JP6955160B2 - 物品選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は物品選別装置に関し、より詳しくは、例えばキュウリやナス等の長物の農産物を品質等に応じて選別する場合に好適な物品選別装置に関する。
従来、キュウリやナス等の長物の農産物を搬送しながら品質等の等階級検査を行い、その後、等階級の違いに応じて選別するようにした物品選別装置は知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1の物品選別装置においては、選別効率を高めるために農産物の長手方向を搬送方向と直交させた状態で農産物を搬送するとともに、選別後の農産物も同様の状態でプールするようになっている。
特許第2706041号公報
ところで、上記特許文献1の物品選別装置においては、搬送コンベヤの隣接位置に複数の選別レール(果菜引継ぎ搬送体6、ベルトコンベヤ50)を配置してあり、それら複数の選別レールは同一平面上に配置されているので、物品選別装置の設置面積が増大するという問題があった。
上述した事情に鑑み、本発明は、物品を載置する複数の物品載置具と、各物品載置具を搬送する搬送手段と、各物品載置具に載置された物品が複数の品質区分のうちのいずれに属するかを判定する判定手段と、上記複数の品質区分に対応させて上記搬送手段の搬送経路の上方に上下方向に沿って複数段配置されて、物品載置具上から物品を取り出す取り出し手段と、各取り出し手段に対応して上下方向に沿って配置された複数の誘導部材を有するとともに上記物品載置具を搬送手段から離隔させて誘導部材に沿って取り出し手段の位置まで誘導する誘導手段と、を備え、
上記各物品載置具は、上記判定手段によって判定された品質区分に応じて上記誘導手段のいずれかの誘導部材に導入されることを特徴とするものである。
このような構成によれば、取り出し手段及び誘導手段は搬送経路の上方に配置されているので、設置面積が小さく、選別能力が高い物品選別装置を提供することができる。
本発明の一実施例を示す平面図。 図1の要部の搬送方向に沿った縦断面図。 図1の要部の拡大図。 図3のIV―IV線に沿う腰部の断面図。 図5(a)は図4の要部の拡大図、図5(b)は図5(a)の右側面図。 図6(a)は図1の物品載置具の平面図、図6(b)は物品載置具の正面図。 図7(a)は図2の要部の拡大図であり、図7(b)は図7(a)の要部の平面図。 図2の要部の拡大図。 図2の要部の拡大図であり、図9(a)は接続部の下をカムフォロワが通過する状態を示し、図9(b)は接続部上をカムフォロワが転動する状態を示している。
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1ないし図2において、1は長物の農産物V(例えばキュウリ)を等階級の違いに応じて選別する物品選別装置であり、この物品選別装置1は、農産物Vを載置した物品載置具2を搬送方向の下流側へ搬送する搬送手段3を備えている。この搬送手段3が矢印方向に走行中において、搬送方向の上流端となる供給位置Aにおいて作業者M1、M2により各物品載置具2(トレイ)に長物の農産物V(キュウリ)が順次載置されると、農産物Vを載置した各物品載置具2は先ず検査領域Bに搬送されて検査手段4によって農産物Vの外観と重量の検査が行われ、その後、各物品載置具2上の農産物Vは制御手段8によって5種類の品質区分の等階級(イ〜ホ)に判定される。その後、各物品載置具2上の農産物Vは隣接下流側の選別領域Cにおいて、制御手段8による判定結果に応じた5種類の等階級に選別されるようになっている。
後に詳述するが、本実施例においては、選別領域Cに配置された誘導手段5によって物品載置具2上の農産物Vを搬送手段3の上方側で等階級に応じた5段の高さに選別されるようになっている。そして、物品載置具2上の農産物Vは、等階級の違いに応じて取り出し手段6としての各フォークコンベヤ6Aにより物品載置具2上から順次取り出され、その後、各フォークコンベヤ6Aの隣接下流側に配置された各プールコンベヤ7にプールされるようになっている。つまり、5段のプールコンベヤ7上に各等階級に選別された農産物Vがプールされるようになっており、その後、箱詰め位置Dにおいて作業者M3、M4によって各プールコンベヤ7上から農産物Vが取り出されて等階級に応じて段ボール箱に箱詰めされるようになっている。
物品選別装置1は、農産物Vを載置した各物品載置具2を搬送方向の下流側へ搬送する搬送手段3と、検査領域Bに順次配置された外観検査機構4A及び重量検査機構4Bとからなる検査手段4と、検査手段4の隣接下流側となる選別領域Cに配置された誘導手段5と、選別領域Cからその隣接下流側にわたって順次配置された取り出し手段6及びプールコンベヤ7と、検査手段4の検査結果を基にして各物品載置具2上の農産物Vを5種類の等階級に判定するとともに、判定結果に応じて誘導手段5側の物品載置具2の誘導経路を切り換え制御する制御手段8とを備えている。
