JP7006499B2 - 電力変換装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置及びその制御方法に関する。
太陽光発電パネルの直流出力を交流出力に変換するには、一般にパワーコンディショナと呼ばれる電力変換装置が用いられる。かかる電力変換装置内では、例えば、太陽光発電パネルの出力する直流電圧をDC/DCコンバータで昇圧し、さらに、インバータ回路により交流電圧に変換する。また、DC/DCコンバータを複数搭載する電力変換装置では、太陽光発電パネルの複数のストリングにそれぞれ対応してDC/DCコンバータを接続し、動作させることができる(例えば、特許文献1,2参照。)。各DC/DCコンバータは、接続された太陽光発電パネルから最大電力を引き出すための、最大電力点追従(MPPT:Maximum Power Point Tracking)制御を行う。
一方、近年、太陽光発電パネルの価格が低下傾向にあり、需要者は多くの太陽光発電パネルを買い求めやすくなってきている。太陽光発電パネルは日照条件等が理想的な場合には定格最大電力を出力できるが、平均的には、100%の出力に及ばないことが多い。従って、例えば、電力変換装置の定格最大入力電力は6kWであるが、設置した全ての太陽光発電パネルが発電できる電力の最大値は8kWである、というような、いわば「過積載」の状態で太陽光発電システムを運用することも多くなってきた(例えば、特許文献3参照。)。
特開2016-41010号公報 特開2013-183578号公報 特開2017-28822号公報
しかしながら、過積載の状態で、太陽光発電パネルが理想的発電状態、若しくはそれに近い状態で発電可能な場合には、電力変換装置の定格最大入力電力を超える分の電力については、これを引き出すことができない。すなわち、太陽光発電パネルを最大電力点で使用することはできず、電力変換装置が太陽光発電パネルの出力を抑制する形となる。
ここで、複数の太陽光発電パネルとそれらに対応するDC/DCコンバータがある場合には、効率の観点から、どのように抑制するのが最も良いのか、という課題が生じる。また、太陽光発電パネルが1ストリングであっても、過積載の状態であれば、太陽光発電パネルの出力を抑制することが必要となる場合がある。
なお、過積載以外にも、例えば、電力変換装置の温度が高くなっていること、地域の系統電圧が上昇気味であること、電力管理上、電力の抑制指令があること等の理由により、太陽光発電パネルの出力を抑制する必要が生じる場合も考えられる。
すなわち、太陽光発電パネルの出力を抑制せざるを得ない状況下で、電力の損失をできるだけ抑えるためには、電力変換装置はどのような制御を行うべきか、という解決すべき課題が見えてくる。
かかる課題に鑑み、本発明は、太陽光発電パネルの出力を抑制する必要がある場合にも電力の損失抑制に好適な制御を行う電力変換装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本開示は、以下の発明を含む。但し、本発明は、特許請求の範囲によって定められるものである。
本発明の一表現に係る電力変換装置は、太陽光発電パネルと接続される電力変換部と、前記電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、電流をより多く引き出して最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力変換部の電力抑制制御を行う、電力変換装置である。
また、本発明の一表現に係る電力変換装置の制御方法は、太陽光発電パネルと接続される電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行うことを基本制御動作とし、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合には、電流をより多く引き出して最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力変換部の電力抑制制御を行うものである。
本発明によれば、電力変換装置において太陽光発電パネルの出力を抑制する必要がある場合にも、電力の損失抑制に好適な制御を行うことができる。
図1は、電力変換装置の回路図の第1の例と、その周辺の接続図である。 図2は、電力変換装置の回路図の第2の例と、その周辺の接続図である。 図3は、制御部によって実行されるMPPT制御に関するフローチャートである。 図4は、図3のフローチャートにおけるステップS8,S9,S10の処理を出力特性曲線上で示すグラフである。 図5は、電力変換装置の回路図の第3の例と、その周辺の接続図である。 図6は、一例として、4ストリングの太陽光発電パネルについて、出力特性曲線を示す図である。 図7は、図6から太陽光発電パネルの出力特性曲線(2a)のみを抜き出した図である。
[実施形態の要旨]
本発明の実施形態の要旨としては、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)これは、太陽光発電パネルと接続される電力変換部と、前記電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、電流をより多く引き出して最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力変換部の電力抑制制御を行う、電力変換装置である。
