JP5167997B2 - コークス炉炭化室の補修順位決定方法、システム及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明のコークス炉炭化室の補修順位決定システムは、コークス炉の炭化室からコークスを押出機により押し出す際における押出負荷を導出する押出負荷導出手段を備え、前記押出負荷導出手段により導出した押出負荷が予め設定した設定値以上になった炭化室を炉壁補修候補窯と判定し、この判定した炉壁補修候補窯が複数ある場合における補修順位を決定するコークス炉炭化室の補修順位決定システムであって、前記各炉壁補修候補窯の炉壁の損傷部の形状、存在位置を測定する壁面観察手段と、前記壁面観察手段で測定した損傷部の形状、存在位置を基にして炭化室内の抵抗指数を求める抵抗指数導出手段と、前記抵抗指数導出手段で求めた抵抗指数と、前記押出負荷導出手段で導出した押出負荷とに基づいて、抵抗指数と押出負荷の関係指標を求める抵抗指数−押出負荷対応付け処理手段と、前記壁面観察手段で測定した炉壁損傷部の一部又は全部を補修したと仮定した後における該損傷部の仮定形状、存在位置を求め、その仮定形状、存在位置を基にして仮定抵抗指数を求め、この仮定抵抗指数から前記求めた関係指標を用いて仮定押出負荷を求め、更に前記仮定押出負荷と前記押出負荷導出手段で導出した押出負荷の差を求めて、この差が大きい炉壁補修候補窯ほど補修順位を上位にする決定を行う補修シュミュレーション処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コークス炉の炭化室からコークスを押出機により押し出す際における押出負荷を導出し、この導出した押出負荷が予め設定した設定値以上になった炭化室を炉壁補修候補窯と判定し、この判定した炉壁補修候補窯が複数ある場合における補修順位を決定するためのプログラムであって、炭化室の炉壁の損傷部の形状、存在位置を測定する壁面観察手段で測定した前記各炉壁補修候補窯の損傷部の形状、存在位置を基にして炭化室内の抵抗指数を求める抵抗指数導出処理と、前記抵抗指数導出処理で求めた抵抗指数と、前記導出した押出負荷とに基づいて、抵抗指数と押出負荷の関係指標を求める抵抗指数−押出負荷対応付け処理と、前記壁面観察手段で測定した炉壁損傷部の一部又は全部を補修したと仮定した後における該損傷部の仮定形状、存在位置を求め、その仮定形状、存在位置を基にして仮定抵抗指数を求め、この仮定抵抗指数から前記求めた関係指標を用いて仮定押出負荷を求め、更に前記仮定押出負荷と前記押出負荷導出手段で導出した押出負荷の差を求めて、この差が大きい炉壁補修候補窯ほど補修順位を上位にする決定を行う補修シュミュレーション処理とをコンピュータに実行させる。
1.コークス炉の構成と炉壁補修候補窯の抽出の説明
図3は、コークス炉100の炭化室11内の灼熱コークスを押し出す押出機の構成の一例を示す図である。図3に示すように、炭化室11から灼熱コークス15を押し出すに際しては、押出機PS側の炉蓋とガイド車CS側の炉蓋(共に図示せず)を取り外した後、押出機PSの押出ラム13を挿入して、ラムヘッド12で灼熱コークス15をCS側に押し出す。
図2は、コークス炉100の炭化室11の幅方向の両側壁面(炉壁)全体に亘る凹凸を観測するための壁面観察装置200の構成を示す外観図である。
次に、コークス炉の壁面補修支援装置について説明する。図1は、コークス炉の壁面補修支援装置を含むコークス炉炭化室の補修順位決定システムの機能構成の一例を示す図である。
抵抗指数導出処理部は、炉壁3次元プロフィールデータ導出部301、炉壁3次元プロフィールデータ記憶部306、領域指定部302、段差算出部303、局所抵抗指数導出決定部304、局所抵抗指数導出部305、抵抗指数決定部308、抵抗指数記憶部311により構成されている。
抵抗指数−押出負荷換算処理部は、グラフ作成部312、グラフ記憶部313により構成されている。
補修シミュレーション処理部は、補修順位決定部314、補修範囲取得部315、データ変更部316、押出負荷導出部317により構成されている。
100:コークス炉
200:壁面観察装置
201:映像記憶部
300:コークス炉の壁面補修支援装置
301:炉壁3次元プロフィールデータ導出部
302:領域指定部
303:段差算出部
