JP6957172B2 - 注文入力装置 - Google Patents
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さらに、特許文献2に記載の技術では、セットメニューにおいて、確認リストを表示するダイアログが一画面表示の上に上書きされるため、ダイアログの裏に隠れた表示を参照できない。特許文献2に記載の技術では、確認リストを表示しない場合、情報量が少ないため数量が不一致なカテゴリー(サブメニュー群名称)のみの表示になり、詳細は確認リストを表示する必要がある。
このように、特許文献1に記載の技術や特許文献2に記載の技術では、セットメニューにおいて、注文管理システムへ注文を入力している店員がセレクトの不一致を気づかない場合があった。これにより、特許文献1に記載の技術や特許文献2に記載の技術では、セットメニューにおいて、セレクトの不一致が発生する場合があった。
図1は、本実施形態に係る注文管理システム1の概略構成図である。図1に示すように、注文管理システム1は、入力装置10と、注文管理装置20と、印字装置30−1〜30−m(mは1以上の整数)とから構成される。なお、以下の説明において、印字装置30−1〜30−mを特定しない場合は、印字装置30という。
注文入力管理データ処理部1511は、入力部156の操作によって入力されたデータに基づいて注文入力管理データを生成し、生成した注文入力管理データを記憶部152に記憶させる。
不一致検出部1512は、注文入力時に未入力の情報があるか否かを検出する。
表示部110は、表示制御部155の制御に応じて各種情報を表示する。表示部110は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイからなる。
タッチパネル入力制御部159は、タッチパネル158が操作された座標位置を検出し、入力情報として、処理部151に送出する。
表示部206は、表示制御部205の制御に応じて各種情報を表示する。表示部206は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、7セグLED(発光ダイオード)等からなる。
入力制御部208は、入力部207からの入力情報を処理部201に出力する。
通信制御部303は、注文管理装置20が送信した調理伝票や会計伝票を表す伝票データ等を、アンテナ304を介して受信する。
アンテナ304は、注文管理装置20が送信した電波を受信し、受信した電波を電気信号に変換し、変換した電気信号を通信制御部303に出力する。
図5は、本実施形態に係る入力装置10の記憶部152が記憶する情報を示す図である。図5に示すように、記憶部152は、セットメニュー情報記憶部1521、セレクトカテゴリー情報記憶部1522、セレクトメニュー情報記憶部1523、付帯カテゴリー情報記憶部1524、付帯情報記憶部1525、単品メニュー情報記憶部1526、注文設定データ記憶部1527、及び注文入力管理データ記憶部1528を備えている。
セレクトカテゴリー情報記憶部1522は、セレクトカテゴリーに関する情報を記憶する。ここで、セレクトカテゴリーとは、セットメニューに含まれる料理、飲み物、デザート等の種類である。
付帯情報記憶部1525は、付帯情報を記憶する。
注文設定データ記憶部1527は、注文設定データを記憶する。ここで、注文設定データとは、メニューそれぞれに付与されている番号、セレクトメニューそれぞれに付与されている番号、付帯情報それぞれに付与されている番号等の情報である。
図6は、本実施形態に係るセットメニュー情報記憶部1521が記憶するセットメニューに関する情報の構成例を示す図である。図6に示すように、セットメニューに関する情報は、セットメニュー番号、セットメニュー名称、単価それぞれに関する情報を含んで構成される。セットメニュー情報記憶部1521は、セットメニュー毎に、セットメニュー番号に、セットメニュー名称と単価を対応つけて記憶する。例えば、セットメニュー情報記憶部1521は、セットメニュー番号“11”に、セットメニュー名称“ハンバーグセット”と単価“1200(円)”を対応つけて記憶する。
図7は、本実施形態に係るセレクトカテゴリー情報記憶部1522が記憶するセレクトカテゴリーに関する情報の構成例を示す図である。図7に示すように、セレクトカテゴリーに関する情報は、セレクトカテゴリー番号、セレクトカテゴリー名称それぞれに関する情報を含んで構成される。セレクトカテゴリー情報記憶部1522は、セレクトカテゴリー番号に、セレクトカテゴリー名称を対応つけて記憶する。例えば、セレクトカテゴリー情報記憶部1522は、セレクトカテゴリー番号“51”に、セレクトカテゴリー名称“主メニュー”を対応つけて記憶する。
