JP6968004B2 - 線状型照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED光源を有する線状型照明装置に関する。
室内や店舗に設けられたショーケースなどを明るくするための照明装置として、直管ランプなどの線状型の光源を有する線状型照明装置が存在する。例えば、特許文献1には、直管ランプ用のランプホルダー、および、このランプホルダーに直管ランプが支持されている照明器具が開示されている。
近年、発光ダイオード(LED)の普及により、照明装置の光源としてLEDの利用可能性が高まってきている。例えば、LED光源を有する照明装置は、従来の蛍光灯の代わりに、室内用の照明や、コンビニエンスストアなどの店舗の看板用の照明、店内のショーケースなどに陳列された商品を照らすための照明などとして利用することができる。
LEDは、一般的に、蛍光灯と比べて指向性が高い。そのため、LED光源を用いた照明装置では、より広範な範囲を照らすために、光源の側面方向へも光を照射し、照射範囲を拡大させるための工夫が行われている。
また、LED光源を用いて所定の方向に指向性を有する線状型の照明装置を得るために、LED光源を覆う透光性のカバー部材の断面形状を、従来の蛍光灯のような円形以外の異形形状とすることも試みられている。
特開2016−1533号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているランプホルダーなどの従来のランプホルダーは、蛍光灯などの円筒形状の線状型光源を支持するのに適した構造となっている。円筒形状の蛍光灯は、360°の配光特性を有している。そのため、ランプホルダーに蛍光灯を取り付ける際に、ランプホルダーに対する蛍光灯の向きを考慮する必要はない。
これに対して、特定の方向に指向性を有するLED光源を用いた場合には、LED光源の指向性を考慮して、ランプホルダーに対してLED光源の位置決めを行った上で、LED光源を取り付けることが望まれる。
しかし、円筒形状の線状型光源を支持するのに適した構造のランプホルダーに対してLED光源を有する照明装置を取り付けると、使用中(照明中)に周囲の振動などによって、ランプホルダー内を照明装置が回転するなどし、光照射位置がずれてしまう可能性がある。また、円筒形状の光源を支持するのに適したランプホルダーでは、円形以外の異形形状を有する照明装置を安定した状態で保持することが困難である。
そこで、本発明では、所望とする方向に指向性を維持することのできる線状型照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる線状型照明装置は、LED光源と、前記LED光源を覆う線状型のカバー部材とを備えている。前記線状型照明装置は、支持部材によって、その外周の少なくとも一部が保持されることで前記支持部材に支持可能に構成されている。前記線状型照明装置の外周には、前記支持部材に対して前記カバー部材が軸方向に回転することを規制する突起部が設けられている。
上記の本発明の一局面にかかる線状型照明装置において、前記カバー部材の外周には、前記支持部材に前記線状型照明装置を取り付けるための取り付け部材がさらに備えられていてもよい。この構成において、前記突起部は、前記取り付け部材に設けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる線状型照明装置において、前記アタッチメントは、前記カバー部材の外周を取り囲むような環状形状を有しており、前記環状形状の内周部には、前記アタッチメントに対して前記カバー部材を固定するための位置決め部が設けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる線状型照明装置において、前記位置決め部は、複数個所で前記カバー部材を固定することが可能となっていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる線状型照明装置において、前記カバー部材は、複数の照射面を有しており、隣接する照射面の間に前記位置決め部が配置されていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる線状型照明装置において、前記取り付け部材は、透光性を有していてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる線状型照明装置において、前記支持部材は、前記線状型照明装置の外周を取り囲む湾曲部と、開口部とを有しており、前記線状型照明装置を前記支持部材に取り付けたときに、前記突起部は、前記開口部の両端部にそれぞれ位置するように設けられていてもよい。
本発明の一局面にかかる線状型照明装置によれば、カバー部材の形状に関わらず、所望とする方向に指向性を維持することができる。そのため、汎用性の高い照明装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるLED照明装置の外観を示す斜視図である。 図1に示すLED照明装置の内部構成を示す断面図である。 図1に示すLED照明装置を構成するアタッチメントの構成を示す断面図である。 LED照明装置およびLED光源の配光特性を示す図である。 LED照明装置を店舗のショーケースの照明として使用したときの配光特性を示す模式図である。 第2の実施形態にかかるLED照明装置の外観を示す斜視図である。 図6に示すLED照明装置の内部構成を示す断面図である。 第3の実施形態にかかるLED照明装置の内部構成を示す断面図である。 第4の実施形態にかかるLED照明装置の内部構成を示す断面図である。 第5の実施形態にかかるLED照明装置の内部構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