304:局所抵抗指数導出決定部
305:局所抵抗指数導出部
306:炉壁3次元プロフィールデータ記憶部
308:抵抗指数決定部
310:押出負荷導出部
311:抵抗指数記憶部
312:グラフ作成部
313:グラフ記憶部
314:補修順位決定部
315:補修範囲取得部
316:データ変更部
317:押出負荷導出部
400:表示装置
500:操作装置
Claims (3)
- コークス炉の炭化室からコークスを押出機により押し出す際における押出負荷を導出し、この導出した押出負荷が予め設定した設定値以上になった炭化室を炉壁補修候補窯と判定し、この判定した炉壁補修候補窯が複数ある場合における補修順位を決定するコークス炉炭化室の補修順位決定方法であって、
前記各炉壁補修候補窯の炉壁の損傷部の形状、存在位置を測定する測定手順と、
前記測定手順で測定した損傷部の形状、存在位置を基にして炭化室内の抵抗指数を求める抵抗指数導出手順と、
前記抵抗指数導出手順で求めた抵抗指数と、前記導出した押出負荷とに基づいて、抵抗指数と押出負荷の関係指標を求める抵抗指数−押出負荷対応付け手順と、
前記測定手順で測定した炉壁損傷部の一部又は全部を補修したと仮定した後における該損傷部の仮定形状、存在位置を求め、その仮定形状、存在位置を基にして仮定抵抗指数を求め、この仮定抵抗指数から前記求めた関係指標を用いて仮定押出負荷を求め、更に前記仮定押出負荷と前記導出した押出負荷の差を求めて、この差が大きい炉壁補修候補窯ほど補修順位を上位にする決定を行う補修シュミュレーション手順とを有することを特徴とするコークス炉炭化室の補修順位決定方法。 - コークス炉の炭化室からコークスを押出機により押し出す際における押出負荷を導出する押出負荷導出手段を備え、
前記押出負荷導出手段により導出した押出負荷が予め設定した設定値以上になった炭化室を炉壁補修候補窯と判定し、この判定した炉壁補修候補窯が複数ある場合における補修順位を決定するコークス炉炭化室の補修順位決定システムであって、
前記各炉壁補修候補窯の炉壁の損傷部の形状、存在位置を測定する壁面観察手段と、
前記壁面観察手段で測定した損傷部の形状、存在位置を基にして炭化室内の抵抗指数を求める抵抗指数導出手段と、
前記抵抗指数導出手段で求めた抵抗指数と、前記押出負荷導出手段で導出した押出負荷とに基づいて、抵抗指数と押出負荷の関係指標を求める抵抗指数−押出負荷対応付け処理手段と、
前記壁面観察手段で測定した炉壁損傷部の一部又は全部を補修したと仮定した後における該損傷部の仮定形状、存在位置を求め、その仮定形状、存在位置を基にして仮定抵抗指数を求め、この仮定抵抗指数から前記求めた関係指標を用いて仮定押出負荷を求め、更に前記仮定押出負荷と前記押出負荷導出手段で導出した押出負荷の差を求めて、この差が大きい炉壁補修候補窯ほど補修順位を上位にする決定を行う補修シュミュレーション処理手段とを備えたことを特徴とするコークス炉炭化室の補修順位決定システム。 - コークス炉の炭化室からコークスを押出機により押し出す際における押出負荷を導出し、この導出した押出負荷が予め設定した設定値以上になった炭化室を炉壁補修候補窯と判定し、この判定した炉壁補修候補窯が複数ある場合における補修順位を決定するためのプログラムであって、
炭化室の炉壁の損傷部の形状、存在位置を測定する壁面観察手段で測定した前記各炉壁補修候補窯の損傷部の形状、存在位置を基にして炭化室内の抵抗指数を求める抵抗指数導出処理と、
前記抵抗指数導出処理で求めた抵抗指数と、前記導出した押出負荷とに基づいて、抵抗指数と押出負荷の関係指標を求める抵抗指数−押出負荷対応付け処理と、
前記壁面観察手段で測定した炉壁損傷部の一部又は全部を補修したと仮定した後における該損傷部の仮定形状、存在位置を求め、その仮定形状、存在位置を基にして仮定抵抗指数を求め、この仮定抵抗指数から前記求めた関係指標を用いて仮定押出負荷を求め、更に前記仮定押出負荷と前記押出負荷導出手段で導出した押出負荷の差を求めて、この差が大きい炉壁補修候補窯ほど補修順位を上位にする決定を行う補修シュミュレーション処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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