JP6967968B2 - アルコール飲料を調製するための酵母 - Google Patents
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Description
I.イソマルトースを唯一の炭素源として資化することができる、
II.パノースを唯一の炭素源として資化することができる、
を有する酵母細胞を提供することが、本願発明の態様である。
III.1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
IV.1つ以上のトリペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
V.5日間、当該酵母細胞の成長を許容する条件下で、インキュベーションした後に、1つ以上のアミノ酸のレベルを、出発濃度の10%を超えないレベルにまで下げることができる、
VI.当該酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、ジアセチルが、所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、プラート当たり、少なくとも4.7プロミルのエタノールを生成することができる、及び/または、
VII.当該酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、ジアセチルが、所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、少なくとも真正発酵度70で糖を発酵させることができる、
を有することができる。
II.パノースを唯一の炭素源として資化することができる、
III.1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
を有する酵母細胞を提供することも、本願発明の態様である。
II.パノースを唯一の炭素源として資化することができる、
を有する酵母細胞を提供することも、本願発明の態様である。
I.イソマルトースを唯一の炭素源として資化することができる、
IV.1つ以上のトリペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
V.5日間、当該酵母細胞の成長を許容する条件下で、インキュベーションした後に、1つ以上のアミノ酸のレベルを、出発濃度の10%を超えないレベルまで下げることができる、
VI.当該酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、ジアセチルが、所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、プラート当たり、少なくとも4.7プロミルのエタノールを生成することができる、及び/または、
VII.当該酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、ジアセチルが、所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、少なくとも真正発酵度70で糖を発酵させることができる、
を有することができる。
I.出発液体を準備すること、
II.本願発明の酵母細胞を準備すること、
III.当該出発液体を、当該酵母細胞で発酵させること、
のステップを含む方法を提供することも本願発明の態様である。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
少なくとも1つの以下の特性を有する酵母細胞:
II.パノースを唯一の炭素源として資化することができる、
III.1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる。
(項目2)
前記酵母細胞が、
I.イソマルトースを唯一の炭素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目3)
前記酵母細胞が、前記パノースが、1〜5g/Lの範囲内、1〜3g/Lの範囲など、例えば、2g/Lの濃度で存在している場合に、パノースを唯一の炭素源として資化することができる、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目4)
前記酵母細胞が、麦汁に含まれるパノースの少なくとも45%を除去することができる、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目5)
前記酵母細胞が、
III.1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目6)
前記酵母細胞が、さらにアラントインを唯一の窒素源として資化することができる、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目7)
前記酵母細胞が、
IV.1つ以上のトリペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目8)
前記酵母細胞が、
V.5日間、前記酵母細胞の成長を許容する条件下で、インキュベーションした後に、1つ以上のアミノ酸のレベルを出発濃度の10%を超えないレベルにまで下げることができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目9)
前記酵母細胞が、
VI.前記酵母細胞が少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、ジアセチルが所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、プラート度当たり、少なくとも4.7プロミルのエタノールを生成することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目10)
前記酵母細胞が、
VII.前記酵母細胞が少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、ジアセチルが所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、少なくとも70など、少なくとも68の真正発酵度で糖を発酵させることができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目11)
前記酵母細胞が特性VIIを有し、特性VIIが、その親株の一つの株のRDFより高い、少なくとも2など、少なくとも1のRDFで糖を発酵させることができる、という特性を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目12)
前記酵母細胞が、
VIII.メリビオースを唯一の炭素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目13)
前記酵母細胞が、
X.前記酵母細胞が少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、4日間インキュベーションされる場合に、多くとも1,000万個の細胞/mlなど、多くとも1,200万個の細胞/mlが懸濁するように、沈降できるようにする、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目14)
懸濁液での前記細胞数/mlが、前記細胞の成長が許容される条件下で5日間のインキュベーションを行った後、出発細胞数/mlの多くとも80%、多くとも70%など、例えば、多くとも60%、多くとも50%など、例えば、多くとも40%である、項目13に記載の酵母細胞。
(項目15)
前記酵母細胞が、
IX.イソマルトース、パノース、及び/または、メリビオースに加えて、1つ以上の二糖及び/または三糖を資化することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目16)
前記二糖が、コージビオース、ニゲロース、スクロース、ツラノース、ロイクロース、及び、パラチノースからなる群から選択される、項目15に記載の酵母細胞。
(項目17)
前記二糖が、コージビオースである、項目15に記載の酵母細胞。
(項目18)
前記二糖が、マルツロースである、項目15に記載の酵母細胞。
(項目19)
前記酵母細胞が、
XI.長くとも4日間、例えば、長くとも3日間の一次発酵で麦汁を発酵することができる、
という特性をさらに有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目20)
前記酵母細胞が、
I.DAL5をコードする遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目21)
前記遺伝子型Iが、前記酵母細胞が、DAL5をコードする少なくとも1つの対立遺伝子を含むことであって、DAL5をコードする前記対立遺伝子が、配列番号6のDAL5、配列番号39のDAL5、配列番号40のDAL5、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%などの配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるDAL5をコードする、項目20に記載の酵母細胞。
(項目22)
前記酵母細胞が、
II.PTR2をコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目23)
前記遺伝子型IIが、前記酵母細胞がPTR2をコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含むことであって、それらが個別に、配列番号7のPTR2、配列番号8のPTR2、配列番号9のPRT2、配列番号37を含むPRT2、配列番号38のPRT2、配列番号43のPRT2、配列番号44のPRT2、及び少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらの各々の機能的相同体をコードする遺伝子からなる群から選択される、項目22に記載の酵母細胞。
(項目24)
前記酵母細胞が、
III.UBR1をコードする遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目25)
前記遺伝子型IIIが、前記酵母細胞がUBR1をコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含むことであって、それらが個別に、配列番号10を含むUBR1、配列番号11のUBR1、配列番号41を含むUBR1、配列番号42のUBR1、配列番号45を含むUBR1、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、項目24に記載の酵母細胞。
(項目26)
前記酵母細胞が、
IV.IMA1pをコードする少なくとも4つなどの少なくとも3つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目27)
IV.IMA1pをコードする少なくとも4つなどの少なくとも3つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有する酵母細胞。
(項目28)
前記IMA1pが、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、項目26及び27のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目29)
前記遺伝子型IVが、前記酵母細胞がIMA1pをコードする少なくとも5つの遺伝子を含むことであって、前記遺伝子が個別に、配列番号1のIMA1p、配列番号2のIMA1p、配列番号3のIMA1p、配列番号4のIMA1p、配列番号5のIMA1p、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、配列番号33のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体をコードする遺伝子からなる群から選択される、項目26〜28のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目30)
前記遺伝子型IVが、前記酵母細胞が、IMA1の少なくとも3つの短い対立遺伝子とIMA1の少なくとも2つの長い対立遺伝子とを含むことであって、
a) 前記IMA1の3つの短い対立遺伝子が個別に、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号1のIMA1p、配列番号2のIMA1p、配列番号3のIMA1p、配列番号4のIMA1p、配列番号5のIMA1p、及び、配列番号33のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pをコードする遺伝子であり、及び、
b) 前記IMA1の2つの長い対立遺伝子が個別に、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pをコードする遺伝子である、
項目26〜29のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目31)
前記酵母細胞が、
V.IMA5pをコードする遺伝子、好ましくはIMA5pをコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目32)
IMA5pが、配列番号16のIMA5p、配列番号17のIMA5p、配列番号34のIMA5p、配列番号35のIMA5p、配列番号36のIMA5p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、項目31に記載の酵母細胞。
(項目33)
前記酵母細胞が、
VI.配列番号18のAGT1、配列番号19のAGT1、配列番号20のAGT1、配列番号26のAGT1、配列番号27のAGT1、配列番号28のAGT1、配列番号29のAGT1、配列番号30のAGT1、配列番号31のAGT1、配列番号32のAGT1、及び少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるAGT1をコードする少なくとも3つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、先行項目のいずれか1項に記載の酵母細胞。
(項目34)
飲料を製造するための方法であって、前記方法が、
a. 出発液体を準備すること、
b. 項目1〜34のいずれか1項に記載の酵母細胞を準備すること、
c. 前記出発液体を、前記酵母細胞で発酵し、それにより、飲料を製造すること、
のステップを含む、方法。
(項目35)
前記出発液体が、大麦及び/または麦芽の水性エキスを含む、項目34に記載の方法。
本明細書において使用する「a」は、それが使われている文脈に応じて、1つまたはそれ以上のことを意味することができる。
本願発明は、後述の特性I、II、yIII、IV、V、VI、VII及びXIの少なくとも1つを有する酵母細胞に関する。
本願発明の酵母細胞は、特性Iを有することができ、特性Iは、当該酵母細胞が、イソマルトースを資化することができることである。よって、イソマルトースを含有する培地においてインキュベーションすれば、当該酵母細胞は、当該イソマルトースの少なくとも一部を除去することができる。
本願発明の酵母細胞は、特性IIを有することができ、特性IIは、当該酵母細胞が、パノースを資化することができることである。よって、パノースを含有する培地においてインキュベーションすれば、次いで、当該酵母細胞は、当該パノースの少なくとも一部を除去することができる。好ましくは、当該酵母細胞は、当該培地に含まれるパノースの少なくとも45%、少なくとも50%など、例えば、少なくとも60%を除去することができる(例えば、発酵することができる)。特に、当該培地は、麦汁であることができる。好ましくは、ジアセチルが、所定のレベルになるまで、例えば、4〜6日間、例えば、5日間、インキュベーションされる場合に、当該酵母細胞は、上記の量のパノースを除去することができる。例えば、インキュベーションは、16〜18℃で行うことができる。よって、後出の実施例5に記載にしたがって麦汁を発酵して決定した場合に、当該酵母細胞は、麦汁に含まれるパノースの少なくとも45%、少なくとも50%など、例えば、少なくとも60%を除去することができる。
本願発明の酵母細胞は、特性IIIを有することができ、特性IIIは、当該酵母細胞が、ジペプチド類を資化することができることである。よって、ジペプチド類を含有する培地においてインキュベーションすれば、当該酵母細胞は、当該ジペプチド類の少なくとも一部を除去することができる。
Met−Tyr
Leu−Tyr
Val−Met
Phe−Tyr
Ile−Leu
Ile−Asn。
Gly−Arg
Ile−Asn
Lys−Tyr
Met−Lys
Val−Ala
Val−Asn
Val−Gly
Val−Gln
Val−Met
Val−Ser。
Met−Tyr
Leu−Tyr
Val−Met
Phe−Tyr
Ile−Leu
Ile−Asn
Ala−Xaa
(式中、Xaaは、任意のアミノ酸であり、及び、好ましくは、Xaaは、Glu、Gly、HisまたはThrである)。
本願発明の酵母細胞は、特性IVを有することができ、特性IVは、当該酵母細胞が、トリペプチド類を資化することができることである。よって、トリペプチド類を含有する培地においてインキュベーションすれば、次いで、当該酵母細胞は、当該トリペプチド類の少なくとも一部を除去することができる。
本願発明の酵母細胞は、特性Vを有することができ、特性Vは、アミノ酸の資化度が高いことである。
本願発明の酵母細胞は、特性VIを有することができ、特性VIは、高いアルコール産生のことである。所定の酵母細胞によって産生されるアルコールの量は、出発物質の影響を強く受けるので、特性Iを、プラート度当たり、少なくとも4.7プロミルのエタノールを生成することができる、ことにするのが好ましい。プラート度は、液体の密度の大きさを示すものであり、よって、糖類と他の発酵可能な栄養素のレベルを示すものである。
本願発明の酵母細胞は、特性VIIを有することができ、特性VIIは、高い真正発酵度(RDF)である。
本願発明の酵母細胞は、特性VIIIを有することができ、特性VIIIは、当該酵母細胞が、メリビオースを資化することができることである。よって、メリビオースを含有する培地においてインキュベーションすれば、当該酵母細胞は、当該メリビオースの少なくとも一部を除去することができる。
本願発明の酵母細胞は、特性IXを有することができ、特性IXは、当該酵母細胞が、二糖類及び/または三糖類を資化することができることである。よって、二糖類及び/または三糖類を含有する培地においてインキュベーションすれば、当該酵母細胞は、当該二糖類及び/または三糖類の少なくとも一部を除去することができる。
