JP5256272B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5256272B2
JP5256272B2 JP2010257628A JP2010257628A JP5256272B2 JP 5256272 B2 JP5256272 B2 JP 5256272B2 JP 2010257628 A JP2010257628 A JP 2010257628A JP 2010257628 A JP2010257628 A JP 2010257628A JP 5256272 B2 JP5256272 B2 JP 5256272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
light
light emitting
substrate
emitting diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010257628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012109140A (ja
Inventor
哲平 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endo Lighting Corp
Original Assignee
Endo Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Endo Lighting Corp filed Critical Endo Lighting Corp
Priority to JP2010257628A priority Critical patent/JP5256272B2/ja
Publication of JP2012109140A publication Critical patent/JP2012109140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5256272B2 publication Critical patent/JP5256272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

本発明はLED照明モジュールを備えた照明器具に関する。
近年、消費電力が少なく長寿命な光源として発光ダイオード素子(以下、LED素子という)が用いられた照明器具が広く普及してきている。このような照明器具に用いられるLED素子としては、チップが矩形状からなり、LED素子が放つ光をそのまま壁面にあてると光が矩形状に照射されるタイプのものがよく知られている。この場合、照明器具として照らす照射範囲を略円形とするためには、以下のような問題がある。
図5(a)は、LED素子が並列に且つそのそれぞれが平行に設けられたLED照明モジュールを示している。図5(b)は、そのLED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。
図5(a)に示すLED照明モジュール100は、計7個のLED素子300が略円板状の基板200の上に等間隔に配設されている。
この場合、上述したようにそれぞれのLED素子300が放つ光の照射範囲が同じ矩形状となるため、複数のLED素子300が放つ光が重なりあい、壁面に照射されるときには、図5(b)に示すような矩形状の光が放たれる。
従って、これを略円形の光を照射するLED照明モジュール100とするためには、LED素子300の前方に設置されるLEDレンズ(不図示)として特殊なものを用いるか、円形状に光が出射されるように構成されたフィルタ等を用いる必要があった。
また図6(a)は、基板200にひとつのLED素子を中心に設けるとともに、その他のLED素子を放射状に設けたLED照明モジュールを示している。図6(b)は、そのLED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。
図6(a)に示すLED照明モジュール100によれば、略円板状の基板200の上に放射状に且つ同心円状に等間隔にLED素子300が並んでいるので、図6(b)に示すように図5(b)に比べると略円形に近い光を得ることができる。
しかしながらこの場合でもLED素子300が放つ光が重なりあう箇所があり、そこが強い光となって光ムラが生じてしまう。
そこで、この場合はLEDレンズ(不図示)の光出射面を粗面化する加工等を行い、光を拡散させ光ムラを抑制させる必要があった。
上述のようなLED素子が用いられ光の照射範囲を略円形にする照明器具を提案した例としては、下記特許文献1が挙げられる。
ここに開示されている照明器具は、複数のLED素子を略円形の領域内に配設し、複数のLED素子の内、少なくとも一部のLED素子は、隣接して配設される発光ダイオード素子に対して発光分布(照射範囲)の縦横が互い違いになるように配設されている。