(LED照明装置の全体構成)
本実施形態では、線状型照明装置の一例であるLED照明装置1を例に挙げて説明する。本実施形態にかかるLED照明装置1は、例えば、コンビニエンスストアなどの店舗に設置されたショーケース用の照明として好適に用いられる。
先ず、本実施の形態にかかるLED照明装置1の全体構成について、図1および図2を用いて説明する。図1には、第1の実施形態にかかるLED照明装置1の外観を示す。図2には、LED照明装置1の内部構成を示す。図2は、LED照明装置1の横断面(LED照明装置1の長手方向に直交する面)の構成を示す図である。図2では、支持基台50にLED照明装置1が取り付けられた状態を示す。
図1に示すように、LED照明装置1は、細長い形状を有する線状型の照明装置である。本実施形態では、LED照明装置1の外周面を構成する各面のうちの2つの面が、平面状になっている。これらの2つの平面が、LED光源12からの光の主たる照射方向に位置する照射面(すなわち、第1照射部11aおよび第2照射部11b)となる。
LED照明装置1は、支持基台50に取り付けられている。支持基台50は、例えば、店舗のショーケースの筐体であったり、部屋の壁面であったりする。本実施形態では、LED照明装置1は、支持基台50の傾斜壁面50aに設置されているランプホルダ(支持部材)51に対して取り付けられている。
具体的には、傾斜壁面50aには、2つのランプホルダ51が設けられている。ランプホルダ51は、主として、支持軸51a、湾曲部51b、開口部51c、および開口突起51dで構成されている。
支持軸51aは、傾斜壁面50aから延びる棒状の部材である。湾曲部51bは、略円形の環状部材である。但し、環状部材の一部は開口しており、ここに開口部51cが形成されている。本実施形態では、開口部51cは、支持軸51aと対向する位置に形成されている。これにより、ランプホルダ51へのLED照明装置1の取り付け作業が行い易くなる。しかし、開口部51cの位置はこれに限定されない。開口突起51dは、湾曲部51bの各端部(開口部51cとの境界部分)に設けられている。
ランプホルダ51にLED照明装置1を取り付ける場合には、開口部51cからLED照明装置1を湾曲部51b内へ差し込む。これにより、LED照明装置1の外周の一部がランプホルダ51によって抱え込まれ、LED照明装置1は、支持基台50に取り付けられる。
上述したように、ランプホルダ51の湾曲部51bの形状は、略円形となっている。これは、従来の一般的な蛍光灯の断面形状が、円形を有しているためである。後述するように、本実施形態にかかるLED照明装置1の断面形状は、円形ではなく、異形形状を有している。本実施形態では、このような異形形状の照明装置を位置ずれすることなくランプホルダ51に取り付けることを可能とする。
本実施形態のLED照明装置1は、主な構成部材として、カバー部材11、端部支持部材18a・18b、LED光源12、載置板13、およびアタッチメント(取り付け部材)21などを備えている。
カバー部材11は、光を透過させることのできる材料で形成されている。例えば、カバー部材11は、ポリカーボネートなどの透光性を有する樹脂を成形して形成される。カバー部材11は、内部に空間を有する筒状の形状を有している。
より具体的には、カバー部材11の外形は、第1照射部11a、第2照射部11b、頂部11c、および湾曲部11dで構成されている(図2参照)。また、カバー部材11の内側空間には、載置板13を支持するための保持部14が設けられている。カバー部材11の内部の空間には、LED光源12などが配置される。これにより、LED光源12から照射された光は、カバー部材11を透過して被照射物に照射される。
端部支持部材18aおよび18bは、カバー部材11の両端部にそれぞれ配置されている。端部支持部材18aおよび18bは、カバー部材11によって形成される内部の空間の両端部を塞いでいる。端部支持部材18aおよび18bは、樹脂材料または金属材料などで形成されている。端部支持部材18aおよび18bは、光を透過させる材料で形成されていてもよいし、光を遮蔽する材料で形成されていてもよい。端部支持部材18aには、電源から各LED光源12へ電力を供給するための配線(図示せず)が貫通している。
載置板13は、カバー部材11の内部に配置されている。載置板13は、各LED光源12を列状に並べて載置している。載置板13は、LED照明装置1の長手方向に沿って延びる板状の部材である。載置板13は、カバー部材11の内側の壁面に形成された保持部14によって支持されている。載置板13には、LED光源12の他に、電源から各LED光源12へ電力を供給するための配線(図示せず)が実装されている。なお、載置板13の裏面側(LED光源12の設置面とは反対側)には、電源ユニット(図示せず)が配置されている。載置板13の裏面側に電源ユニットが設けられていることで、LED照明装置1の重心は、カバー部材11の湾曲部11d側に偏った状態となっている。なお、本発明の別態様にかかるLED照明装置では、電源ユニットは設けられていなくてもよい。