本願発明の酵母細胞は、当該特性Xを有することができ、特性Xは、当該酵母細胞が、懸濁液に僅かな数の細胞しか有していないことであり、特に、当該酵母細胞が、容器内の液体培地でインキュベーションした後に、懸濁液に僅かな数の細胞しか有していないことである。当該インキュベーションとは、好ましくは、1〜14日間、2〜10日間、例えば、4〜8日間、例えば、4〜6日間のインキュベーションである。
本願発明の酵母細胞は、特性XIを有することができ、特性XIは、当該酵母細胞が、長くとも4日間の一次発酵の時間で、麦汁を発酵することができることである。
本願発明の酵母細胞は、上記の特性I〜XIの1つ以上を有することができる。
本願発明の酵母細胞は、遺伝子型Iを有することができ、当該遺伝子型Iは、DAL5をコードする遺伝子の存在である。特に、本願発明の酵母細胞が、配列番号6のDAL5、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体ををコードする遺伝子を含むことが好ましい。好ましくは、当該遺伝子型Iは、配列番号6のDAL5をコードする遺伝子の存在のことである。
1) 配列番号39のDAL5、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号40のDAL5、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子。
本願発明の酵母細胞は、遺伝子型IIを有することができ、当該遺伝子型IIは、PTR2をコードする少なくとも3つの遺伝子の存在である。特に、本願発明の酵母細胞は、PTR2をコードする少なくとも3つの遺伝子を含むことが好ましく、PRT2は、配列番号7のPTR2、配列番号8のPTR2、配列番号9のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらの各々の機能的相同体からなる群から選択される。
1) 配列番号7のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を各当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、
2) 配列番号8のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を各当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号9のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を各当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号7のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を各当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、
2) 配列番号8のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を各当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号9のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を各当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号7のPRT2をコードする遺伝子、
2) 配列番号8のPRT2をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号9のPRT2をコードする遺伝子、
からなる群から選択される3つの遺伝子を含むことであり得る。
1) 配列番号37のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、
2) 配列番号38のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号43のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子、
2) 配列番号44のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子。
本願発明の酵母細胞は、遺伝子型IIIを有することができ、当該遺伝子型IIIは、UBR1をコードする遺伝子の存在である。特に、本願発明の酵母細胞が、配列番号10を含むUBR1、または、配列番号11のUBR1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記の配列と共有する、それらの機能的相同体をコードする遺伝子を含む、ことが好ましい。好ましくは、当該遺伝子型IIIは、配列番号10を含むUBR1、または、配列番号11のUBR1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体をコードする少なくとも2つの遺伝子の存在である。
1) 配列番号10、または、配列番号45、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体を含むUBR1をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号11、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体のUBR1をコードする遺伝子。
1) 配列番号10を含むUBR1をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号11のUBR1をコードする遺伝子。
1) 配列番号41、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体を含むUBR1をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号42、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、それらの機能的相同体のUBR1をコードする遺伝子。
本願発明の酵母細胞は、遺伝子型IVを有することができ、当該遺伝子型IVは、IMA1pをコードする少なくとも3つの対立遺伝子、好ましくは、少なくとも4つの対立遺伝子の存在である。特に、本願発明の酵母細胞は、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pをコードする少なくとも4つの対立遺伝子を含む、ことが好ましい。
a) IMA1の3つの当該短い対立遺伝子は、個別に、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号1のIMA1p、配列番号2のIMA1p、配列番号3のIMA1p、配列番号4のIMA1p、配列番号5のIMA1p、配列番号33のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pをコードする遺伝子であり、及び、
b) IMA1の2つの当該長い対立遺伝子は、個別に、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pをコードする遺伝子である。
1) 配列番号12のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号13のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号14のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
4) 配列番号15のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号12のIMA1pをコードする遺伝子、及び
2) 配列番号13のIMA1pをコードする遺伝子、及び
3) 配列番号14のIMA1pをコードする遺伝子、及び
4) 配列番号15のIMA1pをコードする遺伝子。
1) 配列番号21のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体の双方をコードする2つの遺伝子、及び
2) 配列番号22のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号23のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号24のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号25のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
3) 配列番号12のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
4) 配列番号13のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
5) 配列番号1のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
6) 配列番号14のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
7) 配列番号15のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号2のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号3のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする少なくとも2つの遺伝子、及び
3) 配列番号21のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする少なくとも2つの遺伝子、及び
4) 配列番号22のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号5のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号33のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする少なくとも2つの遺伝子、及び
3) 配列番号4のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする少なくとも2つの遺伝子、及び
4) 配列番号24のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
5) 配列番号23のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする少なくとも2つの遺伝子、及び
6) 配列番号25のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
本願発明の酵母細胞は、遺伝子型Vを有することができ、当該遺伝子型Vは、IMA5pをコードする遺伝子の存在である。当該遺伝子型Vは、IMA5pをコードする少なくとも2つの対立遺伝子の存在であることもできる。特に、本願発明の酵母細胞が、配列番号16のIMA5p、配列番号17のIMA5p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA5pをコードする少なくとも1つの対立遺伝子を含むことが好ましい。好ましくは、当該遺伝子型Vは、配列番号16のIMA5p、配列番号17のIMA5p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA5pをコードする少なくとも2つの遺伝子の存在であることもできる。
1) 配列番号16のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号17のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
を含むことであることができる:
1) 配列番号16のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号17のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号34のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号35のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号36のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号16のIMA5pをコードする遺伝子、及び
2) 配列番号17のIMA5pをコードする遺伝子。
本願発明の酵母細胞は、遺伝子型VIを有することができ、当該遺伝子型VIは、AGT1をコードする少なくとも3つの対立遺伝子の存在である。特に、本願発明の酵母細胞が、配列番号18のAGT1、配列番号19のAGT1、配列番号20のAGT1、配列番号26のAGT1、配列番号27のAGT1、配列番号28のAGT1、配列番号29のAGT1、配列番号30のAGT1、配列番号31のAGT1、配列番号32のAGT1、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるAGT1をコードする少なくとも3つの対立遺伝子を含むことが好ましい。
1) 配列番号18のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号19のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号20のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号18のAGT1をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号19のAGT1をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号20のAGT1をコードする遺伝子。
1) 配列番号27のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号28のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号30のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号31のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号32のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を当該配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
本明細書において使用する「機能的相同体」という用語は、参照ポリペプチドと少なくとも1つの生物学的機能を共有するポリペプチド類のことを指す。一般的に、当該機能的相同体は、参照ポリペプチドと有意の配列同一性も共有する。好ましくは、参照ポリペプチドの機能的相同体は、参照タンパク質と同じ生物学的機能を有し、かつ、参照ポリペプチドと高レベルでの配列同一性を共有するポリペプチドである。
飲料を製造するための方法を提供することが本願発明の一態様であり、当該方法は、
VIII.出発液体を準備すること、
IX.本願発明の酵母細胞、例えば、上記の特性I〜Xの1つ以上を有する酵母細胞を準備すること、
X.当該出発液体を、当該酵母細胞で発酵し、それにより、飲料を製造すること、
のステップを含む。
(i) 麦芽組成物を提供すること、
(ii) 当該麦芽組成物を飲料に加工すること、
のステップを含む、飲料を製造するための方法も提供する。
ハイブリッド酵母1由来の短いIMA1のアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
WFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDCRKAIY
ESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQEMNQF
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WKIALAELFRYINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTGTLYVY
QGQELGQINFKNWPVEKYEDVEIRNNYNAIKEEHGENSEEMKKFLEGIALVSRDHARTPMPWTP NEPNAGFSGPNTKPWFYLNESFRQGINVEEEQKNSDSVLAFWKKALEFRKNHKDIAVYGFDFKF
IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIHINE.
ハイブリッド酵母4由来の短いIMA1のアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
WFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDCRKAIY
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IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIYINE
ハイブリッド酵母4由来の短いIMA1のアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
WFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDCRKAIY
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IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIHINE.
ハイブリッド酵母7由来の短いIMA1のアミノ酸配列
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EGRIYINE.
ハイブリッド酵母7由来の短いIMA1のアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
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QGQELGQINFKNWPVEKYEDVEIRNNYNAIKEEHGENSEEMKKFLEGIALVSRDHARTPMPWTP
NEPNAGFSGPNTKPWFYLNESFRQGINVEEEQKNSDSVLAFWKKALEFRKNHKDIAVYGFDFKF
IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIYINE.
