JP6957016B2 - 石油燃焼器の消火制御装置 - Google Patents

石油燃焼器の消火制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6957016B2
JP6957016B2 JP2017202548A JP2017202548A JP6957016B2 JP 6957016 B2 JP6957016 B2 JP 6957016B2 JP 2017202548 A JP2017202548 A JP 2017202548A JP 2017202548 A JP2017202548 A JP 2017202548A JP 6957016 B2 JP6957016 B2 JP 6957016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
fire extinguishing
fan
fuel
pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017202548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019074295A (ja
Inventor
亘史 岡本
貴 星野
Original Assignee
株式会社トヨトミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トヨトミ filed Critical 株式会社トヨトミ
Priority to JP2017202548A priority Critical patent/JP6957016B2/ja
Publication of JP2019074295A publication Critical patent/JP2019074295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6957016B2 publication Critical patent/JP6957016B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

この発明は石油燃焼器の転倒時の安全性を高めるため、短時間で確実に消火することのできる消火装置に関するものである。
ポット式石油燃焼器は燃料ポンプによってポット内に供給された燃料が燃焼熱で高温となっているポットの底面で気化し、ポット側壁の空気孔から供給される空気によって気化ガスの一部が燃焼し、発生した燃焼ガスと残りの気化ガスがポット上部の燃焼室で完全燃焼するものである。また、消火操作によって燃料ポンプが停止すると、ポット内に残っている燃料が燃焼して消火するが、消火後に燃料パイプ内に残っていた燃料がポットに滴下すると、この燃料に着火して燃焼が継続され、臭気の発生や消火時間に大きなばらつきが生じるものであった。
このため、従来では、燃料パイプに燃焼ファンの送風圧がかかる空気パイプを接続し、燃料パイプと空気パイプとの連結部からポットに至る燃料パイプの途中に高所を設けたものがあり、燃焼中は高所を越えて燃料が供給され、空気パイプの油面が送風機の送風圧とバランスして燃料パイプの高所よりも低い油面を形成している。
そして、消火操作によって燃料ポンプと送風機を停止すると、送風圧が低下して空気パイプの油面が上昇し、燃料パイプ内の燃料がサイフォン効果で高所を越えて空気パイプ内に吸引されるので、消火後にポット内に燃料が滴下することがなく安定した消火性能を得ることができる。
また、転倒時は燃料パイプの高所が横を向いて高所でなくなって、送風機の送風圧によって押し出される燃料がポット底面の気化部から離れた場所へ滴下するから、燃焼のバランスが壊れて燃焼継続できなくなり、転倒時も短時間で消火することができるものである。(特許文献1参照)。
また、燃料ポンプの吐出弁とプランジャとの間に押上ピンを取り付けて、燃料ポンプ自体に燃料吸引機能を備えたものがあり、消火操作によって燃料ポンプを停止した後、燃料吸引機能が作動して押上ピンが吐出弁を開放すると、燃料ポンプと送油ノズルとの高低差によって燃料パイプの燃料が燃料ポンプ側に流れるので、燃料パイプ内の燃料を燃料ポンプに吸引することができるものがある。(特許文献2参照)。
特許文献1の構成は、燃料パイプに高所を設けて空気パイプを接続する必要があるため、部品点数が多く形状が複雑であり、また、燃料ポンプの取り付け位置が限定されるなど設計上の制約が多く、コスト低減の妨げとなっていた。一方、特許文献2のような燃料吸引機能を備えた燃料ポンプを用いれば、燃料パイプに接続する空気パイプが不要となり、燃料パイプの形状も簡単になるので、部品点数や加工費の削減が期待できる。
特開2002−213741号公報 特開平6−294377号公報
