸110を着脱するときに、巻取軸110のスクリーン120が巻き取られる面であるスクリーン巻取面110aを支持して、巻取軸110が落ちないようにするものである。支持片223は、図9(a)に示したように、軸受部222に近接した位置においてベース部221から対向する可動軸受部212の方向に突出して設けられている。スクリーン巻取面110aが支持片223に支持されている状態では、巻取軸110の他端側112の高さは軸受部222とほぼ一致する高さになっている。
支持片223は、円弧状に形成されており、支持片223の幅方向中央位置には、突出方向に沿って直線状の溝223aが形成されている。溝223aはアダプタ224を着脱可能に取り付けるためのものである。
(アダプタ224)
アダプタ224は、巻取軸110の径寸法が小さくても巻取軸110を支持することができるようにしたものである。アダプタ224は、図9(a)に示したように、支持片223と略同形状に形成された支持片223に着脱可能なものである。アダプタ224の下部には略T字状の突条224aが形成されている。アダプタ224は、図9(b)に示したように、突条224aが支持片223の溝223aに嵌合することによって支持片223に取り付けられる。
支持片223とアダプタ224の使用方法について、図10を参照しながら説明する。巻取軸110の径寸法が大きいときは、図10(a)に示したように、支持片223のみを用いて巻取軸110のスクリーン巻取面110aを支持する。一方、巻取軸110の径寸法が小さいときは、図10(b)に示したように、支持片223にアダプタ224を取り付け、アダプタ224によって巻取軸110のスクリーン巻取面110aを支持する。
図11は、側面ブラケット220を説明するための図であり、(a)は側面ブラケット210を取り外した状態を示し、(b)は巻取軸110の他端側を見た図である。巻取軸収容装置200の使用状態においては、図11(a)、(b)に示したように、支持片223及びアダプタ224は、巻取軸110の上方に配置されることになり、巻取軸110には接触しない。よって、巻取軸110の回転時に支持片223やアダプタ224から巻取軸110に抵抗が加えられることはない。また、支持片223及びアダプタ224は、巻取軸110の端部のみを支持する位置にあるため、巻取軸110に巻き取られたスクリーン120に干渉することもない。
(カバー体230)
カバー体230は、一対の側面ブラケット210、220同士を連結するものである。カバー体230は、図3に示したように、下部のみが開口されており、巻取軸110の前面、後面及び上面を覆う。
以上、本実施形態の巻取軸収容装置200を採用した遮蔽装置100の構成について説明した。次に、本実施形態の巻取軸収容装置200に巻取軸110を取り付ける作業について、図12を参照しながら説明する。図12(a)〜(d)は、巻取軸収容装置200に巻取軸110を取り付ける手順を示す。以下、この手順に基づいて説明する。
なお、巻取軸収容装置200に巻取軸110を取り付けるときは、前述のように、巻取軸収容装置200を設置場所から取り外し、カバー体230の下部の開口が上方を向くように、机、床や地面などに置いて作業が行われる。図12は、カバー体230の下部の開口が上方を向くように置いた巻取軸収容装置200の状態である。
(1)図12(a)に示したように、巻取軸収容装置200を可動軸受部212がベース部211から引き出された状態にする。そして、巻取軸110の一端側111を巻取軸収容装置200のカバー部230内に挿入する。
(2)次に、図12(b)に示したように、巻取軸110の一端側111を軸孔212aに挿入し、巻取軸110の他端側112のスクリーン巻取面110aを支持片223に載せる。
(3)次に、図12(c)に示したように、巻取軸110を他方の側面ブラケット220の方向に移動させて、巻取軸110の他端側112を軸受部222に支持させる。このとき、巻取軸110の一端側111は延設片212bに支持されているため、巻取軸110が径方向に移動することなく、軸方向に移動させることができる、よって、巻取軸110の他端側112を軸受部222に容易に支持させることができる。
(4)最後に、図12(d)に示したように、可動軸受部212をベース部211に押し込み、操作軸部212cを回転させ、巻取軸110の一端側111を軸孔212aに挿入して支持させる。この後、状態切替部材213をスライドさせて嵌合溝212fに嵌合し、可動軸受部212をロックする。このようにして、巻取軸収容装置200に巻取軸110が取り付けられる。
なお、巻取軸収容装置200から巻取軸110を取り外す作業は、上記(1)〜(4)の作業を逆に行うことによって可能であるが、(4)から(3)へ作業が進んだ図12(c)の状態において、巻取軸110を一方の側面ブラケット210の方向に移動させることなく、巻取軸110の一端側111側を延設片212bから持ち上げ、あとから巻取軸110の他端側112側を軸受部222から持ち上げるようにして、巻取軸収容装置200から巻取軸110を取り外すことも可能である。
(本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、巻取軸110の一端側を支持する軸受部が可動軸受部212であり、これによって、巻取軸110の端部を離脱不能とする離脱不能状態と、巻取軸110の端部を離脱可能とする離脱可能状態と、を切替えることが可能である。このようにして、巻取軸110を取り外したり取り付けたりする作業を容易にすることが可能である。
また、可動軸受部212をベース部211に対して軸方向に摺動自在に設けることで、巻取軸110の端部を離脱不能とする離脱不能状態と、巻取軸端部を離脱可能とする離脱可能状態とを切替えることが可能である。
また、操作軸部212cをベース部211から引き出す(すなわち、巻取軸110の方向とは反対方向に引き出す)ことによって、可動軸受部212を軸方向に摺動させ、離脱不能状態と離脱可能状態とに切り替わることができる。巻取軸110を巻取軸収容装置200に収容した状態のまま、第1の状態と第2の状態とを切り替えることができる。
また、操作軸部212cにカム面Cとベース部211にカム溝211bを形成することで、操作軸部212cを回転させると、操作軸部212cがベース部211から回転しながら引き出され、可動軸受部212を軸方向に摺動させることができる。
