JP6967886B2 - チェックアウト装置およびチェックアウトシステム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、チェックアウト装置およびチェックアウトシステムに関する。
商品を購入する顧客自身の操作によって商品の登録及び決済を行うセルフレジ(セルフチェックアウト装置)がある。大型の小売店等では、セルフレジと係員が操作するレジとが共に設置されていることが多い。このような運用において、セルフレジの利用率を高められるものが要望されている。例えば、従来、セルフチェックアウト装置が当り付きのレシートを発行することにより利用率の向上を期待するものがある。しかし、このような従来の技術を用いても、利用者がセルフレジの操作を煩雑と感じることを解消するのは容易ではなく、セルフレジの利用促進を図れるものが要望されている。
特開2013−54668号公報
本発明は、上記した課題を解決するために、利用率の向上を図れるチェックアウト装置およびチェックアウトシステムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、チェックアウト装置は、通信部と取得部と表示部と読取部とプロセッサとを有する。通信部は、サーバと通信する。取得部は、利用者のIDを取得する。表示部は、情報を表示する。読取部は、取得部によりIDを取得した利用者が提示する商品の識別情報を読み取る。プロセッサは、前記読取部が複数の商品の識別情報を読み取る間隔に応じたスコアを算出し、前記算出したスコアと前記取得部が取得する利用者のIDとを日時に対応づけて前記サーバへ送信し、前記サーバから指定期間のスコアに関するランキングデータを取得し、前記ランキングデータが示す情報を前記表示部に表示する。
図1は、本実施形態に係るチェックアウト装置の外観を示す図である。 図2は、本実施形態に係るチェックアウト装置における制御系の構成例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態に係るチェックアウト装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図4は、本実施形態に係るチェックアウト装置が商品の登録完了後に表示するランキングの表示例を示す図である。 図5は、本実施形態に係るチェックアウト装置における商品処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図6は、本実施形態に係るチェックアウト装置によるスコア計算に用いる計数の設定例を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係るチェックアウト装置が算出するスコアと読取間隔との関係例を示す図である。 図8は、本実施形態に係るサーバの動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るチェックアウト装置1の外観を示す図である。
図1に示すチェックアウト装置1は、商品を購入する利用者(顧客)自身の操作によって、商品登録処理及び会計処理が実行されるセルフレジであるものとする。なお、以下の実施形態で説明するチェックアウト装置の構成は、POSシステムにおける商品認識(登録)装置に適用されるものであっても良い。
図1に示すチェックアウト装置1と後述するサーバ2(図2参照)とは、チェックアウトシステムを構成する。サーバ2は、チェックアウト装置1との通信機能を有するコンピュータである。たとえば、サーバ2は、チェックアウト装置1を利用する利用者情報およびチェックアウト装置1での処理結果などの情報を管理する。また、チェックアウトシステムとしては、複数のチェックアウト装置1がサーバ2に通信接続される運用形態が想定される。
図1に示すように、チェックアウト装置1は、本体10と、本体10の左右に配置された第1の商品載置台11と第2の商品載置台12とを備える。本実施形態において、第1の商品載置台11は登録処理前の商品を載置し、第2の商品載置台12は登録処理後の商品を載置するものとする。ただし、登録処理前の商品は、カートに入れた状態で所定位置に配置されるようにしても良い。この場合、登録処理前の商品を入れたカートを配置する所定位置は、後述するカメラ28の撮影範囲内になるものであれば良い。
第1の商品載置台11は、本体10に向かって本体10の右側に配置する。例えば、第1の商品載置台11には、利用者が購入しようとする商品(登録処理前の商品)を入れたかご(容器)が載置される。また、第1の商品載置台11は、利用者が購入しようとする商品(登録処理前の商品)が直接載置されるものとしても良い。第1の商品載置台11は、少なくとも載置された商品が後述するカメラ28で撮影される範囲にあるものであれば良い。
また、第2の商品載置台12は、本体10に向かって本体10の左側に配置する。第2の商品載置台12は、第1の商品載置台11から取り出されて登録処理がなされた商品が載置される。例えば、第2の商品載置台12は、本体10のバーコードが読み取られた商品、或は、キー操作により商品を示す情報(商品情報)を入力した商品(登録処理後の商品)が載置される。図1に示す構成例では、第2の商品載置台12は、上部に支柱を介して一時置き台12aを設ける。一時置き台12aは、例えば、商品を買い物袋に入れる前に一時的に載置するために使用される。一時置き台12aには、左右に離間させて2本の保持アーム12bが設けられる。保持アーム12bは、買い物袋(レジ袋)を開口させた状態で係止する。
