JP6959844B2 - 電動開閉装置 - Google Patents
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Description
例えば、前記開閉体が所定位置に下降するまでは、前記モータ部は第一速度で駆動し、前記開閉体が所定位置に下降したときに、前記モータ部の駆動が停止して前記開閉体が慣性降下し、所定時間経過後に、前記コントローラからの制御信号及び前記トリガー信号が再発生し、前記モータ部は前記第一速度よりも減速された第二速度で駆動するようにしてもよい。かかる構成によれば、開閉体が下降時に所定高さまで達すると、トリガー信号がモータ部の駆動を一旦停止して惰性回転させ、所定経過時間後に減速された速度でモータ部を駆動することができるため、視覚的にも減速効果をより実感することができる。なお、モータ部の駆動が停止するとは、モータ部が物理的に駆動しない状態のほか、モータ部が駆動していてもその動力が開閉体に伝わらない状態をも含む。
本発明の第1の実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る電動開閉装置100の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、電動開閉装置100の全体構成を概略的に示す図である。図2は、電動開閉装置100の機能を説明するためのブロック図である。
スイッチ110は、図1及び図2に示したように、コントローラ120に接続されており、コントローラ120に指令信号を送信する司令部としての機能を有する。スイッチ110には、図1に示したように、3つのボタン110u、110s、110dが設けられている。上昇ボタン110uは開閉体140を上昇させる(UP)指示を与えるためのボタンであり、表面に「U」と表示されている。停止ボタン110sは開閉体140の動作を停止する(STOP)指示を与えるためのボタンであり、表面に「S」と表示されている。下降ボタン110dは開閉体140を下降させる(DOWN)指示を与えるためのボタンであり、表面に「D」と表示されている。
コントローラ120は、図1及び図2に示したように、スイッチ110とモータユニット130に接続されており、モータユニット130に制御信号を送信する機能部である。コントローラ120は、図2に示したように、中央処理部(CPU)122と、駆動電源部124とを主に備えて構成されている。中央処理部122は、スイッチ110からの指令とモータユニット130内のエンコーダ132からの出力(モータ部136の回転数など)とが入力されて、駆動電源部124を制御する。駆動電源部124は、100Vの交流電源によって駆動し、中央処理部122の制御により、モータユニット130内のA/D電源部134aを駆動する。
モータユニット130は、図1及び図2に示したように、コントローラ120と開閉体140に接続されており、開閉体140を開閉制御するための機能部である。モータユニット130は、図2に示したように、エンコーダ132と、モータ制御部134と、モータ部136とを主に備えて構成されている。エンコーダ132は、モータ部136の回転数をカウントする機能部である。エンコーダ132の出力は、コントローラ120内の中央処理部122に入力される。モータ制御部134は、モータ部136を制御する機能部である。モータ部136は、直流信号で駆動する直流モータ(DCモータ)である。
・CWラインがオンすることにより、モータ部136を時計回り(開閉体140を上昇させる方向)に駆動させる信号(+)を出力する。
・CCWラインがオンすることにより、モータ部136を反時計回り(開閉体140を下降させる方向)に駆動させる信号(−)を出力する。
・CWライン及びCCWラインがともにオンすることにより、トリガー信号が発生し、モータ部136の回転方向は変えずに減速させる。
・CWライン及びCCWラインがともにオフ(非導通)したときには、モータ部136を駆動させない。このとき、モータ部136が駆動しないことによって、開閉体140は惰性で下降する。
開閉体140は、図1及び図2に示したように、モータ部136の駆動によって開閉制御される。開閉体140は具体的には、例えばシャッターやスクリーンやブラインドなどである。
まず、開閉体140の下降時の動作について、図3〜図5を参照しながら説明する。図3は、開閉体140の下降時の動作を示すフローチャートである。図4は、開閉体140の下降時の動作を示す図である。図5は、開閉体140の下降時における移動量(降下高さ)と回転数との関係を示す図である。
次に、開閉体140の上昇時の動作について、図6〜図8を参照しながら説明する。図6は、開閉体140の上昇時の動作を示すフローチャートである。図7は、開閉体140の上昇時の動作を示す図である。図8は、開閉体140の上昇時における移動量(上昇高さ)と回転数との関係を示す図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、CWラインあるいはCCWラインのうちいずれか一方のラインが導通した状態で、他方のラインが同時に導通するとトリガー信号が発生し、モータ部136の駆動速度を変化させることができるようになる。例えば開閉体140が昇降しているときは、トリガー信号によって所定位置から昇降速度を減速させ、開閉限度位置までゆっくりと開閉し、動作音を低減させることができる。このように、既存のスイッチ110やコントローラ120を利用しながらモータ部136の駆動速度の変化を実現できる。よって、既存部品を用いることによって、電動開閉装置100の部品の汎用性を向上させることができる。
本発明の第2の実施形態について、主に図9及び図10を参照しながら説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態とはコントローラ120の制御が異なるものである。本実施形態では、図1、図2及び図4も適宜参照しつつ、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、開閉体140が下降時に所定高さまで達すると、トリガー信号がモータ部136の駆動を一旦停止して惰性回転させ、所定経過時間後に減速された速度でモータ部を駆動することができるため、視覚的にも減速効果をより実感することができる。上述した時間(0.1秒、0.4秒)は一例に過ぎず、視覚効果等を考慮して、適宜設定することができる。
