JP6957938B2 - 通常窯の稼働率演算装置、通常窯の稼働率演算方法、及び通常窯の稼働率演算プログラム - Google Patents
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Description
(1)装入された石炭を乾留してコークスを生成する複数の窯が隣接して配置されるコークス炉において、石炭の装入処理及びコークスの押出処理を含む窯出処理を連続して実行可能な通常窯に装入された石炭を乾留する炭化時間を演算する方法であって、
コークス炉が操業可能な単位時間当たりの時間を示す操業可能時間を含む操業パラメータを取得し、
炭化時間が通常窯の炭化時間よりも長い飛窯の数を取得し、
操業可能時間及び飛窯の数と、通常窯の炭化時間との相関関係を使用して、通常窯の炭化時間に関連する炭化時間情報を演算し、
演算された炭化時間情報を出力する、
ことを含むことを特徴とすることを特徴とする炭化時間演算方法。
(2)演算された炭化時間情報、及び飛窯の数からコークス炉の単位時間当たりの窯出本数を演算し、
演算された窯出本数を出力することを更に含む(1)に記載の炭化時間演算方法。
(3)炭化時間情報は、単位時間当たりの通常窯の稼働率を示す情報である、(1)又は(2)に記載の炭化時間演算方法。
(4)相関関係は、操業可能時間を、窯出処理を実行可能な全ての窯の窯出処理を実行するために要する時間を示す窯出一巡時間で除した炭化時間演算式を含む(1)〜(3)の何れか一つに記載の炭化時間演算方法。
(5)操業可能時間は、コークス炉が操業されない時間を示す操業中断時間を単位時間から減じた時間である(1)〜(4)の何れか一つに記載の炭化時間演算方法。
(6)窯出一巡時間は、窯出処理の準備のための時間を示す段取時間と、窯出処理が実行可能な窯のそれぞれの窯出処理の実行時間の総和との合計の時間である(4)又は(5)の何れか一つに記載の炭化時間演算方法。
(7)装入された石炭を乾留してコークスを生成する複数の窯が隣接して配置されるコークス炉において、石炭の装入処理及びコークスの押出処理を含む窯出処理を連続して実行可能な通常窯に装入された石炭を乾留する炭化時間を演算する炭化時間演算であって、
コークス炉が操業可能な単位時間当たりの時間を示す操業可能時間を含む操業パラメータを取得する操業パラメータ取得部と、
炭化時間が通常窯の炭化時間よりも長い飛窯の数を取得する飛窯数取得部と、
操業可能時間及び飛窯の数と、通常窯の炭化時間との相関関係を使用して、通常窯の炭化時間に関連する炭化時間情報を演算する炭化時間情報演算部と、
演算された炭化時間情報を出力する炭化時間情報出力部と、
を有することを特徴とする炭化時間演算装置。
(8)装入された石炭を乾留してコークスを生成する複数の窯が隣接して配置されるコークス炉において、石炭の装入処理及びコークスの押出処理を含む窯出処理を連続して実行可能な通常窯に装入された石炭を乾留する炭化時間を演算する処理であって、
コークス炉が操業可能な単位時間当たりの時間を示す操業可能時間を含む操業パラメータを取得し、
炭化時間が通常窯の炭化時間よりも長い飛窯の数を取得し、
操業可能時間及び飛窯の数と、通常窯の炭化時間との相関関係を使用して、通常窯の炭化時間に関連する炭化時間情報を演算し、
演算された炭化時間情報を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする炭化時間演算プログラム。
実施形態に係る通常窯の炭化時間演算方法について説明する前に、コークス炉の構成及び動作について説明する。
図1は、コークス炉の概略平面図である。
実施形態に係る通常窯の炭化時間演算方法は、飛窯の数と通常窯の炭化時間との関係を示す炭化時間演算式を使用して、通常窯の炭化時間に関連する炭化時間情報を演算する。一例では、炭化時間情報は、単位時間当たりの通常窯の稼働率を示す情報であり、具体的には24/GCTとも称される1日当たりの通常窯の稼働率である。ここで、GCTは炭化時間(Gross coking time)の略称である。以下、炭化時間は、GCTと称されることがある。実施形態に係る通常窯の炭化時間演算方法は、飛窯の数と通常窯の炭化時間との関係を示す炭化時間演算式を使用して炭化時間情報を演算することで、通常窯の炭化時間を窯の数に応じて最適化できる。
図9は、第1実施形態に係る炭化時間演算装置の構成ブロック図である。
図11は、第2実施形態に係る炭化時間演算装置の構成ブロック図である。
