JP6966638B2 - 金属材料を溶融するための装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は金属材料を溶融するための装置に関する。金属材料の例として、電気アーク式溶融炉において供給される金属スクラップ、DRI、鋳鉄が挙げられるが、これらに限定されない。本発明はまた、金属材料を溶融するための方法に関する。
金属材料(例えば、スクラップが挙げられるが、これらに限定されるものではない)を溶融するために、様々なタイプの装置が知られている。溶融装置の例は、例えば、米国特許第4.406.008号、米国特許第3.665.081号、ドイツ連邦共和国特許第973.715号、米国特許第1.127.475号、中国特許第85.104.161号、及び国際公開第2014/174463号に公開されている。
特に、電気アーク式溶融炉が知られており、この炉中で、1つ以上の電極と容器又はシェルに入っている金属材料との間の電気アークが、金属材料を溶融する。
電気アーク式溶融炉の分野において、三相電源部に接続された3つの電極の使用が現在一般的であり、この使用において各相はそれぞれ電極に接続される。
電極は通常、三角形パターンに従って設けられ、電極間で生じる電気アークが金属材料を溶融するように容器の実質的に中央領域に配置される。
溶融時における容器中の溶融金属の温度は一様でなく、その結果、例えば容器中に存在する固体塊に近接しているため溶融金属が冷えやすい領域、及び溶融金属が過熱する領域が存在することも知られている。溶融炉において相又は電極の前面にあるいくつかの箇所では、過熱していわゆるホットスポットができ、それにより耐火性材にダメージが与えられることがしばしば起こる。
過熱した溶融金属では対流現象が起こりやすく、その現象により金属品質を最適に制御できないだけではなく、壁、すなわち容器の耐火性材の摩耗が増加し、結果としてメンテナンスの介入やそれに関連する追加費用が増加する。
これらの現象は、一般的に電気アークにより供給される熱エネルギーの不均一な分布によるものである。
これらの電気炉では、材料は実質的に連続して容器内且つ容器壁の近くに投入される。
金属材料の投入領域に近接した領域は、投入領域とは反対側の容器の領域よりも概して冷たい。これは充填籠で実行される不連続な充填の場合でも起こり、炉内で溶融する材料の均一な分布が保証されない。
金属材料の温度の不均一性に対処するために、3つの電極の内2つをお互いに整列させて容器の投入領域に直接対向させることも知られている。第3電極は、代わりに容器のホットゾーンに直接向いており、上記のように溶融金属の過熱を引き起こす。
現行の解決法では、溶融金属の溶融サイクル及び溶融金属を精製する工程を制御することの難しさが示される。
また、溶融金属の温度を均一にすること及び溶融金属の温度をより良好に制御することが困難であるため、溶融により多くのエネルギーが必要となる。
現在水準技術の他の不利な点は、各溶融サイクルの時間が長いことである。
米国特許第4.406.008号 米国特許第3.665.081号 ドイツ連邦共和国特許第973.715号 米国特許第1.127.475号 中国特許第85.104.161号 国際公開第2014/174463号
従って、本発明の目的は、溶融装置を提供し、それに対応する方法を完成させることであり、これによって溶融容器内部の摩耗現象を減少させ、その結果、要求されるメンテナンスの介入を減少させることが可能になる。
本発明の更なる目的は、必要な電気エネルギーの量を減少させることが可能な溶融装置を提供することである。
本発明の別の目的は、溶融工程中に電気アークを制御することが可能な溶融方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、どのようなタイプの溶融炉についても、電極により放出されたエネルギーを効果的に所望の箇所に行き渡らせることである。
本発明の更なる目的は、固体金属の溶融及び溶融金属の温度の均一性の両方に関して、より均一な溶融工程を得ることである。
現在水準技術の欠点を克服するため並びにこれら及び他の目的及び利点を得るために、出願人は本発明を考案、試験及び具体化した。
発明の概要
本発明を、独立請求項で説明し特徴付け、従属請求項では本発明の他の特徴又は主要な創意の変形を記載する。
