JP6966968B2 - 遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物 - Google Patents

遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物 Download PDF

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Description

本発明は、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物に関する。
アルミナセメントは、ポルトランドセメント等よりも化学抵抗性に優れていることが知られている(例えば、特許文献1等。)。
特開2008−174429号公報
しかしながら、アルミナセメントは、経年や高温養生によって圧縮強度低下が生じる虞がある。また、アルミナセメントは、収縮によりひび割れが生じやすいという問題を有している。
本発明の主な目的は、優れた遮塩性と優れた長期耐久性と優れた耐ひび割れ性とを実現し得る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、アルミナセメント及び半水石膏を含む遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物において、アルミナセメントを、CA55質量%〜75質量%、C125質量%〜8質量%、CAF10質量%〜28質量%及びCAS2質量%〜6質量%含むものとし、アルミナセメントのブレーン比表面積を、2000cm/g〜4000cm/gとし、アルミナセメント100質量部に対して、半水石膏を15質量部〜35質量部含有するようにすることで、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の遮塩性と長期耐久性と耐ひび割れ性とを向上できることに想到し、その結果、本発明に至った。
すなわち、本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、アルミナセメント及び半水石膏を含む遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物であって、アルミナセメントが、CA55質量%〜75質量%、C125質量%〜8質量%、CAF10質量%〜28質量%及びCAS2質量%〜6質量%を含み、アルミナセメントのブレーン比表面積が、2000cm/g〜4000cm/gであり、アルミナセメント100質量部に対して、半水石膏を15質量部〜35質量部含有する。
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、炭酸カルシウム及びシリカフュームの少なくとも一方をさらに含むことが好ましい。
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、アルミナセメント100質量部に対して、炭酸カルシウムを15質量部〜35質量部、シリカフュームを5質量部〜12質量部含有することが好ましい。
本発明によれば、優れた遮塩性と優れた長期耐久性と優れた耐ひび割れ性とを実現し得る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物を提供することができる。
遮塩性モルタルの養生時における長さ変化量を測定するための装置の模式的断面図である。 図1の線(b)−(b)における模式的断面図である。
(遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、例えば、コンクリート構造物の補修等に好適に使用することができる。
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、アルミナセメント及び半水石膏を含む遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物である。
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物において、アルミナセメントが、CA55質量%〜75質量%、C125質量%〜8質量%、CAF10質量%〜28質量%及びCAS2質量%〜6質量%を含む。アルミナセメントのブレーン比表面積が、2000cm/g〜4000cm/gである。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、アルミナセメント100質量部に対して、半水石膏を15質量部〜35質量部含有する。従って、本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物を用いることにより、優れた遮塩性と優れた長期耐久性と優れた耐ひび割れ性とを実現し得る。
(アルミナセメント)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、アルミナセメントを含む。アルミナセメントの主成分は、カルシウムアルミネートである。アルミニウムセメントの主成分として好ましく用いられるカルシウムアルミネートとしては、例えば、CA、C12、CAF、CAS等が挙げられる。アルミナセメントは、これらのカルシウムアルミネートのうちの1種のみを含んでいてもよいし、複数種類のカルシウムアルミネートを含んでいてもよい。
