JP6956758B2 - 運転支援システムおよび車載情報処理装置 - Google Patents

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本願は、運転支援システムおよび車載情報処理装置に関するものである。
従来、ある他車両の自車両に対する位置を、別の他車両を介して特定する運転支援システムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の運転支援システムでは、第1の他車両を測距可能な第2の他車両と自車両との間で車車間通信を行い、第2の他車両が取得した第1の他車両の測距情報に基づいて、自車両に対する第1の他車両の位置を特定する。この場合、自車両に対する第1の他車両の位置を特定するためには、自車両に対する第2の他車両の位置を特定する必要がある。特許文献1の運転システムでは、自車両と第2の他車両のそれぞれにおいてGPSにより位置情報を取得し、互いの位置情報を車車間通信により送受信することで自車両に対する第1の他車両の位置を特定する。
特開2016−143091号公報
しかしながら、自車両と第2の他車両との間で送受信される位置情報に誤差が含まれ、自車両に対する第2の他車両の位置が不正確となる場合、上記の方法では自車両に対する第1の他車両の位置を正確に特定することができず、運転支援システムとしての精度が低下するという問題点がある。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、運転支援システムとしての精度の低下を抑制することができる運転支援システムおよび車載情報処理装置を得ることを目的とする。
本願に開示される運転支援システムは、第1の車両に対する第2の車両の位置を、複数の第3の車両を介して特定する運転支援システムであって、第1の車両および複数の第3の車両のそれぞれに搭載され、それぞれの車両の位置を示す位置情報を取得する自車両位置特定部と、複数の第3の車両の位置情報の精度を示す精度値を算出する精度値演算部と、複数の第3の車両に搭載され、複数の第3の車両からの第2の車両の距離および方向を測距情報としてそれぞれ取得する測距部と、第1の車両および複数の第3の車両にそれぞれ搭載され、第1の車両および複数の第3の車両との間で車車間通信を行う車車間通信部と、第1の車両に搭載され、測距情報、第1の車両の位置情報、および複数の第3の車両の位置情報に基づいて、第1の車両に対する第2の車両の位置を位置特定情報として演算する位置特定部を有する車載情報処理装置とを備え、車載情報処理装置は、車車間通信により複数の第3の車両からそれぞれ受信する精度値が予め定められた閾値よりも大きい場合に、位置特定情報をそれぞれ演算し、複数の第3の車両にそれぞれ対応する複数の位置特定情報のうち、同じ第2の車両の位置を示すと判定された複数の位置特定情報から、予め定められた基準に基づいて1つの位置特定情報を選択する選択部を備えるものであって、複数の位置特定情報のそれぞれは、内部に同じ第2の車両を含む、予め定められた領域内の位置を示す場合に、同じ第2の車両の位置を示していると判定されるものである。
本願に開示される運転支援システムによれば、運転支援システムとしての精度の低下を抑制することができる。
実施の形態1における運転支援システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1における車載情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る車載無線通信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る通信制御部のハードウエア構成を示す図である。 実施の形態1に係るGPS受信機のブロック図である。 実施の形態1に係るV2Xメッセージのメッセージフォーマットを示す図である。 実施の形態1における他車両の位置特定の例を説明する図である。 実施の形態1における運転支援システムの動作を示すフロー図である。 実施の形態2における車載情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における他車両の位置特定の例を説明する図である。 実施の形態2における運転支援システムの動作を示すフロー図である。 実施の形態3における運転支援システムの動作を示すフロー図である。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1を図1から図8に基づいて説明する。図1は、実施の形態1における運転支援システムの構成を示すブロック図であり、図2は、実施の形態1における車載情報処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、運転支援システム100におけるそれぞれの車両1には、互いにCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークを介して接続された車載情報処理装置10と、車載無線通信機20、すなわち車車間通信部と、測距センサ30と、GPS(Global Positioning System)受信機40がそれぞれ搭載されている。