搬送手段3は直列に接続された3台のコンベヤ9A、9B、9Cから構成されている。つまり、供給位置Aから検査領域Bの外観検査機構4Aの位置にコンベヤ9Aが配置され、その下流側の重量検査機構4Bに対応してコンベヤ9Bが配置され、その隣接下流側の選別領域Cにコンベヤ9Cが配置されている。
コンベヤ9A、9Cは同じ構成となっており、物品載置具2を縦一列の状態で下流側に向けて搬送することができる。コンベヤ9Bは重量計が内蔵されたベルトコンベヤから構成されており、このコンベヤ9B上を物品載置具2が搬送される間に、該物品載置具2に載置された農産物Vの重量が計測されるようになっている。
最上流側のコンベヤ9Aの上流部が各物品載置具2上に農産物Vを供給する供給位置Aとなっており、供給位置Aのコンベヤ9の一側に供給台11が配置されるとともに、その隣接位置にコンテナ12を搬入する搬入コンベヤ13が配置されている。
多数の農産物V(キュウリ)を収容したコンテナ12が搬入コンベヤ13によって供給台11の隣接位置に搬入されると、作業者M1、M2はコンテナ12を供給台11上に移動させる。そして、搬送手段3の各コンベヤ9A〜9Cが矢印方向に走行されている状態において、作業者M1、M2によりコンテナ12内から農産物Vが取り出されて搬送手段3の各物品載置具2上に順次載置されるようになっている。この時、農産物Vは、その長手方向が搬送コンベヤ3のコンベヤ9A〜9Cの搬送方向と直交した状態となるように物品載置具2上に載置される。その状態で農産物Vを載置した物品載置具2は搬送手段3によって供給位置Aから下流側の検査領域B、次にその下流側の選別領域Cへ順次搬送されるようになっている。
図2に示すように、選別領域Cのコンベヤ9Cは搬送方向に沿って循環走行される左右一対の無端状チェーン14、14を備えており、それら左右の無端状チェーン14、14にわたって、搬送方向と直交させて多数の物品載置具2が等ピッチで支持される構成となっている。無端状チェーン14の上方側の走行領域は水平な上部ガイド15Aによって支持されており、下方側の走行領域は水平な下部ガイド15Bによって支持されている。
図4、図7に示すように、本実施例では、物品載置具2を無端状チェーン14、14に連結するのではなく、左右の両チェーン14、14にわたって取り付けた3枚一組の支持プレート16A〜16Cによって物品載置具2を水平に支持するようになっている。つまり、2枚の支持プレート16A、16Bにより物品載置具2の底部を支持し、位置決め用のプレート16Cによって物品載置具2の後面の下部を支持するようになっている。このように、3枚一組の支持プレート16A〜16Cからなる支持部材16が無端状チェーン14、14の走行方向に等ピッチで設けられており、各支持部材16上に物品載置具2が載置され、その状態の物品載置具2に農産物Vが載置されるようになっている。
無端状チェーン14、14の駆動源となるモータ18が制御手段8により作動されると、無端状チェーン14、14が矢印方向に連続的に走行されるので、農産物Vを載置した物品載置具2が搬送方向の下流側へ搬送されるようになっている。
ここでは、誘導手段5のコンベヤ9Cの構成を説明したが、コンベヤ9Aもコンベヤ9Cと同じ構成となっている。
物品載置具2は、コンベヤ9の支持部材16によって単に支持されるだけなので、各物品載置具2は支持部材16の支持プレート16A〜16Cから離隔させて持ち上げることができるようになっている。
選別領域Cにおいては、左右各一対のリフタ19によって各物品載置具2がコンベヤ9Cの支持部材16から持ち上げられて離隔し、その状態で選別レール17A〜17Eの傾斜に沿って上昇しながら搬送方向に移動するようになっている(図2、図3参照)。その後、コンベヤ9C上に5台配置された取り出し手段6としての各フォークコンベヤ6Aによって物品載置具2上から等階級に応じた農産物Vが取り出されて選別されるようになっている。
図4ないし図6に示すように、物品載置具2は概略角柱状に形成されており、上面の長手方向の中央部は他の部分よりも盛り上がっており、そこに農産物Vを保持するための長手方向に沿った凹部2Aが形成されている。また、中央部を挟んだ2箇所に長手方向と直交する方形の切り欠き部2B、2Bが形成されている。また、物品載置具2の一端には、当該物品載置具2を識別する情報(固有番号等)が記録された図示しないICチップが貼り付けられている。
物品載置具2は、その長手方向が搬送方向と直交するように、上記支持部材16上に支持されるようになっており、農産物Vはその長手方向が搬送方向と直交した状態で物品載置具2上に載置される。物品載置具2は凹部2Aを備え、そこに農産物Vの長手方向の中央部が支持されるので、搬送中において農産物Vが物品載置具2から脱落しないようになっている。