アルミナセメントのなかでも、CA55質量%〜75質量%、C125質量%〜8質量%、CAF10質量%〜28質量%、CAS2質量%〜6質量%を含むアルミナセメントが好ましく用いられ、CA58質量%〜72質量%、C125.6質量%〜7.8質量%、CAF13質量%〜25質量%、CAS2.5質量%〜5.5質量%を含むアルミナセメントがより好ましく用いられ、CA62質量%〜68質量%、C125.4質量%〜7.6質量%、CAF16質量%〜22質量%、CAS3.0質量%〜5.0質量%を含むアルミナセメントがさらに好ましく用いられる。上記の組成を有するアルミナセメントを用いることにより、遮塩性、長期耐久性及び耐ひび割れ性をさらに向上することができる。
アルミナセメントのブレーン比表面積は、2000cm/g〜4000cm/gであり、好ましくは2500cm/g〜3500cm/gであり、より好ましくは2700cm/g〜3300cm/gである。アルミナセメントのブレーン比表面積を上記範囲とすることにより、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の水和反応が好適に進行し、緻密なモルタル硬化体を作製し得る。なお、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物のブレーン比表面積は、JIS R 2521:2015に準じて求めることができる。
(半水石膏)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、半水石膏を含む。半水石膏としては、α型の半水石膏及びβ型の半水石膏のいずれも用いることができる。α型の半水石膏とβ型の半水石膏との両方を混合して用いてもよい。
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物における半水石膏の含有量は、アルミナセメント100質量部に対して、15質量部〜35質量部であり、好ましくは18質量部〜32質量部であり、より好ましくは22質量部〜28質量部である。半水石膏の含有量を上述の範囲とすることにより、養生時の収縮量をより小さくできる。従って、耐ひび割れ性をさらに向上することができる。
半水石膏のブレーン比表面積は、好ましくは3500cm/g〜12000cm/gであり、より好ましくは3500cm/g〜10000cm/gであり、さらに好ましくは3500cm/g〜5500cm/gであり、さらに好ましくは4000cm/g〜5000cm/gであり、さらに好ましくは4200cm/g〜4600cm/gである。半水石膏のブレーン比表面積を上記範囲とすることにより、養生時の収縮量をより小さくできる。従って、耐ひび割れ性をさらに向上することができる。なお、半水石膏のブレーン比表面積は、JIS R 5201:2015に準じて求めることができる。
(その他の成分)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、本発明の効果が損なわれない範囲で、アルミナセメント及び半水石膏以外の成分をさらに含んでいてもよい。
(炭酸カルシウム)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、炭酸カルシウムを含んでいてもよい。炭酸カルシウムとしては、例えば、化学的に精製した炭酸カルシウムを用いてもよいし、石灰石を粉砕した石灰石微粉末や、廃コンクリート等を粉砕した、炭酸カルシウムを主成分として含む材料を用いることができる。遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の原料コストを低減する観点からは、石灰石がより好ましく用いられる。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種の炭酸カルシウムのみを含んでいてもよいし、複数種類の炭酸カルシウムを含んでいてもよい。
炭酸カルシウムの含有量は、アルミナセメント100質量部に対して15質量部〜35質量部であることが好ましく、18質量部〜32質量部であることがより好ましく、20質量部〜30質量部であることがさらに好ましい。炭酸カルシウムの含有量を上記範囲とすることにより長期耐久性をより向上し得る。
炭酸カルシウムのブレーン比表面積は、3500cm/g〜5500cm/gであることが好ましく、4000cm/g〜5000cm/gであることがより好ましく、4300cm/g〜4700cm/gであることがさらに好ましい。炭酸カルシウムのブレーン比表面積を上記範囲とすることにより、圧縮強度及び長期耐久性をより向上することができる。なお、炭酸カルシウムのブレーン比表面積は、JIS R5201:2015に準じて求めることができる。
