JP6957158B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に係り、特に基板を折り曲げることができるフレキシブル表示装置に関する。
従来、有機EL表示装置や液晶表示装置などの表示装置においては、表示パネルの基板にガラス基板が用いられている。近年では、基板にポリイミドなどの樹脂基板を用いることで、表示パネルに可撓性を与えたフレキシブルタイプの表示装置が開発されている。
特許文献1には、表示領域外の端子部を表示領域の裏側に向けて折り曲げることによって、表示装置全体としての外形を小さくする構成が記載されている。特許文献2には、表示装置の端子部に接続するフレキシブル配線基板を折り曲げて使用する場合、折り曲げる部分の基板に溝あるいは凹部を形成する構成が記載されている。
特開2012−128006 特開平06−246857
表示領域外の端子部を表示領域の裏側に向けて折り曲げる構成とすることによって、表示装置の外形を小さくすることが出来る。
一方、表示装置全体として薄型にすることが要請されているので、折り曲げの曲率半径は非常に小さくなり、ほとんど折り曲げた状態になる。そうすると、基板に形成された配線には折り曲げたときのストレスがかかり、断線の危険が生ずる。断線を防ぐために配線の幅を大きくしようとしても、端子部には多数の配線が形成されているので、配線の幅を大きくすることが出来ない。
本発明の課題は、折り曲げて使用されるフレキシブル表示装置において、配線の断線を防止し、信頼性の高いフレキシブル表示装置を実現することである。
本発明は上記課題を克服するものであり、代表的な手段は次のとおりである。
(1)表示領域と、端子部と、前記表示領域から前記端子部に向かって延在している信号配線と、を有する基板と、前記端子部に接続された配線基板と、を備える表示装置であって、前記信号配線は、前記配線基板と電気的に接続し、前記信号配線間には、前記基板を貫通する孔が形成されており、前記基板は、前記表示領域と前記端子部との間に折り曲げ領域を有し、前記基板は、平面視において、前記表示領域と前記端子部とが重なるように、前記折り曲げ領域において折り曲げられていることを特徴とする表示装置。
(2)表示領域と、端子部と、前記表示領域から前記端子部に向かって延在している信号配線と、を有する基板と、前記端子部に接続された配線基板と、を備える表示装置であって、前記信号配線は、前記配線基板と電気的に接続し、前記基板は、前記信号配線が形成された第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、前記第2面には前記基板を貫通しない凹部が形成されており、前記基板は、前記端子部と前記表示領域との間に折り曲げ領域を有し、前記基板は、平面視において、前記表示領域と前記端子部とが重なるように、前記折り曲げ領域において折り曲げられていることを特徴とする表示装置。
表示装置の断面図である。 端子部を折り曲げる前の表示装置の断面図である。 表示装置の平面図である。 信号配線をジグザグパターンにした表示装置の平面図である。 信号配線の種々の形状を示す平面図である。 信号配線の断面図である。 シミュレーションでのストレス評価のモデルである。 端子部を折り曲げた場合の、信号配線の平面形状と最大ストレスの関係を示す図である。 ジグザグパターンの角度と、折り曲げたときの信号配線に生ずるストレスの関係を示す比較図である。 実施例1の表示装置の平面図である。 実施例1の信号配線の詳細図である。 実施例1の信号配線の拡大図である。 実施例1の効果を示す図である。 実施例1の他の形態を示す端子部の平面図である。 実施例2の端子部の斜視図である。 実施例2の端子部の断面図である。 実施例2の凹部の断面図である。 実施例2の表示装置の平面図である。 実施例2に用いた信号配線の断面図である。 実施例2の端子部の詳細図である。 実施例2の効果を示す図である。 凹部の他の形態を示す断面図である。 実施例2の第2の形態を示す表示装置の平面図である。 実施例2の第3の形態を示す表示装置の平面図である。
以下に実施例を用いて本発明の内容を詳細に説明する。
図1は本発明が適用される基板100を有する表示装置の断面図である。図1の特徴は、端子部300を含む領域が折り曲げられていることである。したがって、表示装置全体として外形を小さくすることが出来る。一方、表示装置を薄くするために、図1に示す、折り曲げられている部分の曲率半径rは非常に小さくなる。そうすると、基板に形成された配線に対するストレスは非常に大きくなる。
