JP6958456B2 - 電力変換装置及び最大電力点追従制御方法 - Google Patents

電力変換装置及び最大電力点追従制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力変換装置及び最大電力点追従制御方法に関する。
例えば太陽光発電パネルには電力変換装置としてのパワーコンディショナが接続され、このパワーコンディショナを介して商用電力系統との系統連系を行うことができる。パワーコンディショナは、太陽光発電パネルから、その時点での最大の電力を引き出すため、最大電力点追従制御(MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御)を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
入力可能な電力に関してのパワーコンディショナの能力は、基本的には、太陽光発電パネルの発電電力に合わせて選定されるべきである。しかしながら、太陽光発電パネルは日射条件によって発電量が変化し、期待される発電電力を常に出力できるとは限らない。また、太陽光発電パネル自体のコストも従前より安価になりつつある。そこで、設置スペースを最大限に活用して、できるだけ多くの太陽光発電パネルを設置し、それに比してパワーコンディショナの能力を若干抑える、というシステム構成がある。その結果、パワーコンディショナに入力可能な電力よりも太陽光発電パネルの発電電力の最大値の方が大きい「過積載」の状態が起こり得る(例えば、特許文献2,3参照。)。
特開2010−66919号公報 特開2016−115283号公報 特開2014−166009号公報
しかしながら、過積載の状態でパワーコンディショナがMPPT制御を行う場合、パワーコンディショナの能力範囲でしか電力を引き出せない。従って、太陽光発電パネルが定格通りの最大電力を発電できる場合でも、その最大電力を引き出すことができない場合が起こり得る。このような場合、発電電力の無駄が生じる。
かかる課題に鑑み、本発明は、太陽光発電パネルが過積載の状態で電力変換装置が使用されても、発電電力の無駄を抑制することを目的とする。
本開示は、以下の発明を含む。但し、本発明は、特許請求の範囲によって定められるものである。
本発明の一表現に係る電力変換装置とは、太陽光発電パネルと、電力を引き込む負荷との間に設けられる電力変換装置であって、前記太陽光発電パネルから電力を取り出す電力変換部と、前記電力変換部を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有し、当該電力変換装置に入力可能な電力上限の特性を把握している制御部と、を備え、前記制御部は、前記最大電力点追従制御において、前記太陽光発電パネルの出力曲線における値域のいずれか一方側から最大電力点にアプローチしている途中で前記特性による制約を受ける第1の電力点に到達した場合、前記値域の範囲内で前記値域の他方側から前記最大電力点にアプローチして前記第1の電力点とは異なる第2の電力点を探索する、電力変換装置である。
また、本発明の一表現に係る方法は、太陽光発電パネルと、電力を引き込む負荷との間に設けられる電力変換装置における、最大電力点追従制御方法であって、前記太陽光発電パネルから電力を取り出す電力変換部を制御して最大電力点追従制御を行い、前記最大電力点追従制御において、前記太陽光発電パネルの出力曲線における値域のいずれか一方側から最大電力点にアプローチしている途中で、当該電力変換装置に入力可能な電力上限の特性による制約を受ける第1の電力点に到達した場合、前記値域の範囲内で前記値域の他方側から前記最大電力点にアプローチして前記第1の電力点とは異なる第2の電力点を探索する、最大電力点追従制御方法である。
太陽光発電パネルが過積載の状態で電力変換装置が使用されても、発電電力の無駄を抑制することができる。
電力変換装置を中心とした回路図である。 太陽光発電パネルの発電電力を電圧と電力との関係で表した出力曲線(実線)と、電力変換装置に入力可能な電力上限を電圧と電力との関係で表した折れ線(点線)とを示すグラフである。 電力変換装置に入力可能な電力上限を選択するフローチャートである。 太陽光発電パネルから引き出せる電圧と電流との関係の一例を示すグラフである。 太陽光発電パネルの発電電力を電流と電力との関係で表した出力曲線(実線)と、電力変換装置に入力される電力の範囲を電流と電力との関係で表した折れ線(点線)とを示すグラフである。 図7,図8と共に、反転機能付きのMPPT制御の一例を示すフローチャートである。 図6,図8と共に、反転機能付きのMPPT制御の一例を示すフローチャートである。 図6,図7と共に、反転機能付きのMPPT制御の一例を示すフローチャートである。