上記目的に従い、本発明による金属材料を溶融するための装置は、溶融する金属材料を入れるための少なくとも1つの容器、容器に金属材料を実質的に連続的に充填するために容器の側壁に取り付けられた充填装置、及び金属材料を溶融するための少なくとも2対の電極を備える。電極の各対は、それぞれの電源部に接続される。各電源部は、電力が供給された各対の電極間に電気アークを発生させるように構成される。
本発明によれば、電極は容器中に少なくとも部分的に挿入することができ、多角形の頂点のパターンに従って相互に配置される。
本発明の更なる態様によると、電極の各対は、第1電極及び第2電極を有する。第1電極は、多角形の第1辺の両頂点に位置し、第2電極は、前記多角形の第2辺の両頂点に位置する。第1辺及び第2辺は、台形の短い方の底辺及び長い方の底辺をそれぞれ画定する。
更に、第1辺と前記充填装置との間の距離は、第2辺と充填装置との間の距離よりも短い。
電極が特定の配置を取ることで、溶融工程中に最適な方法で熱エネルギーを溶融金属に行き渡らせることができ、容器中に存在する溶融金属の温度の不均一性が軽減される。
例えば、容器中への金属材料の充填中に、投入された材料に応じて冷領域が生み出される。金属槽において温度を均一に行き渡らせるために、電極の特定の配置と電極の各対に提供された電気エネルギーの制御との組み合わせにより、冷領域に対応して発熱量を増加できる。このように、金属材料がすでに溶融されている金属槽の熱領域において供給エネルギーの低減を調節できるので、冷領域に対応して熱エネルギーを最適にできるだけではなく容器の壁の摩耗も低減できる。金属槽の熱領域における供給エネルギーの低減により熱対流流束(convective flux)を低減でき、それにより容器の壁の摩耗を低減できる。
本発明のいくつかの解決法によれば、電極の各対の電気エネルギーが他の対の電極のエネルギーに対して別個であり独立して調整できるようにすると有利である。これにより、電極の機能の制御、電力分配及び溶融工程中の電極の効果が最適化される。
可能な実施形態によれば、多角形は四辺形の形状を有し、この形状において各対の電極は各頂点に配置される。この実施形態により、電極の互いの距離が最適になる。
1つの変形例によれば、多角形は台形に類似した形状を有する。
別の変形例によれば、各対の2つの電極をつなぐ2つの辺は、所望の相対応する角度(reciprocal angle)を有する。
1つの変形例によれば、各対の2つの電極をつなぐ2つの辺は、向かい合って前記相対応する角度で配置される。
別の変形例によれば、2対の電極のうち各対に最も近い2つの電極が、材料の充填装置に面している。
別の変形例によれば、材料の充填装置に面した2つの電極は、酸素ランス又は他の補助装置と連携して熱エネルギーを供給する。
1つの変形例によれば、台形の1つの辺を構成する2つの電極は、溶融金属の除去又は出銑領域に面する。
1つの変形例によれば、作業上の必要性により、1つの対を構成する少なくとも1つの電極は、中央にあり容器の垂直線と直行する平面x,yにおいて移動可能である。
他方と独立して電気で作動する電極の対が提供されることにより、アークの長さを独立して管理することが可能になり、必要によっては、金属材料の特定の領域に有利に作用する。
本発明のこれら及び他の特徴は、添付の図面を参照した非限定的な例で示されるいくつかの実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
本発明による金属材料用の溶融装置の概略的平面図である。 図2の概略的斜視図である。 本発明による溶融装置の電極配置の略図である。
理解を深める助けとして、図中の同一で共通の要素を特定するために、可能な限り同じ参照番号を使用した。1つの実施形態の要素及び特徴は、更に明確にすることなく他の実施形態に都合よく取り込まれ得ることが理解される。
いくつかの実施形態の詳細な説明
本発明の実施形態は、図面においてその全体を参照番号10で示した、金属材料を融解するために用いられる溶融装置に関する。
溶融装置10は容器11(シェルともいう)を有し、その容器中に金属材料が導入され、次いで溶融される。
容器11は、溶融温度に耐えるのに適した耐熱材料などのライニング層12で通常裏打ちされる。
容器11は、楕円の断面形(本件では、卵形)を通常有してもよい。
容器11には除去領域13が設けられ、その領域で溶融金属が除去される。
除去領域13は、容器11の周辺で壁に近接して設けられてもよい。
容器11には、スラグ放出領域14が通常設けられ、溶融工程中に発生するスラグを放出する。
スラグ放出領域14は、例えば除去領域13の反対側などの好適な領域に位置してもよい。