しかし、石油燃焼器が転倒したときに、転倒の方向によっては燃料ポンプが送油ノズルよりも高い位置になることがあり、燃料吸引機能が作動しても燃料パイプ内の燃料が燃料ポンプ側に流れなくなり、燃料パイプ内に残ってしまうことがあり、さらに、燃料ポンプの吐出弁が開放されるため、燃料ポンプから燃料が流出してポット内に滴下してしまうことがわかった。
ポット式石油燃焼器は燃料の気化部と燃焼部とを一体化したポット内にノズルが位置し、燃料を直接ポットに供給する構造であるため、燃料パイプ内に残った燃料やポット内に滴下した燃料に着火し、いつまでも炎が消えないという現象が起こってしまう。このため、ポット式石油燃焼器に燃料吸引機能を備えた燃料ポンプを装着するためには、転倒時の対策が新たに必要となったものである。この発明は、簡略な構造で、転倒の方向に関わらず安定した消火を実現できる消火装置を提案するものである。
この発明は上記の課題を解決するもので、燃焼ファン3によって燃焼空気が送られる風胴1内に多数の空気孔2aを側壁に設けた有底筒形のポット2を装着し、前記ポット2に燃料を供給する燃料ポンプ5には燃料パイプ4を配置し、前記燃料パイプ4の先端で構成する送油ノズル4aを前記ポット2内に位置させ、前記燃料ポンプ5によって前記送油ノズル4aから供給される燃料が前記ポット2内で気化して、前記燃焼ファン3によって供給される空気によって、前記ポット2内と前記ポット2に続く燃焼室6内で燃焼を行なうと共に、枠体7の前後を貫通する送風経路8と、前記送風経路8の入口側に配置した対流ファン9と、出口側に形成した温風吹出口10とを設け、前記燃焼室6は前記送風経路8内に配置され、前記対流ファン9によって前記送風経路8に吹き込まれた室内空気が、前記燃焼室6から排出される燃焼ガスと混合して前記温風吹出口10から温風となって吹出して室内を暖房する石油燃焼器であって、消火操作手段11もしくは感震器12の信号で作動する自動消火手段13を設け、前記自動消火手段13は振動時のための消火システムと転倒時のための消火システムを備えると共に、前記感震器12から出力される開閉信号を検出して振動か転倒かを判定する判定手段14と、前記燃焼ファン3と前記対流ファン9を減速して回転数を低下するブレーキ手段3b・9bとを設け、前記感震器12の開閉信号が検出されたときに前記燃料ポンプ5への通電を停止して閉止し、前記燃焼ファン3と前記対流ファン9の回転数を現在の燃焼量に対応した回転数から所定回転数に変更し、前記判定手段14から転倒時の信号が出力されたときは転倒時の消火システムを起動し、設定時間が経過後に前記ブレーキ手段3b・9bを所定時間作動して前記燃焼ファン3と前記対流ファン9を強制的に減速して回転を停止させた後、前記燃焼ファン3と前記対流ファン9への通電を停止することを特徴とすることを特徴とするものである。
また、前記感震器12の開閉信号が検出されたときにおいて、前記燃焼ファン3の所定回転数は最大燃焼量に対応した最高回転数が設定されることにより、ポット2への燃料の供給を停止した状態でポット2内に供給する空気量を増やして燃焼を促進するから、ポット2内に残る燃料を短時間で燃焼して消火することができる。
また、前記感震器12の開閉信号が検出されたときにおいて、前記対流ファン9の所定回転数は最大燃焼量に対応した最高回転数が設定されることにより、送風経路8内に冷却空気を吹き込んで、燃焼室6や送風経路8内の温度を低下させるものである。
また、前記転倒時の消火システムにおいて、前記対流ファン9のブレーキ手段9bは第1の設定時間が経過後に所定時間作動して、前記対流ファン9を強制的に減速して回転を停止させ、前記燃焼ファン3のブレーキ手段3bは前記第1の設定時間よりも長い第2の設定時間が経過後に所定時間作動して、前記燃焼ファン3を強制的に減速して回転を停止させることにより、転倒時には対流ファン9を停止して送風経路8への空気の供給を停止し、燃焼ファン3は対流ファン9を停止後も駆動して、ポット2内に残る燃料が燃焼し尽して確実に消火した後で停止するものである。
また、前記第2の設定時間は可変時間となっており、その設定時間は各燃焼量に対応して定められた時間であり、ポット2内に残る燃料が燃焼して消火するまでの時間は燃焼量によって異なるため、第2の設定時間を可変することによって、消火するタイミングにあわせて燃焼ファン3を停止することができる。
また、前記転倒時の消火システムにおいて、前記燃焼ファン3と前記対流ファン9への通電を停止して一定時間が経過するまでの間に、前記感震器12の開閉信号が検出されたときは、前記燃焼ファン3と前記対流ファン9を所定回転数で指定時間駆動することにより、石油燃焼器を正立させたときに燃料パイプ4や送油ノズル4aに残っていた燃料がポット2に滴下しても再着火することがない。