LED光源12は、発光ダイオード素子を有している。LED光源12は、蛍光灯に比べて消費電力が低く、長寿命である。また、LED光源12は、蛍光灯に比べて指向性が高い。LED光源12は、LED照明装置1の長手方向に沿って、載置板13上に複数個並んで配置されている。
アタッチメント21は、樹脂材料、または金属材料で形成されている。一例では、アタッチメント21は、カバー部材11と同様に、ポリカーボネートなどの透光性を有する樹脂を成形して形成される。
アタッチメント21は、リング状(略環状)の形状を有しており、カバー部材11の周囲を取り囲むように配置されている。図3には、アタッチメント21の断面構成を示す。図1に示すように、アタッチメント21は、カバー部材11の外周に取り付けられている。具体的には、アタッチメント21は、LED照明装置1がランプホルダ51に取り付けられた状態で、ランプホルダ51に対応する位置に配置されている。図2に示すように、LED照明装置1をランプホルダ51に取り付けた状態で、アタッチメント21は、その外周面が、ランプホルダ51の湾曲部51bの内周面と接触するような位置関係となっている。
アタッチメント21は、その外周面に突起部22を有している。本実施形態では、1つのアタッチメント21に対して、1つの突起部22が設けられている。また、アタッチメント21は、その内周面に複数の位置決め用突起(位置決め部)23を有している。
(カバー部材およびアタッチメントの構成)
続いて、LED照明装置1を構成するカバー部材11およびアタッチメント21のより詳しい構成を説明する。
上述したように、カバー部材11は、第1照射部11a、第2照射部11b、頂部11c、および湾曲部11dを有している(図2参照)。
第1照射部11aおよび第2照射部11bは、互いに略同一面積かつ略同一形状の平面をそれぞれ有している。これらの平面が、LED光源12からの光を主に出射させる照射面となっている。第1照射部11aおよび第2照射部11bは、LED光源12を載置している載置板13を間に挟んで、互いに対向する位置にある。第1照射部11aおよび第2照射部11bの内側表面には、載置板13を保持するための保持部14が形成されている。
頂部11cは、載置板13のLED光源12が設置されている側に位置する。頂部11cは、第1照射部11aと第2照射部11bとの間に位置する。図2に示すように、頂部11cの外周面は、アタッチメント21の内周面に沿うような形状となっている。
湾曲部11dは、載置板13の裏面側(LED光源12が設置されている側とは反対側)に位置する。湾曲部11dは、第1照射部11aと第2照射部11bとの間に位置する。図2に示すように、湾曲部11dの外周面は、アタッチメント21の内周面に沿うような形状となっている。カバー部材11の内部において、湾曲部11dと載置板13との間に形成される空間内に、LED光源12の電源ユニット(図示せず)が配置されている。
図2に示すように、第1照射部11aおよび第2照射部11bは、載置板13に対して傾斜している。すなわち、頂部11cの幅は、湾曲部11dの幅よりも小さくなっている。これにより、第1照射部11aおよび第2照射部11bは、頂部11cの方へ向かって、互いの距離が近づくように傾斜している。
このように、本実施形態にかかるLED照明装置1は、その断面形状が円形ではない異形形状のカバー部材11を有している。そして、LED照明装置1には、断面が円形型の線状照明装置用に構成されているランプホルダ51に対して、カバー部材11を安定した状態で保持するための構成部材として、アタッチメント21が備えられている。
アタッチメント21は、カバー部材11の外周に取り付けられたリング状の部材である。アタッチメント21は、突起部22と、位置決め用突起23とを有している。
突起部22は、アタッチメント21の外周面に形成されている。突起部22は、ランプホルダ51に対してカバー部材11が軸方向に回転することを規制するための部材である。ここで、カバー部材11が軸方向に回転するとは、線状型のカバー部材11の長軸に沿った軸を起点としてカバー部材11が回転することを意味する。
位置決め用突起23は、アタッチメント21の内周面に形成されている。本実施形態では、位置決め用突起23は、アタッチメント21の内周面の一部に、略等間隔で配置された5個の突起で構成されている(図3参照)。図2に示すように、5個の突起のうちの隣り合う任意の2つの突起の間に、カバー部材11の頂部11cが配置される。これにより、アタッチメント21に対してカバー部材11が位置決めされる。そのため、アタッチメント21の内側でカバー部材11が軸方向に回転することが抑制される。
なお、本実施形態では、アタッチメント21に対してカバー部材11の位置決めを行うための構成として、凸形状の位置決め用突起23が設けられているが、位置決め部の構成はこれに限定はされない。別の構成として、カバー部材11の外周に凸部を設け、アタッチメント21の内周面に凹部を形成することによって、位置決め部を実現することもできる。この場合、凸部または凹部の少なくとも何れか一方を複数個設けることで、アタッチメント21に対してカバー部材11を複数の異なる個所で位置決めすることができる。