スラグ放出領域14は、容器11の壁に対応させて作られたスラグ放出口15を有してもよい。
通常、スラグ放出領域14及び除去領域13は、共通の長手方向軸Xに沿って整列させてもよく、その軸Xは、容器11の中心軸(median axis)である容器11の垂直軸に直交する面上に特定される。
可能な解決法によれば、容器11は、例えば長手方向軸Xに直交する軸を中心に回転するなど動いてもよい。実際、容器11は、下方且つスラグ放出領域14側に、軸を中心に回転して溶融時に発生したスラグを放出してもよく、又は逆方向の除去領域13に向かって円転して出銑工程といわれる溶融金属の放出作業を促進してもよい。
容器11が卵形断面を有する場合、除去領域13及びスラグ放出領域14は、それぞれ卵形の先端(容器11の曲率がより大きくなる又はより小さくなる箇所)に位置する。
溶融装置10は、金属材料を容器11中に充填するために設けられる充填装置16を通常有する。
可能な解決法によれば、充填装置16は、容器11に取り付けた充填口25により、少なくとも部分的に画定されてもよい。
可能な解決法によれば、充填装置16は、例えばコンベアにより実質的に連続して金属材料を容器11中に充填するように構成されてもよい。
可能な解決法によれば、充填装置16は、金属材料を実質的に連続して搬送するのに適したコンベアを有してもよい。
充填装置16は、コンベアベルト、振動チャネル、交互移動機構からなる群より選択されてもよい。
可能な解決法によれば、充填装置16は、例えば除去領域13とスラグ放出領域14との間に含まれる領域において、容器11自体の側壁と対応させて配置してもよい。
可能な解決法によれば、充填装置16は、長手方向軸Xに実質的に直交するように通常位置する充填軸Yで特定される。
長手方向軸Xによって、容器11中、充填装置16に面し溶融金属の冷領域を含む第1領域、及び第一領域の反対側にあり溶融金属の熱領域を含む第2領域が特定される。
本発明の1つの態様によれば、溶融装置10は、電極18,19の少なくとも2つの対17,17’を有する。
更なる実施形態によれば、溶融装置10は、電極18,19の2つの対17,17’のみを有する。
電極18,19は、それぞれの軸が互いに実質的に平行で、使用中に容器11の底壁に向く状態で配置されてもよい。
可能な解決法によれば、各電極18,19は、それぞれの移動装置21に連結している。この移動装置21は、容器11に対して及び他方の電極18,19に対して各電極18,19を移動させることを意図している。
特に、金属材料に対する電極18,19の末端の相互距離を調整することにより、アークの長さを調整することが可能となり、よって金属材料に伝わる熱エネルギーの量を調整することもできる。
更には、特に、金属材料から電極18,19の末端までの距離が大きいほど、アークの強さが大きくなりそれにより金属材料に伝わる溶融熱エネルギーも大きくなる。
各移動装置21は、以下に記載のように電極18,19間の相互距離を変更するように構成されてもよい。
本発明のいくつかの解決法によれば、移動装置21は、例えばその一端で、対応する各電極18,19を支持するように構成された支持アーム26と、電極18,19の楕円状展開図(oblong development)と実質的に平行な方向に支持アーム26を移動するように構成された、例えば線状などの少なくとも1つのアクチュエータ27とを有してもよい。
電極18,19を移動させて容器11の底に対して近づけたり離したりすることは本発明の趣旨の範疇であり、これにより電気アークの長さを調整して電力の強さを調整できる。
変形した実施形態によれば、各移動装置21は、自律的であり、軸に直交する所望の方向に対応する電極18,19を移動するように構成されている。この構成により、平面xyで直線状に又は例えば弓状などの所望の経路に従い電極を配置して、電極間の相互距離を画定することができる。
好適な変形例によれば、電極は、溶融工程中に移動してもよい。
電極18,19の動きは、各支持アーム26の大きさにより調整及び画定され得る。
単に例示を目的で示すが、電極18,19は、50mmから200mmの経路に沿って平面x,y上を移動でき、発せられたアークの力を調整する。
金属材料に対する電極18,19の末端の相互距離を調整することにより、アークの長さを調整でき、よって金属材料に伝えられる熱エネルギーの量も調整できる。
各移動装置21は、金属材料に対する各電極18,19の相互距離を変更するように構成されてもよい。
いくつかの解決法に従い、電極18,19の各対17,17’は、それぞれの移動装置21に接続される。
