JP3970201B2 - セメント組成物、コーティング材料、及びそれを用いた遮塩方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、土木・建築業界等において使用されるセメント組成物、コーティング材料、及びそれを用いた遮塩方法、特に、耐硫酸塩性、耐海水性、及び低アルカリ性のセメント組成物、それを用いて調製されたコーティング材料、並びに、それを用いた遮塩方法に関する。
なお、本発明における部や%は特に規定しない限り質量基準で示す。
また、本発明におけるセメント・コンクリートとは、セメントペースト、モルタル、及びコンクリートを総称するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
最近では環境問題が大きく取り上げられ、各種の産業から副生する副産物の有効利用が以前にも増して重要視されている。
例えば、製紙業界の副産物であるパルプスラッジ焼却灰の有効利用に関し、ポルトランドセメントにパルプスラッジ焼却灰を混和して使用する方法が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、パルプスラッジ焼却灰には塩素分が約1%程度含有されているため、鉄筋の腐食を誘発するという課題があり、現状では実用化されていないのが実状である。
【0003】
一方、ポルトランドセメントとは異なる水硬性材料として、カルシウムアルミネートが知られている。
このカルシウムアルミネートを使用する代表例がアルミナセメントである。カルシウムアルミネートを主成分とするアルミナセメントは、水和硬化が速く、耐海水性や耐酸性に優れるといった特徴があるため、緊急補修用や護岸構造物等に用いられることもあるが、水和物が経時的に密度の大きいものに変化して収縮(コンバージョンという)するため、長期的に著しい強度低下を起こすという課題があった。
【0004】
このような課題を解消する方法としては、高炉水砕スラグ、フライアッシュ、又はシリカフュームなどを混和することが知られている(特許文献3、特許文献4参照)。
しかしながら、高炉水砕スラグ、フライアッシュ、又はシリカフュームはすでに用途が多く見出されており、特殊用途への展開が積極的になされることは現状ではあまりない。
【0005】
【特許文献1】
特開平07−069694号公報
【特許文献2】
特開2002−321952号公報
【特許文献3】
特開昭60−180945号公報
【特許文献4】
特開平01−141844号公報
【0006】
本発明者は、鋭意努力を重ねた結果、カルシウムアルミネートとパルプスラッジ焼却灰を併用することにより、パルプスラッジが含む塩素による発錆も起こらず、また、カルシウムアルミネートのコンバージョンも起こらないことを、さらに、カルシウムアルミネートとパルプスラッジ焼却灰をコーティング材料としてポルトランドセメントを用いて硬化したセメント・コンクリート硬化体の表面にコーティングすることで、セメント・コンクリート構造物への遮塩効果が得られ、塩化物イオンによる鉄筋の発錆を抑制することができることを知見し、そして、未だに有効利用方法が見出されていないパルプスラッジ焼却灰の有効利用とカルシウムアルミネートの長期強度低下を共に解消できることを知見し、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、カルシウムアルミネート95〜40部とブレーン比表面積値で 3,000 〜 10,000cm 2 /g のパルプスラッジ焼却灰5〜60部を含有してなるセメント組成物であり、カルシウムアルミネート、パルプスラッジ焼却灰、及び潜在水硬性物質からなるセメント組成物100部中、カルシウムアルミネート30〜90部、ブレーン比表面積値で 3,000 〜 10,000cm 2 /g のパルプスラッジ焼却灰5〜50部、高炉水砕スラグ微粉末、フライアッシュ、及びシリカフュームより選ばれる一種又は二種以上の潜在水硬性物質50部以下を含有してなるセメント組成物であり、該セメント組成物を用いて調製したペースト又はモルタルを含有するコーティング材料であり、さらに、該コーティング材料をポルトランドセメントを用いたセメント・コンクリート硬化体表面にコーティングすることを特徴とする遮塩方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】