小さな曲率半径で折り曲げるために、基板の厚さは10乃至30μm程度に薄くしている。このような場合、図1に示す曲率半径rは基板100の厚さである10乃至30μmとすることが可能である。このように小さい曲率半径であると、端子部300は殆ど折れているように見える。
以下、本実施例においては、表示装置が有機EL表示装置である場合の構成について説明する。
以下の説明において、基板100から光学フィルム104に向かう方向を上方(あるいは、単に上)とし、光学フィルム104から基板100に向かう方向を下方(あるいは、単に下)とする。また、光学フィルム104から基板100に向かって見ることを平面視という。
図2は、端子部300を折り曲げる前の表示装置の断面図である。図2において、基板100にはTFT等が形成されるので、以後、基板100をTFT基板という。TFT基板100は小さな曲率半径で折り曲げることを可能とするために、厚さが15μmの耐熱性、機械的な強度等において優れた特性を有しているポリイミドで形成されている。なお、TFT基板100はポリイミド以外の樹脂で形成されていてもよい。
図2において、TFT基板100の上には、配線層101が形成されている。配線層101は、表示領域200においては、画素毎に形成されたTFTを含む。また、TFTと接続する配線層101は端子部300にも延在している。端子部300には、外部から有機EL表示装置に信号や電源を供給するための配線基板1000が接続している。
図2の表示領域200において、配線層101の上には有機EL層102が形成されている。有機EL層102は一般には画素毎に形成され、発光部を含む複数の有機膜から形成された層を下部電極と上部電極で挟んだ構成となっている。有機EL層102を構成する有機膜は水分によって劣化しやすく、また、複数の層を合計しても数百nm程度と非常に薄い。したがって、有機EL層102を水分から保護するためと、機械的に保護するために、有機EL層102の上に保護層103を形成する。保護層103は、アクリル等の透明有機膜とSiN等の無機膜の積層構造となっている。
図2において、保護層103の上に円偏光板等の光学フィルム104が貼り付けられている。有機EL層102の下部電極には反射電極が形成されているので、反射電極によって外光が反射すると、画面が見づらくなる。そこで、円偏光板等を貼り付けることによって、外光反射を防止している。なお、円偏光板等の光学フィルム104は配置されていなくても良い。
図3は図2に対応する表示装置の平面図である。以下の説明において、表示装置の短辺方向を第1方向X、第1方向Xと垂直な方向を第2方向Y、そして、第1方向X及び第2方向Yに垂直な方向を第3方向Zとする。図3において、表示領域200と間隔をあけて端子部300が形成され、配線基板1000が接続している。表示領域200から配線基板1000まで信号配線10が延在し第1方向Xに配置されている。図3では、図をわかりやすくするために信号配線10の数は少ないが、実際の製品では非常に多くの配線が形成されている。したがって、個々の配線のピッチは非常に小さくなっており、配線の幅も小さい。
図3の一点鎖線で囲まれた折り曲げ領域BAにおいて、TFT基板100が折り曲げられる。以下の図も同様である。そうすると、TFT基板100に形成された信号配線10には大きなストレスがかかり、信号配線10が断線する危険が大きくなる。
そこで、本発明では、図4に示すように、信号配線10をジグザグパターンにして、信号配線10にかかるストレスを緩和している。図4(A)は表示装置の平面図であり、信号配線10がジグザグパターンに形成されている他は図3と同様である。図4(B)は、折り曲げ領域BA付近の拡大図である。図4(B)において、ジグザグパターンに形成された信号配線10の第2方向Yのピッチはpvである。なお、本明細書では、信号配線の外形に複数の屈曲部を有するものをジグザグパターンとする。また、屈曲部は直角でなくても良く、丸みを帯びていても良い。
図4では、図を複雑にしないために、信号配線10の数は少ないが、実際の製品では端子配線10の数はこれよりもはるかに多い。また、信号配線10の第2方向Yのピッチpvも図に示すよりもはるかに小さい。以下の図も同様である。
図5乃至図9は、信号配線10を種々の形状にした場合において、信号配線10を折り曲げたときの信号配線10へのストレスを評価したものである。図5A乃至図5Eは評価した端子配線10の平面形状である。図5Aは比較例としての、信号配線10が直線の場合である。