ハイブリッド酵母1由来のSc対立遺伝子によってコードされたDAL5のアミノ酸配列
MSADASTNSNASLDEKNLNITSEAEIKNEDVTAEPVLSTVLSPNGKIVYISDKVDEAMKLAEEA
KEIEVTPEEDRKLRWKIDYCMFPLMCILYAVQFMDKISTSSAAVMGLRTDLKMHGDQYSWVTSA
FYFGYLFMNLGPVQFIFQRTSHMSKMLAVFIVIWGMLLALHAAPTVKYPSFIVLRVLLGCAESV
VTPCFTIITAQYWKTEEQFTRVSIWFGMNGLGSILINAIAYGVYIHQDSYAIKGWRTLFVITGV
ITIFIGILIFLWIPDDPSKARFLSKREKLMVVQRIRSNQQGFGNHEIKKYQIIEALKDVRTWLY
FLFTVSSNIPNGGISSFMSILLNSDFGYSSKETLLMGLPTGAVELVGCPLFGILAVYAANKKIP
FWKYKLSWAIFAAVLALIASCMLGFATNSKKARLAGAYLWYISPVSFICVLSNISANSSGYSKK
WTVSSINLVAYAAANLAGPQTFIAKQAPKYHGAKVAMVVCYAVMIVLLSILLIVNLRENKRRDK
IAAERGFPEETENLEFSDLTDFENPNFRYTL.
エール酵母1由来のSc対立遺伝子によってコードされたPTR2のアミノ酸配列
MLNHPSQGSDDAQDEKQGDFPVIEEEKTQAVMLKDSYVSDDVANSTERYNLSPSPEDEDFEAPT
EEEMQTLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYMEYGPNDSPKGVLSLNSQGATG
LSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFILFITSIPSVGNRDSAIGGFIA
AIILIGIATGMIKANLSVLIADQLPKRKPSIKVLKSGERVIVDSNITLQNVFMFFYFMINVGSL
SLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWIAVVTLIFGKKQYIQRPIGDKVIAKSFKVCWILTKNKF
DFNAAKPSVHPEKNYPWNDKFVDEIKRALAACKVFIFYPIYWTQYGTMISSFITQASMMELHGI
PNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFVYPFIRRYTPLKPITKIFXGFMFGSFAMTWAAVLQSFVYKA
GPWYNEPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYAYSKAPASMKSFIMSIFLLTNA
FGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWLCFRKYNDTEEEMNAMDYEEENEFDLN
PISAPKANDIEILEPMDSLRSTAKY.
ラガー酵母1由来のSc対立遺伝子によってコードされたPTR2のアミノ酸配列
MLNHPSQGSDDAQDEKQGDFPVIEEEKTQAVTLKDSYVSDDVANSTERYNLSPSPEDEDFEAPT
EEEMQTLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYMEYGPNDSPKGVLSLNSQGATG
LSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFILFITSIPSVGNRDSAIGGFIA
AIILIGIATGMIKANLSVLIADQLPKRKPSIKVLKSGERVIVDSNITLQNVFMFFYFMINVGSL
SLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWIAVVTLIFGKKQYIQRPVGDKVIAKSFKVCWILTKNKF
DFNAAKPSVHPEKNYPWNDKFVDEIKRALAACKVFIFYPIYWTQYGTMISSFITQASMMELHGI
PNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFVYPFIRRYTPLKPITKIFFGFMFGSFAMTWAAVLQSFVYKA
GPWYNEPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYAYSKAPASMKSFIMSIFLLTNA
FGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWLCFRKYNDTEEEMNAMDYEEEDEFDLN
PISAPKANDIEILEPMESLRSTTKY
ハイブリッド酵母1由来の非Sc対立遺伝子によってコードされたPTR2のアミノ酸配列
MLNHLSQGSDDIQDEKQGDFPVIEEEKNQTVTLKDSYVSDDAANSTEHYNLSPSLEEDEFEAPT
DEELRSLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYMEYGPKDTPKGVLSLNSQGATG
LSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFILLITSIPSVGNRDSALGGFIA
SIILIGIATGMIKANLSVLIADQLPKRKPSIKVLKSGERVIVDSNITLQNVFMFFYFMINVGSL
SLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWVAVVTLVFGKKQYIQRPIGDKVIAKSFRVCWILTKNKF
DFNAAKPSVHPEKEYPWNDKFVDEIKRALAACKVFVFYPIYWTQYGTMISSFITQAGMMELHGI
PNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFIYPFIRRYTPFKPITKIFFGFMFGSLAMTWAAVLQSFVYKA
GPWYSAPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYAYSKAPASMKSFIMSIFLLTNA
FGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWFCFRKYNDTEEEMNAMDYEEEDEFDLN
PISQPKGNDIEILEPMGSLKSTTKY
ハイブリッド酵母1のSc対立遺伝子によってコードされたUBR1の不完全アミノ酸配列
FKEFCKVEGGVLIWQRVQKSNLTKSYSISFKQGLYTVETLLSKVHDPNIPLRPKEIISLLTLCK
LFNGAWKIKRKEGEHVLHEDQNFISYLEYTTSIYSIIQTAEKVSEKSKDSIDSKLFLNAIRIIS
SFLGNRSLTYKLIYDSHEVIKFSVSHERVAFMNPLQTMLSFLIEKVSLKDAYEALEDCSDFLKI
SDFSLRSVVLCSQIDVGFWVRNGMSVLHQASYYKNNPELGSYSRDIHLNQLAILWERDDIPRII
YNILDRWELLDWFTGEVDYQHTVYEDKISFIIQQFIAFIYQILTERQYFKTFSSLKDRRMDQIK
NSIIYNLYMKPLSYSKLLRSVPDYLTEDTTEFDEALEEVSVFVEPKGLADNGVFKLKASLYAKV
DPLKLLNLENEFESS
ハイブリッド酵母1の非Sc対立遺伝子によってコードされたUBR1のアミノ酸配列
MSFTDNGLGSLKAHIRRTLRSIHNLPYFRFTRGPTERADMSRALKEFIYRYLYFIISNDGENLS
TLFTAHPKQKSSNQELAVFPESLEDALDVDKITSQGTFPFYKIDESKIGDVHKHTGRNCGRKFK
IGEPLYRCHECGCDDTCVLCIHCFNPKDHVNHHVCTDICSEFTSGICDCGDEEAWNSSLHCKAE
EQGNDTSEDPSNFDSTKQKDVWNDPECIALVELVLSEVFDYFIDVFNQNIEPLPTIQKDITIKL
REMTQQGKMYERAQFLNDLKYENDYMFDGTTTAKTSPSNSPEASPSLAKIDPENYTVIIYNDEY
HNYSQATTALRQGVPDNVHIDLLTSRIDGEGRAMLKCSQDLSSVLGGFFAVQTNGLSATLTSWS
EYLHQEACKYIILWITHCLNIPNPSFQITFRNMMGKSLCSEYLNATESRDMTPVVEKYFSTKFD
KDDPYRYIDLSVLAEGNQIPLGHHKVLPESSTHSLSTLINDVENLTSKEYSNTRLQHILYFDNR
YWKRLRKDIQNVIIPTLASSTLYKPIFCQQVVEIFNHITRSVAYMDREPQLTAIRECVVQLFTC
PTNTRNIFENQSFLDILWSIIDIFKEFCKVEAGVLIWQRVQKSNLTKSYSLSFKQGLYTVETLL
SKVNDPNITIRPKVFISLLTLGKLFNGAWKIKRKEGEHVLHEDQNFISYLEYTTSIYSIIQTAE
KVLEKSHDSLDLNLVLNAIRIVSSFLGNRSLTYKLIYDSHEIIKFSVSHERVAFMNPIQTMLSF
LIEKVSLKDAYESLENCPDFLKIADFSLRSVVLCSQIDVGFWVRNGMSVLHQASYYKNNPELGS
YSRDIHLNQLAIIWERDDLPRVIYNILDRWELLDWFMGEAEYQHTVYEDKISFMIQQFIAFIYQ
ILTERQYFKTFSLLRDRRMDMIKNSIMYNLYMKPLSYSKLLKSVPDYLTDDTTEFDEALEEVSV
FVEPKGLADNGVFKLKAALYAKIDPLKLLNLENEFESSATIIKTHLAKNKDEVSKVVLIPQVST
KLLDKGAMNLGEFTRNTVFAKVIYKLLQVCLDMEDSTFLNELLHLVHGIFKDDELINGKDSIPE
AYLAKPICNLLLSIANAKSDIFSESIVRKADYLLEKMIMKKPDEIFESLIASFGNQYIDNYKDK
KLSQGVNLQETEKERKRRMAKKHQARLLAKFNNQQSKFMKEHESEFDEQDNDVDMDGEKVYESE
DFTCALCQDSSSTDFFVIPAYHDHTPIFRPGNIFNPREFMAKWDGFYNDDDKQAYIDDEVLESL
KENGTRGSRKVFVSCNHHIHHNCFKRYVQKKRFSSNAFICPLCQTFSNCTLPICPTSRANTGLS
LDMFLKSELSLDILSRLFKPFTEDNYRTINSIFSLMVSQCQGFDKVVRKHVNFTHKDVSLVLSV
HWANTISMLEVASRLEKPHNISFFRSREQKYKTLKNILICIMLFTFVIGKPSMEFEPYPVESDI
ICNQNQLFQYIVRKSLFSPASLRETITEALTVFCKQFLDDFVQGLSDAEQVDKLYTEAKKLGDV
YNVDESILITLMSITVVKTEGLESRSIYDLAYTSLLKSLLPTIRRCLVMVKVLHELVKDSENET
MVIDGFDVEEELEFEGLPGFVDKALKLITDKESFVDLFKTKQAIVPSHPYLERIPYEYCGIVKL
IDLSKFLNTYVTQSKEIKLREERSQHMKNADNRLDFKICLTCGVKVHLRADRHEMTKHLNKNCF
KSFGAFLMPNSSEVCLHLTQPPSNIFVSAPYLNSHGEVGRNAMRRGDLTTLNLKRYEHLNRLWI
NNEIPGYISRVMGDEFRVTILSNGFLFAFNREPRPRRVPPTDEDDEDMEEGEEGFFTEENDDMD
VDDETGQAANLFGVGAEGIGDGGVRNFFQFFENFRNTLQPQGNDDEDAPQNPPPILQFLGPQFD
GATIIRNTNQRNLDEDDSSENDDSDEREIW
ハイブリッド酵母1由来の短いSc対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
WFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDCRKAIY
ESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQEMNQF
IRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVPFELKD
WKIALAELFRFINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTGTLYVY
QGQELGQINFKNWSVEKYEDVEIRNNYRLIKEECGENSEEMKKFLEGIALVSRDHARTPMPWTP
NEPNAGFSGPNTKPWFYLNESFRQGINVEEEQKNSDSVLAFWKKALEFRKNHKDIAVYGFDFKF
IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIHINE
