JP6962096B2 - タイヤ形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、生タイヤを精度良く形成するタイヤ形成方法に関する。
従来より、成形ドラムを回転可能に保持したドラム保持装置を、ドラム軸心方向に横移動させ、その軌道に沿って並ぶ複数の作業ステーションのそれぞれにおいて、前記成形ドラムにタイヤ構成部材を順次貼り付けることにより生タイヤを形成する形成方法が提案されている(例えば下記の特許文献1参照)。
この形成方法では、各作業ステーションに、成形ドラムにタイヤ構成部材を貼り付ける部材貼付け装置が設置される。又前記成形ドラムは、ドラム保持装置に一定高さで保持されており、この一定高さの状態で、各作業ステーションへ送られる。そして、各作業ステーションにおいて、部材貼付け装置側を上下動させ、前記成形ドラムに合わせて、それぞれの部材貼付け装置の貼り付け作業が行われる。
しかし、部材貼付け装置側を上下動させると、タイヤ構成部材に振動が加わり、貼付精度の低下を招くという問題がある。特に、ストリップワインド工法で用いる部材貼付け装置においては、タイヤ構成部材(ゴムストリップ)を供給ながら、成形ドラムの回転などに合わせて供給量の調整を行い、さらには供給角度なども調整しなければならない場合がある。このとき、ストリップワインドの状況に応じて、それらパラメータが刻々と変化するため、調整制御が難しい。しかし、部材貼付け装置側をさらに上下動させる場合には、前記調整制御がより難しくなって、貼付精度の低下がより顕著に発生する。
特開2014−69563号公報
本発明は、成形ドラムを上下移動可能に保持することを基本として、振動等に起因する位置ずれを抑えてタイヤ構成部材の貼付精度を向上させるタイヤ形成方法を提供することを課題としている。
本発明は、成形ドラムを回転可能に保持したドラム保持装置を、ドラム軸心方向に横移動させ、前記ドラム保持装置の軌道に沿って並ぶ複数の作業ステーションにおいて、それぞれ前記成形ドラムにタイヤ構成部材を貼り付ける工程を有するタイヤ形成方法であって、
前記成形ドラムは、前記ドラム保持装置に上下移動可能に保持され、
それぞれの前記作業ステーションにおいて、タイヤ構成部材を貼り付ける作業位置と待機位置とが、上下に設けられるとともに、
一つの作業ステーションにて貼り付けの作業が終了したとき、前記ドラム保持装置は、次の作業ステーションまで横移動しながら、前記成形ドラムを、前記作業が終了した作業ステーションの作業位置から次の作業ステーションの待機位置まで上移動又は下移動させた。
本発明に係るタイヤ形成方法では、前記横移動の移動速度と、前記上移動又は下移動の移動速度との比が一定であることにより、前記成形ドラムは、前記作業が終了した作業ステーションの作業位置から次の作業ステーションの待機位置まで、最短距離で斜めに移動するのが好ましい。
本発明に係るタイヤ形成方法では、前記成形ドラムは、前記最短距離を下傾斜で移動するのが好ましい。
本発明に係るタイヤ形成方法では、前記タイヤ構成部材は、ベルトプライ構成部材を含み、前記複数の作業ステーションの少なくとも一つは、前記成形ドラムに前記ベルトプライ構成部材を貼り付けるベルト形成工程を行うのが好ましい。
本発明に係るタイヤ形成方法では、前記ベルト形成工程を行う前記作業ステーションは、前記作業位置として、前記待機位置より下方で第1のベルトプライ構成部材を貼り付ける第1の作業位置と、前記待機位置より上方で第2のベルトプライ構成部材を貼り付ける第2の作業位置とを具え、
前記成形ドラムは、前記待機位置から前記第1の作業位置まで下移動した後、前記第1の作業位置から前記第2の作業位置まで上移動するのが好ましい。
前記トレッド接地巾とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態のタイヤに正規荷重を負荷した時に接地する接地面のタイヤ軸方向最大巾を意味する。