(シリカフューム)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、シリカフュームを含んでいてもよい。好ましく用いられるシリカフュームとしては、例えば、JIS A 6207−2006「コンクリート用シリカフューム」で規定されるシリカフューム等が挙げられる。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物にシリカフュームを含有させることにより、モルタル硬化体を緻密化させることができるため、より高強度かつより遮塩性に優れたモルタル硬化体を実現し得る。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種のシリカフュームのみを含んでいてもよいし、複数種類のシリカフュームを含んでいてもよい。
シリカフュームの含有量は、アルミナセメント100質量部に対して、好ましくは5質量部〜12質量部であり、より好ましくは6質量部〜11質量部であり、さらに好ましくは7質量部〜9質量部である。シリカフュームの含有量を上記範囲とすることにより、長期耐久性及び遮塩性を一層向上させることができる。
シリカフュームのBET比表面積は、好ましくは11m/g〜22m/gであり、より好ましくは12m/g〜21m/gであり、さらに好ましくは13m/g〜20m/gである。シリカフュームのBET比表面積を、上記範囲とすることにより、長期耐久性及び遮塩性を一層向上することができる。
(細骨材)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、細骨材を含んでいてもよい。好ましく用いられる細骨材としては、例えば、珪砂、川砂、陸砂、海砂、砕砂等の砂類等が挙げられる。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種の細骨材のみを含んでいてもよいし、複数種類の細骨材を含んでいてもよい。
細骨材の含有量は、アルミナセメント100質量部に対して、好ましくは50質量部〜250質量部であり、より好ましくは80質量部〜200質量部であり、さらに好ましくは110質量部〜180質量部であり、さらに好ましくは130質量部〜165質量部である。細骨材の含有量をこのようにすることにより、遮塩性及び強度を一層向上することができる。
細骨材としては、粒子径1700μm以上の粒子を含まず、細骨材全体に対し、粒子径1200μm以上の粒子の質量割合が20質量%以下の細骨材が好ましく用いられる。1200μm以上の粒子径を有する粗粒分の含有量を20質量%以下とすることにより、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物から得られるモルタル硬化体内の均質性を向上できるため、遮塩性をさらに向上することができる。より優れた遮塩性を実現する観点からは、細骨材全体に対し、粒子径1200μm以上の粒子の質量割合は、より好ましくは0.05質量%〜20質量%であり、さらに好ましくは0.01質量%〜15質量%であり、さらに好ましくは0.05質量%〜10質量%であり、さらに好ましくは0.1質量%〜3質量%である。
なお、細骨材の粒子径は、JIS Z 8801−2006に規定される呼び寸法の異なる数個の篩いを用いて測定することができる。本発明において、「粒子径1200μm以上の粒子の質量割合」とは、篩目1200μmの篩いを用いたときの篩上残分の粒子の質量割合のことをいう。
(流動化剤)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、流動化剤を含んでいてもよい。好ましく用いられる流動化剤としては、例えば、減水効果、好適な流動性を併せ持つ、メラミンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物、カゼイン、カゼインカルシウム、ポリカルボン酸系流動化剤、ポリエーテル系流動化剤、ポリエーテルカルボン酸等が挙げられる。なかでも、ポリカルボン酸系流動化剤、ポリエーテル系流動化剤、ポリエーテルカルボン酸が流動化剤としてより好ましく用いられ、ポリカルボン酸エステルがさらに好ましく用いられる。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種の流動化剤のみを含んでいてもよいし、複数種類の流動化剤を含んでいてもよい。
流動化剤の含有量は、アルミナセメント100質量部に対して、好ましくは0.02質量部〜1.00質量部、より好ましくは0.04質量部〜0.50質量部、さらに好ましくは0.07質量部〜0.40質量部、さらに好ましくは0.10質量部〜0.30質量部である。流動化剤の含有量を上述の範囲とすることにより、モルタル硬化物の長期耐久性をより向上でき、かつ、モルタルの好適な流動性を実現することができる。
