JPH02285019A - 精錬装置 - Google Patents
精錬装置Info
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- JPH02285019A JPH02285019A JP10851589A JP10851589A JPH02285019A JP H02285019 A JPH02285019 A JP H02285019A JP 10851589 A JP10851589 A JP 10851589A JP 10851589 A JP10851589 A JP 10851589A JP H02285019 A JPH02285019 A JP H02285019A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 37
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は溶鋼の精錬を行なう為の直流式精錬装置に関
する。
する。
容器内に入れた溶鋼の上方に複数例えば3本の電極が配
設される。そして、それらの電極への電力投入によって
それらから発せられるアークにより上記溶鋼が加熱され
る。
設される。そして、それらの電極への電力投入によって
それらから発せられるアークにより上記溶鋼が加熱され
る。
この従来の精錬装置では複数の電極は所定のピッチサー
クルで設けねばならない為、容器内面とアークとの間の
距離が小さくなり、上記アークによる容器内面の損耗が
大きい問題点があった。また上記アークが大きくなると
上記損耗がより大きくなってしまう為、投入可能な電力
も低く制限され、精錬作業能率が低い問題点もあった。
クルで設けねばならない為、容器内面とアークとの間の
距離が小さくなり、上記アークによる容器内面の損耗が
大きい問題点があった。また上記アークが大きくなると
上記損耗がより大きくなってしまう為、投入可能な電力
も低く制限され、精錬作業能率が低い問題点もあった。
尚これらの問題点を除くべく、上部に1本の電極をもつ
直流アーク炉の技術を応用する試みがある。しかしその
技術を応用する場合には容器に炉底電極を備える必要が
ある。そのような炉底電極を備えると、操業の都度電源
に連なる導体と上記炉底電極との接続作業が必要となる
煩わしさがある。それのみならず、炉底電極に対する空
冷あるいは水冷の冷却設備も必要となる煩わしい問題が
ある。
直流アーク炉の技術を応用する試みがある。しかしその
技術を応用する場合には容器に炉底電極を備える必要が
ある。そのような炉底電極を備えると、操業の都度電源
に連なる導体と上記炉底電極との接続作業が必要となる
煩わしさがある。それのみならず、炉底電極に対する空
冷あるいは水冷の冷却設備も必要となる煩わしい問題が
ある。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、炉底電極のような煩わしいものを
必要とすることなく溶鋼のアーク加熱を行なうことがで
き、しかもそのアーク加熱は容器の中央部で行なうこと
ができて、容器内面の損耗を著しく低減させられると共
に、大電力投入を可能にできて精錬作業能率を向上させ
得るようにした精錬装置を提供することである。
目的とするところは、炉底電極のような煩わしいものを
必要とすることなく溶鋼のアーク加熱を行なうことがで
き、しかもそのアーク加熱は容器の中央部で行なうこと
ができて、容器内面の損耗を著しく低減させられると共
に、大電力投入を可能にできて精錬作業能率を向上させ
得るようにした精錬装置を提供することである。
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲記
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
容器の中央部に設けられた主電極から容器の中央部にお
いてアークが発せられ、そのアークによって溶鋼が加熱
される。上記の場合、副電極は偏在位置にあって容器の
内面に近いが、それと溶鋼との間隔は主電極と溶鋼との
間隔よりも小さくされる為、そこでのアークは橿めて小
さいか、乃至は、副電極が溶鋼に浸漬される場合はそこ
でのアークは生じない。これらの理由により、容器内面
の損耗は低く抑えられる。
いてアークが発せられ、そのアークによって溶鋼が加熱
される。上記の場合、副電極は偏在位置にあって容器の
内面に近いが、それと溶鋼との間隔は主電極と溶鋼との
間隔よりも小さくされる為、そこでのアークは橿めて小
さいか、乃至は、副電極が溶鋼に浸漬される場合はそこ
でのアークは生じない。これらの理由により、容器内面
