JP5429925B2 - 紫外線照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の面発光素子を備え、この複数の面発光素子の光を互いに重ね合わせて被照射物に照射する紫外線照射装置に関するものである。
紫外線照射装置は、医療分野での生体内外部の紫外線照射による殺菌、治療や、レンズやスピーカのボイルコイル等の電子部品を接着させる際に用いる紫外線硬化樹脂を硬化させるための装置として適用されている。
一般的に、紫外線照射装置の光源としては、面発光素子である発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)が用いられている。近年、単位面積当たりの照射強度を向上させるために、複数の発光ダイオードを備え、その光を互いに重ね合わせて被照射物に照射する光照射装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
次に、図19及び図20を参照して従来の紫外線照射装置について説明する。
図19は、面発光素子の配置例を示す模式図、図20は、被照射物に投影された光を示す説明図である。
図19に示すように、紫外線照射装置100は、支持台101と、4つの略四角形状の面発光素子102a,102b,102c,102dと、を有している。支持台101は、被照射物に対向する略円形の載置面101aを有している。4つの面発光素子102a〜102dは、支持台101の載置面101aに縦方向及び横方向に2つずつ並べて配置されている。なお、この面発光素子から照射される光は、面発光素子の形状に対応した形が被照射物に投影されるものである。
この4つの面発光素子102a〜102dから照射された光は、不図示の集光レンズによって互いにずれることなく重ね合わされる。そして、図20に示すように、被照射物には、略四角形状の光の像(以下、「像光」という。)Lが投影される。
特開2004−363352号公報
一般的に、光学部品のレンズや、スピーカのボイスコイル等の被照射物は、略円形に形成されている。しかしながら、図20に示すように、従来の紫外線照射装置100の構成では、被照射物に投影される像光Lが略四角形状、すなわち非円形であるため、効率的に被照射物に対して光を照射することができない、という問題があった。
また、この従来の紫外線照射装置100で一度に照射可能な被照射物の大きさは、最大で像光Lに内接する円Pまでである。そのため、この円Pより大きな照射面積を有する被照射物では、複数回に分けて光を照射する必要があり、作業効率の低下を招いていた。更に、従来の紫外線照射装置100では、面発光素子の数を増やしても像光Lの大きさが変化することがなく、一度に照射可能な被照射物の大きさは、像光に内接する円Pである。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、効率的に光を照射することができると共に、照射面積の拡大を図ることができる紫外線照射装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の紫外線照射装置は、被照射物に対向する載置面を有する支持台と、照射方向を略同一方向に向けて支持台の載置面に搭載される複数の面発光素子と、これらの複数の面発光素子からのそれぞれの光の像が被照射物で互いに重なり合うように、光を集光させる集光レンズと、を備える。
そして、これら複数の面発光素子のそれぞれは、同一の形状を有して支持台の載置面上に、面発光素子の発光面の中心が略同心円状にかつ等角度間隔で配置されており、隣接する面発光素子に対して、面発光素子の形状及び面発光素子の数に応じて決定される角度であって、面発光素子における被照射物に投影される光の像の形状がn回対称であって、かつ面発光素子の数をmとすると、360°/(n*m)の角度にだけ回転した状態で配置されるようにする。
本発明の紫外線照射装置によれば、複数の面発光素子のそれぞれは、同一の形状を有して支持台の載置面上に配置されており、隣接する面発光素子に対して、面発光素子の形状及び面発光素子の数に応じて決定される所定の角度だけ回転した状態で配置されるようにしている。このため、被照射物には、複数の面発光素子からの複数の光の像所定の角度をもって回転した状態で投影される。これにより、被照射物に投影される光の像の形状を被照射物の形状に対応した略円形に近付けることができ、効率的に光を照射することができると共に照射面積の拡大を図ることが可能である。