図5B乃至図5Dは信号配線10をジグザグパターンにした場合であるが、第2方向Yに対するジグザグの角度が異なっている。図5Eは、信号配線10のジグザグパターンを組み合わせて格子状に形成した場合である。各配線形状において、第2方向Yのピッチpvは25μmであり、全て同じである。図5A乃至図5Eにおいて、ドットで示す10が信号配線(金属配線)であり、ハッチングで示す部分は金属配線の保護層である。
図6は図5A乃至図5EのA−A断面図である。図6において、ポリイミドで形成されたTFT基板100の上にSiO層11が形成され、その上に信号配線10を構成するAl合金層が形成され、信号配線10の上にSiN層12が形成され、これを覆って、ポリエステル等で形成されたレジン層15が形成されている。信号配線10を構成するAl合金層の腐食を防ぐために、SiO層11とSiN層12でAl合金層を挟んでいる。なお、Al合金は例えば、AlとSiの合金であるが、大部分はAlである。以後、信号配線10はAl合金で代表して説明するが、他の金属あるいは合金を用いてもよい。
図6において、TFT基板100を構成するポリイミドの厚さtpは15μm、SiO層11の厚さt1は460nm、信号配線10の厚さt2は535nm、SiN層12の厚さt3は185nm、レジン層15の厚さtrは55μmである。レジン層15のヤング率はポリイミドのヤング率よりも小さいので、レジン層15の厚さtrを、TFT基板100を構成するポリイミドの厚さtpよりも大きくして、折り曲げたときに、信号配線10を曲げ応力と引っ張り応力がいずれも零となる中立面又はその近傍に位置するようにしている。
図7は折り曲げ領域BAを曲率半径rが350μmになるように折り曲げた場合の断面図を示している。図7における角度ηは32.74度になっている。シミュレーションでは端子部300を図7のように折り曲げた場合のストレスを評価している。折り曲げ領域BAの断面は図6に示すとおりである。実際の製品における折り曲げ領域BAは、角度ηが180度まで折り曲がるが、シミュレーションによるストレス評価は図7に示す角度で行った。なお、曲率半径rが小さくなった場合もストレスの大小関係の傾向は同じであると考えればよい。
図8A乃至Eは図5A乃至Eに示す配線を図7で示すように折り曲げた場合の信号配線10、SiO層11、SiN層12にかかるストレスを評価したものである。図8におけるA乃至Eは図5におけるA乃至Eに対応している。すなわち、図8Bのジグザグパターンは30度であり、図8Cのジグザグパターンは45度であり、図8Dのジグザグパターンは60度であり、図8Eのジグザグパターンは60度である。図8A乃至Eにおける矢印は各構成において最大ストレスを示す場所であり、数字はストレスの値を示し、単位はメガパスカル(MPa)である。
図8において、一番上の行である、行(I)の構成は、SiN層12と信号配線10が組み合わさった状態におけるストレスを評価したものである。行(I)において、各配線形状において、最も大きなストレスは信号配線10の端部に生じている。図8B乃至図8Dのジグザグパターンに注目すると、角度が大きいほど配線にかかるストレスは小さくなっている。同じ60度であっても、図8Eのジグザグパターンを格子状にしたものでは、単なるジグザグパターンの場合よりもストレスは若干大きくなっている。すなわち、折り曲げによるストレスの軽減には、ジグザグパターンが有利であり、かつ、ジグザグパターンの角度を大きくするとさらにストレスを軽減することが出来る。
図8の中央の行である、行(II)は、信号配線10のみの場合におけるストレスを評価したものである。この場合も配線が直線だった場合に比較して、配線をジグザグパターンにすることによってストレスが小さくなっている。また、ジグザグパターンにおいて、角度が大きくなるほど、ストレスが小さくなっている。
図8の一番下の行である、行(III)は、SiO層11のみの場合におけるストレスを評価したものである。この場合は、ジグザグパターンとした場合でも、ジグザグパターンの角度が小さいと、直線の場合と比較したストレス低下の効果は小さい。しかし、ジグザグパターンの角度が大きくなるにしたがって、直線の場合よりもストレスは大幅に低下する。
図9は、図8に示したシミュレーションの結果におけるストレスの最大値をグラフ化したものである。ここでは、配線が直線の場合Aと、ジグザグパターンの場合B(角度30度)、C(角度45度)、D(角度60度)を取り出し、ストレスの最大値を比較している。ストレスの単位はメガパスカル(MPa)である。図9では、配線パターンがAl+SiOの場合(Al+Si)、Al合金だけの場合(Al)、SiOだけの場合(SiO)の場合の各々について比較している。