車載情報処理装置10は、図2に示すように演算部111と記憶部112を有する制御部11を備える。演算部111は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有するマイクロプロセッサにより構成される。記憶部112は、例えばRAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)、もしくはRAMおよびROMの組み合わせにより構成される。記憶部112には各機能を実現するためのプログラムが記憶されており、演算部111がこのプログラムを適宜読み出して実行することで制御部11として機能する。また、制御部11への入力データおよび演算部111による演算結果が必要に応じて記憶部112に記憶される。
また、車載情報処理装置10は、車内通信部12と、時間計測部13と、出力部14と、自車両に対する他車両の位置を特定する位置特定部15を備えている。車内通信部12は、例えばCANプロトコルによりデータの送受信を行う通信回路により構成されている。車内通信部12は、車載ネットワークに接続されて、車載無線通信機20、測距センサ30、およびGPS受信機40などとの間でデータを送受信する。車内通信部12は、外部から受信したデータを制御部11に送るとともに、制御部11の制御指令に従って、制御部11からのデータを外部に送る。時間計測部13は、制御部11に現在時刻を通知する時計などにより構成される。時間計測部13は、予め定められた時刻になったことを通知する機能および予め定められた時間が経過したことを通知するタイマ機能を備える構成にしてもよい。出力部14は、例えばスピーカーなどの音声出力装置、または液晶パネル、有機ELディスプレイなどの表示装置で構成される。出力部14は、制御部11の制御指令に従い、ユーザに対して警報のメッセージを出力する。位置特定部15については後述する。
図3は、実施の形態1に係る車載無線通信機の構成を示すブロック図である。車載無線通信機20は、例えばIEEE802.pをベースとしたV2X(Vehicle−to−X)、LTE(Long term Evolution、登録商標)、または5G(第5世代移動通信システム)等を利用したC−V2X(Cellar V2X)を用いて車車間通信を行う。車載無線通信機20は、車車間通信により他車両にデータを送信する送信部21、他車両からデータを受信する受信部22、および送信部21および受信部22の車車間通信を制御する通信制御部23を備えている。通信制御部23は、車載ネットワークを介してGPS受信機40と接続され、送信部21および受信部22の間でGPS受信機40のデータを処理する。
通信制御部23は、図4に示すハードウエア構成により実現される。図4に示すように、通信制御部23は、予め定められたプログラムを実行することにより通信制御部23の機能を実現するプロセッサ23a、プロセッサ23aに実行されるプログラムを保存するメモリ23b、GPS受信機40との通信を行うインターフェース23c、送信部21にデータを出力する出力回路23d、および受信部22からのデータを受け付ける入力回路23eを備える。メモリ23bには、プロセッサ23aの演算結果、GPS受信機40から受信したデータ、および受信部22から受信したデータも必要に応じて保存される。なお、図4に示したハードウエア構成は一例であり、これに限られるものではない。
測距センサ30は、図示しない測距ECUを介して車載ネットワークに接続されている。この測距ECUは、自身に接続された測距センサ30を用いて、自車両と他車両の間の距離および自車両を基準とした他車両の方向を測定し、測定した距離および方向を「測距情報」として取得する。取得された測距情報は、測距ECUにより車載ネットワークを介して車載情報処理装置10および車載無線通信機20に送信される。なお、測距センサ30は、例えばミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波レーダ、カメラなどである。実施の形態1では、一例として測距センサ30をレーザレーダとする。
図5は、実施の形態1に係るGPS受信機を示すブロック図である。GPS受信機40は、自車両の測位情報を含むGPS信号をGPS衛星(図示なし)から受信する受信アンテナ41aを有する受信部41と、測位計算に必要な測位計算用データをGPS信号から求める信号処理部42と、この測位計算用データを用いて自車両の位置情報を算出する位置情報演算部43、すなわち自車両位置特定部と、位置情報演算部43が算出する位置情報の精度を示す精度値を算出する精度値演算部44と、位置情報演算部43で算出された位置情報および精度値演算部44で算出された精度値を一時的に保存する記憶部45を備えている。位置情報演算部43が算出する位置情報は、例えば緯度情報および経度情報を含む。精度値演算部44が算出する精度値は、例えば上記測位計算用データに対して統計的手法を用いることにより、推定計算を行うことで算出される。GPS受信機40は、上記の「位置情報」および「精度値」、および自車両の位置を特定した時刻の「時刻情報」を、車載ネットワークを介して車載情報処理装置10および車載無線通信機20に送信する。