本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例の回路構成を示すブロック図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる照射ヘッドを示す断面図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる照射ヘッドの要部を示す斜視図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる照射ヘッドにおける面発光素子の配置例を示す平面図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる1つの発光素子によって投影される光の像を示す説明図である。 本発明の紫外線照射装置として適用した紫外線照射装置の第1の実施の形態例に かかる照射ヘッドのレンズ系の配置を示す平面図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる照射ヘッドのレンズ系の配置を示す側面図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例にかかる発光面の他の変形例を示す説明図である。 本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例と従来の紫外線照射装置の単位面積当たりの照射強度を示すグラフである。 本発明の紫外線照射装置の第2の実施の形態例にかかる照射ヘッドにおける面発光素子の配置例を示す平面図である。 本発明の紫外線照射装置の第2の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。 本発明の紫外線照射装置の第3の実施の形態例にかかる照射ヘッドにおける面発光素子の配置例を示す平面図である。 本発明の紫外線照射装置の第3の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。 本発明の紫外線照射装置の第4の実施の形態例にかかる照射ヘッドにおける面発光素子の配置例を示す平面図である。 本発明の光照射装置として適用した紫外線照射装置の第4の実施の形態例 にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。 本発明の紫外線照射装置の第5の実施の形態例にかかる照射ヘッドにおける面発光素子の配置例を示す平面図である。 本発明の紫外線照射装置の第5の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。 従来の紫外線照射装置にかかる面発光素子の配置例を示す平面図である。 従来の紫外線照射装置から照射される光の像を示す説明図である。
以下、本発明の紫外線照射装置の実施の形態例について、図1〜図18を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
また、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態例
1−1.紫外線照射装置の構成
1−2.紫外線照射装置の回路構成
1−3.照射ヘッドの構成
2.第2の実施の形態例
3.第3の実施の形態例
4.第4の実施の形態例
5.第5の実施の形態例
<1.第1の実施の形態例>
まず、本発明の紫外線照射装置の第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)の構成を図1〜図10に従って説明する。
1−1.紫外線照射装置の構成
本例の紫外線照射装置1は、紫外線発光ダイオード(UV LED)を光源として紫外線を照射するものである。紫外線照射装置1は、例えば、医療分野での生体内外部の紫外線照射による殺菌、治療や、紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して硬化させるために用いられている。この紫外線照射装置1は、複数の電子ユニット(本例では、4つ)が電気的に接続可能に積み重ねられたものである。
図1に示すように、紫外線照射装置1は、電源を有する親機2と、3つの子機3A,3B,3Cと、親機2及び3つの子機3A,3B,3Cに着脱可能に取り付けられる4つの照射ヘッド6とから構成されている。この紫外線照射装置1は、親機2の上に3つの子機3A〜3Cが積み重ねられている。そして、これらの親機2と3つの子機3A〜3Cは、不図示の連結機構によって着脱可能に連結されている。なお、紫外線照射装置1を構成する子機の数は、2つ以下でもよく、または4つ以上でもよい。
[親機]
親機2は、略直方体に形成されている。親機2の正面には、操作表示部8と、照射ヘッド接続部9が設けられている。この親機2には、電源回路31と、親機出力回路32と、制御回路33が内蔵されている。この照射ヘッド接続部9には、照射ヘッド6が着脱可能に取り付けられる。照射ヘッド6には、後述するように紫外線を放射する複数の発光ダイオードが内蔵されており、この照射ヘッド6から紫外線が照射される。また、親機2は、上面部に上部コネクタ11を有している。この親機2の上面部に、第1の子機3Aが載置される。
[子機]
3つの子機3A,3B,3Cは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは、第1の子機3Aについてのみ説明し、第2の子機3Bと第3の子機3Cには、第1の子機3Aと同一の符号を付す。