本発明では、各作業ステーションにおいて、作業位置と待機位置とが上下に設けられるとともに、成形ドラムが上下移動可能にドラム保持装置に保持される。従って、各作業ステーションの部材貼付け装置側を固定し、成形ドラムを上下移動させることで、各作業位置でのタイヤ構成部材の貼り付けを行いうる。これにより、振動等に起因する位置ずれを抑えてタイヤ構成部材の貼付精度を向上させうる。
又成形ドラムは、一つの作業ステーションの作業位置から次の作業ステーションの待機位置まで、上移動又は下移動しながら横移動する。即ち、一つの作業ステーションで作業が終了し、ドラム保持装置が次の作業ステーションに到着するとき、成形ドラムは、すでに次の作業ステーションの待機位置に移動している。
従って、成形ドラムは、次の作業ステーションにおいて、到着と同時に、待機位置から作業位置に移動して貼り付け作業を開始することができる。しかも、作業ステーション間の横移動時間を利用して、次の作業ステーションの待機位置への成形ドラムの移動が行われる。従って、時間の無駄を省き、作業時間の短縮を図ることもできる。
本発明のタイヤ形成方法が実施されるトレッド形成ラインの一実施例を略示する側面図である。 ドラム保持装置を略示する側面図である。 (A)、(B)はベルト形成工程をドラム軸心方向の一方側から見た概念図である。 (A)、(B)はベルト形成工程を示す上方側から見た概念図である。 (A)はバンド形成工程をドラム軸心方向の一方側から見た概念図、(B)上方側から見た概念図である。 (A)はトレッドゴム形成工程をドラム軸心方向の一方側から見た概念図、(B)上方側から見た概念図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に、本発明のタイヤ形成方法が、トレッド形成ラインTLに採用され、生タイヤのトレッドリングTを形成する場合が示される。トレッドリングTは、周知の如く、タイヤのトレッド部を形成するもので、本例では第1、第2のベルトプライ2L、2Uと、バンドプライ3と、トレッドゴム4とを含んで構成される。これらは、この順番で、タイヤ半径方向内側から外側に順に配される。
トレッド形成ラインTLは、ドラム軸心方向Fに横移動するドラム保持装置5と、このドラム保持装置5の軌道に沿ってドラム軸心方向Fに並ぶ複数の作業ステーション6とを具える。各作業ステーション6において、ドラム保持装置5に保持される成形ドラム7にタイヤ構成部材を貼り付けることで、前記トレッドリングTが形成される。
各作業ステーション6において、成形ドラム7にタイヤ構成部材を貼り付けるための作業位置Pと待機位置Qとが設けられる。作業位置Pと待機位置Qとは上下に隔たって配される。そして、成形ドラム7が作業位置Pにある時、タイヤ構成部材の貼り付けが行われる。又成形ドラム7が待機位置Qにある時、成形ドラム7は待機状態となる。便宜上、図面には、作業位置Pが、この作業位置Pにある成形ドラム7の軸心位置で示され、又待機位置Qが、この待機位置Qにある成形ドラム7の軸心位置で示されている。
本例では、作業ステーション6は、第1、第2のベルトプライ2L、2Uを形成するためのベルト形成ステーション6Aと、バンドプライ3を形成するためのバンド形成ステーション6Bと、トレッドゴム4を形成するためのトレッドゴム形成ステーション6Cとを含む。本例では、タイヤ構成部材として、第1、第2のベルトプライ2L、2Uを形成するための第1、第2のベルトプライ構成部材10L、10U、バンドプライを形成するためのバンドプライ構成部材13、及びトレッドゴム4を形成するためのトレッドゴム構成部材16が使用される。
図2に示すように、ドラム保持装置5は、横移動台20と、昇降台21とを具え、この昇降台21に前記成形ドラム7が回転可能に保持される。
横移動台20は、例えば床面等に設置されたレール22に案内されてドラム軸心方向Fに横移動しうる。なお横移動台20は、例えばサーボモータ等を含む適宜の駆動手段(図示省略)によって駆動制御される。これにより成形ドラム7を、各作業ステーション6の位置に移動、停止させうる。