図9の矢印で示すように、ジグザグパターンにおける角度が大きくなるにしたがって配線にかかるストレスは急激に減少する。例えば、Al+SiOで比較した場合、ジグザグパターンの角度を60度にすることによって、配線にかかるストレスは略半分になる。しかしながら、図5Dに示すように、ジグザグパターンの角度が大きくなるにしたがって、配線自体の占める面積が大きくなるので、配線の数が多くなると、TFT基板100上に配線を形成することが困難になる。
本発明は、ジグザグパターンにおいて、角度を大きくしなくとも配線にかかるストレスを小さくすることが出来る構成を実現するものである。図10は、本実施例に係る表示装置の平面図である。図10(A)は図4(A)と同様である。信号配線10は折り曲げ領域BAにおいてはジグザグパターンとなっている。図10(B)は、折り曲げ領域BA付近の拡大図である。図10(B)において、ジグザグパターンになっている信号配線10と平行に、TFT基板100を貫通する孔20が形成されている。この孔20によって各信号配線10におけるストレスを緩和することが出来る。
図11は、本実施例の信号配線10と孔20を示す詳細平面図である。図11は信号配線10が3本の場合について例示している。図11の信号配線10は、図6に記載した信号配線10の断面図と同様の構成であり、Al合金をSiN層12およびSiO層11で挟んだ構成になっている。ジグザグパターンになっている信号配線10の第1方向Xのピッチphは17μm、第2方向Yのピッチpvは25μmである。
図11において、信号配線10と信号配線10との間に孔20が形成されている。孔20はジグザグパターンの信号配線10の屈曲部以外の直線部と平行に形成されている。この孔20によって折り曲げ領域BAを折り曲げたときに信号配線10に係るストレスを分散して、最大ストレスを小さくしている。
図12は、図11の拡大平面図である。孔20の第1方向Xの幅wは、例えば5μmである。これは、信号配線10の第1方向Xのピッチphの約30%の幅である。ここで、信号配線10の幅をwwとした場合、孔20の第1方向Xの幅wは、ピッチphの25%以上で、かつ、ph−ww以下の幅とすることが好ましい。
孔20の第2方向Yの幅hは例えば6μmであり、これは、信号配線10のジグザグパターンの屈曲部の第2方向Yの半ピッチpv/2の48%の幅である。ここで、孔20の第2方向Yの幅hは、pv/2の20%以上、90%以下の幅とすることが好ましい。
図12において、両端の信号配線10の外側に形成された孔20は、第1方向Xの幅hが大きくなっている。これは、折り曲げ領域BAを折り曲げた際に、外端の信号配線10に対するストレスを他の信号配線10とバランスさせるためである。
図13は、本実施例の効果を示す表である。図13は、図6に示す断面構成の信号配線10を、図7のように折り曲げた場合に信号配線10に係るストレスを示すものである。図8に示したものと同様に、行(I)は、SiN層12と信号配線10が組み合わさった状態におけるストレス(Al+SiN)、行(II)は、信号配線10のみの場合におけるストレス(Al)、行(III)は、SiO層11のみの場合におけるストレスについてそれぞれ評価している。
図13のA列は、信号配線10の角度が45度のジグザグパターンであり、第1方向Xのピッチphは17μmである。B列は、A列に示した信号配線10間に図12で説明したような孔20を形成した場合である。ジグザグパターンの角度、配線ピッチphはA列の場合と同じである。C列は、信号配線10の角度が60度のジグザグパターンの場合である。この場合、第1方向Xのピッチphは24μmである。これは、ジグザグパターンの角度が大きくなると、第1方向Xのピッチphを小さくすることが困難だからである。
図13において、行(I)、すなわち、Al合金とSiN層の積層構造におけるストレスを比較すると、角度が同じ45度の場合であっても、孔20が形成されたB列の場合には、信号配線10にかかるストレスは、孔20が無い場合のA列の場合に比較して大幅に小さくなっている。さらに特徴的なのは、孔20が無い場合は、ストレスの最大値は信号配線10の屈曲部で生じているのに対して、孔20が存在する場合には、信号配線10の直線部に生じている。つまり、折り曲げたときの、信号配線10に係るストレスが孔20によって分散された結果、最大ストレスが小さくなっている。