[実施形態の要旨]
本発明の実施形態の要旨としては、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)これは、太陽光発電パネルと、電力を引き込む負荷との間に設けられる電力変換装置であって、前記太陽光発電パネルから電力を取り出す電力変換部と、前記電力変換部を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有し、当該電力変換装置に入力可能な電力上限の特性を把握している制御部と、を備え、前記制御部は、前記最大電力点追従制御において、前記太陽光発電パネルの出力曲線における値域のいずれか一方側から最大電力点にアプローチしている途中で前記特性による制約を受ける第1の電力点に到達した場合、前記値域の範囲内で前記値域の他方側から前記最大電力点にアプローチして前記第1の電力点とは異なる第2の電力点を探索する、電力変換装置である。
なお、「値域」とは、電流の値域又は電圧の値域である。
例えば、いわゆる過積載の状態で使用される電力変換装置では、太陽光発電パネルから出力可能な電力が、電力変換装置に入力可能な電力上限の特性を超えることがある。この場合には、制御部が最大電力点追従制御を行おうとしても、太陽光発電パネルの出力曲線における最大電力点に到達することができず、最大電力点の両側に、事実上の最大電力点の候補が存在する場合がある。そこで、このような場合に、値域の一方側のみからではなく、他方側からも最大電力点にアプローチすることにより、複数の、事実上の最大電力点の候補から、最も電力の大きい電力点を探すことができる。このような制御を行う電力変換装置では、過積載であっても、その時点で太陽光発電パネルから引き出せる最大の電力を引き出すことができ、効率よく発電電力を利用することができる。
(2)また、(1)の電力変換装置において、例えば、前記制御部は、前記最大電力点追従制御における電力点が、前記第1の電力点に到達した場合、前記値域内で電圧又は電流を所定量変化させて、前記出力曲線上で、直前の電力点からは不連続となる他の電力点に移動する制御を行うことができる。
このような手法により、制御部は、値域の他方側から最大電力点にアプローチすることができる。
(3)また、(2)の電力変換装置において、前記制御部は、前記最大電力点追従制御における電力点が、前記第1の電力点に到達した場合、電圧又は電流を前記値域の反対側の末端近傍まで変化させるようにしてもよい。
この場合、確実に値域の他方側にジャンプし、第2の電力点を探すことができる。
(4)また、(1)〜(3)のいずれかの電力変換装置において、例えば、前記制御部は、前記最大電力点追従制御における電力点が、前記第1の電力点及びその電力を記憶した後前記第2の電力点に移動し、前記第2の電力点の電力が前記第1の電力点より大きい場合は制御上で前記第2の電力点にとどまり、逆に、前記第2の電力点の電力が前記第1の電力点より小さい場合は制御上で前記第1の電力点に戻るようにしてもよい。
このようにすれば、2つの電力点のうち、常に、電力の大きい方を選択することができる。
(5)一方、これは、太陽光発電パネルと、電力を引き込む負荷との間に設けられる電力変換装置における、最大電力点追従制御方法であって、前記太陽光発電パネルから電力を取り出す電力変換部を制御して最大電力点追従制御を行い、前記最大電力点追従制御において、前記太陽光発電パネルの出力曲線における値域のいずれか一方側から最大電力点にアプローチしている途中で、当該電力変換装置に入力可能な電力上限の特性による制約を受ける第1の電力点に到達した場合、前記値域の範囲内で前記値域の他方側から前記最大電力点にアプローチして前記第1の電力点とは異なる第2の電力点を探索する、最大電力点追従制御方法である。