ハイブリッド酵母1由来の短いSc対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
WFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDCRKAIY
ESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQEMNQF
IRNRVKGGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVPFELKD
WKIALAELFRFINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTGTLYVY
QGQELGQINFKNWSVEKYEDVEIRNNYRLIKEECGENSEEMKKFLEGIALVSRDHARTPMPWTP
NEPNAGFSGPNTKPWFYLNESFRQGINVEEEQKNSDSVLAFWKKALEFRKNHKDIAVYGFDFKF
IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIHINE
ハイブリッド酵母1由来の長いSc対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
MTISSAHPETEPKWWKEATFYQIYPASFKDSNDDGWGDMKGISSKLEYIKELGVDAIWISPLYD
SPQDDMGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKT
NPKRDWSFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDC
RKAIYESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQ
EMNQFIRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVP
FELKDWKIALAELFRYINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTG
TLYVYQGQELGQINFKNWPVEKYEDVEIRNNYNAIKEEHGENSEEMKKFLEGIALVSRDHARTP
MPWTPNEPNAGFSGPSAKPWFYLNDSFREGINVEDEIKDPNSVLNFWKEALKFRKAHKDITVYG
YDFEFIDLDNKKLFSFTKKYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDDSSFKLEFGNYPKKEVDASSR
TLKPWEGRIYISE
ハイブリッド酵母1由来の長いSc対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
MTISSAHPEAEPKWWKEATFYQIYPASFKDSNDDGWGDMKGISSKLEYIKELGADAIWISPFYD
SPQDDMGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWLKESRSSKT
NPKRDWFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWIFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDC
RKAIYESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQ
EMNQFIRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKKLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVP
FELKDWKIALAELFRFINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTG
TLYVYQGQELGQINFKNWPVEKYEDVEIRNNYNAIKEEHGENSEEMKKFLEAIALISRDHARTP
MQWSREEPNAGFSGPSAKPWFYLNDSFREGINVEDEIKDPNSVLNFWKEALKFRKAHKDITVYG
YDFEFIDLDNKKLFSFTKKYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDDSSFKLEFGNYPKKEVDASSR
TLKPWEGRIYISE
非Sc IMA5様対立遺伝子によってコードされたハイブリッド酵母1由来のIMA5pのアミノ酸配列
MTIIHNPKWWKEATIYQIYPASFKDSNNDGWGDLAGITSKLDYIKELGVDAIWVCPFYDSPQED
MGYDIANYEKVWPRYGTSEDCFQMIEESHKRGIKVIVDLVINHCSEEHEWFKESRSSKTNAKRD
WFFWKPPKGYEIDGTPIPPNNWRSFFGGSAWKYDENTEEFFLHVFAPGQPDFNWENKECRQAIY
DSSVGFWLRHNVDGFRIDVGSMYSKVEGLPDASITDPTVPYQDGTDFFVNGPRIHEYHKEMRQY
MYTQIPEGKEIMTVGEVGIGNEKDFKDYTSSKEEEFNMMFNFKHTSVGESPEFKYELIPFTLKD
FKLALAESFLFIEGTDCWSTIYLENHDQPRSVSRFGSDSPEWREISSKMLATLIISLTGTVFIY
QGQELGMPNFKNRKIEQIKCVEGTGTYGAIKRDYGEDSEKMKKFYEALALISRDHGRTPFPWSG
EKPYAGFSKNAKPWIDINESFVEGINAEAELNDENSVFFFWKRALQVRKEHKNMLVYGDNFQFY
DLDNEKLFMFTKDSGDKKMFAVFNFCSDSTEFSVPDNKASYDMFFGNYANSDGKSYTLKPWEGR
LYYSN
Sc-IMA5様によってコードされたハイブリッド酵母1由来のIMA5pのアミノ酸配列
MTIIHNPKWWKEATVYQIYPASNKDSNNDGWGDLAGITSKLDYVKELGVDAIWVCLFYDSPQED
MGYDIANYEKVWPRYGTNEDCFQMIEEAHKRGIKVIVDLVINHCSEEHEWFKESKSSKTNPKRD
WFFWRPPKGFDEKGNPIPPNNWRSFFGGSAWRYDEKTGEFFLHVFAPGQPDFNWENEECRKAIY
DSSVGYWLRHNVDGFRIDVGSMYSKVEGLPDAPITDPTVPYQKGTEFFINGSRIHEYHKEMRKY
MLSQIPEGKEIMTVGEVGVGNEEDFRDYTSAKEGELNMMFNFKHTSVGESPECKYELIPFTLKD
FKLALAESFLFIENTDCWSTIYLENHDQPRSVSRFGSDSPKWRAISSKMLATLIISLTGTVFIY
QGQELGMSNFKNRRIEQIKCVEGTGTYAAIKRDYGEDSEKMKKFFEALALISRDHGRTPFPWSA
DEPSAGFSKDAKPRIDMNESFRDGINAEAELKDKNSVFFFWKKALQVRKEHKDILVYGHNFQFI
DLDNDKLFMFTKDTDNKKMFAVFNFSSDDTDFSVPDNEASYTMFFGNYANSNGDSRTLQPWEGR
LYLLK
非Sc対立遺伝子によってコードされたハイブリッド酵母1由来のAGT1のアミノ酸配列
MKNILSLVGRKENTPEDVTANLADTSSTTVMQAKDLVIEDFEERKKNDAFELNHLELTTNATQL
SDSDEDKENVIRVAEATDDANEANNEEKSMTLRQALRKYPKAALWSILVSTTLVMEGYDTALLS
ALYALPVFQRKFGTMNAEGSYEITSQWQIGLNMCVLCGEMIGLQITTYMVEFMGNRYTMITALS
LLTAYIFILYYCKSLAMIAVGQILSAMPWGCFQSLAVTYASEVCPLALRYYMTSYSNICWLFGQ
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ILSGTVTEKEIQVDITLKQIEMTIEKERLRASKSGSFFSCFKGVDGRRTRLACLTWVAQNSSGA
VLLGYSTYFFERAGMATDKAFTFSLIQYCLGLAGTLGSWVISGRVGRWTILTYGLSFQMVCLFI
IGGMGFASGSSASNAAGGLLLALSFFYNAGIGAVVYCIVAEIPSAELRTKTIVLARICYNLMAV
FNAILTPYMLNVSDWNWGAKTGLYWGGFTALTLAWVIIDLPETTGRTFSEINELFSQGVPARKF
ASTVVDPFGKRGLQNRPQVDNIIDRFSSASQQAL
Sc対立遺伝子によってコードされたハイブリッド酵母1由来のAGT1のアミノ酸配列
MKNIISLVSKKKAASKNEDKNISESSRDIVNQQEVFNTENFEEGRKDSAFELDHLEFTINSAQL
GDSDEDNENVINETNTTDDANEANSEEKSMTLKQALLIYPKAALWSILVSTTLVMEGYDTALLN
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LLTAYVFILYYCKSLAMIAVGQVLSAMPWGCFQGLTVTYASEVCPLALRYYMTSYSNICWLFGQ
IFASGIMKNSQENLGNSDLGYKLPFALQWIWPAPLMIGIFFAPESPWWLVRKDRVAEARKSLSR
ILSGKGAEKDIQIDLTLKQIELTIEKERLLASKSGSFLDCFKGVNGRRTRLACLTWVAQNTSGA
CLLGYSTYFFERAGMATDKAFTFSVIQYCLGLAGTLCSWVISGRVGRWTILTYGLAFQMVCLFI
IGGMGFGSGSGASNGAGGLLLALSFFYNAGIGAVVYCIVTEIPSAELRTKTIVLARICYNIMAV
INAILTPYMLNVSDWNWGAKTGLYWGGFTAVTLAWVIIDLPETSGRTFSEINELFNQGVPARKF
ASTVVDPFGKGKTQHDSLDDESISQSSSIKQRELNAADKC
Sc対立遺伝子によってコードされたハイブリッド酵母1由来のAGT1のアミノ酸配列
MKNIISLVSKKKAASKNEDKNISESSRDIVNQQEVFNTENFEEGRKDSAFELDHLEFTINSAQL
GDSDEDNENVINETNTTDDANEANSEEKSMTLKQALLIYPKAALWSILVSTTLVMEGYDTALLN
ALYALPVFQRKFGTLNGEGSYEITSQWQIGLNMCVQCGEIIGLQITPYMVEFMGNRYTMITALG
LLTAYVFILYYCKSLAMIAVGQVLSAMPWGCFQGLTVTYASEVCPLALRYYMTSYSNICWLFGQ
IFASGIMKNSQENLGNSDLGYKLPFALQWIWPAPLMIGIFFAPESPWWLVRKDRVAEARKSLSR
ILSGKGAEKDIQIDLTLKQIELTIEKERLLASKSGSFFDCFKGVNGRRTRLACLTWVAQNTSGA
CLLGYSAYFFERAGMATDKAFTFSVIQYCLGLAGTLCSWVISGRVGRWTILTYGLAFQMVCLFI
IGGMGFGSGSGASNGAGGLLLALSFFYNAGIGAVVYCIVTEIPSAELRTKTIVLARICYNIMAV
INAILTPYMLNVSDWNWGAKTGLYWGGFTAVTLAWVIIDLPETSGRTFSEINELFNQGVPARKF
ASTVVDPFGKGKTQHDSLDDESISQSSSIKQRELNAADKC
ハイブリッド酵母4由来の長いIMA1対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
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SPQDDMGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKT
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EMNQFIRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVP
FELKDWKIALAELFRFINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTG
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YDFEFIDLDNKKLFSFTKKYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDDSSFKLEFGNYPKKEVDASSR
TLKPWEGRIYISE.
ハイブリッド酵母4由来の長いIMA1対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
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TLKPWEGRIYISE.