後に詳述するが、左右一対のリフタ19によってコンベヤ9Cの支持部材16から持ち上げられた状態の物品載置具2が、各選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aに沿って上昇されつつ頂部となる取り出し部17bまで移動されると、フォークコンベヤ6Aの上流端が物品載置具2の切り欠き部2B、2B内に挿入されるようになっている(図2、図6(b)参照)。それにより、農産物Vは物品載置具2上からフォークコンベヤ6A上に移載される。つまり、取り出し手段6としての各フォークコンベヤ6Aによって物品載置具2上から農産物Vが取り出されるようになっている(図2、図9参照)。
一方、取り出し部17bを通過して空になった物品載置具2は、取り出し部17bから隣接位置の下降傾斜部17cに沿って下降しながら搬送方向下流側へ移動され、その後、コンベヤ9Cにおける離隔前の元の支持部材16上に戻されるようになっている。
誘導手段5の詳細な構成を説明する前に、選別作業の前提となる検査手段4及び制御手段8について説明する。
図1に示すように、検査手段4は、農産物Vの外観検査を行う外観検査機構4Aと、農産物Vの重量を測定する重量検査機構4Bを備えており、それらは検査領域Bにおけるコンベヤ9B上に順次配置されている。外観検査機構4A及び重量検査機構4Bによる各物品載置具2上の農産物Vの検査結果は、制御手段8に随時伝達されるようになっている。
外観検査機構4Aの直前にICリーダR1が設けられており、外観検査機構4Aは、ICリーダR1により物品載置具2の情報(固有番号)を読み取るようになっている。そして、外観検査機構4Aは、物品載置具2の上方側から該物品載置具2上の農産物Vをカメラで撮像し、カメラによる撮像結果に基づいて物品載置具2上の農産物Vの曲りや傷の有無及び大きさ等を検査して、その検査結果を物品載置具2の固有番号に紐付けするようになっている。
重量検査機構4Bの直前にもICリーダR2が設けられており、重量検査機構4Bは、ICリーダR2により物品載置具2の情報(固有番号)を読み取るようになっている。そして、重量検査機構4Bは、搬送コンベヤ9Bによって搬送中に計測した物品載置具2上の農産物Vの重量を物品載置具2の固有番号に紐付けする。
このように、搬送手段3のコンベヤ9Aおよび9Bによって検査領域Bを順次物品載置具2上の農産物Vが通過する際に、外観検査機構4Aと重量検査機構4Bによる検査が行われるようになっており、判定手段としての制御手段8は、外観検査機構4Aと重量検査機構4Bによる検査結果に基づいて、検査対象となった各物品載置具2上の農産物Vを5種類の等階級(イ〜ホ)に判定するようになっている。
検査領域Bと選別領域Cとの境界部にはICリーダ3が配置されており、制御手段8は、コンベヤ9Cに搬入された物品載置具2の固有番号及びそれに対応する等階級をICリーダ3を介して認識するようになっている。そして、制御手段8は、各物品載置具2上の農産物Vが搬送手段3のコンベヤ9Cにより選別領域Cに搬入されると、ICリーダ3で読み取った判定結果に基づいて、いずれかの選別レール17A〜17Eの上流端の位置に設けられた切り換え部材20を作動させるようになっている。それにより、左右一対のリフタ19を介して物品載置具2を持ち上げさせてから選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aのいずれかに物品載置具2を移載させる(導入させる)ようになっている(図2参照)。
次に、選別領域Cに配置された誘導手段5について説明する。図2ないし図5に示すように、誘導手段5は、コンベヤ9Cの搬送経路に沿って、かつコンベヤ9Cの上方側に順次配置された左右各1対の選別レール17A〜17Eと、物品載置具2を下方側から支持して持ち上げた状態で選別レール17A〜17Eに沿って上昇されつつ移動される左右一対の多数のリフタ19と、これら左右各一対のリフタ19を昇降自在に支持するとともにコンベヤ9の搬送方向に沿って循環移動させる駆動機構21とを備えている。
図2、図3に示すように、コンベヤ9Cは枠状フレーム22を貫通して水平に配置されており、枠状フレーム22の内方であってコンベヤ9Cの両側部の上方に、左右各一対で合計5組の選別レール17A〜17Eが順次配置されている。これら選別レール17A〜17Eは、搬送方向において等ピッチで設けられており、上流側から下流側にわたって選別ルール17A〜17Eの取り出し部17bの高さが順次低くなっている。上記選別レール17A〜17Eは、それらの隣接下流側に配置された取り出し手段6としての各フォークコンベヤ6Aと対応させて配置されている。
枠状フレーム22内のコンベヤ9Cの両側には、選別レール17A〜17Eを挟んで、上下一対の無端状チェーン23が左右両側で対向させて配置されている。上下位置の無端状チェーン23、23にわたって昇降ガイド34が走行方向に等ピッチで取り付けられており、各昇降ガイド34にリフタ19が昇降可能に支持されている。
上下位置の無端状チェーン23は、搬送方向上流側となるシャフト24Aの上下両端に嵌着したスプロケット25、25と搬送方向下流側のシャフト24Bの上下両端部に嵌着したスプロケット25、25とにわたって掛け渡されている。そして、搬送方向下流側のシャフト24Bは、連動機構26を介してモータ18の駆動軸27に連動させている(図2参照)。駆動軸27は、減速機31、チェーン32及びそれに噛み合った複数のスプロケット等を介して上記コンベヤ9Cのスプロケットに連動させている。