「精度値」について、より詳細に説明する。実施の形態1に係る精度値は、上述したようにGPS受信機40により取得された位置情報の精度を示す。「精度値」は、例えばSAE(自動車技術者協会、登録商標)の標準J2735によって定義されているPositional Accuracyのような、自車両を中心とした楕円形の面積の逆数とすることが考えられる。Positional Accuracyによって決まる楕円形は、GPSによる位置情報の誤差を表し、この楕円形の面積が小さいほど位置情報の誤差が小さく、位置情報がより高精度であることを示す。このため、上記楕円形の面積の逆数を「精度値」とすることにより、「精度値」が大きい(小さい)ほど、GPS受信機40により取得される位置情報の精度が高い(低い)ことを表すことができる。
実施の形態1では、予め定められたメッセージフォーマットを持つV2Xメッセージが車載無線通信機20により送受信される。図6は、実施の形態1に係るV2Xメッセージのメッセージフォーマットを示す図である。V2Xメッセージ91は、図6に示すように、自車両を識別する車両ID91a、GPSにより自車両の位置を特定した時刻または時間計測部13により取得される現在の時刻を示す時刻情報91b、GPS受信機40により取得される位置情報91c、および位置情報91cの精度を示す精度値91d、測距センサ30により取得される測距情報91e、その他の車載情報91fなどを含む。その他の車載情報91fには、例えば自車両の速度、加速度、進行方向、ヨーレート、ステアリング角等の、自車両の走行状態に関するものが含まれる。なお、図6に示したV2Xメッセージ91のメッセージフォーマットは一例であり、これに限られるものではない。それぞれの車両1に搭載された車載無線通信機20は、ブロードキャストによりV2Xメッセージ91を複数の他車両に送信する。また車載無線通信機20は、他車両からのV2Xメッセージ91を受信する。
次に、実施の形態1における他車両の位置特定について図7に基づいて説明する。図7では、自車両1Aに対する第1の他車両1Bの位置を、第2の他車両1Cを介して特定する。自車両1A、第1の他車両1B、および第2の他車両1Cは、それぞれ「第1の車両」「第2の車両」および「第3の車両」に相当する。自車両1Aおよび第2の他車両1Cは、図1で示した車両1と同じ構成を持つ。一方、第1の他車両1Bは、GPS受信機40または車載無線通信機20のいずれか一方もしくは両方を備えておらず、位置情報91cを含むV2Xメッセージ91を自車両1Aに対して送信することができないものとする。また、第1の他車両1Bは、自車両1Aの測距可能範囲Sの外にあり、自車両1Aは第1の他車両1Bの位置を測距により特定することができない状態にある。ただし、第1の他車両1Bは、第2の他車両1Cの測距可能範囲(図示なし)の内部にあり、第2の他車両1Cは第1の他車両1Bの位置を測距により特定できるとする。図7における一点鎖線の矢印は自車両1Aと第2の他車両1Cの車車間通信81を示し、破線の矢印は第2の他車両1Cの測距センサ30(レーザレーダ)による第1の他車両1Bへのレーザ光線82を模式的に示している。
次に、動作について説明する。図8は、実施の形態1における運転支援システムの動作を示すフロー図であり、図7に示した状況下での動作を示している。図8は、図7における自車両1Aの動作を示している。
まず、自車両1Aの車載無線通信機20は、車車間通信81により第2の他車両1CからV2Xメッセージ91を受信する(ステップST11)。第2の他車両1Cから受信するV2Xメッセージ91には、第2の他車両1CにおいてGPS受信機40により取得された第2の他車両1Cの位置情報91c、位置情報91cの精度値91d、第2の他車両1Cにおいて測距センサ30により取得された、第1の他車両1Bの測距情報91e、第2の他車両1Cにおいて位置情報が取得された時刻を示す時刻情報91b、第2の他車両1Cにおけるその他の車載情報91fが含まれる。第2の他車両1Cは、送信すべきV2Xメッセージ91を車載情報処理装置10で生成し、車載ネットワークを介して車載無線通信機20に送信する。車載無線通信機20の通信制御部23は、送信すべきV2Xメッセージ91を確認すると、このV2Xメッセージ91を送信させる送信指令を送信部21に送る。送信部21は、通信制御部23からの送信指令に従って、車車間通信81によるブロードキャストを実行し、自車両1Aを含む周囲の車両にV2Xメッセージ91を送信する。自車両1Aの車載無線通信機20の受信部22は、第2の他車両1Cから送信されたV2Xメッセージ91を受信する。受信するV2Xメッセージ91は、少なくとも第2の他車両1Cの位置情報91c、この位置情報91cの精度値91d、および第2の他車両1Cが取得した第1の他車両1Bの測距情報を含む。第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91は、車載ネットワークを介して車載情報処理装置10に送信され、記憶部112に保存される。