ハイブリッド酵母7由来の長いIMA1対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
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ハイブリッド酵母7由来の長いIMA1対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
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EMNQFIRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVP
FELKDWKIALAELFRYINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTG
TLYVYQGQELGQINFKNWPVEKYEDVEIRNNYNAIKEEHGENSEEMKKFLEAIALISRDHARTP
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ハイブリッド酵母7由来の長いIMA1対立遺伝子によってコードされたIMA1pのアミノ酸配列
MTISSAHPETEPKWWKEATFYQIYPASFKDSNDDGWGDMKGISSKLEYIKELGVDAIWISPFYD
SPQDDMGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKT
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RKAIYESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQ
EMNQFIRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVP
FELKDWKIALAELFRYINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTG
TLYVYQGQELGQINFKNWPVEKYEDVEIRNNYNAIKEEHGENSEEMKKFLEAIALISRDHARTP
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YDFEFIDLDNKKLFSFTKKYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDDSSFKLEFGNYPKKEVDASSR
TLKPWEGRIYISE.
ハイブリッド酵母4由来のSc対立遺伝子によってコードされた一端が欠失されているAGT1のアミノ酸配列
MKNIISLVSKKKAASKNEDKNISESSRDIVNQQEVFNTENFEEGKKDSAFELDHLEFTTNSAQL
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CLLGYSTYFF.
ハイブリッド酵母4由来の非Sc対立遺伝子によってコードされたAGT1のアミノ酸配列
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ILSGTVTEKEIQVDITLKQIEMTIEKERLRASKSGSFFSCFKGVDGRRTRLACLTWVAQNSSGA
VLLGYSTYFFERAGMATDKAFTFSLIQYCLGLAGTLGSWVISGRVGRWTILTYGLSFQMVCLFI
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ハイブリッド酵母4由来の非Sc対立遺伝子によってコードされたAGT1のアミノ酸配列
MKNILSLVGRKENTPEDVTANLADTSSTTVMQAKDLVIEDFEERKKNDAFELNHLELTTNATQL
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ASTVVDPFGKRGLQNRPQVDNIIDRFSSASQQAL.
ハイブリッド酵母7由来のSc対立遺伝子によってコードされた一端が欠失されているAGT1のアミノ酸配列
MKNIISLVSKKKAASKNEDKNISESSRDIVNQQEVFNTENFEEGKKDSAFELDHLEFTTNSAQL
GDSDEDNENMINEMNATDEANEANSEEKSMTLKQALLKYPKAALWSILVSTTLVMEGYDTALLN
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CLLGYSTYFF.
ハイブリッド酵母7由来のSc対立遺伝子によってコードされたAGT1のアミノ酸配列
MKNIISLVSKKKAASKNEDKNISESSRDIVNQQEVFNTENFEEGRKDSAFELDHLEFTINSAQL
GDSDEDNENVINETNTTDDANEANSEEKSMTLKQALLIYPKAALWSILVSTTLVMEGYDTALLN
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ハイブリッド酵母7由来の非Sc対立遺伝子によってコードされたAGT1のアミノ酸配列
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IFASGIMKNSQENLGNSDLGYKLPFALQWIWPAPLIIGIFFAPESPWWLVRKNKIVEAKKSLNR
ILSGTVTEKEIQVDITLKQIEMTIEKERLRASKSGSFFSCFKGVDGRRTRLACLTWVAQNSSGA
VLLGYSTYFFERAGMATDKAFTFSLIQYCLGLAGTLGSWVISGRVGRWTILTYGLSFQMVCLFI
IGGMGFASGSSASNAAGGLLLALSFFYNAGIGAVVYCIVAEIPSAELRTKTIVLARICYNLMAV
FNAILTPYMLNVSDWNWGAKTGLYWGGFTALTLAWVIIDLPETTGRTFSEINELFSQGVPARKF
ASTVVDPFGKRGLQNRPQVDNIIDRFSSASQQAL.
ハイブリッド酵母7由来の非Sc対立遺伝子によってコードされたAGT1のアミノ酸配列
MKNILSLVGRKENTPEDVTANLADTSSTTVMQAKDLVIEDFEERKKNDAFELNHLELTTNATQL
SDSDEDKENVIRVAEATDDANEANNEEKSMTLRQALRKYPKAALWSILVSTTLVMEGYDTALLS
ALYALPVFQRKFGTMNAEGSYEITSQWQIGLNMCVLCGEMIGLQITTYMVEFMGNRYTMITALS
LLTAYIFILYYCKSLAMIAVGQILSAMPWGCFQSLAVTYASEVCPLALRYYMTSYSNICWLFGQ
IFASGIMKNSQENLGNSDLGYKLPFALQWIWPAPLIIGIFFAPESPWWLVRKNKIVEAKKSLNR
ILSGTVTEKEIQVDITLKQIEMTIEKERLRASKSGSFFSCFKGVDGRRTRLACLTWVAQNSSGA
VLLGYSTYFFERAGMATDKAFTFSLIQYCLGLAGTLGSWVISGRVGRWTILTYGLSFQMVCLFI
IGGMGFASGSSASNAAGGLLLALSFFYNAGIGAVVYCIVAEIPSAELRTKTIVLARICYNLMAV
FNAILTPYMLNVSDWNWGAKTGLYWGGFTALTLAWVIIDLPETTGRTFGEINELFSQGVPARKF
ASTVVDPFGKRGLQNRPQVDNIIDRFSSASQQAL.
ハイブリッド酵母7由来の短いIMA1のアミノ酸配列
MGYDIANYEKVWPTYGTNEDCFALIEKTHKLGMKFITDLVINHCSSEHEWFKESRSSKTNPKRD
WFFWRPPKGYDAEGKPIPPNNWKSYFGGSAWTFDEKTQEFYLRLFCSTQPDLNWENEDCRKAIY
ESAVGYWLDHGVDGFRIDVGSLYSKVVGLPDAPVVDKNSTWQSSDPYTLNGPRIHEFHQEMNQF
IRNRVKDGREIMTVGEMQHASDETKRLYTSASRHELSELFNFSHTDVGTSPLFRYNLVPFELKD
WKIALAELFRFINGTDCWSTIYLENHDQPRSITRFGDDSPKNRVISGKLLSVLLSALTGTLYVY
QGQELGQINFKNWSVEKYEDVEIRNNYRLIKEECGENSEEMKKFLEGIALVSRDHARTPMPWTP
NEPNAGFSGPNTKPWFYLNESFRQGINVEEEQKNSDSVLAFWKKALEFRKNHKDIAVYGFDFKF
IDLDNKKLFSFTKRYNNKTLFAALNFSSDATDFKIPNDGSSFKLEFGNYPKNEVDASSRTLKPW
EGRIHINE.
ハイブリッド酵母1由来のIMA5のアミノ酸配列
MTIIHNPKWWKEATVYQIYPASNKDSNNDGWGDLAGITSKLDYVKELGVDAIWVCLFYDSPQED
MGYDIANYEKVWPRYGTNEDCFQMIEEAHKRGIKVIVDLVINHCSEEHEWFKESKSSKTNPKRD
WFFWRPPKGFDEKGNPIPPNNWRSFFGGSAWRYDEKTGEFFLHVFAPGQPDFNWENEECRKAIY
DSSVGYWLRHNVDGFRIDVGSMYSKVEGLPDAPITDPTVPYQKGTEFFINGPRIHEYHKEMRKY
MLSQIPEGKEIMTVGEVGVGNEEDFRDYTSAKEGELNMMFNFKHTSVGESPECKYELIPFTLKD
FKLALAESFLFIENTDCWSTIYLENHDQPRSVSRFGSDSPKWRAISSKMLATLIISLTGTVFIY
QGQELGMSNFKNRRIEQIKCVEGTGTYAAIKRDYGEDSEKMKKFFEALALISRDHGRTPFPWSA
DEPSAGFSKDAKPWIDMNESFRDGINAEAELKDKNSVFFFWKKALQVRKEHKDILVYGHNFQFI
DLDNDKLFMFTKDTDNKKMFAVFNFSSDNTDFSVPDNEASYTMFFGNYANSNGDSRTLQPWEGR
LYLLK
ハイブリッドSc IMA5ハイブリッド7対立遺伝子のアミノ酸配列
MTIIHNPKWWKEATVYQIYPASNKDSNNDGWGDLAGITSKLDYVKELGVDAIWVCLFYDSPQED
MGYDIANYEKVWPRYGTNEDCFQMIEEAHKRGIKVIVDLVINHCSEEHEWFKESKSSKTNPKRD
WFFWRPPKGFDEKGNPIPPNNWRSFFGGSAWRYDEKTGEFFLHVFAPGQPDFNWENEKCRKAIY
DSSVGYWLRHNVDGFRIDVGSMYSKVEGLPDAPITDPTVPYQKGTEFFINGPRIHEYHKEMRKY
MLSQIPEGKEIMTVGEVGVGNEEDFRDYTSAKEGELNMMFNFKHTSVGESPECKYELIPFTLKD
FKLALAESFLFIENTDCWSTIYLENHDQPRSVSRFGSDSPKWRAISSKMLATLIISLTGTVFIY
QGQELGMSNFKNRRIEQIKCVEGTGTYAAIKRDYGEDSEKMKKFFEALALISRDHGRTPFPWSA
DEPSAGFSKDAKPWIDMNESFRDGINAEAELKDKNSVFFFWKKALQVRKEHKDILVYGHNFQFI
DLDNDKLFMFTKDTDNKKMFAVFNFSSDNTDFSVPDNEASYTMFFGNYANSNGDSRTLQPWEGR
LYLLK.
非Sc IMA5ハイブリッド7対立遺伝子のアミノ酸配列
ゲノム配列から最初の6つのアミノ酸が喪失している。
PKWWKEATIYQIYPASFKDSNNDGWGDLAGITSKLDYIKELGVDAIWVCPFYDSPQEDMGYDIA
NYEKVWPRYGTSEDCFQMIEESHKRGIKVIVDLVINHCSEEHEWFKESRSSKTNAKRDWFFWKP
PKGYEIDGTPIPPNNWRSFFGGSAWKYDENTEEFFLHVFAPGQPDFNWENKECRQAIYDSSVGF
WLRHNVDGFRIDVGSMYSKVEGLPDASITDPTVPYQDGTDFFVNGPRIHEYHKEMRQYMYTQIP
EGKEIMTVGEVGIGNEKDFKDYTSSKEEEFNMMFNFKHTSVGESPEFKYELIPFTLKDFKLALA
ESFLFIEGTDCWSTIYLENHDQPRSVSRFGSDSPEWREISSKMLATLIISLTGTVFIYQGQELG
MPNFKNRKIEQIKCVEGTGTYGAIKRDYGEDSEKMKKFYEALALISRDHGRTPFPWSGEKPYAG
FSKNAKPWIDINESFVEGINAEAELNDENSVFFFWKRALQVRKEHKNMLVYGDNFQFYDLDNEK
LFMFTKDSGDKKMFAVFNFCSDSTEFSVPDNKASYDMFFGNYANSDGKSYTLKPWEGRLYYSN.