モータ18の作動は制御手段8によって制御されるようになっており、制御手段8によってモータ18が作動されて駆動軸27が回転されると、コンベヤ9Cが矢印方向に走行されると同時に、駆動機構21における左右両側の上下位置の無端状チェーン23、23が矢印方向に走行されるようになっている(図3参照)。
コンベヤ9C側の相前後する支持部材16の間隔と、無端状チェーン23の走行方向における相前後するリフタ19の間隔は同一寸法に設定されている。
コンベヤ9Cにはエンコーダ33Aが接続されており、また、シャフト24Aの隣接位置にも該シャフト24Aの回転を検出するエンコーダ33Bが配置されており、各エンコーダ33A、33Bで検出したパルスは、制御手段8に伝達されるようになっている。そのため、モータ18が作動される際には、制御手段8は両エンコーダ33A、33Bを介して、コンベヤ9Cの支持部材16に支持されて移動される物品載置具2と、搬送方向に移動される左右一対のリフタ19のタイミングを合わせて、上昇される左右一対のリフタ19,19によってコンベヤ9Cの支持部材16から物品載置具2を支持して持ち上げさせるようになっている。
図2〜図5に示すように、昇降ガイド34は、水平断面が略C字形となり、上下方向のガイド溝34Aを備えている。
上方側の無端状チェーン23の隣接下方側には、直線状の走行ガイド35が水平に配置されており、その両端部の隣接位置となるシャフト24A、24Bの外周部に円板36が取り付けられている。走行ガイド35と両方の円板36は同じ高さで水平に支持されている。
昇降ガイド34の上部の側面にガイドローラ37が回転自在に取り付けられてあり、このガイドローラ37が上記走行ガイド34及び円板36上に載置されるようになっている。無端状チェーン23が走行される際の直線状の移動区間ではガイドローラ37が走行ガイド34上を転動し、無端状チェーン23が反転される回転区間ではガイドローラ37は円板36上を転動するようになっている。
これにより、無端状チェーン23が走行されると、各昇降ガイド34も無端状チェーン23とともに鉛直方向に維持されたままで平行移動されるようになっている。
シャフト24A側の円板36には、エンコーダ33B用の検出片36Aが固定されており、無端状チェーン23が走行されてシャフト24A及び円板36が回転される際には、エンコーダ33Bによって検出片3Aを検出するようになっている。制御手段8はエンコーダ33Bによる検出片3Aの検出信号を基にして、左右一対のリフタ19、19がコンベヤ9の支持部材16上の物品載置具2を支持する際のタイミングを合わせるようになっている。
昇降ガイド34のガイド溝34Aにブロック状の昇降ベース38が昇降可能に取り付けられており、昇降ベース38における内方側の上部にリフタ19が水平に固定されている。コンベヤ9Cを挟んで左右一対のリフタ19は同じ高さで相互に対向するようになっている。左右一対の昇降ベース38の外方となる側面にカムフォロワ41が取り付けられている。これら昇降ベース38のカムフォロワ41を、浮上用レール42に係合させてから各選別レール17A〜17Eに係合させることで、左右一対のリフタ19を各選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aに沿って上昇させるようになっている。
図4ないし図5に示すように、リフタ19の上面(載置面)には、搬送方向と直交する一対の前後ストッパ19A、19Aが形成されるとともに、搬送方向に沿った側部ストッパ19Bが形成されている。左右一対のリフタ19によって物品載置具2の長手方向の両端を下方から支持して持ち上げた際に、両リフタ19、19の前後ストッパ19A、19A及び側部ストッパ19Bにより、物品載置具2がリフタ19、19から落下しないようになっている。
前述したように、各物品載置具2上の農産物Vは検査手段4による検査後に制御手段8によって5種類の等階級(イ〜ホ)のいずれかに判定されるので、制御手段8は、等階級の違いに応じて物品載置具2を左右一対のリフタ19で持ち上げさせてからいずれかの選別レール17A〜17Eに導入させるようにしている。
その際、先ず、浮上用レール42によって左右一対のリフタ19を僅かに上昇させることで、コンベヤ9側の支持部材16から物品載置具2を持ち上げて離隔させ、その後に、等階級の判定結果に応じて各選別レール17A〜17E用の切り換え部材20を選択的に作動させるようになっている。
そこで、図2に示すように、選別レール17Aの隣接上流側の位置から選別レール17Eの隣接下流側の位置にわたって、かつ、無端状チェーン14の上方側の走行領域よりも少し低い位置に、左右一対の浮上用レール42が水平に配置されている。選別レール17A〜17Eは、この浮上用レール42の上方位置に順次搬送方向に等ピッチで配置されている。