第1の子機3Aは、略直方体に形成されている。なお、本例では、親機2及び3つの子機3A〜3Cをそれぞれ略長方形に形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。更に、親機2及び3つの子機3A〜3Cを全て同じ形状として説明したが、親機2及び3つの子機3A〜3Cの形状をそれぞれ異なる形状としてもよい。
第1の子機3Aの正面部には、親機2と同様に照射ヘッド接続部9が設けられており、照射ヘッド6が着脱可能に取り付けられる。そして、照射ヘッド6から紫外線が照射される。第1の子機3Aには、子機出力回路34が内蔵されている。
また、第1の子機3Aは、上部コネクタ11と、下部コネクタ12を有している。なお、第3の子機3Cの上部コネクタ11には、着脱可能な保護シールが貼り付けられている。そして、この保護シールによって上部コネクタ11の略全体が覆われる。これにより、上部コネクタ11から第3の子機3C内にゴミや埃等が侵入することを防ぐことができる。また、親機2及び3つの子機3A〜3Cを連結しない際には、親機2及び3つの子機3A〜3Cの下部コネクタ12及び上部コネクタ11に保護シールを貼り付けてもよい。
ここで、第1の子機3Aの場合、下部コネクタ12は、第1の子機3Aを親機2に載置した際に、親機2に設けた上部コネクタ11と電気的に接続される。また、第2の子機3Bの場合では、第2の子機3Bの下部コネクタ12が、第2の子機3Bを第1の子機3Aに載置した際に、第1の子機3Aに設けた上部コネクタ11と電気的に接続される。更に、第3の子機3Cの場合では、第3の子機3Cの下部コネクタ12が、第3の子機3Cを第2の子機3Bに載置した際に、第2の子機3Bに設けた上部コネクタ11と電気的に接続される。すなわち、下部コネクタ12は、子機3のすぐ下に配置される親機2または他の子機3に設けた上部コネクタ11と電気的に接続されるものである。
1−2.紫外線照射装置の回路構成
次に、紫外線照射装置1の回路構成について説明する。
図1に示すように、親機2と3つの子機3A〜3Cは、上部コネクタ11及び下部コネクタ12を介して電気的に接続されている。また、3つの子機3A〜3Cの下部コネクタ12は、子機出力回路34に接続されている。
親機2に内蔵された電源回路31は、親機出力回路32と、制御回路33と、上部コネクタ11に接続されている。そして、電源回路31からの電力は、制御回路33及び親機出力回路32に供給されると共に上部コネクタ11及び下部コネクタ12を介して3つの子機3A〜3Cの子機出力回路34に供給される。
制御回路33は、親機出力回路32と、操作表示部8と、上部コネクタ11に接続されている。この制御回路33は、操作表示部8に入力された入力信号に基づいて、親機出力回路32と上部コネクタ11に制御信号を出力する。親機出力回路32は、制御回路33から入力された制御信号に基づいて紫外線照射信号を生成し、照射ヘッド接続部9に接続された照射ヘッド6に出力する。この紫外線照射信号に基づいて親機2に接続された照射ヘッド6から紫外線が照射される。
また、親機2の上部コネクタ11に入力された制御信号は、3つの子機3A〜3Cの下部コネクタ12及び上部コネクタ11を介して、3つの子機3A〜3Cに内蔵された子機出力回路34に出力される。3つの子機3A〜3Cの子機出力回路34は、それぞれ照射ヘッド接続部9に接続されている。そして、3つの子機3A〜3Cの子機出力回路34は、親機2から入力された制御信号に基づいて紫外線照射信号を生成し、照射ヘッド6に出力する。この紫外線照射信号に基づいて3つの子機3A〜3Cに接続された照射ヘッド6から紫外線が照射される。
1−3.照射ヘッドの構成
次に、図1に加えて、図2〜図6を参照して照射ヘッド6の構成について説明する。
図2は、照射ヘッドの要部を示す断面図、図3は、照射ヘッドの要部を示す斜視図、図4は、照射ヘッドにかかる発光ダイオードの配置例を示す平面図、図5は、1つの発光ダイオードによって投影される像光を示す説明図である。図6は、照射ヘッドのレンズ系を示す平面図である。
図2に示すように、照射ヘッド6は、把持部13と、この把持部13に嵌合されるレンズ鏡筒14とから構成されている。そして、照射ヘッド6は、後述するように、図1に示す接続コード15と、接続コネクタ16を介して親機2または子機3A〜3Cの照射ヘッド接続部9に接続されている。把持部13は、略円柱状に形成されおり、内部には軸方向に沿って配線17が挿通する挿通孔13aが設けられている。また、把持部13は、軸方向の一端に嵌合部19が設けられており、軸方向の他端からは配線17に接続された接続コード15が延在している(図1参照)。なお、把持部13は、略円柱状だけでなく、角柱状に形成してもよい。
接続コード15の先端には、親機2又は子機3A〜3Cの照射ヘッド接続部9と接続される接続コネクタ16が設けられている(図1参照)。そして、この接続コネクタ16が親機2又は子機3A〜3Cの照射ヘッド接続部9に接続されることで、照射ヘッド6と親機2又は子機3A〜3Cとが電気的に接続される。