(凝結遅延剤)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、凝結遅延剤を含んでいてもよい。好ましく用いられる凝結遅延剤としては、例えば、オキシカルボン酸類等の有機酸や、グルコース、マルトース、デキストリン等の糖類、重炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等が挙げられる。オキシカルボン酸類の具体例としては、例えば、オキシカルボン酸及びこれらの塩等が挙げられる。オキシカルボン酸の具体例としては、例えば、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、グリコール酸、乳酸、ヒドロアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸等の脂肪族オキシ酸、サリチル酸、m−オキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、没食子酸、マンデル酸及びトロパ酸等の芳香族オキシ酸等が挙げられる。オキシカルボン酸の塩としては、例えば、アルカリ金属塩(具体的にはナトリウム塩及びカリウム塩等)及びアルカリ土類金属塩(具体的にはカルシウム塩、バリウム塩及びマグネシウム塩等)等が挙げられる。これらのなかでも、ナトリウム塩がより好ましく用いられ、酒石酸ナトリウムがさらに好ましく用いられ、酒石酸ナトリウムと重炭酸ナトリウムとを併用することがさらに好ましい。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種の凝結遅延剤のみを含んでいてもよいし、複数種類の凝結遅延剤を含んでいてもよい。
凝結遅延剤の含有量は、アルミナセメント100質量部に対して、好ましくは0.01質量部〜2質量部であり、より好ましくは0.1質量部〜1.5質量部であり、さらに好ましくは0.3質量部〜1.2質量部であり、さらに好ましくは0.5質量部〜1.0質量部である。凝結遅延剤の含有量を上述の範囲とすることにより、好適な可使時間を確保することができる。
(合成樹脂繊維)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、合成樹脂繊維を含んでいてもよい。合成樹脂繊維を含有させることにより、モルタル硬化物にクラックが生じることを効果的に抑制することができる。
好ましく用いられる合成樹脂繊維としては、例えば、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリプロピレンなどのポリオレフィン;ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ビニロン及びポリ塩化ビニル等の合成樹脂成分等が挙げられる。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種の合成樹脂繊維のみを含んでいてもよいし、複数種類の合成樹脂繊維を含んでいてもよい。
合成樹脂繊維の繊維長は、遮塩性アルミナセメント組成物との混合時のハンドリング性や遮塩性モルタル組成物中での分散性向上、及びモルタル硬化体の特性向上の観点から、好ましくは0.5mm〜15.0mmであり、より好ましくは1.0mm〜12.0mmであり、さらに好ましくは2.0mm〜8.0mmであり、さらに好ましくは2.5mm〜7.0mmである。
合成樹脂繊維の含有量は、アルミナセメント100質量部に対し、好ましくは0.01質量部〜3質量部であり、より好ましくは0.03質量部〜1質量部であり、さらに好ましくは0.04質量部〜0.3質量部であり、さらに好ましくは0.05質量部〜0.15質量部である。
合成樹脂繊維の繊維長及び含有量を上述の範囲に調整することにより、遮塩性や耐久性を損なわずにモルタル硬化体の耐クラック性をさらに向上することができる。
(合成樹脂エマルジョン、合成樹脂粉末)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、合成樹脂エマルジョンや合成樹脂粉末を含んでいてもよい。合成樹脂エマルジョンや合成樹脂粉末を含有させることにより、遮塩性をさらに向上することができる。ここで、「合成樹脂エマルジョン」とは、合成樹脂粒子が水又は含水溶媒に乳化分散したものをいう。
合成樹脂エマルジョンに含まれる合成樹脂成分のガラス転移温度(Tg)は、好ましくは0℃以上、より好ましくは5℃以上、さらに好ましくは10℃以上、特に好ましくは15℃以上である。このような合成樹脂エマルジョンを用いると、コンクリート下地が湿潤状態であっても優れた接着性が実現され、また作業性も良好となる。同様の観点から、合成樹脂粉末のガラス転移温度(Tg)は、好ましくは0℃以上、より好ましくは5℃以上、さらに好ましくは10℃以上、特に好ましくは15℃以上である。
合成樹脂エマルジョンに含まれる合成樹脂成分のガラス転移温度(Tg)は、ガラス板の上に合成樹脂エマルジョンを適量滴下して、乾燥して乾燥塗膜を得た後、示差走査熱量計(DSC)を用い下記の条件で測定することができる。合成樹脂粉末に含まれる合成樹脂成分のガラス転移温度(Tg)は、粉末のまま示差走査熱量計(DSC)を用い、下記の条件で測定することができる。本明細書では、示差走査熱量計を用いて合成樹脂成分のガラス転移温度(Tg)を測定する方法をDSC法とする。
合成樹脂エマルジョンの乾燥塗膜、又は合成樹脂粉末を室温から150℃まで10分間で昇温し、150℃で10分間保持した後に、計算で得られた試料のTgより50℃低い温度まで温度を下げる。その後、再度150℃まで10分間で昇温する。その過程で1回目のガラス転移温度(Tg)を測定し、次に1回目で測定したTgより50℃低い温度まで下げる過程で、2回目のTgの測定を行い、この2回目のTgの測定値を合成樹脂エマルジョンのガラス転移温度とする。