本実施形態では、LED照明装置1をランプホルダ51の正規の位置に取り付けた状態で、アタッチメント21の突起部22は、ランプホルダ51の上方側に位置する開口突起51dと隣接するような位置に設けられている(図2参照)。この状態で、カバー部材11の頂部11cは、位置決め用突起23の隣り合う任意の2つの突起の間に配置される。
突起部22が設けられていることで、図2中、矢印Aで示す方向(すなわち、軸方向)にカバー部材11が回転することが規制される。また、位置決め用突起23が設けられていることで、アタッチメント21に対してカバー部材11が位置決めされた状態で固定される。これにより、カバー部材11が軸方向に回転することが抑制され、LED照明装置1を、ランプホルダ51に対して適切な位置に配置させた状態で保持することができる。
なお、本実施形態では、位置決め用突起23が3個以上の突起で構成されているため、アタッチメント21内の複数の異なる位置でカバー部材11を固定することができる。これにより、第1照射部11aおよび第2照射部11bの各照射面の角度を複数段階に調整することができる。そのため、ランプホルダ51に取り付けられたLED照明装置1の光照射方向を変更することができる。
(カバー部材の形状とLED照明装置の配光特性について)
以下では、カバー部材11の形状とLED照明装置1の配光特性との関係について、図2、図4、および図5などを参照しながら説明する。図4は、LED光源12の配光曲線(破線)およびLED照明装置1の配光曲線(実線)を示す図である。図5は、ショーケースなどの天面付近にLED照明装置1を設置し、斜め前方のシェード61および斜め下方の商品棚62などへ向けて光を照射する様子を模式的に示す。
図4は、円の中心にLED光源12またはLED照明装置1を配置し、光源となるLEDの指向性を直下(0°の位置)としたときの光の配光特性を示す。すなわち、図4に示す例では、LED照明装置1の載置板13を水平に配置し、直下(0°の位置)へ向けてLED光源12が光を放つような位置で、LED照明装置1を配置したときの配光特性を示している。
図4において破線で示すように、LED光源12は、ランバート配光の配光特性を有しており、蛍光灯と比較して指向性の高い光を発する。また、上述した形状のカバー部材11内にLED光源12を設置した場合には、図4において実線で示すように、LED光源12の側方方向へより強度の高い光を照射できることがわかる。図4に示す例では、直下から約60°側方にずれた位置に照射される光の強度を、LED光源12の直下(角度0°の位置)に照射される光の強度と同程度とすることができることがわかる。
すなわち、LED照明装置1においては、カバー部材11の第1照射部11aおよび第2照射部11bから、より強度の高い光を照射することができる。したがって、LED照明装置1は、第1照射部11aの照射面からの出射方向と、第2照射部11bの照射面からの出射方向という二方向への指向性を有している。
そして、本実施形態では、図2に示すように、カバー部材11の第1照射部11aの照射面が支持基台50の前方側のやや上方へ向いた状態で配置され、第2照射部11bの照射面が支持基台50の下方側のやや後方へ向いた状態で配置される。
図5には、支持基台50がショーケースの筐体である場合の例を示す。図5に示すように、筐体(支持基台50)には、その天面の前方側から下方へ向けて、シェード61が設けられている。シェード61とは、ショーケースの前面部分に設けられた透過性パネルのことである。また、筐体の内部には、商品棚62が複数個設けられている。
図5に示すように、LED照明装置1は、筐体の天面付近(例えば、傾斜壁面50a)に設置されている。図5では、LED照明装置1の配光特性を矢印で示している。カバー部材11の第1照射部11aおよび第2照射部11bが上述した位置関係で配置されているため、LED照明装置1は、矢印B方向(第1照射部11aからの出射方向)および矢印C方向(第2照射部11bからの出射方向)という二方向に指向性を有している。
上記の構成によれば、LED照明装置1から照射される光のうち、主に矢印B方向に出射される光は、シェード61の背面を照らすことができる。また、上記の構成によれば、LED照明装置1から照射される光のうち、主に矢印C方向に出射される光は、商品棚62を照らすことができる。
このように、本実施形態にかかるLED照明装置1によれば、所望とする2つの方向に対して指向性を有した状態で、光を照射することができる。また、ショーケースなどの支持基台50に設けられたランプホルダ51に対して、LED照明装置1が位置ずれすることを抑制することができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかるLED照明装置1は、透光性のカバー部材11を備えている。カバー部材11は、第1照射部11a、第2照射部11b、頂部11c、および湾曲部11dを有している(図2参照)。カバー部材11の内部には、LED光源12が載置された載置板13が配置されている。載置板13の裏面側(LED光源12の設置面とは反対側)には、電源ユニット(図示せず)が配置されている。載置板13の裏面側に電源ユニットが設けられていることで、LED照明装置1の重心は、カバー部材11の湾曲部11d側に偏った状態となっている。