の損耗は低く抑えられる。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図及び第2図において、1は精錬装置を示す。
この精錬装置において、2は容器で、−例として取鍋と
称されるものが例示されている。この容器2は鉄皮内面
を耐火物で内張した構造となっており、内部には精錬を
目的とする溶鋼3が入れられると共に、その上には周知
の如く精錬用のスラグ4が入れられるようになっている
。5は容器2の底部に設けたガス吹込用のプラグである
。7.8は容器の上方に設けられた溶鋼加熱用の電橋で
、いずれも例えば黒鉛電極が用いられる。これらの電極
の内7は主電極で、容器2の中央部(例えば中心線上)
の上方に配置されている。8は副電極で、上記主電極に
対して偏在した位置に配置されている。これらの電極7
.8は夫々電極支持装置10によって昇降自在に支持さ
れており、上記容器2に着脱自在に被せた炉蓋11を貫
通させて容器の内部に向は挿入されている。上記電極支
持装置lOは周知の構造のもので、12は電極支柱、1
3は電極支腕、14は電極クランプを夫々示す、尚主電
極7の昇降は例えば電力投入制御装置(または電極制御
装置)によって制御される。又副電極8は本実施例では
1本のみが示されるが、複数本の副電極8を用いても良
い0次に上記電極に電力を供給する為の構造について説
明すると、15はトランス室で、内部にはトランスが納
められている。 16.16’はトランス二次母線を示
す、 17.17°は電力供給導体で、可撓電線が用い
てあり、各々の一端は上記トランス二次母線16,16
°に、他端は図示外の支腕母線を介して上記電極7.8
に接続しである。
称されるものが例示されている。この容器2は鉄皮内面
を耐火物で内張した構造となっており、内部には精錬を
目的とする溶鋼3が入れられると共に、その上には周知
の如く精錬用のスラグ4が入れられるようになっている
。5は容器2の底部に設けたガス吹込用のプラグである
。7.8は容器の上方に設けられた溶鋼加熱用の電橋で
、いずれも例えば黒鉛電極が用いられる。これらの電極
の内7は主電極で、容器2の中央部(例えば中心線上)
の上方に配置されている。8は副電極で、上記主電極に
対して偏在した位置に配置されている。これらの電極7
.8は夫々電極支持装置10によって昇降自在に支持さ
れており、上記容器2に着脱自在に被せた炉蓋11を貫
通させて容器の内部に向は挿入されている。上記電極支
持装置lOは周知の構造のもので、12は電極支柱、1
3は電極支腕、14は電極クランプを夫々示す、尚主電
極7の昇降は例えば電力投入制御装置(または電極制御
装置)によって制御される。又副電極8は本実施例では
1本のみが示されるが、複数本の副電極8を用いても良
い0次に上記電極に電力を供給する為の構造について説
明すると、15はトランス室で、内部にはトランスが納
められている。 16.16’はトランス二次母線を示
す、 17.17°は電力供給導体で、可撓電線が用い
てあり、各々の一端は上記トランス二次母線16,16
°に、他端は図示外の支腕母線を介して上記電極7.8
に接続しである。
次に上記精錬装置1による溶鋼3の精錬について説明す
る。第1図に示されるように、主電極7は溶鋼3との間
隔L1を比較的大きく設定され、−方副電極8は溶鋼3
との間隔L2を上記間隔L1に比べて著しく小さ(設定
される。上記間隔Llは精錬の操業中において投入電力
が所定の値となるように制御される。又間隔L2は精錬
の操業中において溶鋼3の表面が躍った場合に溶鋼3が
その副電極8の下端に触れることが防止されるような寸
法でなるべく小さくとるのが良く、例えばその寸法は1
00fl程度である。上記の状態において電力供給導体
17.17’を通して主電極7及び副電極8に直流電力
が供給される。すると主電極7と溶鋼3との間及び副電
極8と溶鋼3との間で夫々アーク21゜22が発生する
。その場合における電流は、二次母&1116’ −供
給導体17°−副電極8−アーク22−溶鋼3−アーク
21−主電極7−電力供給導体17−二次母線16の経
路である。尚その向きは全く反対であっても良い、上記
のように発生されるアーク21によって溶鋼3の加熱が
行われる。これと並行してガス吹込プラグ5から撹拌用
のガスが溶!3に吹き込まれ、溶113及びスラグ4の
攪拌が行われ溶鋼3が精錬される。向上記の精錬作業の
場合には、周知の如く合金取入−成分調整及び湯温調整
も行われる。
る。第1図に示されるように、主電極7は溶鋼3との間
隔L1を比較的大きく設定され、−方副電極8は溶鋼3
との間隔L2を上記間隔L1に比べて著しく小さ(設定
される。上記間隔Llは精錬の操業中において投入電力
が所定の値となるように制御される。又間隔L2は精錬