B列のジグザグパターンの角度が45度で孔20が存在する場合と、C列のジグザグパターンの角度が60度の場合とで、最大ストレスを比較するとほぼ同等である。すなわち、孔20を用いることによって、ジグザグパターンの角度が45度のままでも、ジグザグパターンの角度が60度の場合と同程度のストレスとすることが出来る。これは、ジグザグパターンに形成された信号配線10の配線密度を、信号配線10にかかるストレスを増加させることなく、大きくすることが出来ることを意味し、効果は非常に大きい。
図13における、信号配線10のみの場合(Al)についてと、SiO層11のみの場合(SiO)についても同様である。特に、図13におけるSiO層11のみの場合に対する孔20の効果は非常に大きい。
図11乃至図13は孔20が平行四辺形の場合について説明したが、孔20はこれに限らず色々な形状とすることが出来る。図14(A)は孔20が円の場合である。図14(B)は孔20がレーストラック状の場合である。図14(C)は、孔20を2個平行に形成した場合である。いずれの場合も、ポリイミドで形成されたTFT基板100にレーザを照射する、あるいはフォトリソグラフィ等によって貫通孔20を形成することが出来る。なお、図14(A)乃至図14(C)は例であり、他の形状とすることも出来る。
以上のように、本実施例によれば、折り曲げ領域BAを折り曲げて使用する際に、ジグザグパターンに形成した信号配線10に係る最大ストレスを低く抑えることが出来るので、信号配線10の断線を防止することが出来る。
図15は実施例2における折り曲げ領域BAの斜視図である。図17において、ポリイミドで形成されたTFT基板100の上にジグザグパターンの信号配線10が形成されている。図15の特徴は、第3方向Zにおいて、TFT基板100の信号配線10が形成されている面とは反対側の面に溝30が形成されていることである。これによって、TFT基板100の折り曲げ方向の強度を弱くし、信号配線10に対するTFT基板100からのストレスを緩和している。なお、ここでいう信号配線10が形成されている面が第1面100Aに相当し、信号配線10が形成されている面とは反対側の面が第2面100Bに相当する。
図16は図15に示す折り曲げ領域BAを折り曲げた状態を示す断面図である。図16において、ポリイミドで形成されたTFT基板100の上、つまり、第1面100Aに配線層101が形成され、TFT基板100の配線層101の反対側の面、つまり、第2面100Bに溝30が形成されている。溝30は図の第1方向Xに延在している。
図17は、個々の溝30の断面形状を示すTFT基板100の断面図である。図17において、凹部30のピッチw2は12.5μmであり、溝30の幅w1は4.2μmである。w1/w2は0.2乃至0.8程度とするのが好ましい。また、TFT基板100の厚さh2は15μmで、溝30の深さh1は5μmである。h1/h2は0.2乃至0.8とするのが好ましい。さらに、h1/h2は、0.25乃至0.5とするのがより好ましい。溝30は、TFT基板100よりも柔らかい樹脂、すなわち、ヤング率の小さい樹脂、例えば、ウレタン等で充填しても良い。
図18は実施例2における表示装置の平面図である。図18(A)は、図4(A)等と同じである。図18(B)は、折り曲げ領域BA付近の拡大図である。図18において、信号配線10はジグザグパターンとなっていることは図4等と同じである。
図18の特徴は、点線で示すように、TFT基板100の第2面100Bに溝30が形成されていることである。溝30は、配線におけるジグザグパターンの屈曲部と屈曲部の中間である直線部に形成されている。溝30が無い場合は、折り曲げ領域BAを折り曲げると、信号配線10には、ジグザグパターンの折り曲げ部において最も大きなストレスが発生する。本実施例では、ジグザグパターンの直線部にTFT基板100が曲がりやすい部分を形成することによって、信号配線10に係るストレスを分散することにより、最大ストレスを低下させている。
図19は、本実施例におけるストレス評価に用いる信号配線10の断面図である。図19において、ポリイミドで形成されたTFT基板100の上、つまり、第1面100Aに下地膜としてのSiO層11が形成され、その上にAl合金による信号配線10が形成され、信号配線10を覆って有機パッシベーション膜13が形成され、その上に保護膜としてのレジン層15が形成されている。SiO層11の幅wpは6.4μm、信号配線10の幅waは2.4μmである。
図19において、ポリイミドで形成されたTFT基板100の厚さtpは15μm、SiO層11の厚さt1は0.48μm、Al合金で形成された信号配線10の厚さt2は0.72μmである。信号配線10を覆う有機パッシベーション膜13の厚さthは3.72μmであり、有機パッシベーション膜13を覆うレジン層15の厚さtrは40μmである。