例えば、いわゆる過積載の状態で使用される電力変換装置では、太陽光発電パネルから出力可能な電力が、電力変換装置に入力可能な電力上限の特性を超えることがある。この場合には、最大電力点追従制御を行おうとしても、太陽光発電パネルの出力曲線における最大電力点に到達することができず、最大電力点の両側に、事実上の最大電力点の候補が存在する。そこで、このような場合に、値域の一方側のみからではなく、他方側からも最大電力点にアプローチすることにより、複数の、事実上の最大電力点の候補から、最も電力の大きい電力点を探すことができる。このような制御を行うことにより、過積載の状態で使用される電力変換装置であっても、その時点で太陽光発電パネルから引き出せる最大の電力を引き出すことができ、効率よく発電電力を利用することができる。
[実施形態の詳細]
以下、本発明の一実施形態に係る電力変換装置について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態に登場する数値はいずれも一例に過ぎず、記載した値に限定される訳ではない。
《電力変換装置の回路構成例》
図1は、電力変換装置1(パワーコンディショナ)を中心とした回路図である。図において、電力変換装置1は、太陽光発電パネル2と、交流電路3との間に設けられている。交流電路3は、商用電力系統4と接続されている。また、電力変換装置1は、蓄電池5と接続されている。
電力変換装置1は、2つのDC/DCコンバータ6,7と、DCバス8と、インバータ9とを備えている。主回路要素から順に説明すると、太陽光発電パネル2と接続される直流入力端側には、直流側コンデンサ11が入力に対して並列に設けられている。入力された電圧はDC/DCコンバータ6により所望の電圧に変換され、DCバス8に出力される。DC/DCコンバータ6は、DCリアクトル12と、スイッチング素子Q1と、ダイオード13とを備えている。スイッチング素子Q1は、例えばMOS−FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)であり、ボディダイオードを有する。なお、図1の例では、他のスイッチング素子Q2〜Q9も全てMOS−FETであるが、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等、他の半導体スイッチであってもよい。
また、蓄電池5と並列に接続される直流側コンデンサ15と、DCバス8との間には、DC/DCコンバータ7が設けられている。DC/DCコンバータ7は、双方向性があり、蓄電池5の放電時には昇圧動作を行い、また、蓄電池5の充電時は降圧動作を行う。DC/DCコンバータ7は、DCリアクトル16と、ローサイドのスイッチング素子Q2と、ハイサイドのスイッチング素子Q3とを備えている。
DCバス8の電圧すなわち中間コンデンサ14の両端電圧は、フルブリッジ回路を成すスイッチング素子Q4,Q5,Q6,Q7,Q8,Q9によって構成されるインバータ9に与えられる。インバータ9は、DCバス8の直流電圧を、単相3線の交流電圧に変換する。ACリアクトル17,18,19及び交流側コンデンサ20,21は、インバータ9の発生する高周波ノイズが交流電路3に出ることを防止するフィルタ回路として機能している。交流電路U−W線間には例えば202V、U−O線間、及びW−O線間にはそれぞれ、O線を0電位として+101V、−101Vが出力される。
蓄電池5は、太陽光発電パネル2の発電電力により充電することができ、また、商用電力系統4からの電力を用いて充電することもできる。商用電力系統4からの電力を用いて蓄電池5を充電する場合には、インバータ9は、交流から直流への整流器として機能する。
計測・制御用の回路要素としては、電圧センサ22と、電流センサ23とが設けられている。電圧センサ22は、太陽光発電パネル2の発電電圧を検出して、検出出力を制御部24に送る。電流センサ23は、太陽光発電パネル2から引き出される電流を検出して、検出出力を制御部24に送る。なお、他にも、計測・制御用の電圧センサ及び電流センサは随所に設けられているが、ここでは図示を省略している。制御部24は、各センサから送られてくる検出出力に基づいてスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4〜Q9のオン・オフを制御する。
制御部24は例えば、コンピュータを含み、ソフトウェア(コンピュータプログラム)をコンピュータが実行することで、必要な制御機能を実現する。ソフトウェアは、制御部24の記憶装置(図示せず。)に格納される。
太陽光発電パネル2が発電中は、電力変換装置1は、交流電路3との系統連系運転を行う。これにより、交流電路3に接続されている需要家の負荷(図示せず。)への給電、及び、商用電力系統4への逆潮(売電)を行うことができる。さらに、必要に応じて、太陽光発電パネル2の発電電力を用いて蓄電池5を充電することもできる。
