JP6954323B2 - 粒状材の判断方法、路盤材用粒状材の製造方法および路盤材の製造方法 - Google Patents

粒状材の判断方法、路盤材用粒状材の製造方法および路盤材の製造方法 Download PDF

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本発明は、粒状材の判断方法、路盤材用粒状材の製造方法および当該路盤材用粒状材を用いた路盤材の製造方法に関する。
路盤材は、各都道府県の土木共通仕様書や舗装再生便覧等において要求される修正CBRを満足する必要がある。修正CBRとは、路盤材量や盛土材料の品質基準を表す指標であり、修正CBRの測定は、土の締固め試験(JIS A 1210:2009)による最適含水比の把握と、吸水膨張試験(JIS A 1211:2009)に基づく評価など多くの工程を要する。このため、粒状材の修正CBRを予測し、修正CBRを満足しないと考えられる路盤材を予め修正CBRの測定から除くことで、修正CBRの測定コストが削減され、これにより、路盤材用粒状材および路盤材の製造コストが削減できる。
修正CBRを予測する技術として、特許文献1には、使用する土砂を所定の方法で締固めた際の乾燥密度と修正CBRとの相関関係を予め把握しておき、当該土砂の乾燥密度を測定することで修正CBRが所定の値を満足するかどうかを管理する造成地盤の締固め管理方法が開示されている。特許文献2には、保水性路盤材料の乾燥密度に対する修正CBR曲線を求めておき、当該曲線を用いて修正CBRが目標値を満足する乾燥密度の範囲を求め、当該乾燥密度の範囲内になるように路盤材と保水材の混合割合を定める保水性路盤材料の選定方法が開示されている。
また、特許文献3には、製鋼工程から生成される製鋼スラグであって、425μm以下の割合が95質量%以上を占める粉状スラグと、製鋼スラグから生成され、粒径が0〜5mmの範囲内にある砂状スラグと、粒径が40mm以下の塊状骨材を混合して生成された舗装材の製造方法が開示されている。特許文献4、5には、製鋼スラグと高炉水砕スラグを混合した簡易舗装体が開示されている。特許文献6には、泥土と鉄鋼スラグを混合した改質土の製造方法が開示されている。非特許文献1には、まさ土の細粒分含有率と設計CBRが示されている。
特開2004−150147号公報 特開2009−62754号公報 特開2015−175175号公報 特開2016−919号公報 特開2016−918号公報 特開2016−191286号公報
上野考弘ら、土木学会、中国支部第53回研究発表会P413
特許文献1および特許文献2に開示された技術は、何れも路盤材の乾燥密度と修正CBRとの相関関係を把握するものであるが、乾燥密度の測定には土の締固め試験(JIS A 1210:2009)による最適含水比を求める必要がある。このため、修正CBRを測定するよりも効率化がなされたものの乾燥密度の測定に多大な負荷が生じる、という課題があった。
特許文献3に開示された技術は、JIS規格の路盤材ではない土木材料(舗装材)に適用されるものであり、混合するスラグの性状(配合比率、透水係数、単位容積質量、吸水率、気孔含有率)を指定することで路盤材としてだけでなく、舗装材として使用できるようにする技術であるが、修正CBRを満足するか否かを簡易に判断することに関連した技術ではない。
特許文献4に開示された技術は、JIS規格の路盤材ではない水硬性を有する土木材料(舗装材)に適用されるものであり、透水係数とCBRとの相関関係を把握するものであるが、透水係数の測定には28日間の養生が必要であり、その測定には多大な負荷が生じる。また、特許文献4に開示されたCBRから修正CBRを予測できないので、修正CBRを満足するか否かを簡易に判断できない。
特許文献5に開示された技術は、JIS規格の路盤材ではない水硬性を有する土木材料(舗装材)に適用されるものであり、強熱減量と比表面積を所定の数式を満足する範囲内にすることで保存性を有する簡易舗装材料を得る技術であるが、修正CBRを満足するか否かを簡易に判断することに関連した技術ではない。
特許文献6に開示された技術は、JIS規格の路盤材ではない改質土に適用されるものであり、液性限界比と設計CBRとの相関関係を把握するものであるが、設計CBRは路床の支持力を表す指標であり、路盤の強さを表す指標である修正CBRとは異なる。このため、特許文献6に開示された技術も修正CBRを満足するか否かを簡易に判断することに関連した技術ではない。
非特許文献1に開示された技術は、JIS規格の路盤材ではない路床に適用されるものであり、細粒分含有率と設計CBRとの相関関係を把握するものであるが、設計CBRは路床の支持力を表す指標であり、路盤の強さを表す指標である修正CBRとは異なる。このため、非特許文献1に開示された技術も修正CBRを満足するか否かを簡易に判断することに関連した技術ではない。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、修正CBR値と相関関係を有し、且つ、測定が容易な粒状材の特性値を用いて、路盤材に求められる修正CBRを満足するか否かを容易に判断できる粒状材の判断方法および当該判断方法を用いた路盤材用粒状材の製造方法ならびに路盤材の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための手段は、以下の通りである。