本発明で使用するカルシウムアルミネート(以下、CAという)とは、CaOとAl2O3を主体とする化合物を総称するものであり、特に限定されるものではない。その具体例としては、例えば、CaO・2Al2O3、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、11CaO・7Al2O3・CaF2、及び3CaO・Al2O3などが挙げられ、非晶質のCAも使用可能である。
これらのCAを工業的に製造する場合の原料としては、CaO原料としては、例えば、石灰石や貝殻等の炭酸カルシウム、消石灰等の水酸化カルシウム、あるいは生石灰等の酸化カルシウムなどを挙げることができる。また、Al2O3原料としては、例えば、ボーキサイト、アルミドロス、及びアルミ残灰等を挙げることができる。
これらのCAを工業的に得る場合、例えば、Li2O、Na2O、K2O、MgO、TiO2、MnO、Fe2O3、B2O3、SiO2、P2O5、及びSなどの不純物が含まれることがある。
また、不純物化合物として、4CaO・Al2O3・Fe2O3、6CaO・2Al2O3・Fe2O3、及び6CaO・Al2O3・2Fe2O3などのカルシウムアルミノフェライト、2CaO・Fe2O3やCaO・Fe2O3などのカルシウムフェライト、ゲーレナイト2CaO・Al2O3・SiO2、及びアノーサイトCaO・Al2O3・2SiO2などのカルシウムアルミノシリケート、メルビナイト3CaO・MgO・2SiO2、アケルマナイト2CaO・MgO・2SiO2、及びモンチセライトCaO・MgO・SiO2などのカルシウムマグネシウムシリケート、トライカルシウムシリケート3CaO・SiO2、ダイカルシウムシリケート2CaO・SiO2、ランキナイト3CaO・2SiO2、及びワラストナイトCaO・SiO2などのカルシウムシリケート、遊離石灰、並びに、リューサイト(K2O、Na2O)・Al2O3・SiO2などを含む場合がある。本発明ではこれらの結晶質又は非晶質が、本発明の目的を損なわない範囲内であれば、混在していても使用可能である。
さらに、本発明では、CAとして、市販のアルミナセメントを利用することが可能である。
【0010】
本発明で使用するパルプスラッジ焼却灰(以下、PS灰という)とは、製紙の製造過程で発生するパルプスラッジを焼却処分した際に発生する副産物を総称するものであり、特に限定されるものではない。
PS灰の化学成分としては、例えば、強熱減量、CaO、Al2O3、及びSiO2を主成分とし、その他の微量成分を含んでいる。微量成分としては、Na2O、K2O、MgO、TiO2、SO3、及び塩素等が挙げられる。
PS灰の粒度は特に限定されるものではないが、ブレーン比表面積値(以下、ブレーン値という)で3,000〜10,000cm2/gが好ましく、4,000〜8,000cm2/gがより好ましい。3,000cm2/g未満ではコンバージョンによる長期的な強度低下の抑制効果が充分でない場合があり、10,000cm2/gを超えると混練水が多く必要とするため強度発現性や作業性が悪くなる場合がある。
【0011】
本発明では、PS灰とともに、高炉水砕スラグ微粉末、フライアッシュ、及びシリカフュームより選ばれる一種又は二種以上(以下、潜在水硬性物質という)を併用することが可能である。
高炉水砕スラグ微粉末は製鉄業界から発生する副産物であり、フライアッシュは火力発電所から発生する副産物であり、シリカフュームはフェロシリコン、電融ジルコニア、及び金属シリコンの製造時に発生する副産物である。これらはいずれもJIS規格で規定されており、本発明ではいかなるものも使用可能である。
本発明の潜在水硬性物質の粒度は、その種類や素性によって大きく異なるため一義的に決定されるものではなく、また、特に限定されるものでもないが、ブレーン値で3,000〜200,000cm2/gが好ましく、4,000〜150,000cm2/gがより好ましい。3,000cm2/g未満では強度発現性が充分に得られない場合があり、200,000cm2/gを超えると作業性が悪くなる場合がある。
【0012】