また、図2に示すように、把持部13の軸方向の一端部には、本発明の支持台の一具体例を示す基板18が配設されている。この基板18は、光を照射する際に被照射物Mに対して対向する。そして、図3に示すように、基板18は、略円盤状に形成されており、その一面である載置面18aには、面発光素子の一具体例を示す4つの発光ダイオード21A〜21Dが搭載されている。また、載置面18aと反対側の面には、配線17が電気的に接続されている。
なお、本例では、基板18を略円盤状に形成したが、基板18を例えば四角形状や六角形状をなす平板として形成してもよい。また、ここでは、4つの発光ダイオード21A〜21Dを基板18に搭載した例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、4つの発光ダイオード21A〜21Dを把持部13の軸方向の一端に直接搭載してもよい。この場合、把持部13が本発明の支持台となり、把持部13の軸方向の一端面が本発明の載置面となる。
[面発光素子の配置例]
図3及び図4に示すように4つの発光ダイオード21A〜21Dは、それぞれ略中心に発光面21a〜21dを有している。この4つの発光面21a〜21dは、それぞれ略正方形、すなわち4回対称をなす形状に形成されている。ここで、本例に適用される4つの発光ダイオード21A〜21Dは、波長300〜400nm近傍、例えば波長380nm付近の紫外線を照射するものである。そして、4つの発光ダイオード21A〜21Dから照射される紫外線は、全て同一の波長である。
また、図5に示すように、4つの発光ダイオード21A〜21Dのうち1つの発光ダイオードから照射された光が、後述するレンズ系(図6及び図7参照。)を通過すると、被照射物Mには、非円形である四角形に近い像光Lが投影される。なお、下記では略正方形の像光Lが被照射物Mに投影されるものとして説明する。
更に、4つの発光ダイオード21A〜21Dは、それぞれの発光面21a〜21dの中心が略同心円状に位置し、且つ等角度間隔で基板18に配置されている。なお、本例では、4つの発光ダイオード21A〜21Dは、略90°間隔で配置されている。
第2の発光ダイオード21Bは、載置面18aと平行で、且つ第1の発光ダイオード21Aに対して第2の発光面21bの中心を軸として角度θをもって回転させて配置されている。また、第3の発光ダイオード21Cは、第2の発光ダイオード21Bに対して第3の発光面21cの中心を軸として角度θに回転させて配置されている。すなわち、第3の発光ダイオード21Cは、第1の発光ダイオード21Aに対して第3の発光面21cの中心を軸として角度2×θをもって回転させて配置されている。
更に、第4の発光ダイオード21Dは、第3の発光ダイオード21Cに対して第4の発光面21dの中心を軸として角度θに回転させて配置されている。そして、第1の発光ダイオード21Aは、第4の発光ダイオード21Dに対して第1の発光面21aの中心を軸として角度θをもって回転させて配置されている。すなわち、第4の発光ダイオード21Dは、第1の発光ダイオード21Aに対して第4の発光面21dの中心を軸として角度3×θに回転させて配置されている。従って、4つの発光ダイオード21A〜21Dは、載置面18aに平行で、且つそれぞれの発光面21a〜21dの中心を軸として全て異なる回転角度に回転させて配置されている。
なお、4つの発光面21a〜21dの回転角度は、それぞれ対応する4つの発光ダイオード21A〜21Dの回転角度と一致するものである。
4つの発光ダイオード21A〜21Dの回転角度は、例えば次のようにして設定される。本例にかかる4つの発光ダイオード21A〜21Dの発光面21a〜21dの形状は、略正方形、すなわち4回対称をなす形状であるため、90°回転させると元の形状と重なり合う。よって、4つの発光ダイオード21A〜21Dの回転角度は、0°〜90°の範囲に設定される。本例では、角度θは、90°を発光ダイオードの数で割った22.5°に設定されている。
なお、本例では、被照射物Mに投影される像光が略正方形になる発光ダイオードを用いた例を説明したが、例えば像光が略長方形や他の多角形状に投影される発光ダイオードを用いてもよい。ここで、投影される像光が略長方形になる発光ダイオードの場合では、長方形が2回対称の図形であるため、回転角度を180°未満に設定することが好ましい。すなわち、第2の発光ダイオードは、第1の発光ダイオードに対して180°未満の回転角度で回転して配置されるものである。
また、投影される像光がn回対称の場合では、回転角度を360°/n未満に設定することが好ましい。その結果、被照射物には、360°/nずつ回転した像光が投影される。なお、本発明は、1回対称の図形も含むものである。更に、回転角度は、発光ダイオードの数で割ることが好ましい。すなわち、例えば発光ダイオードの数をm個とすると、回転角度は、360°/(n×m)となる。
更に、図2に示すように、把持部13の軸方向の一端に設けた嵌合部19には、レンズ鏡筒14が嵌合されている。レンズ鏡筒14は、筒体22と、この筒体22に収納された第1の集光レンズ23及び第2の集光レンズ群24とを有している。第2の集光レンズ群24は、4つのレンズ24A〜24Dから構成されている(図6参照)。筒体22は、把持部13に近い基端部側が円錐台形状に形成されており、被照射物Mに向けられる先端部側が円筒形に形成されている。この筒体22の先端部側には、第1の集光レンズ23が固定されている。また、筒体22の基端部側には、第2の集光レンズ群24がレンズホルダ26に保持された状態で固定されている。