本体10には、ディスプレイ21、カードリーダライタ(RW)22、プリンタ23、スピーカ24、スキャナ25、ハンドスキャナ26、および、現金処理機27が設けられる。また、本体10の上部には、支柱を介してカメラ28が設けられる。これらのデバイス21〜28は、本体10内にある制御ユニット30(図2参照)に接続される。
ディスプレイ21は、表示デバイス(表示部、表示装置)21aとタッチセンサ(操作部)21bとを含む。表示デバイス21aは、操作案内、利用者が選択可能なアイコン(タッチキー)、或は、アラートとして警告のメッセージなどを表示する。また、表示デバイス21aは、後述するスコア、利用者のID、商品の精算結果なども表示する。表示デバイス21aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。タッチセンサ21bは、表示デバイス21aの表示画面(操作画面)における人のタッチ位置を検出する。タッチセンサ21bは、検知したタッチ位置を示す情報を処理部としての後述するプロセッサへと送る。
例えば、表示デバイス21aは、利用者のタッチ操作により支払い方法(現金、カード)などの選択指示や各種情報を入力するためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。また、表示デバイス21aは、案内画面、情報入力画面、商品登録画面、精算画面などを表示する。案内画面は、利用者に操作方法を知らせるための案内(メッセージ)を表示する画面である。情報入力画面は、例えば、バーコードが付されていない商品の情報を入力するための操作画面である。商品登録画面は、登録した商品に関する情報を表示する画面である。商品登録画面では、例えば、スキャナ25又はハンドスキャナ26が読み取ったバーコードによって識別した商品、及び、キー操作で指定された商品などの情報を表示する。精算画面は、商品の代金を利用者が支払う会計処理において、購入する商品(登録した商品)の合計金額、預かり金額、及び、釣り銭額などを表示する画面である。
カードリーダライタ(RW)22は、カードを処理する。カードRW22は、カード挿入口を有する。カードRW22は、カードに記録されたデータを読み取る機能とカードへデータを書き込む機能とを有する。カードRW22が処理するカードは、磁気情報を記録する磁気カードであっても良いし、接触式あるいは非接触式のICカードであっても良い。
例えば、カードRW22は、カード挿入口に挿入される精算用のクレジットカード又は会員カードなどのカードを処理する。精算(決済)用のカードとしては、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどがある。また、会員カードとしては、会員情報を記録したメンバーズカード、或は、サービスとして利用可能なポイントを記録したポイントカードなどがある。
なお、カードRW22は、非接触式の通信機能を有する携帯端末(携帯電話機、スマートフォン、タブレットPCなど)と通信するものであっても良い。また、カードRW22は、複数種のカードを処理する機構を有するものであっても良い。
プリンタ23は、紙などの記録媒体に情報を印刷する。プリンタ23は、サーマルプリンタ或いはドットインパクトプリンタなどにより実現される。たとえば、プリンタ23は、レシートの用紙に対して各種の文字列や画像などを印刷することによりレシートを発行する。プリンタ23は、精算結果などの処理内容を示すレシートを印刷する。プリンタ23は、レシート発行口を有し、印刷したレシートをレシート発行口から排出する。
スピーカ24は、アラートしての警告音、或は、メッセージとしての音声などの音を出力する。
スキャナ25およびハンドスキャナ26は、商品を識別する情報を読み取る読取部(読取装置)である。本実施形態において、スキャナ25及びハンドスキャナ26は、商品を識別する識別情報として商品に付されたバーコードを含む画像を読み取るものとする。スキャナ25は、商品に付されたバーコードに相対するように、利用者が翳す商品のバーコードを含む画像を光学的に読取る。ハンドスキャナ26は、利用者によって手持ちで操作される。ハンドスキャナ26は、利用者が商品に付されたバーコードに近接させることによりバーコードを含む画像を光学的に読取る。なお、スキャナ25及びハンドスキャナ26は、商品を認識する情報を読み取るものであれば良く、例えば、バーコード以外の識別情報を読み取るものであっても良い。
現金処理機27は、現金を処理するものである。現金処理機27は、紙幣投入口、紙幣排出口、硬貨投入口および硬貨排出口などを有する。現金処理機27は、紙幣投入口27aに投入された紙幣を処理する。現金処理機27は、釣銭としての紙幣を紙幣排出口27bから排出する。現金処理機27は、硬貨投入口27cに投入された硬貨を受け入れて処理する。現金処理機27は、釣銭としての硬貨を硬貨排出口27dから排出する。
カメラ28は、利用者による商品登録処理と会計処理のための作業の様子を撮影する。ように設置しても良い。この場合、カメラ28は、第1の商品載置台11と第2の商品載置台12とが撮影範囲に含まれるように設定する。このような設定によれば、カメラ28は、第1の商品載置台11に載置された商品が第2の商品載置台12に載置されるまでの間の映像を撮影できる。カメラ39が撮影した映像は、記憶装置に保存しておくことにより、エラーが発生した場合などに状況を確認するために使用できる。
