JP2005307562A - パワーウインド用安全装置 - Google Patents

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Kazuyuki Hirose
和志 廣瀬
Takao Koba
貴雄 古場
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Abstract

【課題】 パルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに運転者に対して報知して、窓ガラスに異物が接触したことを運転者が知ることができるパワーウインド用安全装置を提供する。
【解決手段】 車両ドアの窓ガラスを昇降させる昇降モータと、昇降モータに対して正逆の回転指令を与える操作スイッチと、昇降モータの回転量に応じて繰り返しパルスを発生するパルス発生手段と、窓ガラス上昇動作時においてパルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに、操作スイッチの状態に拘わらず昇降モータを反転させて窓ガラスを下降させる制御手段と、制御手段がパルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに、車両の運転者に対して報知する警告手段と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両ドアのパワーウインド用安全装置に関する。
車両の窓ガラスを昇降モータの駆動力で昇降させるパワーウインドでは、操作スイッチを閉方向にオンし続けて窓ガラスを閉じていくと、窓ガラスと窓枠との間に異物が挟み込まれる可能性がある。異物として物体の一部が挟み込まれると破損のおそれがある。
これに対して、窓ガラスを昇降させるためのモータの回転に同期して出力されるパルス信号の周期から窓ガラスの閉速度(周期変化率)を算出し、この周期変化率が予め定めた閾値を越えたときに窓ガラスに異物が接触したと判定してモータを反転させる安全装置があった。
特開2003−3751号公報
しかし、上述の安全装置においては、窓ガラスに異物が接触して周期変化率が変化したとしても、運転者がその状況を知る手段がなかった。特に、後部の窓ガラスに異物が接触したことを運転者が知ることは困難であった。さらに、この安全装置では、車両の振動などを異物の接触として誤って検知することがないように反転の閾値を設定しており、異物検知からモータの反転までに時間の遅延が生じることにより、この遅延の間に窓ガラスがさらに上昇してしまう。例えば、窓ガラスに接触したものが物体の一部である場合は、モータの反転までの時間の遅延のために、さらに強く挟まれることとなり破損に至るおそれがある。
上記課題を解決するために、本発明のパワーウインド用安全装置においては、車両ドアの窓ガラスを昇降させる昇降モータと、昇降モータに対して正逆の回転指令を与える操作スイッチと、昇降モータの回転量に応じて繰り返しパルスを発生するパルス発生手段と、窓ガラス上昇動作時においてパルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに、操作スイッチの状態に拘わらず昇降モータを反転させて窓ガラスを下降させる制御手段と、制御手段がパルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに、車両の運転者に対して報知する警告手段と、を有することを特徴としている。
上記警告手段は、車両運転中の運転者が視認可能な位置に配置された警告表示とすることが好ましく、インストルメント・パネルに設けることができる。
上記警告表示は、LEDによる表示とすることができる。
上記警告手段は、スピーカから発せられる警告音又は/及び音声であるとよい。
上記窓ガラスを閉じるように操作スイッチを操作すると閉操作表示が点灯することが好ましい。
本発明によると、パルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに運転者に対して報知する警告手段を備えているため、窓ガラスに異物が接触したことを運転者が知ることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。図1に示す本発明のパワーウインド用安全装置は、車両の複数のドアのうちの1つに適用した実施形態であるが、残りのドアについても同様に適用することができる。
このドア(不図示)には、窓ガラス10を昇降させるためのスイッチ(操作スイッチ)20が備えられている。このスイッチ20が操作されると、その操作内容に応じて窓ガラス10の上昇を指示する信号又は下降を指示する信号がCPU21に出力される。CPU21は、スイッチ20から入力された信号に応じて、駆動回路22に対して上昇信号又は下降信号を出力する。この信号を受ける駆動回路22は、昇降モータ24に対して上昇又は下降のための駆動信号を出力する。昇降モータ24は、この駆動信号により、窓ガラス10を上昇させて閉じる場合は正回転、下降させて開く場合は逆回転し、この回転方向に応じて窓ガラス10を支持するレギュレータ11が昇降する。
昇降モータ24にはまた、その回転(角)に応じてパルスを発生するパルス発生器(パルス発生手段)30が接続されている。パルス発生器30は種々のタイプが知られている。例えばホール素子を利用したパルス発生器では、昇降モータ24の軸に周方向に順にNSに磁化されたマグネットロータが固定されており、このマグネットロータに近接配置したホール素子がモータ回転軸の回転(角)に伴いパルスを発生する。また、昇降モータ24内のホール素子を2個配置することで、昇降モータ24の回転方向すなわち窓ガラス10が上昇動作(窓閉動作)中か下降動作(窓開動作)中であるかを知ることができる。このような昇降モータ24の回転方向の検知手段は周知である。昇降モータ24の回転方向はスイッチ20の状態から検知することも可能である。