昇降台21は、横移動台20に設ける縦のガイド23に案内されて上下移動可能に支持される。この昇降台21は、例えばサーボモータ等を含む適宜の駆動手段(図示省略)によって駆動制御される。これにより、成形ドラム7を、各作業ステーション6毎に定まる前記作業位置Pと待機位置Qと含む任意の高さ位置に、移動、停止させうる。
なお成形ドラム7は、拡縮径可能な円筒状のドラムであって、周知構造のものが採用しうる。
ベルト形成ステーション6Aには、ベルト貼付け装置9Aが設置され、ベルト形成工程が行われる。ベルト形成工程では、ベルト貼付け装置9Aにより、成形ドラム7に、第1、第2のベルトプライ構成部材10L、10Uが順次貼り付けられ、これにより前記第1、第2のベルトプライ2L、2Uが形成される。
図4に示すように、第1、第2のベルトプライ構成部材10L、10Uは、本例では、長さ方向に対して例えば10〜40°の角度で傾斜するベルトコードの配列体を、ゴムトッピングした幅広帯状のシート状をなす。そして、成形ドラム7に一周巻きされることで、第1、第2のベルトプライ2L、2Uが形成される。なお第1のベルトプライ構成部材10Lと、第2のベルトプライ構成部材10Uとは、ベルトコードの傾斜の向きが逆である点、及び巾が若干相違する以外、実質的に同じである。
図3(A)、(B)に示すように、本例のベルト貼付け装置9Aは、第1のベルトプライ構成部材10Lを貼り付ける例えば下方側の第1コンベヤ11と、第2のベルトプライ構成部材10Uを貼り付ける例えば上方側の第2コンベヤ12とからなる。
第1コンベヤ11は、ベルトコンベヤであって、その上面11sにより、第1のベルトプライ構成部材10Lを長さ方向に搬送する。そして、成形ドラム7が、上面11s上の第1のベルトプライ構成部材10Lと圧接することで、第1のベルトプライ構成部材10Lが貼り付けられる。従って、成形ドラム7が前記上面11s上の第1のベルトプライ構成部材10Lと圧接可能な成形ドラム7の位置に、第1の作業位置PAが設定される。
又、第2コンベヤ12は、乗り継ぎ可能に配される第1、第2のコンベヤ部12a、12bを具える。第1のコンベヤ部12aは、その上面で第2のベルトプライ構成部材10Uを長さ方向に搬送する。又第2のコンベヤ部12bは、その下面12sにより、第1のコンベヤ部12aから第2のベルトプライ構成部材10Uを吸着して受け取り、かつ長さ方向に搬送する。そして成形ドラム7が、下面12sに吸着された第2のベルトプライ構成部材10Uと圧接することで、第2のベルトプライ構成部材10Uが貼り付けられる。従って、成形ドラム7が下面12sで吸着された第2のベルトプライ構成部材10Uと圧接可能な成形ドラム7の位置に、第2の作業位置PAが設定される。
又第1の作業位置PAと第2の作業位置PAと間に待機位置QAが設定される。即ち、第1の作業位置PAは待機位置QAより下方に位置し、また第2の作業位置PAは待機位置QAより上方に位置する。
図5(A)、(B)に示すように、バンド形成ステーション6Bには、バンド貼付け装置9Bが設置され、バンド形成工程が行われる。バンド形成工程では、バンド貼付け装置9Bにより、成形ドラム7に、バンドプライ構成部材13が貼り付けられ、これにより前記バンドプライ3が形成される。
バンドプライ構成部材13として、本例では、長さ方向に引き揃えたバンドコードの配列体を、ゴムトッピングした巾狭テープ状のコードストリップ13Aが用いられる。そして、成形ドラム7上で、コードストリップ13Aをタイヤ周方向に螺旋状に連続して巻回することによりバンドプライ3が形成される。