ハイブリッド酵母7のSc対立遺伝子によってコードされたPTR2のアミノ酸配列(不完全配列)
NSTERYNLSPSPEDEDFEAPTEEEMQTLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYM
EYGPNDSPKGVLSLNSQGATGLSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFI
LFITSIPSVGNRDSAIGGFIAAIILIGIATGMIKANLSVLIADQLPKRKPSIKVLKSGERVIVD
SNITLQNVFMFFYFMINVGSLSLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWIAVVTLIFGKKQYIQRP
IGDKVIAKSFKVCWILTKNKFDFNAAKPSVHPEKNYPWNDKFVDEIKRALAACKVFIFYPIYWT
QYGTMISSFITQASMMELHGIPNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFVYPFIRRYTPLKPITKIFFG
FMFGSFAMTWAAVLQSFVYKAGPWYNEPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYA
YSKAPASMKSFIMSIFLLTNAFGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWLCFRKY
NDTEEEMNAMDYEEEDEFDLNPISAPKANDIEILEPMESLRSTTKY.
ハイブリッド酵母7の非Sc対立遺伝子によってコードされたPTR2のタンパク質配列
MLNHLSQGSDDIQDEKQGDFPVIEEEKNQTVTLKDSYVSDDAANSTEHYNLSPSLEEDEFEAPT
DEELRSLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYMEYGPKDTPKGVLSLNSQGATG
LSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFILLITSIPSVGNRDSALGGFIA
SIILIGIATGMIKANLSVLIADQLPKRKPSIKVLKSGERVIVDSNITLQNVFMFFYFMINVGSL
SLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWVAVVTLVFGKKQYIQRPIGDKVIAKSFRVCWILTKNKF
DFNAAKPSVHPEKEYPWNDKFVDEIKRALAACKVFVFYPIYWTQYGTMISSFITQAGMMELHGI
PNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFIYPFIRRYTPFKPITKIFFGFMFGSLAMTWAAVLQSFVYKA
GPWYSAPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYAYSKAPASMKSFIMSIFLLTNA
FGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWFCFRKYNDTEEEMNAMDYEEEDEFDLN
PISQPKGNDIEILEPMGSLKSTTKY.
ハイブリッド酵母7のSc対立遺伝子によってコードされたDAL5のアミノ酸配列
MSADASTNSNASLDEKNLNITSEAEIKNEDVTAEPVLSTVLSPNGKIVYISDKVDEAMKLAEEA
KEIEVTPEEDRKLRWKIDYCMFPLMCILYAVQFMDKISTSSAAVMGLRTDLKMHGDQYSWVTSA
FYFGYLFMNLGPVQFIFQRTSHMSKMLAVFIVIWGMLLALHAAPTVKYPSFIVLRVLLGCAESV
VTPCFTIITAQYWKTEEQFTRVSIWFGMNGLGSILINAIAYGVYIHQDSYAIKGWRTLFVITGV
ITIFIGILIFLWIPDDPSKARFLSKREKLMVVQRIRSNQQGFGNHEIKKYQIIEALKDVRTWLY
FLFTVSSNIPNGGISSFMSILLNSDFGYSSKETLLMGLPTGAVELVGCPLFGILAVYAANKKIP
FWKYKLSWAIFAAVLALIASCMLGFATNSKKARLAGAYLWYISPVSFICVLSNISANSSGYSKK
WTVSSINLVAYAAANLAGPQTFIAKQAPKYHGAKVAMVVCYAVMIVLLSILLIVNLRENKRRDK
IAAERGFPEETENLEFSDLTDFENPNFRYTL.
ハイブリッド酵母7の非Sc対立遺伝子によってコードされたDAL5のアミノ酸配列
MSGGASTNSNASIDEKNLNITSEAEIKNEDVYAEPVLSTVLSPNGKVVYISDKVDEAMKLADEA
KEIEVTPEEDRKLRWKIDYCMFPLMCILYAVQFMDKISTSSAAVMGLRTDLKMHGDQYSWVTSA
FYFGYLFMNLGPVQLIFQKSKHMSKMLAIFIIVWGLLLALHAVPSVKYSSFIALRVLLGCAESV
VTPCFTIITAQYWKTEEQFTRISIWFGMNGLGSILINAIAYGVYIHQESYAIKGWRALFVITGV
ITIFVGALIFLWIPDDPSKARFLSKREKLMVVQRIRSNQQGFGNHEIKKYQIVEALKDVRTWLY
FLFTVSSNIPNGGISSFMSILLNSDFGYLSKDTLLMGLPTGAVELVGCPLFGILAVYAANKKIP
FWKYKLAWAIFAAVLALIASCMLGFATSSKKARLAGAYLWYISPVSFICVLSNISANSSGYSKK
WTVSSINLAAYAAANLAGPQTFIAKQAPKYHGAKVAMVVCYAVMIVLLSALLLINMRENKRRDK
IAAERGYPEETANLEFSDLTDFENPNFRYTL.
ハイブリッド酵母7のSc対立遺伝子によってコードされたUBR1のアミノ酸配列(不完全配列)
MSVADDDLGSLQGHIRRTLRSIHNLPYFRYTRGPTERADMSRALKEFIYRYLYFVISNSGENLP
TLFNAHPKQKLSNPELTVFPDSLEDAVDIDKITSQQTIPFYKIDESRIGDVHKHTGRNCGRKFK
IGEPLYRCHECGCDDTCVLCIHCFNPKDHVNHHVCTDICTEFTSGICDCGDEEAWNSPLHCKAE
EQENDISEDPATNADIKEEDVWNDSVNIALVELVLAEVFDYFIDVFNQNIEPLPTIQKDITIKL
REMTQQGKMYERAQFLNDLKYENDYMFDGTTTAKTSPSNSPEASPSLAKIDPENYTVIIYNDEY
HNYSQATTALRQGVPDNVHIDLLTSRIDGEGRAMLKCSQDSSSVLGGFFAVQTNGLSATLTSWS
EYLHQETCKYIILWITHCLNIPNSSFQTTFRNMMGKTLCSEYLNATECRDMTPVVEKYFSNKFD
KNDPYRYIDLSILADGNQIPLGHHKILPESSTHSLSPLINDVETPTSRTYSNTRLQHILYFDNR
YWKRLRKDIQNVIIPTLASSNLYKPIFCQQVVEIFNHITRSVAYMDREPQLTAIRECVVQLFTC
PTNAKNIFENQSFLDIVWSIIDIFKEFCKVEGGVLIWQRVQKSNLTKSYSISFKQGLYTVETLL
SKVHDPNIPLRPKEIISLLTLCKLFNGAWKIKRKEGEHVLHEDQNFISYLEYTTSIYSIIQTAE
KVSEKSKDSIDSKLFLNAIRIISSFLGNRSLTYKLIYDSHEVIKFSVSHERVAFMNPLQTMLSF
LIEKVSLKDAYEALEDCSDFLKISDFSLRSVVLCSQIDVGFWVRNGMSVLHQASYYKNNP
ハイブリッド酵母7の非Sc対立遺伝子によってコードされたUBR1のアミノ酸配列
MSFTDNGLGSLKAHIRRTLRSIHNLPYFRFTRGPTERADMSRALKEFIYRYLYFIISNDGENLS
TLFTAHPKQKSSNQELAVFPESLEDALDVDKITSQGTFPFYKIDESKIGDVHKHTGRNCGRKFK
IGEPLYRCHECGCDDTCVLCIHCFNPKDHINHHVCTDICSEFTSGICDCGDEEAWNSSLHCKAE
EQGNDTSEDPSNFDSTKQKDVWNDPECIALVELVLSEVFDYFIDVFNQNIEPLPTIQKDITIKL
REMTQQGKMYERAQFLNDLKYENDYMFDGTTTAKTSPSNSPEASPSLAKIDPENYTVIIYNDEY
HNYSQATTALRQGVPDNVHIDLLTSRIDGEGRAMLKCSQDLSSVLGGFFAVQTNGLSATLTSWS
EYLHQEACKYIILWITHCLNIPNPSFQITFRNMMGKSLCSEYLNATESRDMTPVVEKYFSTKFD
KDDPYRYIDLSVLAEGNQIPLGHHKVLPESSTHSLSTLINDVENLTSKEYSNTRLQHILYFDNR
YWKRLRKDIQNVIIPTLASSTLYKPIFCQQVVEIFNHITRSVAYMDREPQLTAIRECVVQLFTC
PTNTRNIFENQSFLDILWSIIDIFKEFCKVEAGVLIWQRVQKSNLTKSYSLSFKQGLYTVETLL
SKVNDPNITIRPKVFISLLTLGKLFNGAWKIKRKEGEHVLHEDQNFISYLEYTTSIYSIIQTAE
KVLEKSHDSLDLNLVLNAIRIVSSFLGNRSLTYKLIYDSHEIIKFSVSHERVAFMNPIQTMLSF
LIEKVSLKDAYESLENCPDFLKIADFSLRSVVLCSQIDVGFWVRNGMSVLHQASYYKNNPELGS
YSRDIHLNQLAIIWERDDLPRVIYNILDRWELLDWFMGEAEYQHTVYEDKISFMIQQFIAFIYQ
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KLLDKGAMNLGEFTRNTVFAKVIYKLLQVCLDMEDSTFLNELLHLVHGIFKDDELINGKDSIPE
AYLAKPICNLLLSIANAKSDIFSESIVRKADYLLEKMIMKKPDEIFESLIASFGNQYIDNYKDK
KLSQGVNLQETEKERKRRMAKKHQARLLAKFNNQQSKFMKEHESEFDEQDNDVDMDGEKVYESE
DFTCALCQDSSSTDFFVIPAYHDHTPIFRPGNIFNPREFMAKWDGFYNDDDKQAYIDDEVLESL
KENGTRGSRKVFVSCNHHIHHNCFKRYVQKKRFSSNAFICPLCQTFSNCTLPICPTSRANTGLS
LDMFLKSELSLDILSRLFKPFTEDNYRTINSIFSLMVSQCQGFDKVVRKHVNFTHKDVSLVLSV
HWANTISMLEVASRLEKPHNISFFRSREQKYKTLKNILICIMLFTFVIGKPSMEFEPYPVESDI
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VDDETGQAANLFGVGAEGIGDGGVRNFFQFFENFRNTLQPQGNDDEDAPQNPPPILQFLGPQFD
GATIIRNTNQRNLDEDDSSENDDSDEREIW.