このようなLED照明装置1の重心の偏りに伴って、LED照明装置1は、例えば、図2の矢印Aで示すような軸方向に回転する可能性がある。このようなLED照明装置1の軸方向の回転は、LED照明装置1が取り付けられるショーケースに設けられた冷凍機などの各種装置において発生する振動や商品棚62への商品補充により発生する振動などの影響によって、より起こりやすくなる。LED光源12を有するLED照明装置1は、上述したように指向性を有している。そのため、LED照明装置1が軸方向に回転すると、光照射方向がずれてしまい、所望とする方向へ強度の高い光を照射できなくなる可能性がある。
本実施形態にかかるLED照明装置1は、カバー部材11の外周に設けられたアタッチメント21に突起部22が設けられている。突起部22は、ランプホルダ51の上方側に位置する開口突起51dと隣接して、LED照明装置1の軸方向の回転を規制する。これにより、LED照明装置1の指向性を、所望とする方向に維持することができる。
〔第2の実施形態〕
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様の構成のLED照明装置1を、第1の実施形態とは異なる構成のランプホルダ151に対して取り付ける例について説明する。
図6には、第2の実施形態にかかるランプホルダ151、およびそれに取り付けられたLED照明装置1の外観を示す。図7には、LED照明装置1の内部構成を示す。図7は、LED照明装置1の横断面(LED照明装置1の長手方向に直交する面)の構成を示す図である。図7では、支持基台150にLED照明装置1が取り付けられた状態を示す。
LED照明装置1の構成は、第1の実施形態で説明したLED照明装置1と同様の構成が適用できるため、詳しい説明を省略する。
LED照明装置1が取り付けられている支持基台150は、例えば、店舗のショーケースの筐体であったり、部屋の天面であったりする。本実施形態では、LED照明装置1は、支持基台150の上部壁152の下面に設置されているランプホルダ(支持部材)151に対して取り付けられている。
例えば、上部壁152には、2つのランプホルダ151が設けられている。ランプホルダ151は、主として、取り付け部151a、湾曲部151b、開口部151c、および開口突起151dで構成されている。
取り付け部151aは、支持基台150の上部壁152の下面と接触する接触面を有している。この接触面がネジなどによって上部壁152の下面に接続固定される。湾曲部151bは、略円形の環状部材である。但し、環状部材の一部は開口しており、ここに開口部151cが形成されている。開口突起151dは、湾曲部151bの各端部(開口部151cとの境界部分)に設けられている。
ランプホルダ151にLED照明装置1を取り付ける場合には、開口部151cからLED照明装置1を湾曲部151b内へ差し込む。これにより、LED照明装置1の外周の一部がランプホルダ151によって抱え込まれ、LED照明装置1は、支持基台150に取り付けられる。
なお、図7と図2とを比較すればわかるように、本実施形態のLED照明装置1では、アタッチメント21に対するカバー部材11の配置位置が、第1の実施形態とは異なっている。図7に示すように、本実施形態では、位置決め用突起23を構成する5個の突起のうち、突起部22の最も近くに位置する2個の突起の間に、カバー部材11の頂部11cが位置している。一方、第1の実施形態では、位置決め用突起23を構成する5個の突起のうち、第2の実施形態とは異なる2つの突起の間にカバー部材11の頂部11cが位置している(図2参照)。
このように、LED照明装置1の構成によれば、支持基台およびランプホルダの構造にある程度の変更があったとしても、アタッチメント21に対するカバー部材11の配置位置を変更することで、LED照明装置1の指向性を所望とする方向へ維持することができる。したがって、照明装置の指向性が支持基台およびランプホルダの構造に左右されることが少なくなり、より汎用性の高いLED照明装置を提供することができる。
〔第3の実施形態〕
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、二方向に指向性を有しているLED照明装置1を例に挙げて説明した。しかし、本発明の一態様では、線状型照明装置が3つ以上の方向に指向性を有していてもよい。そこで、第3の実施形態では、三方向に指向性を有しているLED照明装置101を例に挙げて説明する。
第3の実施形態にかかるLED照明装置101では、カバー部材111の構造が第1の実施形態とは異なっている。そこで、以下では、カバー部材111の構造を中心に説明する。第1の実施形態と同様の構成が適用できる構成部材については、適宜説明を省略する。
第3の実施形態にかかるLED照明装置101は、例えば、従来の蛍光灯の代わりに、部屋の照明や、店舗に設置されたショーケース内を照らす照明などとして好適に利用することができる。第1の実施形態と同様に、LED照明装置101は、細長い形状を有する線状型の照明装置である。
図8は、第3の実施形態にかかるLED照明装置101の断面図である。図8は、図2などと同様に、LED照明装置101の横断面(LED照明装置101の長手方向に直交する面)の構成を示す図である。図8では、第1の実施形態と同じ支持基台50にLED照明装置101が取り付けられた状態を示す。なお、本実施形態のLED照明装置101は、第2の実施形態の支持基台150にも取り付け可能である。