また、前記燃料ポンプ5は燃料の吸引機能5bを備え、前記自動消火手段が前記消火操作手段によって作動するときと前記振動時の消火システムを作動するときは前記燃料ポンプを閉止した後に前記吸引機能を作動し、前記転倒時の消火システムを作動するときは前記吸引機能を無効とし、前記燃料ポンプ5を閉止した状態のまま保持することにより、通常消火時と振動消火時は燃料パイプ4内の燃料を吸引してポット2内への燃料の滴下を防止し、転倒消火時は燃料ポンプ5から燃料の流出を防止すると共にポット2内を空気不足の状態にするので、燃料パイプ4内に燃料が残っていても再着火することがなく、確実に消火することができる。
この発明は、石油燃焼器が転倒したときの転倒時の消火システムでは、燃料ポンプ5が停止してポット2内に残っていた燃料が燃焼して消火後に、ブレーキ手段3b・9bが所定時間作動して燃焼ファン3と対流ファン9を強制的に減速して回転を停止させるものであり、燃焼ファン3と対流ファン9への通電が停止後に燃焼ファン3と対流ファン9が回転を続けることがなくなり、消火後のポット2内には燃料の燃焼に必要な空気が全く供給されないから、ポット2内が空気不足の状態となり、燃料パイプ4や送油ノズル4a内に燃料が残っていても再着火することはなく、転倒時の消火時間が安定して確実に消火できるものとなった。
また、感震器12から出力される開閉信号を検出したときに、燃焼ファン3の所定回転数を最大燃焼量に対応した最高回転数に設定するから、ポット2内に残る燃料に対して供給される空気量が多くなり燃焼が促進されるので、ポット2内に残る燃料を短時間で消費して消火することができ、緊急時には短時間で消火することができるものである。
また、感震器12から出力される開閉信号を検出したときに、対流ファン9の所定回転数を最大燃焼量に対応した最高回転数に設定するので、送風経路8内に冷却空気を吹き込んで送風経路8や燃焼室6の温度を低下させ、枠体7内の温度上昇を抑えることができるものとなった。
また、転倒時には第1の設定時間が経過すると対流ファン9を停止し、第2の設定時間が経過すると燃焼ファン3を停止するように構成したから、対流ファン9が停止した後に燃焼ファン3だけが駆動して、ポット2内の燃料が燃焼し尽して消火するまで駆動するものであり、対流ファン9が停止することによって、転倒によって温風吹出口10が塞がれていた場合でも送風経路8内の空気がポット2内に流入することはなく、ポット2内の燃焼を妨げることなく消火時間が安定するものである。このため、第2の設定時間が経過して燃焼ファン3が停止するときには、ポット2内の燃料が全て燃焼して消火しており、燃焼ファン3を停止後にポット2内が空気不足の状態になったときに立炎や発煙を起こすことなく、確実に消火することができるものとなった。
また、第2の設定時間は可変時間となっており、ポット2内の燃料が燃焼し尽して消火するまでの時間は燃焼量によって異なるが、消火するまでの時間が長いときには第2の設定時間も長くなり、消火するまでの時間が短いときには第2の設定時間も短くなるから、燃焼ファン3はポット2内の燃料が燃焼し尽くして確実に消火するまで駆動し、消火後に駆動する時間は短くなってポット2内に供給される空気が少なくなり、燃焼ファン3の停止後に確実にポット2内を空気不足の状態にすることができるから、燃焼量に関係なく安定した消火性能を得ることができるものである。
また、転倒時の消火システムにおいて、自動消火手段13は燃焼ファン3と対流ファン9の通電を停止した後、一定時間が経過すると作動を停止するが、一定時間が経過するまでの間に、石油燃焼器を正立させて感震器12の開閉信号が検出されたときは、燃焼ファン3と対流ファン9を所定回転数で指定時間駆動するものであり、ポット2内に多量の空気を送り込んで燃料への着火を防ぐと共に、ポット2を燃料が着火できない温度まで冷却するから、石油燃焼器を正立させたときの振動で燃料パイプ4や送油ノズル4aに残っていた燃料がポット2に落下することがあっても再着火の恐れがない。
また、燃料ポンプ5は燃料の吸引機能5bを備えた構造とし、通常消火時と振動消火時は燃料の吸引機能5bを作動して、燃料パイプ4や送油ノズル4aの燃料を燃料ポンプ5側に吸引することで、消火後にポット2内に燃料が滴下するのを防止し、防臭と安定した消火時間を得ることができる。一方、転倒時の消火システムでは、ポット2内を空気不足の状態にすることで燃料パイプ4や送油ノズル4aに燃料が残ったままでも消火することができるから、燃料ポンプ5の吸引機能5bは作動せず、燃料ポンプ5を閉止した状態を維持することで、燃料ポンプ5からの燃料の流出を防ぐことができ、石油燃焼器の転倒の方向に関係なく安定した消火性能を得ることができるものとなった。
この発明の実施例を示す、石油燃焼器の構成を示すブロック図である。 この発明の実施例を示す、石油燃焼器の縦断面図である。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は燃焼空気が供給される風胴、2は風胴1内に配置した有底筒形のポット、3はポット2に燃焼空気を供給する燃焼ファン、2aは風胴1に送られた燃焼空気が供給できるようにポット2の側壁に設けた多数の空気孔である。