図2及び図6に示すように、レンズホルダ26は、略円板状に形成されており、等間隔に4つの開口部26aが設けられている。そして、このレンズホルダ26の4つの開口部26aには、第2の集光レンズ群24の4つのレンズ24A〜24Dが嵌め込まれている。
この第2の集光レンズ群24は、レンズ鏡筒14を把持部13に取り付けることで、4つの発光ダイオード21A〜21Dにおける光の照射方向の前方に配置される。具体的には、図6に示すように、第1のレンズ24Aは、第1の発光ダイオード21Aの前方に位置し、第2のレンズ24Bは、第2の発光ダイオード21Bの前方に位置している。なお、第3及び第4のレンズ24C,24Dも同様に、第3及び第4の発光ダイオード21C,21Dの前方に位置している。また、4つのレンズ24A〜24Dは、対応する4つの発光ダイオード21A〜21Dの発光面21a〜21dの中心よりもその中心軸がレンズホルダ26の中心O側にずらして配置されている。
なお、本例では、本発明の集光レンズを第1の集光レンズ23と第2の集光レンズ群24で構成した例を説明したが、第2の集光レンズ群24のみで本発明の集光レンズを構成してもよい。また、4つの発光ダイオード21A〜21Dから照射された光が被照射物Mで互いに重なり合うようなレンズ系であれば、上述したレンズ系に限定されるものではない。
[照射ヘッドから照射される光について]
次に、図7及び図8を参照して上述した構成を有する照射ヘッド6から放射された光が被照射物Mに投影される像光L1について説明する。
図7は、照射ヘッド6のレンズ系の配置を示す側面図、図8は照射ヘッド6から照射される像光を示す説明図である。
図7に示すように、4つの発光ダイオード21A〜21Dの発光面21a〜21dから出射された光T〜Tは、それぞれ第2の集光レンズ群24における対応する4つのレンズ24A〜24Dに入射される。次に、この第2の集光レンズ群24に入射された光T〜Tは、第2の集光レンズ群24を透過して、第1の集光レンズ23に入射される。
ここで、第2の集光レンズ群24の4つのレンズ24A〜24Dは、その中心軸が対応する4つの発光ダイオード21A〜21Dの発光面21a〜21dの中心からレンズホルダ26の中心O側にずらして配置されている。そのため、4つの発光ダイオード21A〜21Dから照射された光T〜Tの光束は、第2の集光レンズ群24の4つのレンズ24A〜24Dによって、レンズホルダ26の中心O側に曲げられる。これにより、第2の集光レンズ群24の前方に配置された第1の集光レンズ23の直径や度数を小さくすることができ、レンズ鏡筒14の小型化を図ることができる。
次に、第1の集光レンズ23に入射された光T〜Tは、第1の集光レンズ23によって集光され被照射物Mに集光される。すなわち、4つの発光ダイオード21A〜21Dの発光面21a〜21dから放射される光の主光線は、前記被照射物Mで全て一点に集光される。そして、図8に示すように、被照射物Mには、4つの発光ダイオード21A〜21Dからの像光L〜Lが互いに重なり合うことで像光L1が投影される。
なお、図8に示すように、第2の発光ダイオード21Bから照射された像光Lは、被照射物Mにおいて第1の発光ダイオード21Aから照射された像光Lに対して、角度θをもって回転して投影されている。第3の発光ダイオード21Cから照射された像光L及び第4の発光ダイオードから照射された像光Lも同様に、第2の発光ダイオード21B及び第3の発光ダイオード21Cから照射された像光L,Lに対して、角度θをもって回転して投影されている。すなわち、被照射物Mに投影される像光L1は、載置面18aに配置された4つの発光ダイオード21A〜21Dの回転角度と対応している。
そして、図8に示す被照射物Mに投影された像光L1内には、一つの発光ダイオードから投影された像光内に内接する円Pよりも大きい円Qを描くことができる。このように、本例の照射ヘッド6によれば、図19に示す従来の紫外線照射装置100よりも照射面積を大きくすることが可能である。さらに、図8に示すように、被照射物Mに円形に近い像光L1を投影することができるため、効率的に光を照射することができる。
なお、本例では、発光ダイオードの発光面の形状を四角形状に形成されたものを用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示す発光面211では、2つの対角に2つのパターン212,212が設けられている。そして、この2つのパターン212,212には、それぞれワイヤー213,213が接続されている。この図9に示す発光面211では、2つのパターン212,212が影となるため、図5に示す像光Lから2つの対角が切り欠かれた像光が投影される。また、配置した箇所によっては、2つのワイヤー213,213も影となる。