次に、自車両1Aの車載情報処理装置10は、受信したV2Xメッセージ91に含まれる精度値91dが、予め定められた閾値より大きいか否かを制御部11により判定する(ステップST12)。具体的には、第2の他車両1CからのV2Xメッセージ91に含まれる精度値91dおよび予め定められた閾値を記憶部112から読み出し、演算部111により両者を比較することで受信した精度値91dが予め定められた閾値より大きいか否かを判定する。
受信したV2Xメッセージ91に含まれる精度値91dが予め定められた閾値より大きい場合、自車両1Aの車載情報処理装置10の位置特定部15は、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91の測距情報91eに基づいて警報出力の要否を判定できると判断する。ただし、第2の他車両1Cにより得られた測距情報91eは、第2の他車両1Cからの第1の他車両1Bの距離および第2の他車両1Cを基準とした第1の他車両1Bの方向を示し、第2の他車両1Cの測距センサ30のセンサ座標系で表されているため、自車両1Aにおいて第2の他車両1Cら受信した測距情報91eをそのまま用いることはできない。このため、車載情報処理装置10の位置特定部15は、自車両1Aに対する第2の他車両1Cの相対位置を求め、この相対位置と第2の他車両1Cから受信した測距情報91eにより、自車両1Aに対する第1の他車両1Bの位置を特定する。自車両1Aに対する第2の他車両1Cの相対位置は、第2の他車両1CからのV2Xメッセージ91に含まれる位置情報91cと、自車両1AのGPS受信機40により取得される位置情報から演算される。上記のようにして演算された自車両1Aに対する第1の他車両1Bの位置は、位置特定情報として記憶部112に保存する(ステップST13)。このように、位置特定情報は、第2の他車両1Cから受信した測距情報91eおよび位置情報91c、および自車両1AにおいてGPS受信機40により取得される自車両1Aの位置情報に基づいて演算される。
次に、自車両1Aの車載情報処理装置10は、ステップST13で演算・保存された位置特定情報に基づいて、警報出力の要否を制御部11により判定する(ステップST14)。車載情報処理装置10は、自車両1Aと第1の他車両1Bの間の距離および自車両1Aを基準とした第1の他車両1Bの方向に基づき、自車両1Aと第1の他車両1Bの衝突の可能性の有無を判断する。衝突の可能性があると判断した場合、ユーザに警報を出力する必要があると判定する。
自車両1Aの車載情報処理装置10は、ステップST14の判定の結果に応じて出力部14により警報を出力する(ステップST16)。
受信したV2Xメッセージ91に含まれる精度値91dが予め定められた閾値以下である場合、自車両1Aの車載情報処理装置10は、第2の他車両1Cから受信した測距情報91eに基づいて警報出力の要否を判定することはできないと判断し、測距情報91e以外の情報に基づいて警報出力の要否を判定する(ステップST15)。ここで、「測距情報91e以外の情報」とは、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91に含まれる時刻情報91b、位置情報91c、その他の車載情報91fである。判定後、ステップST16に進み、判定の結果に応じて警報を出力する。
なお、実施の形態1ではPositional Accuracyのような、自車両を中心とした楕円形の面積の逆数を「精度値」としたが、一般的により多くのGPS衛星から測位情報を受信した方が位置情報の精度が高いことを利用し、GPS受信機40が測位情報を受信できたGPS衛星の「衛星数」を「精度値」とすることも考えられる。この場合、ステップST12で用いる閾値は、正確な測位のために一般的に必要とされる最低限の衛星数である「4」とすることができる。このように、「衛星数」を「精度値」とすると、楕円形の面積の算出などの演算が不要となるので、より簡単に「精度値」を取得することができ、「精度値」取得のために消費するリソースを削減することができる。
また、図示は省略するが、機能部である位置特定部15、位置情報演算部43、精度値演算部44は、演算部111と同様に、例えばCPUを有するマイクロプロセッサなどにより構成される。
また、実施の形態1では精度値演算部44をGPS受信機40に設けたが、車車間通信により精度値を送受信できればよいので、必ずしもGPS受信機40に設ける必要はない。例えば、車載情報処理装置10に精度値演算部44を設けてもよい。また、実施の形態1では第2の他車両1Cの位置情報91cの精度値91dを第2の他車両1Cにおいて算出しているため、第2の他車両1Cは精度値演算部44を備える必要がある。しかしながら、必要な情報を自車両1Aに送信し、第2の他車両1Cの精度値91dを自車両1Aで算出することも考えられる。この場合、自車両1Aに精度値演算部44を備えればよく、第2の他車両1Cでは精度値演算部44を省略可能である。
また、第1の他車両1Bに対する測距は第2の他車両1Cから行えばよいことから、自車両1Aの測距センサ30は省略可能である。ただし、一般的に測距によって得られる位置情報はGPSによる位置情報よりも高精度であることから、自車両1Aに測距センサ30を設けた場合で、第2の他車両1Cが自車両1Aの測距可能範囲S内にある場合は、自車両1Aに対する第2の他車両1Cの位置をより高精度に特定することができ、ひいては自車両1Aに対する第1の他車両1Bの位置をより高精度に特定できる。