本例のバンド貼付け装置9Bは、ベルトコンベヤ部15Aと圧着ローラ15Bとを含むアクチェータ15を具える。ベルトコンベヤ部15Aは、例えばリール(図示省略)から巻き戻されるコードストリップ13Aを、先端の送り出しローラ15aから成形ドラム7に送り出す。圧着ローラ15Bは昇降自在に支持され、下降により、前記送り出されたコードストリップ13Aを成形ドラム7に押し付けて貼り付けしうる。なおアクチェータ15は、成形ドラム7の回転と同期してドラム軸心方向Fに移動する。従って、圧着ローラ15Bの下降によってコードストリップ13Aと圧接可能な成形ドラム7の位置に、作業位置PBが設定され。又作業位置PBより下方側の任意の高さ位置に待機位置QBが設定される。
図6(A)、(B)に示すように、トレッドゴム形成ステーション6Cには、トレッドゴム貼付け装置9Cが設置され、トレッドゴム形成工程が行われる。トレッドゴム形成工程では、トレッドゴム貼付け装置9Cにより、成形ドラム7に、トレッドゴム構成部材16が貼り付けられ、これにより前記トレッドゴム4が形成される。
トレッドゴム構成部材16として、本例では、巾狭テープ状のゴムストリップ16Aが用いられ、ストリップワインド工法にて所定断面形状のトレッドゴム4が形成される。具体的には、成形ドラム7上で、ゴムストリップ16Aをタイヤ周方向に螺旋状に連続して巻き重ね、これによりトレッドゴム4が形成される。
本例のトレッドゴム貼付け装置9Cは、ベルトコンベヤ部17Aと圧着ローラ17Bとを含むアクチェータ17を具える。ベルトコンベヤ部17Aは、例えばゴム押出し機(図示省略)から押し出されたゴムストリップ16Aを、先端の送り出しローラ17aから成形ドラム7に送り出す。圧着ローラ17Bは昇降自在に支持され、下降により、前記送り出されたゴムストリップ16Aを成形ドラム7に押し付けて貼り付けしうる。なおアクチェータ17は、成形ドラム7の回転と同期してドラム軸心方向Fに移動する。従って、圧着ローラ17Bの下降によってゴムストリップ16Aと圧接可能な成形ドラム7の位置に、作業位置PCが設定される。又作業位置PCより下方側の任意の高さ位置に待機位置QCが設定される。
図1に示すように、トレッド形成ラインTLには、作業ステーション6として、成形ドラム8上に形成されたトレッドリングTを、次の工程(例えばトレッドリングTを台タイヤに接合して生タイヤを組み立てる工程)に搬出するための搬出ステーション18が配される。この搬出ステーション18では、待機位置Qにおいて、成形ドラム8上のトレッドリングTが、周知のトレッドトランスファー装置19に移載されて搬出される。
次に、図1に示すように、トレッド形成ラインTLでは、一つの作業ステーション6にて貼り付けの作業が終了したとき、前記ドラム保持装置5は、次の作業ステーション6まで、横移動と、成形ドラム7の上移動又は下移動とを同時に行う。これにより、作業が終了した作業ステーション6の作業位置Pから次の作業ステーション6の待機位置Qまで、成形ドラム7を、上移動又は下移動させながら横移動させる。
特に本例では、横移動の移動速度Vyと、上移動又は下移動の移動速度Vxとの比Vx/Vyが一定であることにより、成形ドラム7は、作業が終了した作業ステーション6の作業位置Pから次の作業ステーション6の待機位置Qまで、最短距離で斜めに移動している。
このように、構成することで、一つの作業ステーション6で作業が終了して、ドラム保持装置5が次の作業ステーション6に到着するとき、成形ドラム7は、すでに次の作業ステーション6の待機位置Qに移動している。従って、各作業ステーション6において、成形ドラム7を、到着と同時に待機位置Qから作業位置Pに移動させて貼り付け作業を開始することができる。しかも、これが作業ステーション66、間の横移動時間を利用して、次の作業ステーション6の待機位置Qへの成形ドラムの移動が行われるため、時間の無駄を省き、作業時間の短縮を図ることもできる。
特に、成形ドラム7を前記最短距離で移動させた場合には、移動をより効率よく行うことができ、限られた移動速度Vy、Vxの中でより短い時間での移動を可能とする。
なお移動制御の容易さの観点から、作業が終了した作業ステーション6の作業位置Pから次の作業ステーション6の待機位置Qまで、成形ドラム7を、下移動させながら横移動させるのが好ましい。即ち、成形ドラム7は下傾斜で移動させるのが好ましい。