15はポット2に供給される燃料を貯える燃料タンク、4は燃料タンク15とポット2に接続する燃料パイプ、4aは燃料パイプ4の先端で構成する送油ノズル、5は燃料パイプの途中に取り付けた電磁ポンプで構成する燃料ポンプ、16はポット2の側壁からポット2の底面と間隔をあけて配置した加熱ヒータ、6はポット2の上部に連続して配置した燃焼室である。
17は操作スイッチで構成された石油燃焼器の点火操作を行なう点火操作手段、3aは燃焼ファン3の回転数を可変するための燃焼ファン制御手段、5aは燃料ポンプ5の燃料流量を可変するためのポンプ制御手段であり、点火操作手段17を操作して石油燃焼器の運転を開始すると、加熱ヒータ16への通電が行われてポット2が加熱される。ポット2の底面が燃焼に適した温度に上昇すると、ポンプ制御手段5aと燃焼ファン制御手段3aが燃料ポンプ5と燃焼ファン3を駆動し、送油ノズル4aからポット2内に燃料が供給され、空気孔2aからポット2内に燃焼空気が供給され、高温のポット2の底面で燃料が気化し、加熱ヒータ16の熱によって着火して燃焼を開始する。
燃焼を開始するとポット2の底面が燃焼熱で加熱されて高温となり、送油ノズル4aから滴下する燃料は高温となったポット2の底面で気化するから、加熱ヒータ16への通電を停止しても燃焼を継続することができる。ポット2の底面で気化した燃料はポット2の側壁の空気孔2aから供給される空気と混合して気化ガスの一部が燃焼し、発生した燃焼ガスと残りの気化ガスはポット2の上部の燃焼室6で完全燃焼する。
7は石油燃焼器の枠体、8は枠体7の前後を貫通して燃焼室6を取り囲むように配置された送風経路、9は枠体7の背面側の送風経路8の入口に設置された対流ファン、10は枠体7の前面側の送風経路8の出口に形成された温風吹出口であり、燃焼室6は送風経路8内に開口しており、燃焼室6で完全燃焼した燃焼ガスが送風経路8に排出される。9aは対流ファン9の回転数を可変するための対流ファン制御手段であり、ポット2で燃焼を開始すると対流ファン制御手段9aが対流ファン9を駆動し、対流ファン9によって取り込まれた室内空気と燃焼室6から排出された燃焼ガスとが送風経路8内で混合され、温風吹出口10から温風となって室内に吹出すことで、室内を暖房するものである。
11は操作スイッチで構成された石油燃焼器の消火操作を行なう消火操作手段、12は石油燃焼器の枠体7内の置台の上に設置した感震器、13は消火操作手段11の操作信号もしくは感震器12から出力される開閉信号によって作動する自動消火手段であり、自動消火手段13は消火操作手段11の信号によって通常消火の消火システムを作動し、感震器12の信号によって緊急消火の消火システムを作動する。また、緊急消火の消火システムには、振動時の消火システムと転倒時の消火システムがある。
石油燃焼器の燃焼中に消火操作手段11が操作されて消火信号が送られると、自動消火手段13は通常消火の消火システムを作動し、ポンプ制御手段5aが燃料ポンプ5への通電を停止して燃料ポンプ5が停止するので、ポット2内への燃料の供給が遮断される。燃焼ファン制御手段3aはそのまま燃焼ファン3を駆動して、ポット2内に燃焼空気が供給されているから、ポット2内に残っている燃料が燃焼し尽して自然消火する。18はポット2内の炎を検知する炎検知手段であり、燃焼ファン制御手段3aは炎検知手段18が炎検知信号を出力している間は燃焼ファン3の駆動を継続し、炎不検知の信号が出力されると燃焼ファン3の回転数を低下して設定された時間駆動し、ポット2を冷却した後停止する。また、対流ファン制御手段9aは対流ファン9を駆動しており、炎検知手段18から炎不検知の信号が出力されると対流ファン9の回転数を低下して設定された時間駆動し、枠体7内を冷却した後停止する。
石油燃焼器の消火時に燃料パイプ4及び送油ノズル4a内に燃料が残っているとポット2内に燃料が滴下して消火時間が長くなってしまうため、燃料パイプ4内の燃料を吸引するための燃料吸引システムを備えている。5bは燃料ポンプ5に備えた燃料の吸引機能であり、通常消火時において、ポンプ制御手段5aは燃料ポンプ5を停止してポット2内への燃料の供給が停止した後、炎検知手段18から炎不検知の信号で吸引機能5bを作動し、燃料ポンプ5の内部の電磁弁を徐々に開くので、落差圧によって燃料パイプ4内の燃料が燃料ポンプ5に吸引されるものである。さらに電磁弁が閉じるときに燃料ポンプ5内が負圧となるので、このときにも燃料パイプ4内の燃料が吸引されるものであり、通常の消火時において、燃料パイプ4及び送油ノズル4a内の燃料が吸引されてポット2内に燃料が滴下することがなく、消火時の臭気の発生を抑えると共に消火時間の安定を図ることができる。
感震器12は、内部におもりとおもりに押されて接点が切り換わるスイッチを備えた構成であり、石油燃焼器が正立した状態ではおもりがスイッチを押しており、地震などにより石油燃焼器に振動を与えるとおもりが揺れ動いてスイッチの接点が開閉してON−OFFを繰り返す。一方、石油燃焼器が大きく傾いたり転倒したときは、おもりがスイッチから離れてスイッチの接点が開き、ONからOFFに切り換わったままとなる。