特許第4155285号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものは、縦と横とで同じ向きに設けられたLED素子が複数存在し同じ照射範囲を照射するので、光が重なりあう箇所がみられ、重なりあう光が強い光となって、やはり光ムラが生じてしまうと考えられる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、光ムラの低減を図ることができるED照明モジュールを備えた照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、基板の上に、7個以上の発光ダイオード素子が配設され、前記基板が、略円板状に形成され、隣り合う前記発光ダイオード素子同士が前記基板上の中心を中心とした1以上の円上に等間隔になるように設けられ、複数の前記発光ダイオード素子のそれぞれに対応するように配設されたLED配光レンズを有するLED照明モジュールを備える照明器具であって、前記発光ダイオード素子から照射される光の照射範囲が略正方形状からなり、前記発光ダイオード素子のそれぞれは、前記発光ダイオード素子のレンズ体の中央を軸として下記数式(1)によって導かれる回転角θnに基づいて異なる角度で配設されており、前記回転角θnは、複数配設される前記発光ダイオード素子のうち、任意のひとつの前記発光ダイオード素子が選択され、当該選択された前記発光ダイオード素子についての前記回転角θnをn=1として基準の0°とすることを特徴とする。
Figure 0005256272
また本発明において、前記基板の前記中心に、1個の発光ダイオード素子が配設されているようにしてもよい。
本発明に係る照明器具よれば、基板上に複数(少なくとも7個以上)設けられる発光ダイオード素子の設置角度がすべて異なる角度で配設されるので、重複して同じ照射範囲を照らす光がなくなり、光の強さが均一化され、光ムラを低減することができる。
また、基板が、略円板状に形成され、隣り合う前記発光ダイオード素子同士が前記基板上にほぼ等間隔になるように設けられているので、LEDレンズとして特殊なものを用いたり、LEDレンズの出射面に粗面化処理など加工処理を行わなくても、光ムラのない光を取り出すことができるとともに、光の照射範囲を略円形にすることができる。
(a)は本発明の第1実施形態に係るLED照明モジュールを備えた照明器具の例を示す外観斜視図、(b)は同LED照明モジュールの分解斜視図である。 (a)は同LED照明モジュールにおけるLED素子の配列例を説明するための模式的平面図であり、(b)は同LED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。 (a)は同LED照明モジュールの変形例を説明するための模式的平面図であり、(b)は同LED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るLED照明モジュールにおけるLED素子の配列例を説明するための模式的平面図であり、(b)は同LED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。 従来のLED照明モジュールの問題点を説明するための模式図であり、(a)はLED照明モジュールにおけるLED素子の配列例を説明するための模式的平面図であり、(b)は同LED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。 従来のLED照明モジュールの問題点をさらに説明するための模式図であり、(a)はLED照明モジュールにおけるLED素子の配列例を説明するための模式的平面図であり、(b)は同LED照明モジュールが放つ光の照射状態を模式的に示した図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
まずは、図1〜図3及び表1、表2を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るLED照明モジュール1及び照明器具10について説明する。
本実施形態におけるLED照明モジュール1は、基板2の上に、7個以上のLED素子3が配設され、LED素子3から照射される光の照射範囲が略正方形状からなり、LED素子3のそれぞれは、下記数式(1)によって導かれる回転角θnに基づいて異なる角度で配設されている。
Figure 0005256272
以下、詳しく説明する。
LED照明モジュール1は、基板2とレンズモジュール4とを備えており、LED照明モジュール1はこれらを組み合わせた状態で照明器具10のフード12内に組み付けられている。
図1(a)に示す照明器具10は、天井面等に取り付けられ、スポットライト等として使用されるものであり、本体部11と、照明取付部14と、アーム15とを備えている。本体部11は、略円筒形状に形成されており、LED照明モジュール1を覆うフード12と、LED照明モジュール1が発する熱を放熱する放熱フィンが複数形成されたヒートシンク13とを備えている。本体部11は照明取付部14に取り付けられたアーム15に支持されており、アーム15に支持された状態で本体部11の取り付け角度が変えられるよう構成されている。従って、本体部11を動かせば照射角度を容易に変えることができる。またLED照明モジュール1を可動式にしてLED照明モジュール1を動かすことにより、照射角度を変えられる構成してもよい。
基板2は、複数の略円形状からなる板体を組み合わせてひとつの基板2として構成され、複数のLEDレンズ5が設けられたレンズモジュール4とビス止め等によって一体とされLED照明モジュール1を構成する。基板2の所定位置には、ビス孔や切欠孔が複数形成されている。
基板2は、照明器具10の照明取付部14内に設けられた電源部(不図示)から電圧を供給するよう構成され、電源部と電気的に接続されている。
具体的には、図例の基板2は、LED基板2Aと、放熱シート2Bと、取付板2Cとを備え、取付板2Cには、LED基板2Aに給電するための給電線用穴部20が設けられている。給電線用穴20は、電源部からアーム15を経て本体部11内に引き込まれた給電線(不図示)と電気的に接続され、これにより、LED基板2Aに電圧を適宜供給できるよう構成されている。