図8は、本実施形態に係るセレクトメニュー情報記憶部1523が記憶するセレクトメニューに関する情報の構成例を示す図である。図8に示すように、セレクトメニューに関する情報は、セレクトメニュー番号、セレクトメニュー名称、単価それぞれに関する情報を含んで構成される。セレクトメニュー情報記憶部1523は、セレクトメニュー番号に、セレクトメニュー名称と単価を対応つけて記憶する。例えば、セレクトメニュー情報記憶部1523は、セレクトメニュー番号“110”に、セレクトメニュー名称“ハンバーグS”と単価“0”を対応つけて記憶する。なお、“ハンバーグS”におけるSは、セットメニューにおけるメニューであることを示し、単品メニューの“ハンバーグ”と異なることを示している。また、セットメニューであるため、単価を0円としている。
図9は、本実施形態に係る付帯カテゴリー情報記憶部1524が記憶する付帯カテゴリーに関する情報の構成例を示す図である。図9に示すように、付帯カテゴリーに関する情報は、付帯カテゴリー番号、付帯カテゴリー名称それぞれに関する情報を含んで構成される。付帯カテゴリー情報記憶部1524は、付帯カテゴリー番号に、付帯カテゴリー名称を対応つけて記憶する。例えば、付帯カテゴリー情報記憶部1524は、付帯カテゴリー番号“81”に、付帯カテゴリー名称“焼き方”(飲食物の料理方法)を対応つけて記憶する。付帯カテゴリー名称“焼き方”は、ハンバーグセットにおけるハンバーグの焼き方である。なお、図9に示したカテゴリー情報は一例であり、これに限られない。付帯カテゴリー名称は、例えば、調味料に関する情報(わさび抜き、わさび多め、マスタード抜き、ケチャップ等)、食材に関する情報(人参抜き、ニンニク抜き、唐辛子抜き等)等であってもよい。
図10は、本実施形態に係る付帯情報記憶部1525が記憶する付帯情報の構成例を示す図である。図10に示すように、付帯情報は、付帯情報番号、付帯情報名称、単価それぞれに関する情報を含んで構成される。付帯情報記憶部1525は、付帯情報番号に、付帯情報名称と単価を対応つけて記憶する。例えば、付帯情報記憶部1525は、付帯情報番号“811”に、付帯情報名称“レア”と単価“0”を対応つけて記憶する。なお、セットメニューであるため、単価を0円としている。付帯情報名称“レア”は、ハンバーグセットにおけるハンバーグの焼き方がレアであることを示している。
図11は、本実施形態に係る単品メニュー情報記憶部1526が記憶する単品メニューに関する情報の構成例を示す図である。図11に示すように、単品メニューに関する情報は、単品メニュー番号、単品メニュー名称、単価それぞれに関する情報を含んで構成される。単品メニュー情報記憶部1526は、単品メニュー毎に、単品メニュー番号に、単品メニュー名称と単価を対応つけて記憶する。例えば、単品メニュー情報記憶部1526は、単品メニュー番号“211”に、単品メニュー名称“ハンバーグ”と単価“900(円)”を対応つけて記憶する。
図12〜図14は、本実施形態に係る注文設定データ記憶部1527が記憶するセットメニューの注文設定データの構成例を示す図である。図15は、本実施形態に係る注文設定データ記憶部1527が記憶する単品メニューの注文設定データの構成例を示す図である。
セレクトカテゴリー番号“51”は、セレクトメニュー数“1”、セレクトメニュー番号“110”、付帯カテゴリー数“0”、付帯カテゴリー番号“−(データなし)”、付帯情報数“−(データなし)”、及び付帯情報番号“−(データなし)”である。
図14は、焼肉セットの注文設定データの例であり、焼肉の注文設定データが、主メニュー、サラダ、飲み物等の選択可能な項目を含んでいる。
図16は、本実施形態に係る注文入力管理データ記憶部1528が記憶する注文入力管理データの構成例を示す図である。
図16に示すように、注文入力管理データは、注文入力時に使用されるデータが関連つけられている。注文入力管理データ記憶部1528は、伝票番号毎に、これらの情報を記憶する。注文入力管理データは、伝票番号、卓番号、人数、注文項目数、注文項目情報を含んで構成される。注文項目情報は、メニュー情報、セレクトメニュー情報、付帯情報を含んで構成される。メニュー情報は、No、メニュー番号、注文数を含んで構成される。セレクトメニュー情報は、セレクトカテゴリー数、セレクトメニュー数、セレクトメニュー番号、セレクト選択数、セレクト合計数を含んで構成される。付帯情報は、付帯カテゴリー数、付帯情報数、付帯情報番号、付帯選択数、付帯合計数を含んで構成される。また、各情報数は、注文数がN個の場合、N倍となる。