炭化時間演算装置1は、式(3)を使用して24/GCT(通常窯)を演算することで、投入した熱量に応じて最適化された24/GCT(通常窯)を演算できる。炭化時間演算装置1によって演算された24/GCT(通常窯)を使用して操業スケジュール計画を決定することで、操業スケジュール計画とコークス炉の実際の操業スケジュールとの間に乖離が発生することを防止することができる。また、炭化時間演算装置1によって演算された24/GCT(通常窯)を使用して通常窯に投入する熱量を決定することで、コークスが過加熱されることを防止することができる。
炭化時間演算装置1及び2は、式(3)を使用して24/GCT(通常窯)を演算するが、実施形態に係る炭化時間演算装置は、GCT(通常窯)等の通常窯の炭化時間に関連する他の炭化時間情報を演算してもよい。
21、31 操業パラメータ取得部
22、32 飛窯数取得部
23、33 炭化時間情報演算部
24、34 炭化時間情報出力部
35 窯出本数演算部
36 窯出本数出力部
100 コークス炉
110 窯
Claims (6)
- 装入された石炭を乾留してコークスを生成する複数の窯が隣接して配置されるコークス炉において、石炭の装入処理及びコークスの押出処理を含む窯出処理を連続するときの単位時間当たりの通常窯の窯出し数である通常窯の稼働率を演算する方法であって、
コークス炉が操業可能な単位時間当たりの時間を示す操業可能時間を含む操業パラメータを取得し、
前記炭化時間が前記通常窯の炭化時間よりも長い飛窯の数を取得し、
前記通常窯の稼働率を前記操業可能時間及び前記飛窯の数の関数として示す演算式を使用して、前記通常窯の稼働率を演算し、
前記演算された通常窯の稼働率を出力する、ことを含み、
前記演算式は、前記操業可能時間を、前記窯出処理を実行可能な全ての窯の前記窯出処理を実行するために要する時間を示す窯出一巡時間で除した式である、ことを特徴とする通常窯の稼働率演算方法。 - 前記演算された前記通常窯の稼働率、及び前記飛窯の数から前記コークス炉の単位時間当たりの窯出本数を演算し、
前記演算された窯出本数を出力する、ことを更に含む、請求項1に記載の通常窯の稼働率演算方法。 - 前記操業可能時間は、前記コークス炉が操業されない時間を示す操業中断時間を前記単位時間から減じた時間である、請求項1又は2に記載の通常窯の稼働率演算方法。
- 前記窯出一巡時間は、前記窯出処理の準備のための時間を示す段取時間と、前記窯出処理が実行可能な窯のそれぞれの前記窯出処理の実行時間の総和との合計の時間である、請求項3に記載の通常窯の稼働率演算方法。
- 装入された石炭を乾留してコークスを生成する複数の窯が隣接して配置されるコークス炉において、石炭の装入処理及びコークスの押出処理を含む窯出処理を連続するときの単位時間当たりの通常窯の窯出し数である通常窯の稼働率を演算する通常窯の稼働率演算装置であって、
コークス炉が操業可能な単位時間当たりの時間を示す操業可能時間を含む操業パラメータを取得し、
前記炭化時間が前記通常窯の炭化時間よりも長い飛窯の数を取得し、
前記通常窯の稼働率を前記操業可能時間及び前記飛窯の数の関数として示す演算式を使用して、通常窯の稼働率を演算し、
前記演算された通常窯の稼働率を出力し、
前記演算式は、前記操業可能時間を、前記窯出処理を実行可能な全ての窯の前記窯出処理を実行するために要する時間を示す窯出一巡時間で除した式である、ことを特徴とする通常窯の稼働率演算装置。 - 装入された石炭を乾留してコークスを生成する複数の窯が隣接して配置されるコークス炉において、石炭の装入処理及びコークスの押出処理を含む窯出処理を連続するときの単位時間当たりの通常窯の窯出し数である通常窯の稼働率を演算する処理であって、
コークス炉が操業可能な単位時間当たりの時間を示す操業可能時間を含む操業パラメータを取得し、
前記炭化時間が前記通常窯の炭化時間よりも長い飛窯の数を取得し、
前記通常窯の稼働率を前記操業可能時間及び前記飛窯の数の関数として示す演算式を使用して、前記通常窯の稼働率を演算し、
前記演算された通常窯の稼働率を出力する、処理をコンピュータに実行させ、
前記演算式は、前記操業可能時間を、前記窯出処理を実行可能な全ての窯の前記窯出処理を実行するために要する時間を示す窯出一巡時間で除した式である、ことを特徴とする通常窯の稼働率演算プログラム。
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JP2017070323A JP6957938B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 通常窯の稼働率演算装置、通常窯の稼働率演算方法、及び通常窯の稼働率演算プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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