LED基板2Aの前方には、複数のLEDレンズ5を備えたレンズモジュール4が設けられる。LEDレンズ5は、透明のアクリル樹脂材などからなり、略円錐台形状の底面を上面にしたすり鉢形状に形成されており、レンズモジュール4と一体成型されるものとしてもよいし、レンズモジュール4とは別体に形成されているものとしてもよい。
LEDレンズ5の底部の中央部分には、LED凹所(不図示)が加工形成されており、ひとつのLEDレンズ5にひとつのLED素子3が配設され、LEDレンズ5はLED素子3が点灯した際に放つ光が前方に出射されるように設けられている。
LEDレンズ5の上面は、平面視において略円形状からなる光出射面50(図1(b)参照)とされ、この光出射面50からLED素子3の光が出射される。光出射面50の略中央には、底部側に向かって形成された穴部51が設けられている。
光出射面50の表面形状は、LED素子3が発する光を拡散させるためにハニカム形状のセルが複数構成された形状、断面波型形状、梨地状等としてもよいし、光出射面50に粗面加工を施したものとしてもよいが、本実施形態によれば、後記するように光出射面50に特殊な加工を施さなくても光出射面50から出射される光の強さが均一化され、光ムラを低減することができるので、平坦面としてもよい。
LED基板2Aの前面には、複数のLED素子3が設けられ、このLED素子3は、上記の数式(1)によって導かれる回転角θnに基づいてそれぞれが異なる角度で配設されている。
LED素子3は、略長方形状のチップで構成され、LED素子3が放つ光の照射範囲は略長方形状となるものが用いられる。具体的には例えば図1(b)等に示すようにLED素子3は、レンズ付きの表面実装タイプのものを用いてもよく、図中、30は略方形状のパッケージ基板、31は平面視して略円形状のレンズ体を示している。
図2(a)は、図1(b)に示すLED基板2Aの模式的平面図である。
ここでは説明のため、それぞれのLED素子3の近傍に「1」〜「12」の番号を付しているが、これは実際にLED基板2A上に記載されているものではなく、表1に対応して説明のために付された番号である。従って、例えば表1に記載された「1」は図2(a)の「1」に対応し、表1に記載された「2」は図2(a)の「2」に対応する。また図2(a)には、それぞれの回転角θnが書き込まれているが、これも説明のために付されたものである。
図例では、LED素子3が計12個設けられた例を示しており、隣り合うLED素子3同士がLED基板2A上にほぼ等間隔になるように設けられている。
具体的には、LED基板2A上に配設されたLED素子3は、計3個がLED基板2Aの中心を軸として同心円上にほぼ等間隔で配列され、その外周には計9個のLED素子3がやはりLED基板2Aの中心を軸として同心円上にほぼ等間隔で配列されている。内方に配設されたLED素子3とその外周側に配設されたLED素子3とは近接するもの同士それぞれがほぼ等間隔に配列されている。
表1は、上記数式(1)によって算出された回転角θnの値と、数式(1)に代入して計算されるn、mの数値を表にしたものである。表1における「1」〜「12」の番号は、上述したように図2(a)の「1」〜「12」に相当する。
上記数式(1)のnは、1〜12までの整数とされ、mは、ここではすべて0として計算している。なお、mは、すべて0に限定されるわけではなく、0〜3の任意の整数とすることができ、種々数値を変えた例は図3及び表2を示しながら後に説明する。上記数式(1)のRは、LED素子3の設置総個数が代入される。よってこの例では、LED素子3の設置総個数が12個であるため、12が代入される。
ここで基準となる回転角θnの0°は、任意のひとつのLED素子3が選択され、それを基準とする。基準とするLED素子3は、LED基板2A上にあるLED素子3であれば、どれでもよい。図例では、「1」がn=1とされ、基準の0°とされる。その他のLED素子3は、n=2〜12までを当てはめて計算されたθnの値に基づいて所定の値の回転角θnに基づいて配設する。
Figure 0005256272
以上に基づいて配設されたLED素子3を発光させると図2(b)に示す照射状態となる。具体的には、図2(b)に示すように「1」の基準となる回転角0°の照射状態は略正方形の光が傾きのない状態(0°)で照射される。そして「2」〜「12」まで7.5°ずつ角度が加算された異なる略正方形の光が照射される。
例えば「7」は上記数式(1)によれば、回転角45°が算出される。この場合、「7」のLED素子3は、「1」の基準となるLED素子3に対して45°傾いた状態で配設される。従って、そこから放たれる光の照射状態は、略正方形の光が、「1」に対して45°傾いた状態の光を照射される(図2(b)の「7」参照)。
また「12」は上記数式(1)によれば、回転角82.5°が算出される。この場合、「12」のLED素子3は「1」の基準となるLED素子3に対して82.5°傾いた状態で配設される。従って、そこから放たれる光の照射状態は、略正方形の光が、「1」に対して82.5°傾いた状態の光を照射される(図2(b)の「12」参照)。
なお、基準となるLED素子3に対して何度傾いた状態の光が照射されるかについては、表1の回転角θnを示した欄の右側に記載した。
このようにLED基板2Aに配設されるLED素子3は、数式(1)によって導き出される回転角θnで配設されるので、重なって同じ角度の照射範囲を放つ光源がなく、12個のLED素子3から12通りの発光パターンの光が放たれることになる。
すなわち、従来例として示した図5(a)の場合は、7個のLED素子3すべてが同じ角度で配列されているので、同じ角度の略正方形の光が放たれ、7個のLED素子3の照射範囲が重なって照射されることになる。その状態を示した図が図5(b)である。