14は感震器12から出力される開閉信号が振動によるものか転倒によるものかを判定する判定手段であり、感震器12のON−OFFの回数を検出しており、感震器12から開閉信号が出力されると、判定手段14が作動して感震器12のON−OFF回数をカウントし、あらかじめ決められた時間になると設定された値と比較し、ON−OFF回数が設定された値より多いときは振動と判断し、設定された値より少ないときは転倒と判定する。
感震器12からON−OFF信号が出力されると、自動消火手段13は緊急時の消火システムを起動し、ポンプ制御手段5aが燃料ポンプ5の運転を停止し、燃焼ファン制御手段3aが燃焼ファン3の回転数を最大燃焼量に対応した最高回転数にセットし、対流ファン制御手段9aが対流ファン9の回転数を最大燃焼量に対応した最高回転数にセットし、判定手段14が感震器12のON−OFF回数のカウントを開始する。
そして、判定手段14が振動と判断したときは、自動消火手段13が振動時の消火システムを作動し、燃焼ファン制御手段3aは燃焼ファン3を最高回転数に維持したまま駆動し、対流ファン制御手段9aは対流ファン9を最高回転数に維持したまま駆動し、炎検知手段18から炎不検知の信号が出力されると、燃焼ファン3と対流ファン9の回転数を低下して設定された時間駆動し、ポット2と枠体7内を冷却した後通電を停止する。また、ポンプ制御手段5aは燃料の吸引機能5bを設定された時間だけ作動して、燃料パイプ4と送油ノズル4a内の燃料を吸引するので、燃料パイプ4内の燃料がポット2内に滴下するのを防止し、消火を確実なものとしている。
また、3b・9bは燃焼ファン3および対流ファン9にそれぞれ半波の直流を供給するブレーキ手段であり、判定手段14が転倒と判断したときは、自動消火手段13が転倒時の消火システムを作動し、燃焼ファン制御手段3aと対流ファン制御手段9aはブレーキ手段3b・9bを所定時間作動して、燃焼ファン3と対流ファン9に半波の直流を供給するブレーキ操作を行ない、燃焼ファン3と対流ファン9を強制的に減速して回転を停止させた後、ブレーキ操作をやめて燃焼ファン3と対流ファン9への通電を停止する。燃料ポンプ制御手段5aは燃料の吸引機能5bを作動せず、燃料ポンプ5を閉止したままにしてある。
燃焼ファン3と対流ファン9は通電を停止した後も惰性でしばらく回転を続け、徐々に回転が落ちてやがて停止するものであり、燃焼ファン3の回転が停止するまでの間にポット2内に空気が送られるが、上記のように燃焼ファン3の回転を強制的に停止することで、通電停止後に燃焼ファン3が回転することはなくポット2内に空気が送られることがなくなった。
また、対流ファン9の回転が停止するまでの間に送風経路8内に空気が送られるため、石油燃焼器が前方向に転倒して温風吹出口10が下向きになったときは、温風吹出口10が床面で塞がれて送風経路8内の空気が枠体7外に排出されにくくなり、送風経路8内に贈られる空気が燃焼室6側からポット2内に流入することがあるが、上記のように対流ファン9の回転を強制的に停止することで、通電停止後に対流ファン9が回転することはなく送風経路8内に空気が送られることがなくなった。
石油燃焼器の転倒時において、転倒の方向によっては、燃料パイプ4と送油ノズル4aの位置が燃料ポンプ5より高くなるときがあり、ポンプ制御手段5aが吸引機能5bを作動しても燃料が燃料ポンプ5側に流れず、ポット2側に燃料を流出させてしまうことがあるが、転倒時は燃料ポンプ5が閉止した状態を維持することで、燃料ポンプ5から燃料が流出するのを防止するので、ポット2内に残る燃料が燃焼すれば消火するものとなった。
一方、燃料ポンプ5を閉止したままにすると燃料パイプ4と送油ノズル4aに燃料が残ってしまうが、この発明ではブレーキ手段3b・9bによって燃焼ファン3と対流ファン9の回転を強制的に止めるので、通電を停止後に燃焼ファン3と対流ファン9が回転することがなく、燃焼ファン3によってポット2内へ空気が供給されることはなく、また、対流ファン9によって送風経路8へ空気が送られることがなくなり、ポット2内を空気不足の状態にすることができるから、燃料パイプ4や送油ノズル4aに燃料が残っていても再着火の恐れがなく、確実に消火することができるものとなった。
また、自動消火手段13が緊急時の消火システムを作動するときには、ポット2内の燃料を短時間で燃焼させるために燃焼ファン3の回転数が高くなるように設定しており、この発明では最小燃焼量や中間の燃焼量で燃焼しているときは、最大燃焼量に対応した回転数に変更するので、ポット2内への燃料の供給を停止した状態でポット2内に供給される空気を増やして燃焼を促進させることができ、ポット2内に残る燃料が短時間で消費されて消火することができる。