可能な解決法によれば、各対17,17’の電源部20は互いに独立して分離及び調整されてもよい。これにより電極18,19の機能を正確に管理でき、従って金属材料への熱エネルギーの分布を正確に管理できる。更に、電源部20のうちの1つが故障した場合、電極18,19の他方の対17,17’で溶融工程を進行させて終了させることができる。
可能な解決法によれば、各電源部20は、電極18,19の対応する各対17,17’に単相交流電流を供給するように構成される。
特に、電源部20は電極18、19の電力供給の周波数(frequency)を調節するように構成することができる。
可能な解決法によれば、2つの電源部20の場合において少なくとも、これらの電源部はそれぞれ、例えば180°などの所望の移相角だけお互いに対して相互に位相がずれる電気エネルギーを提供するように構成することができる。
可能な変形実施形態によれば、電源部20は、電極18、19の対応する対17、17’に直流電流を供給するように構成される。
可能な解決法によれば、電源部20は、変圧器、直流電流から交流電流に変換するインバーター、交流電流から直流電流に変換するインバーター、中間回路若しくはDCリンク、又は上記の可能な組み合わせの少なくともいずれか1つを有してもよい。
本発明の可能な解決法によれば、電源部20は、電力供給ネットワークに電気的に接続される。
検出装置28は、電源部20に連結してもよく、又は電極18,19と電源部20との間にあってもよい。各検出装置28は、例えば各電極18,19に供給される電圧又は電流の少なくも一方などの電気機能パラメータを検出するように構成される。
本発明によれば、電極18,19は、多角形22の頂点のパターンで配置される。
有利な解決法によれば、多角形22は、偶数の辺を有してもよい。
他の実施形態によれば、多角形22は、四辺形により画定されてもよい。
第1の変形例によれば、前記の配置では、第1の対17の第1電極18と第2電極19との間の電気アークは平行であるか又は傾斜しているが交差しない。
第2の変形例によれば、図示されないが、前記配置によって、第1の対17の第1電極18と第2電極19との間の電気アークを交差させることができる。
多角形22は、容器11の実質的に中央の領域に位置してもよい。
可能な解決法によれば、電極の対17,17’はそれぞれ、第1電極18及び第2電極19を有する。
少なくとも2つの対17,17’の第1電極18は、多角形22の第1辺23の両頂点に位置し、少なくとも2つの対17,17’の第2電極19は、多角形22の第2辺24の両頂点に位置する。
電極18,19のこの配置により、熱効率の低減を引き起こす、電極により生じる電気アークの互いによる干渉が回避される。
本発明の可能な解決法によれば、多角形22は台形の形状を有する。この配置により、台形の短い方の底辺を画定する電極18は、空間的に集中した金属材料の加熱を生み出し、一方長い方の底辺を画定する電極19は、少なくとも一部溶融した金属材料における空間的に広がった加熱を生み出す。
本発明の1つの態様によれば、対17,17’の電極18,19間の相互距離を画定する接続辺33,34により、頂点で第1辺23及び第2辺24が互いに接続される。
接続辺33,34の長さは、移動装置21に作用を及ぼすことにより、互いに独立して調整できる。
同様に、接続辺33,34の相互角度はまた、移動装置21によって調整できる。
本発明の可能な解決法によれば、第1辺23及び第2辺24は、台形の短い方の底辺及び長い方の底辺をそれぞれ画定する。
本発明の可能な解決法によれば、多角形22の第1辺23は、充填装置16から第1距離D1だけ離れており、多角形22の第2辺24は、第1距離D1より大きい第2距離D2だけ充填装置16から離れている。
これ以降の明細書の記載では、距離は、対象とする辺と直交する直線に沿って決定される。
変形例によれば、第1辺23は充填装置16に直接面し、充填装置16の投入縁と実質的に平行である。
第1辺23及び第2辺24は、互いに実質的に平行に位置してもよい。
更に、第1辺23及び第2辺24は、長手方向軸Xと実質的に平行に配置されていてもよい。
変形例によれば、第1辺23及び第2辺24は、所望の角度で配置されていてもよい。
可能な解決法によれば、第1距離D1は、充填装置16により放出された金属材料が第1電極18を直接干渉してダメージを与えるのを回避するように決められる。
本発明の可能な解決法によれば、第1距離D1は少なくとも1メートルである。