(1)粒状材が修正CBRを満足するか否かを判断する粒状材の判断方法であって、修正CBR値と相関関係を有する所定粒度の含有率と前記修正CBRとの相関式と標準偏差を予め把握しておき、前記標準偏差が45%以下である前記相関式を用いて粒状材の修正CBRの予測値を算出し、前記予測値が路盤材に要求される修正CBRの基準値以上である場合に、前記粒状材は修正CBRを満足する粒状材であると判断し、前記予測値が前記修正CBRの基準値未満である場合に、前記粒状材は修正CBRを満足しない粒状材であると判断する、粒状材の判断方法。
(2)前記予測値に代えて、前記予測値から前記標準偏差を減じた値を用いる、(1)に記載の粒状材の判断方法。
(3)前記所定粒度の含有率は、前記標準偏差が小さい粒度の含有率である、(1)または(2)に記載の粒状材の判断方法。
(4)前記所定粒度の含有率は、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率である、(1)または(2)に記載の粒状材の判断方法。
(5)前記所定粒度の含有率は、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率である、(1)または(2)に記載の粒状材の判断方法。
(6)前記所定粒度の含有率は、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率である、(1)または(2)に記載の粒状材の判断方法。
(7)前記所定粒度の含有率は、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率である、(1)または(2)に記載の粒状材の判断方法。
(8)前記相関式は一次の相関式である、(1)から(7)の何れか1つに記載の粒状材の判断方法。
(9)(1)から(8)の何れか1つに記載の粒状材の判断方法で、前記粒状材が修正CBRを満足しない粒状材であると判断された場合に、前記予測値が前記修正CBRの基準値以上になるように前記粒状材の所定粒度の含有率を調整する、路盤材用粒状材の製造方法。
(10)(9)に記載の路盤材用粒状材の製造方法で製造された粒状材を用いて路盤材を製造する、路盤材の製造方法。
本発明に係る粒状材の判断方法の実施により、粒状材が修正CBRを満足するか否かを容易に判断できるので、修正CBRを満足しない蓋然性の高い粒状材を、時間やコストのかかる修正CBRの測定対象から除くことができる。これにより、修正CBRを測定する粒状材の数を減らすことができ、修正CBRの測定コストが削減され、この結果、路盤材用粒状材の製造コストおよび路盤材の製造コストの削減が実現できる。
粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。 粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。 粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。 粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。 粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。 粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。 粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値との関係を示すグラフである。 本実施形態に係る路盤材用粒状材の製造方法の一例を示すフロー図である。
本発明者らは、路盤材に用いられる粒状材の特性値として粒状材の所定粒度の含有率に着目し、粒状材の所定粒度の含有率と粒状材の修正CBR値とに相関関係があることを見出し、当該相関関係を粒状材の修正CBRの予測に用いた。粒状材の所定粒度の含有率と粒状材の修正CBR値との相関関係の有無は、公知の最小二乗法を用いて相関式を決め、当該相関式の決定係数R2により判断する。相関関係を有するとされた所定粒度に対し、さらに、修正CBR値の予測の精度を向上させるため、当該相関式を用いて標準偏差を算出し、この標準偏差が45%以下である所定粒度の相関式を用いて粒状材の修正CBRの予測値を算出する。なお、相関式の標準偏差は、相関式を算出するのに用いた複数の粒状材の修正CBRの実測値と予測値との差を二乗した値の総和を、複数の粒状材の数から1を引いた値で除した値の平方根をとることで算出する。
このように、粒状材の所定粒度の含有率と粒状材の修正CBR値とに相関関係を有し、かつ、相関式の標準偏差が45%以下となる所定粒度の相関式を用いて修正CBRの予測値を算出することで、従来では、路盤材の乾燥密度を測定することで予測していた修正CBRを、粒状材の所定粒度の含有率を測定することで修正CBRを予測できるようになった。本実施形態に係る粒状体の判断方法では、この修正CBRの予測値を用いて、粒状材が修正CBRの基準値を満足するか否かを判断する。
本実施形態に係る粒状材の判断方法では、まず、粒状材の所定粒度の含有率と修正CBRとの相関式を把握する。本実施形態において、所定粒度の含有率は、例えば、全粒状材に対する粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率(質量%)である。
粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの相関関係を把握するため、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率を変えた複数の粒状材を準備し、これら粒状材の修正CBRを測定した。修正CBRはJIS A 1211:2009に準拠して測定した。また、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率は、JIS Z 8801−1に準拠した目開き0.425mmの篩で篩下に篩分けられた粒状材の質量から求めた。測定に用いた粒状材は、鉄鋼製造プロセスで発生したスラグを破砕して製造したスラグ粒状材、砕石粒状材およびコンクリート粒状材である。