コンベヤ9Cが走行される際には、それと同期して駆動機構21の無端状チェーン23が搬送方向に沿って走行されるので、左右一対の多数のリフタ19は、コンベヤ9の搬送方向に沿って循環移動される。その際には、左右一対のリフタ19は、下方側となるコンベヤ9Cの支持部材16と同期して搬送方向に沿って循環移動される。
その状態において、等階級の判定済みの農産物Vを載置した各物品載置具2が選別領域Cに搬送されてくると、先ず浮上用レール42の上流端に左右一対の昇降ベース38のカムフォロワ41が係合して所定量上昇するので、それら昇降ベース38に設けた左右一対のリフタ19が所定量上昇される。それにより、浮上用レール42の上流端の位置において、上昇された左右一対のリフタ19によってコンベヤ9Cの支持部材16から物品載置具2が持ち上げられる(図2〜図4参照)。なお、浮上用レール42が配置されていないコンベヤ9Cの搬送領域では、図4に示すように、リフタ19は、コンベヤ9Cの支持部材16と物品載置具2よりも下方側の高さに維持される。
このように、浮上用レール42の上流端の位置で、左右一対のリフタ19によってコンベヤ9Cの支持部材16から各物品載置具2が持ち上げられるようになっており、その後、無端状チェーン23の走行に伴って物品載置具2を支持した一対のリフタ2が隣接下流側へ搬送される。
この時点で、制御手段8はICリーダR3を介して物品載置具2とそれに載置された農産物Vの等階級を認識しており、制御手段8は、当該浮上された各物品載置具2上の農産物Vの等階級(イ〜ホ)の違いに応じて何れの選別レール17A〜17E上に当該物品載置具2を支持したリフタ19を移載させるかを決定している。また、制御手段8は、エンコーダ33A、33Bからの信号に基づいて、物品載置具2のコンベヤ9C上の位置を追跡している。そして、無端状チェーン23の走行に伴って移動されるリフタ19により浮上された物品載置具2が、該当する等階級用の選別レール17A〜17Eのいずれかの上流端の直前まで移動されると、制御手段8は、当該選別レールの上流端の位置に配置された切り換え部材20を作動させる。それにより、切り換え部材20を介して浮上用レール42上から当該切り換え部材20の隣接位置の選別レールへリフタ19が導入されるようになっている。
図8に示すように、導入手段としての切り換え部材20は、ソレノイド44によって搬送方向と直交方向に進退動できるようになっており、切り換え部材20の上面は、各選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aの傾斜に合わせたガイド面20Aとなっている。
ソレノイド44は制御手段8によって作動を制御されるようになっており、ソレノイド44が非作動状態においては、切り換え部材20は浮上用レール42上と上昇傾斜部17aからずれた退避位置に後退している。切り換え部材20の位置には、光電センサ45が配置されており、切り換え部材20が退避位置にある時には、光電センサ45によって検出されており、その検出信号は制御手段8に送信される。制御手段8は、光電センサ45からの検出信号を受信することで、その信号に対応する切り換え部材20が退避位置にあることを認識できるようになっている。
等階級の判定済みの農産物Vを載置した物品載置具2が両リフタ19によって浮上された状態で切り換え部材20の位置まで移動してくると、制御手段8は、当該物品載置具2上の農産物Vの等階級の判定結果を基にして、選別すべき選別レール17A〜17E用のいずれかの切り換え部材20用のソレノイド44を所定時間、作動させる。それにより、該作動された切り換え部材20が前進されて浮上用レール42上と選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aの下端部とを接続する。
この直後に物品載置具2を支持した左右一対のリフタ19が移動されてくるので、当該リフタ19のカムフォロワ41が浮上用レール42上から切り換え部材20のガイド面20Aを転動して選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aに乗り移るようになっている。この後は、選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aの傾斜に沿って左右一対のリフタ19に支持された物品載置具2が上昇されつつ搬送方向に移動されてから頂部となる取り出し部17bへと移動されるようになっている。
図2、図9に示すように、各選別レール17A〜17Eは、左右一対の浮上用レール42の上方位置に配置されている。各選別レール17A〜17Eは、搬送方向下流側の高さが徐々に高くなる上昇傾斜部17aと、その隣接下流側の頂部となる水平な取り出し部17bと、この取り出し部17bの隣接下流側に位置して徐々に高さが低くなる下降傾斜部17cと、下降傾斜部17cの隣接下流側となる接続部17dとを備えている。