本発明の可能な解決法によれば、第1距離D1は、第1距離D1と平行に決められる容器11の幅の0.15〜0.4倍、好ましくは0.2〜0.3倍である。
容器11中で電極18、19を所望の位置に配置するためには、解決法の実施形態に従って、長手方向軸Xを遮断するように多角形22を容器11中に配置する。
本発明の可能な実施形態に従い、台形の斜辺は、第2辺24に対して20°〜90°、好ましくは25°〜50°の角度αだけ傾いていてもよい。
この角度により、電極18,19の最適な位置を画定でき、必要条件を満たし干渉のない電気アークを発生させることができる。
可能な解決法に従って、溶融工程を最適化する特別な必要性がある場合及び検出装置28により検出されるデータに基づいて、電極18,19の相互位置又は相互距離を変更できるように移動装置21は構成されてもよい。
本発明の可能な解決法によれば、溶融装置10は、容器11に含まれる材料に熱エネルギーを供給するように構成された補助装置29も有する。
補助装置29は、バーナー、ガス注入ランス、添加物を導入するための装置のうち少なくとも1つを有してもよい。
可能な解決法によれば、補助装置29は充填装置16の横側に位置してもよい。
本発明の1つの態様によれば、溶融装置10は、容器11に取り付けた被覆体30を有しており、上部開口部を少なくとも一部閉じる。その結果、電極18,19の位置パターンに合わせたパターン、及びおそらくは溶融工程時に生じたヒュームの除去に関連させたパターンに従って配置された貫通口31が設けられる。
特に、貫通口31は、上記の多角形22と類似した多角形の頂点のパターンに従って得られてもよい。
他の実施形態に従って、本発明による装置10は、少なくとも電源部20に接続された制御指令部32を有し、電極18,19の対17,17’それぞれの供給電力モードを互いに独立して管理及び調整する。制御指令部32は、電極18,19の各対の供給を管理する。
可能な解決法によれば、電極18,19の位置を調整するために、制御指令部32は、移動装置21及び検出装置28にも接続されてもよく、また検出装置28により検出された電気パラメータに依存してもよい。
本発明の実施形態は、上記した溶融装置10で実行される溶融方法にも関する。
特に、溶融方法は、容器11に溶融材料を導入することを少なくとも含む。材料の導入は、上記のように溶融工程中又は例えば充填籠の使用による断続モードにおいて、実質的に連続して行うことができる。
容器11に含まれる材料の温度及び/又は稠度を検出することができる、超音波センサー、レーダセンサー、又は温度センサー、高温に敏感なパネルなどの固体金属材料の検出器を、装置10に取り付けてもよい。検出されたデータに応じて、電極18,19の位置を管理することができる。
本方法は、次いで溶融ステップを提供し、このステップでは容器11中に位置する複数の電極18,19がそれぞれ電気アークを発生して金属材料を溶融する。
本発明による方法では、電極の数は偶数であり、電極18,19の対17,17’がそれぞれの電源部20により供給を受ける。
更に、電極18,19は、容器11中に少なくとも部分的に挿入され、多角形22の頂点のパターンに従って相互に配置される。
可能な解決法によれば、溶融中に電極18、19の各対17、17’は、金属材料に供給される熱出力を調整できる。
金属材料の溶融ステップ中に実質的に連続的に、金属材料を容器11に供給する第1サブステップが提供され、金属材料の供給を中断して容器11中に含まれる材料を更に加熱する次の第2サブステップが提供される。
第1供給サブステップは、電極への電力供給を開始して停止するまでの時間である溶融時間の80%〜90%である時間、行われてもよい。
可能な解決法によれば、少なくとも第1供給サブステップ中に第1電極18は、第2電極19で生じるものよりも大きい加熱作用を生じる。
特に、加熱におけるこの差異は、金属材料からの距離が第1電極18と第2電極19とで異なることから生じ得る。
単に例示目的で示すが、少なくとも前記第1供給サブステップ中には、金属材料から第1電極18までの距離が、金属材料から第2電極19までの距離よりも大きい状態が保たれる。このことにより、第1電極18で発生するアーク(図3中の太線で示される)は、第2電極19で発生する電気アークよりも長い電気アークを発生できる。
容器11中における電極18,19の特定の位置と組み合わせた、金属材料からの電極18,19の異なる距離により、充填装置16に面する領域(すなわち、温度が最も低い領域)に向けての加熱作用が増加し、一方で金属材料が既に溶融している反対側のより熱い領域での、より広がった均一な加熱がもたらされる。