また、カメラ28は、登録処理前(未登録)の商品が置かれる領域(載置領域)を含む撮影範囲の画像を撮影するようにしても良い。例えば、第1の商品載置台11に登録処理前の商品を入れたカゴが載置される形態である場合、カメラ28は、カゴ内の全体を撮影するように撮影範囲が設定される。また、第1の商品載置台11に登録処理前の商品を直接載置される形態である場合、カメラ28は、第1の商品載置台11の全体を撮影するように撮影範囲が設定される。なお、登録処理前の商品を入れたカートは、第1の商品載置台11近傍などの所定位置に配置するようにしても良い。この場合、カメラ28は、所定位置のカート内を撮影するように撮影範囲が設定される。
次に、チェックアウト装置1およびサーバ2における制御系の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るチェックアウト装置1の本体10およびサーバ2における制御系の構成例を示すブロック図である。
図2に示す構成例において、チェックアウト装置1の本体10は、制御ユニット30を有する。制御ユニット30は、例えば、コンピュータで実現される。制御ユニット30には、ディスプレイ21、カードリーダライタ22、プリンタ23、スピーカ24、スキャナ25、ハンドスキャナ26、現金処理機27及びカメラ28などが電気的に接続される。また、制御ユニット30は、プロセッサ40、ROM(read-only memory)41、RAM(random-access memory)42、データメモリ43、通信部(第1の通信部)44、及び、各種のインターフェース(IF)45〜52を有する。
プロセッサ40は、プログラムを実行することにより種々の処理を実行する。プロセッサ40は、例えば、CPU(central processing unit)である。プロセッサ40は、ROM41又はデータメモリ43が記憶するプログラムを実行することにより各種の処理機能を実現する。例えば、プロセッサ40は、商品処理用のプログラムを実行することにより、商品の登録処理およびスコアの計算処理を含む商品処理を実行する。また、プロセッサ40は、精算(会計)処理用のプログラムを実行することにより、商品の代金を決済する精算(会計)処理を実行する。また、プロセッサ40は、タイマ40aを有する。タイマ40aは、プロセッサ40による制御に応じて経過時間を計時する。なお、タイマ40aは、プロセッサ40とは別に設けても良い。
ROM41は、不揮発性のメモリであり、プログラムおよびデータを記憶する。例えば、ROM41は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションなどのプログラムを記憶する。また、ROM41は、プロセッサ40が各種の処理を実行する場合に参照するデータを記憶しても良い。
RAM42は、作業用のデータを記憶する。RAM42は、いわゆるワークエリアとして利用されるメモリである。RAM42は、プロセッサ40が各種の処理を実行する場合に参照するデータ、或は、一時的に使用するデータなどを適宜記憶する。
データメモリ43は、データを記憶するメモリである。データメモリ43は、書き換え可能な不揮発性のメモリである。データメモリ43は、例えばEEPROM(登録商標)(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などで構成する。データメモリ43は、プロセッサ40が各種の処理を実行する場合に使用するデータ、或は、プロセッサ40による処理で生成されたデータを保存する。また、データメモリ43は、プロセッサ40が実行する各種のプログラムを記憶しても良い。
また、RAM42あるいはデータメモリ43は、商品処理において登録した商品(登録商品)に関する情報、算出したスコア、精算処理の結果などを記憶する。RAM42あるいはデータメモリ43は、例えば、登録商品に関する情報をリスト形式のデータ(登録商品リスト)として記録しても良い。また、RAM42あるいはデータメモリ43は、カメラ28が撮影する撮影画像を記憶しても良い。例えば、データメモリ43は、カメラ28が撮影する撮影画像に撮影時刻を示すタイムスタンプのデータを付加した映像データを記憶する。
また、通信部44は、サーバ2と通信するためのインターフェースである。通信部44は、LAN(local area network)などのネットワークを介してサーバ2などのコンピュータに通信接続する。チェックアウト装置1は、通信部44を介してサーバ2および他のチェックアウト装置と通信接続する。また、チェックアウトシステムにおいて、チェックアウト装置1は、通信部44を介して商品に関する情報などをサーバ2から取得するようにしても良い。また、通信部44は、RAM42あるいはデータメモリ43が記憶する登録商品に関する情報あるいは商品に対する精算結果をサーバ2へ転送しても良い。また、通信部44は、RAM42あるいはデータメモリ43が記憶したカメラ28の撮影画像をサーバ2へ転送しても良い。
プロセッサ40は、スキャナIF45を介してスキャナ25に接続する。プロセッサ40は、スキャナIF45を介してスキャナ25が読み取る画像(スキャン画像)を取得する。また、プロセッサ40は、スキャナIF46を介してハンドスキャナ26に接続する。プロセッサ40は、スキャナIF46を介してハンドスキャナ26が読み取る画像(スキャン画像)を取得する。プロセッサ40は、スキャナ25又はハンドスキャナ26のスキャン画像に含まれるバーコードをデコードすることによりバーコードが示す商品を識別する。