好ましく用いられる合成樹脂エマルジョンとしては、例えば、アクリル系エマルジョン、酢酸ビニル系エマルジョン等が挙げられる。合成樹脂エマルジョンの合成樹脂としては、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルなどの(メタ)アクリル酸誘導体;エチレン、酢酸ビニルなどのα−オレフィン化合物;スチレンなどのビニル化合物;ブタジエンなどの重合成分の重合体又は共重合体等が挙げられる。
なかでも、優れた遮塩性を実現する観点から、アクリル系エマルジョンがより好ましく用いられる。アクリル系エマルジョンとしては、アクリル酸、メタクリル酸などの(メタ)アクリル;(メタ)アクリル酸エステルなどの(メタ)アクリル酸誘導体の重合体;(メタ)アクリル酸誘導体とスチレンとの重合体等が挙げられる。具体的には、(メタ)アクリル酸エステルとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、及び2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、1種の合成樹脂エマルジョンのみを含んでいてもよいし、複数種類の合成樹脂エマルジョンを含んでいてもよい。
合成樹脂エマルジョンの含有量は、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の粉体部100質量部に対し、固形分量に換算して、好ましくは1質量部〜10質量部であり、より好ましくは2質量部〜7質量部であり、さらに好ましくは2.5質量部〜6質量部であり、さらに好ましくは3質量部〜5質量部である。
なお、合成樹脂エマルジョンの固形分量とは、合成樹脂エマルジョン中の水分を蒸発させて残った固形分の質量である。合成樹脂エマルジョンから固形分を差し引いたものを合成樹脂エマルジョン中の水分とする。また、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の粉体部とは、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物が液状の成分を含む場合に、液体成分を除いた粉体部分のことをいう。遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物が液状の成分を含まず粉体成分のみからなる場合には、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の粉体部とは、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物全体を意味する。合成樹脂エマルジョンの含有量を上述の範囲とすることにより、コンクリートとの接着性や遮塩性を一層向上することができる。
好ましく用いられる合成樹脂粉末の具体例としては、例えば、スチレン/アクリル共重合系、アクリル系、酢酸ビニル/ベオバ/アクリル共重合系、エチレン酢酸ビニル共重合系等が挙げられる。
合成樹脂粉末の含有量は、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物の粉体部100質量部に対し、好ましくは、0.1質量%〜10質量%であり、より好ましくは、0.3質量%〜5.0質量%であり、さらに好ましくは、1.0質量%〜3.0質量%である。
(遮塩性アルミナセメント組成物の用途)
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物は、例えば、コンクリート構造体の補修に好適に用いることができる。本発明の遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物を用いることにより、鏝塗り又は吹き付け施工を容易に行うことが可能な遮塩性モルタルを得ることができる。
本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物から得られる遮塩性モルタルは、本発明に係る遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物と水とを配合し混練することによって調製することができる。
遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物に対して加える水の配合量は、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物100質量部に対し、好ましくは2質量部〜18質量部であり、より好ましくは4質量部〜16質量部であり、さらに好ましくは10質量部〜14質量部であり、さらに好ましくは11質量部〜13質量部である。なお、合成樹脂エマルジョンを含有する場合は、上記加える水の配合量から合成樹脂エマルジョンに含まれる水分量を差し引く必要がある。