また、巻取軸110の他端側112を支持するベース部221に支持片223を設けることで、支持片223は巻取軸110のスクリーン巻取面110aを支持できるため、巻取軸110の他端側112を軸受部222に抜き差しする作業が容易となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、操作軸部212cとベース部211の両方にカム面(カム面C、カム溝211bを形成したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、操作軸部212cとベース部211のどちらか一方にカム面を形成する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、操作軸部212cがベース部211から引き出される構成を操作軸部212cとベース部211に形成したカム面によって構成したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、操作軸部212cに雄ネジをベース部211に雌ネジを形成し、操作軸部212cを回転させることによって、ベース部211から軸方向に移動するようにしてもよい。また、操作軸部212cはベース部211から回転することなく単に軸方向に引き出される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、巻取軸110を着脱するときに巻取軸収容装置200を設置されているところから取り外して、上下方向を180°反転させる構成としたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、巻取軸収容装置200は設置したまま巻取軸110を着脱するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、遮蔽材の一例としてスクリーン120としたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、すだれ、網戸などでもよい。
また、上記実施形態では、離脱可能状態である第2の状態のとき、巻取軸の一端を支持する延設片を設けたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、第2の状態のときに巻取軸の一端を支持する構成としなくてもよく、また、支持する構成を設けるとしても延設片に限定されない。
また、上記実施形態では、離脱可能状態である第2の状態のとき、巻取軸のスクリーン巻取面を支持する支持片を設けたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、第2の状態のときに巻取軸のスクリーン巻取面を支持する構成としなくてもよく、また、支持する構成を設けるとしても支持片に限定されない。
100 遮蔽装置
110 巻取軸
110a スクリーン巻取面
111 一端側
112 他端側
120 スクリーン
130 ウエイトバー
140 プルコード
150 固定装置
151 突出部
160 取り付け用ブラケット
200 巻取軸収容装置
210、220 側面ブラケット
211、221 ベース部
211a 摺動穴
211b カム溝
211c 方形溝
212 可動軸受部
212a 軸孔
212b 延設片
212b1 円周方向中央位置
212b2 一端部近傍
212c 操作軸部
212d リブ
212e プラスの溝
212f 嵌合溝
212g ねじ
212h 拡径片
213 状態切替部材
222 軸受部
223 支持片
223a 溝
224 アダプタ
224a 突条
230 カバー体
300 上方の外壁
310 下方の外壁
C カム面

Claims (6)

  1. 遮蔽装置の遮蔽材を巻き取るための巻取軸を回転自在に収容する巻取軸収容装置であって、
    前記巻取軸の両端を支持する一対の側面ブラケットと、
    前記一対の側面ブラケット同士を連結する連結部と、
    を備え、
    前記側面ブラケットは、ベース部と、前記巻取軸の端部を軸支する軸受部と、を有し、
    少なくとも前記巻取軸の一端側を支持する前記軸受部が可動軸受部であることによって、前記巻取軸端部を離脱不能とする第1の状態と、前記巻取軸端部を離脱可能とする第2の状態と、が切替可能であり、
    前記可動軸受部は、前記巻取軸端部を離脱不能に支持する軸孔と、前記軸孔の端部から前記巻取軸の方向に延びる延設片と、を有し、
    前記第2の状態のとき、前記延設片によって前記巻取軸の一端側を支持することを特徴とする、遮蔽装置の巻取軸収容装置。
  2. 前記可動軸受部には、前記軸孔の端部から前記延設片とは反対方向に延び、前記可動軸受部を操作するための操作軸が設けられ、
    前記操作軸は、前記ベース部に対して軸方向に摺動自在に設けられ、
    前記操作軸が前記ベース部に対して軸方向に摺動することで、前記可動軸受部が前記第1の状態と前記第2の状態とに切り替わることを特徴とする、請求項に記載の遮蔽装置の巻取軸収容装置。
  3. 前記操作軸又は前記ベース部にはカム面が形成され、
    前記操作軸を回転させると、前記カム面によって前記操作軸が前記ベース部から回転しながら引き出されることを特徴とする、請求項に記載の遮蔽装置の巻取軸収容装置。
  4. 前記巻取軸の他端側を支持する前記側面ブラケットは、前記軸受部に近接して前記巻取軸側に突出する支持片が設けられ、
    前記支持片は、前記巻取軸の前記遮蔽材が巻き取られる巻取面を支持することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の遮蔽装置の巻取軸収容装置。
  5. 遮蔽装置の遮蔽材を巻き取るための巻取軸を回転自在に収容する巻取軸収容装置であって、
    前記巻取軸の両端を支持する一対の側面ブラケットと、
    前記一対の側面ブラケット同士を連結する連結部と、
    を備え、
    前記側面ブラケットは、ベース部と、前記巻取軸の端部を軸支する軸受部と、を有し、
    少なくとも前記巻取軸の一端側を支持する前記軸受部が可動軸受部であることによって、前記巻取軸端部を離脱不能とする第1の状態と、前記巻取軸端部を離脱可能とする第2の状態と、が切替可能であり、
    前記巻取軸の他端側を支持する前記側面ブラケットは、前記軸受部に近接して前記巻取軸側に突出する支持片が設けられ、
    前記支持片は、前記巻取軸の前記遮蔽材が巻き取られる巻取面を支持することを特徴とする、遮蔽装置の巻取軸収容装置。
  6. 前記可動軸受部は、前記ベース部に対して軸方向に摺動自在に設けられ、
    前記可動軸受部が巻取軸の軸方向に移動することで、前記第1の状態と前記第2の状態とが切り替わることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の遮蔽装置の巻取軸収容装置。
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