卓番号は、卓毎に予め割り振られている番号、識別子である。
人数は、1つの卓の客数である。
注文項目数は、1つの卓における注文項目すなわちメニュー番号の数量の合計数である。
メニュー番号は、図6を用いて説明したようにセットメニュー毎に割り振られている番号および図11で説明した単品メニューに割り付けられた番号である。
注文数は、メニュー番号に対する注文数である。
注文管理データのセレクトカテゴリー数、セレクトメニュー数、セレクトメニュー番号と付帯カテゴリー数、付帯カテゴリー番号、付帯情報数、付帯情報番号は、注文入力管理データのメニュー番号が入力部156から入力される時、注文設定データ(図12〜15)の中で該当するメニュー番号に設定されている情報に従い注文設定データと同じ項目の領域が確保され、注文設定データから注文入力データのセレクトカテゴリー数、セレクトメニュー数、セレクトメニュー番号と付帯カテゴリー数、付帯カテゴリー番号、付帯情報数、付帯情報番号の設定情報がコピーされる。
セレクト合計数は、セットメニューにおいて選択されるべきセレクトメニューの総数であり、セットメニューの注文数×セレクトカテゴリー数で算出された値である。
例えば、図12に示したように、ハンバーグセットでは、セレクトメニューの選択肢が、主メニュー、サラダ、飲み物すなわちセレクトカテゴリー数と等しい値3である。このため、ハンバーグセットの注文が1つであればセレクト合計数が3(=1×3)であり、注文が2つであれば6(=2×3)である。
付帯合計数は、1メニューにおいて選択されるべき付帯情報の合計数であり、1つのメニューの注文数や、単品メニューの付帯カテゴリー数、セットメニューの場合は選択されたセレクトメニューの選択数とセレクトメニューの付帯カテゴリー数によって算出される数である。より具体的には、単品メニューの場合は、注文数×付帯カテゴリー数であり、セットメニューの場合は、セレクトメニュー数×付帯カテゴリー数を計算し、全セレクトメニューの結果の和を算出した値である。
例えば、ハンバーグセットでは、サラダ(セレクトカテゴリー番号=52)としてツナサラダ(セレクトメニュー番号=522)が選択された場合、付帯カテゴリー数は1(すなわちドレッシングの選択肢が1つ)、飲み物(セレクトカテゴリー番号=53)として紅茶S(セレクトメニュー番号=532)が選択された場合、付帯カテゴリー数は1(すなわち提供時期の選択肢が1つ)であるため、付帯合計数は2(=1+1)である。
ハンバーグセットの注文が2つであり、1人がサラダとしてポテトサラダ(付帯カテゴリー数=0)を選択し、他の人がツナサラダ(付帯カテゴリー数=1)を選択し、飲み物として2人とも紅茶(付帯カテゴリー数=1)提供時期を選択すべき場合、付帯合計数は3(=(0+1)+(2×1))である。
図17に示す例は、卓番号が25の注文の例であり、客数が2人であり、ハンバーグセット(セットメニュー番号“11”)の注文数が2の例である。また、図17に示す注文入力管理データは、入力途中のデータであり、セレクトメニューが未選択のデータである。
図18は、本実施形態に係る注文入力時の入力装置10の表示部110に表示される画像例を示す概略図である。
図18に示すように、入力装置10には、メニューキー101、テンキー102、機能キー103等、各種のキー(入力部156)が配設されている。メニューキー101は、飲み物や料理等を選択するキーである。テンキー102は、テーブル番号、人数、注文の品数等を入力するキーである。機能キー103は、オーダーの中心、確認、送信等を行うキーである。また、入力装置10には、表示部110が配設されている。図18に示す例において、表示部110には、接客スタッフの入力に応じて、注文を入力するが画像が表示される。
主注文入力画面111には、セットメニュー名称、単品メニュー名称、セレクトメニュー名称等が表示される領域112と、メニュー毎の注文数が表示される領域113を有する。なお、利用者は、セットメニューの選択やセレクトメニューの選択を、メニューキー101を操作して行い、注文数を、テンキー102を操作して入力する。
第2の副注文入力画面131は、セレクトメニューにおいて、付帯情報がある場合に、選択可能な選択情報が表示される画面である。なお、第2の副注文入力画面131は、第1の副注文入力画面121の上のレイヤーに表示される。
符号g1に示す項目が1つのセットメニューである。符号g11、符号g12それぞれに示す項目が、1つのセレクトメニューである。符号g11は、セレクトメニューがサラダである。符号g12は、セレクトメニューが飲み物である。