本発明のセメント組成物やコーティング材料中の各成分の配合割合は特に限定されるものではないが、CA、PS灰、及び潜在水硬性物質からなるセメント組成物100部中、CAは30〜90部が好ましく、50〜80部がより好ましい。また、PS灰は5〜50部が好ましく、10〜30部がより好ましい。さらに、潜在水硬性物質は50部以下が好ましく、10〜40部がより好ましい。CAが30部未満では初期強度発現性が充分でない場合があり、90部を超えるとコンバージョンによる長期強度の低下が見られる場合がある。また、PS灰が5部未満ではコンバージョン防止効果が得られない場合があり、50部を超えると初期強度発現性が悪くなり、また、混練水が増加する傾向にある。さらに、潜在水硬性物質はPS灰と併用することでコンバージョンによる長期的な強度低下を防止する効果をより助長し、また、中期から長期の強度発現性のバランスに優れるセメント組成物となる面から50部以下が好ましい。50部を超えると初期強度発現性が悪くなる場合がある。
【0013】
本発明のセメント組成物の粒度は、特に限定されるものではないが、ブレーン値で3,000〜10,000cm2/gが好ましく、4,000〜8,000cm2/gがより好ましい。3,000cm2/g未満では強度発現性が充分に得られない場合があり、10,000cm2/gを超えると作業性が悪くなる場合がある。
【0014】
本発明のセメント組成物は、それを水と練り混ぜたペーストとして、あるいは、フィラーや細骨材を配合したモルタルとして、コーティング材料として利用することも可能であり、ひび割れ防止や炭酸化による多孔化防止の観点から、フィラーや細骨材を配合することが好ましい。
【0015】
ここで、フィラーや細骨材は特に限定されるものではないが、その具体例として、例えば、ケイ石系の細骨材やその粉末、石灰石系の骨材やその粉末、高炉徐冷スラグやその粉末、α型ワラストナイトやその粉末、さらには、γ-2CaO・SiO2(γ-C2S)を主体とする粉粒状物等を用いることができる。これらのうち、高炉徐冷スラグやその粉末、α型ワラストナイトやその粉末、さらには、γ-C2Sを主体とする粉粒状物の一種又は二種以上を選定することが好ましい。
ここで、細骨材とは、土木学会基準をほぼ満たす粒度分布をもつ骨材を意味し、フィラーとは実質的に水硬性を持たない粉末状の物質で、粒度がブレーン値で1,000cm2/g以上のものを意味する。
【0016】
本発明で使用する水の使用量は、目的や用途によって一義的に決定されるものではなく、特に限定されるものではないが、通常、水/セメント組成物比で、25〜60%が好ましく、30〜50%がより好ましい。25%未満では混練が不充分となったり作業性が悪くなる場合があり、60%を超えるとコンバージョンによる長期的な強度低下が充分に抑制できない場合や、これをコーティング材料として用いた構造物への遮塩効果が充分でない場合がある。
【0017】
本発明では、従来のポルトランドセメントで調製されたセメント・コンクリート硬化体の表面に塗って使用することが可能である。
このように、本発明のコーティング材料でセメント・コンクリート硬化体表面をコーティングすることによって、セメント・コンクリート内部への塩化物イオンの浸透抑制や、耐酸性を著しく改善することができる。
【0018】
本発明で使用するポルトランドセメントとしては、普通、早強、超早強、低熱、及び中庸熱等の各種ポルトランドセメント、これらポルトランドセメントに、高炉スラグ、フライアッシュ、又はシリカを混合した各種混合セメント、また、石灰石粉末等を混合したフィラーセメント、並びに、都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰を原料として製造された環境調和型セメント、いわゆるエコセメントなどが挙げられ、これらのうちの一種又は二種以上が使用可能である。
【0019】
本発明のセメント組成物やコーティング材料はそれぞれの材料を施工時に混合してもよいし、あらかじめ一部あるいは全部を混合しておいても差し支えない。
【0020】
コーティング方法は特に限定されるものではないが、通常、コテ塗りや吹付け施工等により、セメント・コンクリート硬化体表面にコーティングすることが可能である。
コーティングは下地コンクリートとの付着が重要であるため、吹付け施工によって、コーティングすることが好ましい。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実験例に基づいてさらに説明する。
【0022】
実験例1
CA、PS灰、及び潜在水硬性物質を表1に示すような割合で配合してセメント組成物を調製した。
このセメント組成物を用いて、JIS R 5201に準じてモルタルを調製し、圧縮強さ、塩化物浸透深さ、耐酸性、及び可溶性塩分を測定した。