また、自車両1Aに対する第1の他車両1Bの位置を特定するための演算は自車両1Aで行われることから、第2の他車両1Cにおいて位置特定部15は必ずしも必要ではない。
実施の形態1によれば、運転支援システムとしての精度の低下を抑制することができる。より具体的には、GPS受信機によって取得される位置情報の精度を示す精度値を算出する精度値演算部を設け、この精度値に応じて第2の他車両から受信した測距情報を利用するか否かを決定する。自車両に対する第1の他車両の位置を特定するに際して第2の他車両が取得した第1の他車両の測距情報を利用する場合のように、自車両に対する第1の他車両の位置を、第2の他車両を介して特定する場合、第2の他車両から受信した精度値が予め定められた閾値より大きければ、第2の他車両から受信した測距情報、第2の他車両の位置情報、および自車両においてGPSにより取得された位置情報から自車両に対する第1の他車両の位置を演算する。第2の他車両から受信した位置情報は第2の他車両においてGPSにより取得されたものであり、この位置情報に誤差が含まれている場合、これを用いて演算される自車両に対する第1の他車両の位置も誤差を含み、運転支援システムとしての精度が低下する。実施の形態1では、第2の他車両から受信した精度値が予め定められた閾値よりも大きく、第2の他車両から受信した位置情報の精度が十分である場合のみ、上記のように第2の他車両から受信した測距情報を用いて自車両に対する第1の他車両の位置を特定する。これにより、自車両に対する第1の他車両の位置を精度よく特定することが担保され、運転支援システムとしての精度の低下を抑制することができる。
上記した実施の形態1は、特に、第1の他車両が自車両の測距可能範囲外にあり、かつ、第1の他車両が自車両に対してGPSにより取得される位置情報を送信できない場合に効果が大きい。このような場合、自車両に対する第1の他車両の位置を、第2の他車両を介して特定する必要性が高いためである。
実施の形態2.
以下に、実施の形態2を図9から図11に基づいて説明する。なお、図1から図8と同一又は相当部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。図9は、実施の形態2に係る車載情報処理装置の構成を示すブロック図であり、図10は、実施の形態2における他車両の位置特定の例について説明する図である。実施の形態1の車載情報処理装置10に相当する車載情報処理装置101は、選択部16を備える点が車載情報処理装置10と異なる。また、実施の形態2では、複数の第2の他車両1C、1D、1Eを介して第1の他車両1Bの位置の特定を行う。第2の他車両1D、1Eは、自車両1Aおよび第2の他車両1Cと同様に図1の車両1と構成が同じである。第1の他車両1Bは、実施の形態1と同様に自車両1Aの測距可能範囲Sの外にあるとともに、位置情報91cを含むV2Xメッセージ91を自車両1Aに対して送信することができない点も実施の形態1と同様である。
自車両1Aは、それぞれの第2の他車両1C、1D、1Eから車車間通信81によりV2Xメッセージ91を受信する。位置特定部15は、複数の第2の他車両1C、1D、1Eからそれぞれ受信するそれぞれのV2Xメッセージ91に含まれる測距情報91eおよび位置情報91c、および自車両1AのGPS受信機40により取得される自車両1Aの位置情報を用いて実施の形態1と同様の計算を行い、それぞれの第2の他車両1C、1D、1Eから受信した測距情報91eが示す位置(自車両1Aに対する位置)を演算する。位置特定部15により演算された位置の情報が位置特定情報として記憶部112に保存される点も実施の形態1と同様である。ただし、実施の形態2では、それぞれの第2の他車両1C、1D、1Eから受信した位置情報91cおよび測距情報91eに基づいて演算されたそれぞれの位置特定情報を記憶部112に保存する際、それぞれの位置特定情報の基となった位置情報91cおよび測距情報91eと同じV2Xメッセージ91に含まれる車両ID91a、時刻情報91b、精度値91d、測距情報91eを位置特定情報に対応させて記憶部112に保存する。
車載情報処理装置101は、記憶部112に複数の位置特定情報が保存され、かつ、予め定められた領域内の位置を示す位置特定情報が複数ある場合、上記予め定められた領域内の位置を示すそれぞれの位置特定情報は同じ車両の位置を示していると判定する。図10の場合、第2の他車両1C、1Dの測距情報から算出される位置特定情報は、領域T内の位置を示すため、同じ車両の位置を示していると判定される。領域Tは内部に第1の他車両1Bを含むため、第2の他車両1C、1Dの測距情報から算出される位置特定情報は、いずれも第1の他車両1Bの位置を示していると判定される。一方、第2の他車両1Eの測距情報から算出される位置特定情報は領域Tの外の位置を示すため、別の車両の位置を示していると判定される。それぞれの位置特定情報が領域T内の位置を示しているか否かの判定は、例えば、別の位置特定情報が示す位置とのずれが予め定められた値を超えるか否かで判定してもよいし、いくつかの位置特定情報が示す位置の中心からの距離が予め定められた値を超えるか否かで判定すればよい。