本実施形態のLED照明装置101は、主な構成部材として、カバー部材111、端部支持部材(図示せず)、LED光源12、載置板13、およびアタッチメント(取り付け部材)121などを備えている。端部支持部材、LED光源12、および載置板13については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
カバー部材111は、光を透過させることのできる材料で形成されている。カバー部材111は、内部に空間を有する筒状の形状を有している。
より具体的には、カバー部材111の外形は、第1照射部111a、第2照射部111b、第3照射部111c、および湾曲部111dで構成されている。第1照射部111a、第2照射部111b、および第3照射部111cの外側の平面は、LED光源12からの光が主として出射される光の照射面となっている。
また、カバー部材11の内側空間には、載置板13を支持するための保持部14が設けられている。カバー部材111の内部の空間には、LED光源12などが配置される。これにより、LED光源12から照射された光は、カバー部材111を通過して被照射物に照射される。
アタッチメント121は、アタッチメント21と同様に、樹脂材料、または金属材料で形成されている。アタッチメント121は、リング状(略環状)の形状を有している。アタッチメント121は、カバー部材111の外周のランプホルダ51に対応する位置に配置されている。図8に示すように、LED照明装置101をランプホルダ151に取り付けた状態で、アタッチメント121は、その外周面が、ランプホルダ51の湾曲部51bの内周面と接触するような位置関係となっている。
アタッチメント121は、その外周面に突起部122を有している。本実施形態では、2つの突起部122が設けられている。
2つの突起部122は、アタッチメント121の外周面にそれぞれ形成されている。突起部122は、ランプホルダ51に対してカバー部材111が軸方向に回転することを規制するための部材である。
本実施形態では、LED照明装置101をランプホルダ51の正規の位置に取り付けた状態で、アタッチメント121の一方の突起部122は、ランプホルダ51の上方側に位置する開口突起51dと隣接するような位置に設けられている。また、この状態で、アタッチメント121の他方の突起部122は、ランプホルダ51の下方側に位置する開口突起51dと隣接するような位置に設けられている(図8参照)。
本実施形態では、2つの突起部122が設けられていることで、図8中で反時計回りの方向へカバー部材111が回転することが規制されるだけでなく、時計回りの方向へカバー部材111が回転することも規制することができる。したがって、LED照明装置101をランプホルダ51に対してより安定した状態で保持することができる。
また、アタッチメント121には、その内周面に複数の位置決め用突起(位置決め部)123が設けられている。本実施形態では、位置決め用突起123は、2つの突起で構成されている。この2つの突起の間に、カバー部材111の第3照射部111cが配置される。言い換えると、第1照射部111aと第3照射部111cとの境界の近傍に、位置決め用突起123の一方の突起が位置し、第2照射部111bと第3照射部111cとの境界の近傍に、位置決め用突起123の他方の突起が位置する。
位置決め用突起123が設けられていることで、アタッチメント121に対してカバー部材111が位置決めされた状態で固定される。上述したように、本実施形態では、カバー部材111は、3つの照射部(すなわち、第1照射部111a、第2照射部111b、および第3照射部111c)を有しており、三方向に指向性を有している。位置決め用突起123が設けられていることで、このような多方向への指向性を有するカバー部材111を、アタッチメント121の適切な位置へ配置させることができる。
以上のように、本実施形態の構成によれば、アタッチメント121に設けられた突起部122によって、カバー部材111が軸方向に回転することを抑制することができる。また、アタッチメント121に設けられた位置決め用突起123によって、三方向への指向性を有しているLED照明装置101を、ランプホルダ51に対して適切な位置に配置させた状態で保持することができる。したがって、LED照明装置101によれば、所望とする複数方向へ強度のより高い光を照射することができる。
〔第4の実施形態〕
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、アタッチメント(取り付け部材)2を有しているLED照明装置1を例に挙げて説明した。しかし、本発明の一態様では、線状型照明装置がアタッチメント(取り付け部材)を備えていない構成も可能である。そこで、第4の実施形態では、ランプホルダ51に対してカバー部材211が直接取り付けられる構成を例に挙げて説明する。
第4の実施形態にかかるLED照明装置201は、第1の実施形態と同様に、細長い形状を有する線状型の照明装置である。なお、上述した各実施形態では、カバー部材は円筒形状ではなく、異形形状を有していたが、本実施形態では、カバー部材が円筒形状を有している構成例について説明する。