このような構成を有する発光面211を用いても、被照射物Mには複数の発光ダイオードからの像光が所定の回転角度で回転して重なり合って投影される。そのため、パターン212やワイヤー213で影になった箇所を他の発光ダイオードからの光で補完することができ、効率的に光を照射することが可能である。
なお、この発光面211を用いる場合、2つのパターン212,212を2つの対角に設けたことで略2回対称をなす像光が投影される。そのため、第2の発光ダイオードは、第1の発光ダイオードに対して180°未満の回転角度で回転させて配置することが好ましい。
次に、図10を参照して本例の紫外線照射装置1と従来の紫外線照射装置100における光の照度分布の違いについて説明する。
図10は、本例の紫外線照射装置1と従来の紫外線照射装置100の単位面積当たりの照射強度を示すグラフである。縦軸は、単位面積当たりの照射強度(mW/cm)を示しており、横軸は、照射エリアの中心からの位置(mm)を示している。また、この図10は、図8に示す像光L1の中心を通る線分S上の照射強度の分布を示している。なお、本例の紫外線照射装置1及び従来の紫外線照射装置100にかかる一つの発光ダイオードの照射強度は、同一に設定されている。
図10に示すように、従来の紫外線照射装置100は、中心から7mm離れた地点までは高い照射強度を有しているが、中心から8mmを超えると照射強度が急激に減少している。そして、中心から9mm離れた地点では、照射強度が0mW/cmになっている。
これに対し、本例の紫外線照射装置1は、中心から7mm離れた地点から照射強度が減少しているが、中心から9mm離れた地点でも照射強度で約350mW/cmの光を照射している。これにより、本例の紫外線照射装置1のほうが従来の紫外線照射装置100よりも広い照射面積を有していることが分かる。
<2.第2の実施の形態例>
次に、図11及び図12を参照して紫外線照射装置の第2の実施の形態例について説明する。
図11は、面発光素子の配置例を示す平面図、図12は、この第2の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される像光を示す説明図である。
この第2の実施の形態例にかかる紫外線照射装置40は、照射ヘッド46に5つの発光ダイオード41A〜41Eを設けたものである。図11に示すように、第2の発光ダイオード41Bは、第1の発光ダイオード41Aに対して角度θをもって回転させて配置されている。同様に、第3〜第5の発光ダイオード41C〜41Eは、第2〜第4の発光ダイオード41B〜41Dに対して角度θずつ回転させて配置されている。すなわち、第5の発光ダイオード41Eは、第1の発光ダイオード41Aに対して角度4×θに回転させて配置されている。角度θは、90°を発光ダイオードの数で割った18°に設定されている。
図12に示すように、被照射物Mには、5つの発光ダイオード41A〜41Eから照射された像光L〜Lが互いに重なり合うことで像光L2が投影される。なお、第2の発光ダイオード41Bから照射された像光Lは、被照射物Mにおいて第1の発光ダイオード41Aから照射された像光Lに対して、角度θをもって回転して投影される。
その他の構成は、第1の実施の形態にかかる紫外線照射装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する紫外線照射装置40によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる紫外線照射装置1と同様の作用効果を得ることができる。
<3.第3の実施の形態例>
次に、図13及び図14を参照して紫外線照射装置にかかる照射ヘッドの第3の実施の形態例について説明する。
図13は、面発光素子の配置例を示す平面図、図14は、この第3の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。
この第3の実施の形態例にかかる紫外線照射装置50は、照射ヘッド56に6つの発光ダイオード51A〜51Fを設けたものである。図13に示すように、第2の発光ダイオード51Bは、第1の発光ダイオード51Aに対して角度θをもって回転させて配置されている。同様に、第3〜第6の発光ダイオード51C〜51Fは、第2〜第5の発光ダイオード51B〜51Eに対して角度θずつ回転させて配置されている。すなわち、第6の発光ダイオード51Eは、第1の発光ダイオード51Aに対して角度5×θに回転させて配置されている。角度θは、90°を発光ダイオードの数で割った15°に設定されている。
図14に示すように、被照射物Mには、6つの発光ダイオード51A〜51Fから照射された像光L〜Lが互いに重なり合うことで像光L3が投影される。なお、第2の発光ダイオード51Bから照射された像光Lは、被照射物Mにおいて第1の発光ダイオード51Aから照射された像光Lに対して、角度θをもって回転して投影される。
その他の構成は、第1の実施の形態にかかる紫外線照射装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する紫外線照射装置50によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる紫外線照射装置1と同様の作用効果を得ることができる。