本発明の第3の実施形態について、主に図11を参照しながら説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態におけるモータ制御部134に相当する構成を内蔵しない仕様であることを特徴とする。
コントローラ320は、図11に示したように、上記第1の実施形態と同様に、スイッチ110とモータユニット330に接続されており、モータユニット330に制御信号を送信する機能部である。コントローラ320は、中央処理部(CPU)322と駆動電源部324とを主に備えて構成されている。中央処理部322は、スイッチ110からの指令とモータユニット330内のエンコーダ332からの出力(モータ部336の回転数など)とが入力されて、駆動電源部324を制御する。駆動電源部324は、100Vの交流電源によって駆動し、中央処理部322の制御により、モータユニット330内のモータ部336を駆動する。
モータユニット330は、図11に示したように、コントローラ320と開閉体140に接続されており、開閉体140を開閉制御するための機能部である。モータユニット330は、図11に示したように、エンコーダ332と、モータ部336とを主に備えて構成されている。このように本実施形態のモータユニット330は、上記第1の実施形態におけるモータ制御部134に相当する構成を内蔵しない仕様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、モータユニット330内に上記第1の実施形態におけるモータ制御部134の機能を設けることで、モータ制御部がないモータユニット330でも、コントローラ320とモータユニット330との接続手段を変更することなく、多種の開閉体140の開閉制御を実現することができる。
110 スイッチ
120、320 コントローラ
122、322 中央処理部
124、324 駆動電源部
130、330 モータユニット
132、332 エンコーダ
134 モータ制御部
134a A/D電源部
134b 中央処理部
136、336 モータ部
140 開閉体
Claims (3)
- モータ部の駆動によって開閉体を開閉制御するモータユニットと、
前記モータユニットに制御信号を送信するコントローラと、
を有する電動開閉装置であって、
前記コントローラと前記モータユニットとを接続するCWラインあるいはCCWラインのうち、いずれか一方のラインが導通して前記コントローラによる制御信号が入力されると、前記モータ部が一方向に駆動し、前記コントローラは、前記開閉体が所定の状態になると、一方のラインを導通させた状態で他方のラインも同時に導通させることによってトリガー信号を発生し、前記モータ部の駆動速度を変化させることを特徴とする、電動開閉装置。 - モータ部の駆動によって開閉体を開閉制御するモータユニットと、
前記モータユニットに制御信号を送信するコントローラと、
を有する電動開閉装置であって、
前記コントローラと前記モータユニットとを接続するCWラインあるいはCCWラインのうち、いずれか一方のラインに前記コントローラによる制御信号が入力されると、前記モータ部が一方向に駆動し、前記開閉体が所定の状態になったときに、他方のラインに前記コントローラによる制御信号が入力されることでトリガー信号が発生し、前記モータ部の駆動速度が変化し、
前記開閉体が所定位置に下降するまでは、前記モータ部は第一速度で駆動し、
前記開閉体が所定位置に下降したときに、前記モータ部の駆動が停止して前記開閉体が慣性降下し、
所定時間経過後に、前記コントローラからの制御信号及び前記トリガー信号が再発生し、前記モータ部は前記第一速度よりも減速された第二速度で駆動することを特徴とする、電動開閉装置。 - 前記コントローラからの制御信号を受信するとともに前記モータ部に駆動信号を出力するモータ制御部を、前記モータユニット内に設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017229173A JP6959844B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 電動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017229173A JP6959844B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 電動開閉装置 |
Publications (2)
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JP2019100012A JP2019100012A (ja) | 2019-06-24 |
JP6959844B2 true JP6959844B2 (ja) | 2021-11-05 |
Family
ID=66976250
Family Applications (1)
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JP2017229173A Active JP6959844B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 電動開閉装置 |
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FR2978790B1 (fr) * | 2011-08-05 | 2013-08-30 | Somfy Sas | Procede de commande d'un ecran et actionneur adapte pour un tel procede |
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2017
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