また従来例として示した図6(a)の場合は、7個のLED素子3は、3種類の照射パターンとなる。すなわち、基板200の中央に設けられたLED素子300を基準の0°とすると、その他は、この基準となるLED素子300に対して回転角90°のものが2個、回転角30°と60°のものが計4個となり、回転角30°と回転角60°に配設されたLED素子300が放つ光の照射範囲は同じ角度の略正方形の光が放たれることになる。その状態を示した図が図6(b)である。よって厳密にみれば、図6(b)において、30°(見方によっては60°)に傾いて照射された略正方形の光は4個のLED素子300が放つ光が重なっているので、他の光よりも強く光ることになる。
図2(a)及び(b)に示す例によれば、従来例(図5、図6)のように照射範囲が一致して重なりあうものがなく、あくまで異なる角度の照射パターンが重なりあって略円形の光を放つので、照射面にあたったときには、光の強さのコントラストが均一化され、光ムラの低減を図ることができる。
なお、図2(b)では、略円形部分のまわりに略正方形の角部が複数見える状態に描かれているが、これは説明のためであって、実際の光としてみたときには、このような角部はほとんど視認することができない程、丸く照射される。
続いて図3及び表2に示す上述の例の変形例について説明する。
上述の例と同様の箇所には同じ符号を付し、主に異なる点を説明し、同様の箇所の説明は省略する。
ここでは、数式(1)に代入するmの値を0〜3まで任意に代入した例を説明する。
下記表2に示すようにLED素子3の「1」〜「3」はm=0、「4」〜「6」はm=1、「7」〜「9」はm=2、「10」〜「12」はm=3が代入される。
Figure 0005256272
以上に基づいて配設されたLED素子3を発光させると、図3(b)に示す照射状態となり、12種類の照射パターンで光が発せられる。具体的には、「1」の基準となる回転角0°の照射状態は略正方形の光が傾きのない状態(0°)で照射される。そして「2」〜「12」まで結果的に7.5°ずつ角度が加算された異なる略正方形の光が照射される。ここで結果的というのは、「90×m」という式の存在により、mに代入される数値によって、回転角の値は異なるが、辺の長さが等しい略正方形の光が照射されるため、実際に照射される光の照射状態は、図2(b)も図3(b)も同じ照射状態のものとなるのである。
例えば「7」は上記数式(1)によれば、回転角225°が算出される。この場合、「7」のLED素子3は、「1」の基準となるLED素子3に対して225°傾いた状態で配設される。従って、そこから放たれる光の照射状態は、略正方形の光が、「1」に対して225°傾いた状態の光を照射される(図3(b)の「7」参照)。ここでこの「1」に対して225°傾いた状態の光は、45°傾いた状態の光とみることもでき、この例の「7」のLED素子3は、図2(b)の「7」と同じ傾きの照射範囲を照らすことになる。
また「12」は上記数式(1)によれば、回転角352.5°が算出される。この場合、「12」のLED素子3は「1」の基準となるLED素子3に対して352.5°傾いた状態で配設される。従って、そこから放たれる光の照射状態は、略正方形の光が、「1」に対して352.5°傾いた状態の光を照射される(図3(b)の「12」参照)。ここでこの「1」に対して352.5°傾いた状態の光は、82.5°傾いた光とみることもでき、この例の「12」のLED素子3は、図2(b)の「12」と同じ傾きの照射範囲を照らすことになる。
次に図4及び表3を参照しながら、本発明の第2実施形態に係るLED照明モジュール1について説明する。
ここにおいても、第1実施形態と共通する説明はなるべく省略し、主に異なるところを説明する。なお、LED基板2Aの構成は第1実施形態で説明したものとは形状が異なるが構成は同じなので、説明は割愛する。
この実施形態は、上述の実施形態とは、LED素子3の設置総個数が異なる。具体的にはLED素子3が計7個設けられた例を示しており、略円板状のLED基板2Aの中心にLED素子3をひとつ設置し、LED基板2Aの中心を軸として同心円上にほぼ等間隔に中央に配されたLED素子3を取り囲むように計6個のLED素子3を設置する。
図4(a)、(b)に示す例でもLED基板2Aに設置するLED素子3のそれぞれは、上記数式(1)によって導かれる回転角θnに基づいて異なる角度に配設され、m=0で算出した例を示している。なお、表3には、m=0の他、m=1〜3を代入した場合の値を示しているが、数式(1)に基づいてLED素子3を配設すれば、7個のLED素子3が発する光の照射状態は、mの数値(m=0〜3)にかかわらず図4(b)と同じになる。
Figure 0005256272
以上に基づいてLED素子3を発光させると、図4(b)に示す照射状態となり、7種類の照射パターンで光が発せられる。具体的には、「1」の基準となる回転角0°から「7」の回転角77.1428°まで、およそ12.85ずつ角度を加算された傾きの異なる略正方形の光が照射される。
この例においても、異なる角度の照射パターンが重なりあって略円形の光を放つので、照射面にあたったときには、光の強さのコントラストが均一化され、光ムラの低減を図ることができる。
なお、LED基板2Aに設けられるLED素子3の設置総個数は4個以上であればよく、図例に限定されるものではない。LED素子3の数が多ければ多いほど、真円に近い照射状態とすることができる。またLED基板2A、基板2、レンズモジュール4、LEDレンズ5の形状、構成は、図例に限定されるものではない。例えばLED基板2Aの形状が略矩形のものであってもよい。また照明器具10の構成もこのようなスポットライトに限定されるものではなく、ダウンライトやシーリングライトの光源としても適用可能である。