なお、図12及び図14に示すように、面発光素子である発光ダイオードの数を増やすごとに、被照射物Mに投影される像光L2,L3をより円形に近付けることができる。さらに、像光L2,L3内に描くことができる最大の円Q2,Q3も大きくなり、照射面積を広くすることができる。
<4.第4の実施の形態例>
次に、図15及び図16を参照して紫外線照射装置にかかる照射ヘッドの第4の実施の形態例について説明する。
図15は、面発光素子の配置例を示す平面図、図16は、この第4の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。
この第4の実施の形態例にかかる紫外線照射装置60は、第3の実施の形態例にかかる紫外線照射装置50から発光ダイオードの配置を変更したものである。
図15に示すように、第2の発光ダイオード61Bは、第1の発光ダイオード61Aに対して角度θをもって回転させて照射ヘッド66に配置されている。同様に、第3の発光ダイオード61Cは、第2の発光ダイオード61Bに対して角度θをもって回転させて配置されている。そして、第4の発光ダイオード61Dは、第1の発光ダイオード61Aと同じ回転角度で配置されている。更に、第5の発光ダイオード61Eは、第2の発光ダイオード61Bと同じ回転角度で配置されており、第6の発光ダイオード61Fは、第3の発光ダイオード61Cと同じ回転角度で配置されている。ここで、角度θは、30°に設定されている。
図16に示すように、被照射物Mには、6つの発光ダイオード61A〜61Fから照射された像光L〜Lが互いに重なり合うことで像光L4が投影される。そして、第2の発光ダイオード61Bから照射された像光Lは、被照射物Mにおいて第1の発光ダイオード61Aから照射された像光Lに対して、角度θをもって回転して投影される。
なお、第1の発光ダイオード61Aの像光Lと第4の発光ダイオード61Dと像光Lは、ずれることなく重なり合う。同様に、第2の発光ダイオード61Bの像光Lと第5の発光ダイオード61Eの像光L、第3の発光ダイオード61Cの像光Lと第6の発光ダイオード61Fの像光Lがずれることなく重なり合う。
その他の構成は、第1の実施の形態にかかる紫外線照射装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する紫外線照射装置60によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる紫外線照射装置1と同様の作用効果を得ることができる。
この第4の実施の形態例にかかる紫外線照射装置60のように、全ての面発光素子を異なる回転角度で配置しなくてもよく、少なくとも半数以上の面発光素子をそれぞれ異なる回転角度で配置すれば、その効果を発揮できるものである。
また、第1〜第3の発光ダイオード61A〜61Cは、同一の波長を照射し、第4〜第6の発光ダイオード61D〜61Fは、第1〜第3の発光ダイオード61A〜61Cと異なる波長を照射するよう設定してもよい。このように、発光ダイオードから照射される光の波長は、全て同一に設定しなくてもよい。
<5.第5の実施の形態例>
次に、図17及び図18を参照して紫外線照射装置にかかる照射ヘッドの第5の実施の形態例について説明する。
図17は、面発光素子の配置例を示す平面図、図18は、この第5の実施の形態例にかかる照射ヘッドから照射される光の像を示す説明図である。
この第5の実施の形態例にかかる紫外線照射装置70は、照射ヘッド76に9つの発光ダイオード71A〜71Iを設けたものである。図17に示すように、9つの発光ダイオード71A〜71Iは、載置面78aと平行をなす横方向及び縦方向に3つずつ配置されている。そして、第2の発光ダイオード71Bは、第1の発光ダイオード71Aに対して略10°をもって回転させて配置されている。同様に、第3〜第9の発光ダイオード71C〜71Iは、第2〜第8の発光ダイオード71B〜71Hに対して略10°回転させて配置されている。
図18に示すように、被照射物Mには、9つの発光ダイオード71A〜71Iから照射された像光L〜Lが互いに重なり合うことで像光L5が投影される。そして、第2の発光ダイオード71Bから照射された像光Lは、被照射物Mにおいて第1の発光ダイオード71Aから照射された像光Lに対して、略10°回転して投影される。同様に、第3〜第9の発光ダイオード71C〜71Iから照射された像光L〜Lも、第2〜第8の発光ダイオード71B〜71Hに対して略10°回転して投影される。
その他の構成は、第1の実施の形態にかかる紫外線照射装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する紫外線照射装置70によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる紫外線照射装置1と同様の作用効果を得ることができる。