接続部17dは下降傾斜部17cに揺動可能に取り付けられるとともに、図示しないばねによって常時図9における時計方向に付勢されている。選別レール17A〜17Eの頂部となる取り出し部17bは、順次上流側から下流側に位置するものの高さが低くなっており、接続部17dの下端は上記ばねにより隣接下流側に位置する取り出し部17bに重合して接触した状態となっている。但し、最も下流側に位置する選別レール17Eの接続部17dの端部は、上記浮上用レール42の下流端に近い上面に接触している。
また、各選別レール17A〜17Eの下降傾斜部17cの隣接上方位置には、それと平行に直線状の押し下げガイド47が配置されている。リフタ19側のカムフォロワ41が上昇傾斜部17aに係合して上昇された後に頂部となる取り出し部17bまで到達し、その後に搬送方向に沿って隣接下流側に移動されると、カムフォロワ41は押し下げガイド47によって押し下げられて、下降傾斜部17に沿って下降されるようになっている。その後、カムフォロワ41は、接続部17d上を転動して隣接下流側の選別レールの取り出し部17b上に移動するようになっている(図9(b)参照)。
なお、選別レール17B〜17Eの上昇傾斜部17aに沿ってカムフォロワ41が転動しながら搬送方向下流側へ移動する際には、図9(a)に示すように、移動されるカムフォロワ41によりばねに抗して接続部17dが押し上げられることで、カムフォロワ41は接続部17dの位置を通過して取り出し部17b上へ移動することができるようになっている。なお、接続部17dを付勢する図示しないばねは省略しても良い。
本実施例においては、各選別レール17A〜17Eにおける上昇傾斜部17aと取り出し部17bが、リフタ19に支持した物品載置具2を各フォークコンベヤ6Aの位置へ誘導するための誘導経路となっており、各選別レール17A〜17Eにおける下降傾斜部17cと接続部17dは、空になった物品載置具2をリフタ19からコンベヤ9の元の支持部材16に戻すため回収経路となっている。
本実施例では、コンベヤ9の搬送経路に沿った上方側に選別レール17A〜17Eの取り出し部17bが順次高さが低くなるように位置しており、それにより5種類の等階級(イ〜ホ)に応じた農産物Vの選別を行うことができる。
図1、図2及び図9に示すように、コンベヤ9Cの上方であって、かつ選別レール17A〜17Eの取り出し部17bの上方から隣接下流側の位置にかけて取り出し手段6としての各フォークコンベヤ6Aが水平に配置されている。
図9に示すように、フォークコンベヤ6Aは、先端にプーリ6aが設けられ、かつ細幅となった左右一対のベルトコンベヤ6bを備えており、該ベルトコンベヤ6bの上流端が物品載置部2の切り欠き部2Bに挿入されるようになっている。ベルトコンベヤ6bは図示しないモータで矢印方向に走行されるようになっている。
フォークコンベヤ6Aは、選別レール17A〜17Eの取り出し部17bの高さに対応させて、順次高さが低くなるように配置されている。図2の搬送方向上流側(左側)から順次下流側(右側)の位置のフォークコンベヤ6Aが、判定される農産物Vの各等階級(イ〜ホ)に対応している。このように本実施例においては、コンベヤ9の上方側に5段のフォークコンベヤ6が配置されている。なお、フォークコンベヤ6の基本構成は、従来公知である。
リフタ19に支持された物品載置具2が選別レール17A〜17Eの上昇傾斜部17aに沿って取り出し部17bまで移動されてくると、該取り出し部17bに位置する物品載置具2の切り欠き部2Bにフォークコンベヤ6A(ベルトコンベヤ6b)の先端が挿入されるので、走行中のフォークコンベヤ6Aにより物品載置具2上から農産物Vが取り出されてフォークコンベヤ6A上に乗り移るようになっている。つまり、農産物Vは物品載置具2からフォークコンベヤ6A上に取り出されるようになっている。それにより、農産物Vは、5種類の等階級(イ〜ホ)の違いに応じてフォークコンベヤ6Aで選別される。
また、図9に示すように、各選別レール17A〜17Eに対応する各フォークコンベヤ6A(ベルトコンベヤ6b)の隣接下流側の位置にプールコンベヤ7がそれぞれ配置されており、プールコンベヤ7により農産物Vがプールされるようになっている。プールコンベヤ7は、農産物Vの長さよりもやや幅の広いベルトコンベヤからなり、プールコンベヤ7の搬送経路の下流端には、フォークコンベヤ6Aの作動状態を検出する図示しないセンサが配置されている。そして、対応するフォークコンベヤ6Aからプールコンベヤ7に農産物Vが供給されるタイミングに合わせて、プールコンベヤ7が間欠的に走行されるようになっている。それにより、プールコンベヤ7上に農産物Vを所定間隔で近接させた状態でプールできるようになっている。
そして、5種類の等階級(イ〜ホ)のプールコンベヤ7上の農産物Vは、箱詰め位置Dにおいて作業者M3、M4により等階級の違いに応じて箱詰めされるようになっている。