プロセッサ40は、表示IF47を介してディスプレイ21に接続する。プロセッサ40は、表示IF47を介してディスプレイ21の表示デバイス21aが表示する表示内容を制御する。また、プロセッサ40は、表示IF47を介してディスプレイ21のタッチセンサ21bが検知するタッチ位置を示す情報を取得する。例えば、プロセッサ40は、登録処理前(未登録)の商品が存在することを報知するためのアラート或はインジケータとしてのメッセージをディスプレイ21に表示する。また、プロセッサ40は、タッチ位置を示す情報によりディスプレイ21に表示した各アイコン(タッチキー)への入力を検知する。
プロセッサ40は、カードIF48を介してカードリーダライタ22に接続する。プロセッサ40は、カードIF48を介してカードリーダライタ22によるカードに対する処理を制御する。例えば、プロセッサ40は、カードリーダライタ22が処理するクレジットカードによる精算処理を実行する。
プロセッサ40は、プリンタIF49を介してプリンタ23に接続する。プロセッサ40は、プリンタIF49を介してプリンタ23を制御する。例えば、プロセッサ40は、プリンタ23により会計処理の結果を示すレシートを発行する。
プロセッサ40は、音声IF50を介してスピーカ24に接続する。プロセッサ40は、音声IF50を介してスピーカ24から出力する音を制御する。
プロセッサ40は、入出金IF51を介して現金処理機27に接続する。プロセッサ40は、入出金IF51を介して現金処理機27を制御する。例えば、プロセッサ40は、利用者が入金した現金を現金処理機27が計数し、現金処理機27が計数した入金金額を示す情報を取得する。また、プロセッサ40は、入金した金額と登録済みの商品の合計金額(商品代金)とから算出した釣銭を現金処理機27によって放出する制御を行う。
プロセッサ40は、カメラIF52を介してカメラ28に接続する。プロセッサ40は、カメラIF52を介してカメラ28が撮影する撮影画像を取得する。例えば、プロセッサ40は、会計処理に移行する際にカメラ28が撮影する第1の商品載置台11上のカゴ(容器)内の画像を含む撮影画像を取得する。また、プロセッサ40は、登録処理中において継続的に(例えば所定周期で)カメラ28が撮影する第1の商品載置台11上のカゴ(容器)内の画像を含む撮影画像を取得する。
次に、サーバ2における制御系の構成について説明する。
サーバ2は、例えば、コンピュータで実現される。図2に示す構成例において、サーバ2は、プロセッサ60、ROM(read-only memory)61、RAM(random-access memory)62、データメモリ63、および、通信部(第2の通信部)64を有する。
プロセッサ60は、プログラムを実行することにより種々の処理を実行する。プロセッサ60は、例えば、CPU(central processing unit)である。プロセッサ60は、ROM61又はデータメモリ63が記憶するプログラムを実行することにより各種の処理機能を実現する。
ROM61は、不揮発性のメモリであり、プログラムおよびデータを記憶する。例えば、ROM61は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションなどのプログラムを記憶する。また、ROM61は、プロセッサ60が各種の処理を実行する場合に参照するデータを記憶しても良い。
RAM62は、作業用のデータを記憶する。RAM62は、いわゆるワークエリアとして利用されるメモリである。RAM62は、プロセッサ60が各種の処理を実行する場合に参照するデータ、或は、一時的に使用するデータなどを適宜記憶する。
データメモリ63は、データを記憶するメモリである。データメモリ63は、書き換え可能な不揮発性のメモリである。データメモリ63は、例えばEEPROM(登録商標)(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などで構成する。データメモリ63は、プロセッサ60が各種の処理を実行する場合に使用するデータ、或は、プロセッサ60による処理で生成されたデータを保存する。また、データメモリ63は、プロセッサ60が実行する各種のプログラムを記憶しても良い。
データメモリ63は、履歴データベース(DB)63aおよびスコアデータベース(DB)63bを有する。また、データメモリ63は、利用者のIDを含む顧客(利用者)情報を記憶する顧客データベース63aなどを具備しても良い。履歴DB63aは、チェックアウト装置で実行した処理結果としての処理データを記憶する。履歴DB63aに記憶する処理データは、チェックアウト処理の結果を示す情報である。本実施形態において、履歴DB63aには、後述するスコア、顧客ID、日時、および、精算処理の内容などの情報が含まれるものとする。スコアDB63bは、チェックアウト装置1でのチェックアウト処理において算出されるスコアを記憶する。また、スコアDB63bは、システム内のチェックアウト装置1から取得したスコアを所定期間ごとに集計したランキングなどのデータも記憶する。
通信部64は、チェックアウトシステム内のチェックアウト装置1と通信するためのインターフェースである。通信部64は、LAN(local area network)などのネットワークを介して各チェックアウト装置1に通信接続する。
以下、上記のように構成されるチェックアウト装置1およびサーバ2の動作について説明する。
図3は、チェックアウト装置1における各処理の全体的な流れを説明するためのフローチャートである。