1 LED照明モジュール
10 照明器具
2 基板
3 LED素子
5 LEDレンズ

Claims (2)

  1. 基板の上に、7個以上の発光ダイオード素子が配設され、
    前記基板が、略円板状に形成され、
    隣り合う前記発光ダイオード素子同士が前記基板の中心を中心とした1以上の円上に等間隔になるように設けられ、
    複数の前記発光ダイオード素子のそれぞれに対応するように配設されたLED配光レンズを有するLED照明モジュールを備える照明器具であって、
    前記発光ダイオード素子から照射される光の照射範囲が略正方形状からなり、前記発光ダイオード素子のそれぞれは、前記発光ダイオード素子のレンズ体の中央を軸として下記数式(1)によって導かれる回転角θnに基づいて異なる角度で配設されており、
    前記回転角θnは、複数配設される前記発光ダイオード素子のうち、任意のひとつの前記発光ダイオード素子が選択され、当該選択された前記発光ダイオード素子についての前記回転角θnをn=1として基準の0°とすることを特徴とする照明器具。
    Figure 0005256272
  2. 請求項1において、
    前記基板の前記中心に、1個の発光ダイオード素子が配設されていることを特徴とする照明器具。
JP2010257628A 2010-11-18 2010-11-18 照明器具 Active JP5256272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010257628A JP5256272B2 (ja) 2010-11-18 2010-11-18 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010257628A JP5256272B2 (ja) 2010-11-18 2010-11-18 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012109140A JP2012109140A (ja) 2012-06-07
JP5256272B2 true JP5256272B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=46494540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010257628A Active JP5256272B2 (ja) 2010-11-18 2010-11-18 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5256272B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105627167A (zh) * 2014-11-14 2016-06-01 江苏欧密格光电科技股份有限公司 光照均匀的led日光灯管
JP2018022884A (ja) 2016-07-21 2018-02-08 シチズン電子株式会社 発光装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5429925B2 (ja) * 2009-02-26 2014-02-26 Hoya Candeo Optronics株式会社 紫外線照射装置
JP2011134508A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012109140A (ja) 2012-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3161425U (ja) シーリングライト
JP2012084388A5 (ja)
CN206582710U (zh) 照明器具
JP2015099738A (ja) ランプ
JP6931809B2 (ja) 照明器具
US20160223164A1 (en) Wall washer lighting system with light emitter, optical lens and reflector
JP5256272B2 (ja) 照明器具
JP4886548B2 (ja) 多点光源集積体の光源配置構造
JP2013045604A (ja) 照明器具
JP2015099749A (ja) ランプ
JPWO2010061913A1 (ja) 照明器具
JP5853128B2 (ja) 照明器具
JP6233087B2 (ja) 照明装置
JP2012028254A (ja) 照明器具
JP6124211B2 (ja) 照明器具
JP2015018650A (ja) 照明器具および間接光ユニット
JP5558619B1 (ja) 照明装置
JP6854445B2 (ja) 照明器具
JP2013008488A (ja) 照明器具
KR20170038517A (ko) 엘이디 조명기구
JP2017199586A (ja) 照明装置
JP2015204159A (ja) Led回路基板およびそれを用いたled照明器具
JP2023018868A (ja) 照明器具
JP3190878U (ja) 照明装置
JP6278564B2 (ja) 照明方法および照明付き施設

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5256272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250