この場合、前の作業ステーション6の作業位置Pを、次の作業ステーション6の待機位置Qよりも、順次、高所に設定する。
又図1、2に示すように、各作業ステーション6内においては、作業位置Pを、待機位置Qよりも高所に設定し、待機位置Qから作業位置Pまで上移動させる。なおベルト形成ステーション6Aのように、一つの作業ステーション6内に、2つの作業位置PA、PA(即ち第1、第2の作業位置PA、PA)が上下に配される場合には、成形ドラム7を待機位置Qから第1の作業位置PAまで下移動した後、第1の作業位置PAから第2の作業位置PAまで上移動させる。
前記トレッド形成ラインTLには、作業ステーション6として、トレッドゴム形成ステーション6Cの下流側に、トレッドゴム4の外面にトレッド溝を彫設するトレッド溝形成ステーションを形成しうる等、種々の作業ステーションを設けることができる。
又本例では、成形ドラム7上にトレッドリングTが形成される場合が示された。しかし、成形ドラム7として、前記特許文献1に記載の剛性中子(タイヤ内面と略同形状の外形形状を有する。)と略同構成の中子を採用することもできる。そしてこの中子の外面に、インナーライナゴム、カーカスプライ、ビードコア、ベルトプライ、バンドプライ、トレッドゴム、サイドウォールゴム等のタイヤ構成部材を、それぞれの作業ステーションにて貼り付けることで生タイヤを形成する如く構成することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
5 ドラム保持装置
6 作業ステーション
7 成形ドラム
10L、10U 第1、第2のベルトプライ構成部材
F ドラム軸心方向
P 作業位置
PA 第1の作業位置
PA 第2の作業位置
Q 待機位置

Claims (5)

  1. 成形ドラムを回転可能に保持したドラム保持装置を、ドラム軸心方向に横移動させ、前記ドラム保持装置の軌道に沿って並ぶ複数の作業ステーションにおいて、それぞれ前記成形ドラムにタイヤ構成部材を貼り付ける工程を有するタイヤ形成方法であって、
    前記成形ドラムは、前記ドラム保持装置に上下移動可能に保持され、
    それぞれの前記作業ステーションにおいて、タイヤ構成部材を貼り付ける作業位置と待機位置とが、上下に隔たって設けられるとともに、
    一つの作業ステーションにて貼り付けの作業が終了したとき、前記ドラム保持装置は、次の作業ステーションまで横移動しながら、前記成形ドラムを、前記作業が終了した作業ステーションの作業位置から次の作業ステーションの待機位置まで上移動又は下移動させたタイヤ形成方法。
  2. 前記横移動の移動速度と、前記上移動又は下移動の移動速度との比が一定であることにより、前記成形ドラムは、前記作業が終了した作業ステーションの作業位置から次の作業ステーションの待機位置まで、最短距離で斜めに移動する請求項1記載のタイヤ形成方法。
  3. 前記成形ドラムは、前記最短距離を下傾斜で移動する請求項2記載のタイヤ形成方法。
  4. 前記タイヤ構成部材は、ベルトプライ構成部材を含み、
    前記複数の作業ステーションの少なくとも一つは、前記成形ドラムに前記ベルトプライ構成部材を貼り付けるベルト形成工程を行う請求項1〜3の何れかに記載のタイヤ形成方法。
  5. 前記ベルト形成工程を行う前記作業ステーションは、前記作業位置として、前記待機位置より下方で第1のベルトプライ構成部材を貼り付ける第1の作業位置と、前記待機位置より上方で第2のベルトプライ構成部材を貼り付ける第2の作業位置とを具え、
    前記成形ドラムは、前記待機位置から前記第1の作業位置まで下移動した後、前記第1の作業位置から前記第2の作業位置まで上移動する請求項4記載のタイヤ形成方法。
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