利用者は、購入する商品を持ってチェックアウト装置1の前に訪れるものとする。利用者は、購入する商品(登録前の商品)を所定の位置にセットする。例えば、利用者は、購入する商品を入れたカゴ(容器)を第1の商品載置台11上に載置する。購入する商品を所定の位置にセットした後、利用者は、所定の操作によりチェックアウト処理の開始を指示する。例えば、利用者は、ディスプレイ21に表示されるタッチキーをタッチすることによりチェックアウト処理の開始を指示する。また、チェックアウト処理の開始は、利用者の動きに応じてプロセッサ40が認識するようにしても良い。例えば、プロセッサ40は、カメラ28が撮影する画像を解析することにより利用者の動きを認識し、認識した利用者の動きに応じて処理の開始を判断しても良い。
チェックアウト処理を開始すると、プロセッサ40は、利用者に対応するID(以下、顧客IDとも称する)を取得する(ACT11)。顧客IDの取得は、特定の方法に限定されるものではない。たとえば、顧客IDは、利用者が提示するカード(又は携帯端末など)からカードRW22が読み取る。また、顧客IDは、タッチセンサ21bを用いて利用者が入力するようにしても良い。また、プロセッサ40は、サーバ2と連携して個人認証(たとえば、顔認証又は指紋認証などの生体認証)を実施し、認証が成功した利用者の顧客IDをサーバ2から取得するようにしても良い。
なお、プロセッサ40は、商品処理後または精算処理時に顧客IDを取得するようにしても良い。また、後述するスコアを顧客IDに対応づけて管理しない運用とする場合、プロセッサ40は、利用者の顧客IDを取得する処理を省略しても良い。この場合、利用者の顧客IDに対応づけたスコアの管理はできないが、チェックアウト処理中に算出するスコアを表示することは可能である。
顧客IDを取得すると、プロセッサ40は、精算対象となる商品を登録する処理(商品処理)を実行する(ACT12)。商品処理では、利用者の操作に応じて商品を識別し、識別した商品に関する情報(商品情報)を登録する。また、商品処理では、商品を登録するための操作に要した時間などに応じたスコアを算出する。たとえば、商品処理において、プロセッサ40は、スキャナ25に商品のバーコードを読み取らせる操作に要した時間に応じたスコアを算出する。なお、商品処理については、後で詳細に説明するものとする。
商品の登録が完了したと判断した利用者は、商品処理の終了(会計処理への移行)を指示する。例えば、利用者は、ディスプレイ21に表示されるタッチキーを操作することにより商品処理の終了を指示する。商品処理の終了が指示された場合、プロセッサ40は、商品処理において算出したスコアをディスプレイ21に表示する(ACT13)。たとえば、プロセッサ40は、スコアと共に当該利用者の顧客IDをディスプレイ21に表示しても良い。また、プロセッサ40は、登録した商品の情報と共に、スコアを表示しても良い。また、プロセッサ40は、登録した全商品に対する精算金額と共に、スコアを表示するようにしても良い。さらに、プロセッサ40は、計算したスコアと共に、特定期間(たとえば、当日、週間、月間など)におけるランキングを表示しても良い。また、プロセッサ40は、当該利用者の過去のスコアと共に表示しても良い。
計算したスコアを表示した後、プロセッサ40は、登録された全商品の合計金額を決済する精算処理(会計処理)を実行する(ACT14)。たとえば、プロセッサ40は、登録された各商品の代金を特定し、各商品の代金の合計金額を算出する。プロセッサ40は、算出した合計金額をディスプレイ21に表示し、利用者からの合計金額を収受する処理を行う。商品代金は、利用者がカードRWに提示するクレジットカードで決済しても良いし、現金処理機27で処理する現金で決済しても良い。ここで、商品の代金の決済方法は、特定の方法に限定されるものではない。
商品に対する精算処理が完了すると、プロセッサ40は、顧客ID、スコア、日時および精算内容などを示す処理データをサーバ2に保存する記録処理を実行する(ACT15)。たとえば、プロセッサ40は、顧客ID、スコア、日時および精算内容などを示す処理データを生成し、生成した処理データを保存用のデータとしてサーバ2へ転送する。サーバ2は、チェックアウト装置1からの転送される処理データを通信部64により受信する。処理データを受信すると、サーバ2のプロセッサ60は、受信したスコアデータをスコアDB63bに保存する。
また、精算処理を終了した後、プロセッサ40は、スコアに関するランキングなどのデータ(ランキングデータ)をサーバ2から取得する(ACT16)。ここでは、プロセッサ40は、サーバ2に精算処理の終了を通知し、ランキングデータをサーバ2から取得するものとする。たとえば、サーバ2は、チェックアウト装置1から受信する処理データに含まれるスコアを含めて管理対象のスコアを集計し、ランキングデータを含む集計結果を返送する。ランキングデータは、サーバ2が受信したスコア(当該商品処理のスコア)のランク、所定期間でのスコアのランキング、当該利用者の過去のスコア(当該顧客IDに対応する過去のスコア)などを含むデータで良い。
サーバ2からランキングデータを取得すると、プロセッサ40は、取得したランキングデータに基づくランキングなどの情報をディスプレイ21に表示する(ACT17)。たとえば、プロセッサ40は、精算処理が終了した商品処理中に算出したスコアに関する所定期間ごとの順位を表示する。また、プロセッサ40は、所定期間(当日、週間および月間など)毎のスコアのランキングをIDなどの情報に対応づけて表示しても良い。プロセッサ40は、精算処理が終了した商品処理中に算出したスコアを、利用者の過去のスコアと共に表示する。
図4は、ディスプレイ21におけるランキングの表示例を示す図である。