図9には、LED照明装置201の内部構成を示す。図9は、LED照明装置201の横断面(LED照明装置201の長手方向に直交する面)の構成を示す図である。図9では、第1の実施形態と同じ支持基台50にLED照明装置201が取り付けられた状態を示す。
本実施形態のLED照明装置201は、主な構成部材として、カバー部材211、端部支持部材(図示せず)、LED光源12、および載置板13などを備えている。端部支持部材、LED光源12、および載置板13については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
カバー部材211は、光を透過させることのできる材料で形成されている。カバー部材211は、内部に空間を有する円筒状の形状を有している。カバー部材211の内側空間には、載置板13を支持するための保持部14が設けられている。カバー部材211の内部の空間には、LED光源12などが配置される。これにより、LED光源12から照射された光は、カバー部材211を通過して被照射物に照射される。
また、カバー部材211の外周には、突起部222が設けられている。突起部222は、ランプホルダ51に対してカバー部材211が軸方向に回転することを規制するための部材である。図9に示す例では、突起部222の数は1個であるが、突起部222の数は2個であってもよい。
本実施形態では、LED照明装置201をランプホルダ51の正規の位置に取り付けた状態で、アタッチメント221の突起部222は、ランプホルダ51の上方側に位置する開口突起51dと隣接するような位置に設けられている。これにより、図9中で反時計回りの方向へカバー部材211が回転することが規制される。
以上のように、本発明の一態様にかかるLED照明装置は、アタッチメントを備えていなくてもよい。このような構成の場合には、カバー部材の軸方向の回転を規制するための突起部は、カバー部材に直接形成することができる。
〔第5の実施形態〕
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態にかかるLED照明装置301では、カバー部材311の構造が第1の実施形態とは異なっている。そこで、以下では、カバー部材311の構造を中心に説明する。第1の実施形態と同様の構成が適用できる構成部材については、適宜説明を省略する。
第5の実施形態にかかるLED照明装置301は、第1の実施形態と同様に、細長い形状を有する線状型の照明装置である。図10は、第5の実施形態にかかるLED照明装置101の断面図である。図10は、図2などと同様に、LED照明装置301の横断面(LED照明装置301の長手方向に直交する面)の構成を示す図である。図10では、第1の実施形態と同じ支持基台50にLED照明装置301が取り付けられた状態を示す。
本実施形態のLED照明装置301は、主な構成部材として、カバー部材311、端部支持部材(図示せず)、LED光源12、載置板13、およびアタッチメント(取り付け部材)21などを備えている。端部支持部材、LED光源12、載置板13、およびアタッチメント21については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
カバー部材311は、光を透過させることのできる材料で形成されている。カバー部材311の外形は、第1照射部311a、第2照射部311b、頂部311c、および底部311dで構成されている。カバー部材311の内側空間には、載置板13を支持するための保持部14が設けられている。カバー部材311の内部の空間には、LED光源12などが配置される。これにより、LED光源12から照射された光は、カバー部材111を通過して被照射物に照射される。
アタッチメント21は、突起部22と、位置決め用突起23とを有している。これらの構成については、第1の実施形態で説明した構成と同じ構成が適用できる。
図10に示すように、カバー部材311の頂部311cは、位置決め用突起23を構成する5個の突起のうちの隣り合う任意の2つの突起の間に配置される。これにより、アタッチメント21に対してカバー部材311が位置決めされる。そのため、アタッチメント21の内側でカバー部材311が軸方向に回転することが抑制される。
以上のように、第1の実施形態で説明したLED照明装置1のアタッチメント21は、カバー部材11とは異なる形状のカバー部材311にも適用可能である。このように、LED照明装置は、アタッチメントを有していることで、カバー部材の形状を種々に変更させてもランプホルダの適切な位置に取り付け可能である。すなわち、アタッチメントによって、汎用性の高いLED照明装置が提供できる。
〔まとめ〕
以上のように、本実施形態にかかるLED照明装置は、少なくとも一つのLED光源と、前記LED光源を覆う線状型の透光性のカバー部材とを備えている。このLED照明装置は、支持部材(例えば、ランプホルダ51・151など)によって、その外周の少なくとも一部が保持されることで支持部材に支持可能に構成されている。また、LED照明装置の外周には、前記支持部材に対して前記カバー部材が軸方向に回転することを規制する少なくとも一つの突起部が設けられている。
前記突起部は、例えば、第1の実施形態などのように、アタッチメント21に設けられていてもよい。あるいは、前記突起部は、第4の実施形態のように、カバー部材311に設けられていてもよい。