上記のように構成された電力変換装置では、電力変換部から出力される電力を抑制する必要があって制御上で最大電力点に行けない場合、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるように、電流を多く引き出して電力変換部を制御する。これにより、電力を抑制しつつ、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。従って、電力を抑制する必要がある状況下でも、より電力変換の効率が良い状態で電力変換装置を動作させることができる。この結果、太陽光発電パネルの出力を抑制する必要がある場合にも、電力の損失抑制に好適な制御を行う電力変換装置を得ることができる。
(2)また、(1)の電力変換装置において、前記制御部は、例えば、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、最大電力点追従制御の出力特性曲線における最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として前記電力抑制制御を行う。
すなわち、電力変換部から出力される電力を抑制する必要があって制御上で最大電力点に行けない場合、最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として、電流を多く引き出して電力変換部を制御する。この結果、電力を抑制する必要がある状況下で、できるだけ多くの電力を引き出しつつ、低い方の電圧値を目標値とすることで、高い方の電圧値になるよう電力変換部を制御する場合よりも、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。
(3)また、(1)の電力変換装置において、前記電力変換部は、例えば、複数の太陽光発電パネルの各々に対応して接続され、共通のDCバスに出力する複数のDC/DCコンバータと、前記DCバスと交流電路との間に設けられたインバータとを含み、前記制御部は、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、前記複数の太陽光発電パネルのうち、前記交流電路のピーク電圧より高く、かつ、現時点で最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルに接続された前記DC/DCコンバータについて、最大電力点の電圧値より低い所定の電圧値を目標値として前記電力抑制制御を行う。
この場合、電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合に、最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルについて、あえて最大電力点を外し、電力を抑制するとともに、最大電力点の電圧値より低い所定の電圧値を目標値とすることで、DCバスの電圧を低減し、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。
(4)また、(3)の電力変換装置において、前記制御部は、例えば、前記最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルについて、最大電力点追従制御の出力特性曲線における最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として、対応する前記DC/DCコンバータを制御することにより前記電力抑制制御を行う。
すなわち、電力変換部から出力される電力を抑制する必要があって制御上で最大電力点に行けない場合、最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として、電流を多く引き出して電力変換部を制御する。この結果、電力を抑制する必要がある状況下で、できるだけ多くの電力を引き出しつつ、低い方の電圧値を目標値とすることで、高い方の電圧値になるよう電力変換部を制御する場合よりも、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。
(5)また、(1)~(4)のいずれかの電力変換装置における直流又は交流の電力が閾値以上である場合に、前記制御部は、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行うようにしてもよい。
いわゆる過積載の場合は、電力変換装置の定格入力電力を超える電力が入力される場合がある。このような場合、ごく短時間であれば問題無いが、そのような過負荷状態が持続すると回路素子が損傷若しくは劣化する恐れがある。そこで、出力する交流電力が閾値以上である場合に、制御部が電力抑制制御を行うことにより、電力の損失を抑制しながら回路素子を保護することができる。
(6)また、(1)~(4)のいずれかの電力変換装置において、前記電力変換装置は温度センサを有し、当該温度センサが検出する温度が閾値以上である場合に、前記制御部は、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行うようにしてもよい。