このため、判定手段14によって振動か転倒かの判断がされるときには、ポット2内の大部分の燃料は燃焼して消費されており、転倒時の消火システムを作動したときには、燃焼ファン3の回転を停止するまでの時間を短く設定でき、規定の消火時間で確実に消火することができるものとなる。
なお、最大燃焼量のときは燃焼ファン3の回転数をそのまま維持しているが、燃焼ファン3の通常燃焼中の最大燃焼量の回転数を燃焼ファン3の最高回転数に対して余裕を持たせて設定しているときは、最大燃焼量に対応した回転数よりも高い専用の回転数を最高回転数として設定してもよい。この場合は、最大燃焼量で燃焼しているときも、ポット2内に供給する空気を増やすことができる。
一方、対流ファン制御手段9aは対流ファン9の回転数を最大燃焼量に対応した最高回転数に設定するように構成しているから、判定手段14によって振動か転倒かの判断がされるまでに、送風経路8内に冷却空気を送りこんで燃焼室6や送風経路8内を冷却して、枠体7の温度上昇を防止している。
また、この発明の他の実施例では、転倒時の消火システムにおいて、対流ファン制御手段9aは転倒時の消火システムを作動してから第1の設定時間が経過するとブレーキ手段9bを所定時間作動して対流ファン9を強制的に停止し、燃焼ファン制御手段3aは第1の設定時間よりも長い第2の設定時間が経過するとブレーキ手段3bを所定時間作動して燃焼ファン3を強制的に停止する構成としている。
転倒時の消火システムでは、ポット2内にまだ炎が残っている状態のときに燃焼ファン3を停止してポット2内への空気の供給が遮断されると、空気不足の状態で燃焼して立炎や発煙を起こす可能性があるが、この構成では、燃焼ファン3はポット2内の燃料が燃焼し尽くして確実に消火するまで駆動し、ブレーキ手段3bが作動して燃焼ファン3の回転を停止するときにはポット2内に炎が残っていないから、ポット2内への空気の供給が遮断されて空気不足の状態になったときに立炎や発煙を起こすことなく、安全に消火することができる。
また、転倒時は温風吹出口が床面で塞がれている可能性があり、対流ファン9が駆動を続けていると、送風経路8内の空気が燃焼室6側からポット2内に流入してポット2内の燃焼を阻害する恐れがあるが、対流ファン9を停止して、燃焼ファン3だけが駆動することで、ポット2内では燃焼が行われているが、送風経路8内には空気が送られないから、転倒によって温風吹出口10が塞がれているときでも、送風経路8内の空気が燃焼室6側からポット2内に流入することはなく、ポット2内の燃料を確実に燃焼させて消火することができる。
最小燃焼量で燃焼しているときは最大燃焼量で燃焼しているときに比べてポット2に供給される燃料が少ないため、ポット2内の燃料が燃焼し尽くして消火するまでの時間が短くなる。第2の設定時間が固定された時間であると、最小燃焼量で燃焼していたときは消火してから燃焼ファン3が停止するまでの時間が長くなり、この間にポット2に送られる空気は燃焼によって消費されないから、燃焼ファン3の回転を強制的に停止してもポット2内に空気が残ってしまい、空気不足の状態にすることができなくなる可能性がある。
この発明の他の実施例では、転倒時の消火システムの第2の設定時間を各燃焼量に対応して定められた可変時間としており、第2の設定時間は燃焼量が大きいときに長く、燃焼量が小さいときに短くなるように設定している。例えば、最大燃焼量N4から最小燃焼量N1までの4段階の燃焼量を備えている場合には、燃焼量が大きいN4・N3のときは第2の設定時間を長く設定し、燃焼量が小さいN2・N1のときに第2の設定時間を短く設定する。
この構成では、燃焼量が大きく消火までの時間が長いときは第2の設定時間が長くなり、燃焼量が小さく消火までの時間が短いときは第2の設定時間も短くなるので、燃焼量によって消火時間の長さが変わっても燃焼ファン3は確実にポット2内の燃料が燃焼し尽くして消火するまで駆動するものとなり、消火してから燃焼ファン3が停止するまでの時間は短くなってポット2内に余分な空気が供給されないから、燃焼ファン3が停止後は確実にポット2内を空気不足の状態にすることができると共に、ポット2内が空気不足の状態になったときに立炎や発煙を起こすことなく、安定した消火が実現できるものである。
また、転倒時の消火システムにおいて、燃焼ファン3と対流ファン9への通電が停止後に、予め定めた一定時間が経過する前に、感震器12からON−OFF信号が出力されたときは、燃焼ファン制御手段3aが燃焼ファン3を最高回転数で駆動すると共に、対流ファン制御手段9aが対流ファン9を最高回転数で駆動し、ON−OFF信号が検出されてから指定時間が経過すると燃焼ファン3と対流ファン9の通電を停止する。
石油燃焼器が転倒して転倒時の消火システムを作動し、燃焼ファン3と対流ファン9への通電が停止してから一定時間が経過したときはポット2内の温度が低下しているから、一定時間が経過した後であれば、石油燃焼器を起こして正立させたときに燃料パイプ4や送油ノズル4aに残っていた燃料がポット2内に滴下しても再着火の恐れはない。