この第5の実施の形態例にかかる紫外線照射装置70のように、面発光素子の中心を全て同心円状に配置しなくても、その目的を達成できるものである。また、面発光素子は、その像光が被照射物で互いに重なり合えば、ランダムに配置してもよい。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。本発明では、紫外線照射装置を用いた例を説明したが、他に、レーザ加工装置、その他各種の複数の面発光素子を備える光照射装置に適用できるものである。
また、上述した実施の形態例では、複数の面発光素子を規則正しく回転させて配置した例を説明したが、面発光素子の回転角度は、少なくとも半数以上の面発光素子と異なる回転角度であればランダムに設定してもよい。更に、面発光素子として紫外線を照射する発光ダイオードを用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、可視光を照射する発光ダイオードを用いてもよく、または半導体レーザ(LD)や有機EL等のその他各種の面発光素子を用いてもよい。更に、被照射物に発光素子の発光面における発光面の形状と略等しい像光が投影される結像系の光学系にも適用できるものである。
1,40,50,60,70…紫外線照射装置(光照射装置)、 6,46,56,66,76…照射ヘッド、 13…把持部、 14…レンズ鏡筒、 18…基板(支持台)、 18a,78a…載置面、 21A…第1の発光ダイオード(第1の面発光素子)、 21B…第2の発光ダイオード(第2の面発光素子)、 21C…第3の発光ダイオード(第3の面発光素子)、 21D…第4の発光ダイオード(第4の面発光素子)、 21a…第1の発光面、 21b…第2の発光面、 21c…第3の発光面、 21d…第4の発光面、211…発光面、 23…第1の集光レンズ(集光レンズ)、 24…第2の集光レンズ群(集光レンズ)、 24A…第1のレンズ、 24B…第2のレンズ、 24C…第3のレンズ、 24D…第4のレンズ、 26…レンズホルダ,L1,L2,L3,L4,L5,L,L…光の像(像光)

Claims (6)

  1. 被照射物に対向する載置面を有する支持台と、
    照射方向を略同一方向に向けて前記支持台の載置面に搭載される複数の面発光素子と、
    前記複数の面発光素子からのそれぞれの光の像が前記被照射物で互いに重なり合うように、前記光を集光させる集光レンズと、を備え、
    前記複数の面発光素子のそれぞれは、同一の形状を有して前記支持台の載置面上に、前記面発光素子の発光面の中心が略同心円状にかつ等角度間隔で配置されており、
    隣接する面発光素子に対して、前記面発光素子の形状及び前記面発光素子の数に応じて決定される角度であって、前記面発光素子における前記被照射物に投影される光の像の形状がn回対称であって、かつ面発光素子の数をmとすると、360°/(n*m)の角度にだけ回転した状態で配置される、
    紫外線照射装置。
  2. 前記複数の面発光素子における被照射物に投影される光の像の形状は、4回対称(n=4)となる略正方形に設定される、
    請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記複数の面発光素子は、少なくとも半数以上の面発光素子が、前記複数の面発光素子のうちの基準となる一つの面発光素子の基準線に対して異なる角度をもって回転させて配置されている
    請求項1または2に記載の紫外線照射装置。
  4. 前記複数の面発光素子における被照射物に投影される光の像の形状は、2回対称(n=2)となる略長方形に設定される、
    請求項1に記載の紫外線照射装置。
  5. 前記複数の面発光素子から放射される光の主光線は、前記被照射物で全て一点に集光される、
    請求項1〜4のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  6. 被照射物に対向する載置面を有する支持台と、
    前記支持台の前記載置面に搭載され、多角形形状に結像し得る光を発光し、前記光の照射方向が前記被照射物と略同一方向である、第一の面発光素子と、
    前記第一の面発光素子と同一の多角形形状に結像し得る光を発光し、前記光の照射方向が前記被照射物と略同一方向であり、前記支持台の前記載置面に、前記第一の面発光素子の前記載置面における搭載方向に対して所定の角度回転された状態で搭載される第二の面発光素子と、
    前記第二の面発光素子と同一の多角形形状に結像し得る光を発光し、前記光の照射方向が前記被照射物と略同一方向であり、前記支持台の前記載置面に、前記第一の面発光素子の前記載置面における搭載方向と、前記第二の面発光素子の前記載置面における搭載方向との何れにも異なる角度にて回転された状態で搭載される第三の面発光素子と、
    前記第一の面発光素子、前記第二の面発光素子及び前記第三の面発光素子から照射される各々の光の像が前記被照射物で互いに重なり合うように、前記光を集光させる集光レンズ
    を備える紫外線照射装置。
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