また例えば夜間には、蓄電池5を放電させることにより、交流電路3に接続されている需要家の負荷への給電を行うことができる。
《MPPT制御》
ここで、インバータ9と共に電力変換部を構成するDC/DCコンバータ6は、制御部24の制御により、最大電力点追従制御(MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御)を行う。MPPT制御を行うことにより、太陽からの日射の状況によって発電量が変動する太陽光発電パネル2から、その時点での最大電力を引き出すことができる。
また、この電力変換装置1は、入力可能な電力上限の特性に関して、太陽光発電パネル2から出力可能な電力が、電力上限の特性を超えることがある状態で使用されている。すなわち、電力変換装置1は、過積載の状態で使用されている。
図2は、太陽光発電パネル2の発電電力を電圧と電力との関係で表した出力曲線(実線)と、電力変換装置1に入力可能な電力上限を電圧と電力との関係で表した折れ線(点線)とを示すグラフである。太陽光発電パネル2から引き出せる電力は、この出力曲線上の値となり、出力曲線上にない値をとることはできない。また、電力変換装置1は、内部で使用している電子部品の性能上の制約により、入力可能な電力上限がある。一般には、電力変換装置1(の制御部24)自身が、ソフトウェアにより、入力可能な電力上限を設定している。
《入力可能な電力上限の設定》
図3は、電力変換装置1に入力可能な電力上限を選択するフローチャートである。この処理は、制御部24により、MPPT制御の実行周期よりも長い周期で実行される。図3において、電圧センサ22(図1)により検出される太陽光発電パネル2の発電電圧を、「PV電圧」と表現する。
まずステップSp1において制御部24は、PV電圧が50V未満であるか否かを判定する。「Yes」の場合には、電力上限は0Wとなる(ステップSp2)。「No」の場合、制御部24は、PV電圧が50V以上200V未満であるか否かを判定する(ステップSp3)。
ステップSp3において「Yes」の場合には、電力上限はPV電圧×I(すなわち比例上昇)となる(ステップSp4)。「No」の場合、制御部24は、PV電圧が200V以上330V未満であるか否かを判定する(ステップSp5)。「Yes」の場合には、電力上限は2150W(すなわち固定)となる(ステップSp6)。「No」の場合、制御部24は、PV電圧が330V以上450V未満であるか否かを判定する(ステップSp7)。
ステップSp7において「Yes」の場合には、電力上限は−I×PV電圧+P(すなわち比例減少)となる(ステップSp8)。「No」の場合、制御部24は、電力上限を0Wとする(ステップSp9)。続いて、制御部24は、ここまでの判定で得られた電力上限が、0Wより大きく2150W未満か否かを判定する(ステップSp10)。ここで「Yes」であればMPPT反転フラグは1となり(ステップSp11)、「No」であればMPPT反転フラグは0となる(ステップSp12)。MPPT反転フラグとは、後述の反転動作が必要(=1)か否(=0)かを示している。すなわち、電力上限が0W又は一定の最大値2150Wであれば後述の反転動作は実行する必要がない。また、その他、MPPT反転フラグは2に設定される場合もあり、「2」の場合は、短絡側(電流最大)から最大電力点を目指す。
図3のフローチャートの処理により、図2に示す入力電力の上限(点線)が設定されている。
《過積載とMPPT制御》
図2に戻り、発電電力の曲線を「山」に例えると、MPPT制御は、山登り法とも言われている。例えば、発電電力の曲線の最も電圧の高い末端近傍(この例では約430V)から最大電力点を目指して電圧を徐々に低下させ、山登りする。1ステップ分の電圧を下げる前と下げた後とで、電力を互いに比較し、電力が増加から減少に転じると電圧を変化させる方向を逆(上昇)にする。このような探索を繰り返し行うことで、最大電力点に追従する制御を行うことができる。
ところが、電圧が図2のA点に達すると、A点での電圧に対する電力変換装置1への入力電力の上限となるので、MPPT制御はA点で停滞した状態となる。入力可能な電力上限としては、この例ではB点の方が、電力が大きいが、従前のMPPT制御ではB点には行けない。