可能な解決法によれば、少なくとも第1供給サブステップ中に、第1電極18で検出される電圧と第2電極19で検出される電圧間の比率が1〜2、好ましくは1.2〜1.7となるように電極18,19がそれぞれの移動装置21により移動する。
電極19の位置を適切に調整することにより、容器11に存在する金属材料の加熱作用を調整することができ、より大きい熱分配が必要な領域に向けて最適な方法で熱エネルギーを行き渡らせることができる。
これにより容器11の壁が摩耗する現象を劇的に減少させることができ、溶融金属の温度を適正に制御することができる。
本方法の可能な解決法によれば、金属材料の供給が中断される第2サブステップ中に、第1電極18は、第2電極19により生じるのと実質的に等しい加熱作用を生じる。
金属材料の供給が中断される第2サブステップ中に、移動装置21を用いて、金属材料から第1電極18まで距離が、金属材料から第2電極19までの距離と実質的に等しくなるように第1電極18が配置される。このことで、電極18、19が実質的に等しい長さの電気アークを生じ、均一な加熱作用を得ることができる。
金属材料の供給が中断される第2サブステップ中に、実際に容器11に含まれる金属材料は、完全に又はほぼ完全に融解されて、電極が使用されて溶融金属槽の均一な加熱が確保される。第2サブステップ中に、実質的に公知の方法で、金属材料の組成物又は溶融により生じたスラグの組成物を精製する工程が開始されてもよい。
溶融ステップの後に、容器11から金属材料を除去又は出銑してもよい。除去操作時に、除去領域13に向けて配置される電極18、19の対17、17’の作動を維持して溶融金属を加熱し続け、一方スラグ放出領域14に向けて配置される電極18、19の対17、17’の作動を停止して容器11から少なくとも部分的に取り外し、容器の回転に起こり得る干渉を防止するようにしてもよい。
本発明の分野及び範囲から逸脱することなく、前述の装置10及び方法への部分的な修正及び/又は追加が可能であることは明らかである。
いくつかの具体的な例を参照に本発明を記載したが、特許請求の範囲に記載されている特徴を有しそれにより規定される保護の分野内に含まれる全ての、装置10及び方法の多数の他の均等な形態を当業者は確実に得ることが出来るべきであることも明らかである。
特許請求の範囲において、丸括弧内における参照符号の唯一の目的は読み易くするためのものであり、それらは特定の請求項において請求される保護の領域に関して限定する要因とみなされるべきではない。

Claims (16)

  1. 金属材料を溶融するための装置であって、
    溶融する前記金属材料を入れる容器(11)、
    前記容器(11)に前記金属材料を連続して充填するための、前記容器(11)の側壁に取り付けられた充填装置(16)、及び
    前記容器(11)中に少なくとも部分的に挿入され、多角形(22)の各頂点のパターンで配置される、前記金属材料を溶融するための少なくとも2対(17、17’)の電極(18、19)であって、それぞれ別個の電源部(20)に接続された2対の電極を備える装置において、
    電極(18、19)の各対が、第1電極(18)及び第2電極(19)を含み、
    前記第1電極(18)が前記多角形(22)の第1辺(23)の両頂点に配置されて、前記第2電極(19)が前記多角形(22)の第2辺(24)の両頂点に配置されて、前記第1辺(23)及び前記第2辺(24)が台形の短い方の底辺及び長い方の底辺をそれぞれ画定し、
    前記第1辺(23)と前記充填装置(16)との間の距離(D1)が、前記第2辺(24)と前記充填装置(16)との間の距離(D2)よりも短いことを特徴とする装置。
  2. 前記装置が、独立して前記電極(18、19)の前記対(17、17’)の電力モードを管理及び調節する、少なくとも前記電源部(20)に接続された制御指令部(32)を有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1辺(23)及び前記第2辺(24)が、頂点で台形の斜辺である仮想の接続辺(33、34)によりお互いに接続され、前記接続辺(33、34)が1対(17、17’)の電極(18、19)の位置及び相互距離を画定し、前記接続辺(33、34)の長さ及び/又は位置が、移動装置(21)により調整可能であることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記接続辺(33、34)間の角度が、移動装置(21)により調整可能であることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  5. 