選択部16は、予め定められた基準に基づいて、領域T内の位置を示す複数の位置特定情報から1つの位置特定情報を選択し、選択した位置特定情報を制御部11に送る。制御部11は、選択部16が選択した位置特定情報に基づいて自車両1Aと第1の他車両1Bの衝突の可能性の有無を判断する。
実施の形態2の選択部16は、対応する精度値91dが最も大きい位置特定情報を選択する。
次に、動作について説明する。図11は、実施の形態2における運転支援システムの動作を示すフロー図であり、図10に示した状況下での動作を示している。図11は、図10における自車両1Aの動作を示している。
まず、自車両1Aの車載無線通信機20は、車車間通信81により第2の他車両1C、1D、1EからV2Xメッセージ91を受信する(ステップST11)。受信するV2Xメッセージ91が複数である点が実施の形態1と異なるが、それぞれのV2Xメッセージに含まれる情報は実施の形態1と同様である。
次に、自車両1Aの車載情報処理装置101は、第2の他車両1C、1D、1Eからそれぞれ受信したV2Xメッセージ91を順次処理していく。ここでは、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91の処理する場合について説明するが、第2の他車両1D、1Eから受信したV2Xメッセージ91の処理についても同様である。
まず、自車両1Aの車載情報処理装置101は、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91に含まれる精度値91dが予め定められた閾値より大きいか否かを制御部11により判定する(ステップST12)。精度値91dが予め定められた閾値より大きい場合、自車両1Aの車載情報処理装置101の位置特定部15は、実施の形態1と同様に第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91の測距情報91eに基づいて警報出力の要否を判定できると判断し、自車両1Aに対する第2の他車両1Cの相対位置を求め、この相対位置と第2の他車両1Cから受信した測距情報91eにより、測距情報91eにより特定される位置の情報を位置特定情報として記憶部112に保存する(ステップST231)。精度値91dが予め定められた閾値以下である場合、ステップST231を飛ばしてステップST232に進む。
車載情報処理装置101は、受信した全てのV2Xメッセージ91に対してステップST12の処理を実行したか確認する。受信した全てのV2Xメッセージ91に対して処理を実行している場合はステップST233に進み、処理を実行していないV2Xメッセージ91がある場合はステップST12に戻り、未処理のV2Xメッセージ91についてステップST12以降の処理を実行する。これにより、第2の他車両1D、1Eから受信したV2Xメッセージ91についても同様の処理が行われる。
自車両1Aの車載情報処理装置101は、受信した全てのV2Xメッセージ91に対してステップST12以降の処理を実行した後、位置特定情報が記憶部112に保存されているかを確認する。保存されている場合はステップST234に進む。位置特定情報が全く保存されていない場合、実施の形態1と同様に測距情報以外の情報に基づいて警報出力の要否を判定し(ステップST15)、ステップST16に進む。
記憶部112に位置特定情報が保存されている場合、車載情報処理装置101は、予め定められた領域内の位置を示す位置特定情報が複数あるか確認する(ステップST234)。以降では「予め定められた領域」が図10における領域Tである場合について説明する。
領域T内の位置を示す位置特定情報が記憶部112に複数保存されている場合、選択部16は、それぞれの位置特定情報に対応する精度値91dを比較し、最も大きい精度値91dに対応する位置特定情報を選択する(ステップST235)。なお、ステップST234において領域T内の位置を示す位置特定情報が1つしか保存されていない場合、選択部16は、記憶部112に保存されている位置特定情報を選択する。車載情報処理装置101は、選択部16により選択された位置特定情報が示す位置を第1の他車両1Bの位置であると判定する。
次に、自車両1Aの車載情報処理装置101は、選択部16が選択した位置特定情報に基づいて、実施の形態1と同様に警報出力の要否を制御部11により判定する(ステップST24)。
自車両1Aの車載情報処理装置101は、ステップST24またはステップST15の判定の結果に応じて、出力部14により警報を出力する(ステップST16)。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、より精度よく第1の他車両の位置を特定することができる。より具体的には、第1の他車両を含む、予め定められた領域内の位置を示す複数の位置特定情報のうち、対応する精度値が最も大きい位置特定情報が示す位置を第1の他車両の位置と判定する。対応する精度値が最も大きいことは、対応する位置情報の精度が最もよく、誤差が最小であることを示している。このため、選択された位置特定情報が示す位置はより精度よく第1の他車両の位置を特定している。
実施の形態3.