の操業中において溶鋼3の表面が躍った場合に溶鋼3が
その副電極8の下端に触れることが防止されるような寸
法でなるべく小さくとるのが良く、例えばその寸法は1
00fl程度である。上記の状態において電力供給導体
17.17’を通して主電極7及び副電極8に直流電力
が供給される。すると主電極7と溶鋼3との間及び副電
極8と溶鋼3との間で夫々アーク21゜22が発生する
。その場合における電流は、二次母&1116’ −供
給導体17°−副電極8−アーク22−溶鋼3−アーク
21−主電極7−電力供給導体17−二次母線16の経
路である。尚その向きは全く反対であっても良い、上記
のように発生されるアーク21によって溶鋼3の加熱が
行われる。これと並行してガス吹込プラグ5から撹拌用
のガスが溶!3に吹き込まれ、溶113及びスラグ4の
攪拌が行われ溶鋼3が精錬される。向上記の精錬作業の
場合には、周知の如く合金取入−成分調整及び湯温調整
も行われる。
上記のような精錬作業中においては、主電極7から大き
なアーク21が発生されてもそのアーク21は容器2の
中央部で発生されている為、アーク21と宣器2の内面
との距離は比較的大きい、又、副電極8と溶#13との
間のアーク22は、間隔L2が前述の如く非常に小さ(
しである為、非常に小さい。
なアーク21が発生されてもそのアーク21は容器2の
中央部で発生されている為、アーク21と宣器2の内面
との距離は比較的大きい、又、副電極8と溶#13との
間のアーク22は、間隔L2が前述の如く非常に小さ(
しである為、非常に小さい。
従って容器2の内面において溶鋼3の湯面上側の耐火物
が上記アークによって損耗することは非常に少ない。
が上記アークによって損耗することは非常に少ない。
次にアーク21に働く電磁力について説明する。
上記のように電流が流れる場合、主電極7に連なる電力
供給導体17において符号17aで示される部分の導体
には、図示される如く主電極7とは反対方向に向けて電
流が流れる。この為、その部分の電力供給導体17aに
流れる電流によって発生される電磁力は、前記アーク2
1を第3図に符号21゛ で示されるように導体17a
の側とは反対の側に斜行させようとする。しかし副電極
8に流れる電流の向きも上記主電極7に流れる電流の向
きと反対であり、しかも副電極8は第2図に示されるよ
うに主電極7と上記部分の電力供給導体17aとを結ぶ
直線20上でかつ上記電力供給導体17aから上記主電
極7よりも遠い側に設けられている為、副電極8に流れ
る電流によって発生される電磁力は、上記電力供給導体
17aに流れる電流の電磁力がアーク21を斜行させよ
うとする方向とは反対の向きに7−ク21を斜行させよ
うとする。この為、アーク21は上記両方からの電磁力
を受けて第1図に示されるように略真直ぐに溶鋼3に向
かう状態となる。
供給導体17において符号17aで示される部分の導体
には、図示される如く主電極7とは反対方向に向けて電
流が流れる。この為、その部分の電力供給導体17aに
流れる電流によって発生される電磁力は、前記アーク2
1を第3図に符号21゛ で示されるように導体17a
の側とは反対の側に斜行させようとする。しかし副電極
8に流れる電流の向きも上記主電極7に流れる電流の向
きと反対であり、しかも副電極8は第2図に示されるよ
うに主電極7と上記部分の電力供給導体17aとを結ぶ
直線20上でかつ上記電力供給導体17aから上記主電
極7よりも遠い側に設けられている為、副電極8に流れ
る電流によって発生される電磁力は、上記電力供給導体
17aに流れる電流の電磁力がアーク21を斜行させよ
うとする方向とは反対の向きに7−ク21を斜行させよ
うとする。この為、アーク21は上記両方からの電磁力
を受けて第1図に示されるように略真直ぐに溶鋼3に向
かう状態となる。
向上記の場合、電力供給導体17の内、部分17bの導
体は上記アーク21から遠い為、その導体17bによる
アーク21への影響は殆ど無い、父上記の場合、アーク
22は電極7に流れる電流による電磁力によって容器2
の内面の側に向けて斜行するが、上記間隔L2が小さく
てアーク22の長さが短い為、容器2の内面への影響は
殆ど無い。
体は上記アーク21から遠い為、その導体17bによる
アーク21への影響は殆ど無い、父上記の場合、アーク
22は電極7に流れる電流による電磁力によって容器2
の内面の側に向けて斜行するが、上記間隔L2が小さく
てアーク22の長さが短い為、容器2の内面への影響は
殆ど無い。
次に異なる例を説明すれば、上記副電極8としては公知
の非消耗電極(例えば銅製の水冷電極)を用いても良い
、この場合にはその副電極8の下端は溶鋼3に浸漬させ
て、副電極8と溶鋼3との間でアークが生じないように