ハイブリッド酵母1のSc対立遺伝子によってコードされたPTR2のアミノ酸配列
MLNHPSQGSDDAQDEKQGDFPVIEEEKTQAVMLKDSYVSDDVANSTERYNLSPSPEDEDFEAPT
EEEMQTLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYMEYGPNDSPKGVLSLNSQGATG
LSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFILFITSIPSVGNRDSAIGGFIA
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SLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWIAVVTLIFGKKQYIQRPIGDKVIAKSFKVCWILTKNKF
DFNAAKPSVHPEKNYPWNDKFVDEIKRALAACKVFIFYPIYWTQYGTMISSFITQASMMELHGI
PNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFVYPFIRRYTPLKPITKIFVGFMFGSFAMTWAAVLQSFVYKA
GPWYNEPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYAYSKAPASMKSFIMSIFLLTNA
FGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWLCFRKYNDTEEEMNAMDYEEENEFDLN
PISAPKANDIEILEPMDSLRSTTKY.
ハイブリッド酵母1の非Sc対立遺伝子によってコードされたPTR2のアミノ酸配列
MLNHLSQGSDDIQDEKQGDFPVIEEEKNQTVTLKDSYVSDDAANSTEHYNLSPSLEEDEFEAPT
DEELRSLRHVGGKIPMRCWLIAIVELSERFSYYGLSAPFQNYMEYGPKDTPKGVLSLNSQGATG
LSYFFQFWCYVTPVFGGYVADTFWGKYNTICCGTAIYIAGIFILLITSIPSVGNRDSALGGFIA
SIILIGIATGMIKANLSVLIADQLPKRKPSIKVLKSGERVIVDSNITLQNVFMFFYFMINVGSL
SLMATTELEYHKGFWAAYLLPFCFFWVAVVTLVFGKKQYIQRPIGDKVIAKSFRVCWILTKNKF
DFNAAKPSVHPEKEYPWNDKFVDEIKRALAACKVFVFYPIYWTQYGTMISSFITQAGMMELHGI
PNDFLQAFDSIALIIFIPIFEKFIYPFIRRYTPFKPITKIFFGFMFGSLAMTWAAVLQSFVYKA
GPWYSAPLGHNTPNHVHVCWQIPAYVLISFSEIFASITGLEYAYSKAPASMKSFIMSIFLLTNA
FGSAIGCALSPVTVDPKFTWLFTGLAVACFISGCLFWFCFRKYNDTEEEMNAMDYEEEDEFDLN
PISQPKGNDIEILEPMGSLKSTTKY.
ハイブリッド酵母1のSc対立遺伝子によってコードされたUBR1の部分アミノ酸配列
MSVADDDLGSLQGHIRRTLRSIHNLPYFRYTRGPTERADMSRALKEFIYRYLYFVISNSGENLP
TLFNAHPKQKLSNPELTVFPDSLEDAVDIDKITSQQTIPFYKIDESRIGDVHKHTGRNCGRKFK
IGEPLYRCHECGCDDTCVLCIHCFNPKDHVNHHVCTDICTEFTSGICDCGDEEAWNSPLHCKAE
EQENDISEDPATNADIKEEDVWNDSVNIALVELVLAEVFDYFIDVFNQNIEPLPTIQKDITIKL
REMTQQGKMYERAQFLNDLKYENDYMFDGTTTAKTSPSNSPEASPSLAKIDPENYTVIIYNDEY
HNYSQATTALRQGVPDNVHIDLLTSRIDGEGRAMLKCSQDL.
本願発明は、以下の条項によって、さらに定義をすることができる。
II.パノースを唯一の炭素源として資化することができる、
III.1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる。
I.イソマルトースを唯一の炭素源として資化することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
III.1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
IV.1つ以上のトリペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
V.5日間、前記酵母細胞の成長を許容する条件下で、インキュベーションした後に、1つ以上のアミノ酸のレベルを、出発濃度の10%をこえないレベルにまで下げることができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
VI.前記酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、ジアセチルが、所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、プラート度当たり、少なくとも4.7プロミルのエタノールを生成することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
VII.前記酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、ジアセチルが、所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、少なくとも70など、少なくとも68の真正発酵度で糖を発酵させることができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
VIII.メリビオースを唯一の炭素源として資化することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
X.前記酵母細胞が、少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、4日間、インキュベーションされる場合に、多くとも1,000万個の細胞/mlなど、多くとも1,200万個の細胞/mlが懸濁して、沈降できる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
IX.イソマルトース、パノース、及び/または、メリビオースに加えて、1つ以上の二糖及び/または三糖を資化することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
XI.長くとも4日間、例えば、長くとも3日間の一次発酵で麦汁を発酵することができる、
という特性をさらに有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
I.DAL5をコードする遺伝子を含む、
遺伝子型を有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
II.PTR2をコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含む、
遺伝子型を有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
1) 配列番号7のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、
2) 配列番号8のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、
3) 配列番号9のPRT2、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
III.UBR1をコードする遺伝子を含む、
遺伝子型を有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
1) 配列番号10のUBR1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、
2) 配列番号11のUBR1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
IV.IMA1pをコードする少なくとも4つなどの少なくとも3つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
a) IMA1の前記3つの短い対立遺伝子が、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号1のIMA1p、配列番号2のIMA1p、配列番号3のIMA1p、配列番号4のIMA1p、配列番号5のIMA1p、配列番号33のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pを個々にコードする遺伝子であり、及び
b) IMA1の前記2つの長い対立遺伝子が、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるIMA1pを個々にコードする遺伝子である、
条項64〜69のいずれか1項に記載の酵母細胞。
1) 配列番号12のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号13のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号14のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
4) 配列番号15のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号21のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体の双方をコードする2つの遺伝子、及び
2) 配列番号22のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号23のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体の双方をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号24のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体の双方をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号25のIMA1p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体の双方をコードする遺伝子。
V.IMA5pをコードする遺伝子を含む、
遺伝子型を有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
1) 配列番号16のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号17のIMA5p、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
VI.配列番号18のAGT1、配列番号19のAGT1、配列番号20のAGT1、配列番号26のAGT1、配列番号27のAGT1、配列番号28のAGT1、配列番号29のAGT1、配列番号30のAGT1、配列番号31のAGT1、配列番号32のAGT1、及び、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性を上記配列と共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるAGT1をコードする少なくとも3つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有する先行条項のいずれか1項に記載の酵母細胞。
1) 配列番号18のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号19のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号20のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号27のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号28のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
1) 配列番号30のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
2) 配列番号31のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子、及び
3) 配列番号32のAGT1、または、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、少なくとも98%など、の配列同一性をその配列と共有する、その機能的相同体をコードする遺伝子。
a.出発液体を準備すること、
b.条項1〜109のいずれか1項に記載の酵母細胞を準備すること、
c.前記出発液体を、前記酵母細胞で発酵し、それにより、飲料を製造すること、
のステップを含む、方法。
10hlのビールを、Souffletが提供する市販の麦芽を主成分とする麦汁(16度のプラート)に対して、1,000万個の生細胞/mlの酵母を接種し、次いで、17℃で、ジアセチルが、ラガービールで異臭の発生を招く閾値に満たないレベルに設定される所定の閾値に到達するまで発酵を行うことによって調製された。本実施例において、ジアセチル閾値は、30ppbに設定された。
エール酵母1
ラガー酵母1
ハイブリッド酵母1
凍結ストックからの酵母細胞を、YPDプレートに画線した。それらは、50mlのびんに入った20mlの従来の殺菌済麦芽麦汁に接種するために使用し、22℃の温度で成長させた。20mlの培養物からの細胞培養物は、500mlのびんに入った200mlの体積の麦汁に対する細胞の再ピッチングのために使用し、22℃で成長させた。200mlの体積の麦汁から、1.8Lの増殖タンクへと接種し、1,400万〜1,500万個の生細胞/mlの接種と、16または18℃の温度(発酵温度と同じ)で成長させることを目的とした。麦汁を調製するために使用した麦芽は、デンマークのDMGから購入した。
50Lのビールを、従来の麦芽をベースとする麦汁(18度のプラート)に対して、1,000万個の生細胞/mlの酵母を接種し、次いで、18℃で、発酵を行うことによって調製した。麦汁を調製するために使用した麦芽は、デンマークのDMGから購入した。
ラガー酵母1
ハイブリッド酵母1
出発麦汁及び実施例1で記載の製造されたビールでのアミノ酸含量を、蛍光検出器を備えたHPLCで決定した。
Baert, J. J., J. De Clippeleer, P. S. Hughes, L. De Cooman and G. Aerts (2012). "On the Origin of Free and Bound Staling Aldehydes in Beer." Journal of Agricultural and Food Chemistry 60(46): 11449-11472.
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50Lのビールを、実施例3での記載にしたがって、種類の異なる2つの麦芽から調製された従来の麦芽をベースとする麦汁(16度のプラート)を接種することによって調製した。
ラガー酵母1
ハイブリッド酵母1
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凍結ストックからの酵母細胞を、YPDプレートに画線した。それらは、3mlの液体YPDに接種するために用いられ、22℃で、15mlの試験管内で、撹拌しながら、終夜、成長させた。3mlの成長培養物を遠心分離し、上清は廃棄し、細胞を水に溶解した。当該試験管を再び遠心分離し、上清は廃棄し、3mlの水に溶解した。
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メリビオース資化性の定性データは、96ウェルプレートで成長した酵母のYPD液体培養物を、50μg/mlのX-アルファゲル(clontech, Mountain View, 米国)を含むYPGalactoseプレート(1%酵母エキス、2%ペプトン、2%グルコース及び2%寒天)へとレプリカプレーティングし、それらプレートを、5日間、22℃で、インキュベーションすることによって行われた。X-アルファゲルは、メリビオースの発色類似体であり、酵母がメリビオースを資化できる場合には、酵母コロニーは青色となり、また、酵母がメリビオースを資化できない場合には、酵母コロニーは白色となる。
Hahn-Hagerdal B, Karhumaa K, Larsson CU, Gorwa-Grauslund M, Gorgens J, van Zyl WH. (2005). Role of cultivation media in the development of yeast strains for large scale industrial use. Microbial Cell Factories 10: 4-31.