図20は、図19に示すような配線構造を折り曲げ領域BAにおいて、ジグザグパターンに形成した状態を示す平面図である。図20は図を複雑にしにないために、信号配線10が3本のみの場合で代表させている。図20における溝30はTFT基板100の第2面100Bに形成されている。ジグザグパターンの信号配線10の第1方向Xのピッチph、第2方向Yのピッチpv等は図10と同様である。
図21は、図19および図20で示すような信号配線10の構成を有する折り曲げ領域BAを、図16および図7に示すように折り曲げた場合における信号配線10およびSiO層11に生ずるストレスを評価した結果である。図21において、行(I)は、図19における信号配線10のみにおけるストレスを評価したものである。行(II)は、図19におけるSiO層11のみにおけるストレスを評価したものである。図21のA列は溝30が存在しない場合であり、B列は本実施例のように、ポリイミドで形成されたTFT基板100の第2面100Bに図18あるいは図20に示すような溝30が存在している場合である。
信号配線10のみの場合について、溝30が存在している場合と存在しない場合を比較すると、溝30が存在している場合は最大ストレスが1/10近くにまで減少している。SiO層11のみの場合について、溝30が存在している場合と存在していない場合を比較すると、溝30が存在している場合は最大ストレスが1/20近くにまで減少している。また、SiO層11のみの場合、最大ストレスが生ずる場所は、溝30が存在している部分に対応している。このように、本実施例における端子配線10へのストレス低減の効果は極めて大きい。
図15、図16、図17等では、溝30の断面は矩形であるとしたが、本実施例では、溝30の形状は矩形に限る必要はない。図22(A)乃至図22(D)は溝30の他の断面形状の例である。図22(A)は溝30の断面が半円形あるいは半レーストラック状である。図22(B)は、断面が半円形あるいは半レーストラック状の溝30に加え、溝30と溝30の間を曲面で結んだ場合である。図22(C)は溝30の断面が3角形の場合であり、図22(D)は溝30の断面が台形の場合である。いずれの形状の場合も、図17で示すような溝30の場合と同様な効果を得ることが出来る。
図23は、本実施例における第2の形態を示す表示装置の平面図である。図23(A)は、図4(A)等と同じである。図23(B)は、折り曲げ領域BA付近の拡大図であり、本実施形態の特徴を示している。図23の特徴は、図18における溝30の代わりに、長方形の凹部31が第1方向Xに直線状に並んでいる点である。
長方形の凹部31が直線状に並ぶ場所は、ジグザグパターンに形成された信号配線10の屈曲部と屈曲部の中間、つまり、直線部に存在している点も図18と同様である。凹部31の第1方向Xの幅はwgで、凹部と凹部の間の幅はwbである。幅wgが幅wbよりも大きいほうが、本実施形態における効果が大きい。凹部31の第2方向Yの幅は、実施形態1における溝30の幅と同じである。すなわち、ジグザグパターンに形成された信号配線10の第2方向Yのピッチの半分pv/2に対し、20%乃至90%の幅である。このような構成によって、ストレスを分散させて信号配線10の断線を防止することが出来る。
図24は本実施例における第3の実施形態を示す表示装置の平面図である。図24(A)は、図4(A)等と同じである。図24(B)は、折り曲げ領域BAの拡大図であり、本実施形態の特徴を示している。図24の特徴は、TFT基板100の第2面100Bに、折り曲げ領域BA全般にわたって凹部が形成されていることである。凹部は図24(B)にドットで示す領域において、ランダムに形成されている。凹部は、折り曲げ領域BAのTFT基板100の強度を小さくして、信号配線10にストレスが集中しないようにしたものである。
凹部の平面形状は、円でも楕円でも矩形でも、レーストラック状でもよい。いずれの形状であっても、折り曲げ領域BAにおけるTFT基板100の強度を小さくできればよい。凹部の第3方向Zの深さは、図17に示すような溝部の断面形状と同じである。すなわち、ポリイミドで形成されたTFT基板100の厚さをh2、凹部の深さをh1とした場合、h1/h2は0.2乃至0.8とするのが好ましい。
本実施例において、溝30を形成する場合、TFT基板100の第2面100Bに機械的にスライスをかけるような方法が効率的である。また、矩形パターン、ドットパターン等の凹部は、例えば、フォトリソグラフィあるいはレーザ照射によって形成することが出来る。