温度センサが検出する温度が閾値以上である場合、回路素子が過熱気味になっている可能性がある。そこで、温度が閾値以上である場合に、制御部が電力抑制制御を行うことにより、電力の損失を抑制しながら、回路素子を保護することができる。
(7)また、(1)~(4)のいずれかの電力変換装置において、前記電力変換装置と接続される商用電力系統の系統電圧が閾値以上である場合に、前記制御部は、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行うようにしてもよい。
系統電圧が閾値以上である場合は、系統側への電力の供給過多になっている可能性がある。そこで、系統電圧が閾値以上である場合に、制御部が電力抑制制御を行うことにより、発電を適切に抑制することができる。
(8)また、(1)~(4)のいずれかの電力変換装置において、前記制御部は、電力の抑制指令を受信した場合に、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行うようにしてもよい。
この場合、電力の抑制指令を受けて、制御部が電力抑制制御を行うことにより、発電を適切に抑制することができる。
(9)一方、これは、太陽光発電パネルと接続される電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行うことを基本制御動作とし、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合には、電流をより多く引き出して最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力変換部の電力抑制制御を行う、電力変換装置の制御方法でもある。
上記のような電力変換装置の制御方法では、電力変換部から出力される電力を抑制する必要があって制御上で最大電力点に行けない場合、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるように、電流を多く引き出して電力変換部を制御する。これにより、電力を抑制しつつ、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。従って、電力を抑制する必要がある状況下でも、より電力変換の効率が良い状態で電力変換装置を動作させることができる。この結果、太陽光発電パネルの出力を抑制する必要がある場合にも電力の損失抑制に好適な制御を行うことができる。
[実施形態の詳細]
以下、本発明の一実施形態に係る電力変換装置(その制御方法を含む。)について、図面を参照して説明する。
《インバータのみの回路例》
図1は、電力変換装置の回路図の第1の例と、その周辺の接続図である。図において、電力変換装置1の直流入力側には、例えば1ストリングの太陽光発電(PV: Photovoltaic)パネル2が接続されている。電力変換装置1の交流側には、需要家の交流電路3を経て商用電力系統4が接続されている。
図1の電力変換装置1は、主回路要素として、DCバス8と、直流入力側にある平滑用の直流側コンデンサ5と、フルブリッジのインバータ10と、ACリアクトル11と、平滑用の交流側コンデンサ12とを備えている。インバータ10は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であるスイッチング素子Q,Q,Q,Qと、それぞれに逆極性の並列に接続されたダイオードd,d,d,dと、を含む。なお、スイッチング素子Q,Q,Q,Qとしては、MOS-FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を用いてもよい。ACリアクトル11及び交流側コンデンサ12は、インバータ10のスイッチングノイズを交流電路3に出さないためのLCフィルタ回路を構成している。
また、計測・制御用の回路要素として、電力変換装置1は、例えば、太陽光発電パネル2の出力電圧を検出する電圧センサ13と、ACリアクトル11に流れる電流を検出する電流センサ16と、交流電路3の電圧を検出する電圧センサ17と、電力変換装置1内の温度を測定する温度センサ19と、制御部18とを備えている。電圧センサ13、電流センサ16、電圧センサ17、温度センサ19のそれぞれの検出出力は、制御部18に送られる。これに基づいて制御部18は、インバータ10内のスイッチング素子Q,Q,Q,QのゲートをPWM(Pulse Width Modulation)制御する。
制御部18は、例えばコンピュータを含み、コンピュータがソフトウェア(コンピュータプログラム)を実行することで、必要な制御機能を実現する。ソフトウェアは、制御部18の記憶装置(図示せず。)に格納される。また、制御部18は、例えばHEMSゲートウェイ20とも接続されていることが好ましい。これにより、制御部18は、HEMSゲートウェイ20からの指示を受けて発電電力の抑制を行うことができる。制御部18及びHEMSゲートウェイ20については、後述の他の回路図(図2,図5)においても同様である。