改善された二糖及び三糖の資化
50Lのビールを、実施例3での特定されるように、麦芽ベースの麦汁を、1,500万個の生細胞/mlで接種し、次いで、ジアセチルが、30ppbを下回るまで発酵を行うことによって調製された。麦芽は、従来の麦芽製造用の大麦、または、ヌルLOX大麦から調製した。
第1の世代に由来する50Lのビールを、すべての麦芽から調製された従来の麦芽ベースの麦汁(13.6度のプラート)に対して、接種物として1,500万個の酵母生細胞/mlを接種し、次いで、18℃で、5日間、そして、14℃で、2日間、発酵を行うことによって調製した。細胞接種物は、前の増殖タンクから取得された。麦汁を調製するために使用された麦芽は、デンマークのDMGから購入した。6日目に、「グリーンビール」の試料に相当する発酵した麦汁の試料を取得し、遠心分離し、分析に供されるまで、上清を−20℃で凍結した(表10)。遊離アミノ酸の濃度を、実質的に製造業者の指示書にしたがって、WatersのAccQ-Tag Ultra誘導体化キットを使用して、Photo Diode Array検出を備えたUPLCによって決定した。予め混合された溶離剤A及びBを使用して、Waters AccQ-Tag Ultraアミノ酸分析用カラムで、製造業者(Waters)の指示書にしたがって、分離を行なった。発酵を行うために使用した当初の麦汁の試料も、すでに発酵した試料との比較に供した。すいべてのグリーンビール試料と当初の麦汁の試料との間でアミノ酸濃度の比較が行われた(表10)。
実施例1に記載のハイブリッド酵母1のゲノム配列を、以下のようにして決定した。
**PTR2は、ハイブリッド酵母1が増大したコピー数を有している一例である。よって、ハイブリッド酵母1は、ラガー酵母1から非Sc対立遺伝子を、そして、その双方の親株から少なくとも2つのSc対立遺伝子を受け継いでいる。ハイブリッド酵母1のPTR2対立遺伝子の断片だけを調べた。
***UBR1は、ハイブリッド酵母1において活性相補を有する遺伝子の一例である。エール酵母1は、一端が欠失されているタンパク質(1951個のアミノ酸の代わりに900個のアミノ酸)をコードし、このことは、Cup9p分解活性の要因であり、対応してPTR2発現の抑制の要因であるドメインの欠落をもたらし、ハイブリッド酵母1は、ラガー酵母1由来のSc対立遺伝子と非Sc対立遺伝子の双方を受け継いでおり、よって、Cup9p分解に向かうUbr1p活性を相補し、対応してさらにPTR2の能力が活性化される。エール酵母1、ハイブリッド酵母1、及び、ラガー酵母1に由来するPTR2のSc対立遺伝子のアライメントが図6に示されており、また、ラガー酵母1、及びハイブリッド酵母1の非Sc対立遺伝子のアライメントはが図7に示されている。
マルツロース、マルトトリオース、及び、コージビオースの資化のデータは、2g/Lのマルツロースまたは2g/Lのマルトトリオースまたは2g/Lのコージビオースを唯一の炭素源として含む所定の培地での異なる酵母の成長を測定することによって取得された。
ハイブリッド酵母7を用いて発酵をした場合に得られる真正発酵度をさらに検証するために、大規模試験が行われた。異なる混合物から大規模に調製した麦汁を、ラガー酵母2またはハイブリッド酵母7のいずれかを用いて、ジアセチルが所定値になるまで、異なる場所で発酵させた。真正発酵度(RDF)が、決定された。表13は、ラガー酵母2を用いて発酵させた後に得たRDFと比較して、ハイブリッド酵母7を用いて発酵させた後に得たRDF%の絶対的増加を示す。
RDF - 真正発酵度
YPD - (1%酵母エキス、2%ペプトン、2%グルコース)
YPDプレート (1%酵母エキス、2%ペプトン、2%グルコース及び2%寒天)
YNB (酵母用ニトロゲンベース)
OD: 光学密度
HPLC: 高速液体クロマトグラフィー
YPガラクトースプレート (1%酵母エキス、2%ペプトン、2%ガラクトース及び2%寒天)
Claims (21)
- 以下の特性および遺伝子型を有する酵母細胞:
特性II.パノースを唯一の炭素源として資化することができ、以下の遺伝子型を有する、
遺伝子型IV:IMA1pをコードする少なくとも3つの遺伝子を含み、IMA1pをコードする前記少なくとも3つの遺伝子が、個別に、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、IMA1pと生物学的機能を共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、および
遺伝子型VI:AGT1をコードする少なくとも2つの遺伝子を含み、AGT1をコードする前記少なくとも2つの遺伝子が、個別に、配列番号18のAGT1、配列番号19のAGT1、配列番号20のAGT1、配列番号26のAGT1、配列番号27のAGT1、配列番号28のAGT1、配列番号29のAGT1、配列番号30のAGT1、配列番号31のAGT1、配列番号32のAGT1、及び少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、AGT1と生物学的機能を共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、ならびに
特性VIII.メリビオースを唯一の炭素源として資化することができる。 - 前記酵母細胞が、
特性I:イソマルトースを唯一の炭素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、請求項1に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、前記パノースが、1〜5g/Lの範囲内の濃度で存在している場合に
、パノースを唯一の炭素源として資化することができる、請求項1に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
特性III:1つ以上のジペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜3のいずれか一1項に記載の酵母細胞。 - 前記ジペプチドが、Met−Tyr、Leu−Tyr、Val−Met、Phe−Tyr、Ile−Leu、Ile−Asn、Gly−Arg、Lys−Tyr、Met−Lys、Val−Ala、Val−Asn、Val−Gly、Val−Gln、Val−SerまたはAla−Xaaからなる群から選択され、Xaaが任意のアミノ酸である、請求項4に記載の酵母細胞。
- 前記酵母細胞が、
特性IV:1つ以上のトリペプチド類を唯一の窒素源として資化することができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
特性V:5日間、前記酵母細胞の成長を許容する条件下で、インキュベーションした後に、1つ以上のアミノ酸のレベルを出発濃度の10%を超えないレベルにまで下げることができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
特性VI:前記酵母細胞が少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、ジアセチルが所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、プラート度当たり、少なくとも4.7プロミルのエタノールを生成することができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
特性VII:前記酵母細胞が少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、ジアセチルが所定のレベルになるまでインキュベーションされる場合に、少なくとも68の真正発酵度で糖を発酵させることができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が特性VIIを有し、特性VIIが、前記酵母細胞がその親株の一つの株の真正発酵度(RDF)より高い、少なくとも1のRDFで糖を発酵させることができることである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の酵母細胞。
- 前記酵母細胞が、
特性X:前記酵母細胞が少なくとも10度のプラート糖含量を有する麦汁組成物に対して添加され、及び、4日間インキュベーションされる場合に、多くとも1,200万個の
細胞/mlが懸濁するように、沈降することができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
特性IX:イソマルトース、パノース、及び/または、メリビオースに加えて、1つ以
上の二糖及び/または三糖を資化することができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記二糖が、コージビオース、ニゲロース、スクロース、ツラノース、ロイクロース、及び、パラチノースからなる群から選択される、請求項12に記載の酵母細胞。
- 前記酵母細胞が、
特性XI:長くとも4日間、例えば、長くとも3日間の一次発酵で麦汁を発酵することができる、
という特性をさらに有する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
遺伝子型I:DAL5をコードする遺伝子を含み、DAL5をコードする対立遺伝子が、配列番号6のDAL5、配列番号39のDAL5、配列番号40のDAL5、及び、少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、DAL5と生物学的機能を共有する、それらの機能的相同体からなる群から選択される、遺伝子型および/または
遺伝子型II:PTR2をコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含み、PTR2をコードする前記少なくとも2つの対立遺伝子が、個別に、配列番号7のPTR2、配列番号8のPTR2、配列番号9のPRT2、配列番号37を含むPRT2、配列番号38のPRT2、配列番号43のPRT2、配列番号44のPRT2、及び少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、PTR2と生物学的機能を共有する、それらの各々の機能的相同体をコードする遺伝子からなる群から選択される、遺伝子型
を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
遺伝子型III:UBR1をコードする遺伝子を含む、
遺伝子型を有し、UBR1が、配列番号10を含むUBR1、配列番号11のUBR1、配列番号41を含むUBR1、配列番号42のUBR1、配列番号45を含むUBR1、及び、少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、UBR1と生物学的機能を共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
遺伝子型IV:IMA1pをコードする少なくとも4つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有し、前記IMA1pをコードする前記少なくとも4つの遺伝子が、個別に、配列番号12のIMA1p、配列番号13のIMA1p、配列番号14のIMA1p、配列番号15のIMA1p、配列番号21のIMA1p、配列番号22のIMA1p、配列番号23のIMA1p、配列番号24のIMA1p、配列番号25のIMA1p、及び、少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、IMA1pと生物学的機能を共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、請求項1〜16のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
遺伝子型V:IMA5pをコードする遺伝子、好ましくはIMA5pをコードする少なくとも2つの対立遺伝子を含む、
遺伝子型を有し、IMA5pをコードする前記少なくとも2つの遺伝子が、個別に、配列番号16のIMA5p、配列番号17のIMA5p、配列番号34のIMA5p、配列番号35のIMA5p、配列番号36のIMA5p、及び、少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、IMA5pと生物学的機能を共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択される、請求項1〜17のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 前記酵母細胞が、
遺伝子型VI:配列番号18のAGT1、配列番号19のAGT1、配列番号20のAGT1、配列番号26のAGT1、配列番号27のAGT1、配列番号28のAGT1、配列番号29のAGT1、配列番号30のAGT1、配列番号31のAGT1、配列番号32のAGT1、及び少なくとも90%の配列同一性を上記配列と共有し、AGT1と生物学的機能を共有する、それらのいずれかの機能的相同体からなる群から選択されるAGT1をコードする少なくとも3つの遺伝子を含む、
遺伝子型を有する、請求項1〜18のいずれか1項に記載の酵母細胞。 - 飲料を製造するための方法であって、前記方法が、
a. 出発液体を準備すること、
b. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の酵母細胞を準備すること、
c. 前記出発液体を、前記酵母細胞で発酵し、それにより、飲料を製造すること、
のステップを含む、方法。 - 前記出発液体が、大麦及び/または麦芽の水性エキスを含む、請求項20に記載の方法
。
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