図19に示すように、セットメニューに関して全てのセレクトメニュー、付帯情報の選択が終了すると、付帯情報の表示がなくなり、主メニューの名称A11、第1のセレクトメニューの名称A13、第1のセレクトメニューの名称A16、メニューそれぞれの注文数が表示される。
さらに、表示部110には、次の注文を促す表示A18が表示される。
図20に示すように、注文入力管理データは、ハンバーグセット(メニュー番号“11”)が2つ(注文数)であり、ハンバーグセットのセレクトカテゴリー数は、図12注文設定データのメニュー番号=11におけるセレクトカテゴリー数からコピーされた値3であることを示している。そして、注文入力管理データは、ハンバーグS(セレクトメニュー番号“110”)については図12注文設定データのセレクトメニュー数=1で、選択できないセレクトメニューでありハンバークセットの注文数と同じ注文が2つ(セレクト選択数)であり、サラダと飲み物は図19の入力に従いツナサラダS(セレクトメニュー番号“522”)の注文が2つ(セレクト選択数)であり、紅茶(セレクトメニュー番号“1532”)の注文が2つであることを示している。さらに、注文入力管理データは、ハンバーグセットの注文数が2で、ハンバーグセットのセレクトカテゴリー数=3が注文設定データからコピーされている。このため、注文入力管理データは、注文数×セレクトカテゴリー数で算出された値6(=2×6)となり、選択されるべきセレクト選択数の合計が6であることを示している。そして、注文入力管理データは、ハンバーグS(セレクトメニュー番号=110)のセレクト選択数2とツナサラダS(セレクトメニュー番号=522)のセレクト選択数2と紅茶S(セレクトメニュー番号=532)のセレクト選択数2の合計6(=2+2+2)と一致していることを示している。
図21に示す例は、メニュー情報、セレクトメニュー情報のデータは、図20と同じである例である。セレクトメニュー番号“110”の付帯カテゴリー数は0である。セレクトメニュー番号“521”の付帯カテゴリー数は0である。セレクトメニュー番号“522”の付帯カテゴリー数は1であり、付帯情報数が2であり“821”と“822”である。セレクトメニュー番号“531”の付帯カテゴリー数は1であり、付帯情報数が3であり“831”と“832”と“833”である。セレクトメニュー番号“532”の付帯カテゴリー数は1であり、付帯情報数が3であり“831”と“832”と“833”である。付帯カテゴリー数、付帯情報数、付帯情報番号は、図12注文設定データのメニュー番号11の値が代入されている。なお、付帯選択数は、セレクト選択数と付帯カテゴリー数に1以上の値が入力されている行のセレクトメニュー番号のセレクトメニューごとに、図18に示したように選択できる副注文入力画面が表示される。
また、セレクト選択数が1以上のセレクトメニュー番号について、それぞれセレクト選択数×付帯カテゴリー数を算出し、算出結果の和を求めて得られることから、付帯合計数は、4(=(2×0)+(2×1)+(2×1))である。なお、付帯合計数は、注文入力管理データ処理部1511が算出し、算出して注文入力管理データ記憶部1528に記憶させる。
図22は、本実施形態に係る注文入力の途中で別の注文入力が行われたときの表示例を示す図である。図22の表示部110上の主注文入力画面111と副注文入力画面141は、ハンバーグセットを2個入力し、選択カテゴリーとしてサラダの中からセレクトメニューのツナサラダを1つ選択した時点で、メニューキー101の焼肉セットが押され、ハンバーグセットの入力が中断したときの例である。
さらに、注文入力管理データ処理部1511は、ハンバーグセットの入力が完了していないため、入力途中メニューリストの画像143を表示させる。入力途中メニューリストの画像143には、見出しである入力途中メニューリストA41と、入力途中メニューリストA42と、上下スクロークキーA43が含まれる。注文入力管理データ処理部1511は、入力途中のメニューが複数ある場合、リスト形式で複数のメニューを表示させ、表示行を超えた時はスクロールバーで表示行を移動させることで表示させる。このように、本実施形態では、注文入力管理データ処理部1511が、未入力・未選択のメニューがあるとき、メニュー選択の画面内に、メニューが選択途中であることを示す報知画像(入力途中メニューリストの画像143)を視認可能に表示し続ける。