パルス発生器30から出力されるパルスは、制御部(制御手段)31に入力される。この制御部31では、入力されるパルスの間隔から、その周期と、この周期が時間の経過によってどの程度変化しているかを示す変化率と、を算出する。算出された周期及び変化率はCPU21に出力されてメモリ25に記憶される。
このメモリ25内には、工場出荷前に、窓ガラス10が正常に動作したときの昇降速度に対応するパルスの周期(基準周期)、及び、窓ガラス10の上昇時の実際のパルスの周期が基準周期に比して大きな数値となったときに昇降モータ24を反転させるための閾値が記憶されている。
制御部31では、さらに、算出された周期を基準周期で割って変化率を算出し、この変化率とメモリ25に記憶された閾値とを比較する。その結果、変化率が閾値を越えたと判断すると、制御部31はCPU21に対して警告の発生及び昇降モータ24の反転を指示する信号を出力する。この信号を受けたCPU21は、警告部40に対しては警告表示信号及び警告音発生信号を出力し、駆動回路22に対しては昇降モータ24の回転を反転させて窓ガラス10を開かせるための信号を出力する。
警告部40は、CPU21から受けた信号に応じて、図2(a)に示すインストルメント・パネル41内に配置された閉操作表示42、異常警告表示(警告表示)43、及びスピーカ44を有する。警告部40は、窓ガラス10を閉じるようにスイッチ20が操作されると図2(b)に示すように閉操作表示42全体が点灯し、窓ガラス10の上昇中に異物が接触し、かつ、パルスの変化率が閾値を越えたときは図2(c)に示す異常警告表示43のうち該当する窓ガラス10部分43aが点滅するとともに、スピーカ44から異常を知らせる警告音が発せられる。ここで、閉操作表示42及び異常警告表示43はLEDによる表示である。このように構成すると、窓ガラスと窓枠との間に同乗者の身体の一部が挟み込まれた場合に、その事実を直ちに知ることができる。さらに、窓ガラスの閉動作を行うと挟み込みの検知の有無に拘わらずに閉操作表示42が点灯するため、運転者が挟み込みを警戒することができる。これにより、実際の挟み込み開始から窓ガラス10の反転開始までに時間を要して挟み込みが進行してしまう事態が発生しても、すばやく対応することができる。
なお、閉操作表示42及び異常警告表示43は別の形態とすることもでき、LEDに代えて液晶表示やEL表示とすることもできる。また、運転者が運転中に視認できる場所であればインストルメント・パネル41以外の場所に配置してもよい。例えば、ダッシュボード上に配置することができる。スピーカ44は、運転者が警告音を聞くことができる位置であれば、車内のいずれの位置に配置してもよい。さらに、警告音に代えて、又は、警告音に加えて、音声により異常を報知してもよく、その音声は異常が発生した窓ガラス10を特定するものであるとなおよい。
つづいて、図3を参照しつつ、窓ガラス10の閉動作中の制御例を説明する。
同乗者がスイッチ20を窓ガラス10を閉じるように操作すると(ステップS1)、CPU21から警告部40へ出力される制御信号に応じて閉操作表示42が点灯する(ステップS2)。CPU21は、駆動回路22に対して上昇信号を出力し、これを受けて駆動回路22から出力された信号により昇降モータ24は正転してレギュレータ11が窓ガラス10を上昇させる(ステップS3)。メモリ25には、窓ガラス10が全閉状態から全開状態に至るまでにパルス発生器30が発生する総パルス数が予め記憶されている。窓ガラス10の閉動作中には、パルス発生器30が発生したパルス数を制御部31がカウントしており、このパルス数はCPU21において随時、予め記憶された総パルス数と比較される。この比較の結果、パルス数が総パルス数に達したと判断した場合は、CPU21は、窓ガラス10は上死点に至った(全閉状態)として(ステップS4でYes)、閉操作表示42を消灯させる制御信号を警告部40へ出力し、閉操作表示42は消灯する(ステップS5)。
一方、窓ガラス10が上死点に至っていない間(ステップS4でNo)は、制御部31は、窓ガラス10に異物が接触したか否かを検知する(ステップS6)。この検知は、昇降モータ24の回転に応じてパルス発生器30が発生するパルスの周期の変化率が閾値を超えたか否かを判断することによって行う。制御部31が、窓ガラス10に異物が接触したことを検知したときは、窓ガラス10と窓枠の間で挟み込みが発生したとして(ステップS6でYes)、CPU21に対して警告の発生を指示する信号を出力し、CPU21は警告部40に対して警告表示信号及び警告音発生信号を出力し、駆動回路22に対して下降信号を出力する。これを受けて、警告部40では、該当する窓ガラス10の異常警告表示43が点滅し、スピーカ44から警告音が発せられ、昇降モータ24は、駆動回路22から出力された信号により反転してレギュレータ11が窓ガラス10を下降させる(ステップS7)。この後、メモリ25に記憶された所定時間経過後(本実施形態では1秒後)に、閉操作表示42が消灯する(ステップS8)。
CPU21は、警告部40に対して警告表示信号及び警告音発生信号を、駆動回路22に対して下降信号をそれぞれ出力してから所定時間後(本実施形態では30秒後)に、これらの信号の出力を停止する。これにより、閉操作表示42及び異常警告表示43は消灯し、警告音は停止し、昇降モータ24の回転は停止する(ステップS9)。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
本発明の実施形態に係るパワーウインド用安全装置の系統接続図である。 (a)は本発明の実施形態に係る閉操作表示、異常警告表示の構成例を示し、(b)は閉操作表示の構成を示す拡大図、(c)は異常警告表示の構成を示す拡大図である。 窓ガラスの閉動作の制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 窓ガラス
11 レギュレータ
20 スイッチ(操作スイッチ)
21 CPU
22 駆動回路
24 昇降モータ
25 メモリ
30 パルス発生器(パルス発生手段)
31 制御部(制御手段)
40 警告部
41 インストルメント・パネル
42 閉操作表示
43 異常警告表示(警告表示)
44 スピーカ