図4に示す表示例では、精算完了の案内、処理の終了を指示する終了キー、チェックアウト処理で算出したスコアのランク、所定期間毎のランキングなどを表示する。チェックアウト処理で算出したスコアのランクとしては、当日のランクと1週間のランクとが表示される。
また、所定期間毎のランキングとしては、チェックアウトシステム全体における当日のランキングと1週間のランキングとが表示される。1週間のランキングは、1週間における上位3位までのスコアを顧客IDおよび日時に対応づけて表示する。また、当日のランキングとしては、当日における上位3位までのスコアを顧客IDに対応づけて表示する。
上記のようなランキングの表示が終了されると、プロセッサ40は、次の利用者に対するチェックアウト処理を受付ける。
なお、チェックアウト装置1は、任意のタイミングでランキングデータを表示できるようにして良い。たとえば、プロセッサ40は、利用者の操作に応じてランキングデータをサーバ2に要求する。この場合、プロセッサ40は、要求に応じてサーバ2から取得するランキングデータをディスプレイ21に表示する。
また、チェックアウト装置1は、任意のタイミングで利用者の過去のスコアを表示できるようにしても良い。たとえば、プロセッサ40は、利用者の操作に応じて利用者が指定する顧客IDに対応する過去のスコアをサーバ2に要求する。この場合、プロセッサ40は、要求に応じてサーバ2から取得するスコアをディスプレイ21に表示する。
また、チェックアウト装置1は、スコアに応じたサービスを利用者に提供するようにしても良い。たとえば、チェックアウト装置1は、スコアまたは当該利用者の累積のスコアに応じてポイントの付与、キャッシュバック、或いは、クーポン等の発券などを実施しても良い。この場合、プロセッサ40は、算出したスコアによって提供可能となるサービスなどの案内をディスプレイ21に表示するようにしても良い。
たとえば、プロセッサ40は、精算完了後に、スコアに応じたサービスを提供する。スコアに応じてポイントを付与する場合、プロセッサ40は、精算完了後に算出したスコアに応じたポイントを当該顧客IDのポイントに積算するようにサーバ2へ要求する。この要求に応じてサーバ2がポイントを積算することにより、当該チェックアウトシステムは、スコアに応じたポイントの付与を実現できる。また、スコアに応じてクーポン券を発行する場合、プロセッサ40は、スコアに応じて付与されるクーポン券をプリンタ23によって発券するようにしても良い。
次に、チェックアウト装置1における商品処理について説明する。
図5は、チェックアウト装置1における商品処理を説明するためのフローチャートである。
商品処理が開始されると、利用者は、個々の商品に付されているバーコードの部分をスキャナ25又はハンドスキャナ26に翳す。例えば、利用者は、第1の商品載置台11に載置した商品を1個ずつ取り出し、商品のバーコードが相対するようにスキャナ25に商品を近接させる。このような操作に応じて、プロセッサ40は、スキャナ25或いはハンドスキャナ26を用いて商品の識別情報としてのバーコードを含む画像を読取る(ACT21)。
たとえば、スキャナ25は、読取位置に翳された商品のバーコード部分の画像を読み取る。スキャナ25は、読み取った画像(スキャン画像)をスキャナIF45を介して本体10の制御ユニット30へ供給する。また、利用者は、ハンドスキャナ26を持って商品に付されたバーコードに近接させても良い。この場合、ハンドスキャナ26が、読取位置に翳された商品のバーコード部分の画像を読取る。ハンドスキャナ26は、読み取った画像(スキャン画像)をスキャナIF46を介して本体10の制御ユニット30へ供給する。
プロセッサ40は、スキャナIF45又は46を介して商品のスキャン画像を取得し、取得したスキャン画像におけるバーコードから商品を識別する。例えば、プロセッサ40は、スキャン画像から商品を識別するためのバーコードを検出し、検出したバーコードをデコードすることにより商品を識別する。なお、識別情報は、バーコードに限定されるものではなく、商品を識別できる情報であれば良い。
なお、プロセッサ40は、ディスプレイ21が表示するタッチキー等のキー操作による商品情報の入力を受付けても良い。たとえば、プロセッサ40は、バーコードが付与されていない商品又はバーコードが検出できない商品等の商品情報をキー操作により受付けるようにしても良い。キー操作により商品を登録する場合、プロセッサ40は、当該商品の登録に要した時間を後述するスコアの算出に含まないようにするものとする。
バーコードにより商品が識別できた場合、プロセッサ40は、直前の商品のバーコード読み取ってから当該商品のバーコードを読み取るまでの時間を特定する(ACT22)。すなわり、プロセッサ40は、ある商品を識別した時点からタイマ40aを動作させて経過時間を計測する。タイマ40aによる経過時間を計測中に次の商品を識別した時、プロセッサ40は、タイマ40aで計時した経過時間(読取間隔)を特定する。これにより、プロセッサ40は、商品の読取間隔を計測できる。本チェックアウト装置1では、利用者が提示する商品のバーコードを読み取った際に商品が識別される。このため、商品の読取間隔は、利用者による操作に応じて変動する指標の1つなり得ると考えられる。
商品の読取間隔を特定すると、プロセッサ40は、識別した商品を示す情報を精算対象となる商品の商品情報として登録する(ACT23)。例えば、プロセッサ40は、精算対象となる商品情報をRAM42に作成した登録商品リストに追記する。登録商品リストには、例えば、商品コード、商品名、単価、入力時刻、読取間隔などのデータを記録する。利用者は、バーコード又はキー操作によって登録済みとなった商品を第2の商品載置台12に載置する。