図4は、太陽光発電パネル2から引き出せる電圧と電流との関係の一例を示すグラフである。電圧×電流が最も大きくなる点が、最大電力点Pmaxである。図示のように、電圧と電流とは一対一の関係にある。なお、この曲線は日射条件により、縦軸及び横軸の方向に膨らむか又はしぼむように変化する。
図5は、太陽光発電パネル2の発電電力を電流と電力との関係で表した出力曲線(実線)と、電力変換装置1に入力される電力の範囲を電流と電力との関係で表した折れ線(点線)とを示すグラフである。
図2と同様に、太陽光発電パネル2から引き出せる電力は、この出力曲線上の値となり、出力曲線上にない値をとることはできない。
MPPT制御は、図2に示す出力曲線に沿った電圧ステップの制御、及び、図5に示す出力曲線に沿った電流ステップの制御、のいずれか一方を行うことで、他方も結果的に制御される。
《反転機能付きMPPT制御の例》
次に、反転機能付きのMPPT制御を、電流ステップによる制御を例に説明する。
図6〜図8は、反転機能付きのMPPT制御の一例を示すフローチャートであり、一つのフローチャートを、図示の便宜上3枚の図面で表している。図6の「X」は、図7の「X」のところへ繋がっている。図7の「Y」、「Z」はそれぞれ、図8の「Y」、「Z」に繋がっている。
まず、図6は、MPPT制御の通常の制御における前半部分を示すフローチャートである。MPPT制御は、制御部24により、繰り返し実行される。図において、制御部24は、電圧センサ22(図1)及び電流センサ23(図1)の検出出力に基づいて、太陽光発電パネル2からの、PV電力(太陽光発電の電力)、電圧、電流の各情報を取得する(ステップS1)。次に制御部24は、ステップS1で取得した現在のPV電力が、記憶している前回のPV電力より大きいか否かを判定する(ステップS2)。
ステップS2での判定が「Yes」であれば、制御部24は、MPPT制御すなわち山登りの現在位置が、最大電力点を通り越したか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3の判定が「Yes」であれば、制御部24は、MPPTの方向を「山下り」方向に向けて(ステップS4)、電流ステップを山下り方向に設定する(ステップS5)。一方、ステップS3の判定が「No」であれば、制御部24は、電流ステップを山登り方向に設定する(ステップS6)。
また、ステップS2での判定が「No」であれば、制御部24は、MPPT制御による現在位置が、最大電力点より手前か否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定が「Yes」であれば、制御部24は、MPPTの方向を山登り方向に向けて(ステップS8)、電流ステップを山登り方向に設定する(ステップS9)。一方、ステップS7の判定が「No」であれば、制御部24は、電流ステップを山下り方向に設定する(ステップS10)。
なお、図6は電流ステップの例であるが、電圧ステップの場合は、ステップS5,S6,S9,S10における「電流ステップを・・・」が、「電圧ステップを・・・」に置き換わるだけで、それ以外は同様である。
図7,図8は、反転機能を含む、MPPT制御の後半部分を示すフローチャートである。以下、状況に分けて流れを説明する。
<電力上限が2150W又は0Wの場合>
この場合、ステップS11において制御部24はMPPT反転フラグが0(図3のステップSp12)であるから、判定は「No」となり、図8のステップS31に進む。ステップS31において、MPPT反転フラグは2ではないとすると、処理は図7のステップS17に飛び、電流指令値の決定及び、スイッチングのデューティ比の更新(ステップS18)が行われる。
<開放点近傍から山登り〜A点到達〜反転準備>
開放点(図5の出力曲線の左端)近傍からMPPT制御により山登りしているとき、ステップS11においてMPPT反転フラグが1であれば、制御部24は、現在の電力が電力上限(すなわちA点)か否かを判定する(ステップS12)。ここでは「Yes」であり、現在の電力が反転前の電力Bより小さいか否かを判定する(ステップS13)。ここでも「Yes」であり、制御部24は、反転前のA点の電力を記憶し(ステップS14)、暫定的に、電圧指令値を50V(最低値)に設定し(ステップS15)、電流指令値を10.75A(最大値)に設定する(ステップS16)。
その後、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<開放点近傍から山登りの途中、又は、反転して短絡点近傍へ移動する最中>