なお、比較のために、CAに代えて普通ポルトランドセメント(OPC)を用いた場合についても同様に行った。結果を表1に併記する。
【0023】
<使用材料>
CA :市販のアルミナセメント、比重3.00、ブレーン値5,000cm2/g
PS灰 :製紙業界からの副産物、比重2.28、ブレーン値6,800cm2/g
潜在水硬性物質A:高炉水砕スラグ、比重2.90、ブレーン値4,000cm2/g
潜在水硬性物質B:フライアッシュ、比重2,40、ブレーン値4,000cm2/g
潜在水硬性物質C:シリカフューム、比重2,20、ブレーン値150,000cm2/g
OPC :普通ポルトランドセメント、市販品の3種混合品、比重3.15、ブレーン値3,000cm2/g
【0024】
<測定方法>
圧縮強さ :JIS R 5201に準じて測定
塩化物浸透深さ:材齢28日のモルタル供試体を擬似海水に12週間浸漬し、硬化体断面にフルオロセインを噴霧し、次いで硝酸銀を噴霧した。茶灰色に変化しなかった部分の深さを4点ノギスで測定し、塩化物浸透深さとした。
耐酸性 :材齢28日のモルタル供試体をpH0.5の硫酸溶液に4週間浸漬し、目視によって外観を評価
可溶性塩分:塩化物イオンの溶脱量として、JCI-SC4-1987「硬化コンクリート中に含まれる塩分の分析方法」に準拠し、可溶性塩分を測定した。ただし、温水は用いず、20℃の純水を使用した。硬化体からの塩化物イオンの溶脱量
【0025】
【表1】
【0026】
実験例2
CA60部、PS灰20部、及び潜在水硬性物質A20部からなるセメント組成物100部に対して、表2に示すフィラーを配合し、水/セメント組成物比45%で練り混ぜてコーティング材料とし、これをコンクリート硬化体表面に厚さ5mm程度塗りつけてコーティングした。
この硬化体を用いて、塩化物浸透深さと耐酸性を評価した。
なお、コーティングしたコンクリート硬化体は、普通ポルトランドセメントを用いて、水/セメント比60%で調製したものを使用した。
【0027】
<使用材料>
フィラーa:高炉徐冷スラグ粉砕品、比重3.00、ブレーン値4,000cm2/g
フィラーb:α型ワラストナイト、石灰石とシリカ質を配合して、1,450℃で焼成して合成、粉砕品、比重2.93、ブレーン値4,000cm2/g
フィラーc:γ-C2S、石灰石とシリカ質を配合して、1,450℃で焼成して合成、ダスティング直後品、比重2.97、ブレーン値1,800cm2/g
【0028】
<測定方法>
塩化物浸透深さ:材齢1日以後、材齢7日までの6日間水中養生を行い、その後、擬似海水に24週間浸漬した。硬化体断面にフルオロセインを噴霧し、次いで硝酸銀を噴霧した。茶灰色に変化しなかった部分の深さを4点ノギスで測定し、塩化物浸透深さを測定した。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】
本発明のセメント組成物を使用することにより、初期強度から長期にわたる強度発現性、耐塩化物浸透性、及び耐酸性に優れるセメント硬化体が得られ、可溶性塩分が少ないため、鉄筋の発錆への影響も小さくなるという効果を奏する。
また、本発明のコーティング材料でセメント・コンクリート硬化体表面をコーティングすることによって、コンクリート内部への塩化物イオンの浸透速度を著しく小さくでき、腐食にもでき、セメント・コンクリートへの塩化物イオンの浸透抑制や、耐酸性を著しく改善することができるなどの効果を奏する。
Claims (4)
- カルシウムアルミネート95〜40部とブレーン比表面積値で 3,000 〜 10,000cm 2 /g のパルプスラッジ焼却灰5〜60部を含有してなるセメント組成物。
- カルシウムアルミネート、パルプスラッジ焼却灰、及び潜在水硬性物質からなるセメント組成物100部中、カルシウムアルミネート30〜90部、ブレーン比表面積値で 3,000 〜 10,000cm 2 /g のパルプスラッジ焼却灰5〜50部、高炉水砕スラグ微粉末、フライアッシュ、及びシリカフュームより選ばれる一種又は二種以上の潜在水硬性物質50部以下を含有してなるセメント組成物。
- 請求項1又は請求項2に記載のセメント組成物を用いて調製したペースト又はモルタルを含有するコーティング材料。
- 請求項3に記載のコーティング材料を、ポルトランドセメントを用いて硬化したセメント・コンクリート硬化体表面にコーティングすることを特徴とする遮塩方法。
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