また、商品を登録すると、プロセッサ40は、スコアを算出し、算出したスコアをRAMなどのメモリに保持する(ACT24)。プロセッサ40は、商品を登録するごとにスコアを算出し、RAMなどのメモリに保持するスコアを更新する。たとえば、プロセッサ40は、登録された商品の読取間隔に応じてスコアを更新する。スコアは、利用者の操作に応じて変化するものであれば良く、特定の算出方法で算出される値に限定されるものではない。本実施形態では、商品の読取間隔と商品点数とに応じてスコアを計算する例について説明する。
以下の式(A)は、スコアの計算式の例である。
Score=100×N/{Σ(t_n×α_n)}×W(N)・・・(A)
ただし、Nは商品点数、t_nは商品の読取間隔(読取時間)(秒)、α_nは商品毎の補正係数(0.8〜1.0)、W(N)は重み(商品点数による重み)=tanh(0.2×N)である。
図6は、式(A)における商品点数と重みとの関係例を示す図である。
図6に示す例によれば、商品点数が多いほど重みが大きくなる。従って、図6に示すような関係に基づいて重みを設定すれば、商品点数が多くなるほど、スコアを大きくすることができる。
また、図7は、式(A)における読取間隔とスコアとの関係例を示す図である。
図7に示す例によれば、商品の読取間隔が短いほどスコアが大きくなることを示す。図6および図7に示すような関係によれば、式(A)で算出されるスコアは、商品の読取間隔が多ければ多いほど高くなり、商品点数が多ければ多いほど高くなる。
上述の例では、利用者が商品のバーコードをスキャナ25又はハンドスキャナ26に読み取らせる操作を手早く行えばスコアが高くなる。このようなスコアによれば、利用者の操作に娯楽性を持たせることによりセルフレジの利用促進が期待できるだけでなく、セルフレジの操作技術を向上させる効果も期待できる。また、上述のスコアは商品点数が多ければ高くなる。商品点数が多い利用者に対してスコアを高くすれば、商品点数の多い利用者に対するセルフレジの利用促進が期待でき、商品の販売促進の効果も期待できる。
プロセッサ40は、ACT21−24の処理を全ての商品の登録が完了するまで実施する。全ての商品の登録(読取)が終了すると、利用者は、商品の登録終了を指示する終了キーを指示する。終了キーが指示されると(ACT25、YES)、プロセッサ40は、商品処理を終了する。登録処理を終了すると、プロセッサ40は、図3に示すACT13の処理へ移行し、スコアの表示処理を行う。
なお、上述した商品処理において、プロセッサ40は、商品を登録する度に算出するスコアをディスプレイ21に表示するようにしても良い。また、プロセッサ40は、ACT22で計測する商品の読取間隔をディスプレイ21に表示しても良い。商品処理中(利用者による操作中)にスコアあるいは商品の読取間隔を表示することにより、操作中における娯楽性を高めることができる。
次に、サーバ2の動作例について説明する。
サーバ2のプロセッサ60は、チェックアウト装置1と通信部64を介して通信可能な状態となっている。プロセッサ60は、チェックアウト装置1から処理データを受信した場合(ACT31、YES)、受信した処理データを履歴DB63aに記憶する(ACT32)。処理データは、図3に示すACT15の処理でチェックアウト装置1からサーバ2へ送信される情報である。処理データは、上述したように、精算が完了した精算処理の内容と共に、スコア、顧客ID、日時などを含む情報である。
処理データを履歴DB63aに記録すると、プロセッサ60は、処理データに含まれるスコアを抽出し、スコアDB63bに記録する(ACT33)。受信したスコアを記録すると、プロセッサ60は、スコアDB63bに登録済みの情報を用いて所定期間毎にスコアの集計する(ACT34)。所定期間毎にスコアを集計すると、プロセッサ60は、集計結果をスコアDB63bに記録(更新)する。集計結果を記録すると、プロセッサ60は、受信したスコアの順位と所定期間ごとのスコアのランキングとを示すランキングデータをチェックアウト装置1へ送信する(ACT35)。
また、スコアの問合せを受信した場合(ACT36、YES)、プロセッサ60は、問い合わせを受けたスコアに関するデータ(スコアデータ)を問合せ元へ送信する(ACT37)。たとえば、プロセッサ60は、任意のタイミングで、チェックアウト装置1からのスコアの問合せを受付ける。チェックアウト装置1は、たとえば、顧客IDを指定して当該顧客IDに対応するスコアをサーバ2へ問合せるものとする。サーバ2のプロセッサ60は、問合せを受けた顧客IDに対応するスコアをスコアDB63bから抽出し、抽出したスコアを示すスコアデータを送信する。
また、スコアのランキングの問合せを受信した場合(ACT38、YES)、プロセッサ60は、管理中のスコアのランキングを示すランキングデータを問合せ元へ送信する(ACT39)。たとえば、プロセッサ60は、任意のタイミングでチェックアウト装置1からのランキングデータの問合せを受付ける。チェックアウト装置1は、たとえば、指定する期間におけるスコアのランキングをサーバ2へ要求する。サーバ2のプロセッサ60、要求された期間のランキングを示すランキングデータをスコアDB63bから読出してチェックアウト装置1へ送信する。
以上の動作によれば、サーバは、チェックアウト装置からスコアを含む処理データを収集し、収集するスコアを記憶装置に記録する。また、サーバは、収集したスコアを所定期間毎に集計し、所定期間毎のスコアのランキングを示すランキングデータを記録装置に記憶する。さらに、サーバは、スコアを含む処理データの送信元のチェックアウト装置に対して受信したスコアのランキングを示すランキングデータを送信する。