図1は、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図1において、横軸は粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。図1において、○プロットはスラグ粒状材であり、□プロットは砕石粒状材であり、×プロットはコンクリート粒状材であり、三角プロットは相関式の作成に用いていない検証データである。図1の破線Aは、○、□および×プロットを用いて直線回帰した一次の相関式を示すプロファイルである。なお、各プロットが示す粒状材の種類および破線Aは、図1〜図7において同じである。
粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=5.59x+65.0(x:粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.43であった。
本実施形態では、決定係数R2を、下記(1)式を用いて算出した。
=1−Σ(y−y/Σy・・・(1)
上記(1)式において、yはプロットで示されるxに対応する修正CBR値であり、yは当該xを相関式に代入して求めた修正CBRの計算値である。一般的に決定係数R2が0.3以上であれば相関関係が有ると判断できる。したがって、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とには相関関係があることが確認された。また、スラグ粒状材、砕石粒状材およびコンクリート粒状材のプロットを用いて直線回帰した相関式の相関係数Rが高い値を示したことから、粒状材の材料に関わらず、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があることがわかる。
さらに、本実施形態に係る粒状材の判断方法では、相関式の標準偏差が45%以下である場合に、当該相関式を用いて粒状材の修正CBRの予測値を算出する。標準偏差は予測値に対する実測値の散らばりの程度を示すので、当該標準偏差が45%以下となる所定粒度を用いることで修正CBRの予測値の精度が向上する。図1に示した例において、相関式の標準偏差は31.7%であった。このことから、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率は、修正CBRとの相関関係を有し、かつ、相関式の標準偏差が45%以下となるので、粒径0.425mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できる所定粒度であると判断した。
粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があり、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であるので、複数の粒状材を用いて図1に示した相関式を予め把握しておけば、別の粒状材の0.425mm以下となる粒状材の含有率を測定するだけで、当該含有率と相関式とから別の粒状材の修正CBRの予測値が算出できる。
本実施形態に係る粒状材の判断方法では、この修正CBRの予測値が修正CBRの基準値以上となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足する粒状材であると判断し、修正CBRの予測値が修正CBRの基準値未満となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足しないと判断する。このように、本実施形態に係る粒状材の判断方法では、粒状材の所定粒度の含有率を測定するだけで、従来方法よりも簡易に粒状材が修正CBRを満足する粒状材であるか否かを判断できる。なお、修正CBRの基準値とは、路盤材用に出荷できる粒状材の基準となる修正CBR値を意味し、当該基準となる修正CBR値以上の粒状材が路盤材用粒状材としての出荷が許される。
粒状材を路盤材用として出荷するには修正CBRの測定が必要になるところ、上述した判断方法を用いることで、修正CBRを満足しないと判断された粒状材を予め修正CBRの測定対象から除くことができる。これにより、修正CBRを測定する粒状材の数が減り、修正CBRの測定コストを削減できるので、路盤材用粒状材の製造コスト削減、さらには、路盤材の製造コストの削減が実現できる。
さらに、別の粒状材が修正CBRを満足しない粒状材と判断された場合に、当該粒状材の予測値が修正CBRの基準値以上となるように別の粒状材の所定粒度の含有量を調整してもよい。仮に、路盤材に要求される修正CBRが100%である場合、当該修正CBRを満足する粒径0.425mm以下となる粒状材の含有率は6.26質量%となる。このため、粒径0.425mm以下となる粒状材の含有率が6.26質量%未満である場合には、当該含有率が6.26質量%以上になるように粒径0.425mm以下の粒状材の含有率を調整する。粒状材の含有量の調整は、例えば、粒状材をクラッシャー等の破砕機でさらに破砕してもよく、粒径0.425mm以下となる粒状材を加えてもよい。このように、粒状材の所定粒度の含有率を調整することで、修正CBRを満足せず、路盤材に使用できない蓋然性の高い粒状材から、修正CBRを満足する路盤材に適した路盤材用粒状材を容易に製造できる。