Claims (7)

  1. 車両ドアの窓ガラスを昇降させる昇降モータと、
    前記昇降モータに対して正逆の回転指令を与える操作スイッチと、
    前記昇降モータの回転量に応じて繰り返しパルスを発生するパルス発生手段と、
    前記窓ガラス上昇動作時において前記パルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに、前記操作スイッチの状態に拘わらず前記昇降モータを反転させて前記窓ガラスを下降させる制御手段と、
    前記制御手段が前記パルス発生手段が発生するパルスの周期の変化率が閾値を越えたことを検知したときに、車両の運転者に対して報知する警告手段と、
    を有することを特徴とするパワーウインド用安全装置。
  2. 前記警告手段は、車両運転中の前記運転者が視認可能な位置に配置された警告表示である請求項1記載のパワーウインド用安全装置。
  3. 前記警告表示は、インストルメント・パネルに設けられている請求項2記載のパワーウインド用安全装置。
  4. 前記警告表示は、LEDによる表示である請求項2又は請求項3記載のパワーウインド用安全装置。
  5. 前記警告手段は、スピーカから発せられる警告音である請求項1〜4のいずれか1項記載のパワーウインド用安全装置。
  6. 前記警告手段は、スピーカから発せられる音声である請求項1〜5のいずれか1項記載のパワーウインド用安全装置。
  7. 前記窓ガラスを閉じるように前記操作スイッチを操作すると閉操作表示が点灯する請求項1〜6のいずれか1項記載のパワーウインド用安全装置。

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