上述の遮塩性モルタルを硬化して遮塩性モルタル硬化体を形成することができる。このようにして形成される遮塩性モルタル硬化体は、コンクリート構造物と一体化するに際し、優れた遮塩性と圧縮強度及び高温養生時の強度維持性能(長期耐久性)、耐ひび割れ性を有しており、コンクリート構造物の補修用モルタル硬化体として好適である。
なお、遮塩性はJSCE−G571−2010「電気泳動によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験方法(案)」に記載されている試験方法に準拠し、「付随書(参考)電気泳動試験による実効拡散係数を用いた見かけの拡散係数計算方法」を用いて求めることができる。
圧縮強度は、JIS R 5201−2015「セメントの物理試験方法」に記載の試験方法に準拠して測定することができる。
耐ひび割れ性は、後述する長さ変化量(収縮量)の試験方法により求めることができる。
上述の試験方法で測定される遮塩性モルタル硬化体の見掛けの拡散係数は、好ましくは0.14cm/年以下であり、より好ましくは0.12cm/年以下であり、さらに好ましくは0.10cm/年以下である。
上述の試験方法で測定される遮塩性モルタル硬化体の20℃、材齢28日の圧縮強度は、好ましくは40N/mm以上であり、より好ましくは45N/mm以上であり、さらに好ましくは50N/mm以上である。
上述の試験方法で測定される遮塩性モルタル硬化体の50℃、材齢28日の圧縮強度変化率は、好ましくは−15%以上であり、より好ましくは−12%以上であり、さらに好ましくは−5%以上であり、さらに好ましくは0%以上である。ここで、圧縮強度変化率の符号がマイナス(−)の場合、材齢28日(50℃)の圧縮強度が、材齢28日(20℃)の圧縮強度より低下していることを示す。
後述の長さ変化量(収縮量)の測定方法にて求められる遮塩性モルタル硬化体の長さ変化量は、好ましくは−200μm/m以上であり、より好ましくは−150μm/m以上であり、さらに好ましくは−120μm/m以上である。ここで、長さ変化量の符号がマイナス(−)の場合、遮塩性モルタル硬化体が収縮していることを示す。
見掛けの拡散係数及び圧縮強度と高温養生時の圧縮強度変化率と長さ変化量を上述の範囲内とすることによって、遮塩性モルタル硬化体をコンクリート構造物と一体化するに際し、優れた遮塩性と優れた長期耐久性と優れた耐ひび割れ性を実現することができる。
以下、本発明について、具体的な実施例に基づいて、さらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。
(実施例1〜4、比較例1〜3)
温度20℃、湿度65%RHの雰囲気下において、下記の表1に示す配合割合で原料を混合し、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物を得た。次に、得られた遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物2.0kgに対して、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物中の粉体の合量(P)と水量(W)との質量比がW/P=0.128となるように水を加え、ケミスターラーを用いて2分間混合し、モルタルを得た。
なお、表1に示す各成分A1、A2、B1、B2、B3、B4、C、D1、D2、D3、D4、Eの配合割合は、水硬性成分を100質量部とした場合の質量部を示している。
(評価)
(1)遮塩性(塩化物イオンの見掛けの拡散係数)
得られた各モルタルについて、日本土木学会編 コンクリート標準示方書 JSCE−G 571−2013「電気泳動によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験方法(案)」に準拠して塩化物イオンの電気泳動試験を行い、「附随書(参考)電気泳動試験による実効拡散係数を用いた見掛けの拡散係数計算方法」に基づいてモルタル中における塩化物イオンの見掛けの拡散係数(cm/年)を求めた。結果を表1に示す。
(2)圧縮強度
得られた各モルタルについて、JIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準拠して、水中養生温度20℃及び50℃のそれぞれにおける材齢28日後の圧縮強度を測定した。その測定値から、下記の式に基づいて圧縮強度変化率を算出した。結果を表1に示す。
x=(y2−y1)×100/y1
但し、
x:圧縮強度変化率(%)
y1:水中養生温度20℃における材齢28日後の圧縮強度(N/mm
y2:水中養生温度50℃における材齢28日後の圧縮強度(N/mm
である。
(3)長さ変化量(収縮量)
図1は、遮塩性モルタルの養生時における長さ変化量を測定するための装置の模式的断面図である。図2は、図1の線(b)−(b)における模式的断面図である。
まず、遮塩性モルタルの養生時における長さ変化量を測定するための装置の構成について説明する。図1に示すように、長さ変化量測定装置10は、型枠11を備える。この型枠11によって、区画形成されている収容部20に、遮塩性モルタルが打設される。なお、本実施例において使用した長さ変化量測定装置10において、型枠11の高さ(h)は30mmであり、幅(W)は40mmである(図2を参照。)。