また、例えば、第1および第3の実施形態などのように、本実施形態にかかるLED照明装置は、前記カバー部材の外周に、前記支持部材にLED照明装置を取り付けるための取り付け部材(例えば、アタッチメント21・121など)を備えていてもよい。このような構成の場合、前記突起部は、前記取り付け部材に設けられていることが好ましい。これにより、円筒形状のカバー部材用に構成されたランプホルダに対して、円筒形状以外の形状のカバー部材を適切に取り付けることができる。
また、本実施形態にかかるLED照明装置において、前記アタッチメントは、前記カバー部材の外周の一部を取り囲むような環状形状を有しており、前記環状形状の内周部には、前記アタッチメントに対して前記カバー部材を固定するための位置決め部(例えば、位置決め用突起23・123など)が設けられていてもよい。
また、本実施形態にかかるLED照明装置1のように、前記位置決め部は、例えば、5個の突起を有する位置決め用突起23として実現できる。これにより、複数の異なる位置で前記カバー部材を固定することができる。
本実施形態にかかるLED照明装置1のように、前記カバー部材は、複数の照射面(例えば、第1照射部11aおよび第2照射部11b)を有していてもよい。このような構成において、隣接する照射面の間に前記位置決め部が配置されていてもよい。例えば、第1の実施形態のように、第1照射部11aと第2照射部11bとの間に位置する頂部11cが、位置決め用突起23によって位置決めされていてもよい。
また、本実施形態にかかるLED照明装置において、前記取り付け部材は、透光性を有していてもよい。これにより、LED光源からの光の一部が取り付け部材によって遮蔽されることが抑制される。
また、本実施形態にかかるLED照明装置101のように、前記支持部材(例えば、ランプホルダ51)は、前記LED照明装置の外周を取り囲む湾曲部(例えば、湾曲部51b)と、開口部(例えば、開口部51c)とを有しており、前記LED照明装置を前記支持部材に取り付けたときに、前記突起部(例えば、アタッチメント121の突起部122)は、前記開口部の両端部(すなわち、各開口突起51dと隣接する位置)にそれぞれ位置するように設けられていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :LED照明装置(線状型照明装置)
11 :カバー部材
11a :第1照射部(照射面)
11b :第2照射部(照射面)
12 :LED光源
21 :アタッチメント(取り付け部材)
22 :突起部
23 :位置決め用突起(位置決め部)
50 :支持基台
51 :ランプホルダ(支持部材)
51b :(ランプホルダの)湾曲部
51c :(ランプホルダの)開口部
101 :LED照明装置(線状型照明装置)
111 :カバー部材
111a:第1照射部(照射面)
111b:第2照射部(照射面)
111c:第3照射部(照射面)
201 :LED照明装置(線状型照明装置)
211 :カバー部材
222 :突起部
301 :LED照明装置(線状型照明装置)
311 :カバー部材

Claims (6)

  1. LED光源と、
    前記LED光源を覆う線状型のカバー部材と
    を備えている線状型照明装置であって、
    前記カバー部材は、平面状の複数の照射面と、前記複数の照射面の間に位置する頂部とを有しており、
    前記線状型照明装置は、支持部材によって、外周の少なくとも一部が保持されることで前記支持部材に支持可能に構成されており、
    前記カバー部材の外周には、前記支持部材に前記線状型照明装置を取り付けるための取り付け部材が備えられており、
    前記取り付け部材は、前記カバー部材の外周を取り囲むような環状形状を有しているとともに、前記支持部材に対して前記カバー部材が軸方向に回転することを規制する突起部を有しており、
    前記環状形状の前記取り付け部材の内周部には、前記取り付け部材に対して前記カバー部材を固定するための位置決め用突起が3個以上設けられており、
    前記カバー部材の前記頂部は、前記3個以上の位置決め用突起の隣り合う任意の2つの位置決め用突起の間に配置される、
    線状型照明装置。
  2. 前記カバー部材の前記頂部の外周面は、前記取り付け部材の内周面に沿うような形状となっている、請求項1に記載の線状型照明装置。
  3. 前記カバー部材は、前記複数の照射面の間に位置する湾曲部をさらに有しており、
    前記湾曲部の外周面は、前記取り付け部材の内周面に沿うような形状となっている、
    請求項1または2に記載の線状型照明装置。
  4. 前記カバー部材の内部には、前記LED光源を載置している載置板が設けられており、
    前記カバー部材の内部において、前記湾曲部と前記載置板との間の空間内に前記LED光源の電源ユニットが配置されている、請求項3に記載の線状型照明装置。
  5. 前記取り付け部材は、透光性を有している、請求項1から4の何れか1項に記載の線状型照明装置。
  6. 前記支持部材は、前記線状型照明装置の外周を取り囲む湾曲部と、開口部とを有しており、
    前記線状型照明装置を前記支持部材に取り付けたときに、前記突起部は、前記開口部の両端部にそれぞれ位置するように設けられている、
    請求項1から5の何れか1項に記載の線状型照明装置。
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