一方、取り出し部17bを通過して空になった物品載置具2を支持したリフタ19は、該リフタ19のカムフォロワ41が押し下げガイド47に係合し、かつ下降傾斜部17c、接続部17dを転動することで、それらの傾斜に沿って下降され、その後、隣接下流側の選別レールの取り出し部17b上へ移動するようになっている(図9(a)、図9(b)参照)。それにより、空の物品載置具2を支持したリフタ19は、順次隣接下流側の選別レールの取り出し部17b、下降傾斜部17c及び接続部17dを介して下降しながらコンベヤ9の支持部材16に同期して移動し、その後、浮上用レール42の下流側の端部を経由して、その隣接下流位置でコンベヤ9Cよりも下方側の下降端位置まで下降される。それにより、それまでリフタ19に支持されていた空の物品載置具2は、コンベヤ9Cにおける元の離隔時の支持部材16上に戻されて、該支持部材16により支持されるようになっている。
さらに、図2に示すように、選別領域Cのコンベヤ9Cの下流側端の隣接位置に回収シュート51を設けてあり、供給位置Aのコンベヤ9Aの上流端の隣接位置に物品載置具2を反転させてコンベヤ9A上の支持部材16上に載置させる反転機構52が配置されている。また、回収シュート51の位置から反転機構52の位置まで反転状態の空の物品載置具2を搬送する回収コンベヤ53が配置されている。
回収コンベヤ53はコンベヤ9A〜9Cと同期して矢印方向に走行されるようになっている。また、回収コンベヤ53が走行される際には、それと同期して反転機構52も作動されるようになっている。反転機構52は、反転コンベヤ52Aを備えており、この反転コンベヤ52Aにより物品載置具2を反転させて、コンベヤ9Aに載置させるようになっている。
そのため、前述したように各選別レール17A〜17Eを経由して空になってコンベヤ9Cの支持部材16上に支持された物品載置具2は、コンベヤ9Cの下流側端部において先ず回収シュート51に回収される。その後、回収シュート51に回収された各物品載置具2は反転された状態で回収コンベヤ53によって供給位置Aの下方側まで搬送されると、反転機構52の反転コンベヤ52Aによって反転されてから供給位置Aのコンベヤ9Aの各支持部材16に載置されるようになっている。
以上の構成において、搬送手段3の各コンベヤ9A〜9Cと取り出し手段6としての各フォークコンベヤ6A及回収コンベヤ53が走行されるとともに、駆動機構21の無端状チェーン23が走行されている状態において、供給位置Aにおいて作業者M1、M2により各物品載置具2に長物の農産物V(キュウリ)が順次載置される。すると、農産物Vを載置した各物品載置具2は、搬送手段3により先ず検査領域Bに搬送されて検査手段4によって農産物Vの外観と重量の検査が行われ、次に、判定手段としての制御手段8によって各物品載置具2上の農産物Vが5種類の等階級(イ〜ホ)に判定される(図1参照)。
その後、各物品載置具2が選別領域Cに搬入されると、浮上用レール42により左右一対のリフタ19が上昇されることで各物品載置具2が僅かに浮上して搬送方向に下流側へ移動される(図2〜図4参照)。
ここで、制御手段8は、当該リフタ19によって浮上された物品載置具2上の農産物Vの等階級に対応する、選別レール17A〜17Eのいずれかの切り換え部材20(導入手段)を作動させる。これにより、当該リフタ19は、作動された切り換え部材20から例えば選別レール17Aの上昇傾斜部17aへと乗り移り、該リフタ19に支持された物品載置具2は上昇傾斜部17aに沿って上昇しながら搬送方向に沿って移動されて取り出し部17bまで移動される。
すると、該取り出し部17bに対応するフォークコンベヤ6Aが物品載置具2の切り欠き部2Bに挿入されるので、走行中のフォークコンベヤ6Aによって物品載置具2から農産物Vが取り出されて、下流側のプールコンベヤ7へ送り出されるようになっている(図1、図2、図9参照)。
このようにして、順次、農産物Vの等階級を判定済みの物品載置具2が選別領域Cに搬入されると、制御手段8は該物品載置具2上の農産物Vの等階級(イ〜ホ)の違いに応じて、対応する選別レール17A〜17E用の切り換え部材20を作動させる。それにより、選別レール17A〜17Eとそれらに対応する取り出し手段6の5台のフォークコンベヤ6Aにより5種類の等階級(イ〜ホ)に農産物Vが選別される。この後、等階級毎に5台のプールコンベヤ7上にプールされた農産物Vは、排出位置Dにおいて作業者M3、M4によって等階級毎に箱詰めされるようになっている。
一方、選別レール17A〜17Eの誘導経路である上昇傾斜部17a、取り出し部17bを通過して空になった物品載置具2を支持したリフタ19は、回収経路としての選別レールの下降傾斜部17c、接続部17dを経由し、さらに浮上用レール42を経由してコンベヤ9における元の離隔時の支持部材16上に戻される。その後、コンベヤ9の支持部材16の空の物品載置具2は、回収シュート51へ回収されてから回収コンベヤ53及び反転機構52の反転コンベヤ52Aを介して供給位置Aのコンベヤ9の支持部材16上に戻されるようになっている。
以上のように、本実施例においては、農産物Vの5種類の等階級(イ〜ホ)の違いに応じて、取り出し手段6としてのフォークコンベヤ6Aをコンベヤ9Cの搬送経路上に異なる高さで配置するとともに、それに対応させて5組の選別レール17A〜17Eを配置している。