型枠11の長手方向の一方側端部に位置している側壁の内側面及び外側面のそれぞれには、緩衝材14が設けられている。この側壁と、側壁の両側面に設けられた緩衝材14との両方を貫通するように、棒13aが設けられている。棒13aは、長さ変化量測定装置10の長手方向に変位可能なように設けられている。棒13aの両端部のそれぞれには、円盤12a、12bが設けられている。棒13a及び円盤12a、12bはSUS製である。ここで、SUSとは、JISに規定されるステンレス鋼材料を指す。
型枠11の長手方向の他方側端部に位置している側壁の内側には、棒13bが設けられている。棒13bは、側壁を貫通していない。棒13bの先端部分には、円盤12cが設けられている。具体的には、棒13bのうち、型枠11の側壁側とは反対側の端部に、円盤12cが設けられている。円盤12cは、型枠11の長手方向において、円盤12bと対向している。
測定前における円盤12bと円盤12cとの距離dは210mmである。
図2に示すように、型枠11の内壁面には、フッ素樹脂シート16が設けられている。
遮塩性モルタルを型枠11に打設すると、遮塩性モルタルが収縮した場合、遮塩性モルタルが収縮するに伴って、円盤12a、12bが測定前の位置から矢印xの方向へ変位する。一方、遮塩性モルタルが膨張した場合、円盤12a、12bが測定前の位置から矢印yの方向へ変位する。型枠11の外部には、円盤12aのx、方向への変位を測定可能なレーザ変位センサ15が設けられている。
実施例1及び比較例1〜3のそれぞれにおいて得られた混練直後の遮塩性モルタルを型枠11の収容部20に、型枠の高さまで打設し、温度20℃、湿度65%RHの大気中にて養生を行い、打設直後から24時間後の長さの変化量を測定した。
遮塩性モルタルの長さ変化量は、下記式に基づいて算出した。結果を表1に示す。
長さ変化量=(a×1000)/d
但し、
a:養生24時間後の水硬性モルタルの変位量(μm)
d:円盤12bと円盤12cとの養生前の距離d(2100mm)
なお、表1において、長さ変化量が負の値であった場合は、養生により収縮したことを表し、正の値であった場合は、養生により膨張したことを表す。
Figure 0006966968
なお、表1に示すA1、A2、B1、B2、B3、B4、C、D1、D2、D3、D4、Eは、下記の通りである。
(1)水硬性成分
A1:アルミナセメント (ブレーン比表面積 3100cm/g、鉱物含有比率:CA:64.8質量%,C12:6.6質量%,CAF:18.3質量%,CAS:4.1質量%)
A2:普通ポルトランドセメント (ブレーン比表面積 2500cm/g)
(2)混和材
B1:フッ酸無水石膏 (ブレーン比表面積 4140cm/g、粒子径300μm以上の粒子の質量割合2%、粒子径150μm未満の粒子の質量割合85%)
B2:半水石膏 (ブレーン比表面積 4380cm/g)
B3:炭酸カルシウム(ブレーン比表面積 4480cm/g)
B4:シリカフューム(BET比表面積19m/g)
(3)細骨材
C:珪砂(粒子径1700μm以上の粒子を含まず、細骨材全体に対し、粒子径1200μm以上の粒子の質量割合が1.48質量%、粒子径600μm以上の粒子の質量割合が49.13質量%、粒子径300μm以上の粒子の質量割合が44.04質量%、粒子径150μm以上の粒子の質量割合が4.06質量%、粒子径75μm以上の粒子の質量割合が1.26質量%)
(4)混和剤
D1:グルコン酸ナトリウム
D2:酒石酸ナトリウム
D3:重炭酸ナトリウム D4:ポリカルボン酸系減水剤
(5)合成樹脂粉末
E:スチレン/アクリル共重合樹脂粉末(ガラス転移温度Tg:21℃)
Tgは、DSC法により測定した。
10:長さ変化量測定装置
11:型枠
12a、12b、12c:円盤
13a、13b:棒
14:緩衝材
15:変位センサ
16:フッ素樹脂シート
20:収容部

Claims (3)

  1. アルミナセメント及び半水石膏を含む遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物であって、
    前記アルミナセメントが、CA55質量%〜75質量%、C125質量%〜8質量%、CAF10質量%〜28質量%及びCAS2質量%〜6質量%を含み、
    前記アルミナセメントのブレーン比表面積が、2000cm/g〜4000cm/gであり、
    前記アルミナセメント100質量部に対して、前記半水石膏を15質量部〜35質量部含有する、遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物。
  2. 炭酸カルシウム及びシリカフュームの少なくとも一方をさらに含む、請求項1に記載の遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物。
  3. 前記アルミナセメント100質量部に対して、前記炭酸カルシウムを15質量部〜35質量部、前記シリカフュームを5質量部〜12質量部含有する、請求項2に記載の遮塩性モルタル用アルミナセメント組成物。
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