一方、燃焼ファン3と対流ファン9への通電が停止してから一定時間が経過するまではポット2の温度が高いため、一定時間が経過する前に石油燃焼器を起こして正立させたときには、燃料パイプ4や送油ノズル4aに残っていた燃料がポット2内に滴下すると再着火の恐れがある。この発明では、燃焼ファン3が最高回転数で駆動してポット2と送風経路8に多量の空気を送り込んで、ポット2内に滴下した燃料への着火を防止して、ポット2を冷却して着火しない温度まで低下させるものであり、石油燃焼器を正立させたときの再着火を防止することができるものである。
1 風胴
2 ポット
2a 空気孔
3 燃焼ファン
3b ブレーキ手段
4 燃料パイプ
4a 送油ノズル
5 燃料ポンプ
5b 吸引機能
6 燃焼室
7 枠体
8 送風経路
9 対流ファン
9b ブレーキ手段
10 温風吹出口
11 消火操作手段
12 感震器
13 自動消火手段
14 判定手段

Claims (7)

  1. 燃焼ファンによって燃焼空気が送られる風胴内に多数の空気孔を側壁に設けた有底筒形のポットを装着し、
    前記ポットに燃料を供給する燃料ポンプには燃料パイプを配置し、
    前記燃料パイプの先端で構成する送油ノズルを前記ポット内に位置させ、前記燃料ポンプによって前記送油ノズルから供給される燃料が前記ポット内で気化して、前記燃焼ファンによって供給される空気によって、前記ポット内と前記ポットに続く燃焼室内で燃焼を行なうと共に、
    枠体の前後を貫通する送風経路と、前記送風経路の入口側に配置した対流ファンと、出口側に形成した温風吹出口とを設け、
    前記燃焼室は前記送風経路内に配置され、
    前記対流ファンによって前記送風経路に吹き込まれた室内空気が、前記燃焼室から排出される燃焼ガスと混合して前記温風吹出口から温風となって吹出して室内を暖房する石油燃焼器であって、
    消火操作手段もしくは感震器の信号で作動する自動消火手段を設け、
    前記自動消火手段は振動時のための消火システムと転倒時のための消火システムを備えると共に、
    前記感震器から出力される開閉信号を検出して振動か転倒かを判定する判定手段と、前記燃焼ファンと前記対流ファンを減速して回転数を低下するブレーキ手段とを設け、
    前記感震器の開閉信号が検出されたときに前記燃料ポンプへの通電を停止して閉止し、前記燃焼ファンと前記対流ファンの回転数を現在の燃焼量に対応した回転数から所定回転数に変更し、
    前記判定手段から転倒時の信号が出力されたときは転倒時の消火システムを起動し、
    設定時間が経過後に前記ブレーキ手段を所定時間作動して前記燃焼ファンと前記対流ファンを強制的に減速して回転を停止させた後、前記燃焼ファンと前記対流ファンへの通電を停止することを特徴とする石油燃焼器の消火制御装置。
  2. 前記感震器の開閉信号が検出されたときにおいて、前記燃焼ファンの所定回転数は最大燃焼量に対応した最高回転数が設定されることを特徴とする請求項1記載の石油燃焼器の消火制御装置。
  3. 前記感震器の開閉信号が検出されたときにおいて、前記対流ファンの所定回転数は最大燃焼量に対応した最高回転数が設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の石油燃焼器の消火制御装置。
  4. 前記転倒時の消火システムにおいて、前記対流ファンのブレーキ手段は第1の設定時間が経過後に所定時間作動して、前記対流ファンを強制的に減速して回転を停止させ、前記燃焼ファンのブレーキ手段は前記第1の設定時間よりも長い第2の設定時間が経過後に所定時間作動して、前記燃焼ファンを強制的に減速して回転を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の石油燃焼器の消火制御装置。
  5. 前記第2の設定時間は可変時間となっており、その設定時間は各燃焼量に対応して定められた時間であることを特徴とする請求項4に記載の石油燃焼器の消火制御装置。
  6. 前記転倒時の消火システムにおいて、前記燃焼ファンと前記対流ファンへの通電を停止して一定時間が経過するまでの間に、前記感震器の開閉信号が検出されたときは、前記燃焼ファンと前記対流ファンを最高回転数で指定時間駆動することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の石油燃焼器の消火制御装置。
  7. 前記燃料ポンプは燃料の吸引機能を備え、前記自動消火手段が前記消火操作手段によって作動するときと前記振動時の消火システムを作動するときは前記燃料ポンプを閉止した後に前記吸引機能を作動し、
    前記転倒時の消火システムを作動するときは前記吸引機能を無効とし、前記燃料ポンプを閉止した状態のまま保持することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の石油燃焼器の消火制御装置。