図1の電力変換装置1では、太陽光発電パネル2から交流電路3の交流電圧のピーク値を超える電圧がDCバス8に提供される。インバータ10は、DCバス8の電圧に基づいて交流電力を生成し、ACリアクトル11及び交流側コンデンサ12を介して、交流電路3に交流電力を提供する。
《DC/DCコンバータが1台の場合》
図2は、電力変換装置の回路図の第2の例と、その周辺の接続図である。図において、電力変換装置1の直流入力側には、例えば1ストリングの太陽光発電パネル2が接続されている。電力変換装置1の交流側には、需要家の交流電路3を経て商用電力系統4が接続されている。
図2の電力変換装置1は、主回路要素として、直流入力側にある平滑用の直流側コンデンサ5と、DC/DCコンバータ6と、DCバス8と、DCバス8の2線間に接続された中間コンデンサ9と、フルブリッジのインバータ10と、ACリアクトル11と、平滑用の交流側コンデンサ12とを備えている。DC/DCコンバータ6は、DCリアクトル7と、ローサイドのスイッチング素子Q及び逆極性の並列に接続されたダイオードdと、ハイサイドのダイオードdとを備えている。スイッチング素子Qは、この例ではIGBTであるが、MOS-FETを使ってもよい。インバータ10は、図1と同様に、スイッチング素子Q,Q,Q,Q及びダイオードd,d,d,dを含む。
また、図2の電力変換装置1は、計測・制御用の回路要素として、例えば、太陽光発電パネル2の出力電圧を検出する電圧センサ13と、DCリアクトル7に流れる電流を検出する電流センサ14と、DCバス8の2線間の電圧を検出する電圧センサ15と、ACリアクトル11に流れる電流を検出する電流センサ16と、交流電路3の電圧を検出する電圧センサ17と、電力変換装置1内の温度を測定する温度センサ19と、制御部18とを備えている。電圧センサ13,15,17、電流センサ14,16、及び、温度センサ19の、それぞれの検出出力は、制御部18に送られる。これに基づいて制御部18は、スイッチング素子Q,Q,Q,Q,QのゲートをPWM制御する。
図2の電力変換装置1では、太陽光発電パネル2から出力される電圧がDC/DCコンバータ6により所定の電圧に昇圧され、DCバス8に提供される。インバータ10は、DCバス8の電圧に基づいて交流電力を生成し、ACリアクトル11及び交流側コンデンサ12を介して、交流電路3に交流電力を提供する。
《MPPT制御》
次に、図1又は図2に示した電力変換装置1の制御部18が実行するMPPT制御について説明する。MPPT制御は、太陽光発電パネル2から現時点での最大電力を引き出すべく、太陽光発電パネル2から電力変換装置1に取り込む電圧・電流を最適に制御して最大電力を発揮させようとする制御である。日照条件等、太陽光発電パネル2の発電に影響する状況が同じであるとすれば、電圧と電流とは一対一に対応しており、電流を多く引けば電圧は下がり、逆に、電流を少なく引けば電圧は上がる、という関係になる。図1の場合は、インバータ10のみのデューティ比を制御することでMPPT制御を行うことができる。図2の場合は、DC/DCコンバータ6による電力の取り込み及びインバータ10による電力の送出に関して、それぞれのデューティ比を制御することができる。MPPT制御は、DC/DCコンバータ6又はインバータ10により行うことができる。
図3は、制御部18(図1,図2)によって実行されるMPPT制御に関するフローチャートである。このフローチャートの処理は、一定の周期で実行される。図において、まず、制御部18は、交流電力が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1)。この閾値とは、例えば、定格最大出力電力Pmaxを一定レベル超える電力値である。制御部18は、電流センサ16の検出出力及び、電圧センサ17の検出出力に基づいて演算により交流電力を求めることができる。交流電力が例えば定格最大出力電力Pmaxを一定レベル超える電力値以上であれば、過積載の影響で電力変換装置1の処理能力を超える電力が入力されていることがわかる。このような場合、ごく短時間であれば問題無いが、そのような過負荷状態が持続すると回路素子が損傷若しくは劣化する恐れがある。そこで、出力する交流電力が閾値以上である場合には、回路素子保護の観点から制御上の対策が必要である。なお、ステップS1では交流電力が閾値以上か否かを判定したが、交流電力に代えて直流電力(電圧センサ13の検出する電圧×電流センサ14の検出する電流)を用いて判定してもよい。
ステップS1の判定が「No」であれば、制御部18は、電力変換装置1内の温度が所定の閾値以上であるか否かを温度センサ19の検出出力に基づいて判定する(ステップS2)。この閾値とは、例えば定格電力を出力した場合に、スイッチング素子Q,Q,Q,Q,Qの温度が定格温度異常まで上昇する温度である。温度が閾値以上であれば、回路素子、特に主としてスイッチング素子Q,Q,Q,Q,Qが過熱気味になっている可能性がある。そこで、このような場合には回路素子保護の観点から制御上の対策が必要である。
ステップS2の判定が「No」であれば、制御部18は、系統電圧が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS3)。この閾値とは、例えば電力会社との協議により定められた整定値である。系統電圧は、電圧センサ17の検出出力に基づいて把握することができる。系統電圧が閾値以上であるということは、例えば、共通の柱上変圧器の傘下にある需要家群において、電力消費に比して太陽光発電等の発電電力の供給が過多になっている可能性がある。従って、このような場合には、電力変換装置1の発電電力を抑制する必要がある。