前記電源部(20)がそれぞれ、電極(18、19)の各対(17、17’)に単相交流電流を供給するように構成されることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記電源部(20)が、電極(18、19)の電力供給の周波数を調節するように構成されることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の装置。
  7. 2つの前記電源部(20)がそれぞれ、お互いに対して相互に位相がずれた電気エネルギーを提供するように構成されることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の装置。
  8. 各電極(18、19)をその軸に平行な方向へ移動させ、溶融ステップ中に前記電極(18、19)の前記対(17、17’)の熱出力を変化させるために、各電極(18、19)がそれぞれの移動装置(21)に連結していることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の装置。
  9. 各電極(18、19)を、溶融工程の異なるステップ中にその軸を横断する方向に移動させるために、各電極(18、19)が移動装置(21)に連結していることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の装置。
  10. 溶融方法であって、
    容器(11)中に、前記容器(11)の側壁に取り付けた充填装置(16)で金属材料を連続して入れるステップと、
    前記容器(11)中に少なくとも部分的に挿入され、多角形(22)の頂点のパターンで相互に配置され、それぞれ別個の電源部(20)により電力供給される少なくとも2対(17、17’)の電極(18、19)により溶融金属を溶融するステップを含む溶融方法において、
    前記電極(18、19)の各対(17、17’)が、第1電極(18)及び第2電極(19)を有し、
    前記第1電極(18)が前記多角形(22)の第1辺(23)の両頂点に位置し、前記第2電極(19)が、前記多角形(22)の第2辺(24)の両頂点に位置し、前記第1辺(23)及び前記第2辺(24)が台形の短い方の底辺及び長い方の底辺をそれぞれ画定し、
    前記金属材料が、前記多角形(22)の前記第1辺(23)に面した前記容器(11)の前記側壁に対応して前記容器(11)中に入れられることを特徴とする溶融方法。
  11. 前記電極(18、19)の各対(17、17’)がそれぞれの電源部(20)に接続され、少なくとも前記電源部(20)に接続された制御指令部(32)が、独立して前記電極(18、19)の前記対(17、17’)の電力モードを管理及び調節することを特徴とする、請求項10に記載の溶融方法。
  12. 溶融ステップ中に前記金属材料を前記容器(11)に、連続的に供給する第1供給サブステップが提供され、前記金属材料の供給を中断して前記容器(11)中に含まれる前記金属材料を更に加熱する次の第2サブステップが提供されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の溶融方法。
  13. 少なくとも前記第1供給サブステップ中に、前記第1電極(18)が、前記第2電極(19)で生じるものよりも大きい加熱作用を生じることを特徴とする、請求項12に記載の溶融方法。
  14. 加熱における差異が、前記金属材料からの距離が前記第1電極(18)と前記第2電極(19)とで異なることから生じることを特徴とする、請求項13に記載の溶融方法。
  15. 前記金属材料の供給が中断される前記第2サブステップ中に、前記第1電極(18)が前記第2電極(19)により生じるのと等しい加熱作用を生じることを特徴とする、請求項1213又は14に記載の溶融方法。
  16. 前記第1供給サブステップが、前記電極(18、19)への電力供給を開始して停止するまでの時間である溶融時間の80%〜90%である時間、行われることを特徴とする、請求項12から15のいずれか1項に記載の溶融方法。
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