換言すると、各フォークコンベヤ6A及び選別レール17A〜17Eは、搬送手段3のコンベヤ9Cの隣接位置に平面的に配置されておらず、コンベヤ9Cの搬送経路上に複数段で配置されている。そのため、本実施例によれば、設置スペースを増大させることなく、小型で選別能力が高い物品選別装置1を提供することができる。
なお、上記実施例においては、左右一対のリフタ19によって物品載置具2を支持する構成となっているが、単一のリフタ19に把持機構としてのチャックを設けて物品載置具2の片側を保持するように構成しても良い。
また、上記実施例における浮上用レール42を省略し、その代わりに切り換え部材20の形状を変更し、該変更した切り換え部材20によってリフタ19を持ち上げるように構成しても良い。つまり、この場合には、リフタ19によって物品載置具2をコンベヤ9Cの搬送面から浮上させると同時に選別レール17A〜17Eに導入する構成となる。
また、選別レール17A〜17Eの接続部17dは必須の構成ではなく、それを省略しても良い。この場合には、下降傾斜部17cの下流端から隣接下流側の取り出し部17bまでの間はカムフォロワ41が自由落下することになるため、リフタ19が急落下して物品載置具2がリフタ19から脱落する可能性がある。そこで、この場合には、走行ガイド34とリフタ19との摺動抵抗を大きくする等の対策を講じて、リフタ19の急落下を防止する必要がある。
また、上記実施例における取り出し手段6としてのフォークコンベヤ6Aの代わりに、取り出し手段6としてパラレルリンクロボット等を配置しても良い。
また、上記実施例においては、長物の農産物Vとしてキュウリを想定しているが、選別対象の農産物としてはネギ、長ナス、大根であっても良い。
さらに、上記実施例においては、作業者M3、M4が人手でプールコンベヤ7から農産物V(キュウリ)を取り出して箱詰めしているが、作業者の代わりに箱詰め用のロボットを配置しても良い。
1‥物品選別装置 2‥物品載置具
3‥搬送手段 5‥誘導手段
6‥取り出し手段
6A‥フォークコンベヤ(取り出し手段)
8‥制御手段(判定手段)
9A〜9C‥コンベヤ(搬送手段)
17A〜17E‥選別レール(誘導部材)
V‥農産物

Claims (4)

  1. 物品を載置する複数の物品載置具と、各物品載置具を搬送する搬送手段と、各物品載置具に載置された物品が複数の品質区分のうちのいずれに属するかを判定する判定手段と、上記複数の品質区分に対応させて上記搬送手段の搬送経路の上方に上下方向に沿って複数段配置されて、物品載置具上から物品を取り出す取り出し手段と、各取り出し手段に対応して上下方向に沿って配置された複数の誘導部材を有するとともに上記物品載置具を搬送手段から離隔させて誘導部材に沿って取り出し手段の位置まで誘導する誘導手段と、を備え、
    上記各物品載置具は、上記判定手段によって判定された品質区分に応じて上記誘導手段のいずれかの誘導部材に導入されることを特徴とする物品選別装置。
  2. 上記誘導手段は、上記搬送手段の搬送経路に順次配置された上記複数の誘導部材と、上記物品載置具に係合して保持可能なリフタと、上記リフタを上記物品載置具に同期して上記搬送手段の搬送方向に沿って移動させるリフタ移動手段と、上記各誘導部材の上流側端部に設けられ、上記リフタを所定の誘導部材に導入させる導入手段と、を備え、
    上記物品載置具上の物品の品質区分に応じて上記導入手段を作動させることにより、当該物品載置具を保持したリフタを上記品質区分に対応する誘導部材に導入し、上記リフタ移動手段によって上記リフタを上記誘導部材に沿って移動させることにより、上記物品載置具を上記品質区分に対応する取り出し手段の位置まで誘導することを特徴とする請求項1に記載の物品選別装置。
  3. 上記リフタ移動手段は、それぞれに上記リフタが昇降可能に取り付けられる複数の昇降ガイドが取り付けられる無端状搬送手段によって構成されることを特徴とする請求項2に記載の物品選別装置。
  4. 上記誘導部材は、物品載置具を保持したリフタを上昇させる上昇傾斜部と、該上昇傾斜部の隣接下流側に位置し、かつ、対応する取り出し手段の下方側になる取り出し部と、この取り出し部の隣接下流側に位置して徐々にリフタを下降させる下降傾斜部と、を備え、
    上記物品載置具を保持したリフタが、上記誘導部材の上昇傾斜部に沿って搬送方向に移動しながら上昇して取り出し部まで移動されると、対応する取り出し手段によって物品載置具から物品が取り出されるようになっており、
    また、誘導部材の取り出し部を通過して空になった物品載置具を支持したリフタは、該取り出し部に隣接する下降傾斜部を経由してから隣接下流側の誘導部材の下降傾斜部を経由して搬送方向下流側へ移動し、さらに、該リフタが搬送手段の下方側まで下降することにより、空の物品載置具はリフタ上から搬送手段上に戻されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の物品選別装置。
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