この場合、ステップS11において「Yes」、ステップS12において「No」、ステップS22において、現在のPV電圧が100V未満であるか否かを判定し「No」となる。以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。なお、短絡点とは、図5の出力曲線の右端である。
<反転により短絡点近傍に移動した場合>
この場合、ステップS11において「Yes」、ステップS12において「No」、ステップS22において「Yes」となり、制御部24は、MPPT反転フラグを2に設定する(ステップS23)。以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<B点電力よりA点電力の方が大きい場合>
この場合、ステップS11,S12においていずれも「Yes」、ステップS13において「No」となる。制御部24は自動反転カウンタをインクリメント(+1)し(ステップS19)、自動反転カウンタが100を超えなければ(ステップS20の「No」)、以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<定期的な反転>
この場合、ステップS11,S12においていずれも「Yes」、ステップS13において「No」となる。制御部24は自動反転カウンタをインクリメント(+1)し(ステップS19)、自動反転カウンタが100を超えると(ステップS20の「Yes」)、自動反転カウンタをリセットして(ステップS21)、制御部24は、反転前のA点の電力を記憶し(ステップS14)、暫定的に、電圧指令値を50V(最低値)に設定し(ステップS15)、電流指令値を10.75A(最大値)に設定する(ステップS16)。以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<短絡点近傍から山登り〜B点到達〜反転準備>
短絡点(図5の出力曲線の右端)近傍からMPPT制御により山登りしているとき、ステップS11においてMPPT反転フラグが0であれば、制御部24は、現在の電力が電力上限(すなわちB点)か否かを判定する(ステップS32)。ここでは「Yes」であり、現在の電力が反転前の電力Aより小さいか否かを判定する(ステップS33)。ここでも「Yes」であり、制御部24は、反転前のB点の電力を記憶し(ステップS34)、暫定的に、電圧指令値を450V(最高値)に設定し(ステップS35)、電流指令値を0A(最小値)に設定する(ステップS36)。
その後、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<短絡点近傍から山登りの途中、又は、反転して開放点近傍へ移動する最中>
この場合、ステップS11において「No」、ステップS31において「Yes」、ステップS32において「No」、ステップS42において、現在のPV電圧が400Vより大きいか否かを判定し「No」となる。以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<反転により短絡点近傍に移動した場合>
この場合、ステップS11において「No」、ステップS31において「Yes」、ステップS32において「No」、ステップS42において「Yes」となり、制御部24は、MPPT反転フラグを1に設定する(ステップS43)。以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<A点電力よりB点電力の方が大きい場合>
この場合、ステップS11,S31,S32においていずれも「Yes」、ステップS33において「No」となる。制御部24は自動反転カウンタをインクリメント(+1)し(ステップS39)、自動反転カウンタが100を超えなければ(ステップS40の「No」)、以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
<定期的な反転>
この場合、ステップS11,S31,S32においていずれも「Yes」、ステップS33において「No」となる。制御部24は自動反転カウンタをインクリメント(+1)し(ステップS39)、自動反転カウンタが100を超えると(ステップS40の「Yes」)、自動反転カウンタをリセットして(ステップS41)、制御部24は、反転前のB点の電力を記憶し(ステップS34)、暫定的に、電圧指令値を450V(最高値)に設定し(ステップS35)、電流指令値を0A(最小値)に設定する(ステップS36)。以下、電流指令値の決定(ステップS17)、及び、スイッチングのデューティ比の更新が行われる(ステップS18)。