さらに、ハンバーグセットの入力を再開する場合、利用者は、入力途中メニューリストの画像143の「ハンバーグセット」をタップして選択する。これにより、注文入力管理データ処理部1511は、入力途中メニューリストにメニュー番号11「ハンバーグセット」以外の入力途中メニューが無いことから、入力途中メニューリストの画像143の表示を消し、ハンバーグセットの入力を再開する。
なお、入力途中メニューリストに表示されるメニューは、セットメニュー名称に限られず、単品メニュー名称も表示される。
図24に示す例では、注文入力管理データ処理部1511が、入力が完了していないメニューがあることを「入力未完了メニュー表示」ボタンの画像144を表示させる。この例において、ハンバーグセットの入力を再開する場合、利用者は、「入力未完了メニュー表示」ボタンの画像144をタップして選択する。これにより、注文入力管理データ処理部1511は、「入力未完了メニュー表示」ボタンの画像144の表示を消し、ハンバーグセットの入力を再開する。このように、本実施形態では、注文入力管理データ処理部1511が、未入力・未選択のメニューがあるとき、メニュー選択の画面内に、メニューが選択途中であることを示す報知画像(「入力未完了メニュー表示」ボタンの画像144)を視認可能に表示し続ける。
なお、図22、図24に示した例は一例であり、表示はこれに限られない。
図25は、本実施形態に係る注文入力管理データのセレクトメニューの選択数が不一致の例を示す図である。
図25に示すように、第1の注文であるNo“1”は、メニュー番号“11”であり、注文数が2つである。メニュー番号“11”は、セレクトメニューカテゴリー数が3である。主メニューのセレクトメニュー数が1で、セレクトメニュー番号“110”である。サラダのセレクトメニュー数が2であり、セレクトメニュー番号“521”と“522”である。飲み物のセレクトメニュー数が2であり、セレクトメニュー番号“531”と“532”である。
図25に示すように、第1の注文では、セレクトメニュー番号“110”が2つ選択され、セレクトメニュー番号“522”が1つ選択されている。選択されているセレクトメニューの合計数は、3(=2+1)である。セレクト合計数は、注文数×セレクトカテゴリー数6である。図24に示す例では、不一致検出部1512は、選択が不足していると判別する。不一致検出部1512は、選択が不足していることを、表示部110上に表示させる。
図26は、本実施形態に係る注文入力処理のフローチャートである。
(ステップS1)注文入力管理データ処理部1511は、キー入力制御部157の出力に応じて入力部156から入力情報の入力、またはタッチパネル入力制御部159の出力に応じてタッチパネル158から入力情報の入力を待つ。注文入力管理データ処理部1511は、入力が検出された場合、ステップS2の処理に進める。
(ステップS4)注文入力管理データ処理部1511は、入力処理後、単品メニュー入力処理が中断されたか否かを判別する。注文入力管理データ処理部1511は、単品メニュー入力処理が中断されたと判別した場合(ステップS4;YES)、ステップS2の処理に戻し、単品メニュー入力処理が中断されていないと判別した場合(ステップS4;NO)、ステップS1に処理を戻す。なお、単品メニュー入力処理については、図27を用いて後述する。
(ステップS7)注文入力管理データ処理部1511は、入力処理後、セットメニュー入力処理が中断されたか否かを判別する。注文入力管理データ処理部1511は、セットメニュー入力処理が中断されたと判別した場合(ステップS7;YES)、ステップS2の処理に戻し、セットメニュー入力処理が中断されていないと判別した場合(ステップS7;NO)、ステップS1に処理を戻す。なお、セットメニュー入力処理については、図28を用いて後述する。
図27は、本実施形態に係る単品メニュー入力処理のフローチャートである。
(ステップS100)単品メニューの入力において、注文入力管理データ処理部1511は、注文入力管理情報に選択された単品メニュー番号が登録済みか確認し該メニュー番号が無ければ、注文設定データのメニュー番号の一致する設定情報を参照し、注文入力管理データに選択された単品メニュー番号と設定情報(付帯カテゴリー数、付帯情報数、付帯情報番号)を代入し登録する。
(ステップS121)注文入力管理データ処理部1511は、単品メニュー入力処理を中断する。続けて、注文入力管理データ処理部1511は、単品メニュー入力を中断後、図26の単品メニュー入力処理を中断したか否かを判別(ステップS4)する処理でYESに分岐し、ステップS120で保存した入力キー情報の判別へ処理を進める。
図28は、本実施形態に係るセットメニュー入力処理のフローチャートである。なお、図27の単品メニュー入力処理と同じ処理については、同じ符号を用いて説明を省略する。