ステップS3の判定が「No」であれば、制御部18は、電力の抑制指令をHEMSゲートウェイ20が受信しているか否かを判定する(ステップS4)。HEMSゲートウェイ20が電力の抑制指令を受信している場合には、電力変換装置1の発電電力を抑制する必要がある。
ステップS4の判定が「No」であれば、ステップS1~S4の全ての判定が「No」であったことになるので、制御部18は、そのままMPPT制御を継続する(ステップS5)。
一方、ステップS1~S4の1つでも「Yes」の判定となった場合には、制御部18は、太陽光発電パネル2が現在発電している電力値を記憶する(ステップS6)。続いて制御部18は、太陽光発電パネル2の出力する電圧が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS7)。ここで、「No」すなわち、太陽光発電パネル2の出力する電圧が閾値に満たない低い電圧である場合は、制御部18は、太陽光発電パネル2の電圧を変えずに動作させる(ステップS11)。
ステップS7において太陽光発電パネル2の出力する電圧が閾値以上である場合は、制御部18は、太陽光発電パネル2の出力特性曲線上の電圧を所定の割合で減少させる(ステップS8)。電圧を減少させるには、例えば、図1の回路では、インバータ10のデューティ比を1に近づけて電流を、より多く引き出す。図2の回路では、DC/DCコンバータ6及びインバータ10のデューティ比を1に近づけて電流を、より多く引き出す。そして、制御部18は、太陽光発電パネル2の出力する電力がステップS6において記憶した電力値より小さいか否かを判定する(ステップS9)。
ここで「No」すなわち、電力が増大しているとすると、後述のMPPTの電圧対電力の出力特性曲線上で、山登りをしていることになる。従って、山の頂上を越えるまで、制御部18は、ステップS8,S9の処理を繰り返す。電圧を下げて、太陽光発電パネル2の電力が、記憶している電力値より小さくなった場合(ステップS9の「Yes」)、出力特性曲線上の頂上を超えて、かつ、記憶している電力値を水平移動した点より下がったことになる。そこで、制御部18は、太陽光発電パネル2の発電する電力が、記憶した値に近づくよう制御する(ステップS10)。こうして、太陽光発電パネル2の発電電力を抑制する必要が生じたときの電力と同じ値で、かつ、電圧は低くなる出力特性曲線上のポイントに移動することができる。
図4は、図3のフローチャートにおけるステップS8,S9,S10の処理を、出力特性曲線上で示すグラフである。図4において、横軸は電圧、縦軸は電力である。太陽光発電パネル2の出力端を開放したとき(Open Circuit)の電圧が最大電圧であり、VOCである。通常、この電圧より僅かに低い電圧から徐々に電圧を下げて行くことで「山登り」し、本来ならば、最大電力点であるPmp(電圧Vmp)に到達するのがMPPT制御である。
しかし、電力を抑制する必要がある場合には、例えば最大電力点Pmp(電圧Vmp)より手前の電力点P(電圧V)で制御が頭打ちになる。そこで、制御部18は、電力値Pを記憶し(ステップS6)、電圧を徐々に下げていく(ステップS8,S9)。そして、Pより低い値であるPに達した後、Pと同じ電力値であるPに到達する(ステップS9,S10)。これにより、電力を抑制する必要があるという条件下での最大電力であるPと同じ電力値Pを得て、かつ、電圧はVからVに低下させることができる。電圧の低下により、主としてインバータ10のスイッチング損失及びACリアクトル11の鉄損を低下させ、電力変換装置1全体の損失を低下させることができる。
《DC/DCコンバータが複数台の場合》
図5は、電力変換装置の回路図の第3の例と、その周辺の接続図である。図において、電力変換装置1の直流入力側には、例えば4ストリングの太陽光発電パネル2a,2b,2c,2dが接続されている。電力変換装置1の交流側には、需要家の交流電路3を経て商用電力系統4が接続されている。
太陽光発電パネル2aの出力電路の2線間には、電圧センサ13a、直流側コンデンサ5a、及び、DC/DCコンバータ6aが、それぞれ接続されている。太陽光発電パネル2bの出力電路の2線間には、電圧センサ13b、直流側コンデンサ5b、及び、DC/DCコンバータ6bが、それぞれ接続されている。太陽光発電パネル2cの出力電路の2線間には、電圧センサ13c、直流側コンデンサ5c、及び、DC/DCコンバータ6cが、それぞれ接続されている。さらに、太陽光発電パネル2dの出力電路の2線間には、電圧センサ13d、直流側コンデンサ5d、及び、DC/DCコンバータ6dが、それぞれ接続されている。DC/DCコンバータ6a,6b,6c,6dの各々は、図2におけるDC/DCコンバータ6と同様のものである。また、DC/DCコンバータ6a,6b,6c,6dのそれぞれの出力は共通のDCバス8に提供される。それ以外の回路構成は図2と同様である。なお、電圧・電流の各センサから制御部18への接続線、及び、制御部18からDC/DCコンバータ6a,6b,6c,6d及びインバータ10への制御線については図示を省略している。