以下に、実施の形態3を図12に基づいて説明する。なお、図1から図11と同一又は相当部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。実施の形態3は、実施の形態2で示した車載情報処理装置101の選択部16が、対応する測距情報91eが示す距離が最も小さい位置特定情報を選択する点が実施の形態2と異なるのみで、その他については実施の形態2と同様である。
実施の形態3の動作について説明する。図12は、実施の形態3における運転支援システムの動作を示すフロー図であり、実施の形態2と同様に図10に示した状況下における自車両1Aの動作を示している。
まず、自車両1Aの車載無線通信機20は、車車間通信81により第2の他車両1C、1D、1EからV2Xメッセージ91を受信する(ステップST11)。
次に、自車両1Aの車載情報処理装置101は、第2の他車両1C、1D、1Eからそれぞれ受信したV2Xメッセージ91を順次処理していく。実施の形態2と同様に、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91の処理する場合について説明するが、第2の他車両1D、1Eから受信したV2Xメッセージ91の処理についても同様である。
まず、自車両1Aの車載情報処理装置101は、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91に含まれる精度値91dが予め定められた閾値より大きいか否かを制御部11により判定する(ステップST12)。精度値91dが予め定められた閾値より大きい場合、自車両1Aの車載情報処理装置101の位置特定部15は、第2の他車両1Cから受信したV2Xメッセージ91の測距情報91eに基づいて警報出力の要否を判定できると判断し、自車両1Aに対する第2の他車両1Cの相対位置を求め、この相対位置と第2の他車両1Cから受信した測距情報91eにより、測距情報91eにより特定される位置の情報を位置特定情報として記憶部112に保存する(ステップST231)。精度値91dが予め定められた閾値以下である場合、ステップST231を飛ばしてステップST232に進む。
車載情報処理装置101は、受信した全てのV2Xメッセージ91に対してステップST12の処理を実行したか確認する。受信した全てのV2Xメッセージ91に対して処理を実行している場合はステップST233に進み、処理を実行していないV2Xメッセージ91がある場合はステップST12に戻り、未処理のV2Xメッセージ91についてステップST12以降の処理を実行する。
自車両1Aの車載情報処理装置101は、受信した全てのV2Xメッセージ91に対してステップST12以降の処理を実行した後、位置特定情報が記憶部112に保存されているかを確認する。保存されている場合はステップST234に進む。位置特定情報が全く保存されていない場合、実施の形態1と同様に測距情報以外の情報に基づいて警報出力の要否を判定し(ステップST15)、ステップST16に進む。
記憶部112に位置特定情報が保存されている場合、車載情報処理装置101は、予め定められた領域内の位置を示す位置特定情報が複数あるか確認する(ステップST234)。以降では、実施の形態2と同様に「予め定められた領域」が図10における領域Tである場合について説明する。
領域T内の位置を示す位置特定情報が記憶部112に複数保存されている場合、選択部16は、それぞれの位置特定情報に対応する測距情報91eが示す距離を比較し、最も距離が小さい測距情報91eに対応する位置特定情報を選択する(ステップST335)。例えば図10の場合、第2の他車両1Cよりも第2の他車両1Dの方が第1の他車両に近く。測距情報91eが示す距離がより短くなることから、第2の他車両1Dから受信した測距情報91eにより演算された位置特定情報が選択される。ステップST234において領域T内の位置を示す位置特定情報が1つしか保存されていない場合は実施の形態2と同様に、選択部16は記憶部112に保存されている位置特定情報を選択する。車載情報処理装置101は、選択部16により選択された位置特定情報が示す位置を第1の他車両1Bの位置であると判定する。
次に、自車両1Aの車載情報処理装置101は、選択部16が選択した位置特定情報に基づいて、実施の形態1と同様に警報出力の要否を制御部11により判定する(ステップST24)。