(ステップS106)注文入力管理データ処理部1511は、入力された入力情報が機能キー103の下方向のスクロールキー106が押されたことを示す情報であるか否かを判別する。注文入力管理データ処理部1511は、下方向のスクロールキー106が押されたことを示す情報であると判別した場合(ステップS106;YES)、ステップS152の処理に進め、下方向のスクロールキー106が押されたことを示す情報ではないと判別した場合(ステップS106;NO)、ステップS109の処理に進める。
(ステップS108)注文入力管理データ処理部1511は、選択数を入力する項目行を1行下へ移動させる。注文入力管理データ処理部1511は、ステップS109の処理に進める。
図29は、本実施形態に係る選択数チェック処理のフローチャートである。
図30は、入力装置10と注文管理装置20との間で行われる処理のシーケンス図である。
(ステップS402)入力装置10の処理部151は、図26〜図29に示したように注文入力処理を行う。
(ステップS403)入力装置10の処理部151は、注文データを生成し、生成した注文データを注文管理装置20へ送信する。なお、注文データには、伝票番号、卓番号、人数、注文受付時間、注文を受け付けたメニューに関する情報(含むセレクトメニューに関する情報、付帯情報、それぞれの数量)等を含む。
(ステップS405)注文管理装置20の処理部201は、注文データを生成したことに応じて、伝票番号を生成する。
(ステップS406)注文管理装置20の処理部201は、通信制御部203を制御して、生成した伝票番号を示す情報を入力装置10へ送信する。
また、本実施形態によれば、図22に示したように、入力途中メニューリスト表示エリアにリスト表示されたセットメニューを画面タッチすることで、入力未完了のセットメニューの入力を継続できる。
また、本実施形態によれば、入力画面の仕様に応じて、図23に示したように、入力未完了メニュー表示ボタンのみ表示することで、画面エリアの殆どを入力画面に使用できる。
これらにより、本実施形態によれば、画面遷移の回数が少なくなり、注文入力処理の操作性が向上するとともに、転送/確認ボタンを押すまで、セレクトメニューの入力不一致が発生していることを認識できないなどの問題を改善できる効果がある。
Claims (5)
- 客の注文の入力を受け付ける入力部と
注文の内容に関する表示を行う表示部と、
注文されるメニューに関するメニュー情報であって、前記メニュー情報が選択可能な情報を備える場合に、前記選択可能な情報を階層化して記憶する記憶部と、
前記入力部から入力される注文されたメニューに関して、前記記憶部が記憶する前記選択可能な情報に対する選択数が正しいか否かを検出する不一致検出部と、
前記不一致検出部が選択数を正しくないと検出した場合、前記メニューの選択可能な情報が入力途中であると判別し、前記表示部に、メニューが選択途中であることを示す報知情報を、当該メニューの選択数が正しいと検出されるまで、視認可能に表示させる処理部と、
を備え、
前記処理部は、
注文される第1のメニューの入力途中に、第2のメニューの注文入力を受け付け、
前記不一致検出部は、
前記第1のメニューの入力途中に、前記第2のメニューの注文入力を前記処理部が受け付けたとき、前記第1のメニューの前記選択可能な情報に対する選択数が正しくないため、前記第1のメニューの選択可能な情報が入力途中であると判別し、前記第1のメニューが入力途中であることを示す情報を前記表示部に表示させる、
注文入力装置。 - 前記メニュー情報は、少なくともメニュー名称を含み、
前記選択可能な情報は、少なくとも飲食物のカテゴリーに関する情報であるカテゴリー情報を含む、請求項1に記載の注文入力装置。 - 前記選択可能な情報の前記カテゴリー情報は、飲食物の料理方法、調味料、食材、提供時期のうち少なくとも1つを表すカテゴリーに付帯する付帯情報を含む、請求項2に記載の注文入力装置。
- 前記選択可能な情報の前記飲食物のカテゴリー情報は、選択可能な付帯情報を含む、請求項3に記載の注文入力装置。
- 前記処理部は、
前記メニュー名称、前記カテゴリー情報、前記付帯情報の順に選択し、選択した個数を前記記憶部に記憶させ、前記カテゴリー情報の選択可能な個数を算出し、
前記不一致検出部は、
前記選択可能な個数と、前記選択した個数とが一致するか否かに基づいて、選択数が正しいか否かを検出する、請求項4に記載の注文入力装置。
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