これにより、サーバは、チェックアウトシステム内の各チェックアウト装置1で算出したスコアを管理できる。また、サーバは、チェックアウト装置で算出したスコアに対するランキングを示す情報をチェックアウト装置へ提供することも可能となる。この結果、利用者にはチェックアウト処理で得られたスコアのランキングを提示することで娯楽性の高めることができ、チェックアウト装置の利用を促進できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載した内容を付記する。
[1]
情報を表示する表示部と、
利用者が提示する商品の識別情報を読み取る読取部と、
前記読取部が複数の商品の識別情報を読み取る間隔に応じたスコアを算出し、前記算出したスコアを前記表示部に表示する、プロセッサと、
を有するチェックアウト装置。
[2]
前記プロセッサは、前記読取部で読み取った識別情報をもとに利用者が提示する商品の代金を精算し、前記精算が完了した際に前記表示部にスコアを表示する、
[1]に記載のチェックアウト装置。
[3]
さらに、前記利用者のIDを取得する取得部を有し、
前記プロセッサは、
前記取得部が取得する利用者のIDと前記スコアとを日時に対応づけて記憶装置に記録する、
[1]又は[2]の何れか1つに記載のチェックアウト装置。
[4]
前記プロセッサは、
前記記憶装置に記憶した前記スコアに基づくランキングを前記表示部に表示する、
[3]に記載のチェックアウト装置。
[5]
チェックアウト装置とサーバとを有するチェックアウトシステムにおいて、
前記チェックアウト装置は、
前記サーバと通信する第1の通信部と、
情報を表示する表示部と、
利用者のIDを取得する取得部と、
前記利用者が提示する商品の識別情報を読み取る読取部と、
前記読取部が複数の商品の識別情報を読み取る間隔に応じたスコアを算出し、前記算出したスコアを前記表示部に表示し、前記利用者のIDと前記スコアとを日時に対応づけた情報を前記第1の通信部により前記サーバへ送信する、プロセッサと、を有し、
前記サーバは、
前記チェックアウト装置と通信する第2の通信部と、
前記第2の通信部を介して前記チェックアウト装置から受信する情報を記憶するメモリと、を有する、
チェックアウトシステム。
[6]
コンピュータに、
利用者が提示する商品の識別情報を読取装置に読み取らせる機能と、
前記読取装置が複数の商品の識別情報を読み取る間隔に応じたスコアを算出する機能と、
前記算出したスコアを表示装置に表示させる機能と、
を実行させるプログラム。
1…チェックアウト装置、2…サーバ、21…ディスプレイ(表示部)、25…スキャナ(読取部)、26…ハンドスキャナ(読取部)、30…制御ユニット(コンピュータ)、40…プロセッサ、44…通信部(第1の通信部)、60…プロセッサ、63…データメモリ、64…通信部(第2の通信部)。

Claims (3)

  1. サーバと通信する通信部と、
    利用者のIDを取得する取得部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記取得部によりIDを取得した利用者が提示する商品の識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が複数の商品の識別情報を読み取る間隔に応じたスコアを算出し、前記算出したスコアと前記取得部が取得する利用者のIDとを日時に対応づけて前記サーバへ送信し、前記サーバから指定期間のスコアに関するランキングデータを取得し、前記ランキングデータが示す情報を前記表示部に表示する、プロセッサと、
    を有するチェックアウト装置。
  2. 前記プロセッサは、前記読取部で読み取った識別情報をもとに利用者が提示する商品の代金を精算し、前記精算が完了した後に前記ランキングデータが示す情報を前記表示部表示する、
    請求項1に記載のチェックアウト装置。
  3. チェックアウト装置とサーバとを有するチェックアウトシステムにおいて、
    前記チェックアウト装置は、
    前記サーバと通信する第1の通信部と、
    情報を表示する表示部と、
    利用者のIDを取得する取得部と、
    前記利用者が提示する商品の識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が複数の商品の識別情報を読み取る間隔に応じたスコアを算出し、前記算出したスコアと前記取得部が取得する利用者のIDとを日時に対応づけて前記サーバへ送信し、前記サーバから指定期間のスコアに関するランキングデータを取得し、前記ランキングデータが示す情報を前記表示部に表示する第1のプロセッサと、を有し、
    前記サーバは、
    前記チェックアウト装置と通信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部を介して前記チェックアウト装置から受信する利用者のIDと前記スコアとを日時に対応づけた情報を記憶するメモリと、
    前記チェックアウト装置から受信する利用者のIDに対応する指定期間のスコアに関するランキングデータを前記第2の通信部を介して前記チェックアウト装置へ送信する第2のプロセッサと、を有する、
    チェックアウトシステム。
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