JP2017202548A 2017-10-19 2017-10-19 石油燃焼器の消火制御装置 Active JP6957016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017202548A JP6957016B2 (ja) 2017-10-19 2017-10-19 石油燃焼器の消火制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017202548A JP6957016B2 (ja) 2017-10-19 2017-10-19 石油燃焼器の消火制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019074295A JP2019074295A (ja) 2019-05-16
JP6957016B2 true JP6957016B2 (ja) 2021-11-02

Family

ID=66543949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017202548A Active JP6957016B2 (ja) 2017-10-19 2017-10-19 石油燃焼器の消火制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6957016B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045887Y2 (ja) * 1987-05-23 1992-02-19
JP3171018B2 (ja) * 1994-08-31 2001-05-28 松下電器産業株式会社 石油燃焼器の制御装置
JP3089965B2 (ja) * 1994-12-28 2000-09-18 株式会社トヨトミ 石油燃焼器の消火制御装置
JP3150599B2 (ja) * 1995-12-12 2001-03-26 株式会社コロナ 開放式温風暖房器
JP3478190B2 (ja) * 1999-08-03 2003-12-15 三菱電機株式会社 温風暖房機の制御装置
JP3527975B2 (ja) * 1999-11-19 2004-05-17 株式会社トヨトミ 燃焼器の転倒安全装置
JP4026341B2 (ja) * 2001-09-26 2007-12-26 株式会社トヨトミ ポット式石油燃焼器の消火制御装置
JP5369965B2 (ja) * 2009-07-30 2013-12-18 株式会社トヨトミ 石油燃焼器の燃料供給構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019074295A (ja) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6934341B2 (ja) 加熱調理器
JP6957016B2 (ja) 石油燃焼器の消火制御装置
JP6948857B2 (ja) 加熱調理器
JP6822654B2 (ja) ポット式石油燃焼器の消火制御装置
JP6643097B2 (ja) 加熱調理器
JP2017044360A (ja) 温風暖房装置
US6390807B1 (en) Pot type oil burner with unnoticeable bad odor
JP4026341B2 (ja) ポット式石油燃焼器の消火制御装置
JP3507870B2 (ja) 石油燃焼器の自動消火装置
JP6497098B2 (ja) 圧力噴霧ポットバーナの点火制御装置
JPH07332662A (ja) 燃焼装置
JP3527975B2 (ja) 燃焼器の転倒安全装置
EP1236956B1 (en) Pot type oil burner
JP5369965B2 (ja) 石油燃焼器の燃料供給構造
JP7256098B2 (ja) 温風暖房装置
KR100488436B1 (ko) 가스탕비기의불완전연소방지장치
JP4093131B2 (ja) 石油燃焼器の消火装置
JP3925523B2 (ja) 温風暖房機
JP6420595B2 (ja) 燃焼装置
JP3493106B2 (ja) 燃焼暖房機
JP3634548B2 (ja) 温風暖房機
JPH04108148U (ja) 石油温風機の安全装置
JP2006300424A (ja) 暖房機
JP3634559B2 (ja) 温風暖房機
JP2004156851A (ja) 温風暖房機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201015

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6957016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150