自車両1Aの車載情報処理装置101は、ステップST24またはステップST15の判定の結果に応じて、出力部14により警報を出力する(ステップST16)。
実施の形態3によれば、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 車両、1A 自車両、1B 第1の他車両、1C、1D、1E 第2の他車両、10、101 車載情報処理装置、11 制御部、111 演算部、112 記憶部、14 出力部、15 位置特定部、16 選択部、20 車載無線通信機、30 測距センサ、40 GPS受信機、43 位置情報演算部、44 精度値演算部、81 車車間通信、91 V2Xメッセージ、91c 位置情報、91d 精度値、91e 測距情報、100 運転支援システム、T 領域

Claims (6)

  1. 第1の車両に対する第2の車両の位置を、複数の第3の車両を介して特定する運転支援システムであって、
    前記第1の車両および前記複数の第3の車両のそれぞれに搭載され、それぞれの車両の位置を示す位置情報を取得する自車両位置特定部と、
    前記複数の第3の車両の位置情報の精度を示す精度値を算出する精度値演算部と、
    前記複数の第3の車両に搭載され、前記複数の第3の車両からの前記第2の車両の距離および方向を測距情報としてそれぞれ取得する測距部と、
    前記第1の車両および前記複数の第3の車両にそれぞれ搭載され、前記第1の車両および前記複数の第3の車両との間で車車間通信を行う車車間通信部と、
    前記第1の車両に搭載され、前記測距情報、前記第1の車両の位置情報、および前記複数の第3の車両の位置情報に基づいて、前記第1の車両に対する前記第2の車両の位置を位置特定情報として演算する位置特定部を有する車載情報処理装置とを備え、
    前記車載情報処理装置は、前記車車間通信により前記複数の第3の車両からそれぞれ受信する前記精度値が予め定められた閾値よりも大きい場合に、前記位置特定情報をそれぞれ演算し、
    前記複数の第3の車両にそれぞれ対応する複数の位置特定情報のうち、同じ前記第2の車両の位置を示すと判定された前記複数の位置特定情報から、予め定められた基準に基づいて1つの位置特定情報を選択する選択部を備えるものであって、
    前記複数の位置特定情報のそれぞれは、内部に前記同じ第2の車両を含む、予め定められた領域内の位置を示す場合に、前記同じ第2の車両の位置を示していると判定されることを特徴とする運転支援システム。
  2. 前記選択部は、対応する精度値が最も大きい位置特定情報を前記複数の位置特定情報から選択する請求項1に記載の運転支援システム。
  3. 前記選択部は、対応する測距情報が示す距離が最も短い位置特定情報を前記複数の位置特定情報から選択する請求項1に記載の運転支援システム。
  4. 前記車載情報処理装置は、前記位置特定情報に基づいて、警報を出力するか否かの判定をする請求項1からのいずれか1項に記載の運転支援システム。
  5. 前記車載情報処理装置は、前記警報を出力するか否かの判定の結果に応じて警報を出力する出力部を備えている請求項に記載の運転支援システム。
  6. 第1の車両に対する第2の車両の位置を、複数の第3の車両を介して特定する運転支援システムにおいて、前記第1の車両に搭載された車載情報処理装置であって、
    前記複数の第3の車両からの前記第2の車両の位置および方向を示す測距情報、前記第1の車両の位置を示す位置情報、および前記複数の第3の車両の位置を示す位置情報に基づいて、前記第1の車両に対する前記第2の車両の位置を位置特定情報として演算する位置特定部を備え、
    前記複数の第3の車両の位置情報の精度を示す精度値が予め定められた閾値よりも大きい場合に、前記位置特定情報をそれぞれ演算し、
    前記複数の第3の車両にそれぞれ対応する複数の位置特定情報のうち、同じ前記第2の車両の位置を示すと判定された前記複数の位置特定情報から、予め定められた基準に基づいて1つの位置特定情報を選択する選択部を備えるものであって、
    前記複数の位置特定情報のそれぞれ、内部に前記同じ第2の車両を含む、予め定められた領域内の位置を示す場合に、前記同じ第2の車両の位置を示していると判定されることを特徴とする車載情報処理装置。
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