《まとめ》
図7,図8に例示したようなフローチャートにおけるMPPT制御の反転機能は、以下のようにも説明できる。すなわち、電流ステップのMPPT制御では、図5の発電電力の出力曲線上を、例えば電流の低値側から山登りして最大電力点にアプローチするが、電力変換装置1に入力可能な電力上限の特性に阻まれてA点止まりとなることがある。その場合、制御部24は、電流指令値を最大値として(但し、実際には実線上の電流しか流れない。)電流の値域の反対側すなわち山の反対側から最大電力点にアプローチしてB点に到達する。
B点の電力がA点の電力より大きければ、B点がこの状態で得られる事実上の最大電力点である。もしB点の電力よりA点の電力の方が大きければ、A点に戻る。太陽光発電パネル2の出力曲線は日射条件によって時々刻々変化するので、A点、B点も、常に同じということはなく、また、大小関係も変わるので、固定的な電力点ではない。
同様に、電圧ステップのMPPT制御では、図2の発電電力の出力曲線上を、例えば電圧の高値側から山登りして最大電力点にアプローチするが、電力変換装置1に入力可能な電力上限の特性に阻まれてA点止まりとなることがある。その場合、制御部24は、電圧指令値を最低値として、電圧の値域の反対側すなわち山の反対側から最大電力点にアプローチしてB点に到達する。
B点の電力がA点の電力より大きければ、B点がこの状態で得られる事実上の最大電力点である。もしB点の電力よりA点の電力の方が大きければ、A点に戻る。太陽光発電パネル2の出力曲線は日射条件によって時々刻々変化するので、A点、B点も、常に同じということはなく、また、大小関係も変わるので、固定的な電力点ではない。
さらに普遍的に要部を説明すれば、例えば以下のようになる。
図7,図8に示したような反転機能を持つMPPT制御を制御部24が実行することにより、太陽光発電パネル2の出力曲線における電圧又は電流の値域のいずれか一方側から最大電力点にアプローチしている途中で、電力変換装置1に入力可能な電力上限の特性による制約を受ける第1の電力点(A点又はB点)に到達した場合、電圧又は電流の値域の範囲内で他方側から最大電力点にアプローチして第1の電力点とは異なる第2の電力点(B点又はA点)を探索することができる。
過積載の状態で使用される電力変換装置1では、太陽光発電パネル2から出力可能な電力が、入力可能な電力上限の特性を超えることがある。この場合には、制御部24が最大電力点追従制御を行おうとしても、太陽光発電パネル2の出力曲線における最大電力点に到達することができず、最大電力点の両側に、事実上の最大電力点の候補(A点,B点)が存在する。そこで、このような場合に、値域の一方側のみからではなく、他方側からも最大電力点にアプローチすることにより、複数の、事実上の最大電力点の候補から、最も電力の大きい電力点を探すことができる。このような制御を行う電力変換装置1では、過積載であっても、その時点で太陽光発電パネル2から引き出せる最大の電力を引き出すことができ、効率よく発電電力を利用することができる。
なお、上記実施形態では、制御部24は、第1の電力点に到達した場合、電圧又は電流を値域の反対側の末端近傍(出力曲線の上限近傍又は下限近傍)まで変化させるようにした。この場合、確実に値域の他方側にジャンプし、第2の電力点を探すことができる。
但し、電圧又は電流を値域の反対側の末端近傍まで変化させることは一例であり、必ずしも末端近傍でなくてもよい。例えば、図2を参照すれば、A点に到達後、発電電力の出力曲線の値域内で電圧を所定量(例えば200V)低下させて、出力曲線上で、直前の電力点であるA点からは不連続となる他の電力点に移動する制御を行ってもよい。そして、他の電力点から最大電力点にアプローチしてB点にたどり着ければ良い。このような手法により、制御部24は、値域の他方側から最大電力点にアプローチすることができる。また、値域の末端(図2では50V)近傍まで移動するよりも、B点の探索までに要する時間が短くなる。
また、前述のように、制御部24は、第1の電力点及びその電力を記憶した後、第2の電力点に移動し、第2の電力点の電力が第1の電力点より大きい場合は制御上で第2の電力点にとどまり、逆に、第2の電力点の電力が前記第1の電力点より小さい場合は制御上で第1の電力点に戻るようにすればよい。このようにして、2つの電力点のうち、常に、電力の大きい方を選択することができる。