図5に示すような電力変換装置1の場合、4ストリングの太陽光発電パネル2a,2b,2c,2dの各々について、発電可能な電力(電圧・電流)の特性や、設置された場所の日照条件等(例えば方角)が異なる場合がある。その場合、太陽光発電パネル2a,2b,2c,2dについての出力特性曲線が、互いに異なってくる。
図6は、一例として、4ストリングの太陽光発電パネル2a,2b,2c,2dについて、各パネルの出力特性曲線を示す図である。横軸が電圧、縦軸が電流である。この場合、それぞれの最大電力点は、例えば図中の、Pmp_a、Pmp-b、Pmp_c、Pmp_dである。最大電力点における(電圧×電流)が、最大電力となる。
ここで、例えば、太陽光発電パネル2aの最大電力点Pmp_a、における電圧は、交流電路3のピーク電圧より高く、かつ、4ストリングのうち、現時点で最も高い電圧となる。
太陽光発電パネル全体としての出力を抑制する必要が生じた場合、最も電力の大きい太陽光発電パネル2aの出力を抑制することが効果的である。
図7は、図6から太陽光発電パネル2aの出力特性曲線のみを抜き出した図である。出力特性曲線は、電流0[A]のときの開放端電圧Vocと、電圧0[V]のときの短絡電流Iscとを両端点とする曲線である。制御部18は、例えば、開放端電圧Voc側からMPPT制御を開始し、最大電力点へのアプローチを行う。ところが、出力を抑制する必要性から電力点Pより多くの電力は出せなくなる。そこで、制御部18は、電力値Pを記憶した後、制御上、電流をより多く引いて(I)、電力点P(電圧V,電流I)へ飛ぶ。そこから電圧を少しずつ増加させ、記憶した電力値Pと同じ電力値P(電圧V,電流I)の点まで到達するよう制御する。すなわち、これは、図4についての説明と同様の処理である。
また、この場合、電圧Vが4ストリングのうちの最高電圧であるとすると、制御部18は、それより少し上の電圧をDCバス電圧の目標値とする。すなわち、電圧Vを基準としてDCバス電圧の目標値を定めたことにより、電圧V,Vの差分に応じてDCバス電圧が下がるので、その分、DC/DCコンバータ6a,6b,6c,6dに求められる昇圧比が低下する。これにより、DC/DCコンバータ6a,6b,6c,6dにおける電力損失も低減される。
《まとめ》
上記した電力変換装置1は、太陽光発電パネル2(又は2a,2b,2c,2d)と接続される電力変換部であるインバータ10又はそれに加えてDC/DCコンバータ6(又は6a,6b,6c,6d)と、電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有する制御部18と、を備えている。そして、制御部18は、電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、電流をより多く引き出して最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう電力変換部の電力抑制制御を行う。
このような電力変換装置1では、電力変換部から出力される電力を抑制する必要があって制御上で最大電力点に行けない場合、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるように、電流を多く引き出して電力変換部を制御する。この結果、電力を抑制しつつ、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。従って、電力を抑制する必要がある状況下でも、より電力変換の効率が良い状態で電力変換装置1を動作させることができる。
また、より具体的には、制御部18は、電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、最大電力点追従制御の出力特性曲線における最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として電力抑制制御を行う。
すなわち、電力変換部から出力される電力を抑制する必要があって制御上で最大電力点に行けない場合、最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として、電流を多く引き出して電力変換部を制御する。この結果、電力を抑制する必要がある状況下で、できるだけ多くの電力を引き出しつつ、低い方の電圧値を目標値とすることで、高い方の電圧値になるよう電力変換部を制御する場合よりも、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。
また、図5に示すように、電力変換部は、複数のストリングを成す太陽光発電パネル2a,2b,2c,2dの各々に対応して接続され、共通のDCバス8に出力する複数のDC/DCコンバータ6a,6b,6c,6dと、DCバス8と交流電路3との間に設けられたインバータ10とを含む回路構成である場合もある。この場合、制御部18は、電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、複数の太陽光発電パネルのうち、交流電路3のピーク電圧より高く、かつ、現時点で最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルに接続されたDC/DCコンバータについて、最大電力点の電圧値より低い所定の電圧値を目標値として電力変換部の電力抑制制御を行う。これにより、電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合に、最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルについて、あえて最大電力点を外し、電力を抑制するとともに、最大電力点の電圧値より低い所定の電圧値を目標値とすることでDCバス8の電圧を低減し、電圧に依存する電力変換部の損失を低減することができる。