以上のように、TFT基板100の第2面100Bに溝30あるいは凹部31を形成することによって、端子部を折り曲げた場合における信号配線10にかかる最大ストレスを小さくすることが出来るので、信号配線10の断線を防止することが出来る。
以上の説明では、有機EL表示装置を例にとって説明したが、液晶表示装置についても同様に適用することが出来る。
また、以上の説明では、表示領域が一体となった基板を折り曲げる場合における信号配線にかかるストレスを緩和する手段について述べた。一方、表示装置の端子部に接続して使用されるフレキシブル配線基板も折り曲げて使用する場合がある。その場合についても、実施例1及び2で説明したような構成をフレキシブル配線基板に適用することによって、フレキシブル配線基板における断線を防止することが出来る。
10…信号配線、 11…SiO層、 12…SiN層、 13…有機パッシベーション膜、 15…レジン層、 20…孔、 30…溝、 31…凹部、 100…TFT基板、 101…配線層、 102…表示機能層、 103…保護層、 104…光学フィルム、 200…表示領域、 300…端子部、 1000…配線基板

Claims (9)

  1. 第1領域と、端子部と、前記第1領域から前記端子部に向かう第1の方向に延在している信号配線と、を有する基板と、
    前記端子部に接続された配線基板と、を備える電子機器であって、
    前記信号配線は、前記配線基板と電気的に接続し、
    前記基板は、前記第1領域と前記端子部との間に折り曲げ領域を有し、
    前記基板は、平面視において、前記第1領域と前記端子部とが重なるように、前記折り曲げ領域において折り曲げられており、
    前記信号配線は、屈曲部と、前記第1の方向に対して第1の角度をなす直線部を有して、前記第1の方向にジグザグ状に延在し、
    前記信号配線間において、前記基板を貫通する孔が形成されており、
    前記孔は、前記屈曲部に対応する部分には形成されていないことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の角度は45度であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記孔は前記信号配線の直線部と平行に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記基板はポリイミドで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 第1領域と、端子部と、前記第1領域から前記端子部に向かう第1の方向に延在している信号配線と、を有する基板と、
    前記端子部に接続された配線基板と、を備える電子機器であって、
    前記信号配線は、前記配線基板と電気的に接続し、
    前記基板は、前記信号配線が形成された第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、
    を有し、
    前記第2面には前記基板を貫通しない凹部が形成されており、
    前記基板は、前記端子部と前記表示領域との間に折り曲げ領域を有し、
    前記基板は、平面視において、前記第1領域と前記端子部とが重なるように、前記折り曲げ領域において折り曲げられており、
    前記信号配線は、屈曲部と、前記第1の方向に対して第1の角度をなす直線部を有して、前記第1の方向にジグザグ状に延在し、
    前記凹部は、平面視において、前記直線部と交差して形成され、前記前記屈曲部とは、交差しないことを特徴とする電子機器。
  6. 前記第1の角度は45度であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記凹部は、前記信号配線の延在方向と直交する方向に直線状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記凹部は、前記信号配線の延在方向と直交する方向に間隔を持って、かつ、直線状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  9. 前記基板はポリイミドで形成されていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の電子機器。
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