《その他補足》
なお、上記実施形態の電力変換装置1は、商用電力系統に系統連系するパワーコンディショナであるが、系統連系しないスタンドアローンの太陽光発電システムにおける電力変換装置であっても、上記の反転機能付きのMPPT制御を適用することができる。但し、負荷が接続された状態でなければ電流が流れないので、スタンドアローンの場合は、電力変換装置が太陽光発電パネルから引き出そうとする電流を自在に流してくれる負荷が必要となる。系統連系して逆潮している場合は、商用電力系統が一種の負荷となるので、電流はどのようにでも引き出すことができる。
すなわち、電力変換装置には、電力を引き込む負荷が接続されていることが必要である。
なお、図1に示した蓄電池5は、電力の有効活用に役立つが、必須の設備ではない。直流の負荷に接続するスタンドアローンの電力変換装置であれば、インバータ9を省略することもできる。
《補記》
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電力変換装置
2 太陽光発電パネル
3 交流電路
4 商用電力系統
5 蓄電池
6,7 DC/DCコンバータ
8 DCバス
9 インバータ
11 直流側コンデンサ
12 DCリアクトル
13 ダイオード
14 中間コンデンサ
15 直流側コンデンサ
16 DCリアクトル
17,18,19 ACリアクトル
20,21 交流側コンデンサ
22 電圧センサ
23 電流センサ
24 制御部
Q1〜Q9 スイッチング素子

Claims (5)

  1. 太陽光発電パネルと、電力を引き込む負荷との間に設けられる電力変換装置であって、
    前記太陽光発電パネルから電力を取り出す電力変換部と、
    前記電力変換部を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有し、当該電力変換装置に入力可能な電力上限の特性を把握している制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記最大電力点追従制御において、前記太陽光発電パネルの出力曲線における値域の一方側から最大電力点にアプローチしている途中で前記特性による制約を受ける第1の電力点に到達した場合、前記値域の範囲内で前記値域の他方側から前記最大電力点にアプローチして前記第1の電力点とは異なる第2の電力点を探索する、電力変換装置。
  2. 前記制御部は、前記最大電力点追従制御における電力点が、前記第1の電力点に到達した場合、前記値域内で電圧又は電流を所定量変化させて、前記出力曲線上で、直前の電力点からは不連続となる他の電力点に移動する制御を行う、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記制御部は、前記最大電力点追従制御における電力点が、前記第1の電力点に到達した場合、電圧又は電流を前記値域の反対側の末端近傍まで変化させる、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記制御部は、前記最大電力点追従制御における電力点が、前記第1の電力点及びその電力を記憶した後前記第2の電力点に移動し、前記第2の電力点の電力が前記第1の電力点より大きい場合は制御上で前記第2の電力点にとどまり、逆に、前記第2の電力点の電力が前記第1の電力点より小さい場合は制御上で前記第1の電力点に戻る、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  5. 太陽光発電パネルと、電力を引き込む負荷との間に設けられる電力変換装置における、最大電力点追従制御方法であって、
    前記太陽光発電パネルから電力を取り出す電力変換部を制御して最大電力点追従制御を行い、
    前記最大電力点追従制御において、前記太陽光発電パネルの出力曲線における値域のいずれか一方側から最大電力点にアプローチしている途中で、当該電力変換装置に入力可能な電力上限の特性による制約を受ける第1の電力点に到達した場合、前記値域の範囲内で前記値域の他方側から前記最大電力点にアプローチして前記第1の電力点とは異なる第2の電力点を探索する、
    最大電力点追従制御方法。
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