《その他》
なお、図1,図2,図5はいずれも、商用電力系統4と系統連系する電力変換装置1について説明したが、系統連系しない自立運転に使用される電力変換装置であっても、同様の電力抑制制御を行うことができる。
《補記》
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電力変換装置
2,2a,2b,2c,2d 太陽光発電パネル
3 交流電路
4 商用電力系統
5,5a,5b,5c,5d 直流側コンデンサ
6,6a,6b,6c,6d DC/DCコンバータ
7 DCリアクトル
8 DCバス
9 中間コンデンサ
10 インバータ
11 ACリアクトル
12 交流側コンデンサ
13,13a,13b,13c,13d 電圧センサ
14 電流センサ
15 電圧センサ
16 電流センサ
17 電圧センサ
18 制御部
19 温度センサ
20 HEMSゲートウェイ
,d,d,d,d,d ダイオード
,Q,Q,Q,Q スイッチング素子

Claims (7)

  1. 複数の太陽光発電パネルの各々に対応して接続され、共通のDCバスに出力する複数のDC/DCコンバータ、及び、前記DCバスと交流電路との間に設けられたインバータを含む、電力変換部と、
    前記電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行う機能を有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合、前記複数の太陽光発電パネルのうち、前記交流電路のピーク電圧より高く、かつ、現時点で最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルに接続された前記DC/DCコンバータについて、最大電力点の電圧値より低い所定の電圧値を目標値として前記電力変換部の電力抑制制御を行う、
    電力変換装置。
  2. 前記制御部は、前記最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルについて、最大電力点追従制御の出力特性曲線における最大電力点の前後で出力可能な、互いに同一の電力が得られる2つの電圧値のうち、低い方の電圧値を目標値として、対応する前記DC/DCコンバータを制御することにより前記電力抑制制御を行う、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電力変換装置における直流又は交流の電力が閾値以上である場合に、前記制御部は、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行う、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電力変換装置は温度センサを有し、当該温度センサが検出する温度が閾値以上である場合に、前記制御部は、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行う、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 前記電力変換装置と接続される商用電力系統の系統電圧が閾値以上である場合に、前記制御部は、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行う、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
  6. 前記制御部は、電力の抑制指令を受信した場合に、最大電力点の電圧値より低い電圧値となるよう前記電力抑制制御を行う、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
  7. 複数の太陽光発電パネルの各々に対応して接続され、共通のDCバスに出力する複数のDC/DCコンバータ、及び、前記DCバスと交流電路との間に設けられたインバータを含む、電力変換部がある場合において、当該電力変換部のスイッチング動作を制御して最大電力点追従制御を行うことを基本制御動作とし、
    前記電力変換部から出力される電力を抑制する必要がある場合には、前記複数の太陽光発電パネルのうち、前記交流電路のピーク電圧より高く、かつ、現時点で最も高い電圧を出力可能な太陽光発電パネルに接続された前記DC/DCコンバータについて、最大電力点の電圧値より低い所定の電圧値を目標値として前記電力変換部の電力抑制制御を行う、
    電力変換装置の制御方法
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