すると良い。
の非消耗電極(例えば銅製の水冷電極)を用いても良い
、この場合にはその副電極8の下端は溶鋼3に浸漬させ
て、副電極8と溶鋼3との間でアークが生じないように
すると良い。
以上のように本発明にあっては、溶鋼の精錬を行う場合
、複数の電極7.8を用い、それらの電極への通電によ
り発せられるアーク21によって溶鋼3を加熱できる特
長があるので、従来品のように炉底電極を必要としない
特長がある。
、複数の電極7.8を用い、それらの電極への通電によ
り発せられるアーク21によって溶鋼3を加熱できる特
長があるので、従来品のように炉底電極を必要としない
特長がある。
その上、上記アーク加熱の場合、電極が複数であっても
、加熱エネルギーの供給は、容器2の中央部の主電極7
から発せられるアーク21により容器2の中央部におい
て行い得る特長がある。
、加熱エネルギーの供給は、容器2の中央部の主電極7
から発せられるアーク21により容器2の中央部におい
て行い得る特長がある。
このことは、容器2の内面2aと上記主電極7からのア
ーク21との距離が遠くなって、該内面の損耗を前記従
来の技術に比較して著しく少なくできる効果がある。
ーク21との距離が遠くなって、該内面の損耗を前記従
来の技術に比較して著しく少なくできる効果がある。
その上、上記の如く容器2の中央部で7−ク21を発生
させるから、アークが大きくてもその影響は容器2に及
び難(、従って主電極7に大電力を投入することを可能
にできて、精錬操業能率を著しく高め得る効果もある。
させるから、アークが大きくてもその影響は容器2に及
び難(、従って主電極7に大電力を投入することを可能
にできて、精錬操業能率を著しく高め得る効果もある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は縦断面図、
第2図は平面図、第3図はアークに及ぶ電磁力を説明す
る図。 2・・・容器、3・・・溶鋼、7・・・主電極、8・・
・副電極、21・・・アーク。 第 図 第 図
第2図は平面図、第3図はアークに及ぶ電磁力を説明す
る図。 2・・・容器、3・・・溶鋼、7・・・主電極、8・・
・副電極、21・・・アーク。 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、溶鋼を入れる為の容器と、上記容器の上方に位置さ
せた溶鋼加熱用の複数の電極とを備える精錬装置におい
て、上記電極は、上記容器の中央部の上方に配設された
電極を主電極とし、上記主電極に対して偏在した位置に
配置され、かつ溶鋼との間隔が、溶鋼と主電極との間隔
よりも小さくなる状態に位置させた電極を副電極として
あることを特徴とする精錬装置。 2、副電極が非消耗電極である請求項1記載の精錬装置
。 3、副電極が、主電極と該主電極から発せられるアーク
に対して影響を及ぼす電磁力を発生する電力供給導体と
を結ぶ直線上で、かつ上記電力供給導体から上記主電極
よりも遠い側に設けられている請求項1記載の精錬装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10851589A JPH02285019A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 精錬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10851589A JPH02285019A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 精錬装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02285019A true JPH02285019A (ja) | 1990-11-22 |
Family
ID=14486746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10851589A Pending JPH02285019A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 精錬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02285019A (ja) |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP10851589A patent/JPH02285019A/ja active Pending
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