また、粒状材が修正CBRを満足するか否かの判断の確度を上げるため、上記予測値に代えて、予測値から所定の値を減じた値を用いてもよい。粒状材の修正CBRが修正CBRの基準値以上であれば当該粒状材を路盤材用として出荷できるので、予測値から所定の値を減じることで、修正CBRの基準値未満となる粒状材を修正CBRの基準値以上の粒状材と誤判断することを抑制できる。さらに、予測値から減じる所定の値として、相関式の標準偏差を用いてもよい。
図1の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差31.7%を減じたプロファイルである。このように、予測値から相関式の標準偏差を減じることで、多くのプロットにおいて修正CBRの予測値が修正CBRの実測値よりも小さくなり、修正CBRの基準値未満となる粒状材を修正CBRの基準値以上の粒状材と誤判断することをさらに抑制できる。
上記例では、所定粒度の含有率として粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率を用いた例を示したが、上記粒度に限らず、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率であってもよい。粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率は、目開き0.075mmの篩で篩下に篩分けられた粒状材の質量から求めることができる。
図2は、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図2において、横軸は粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。
粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=11.40x+86.4(x:粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.40であった。このように、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とには相関関係があることが確認された。
さらに、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率は、相関式の標準偏差が34.5%であった。このことから、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率は、修正CBRとの相関関係を有し、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であるので、粒径0.075mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できる所定粒度であると判断した。
粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があり、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であることから、複数の粒状材を用いて図2に示した相関式を予め把握しておけば、別の粒状材の0.075mm以下となる粒状材の含有率を測定するだけで、当該含有率と相関式とから別の粒状材の修正CBRの予測値が算出できる。
本実施形態に係る粒状材の判断方法では、この修正CBRの予測値が修正CBRの基準値以上となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足する粒状材であると判断し、修正CBRの予測値が修正CBRの基準値未満となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足しないと判断する。このように、粒径が0.075mm以下となる粒状材を用いた場合であっても当該粒度の含有率を測定するだけで、従来方法よりも簡易に粒状材が修正CBRを満足する粒状材であるか否かを判断できる。
さらに、別の粒状材が修正CBRを満足しない粒状材と判断された場合に、当該粒状材の予測値が修正CBRの基準値以上となるように、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率を調整する。これにより、修正CBRを満足せず、路盤材用として使用できない蓋然性の高い粒状材から、修正CBRを満足する路盤材用に適した粒状材を容易に製造できる。
また、図2の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差34.5%を減じたプロファイルである。このように、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率においても、修正CBRの予測値から相関式の標準偏差を減じることで、多くのプロットが上記プロファイルの上になるので、修正CBRの予測値が修正CBRの実測値よりも大きくなり、修正CBRの基準値未満となる粒状材を修正CBRの基準値以上の粒状材と誤判断することを抑制できる。
図3は、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図3において、横軸は粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。
図3に示した粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=7.59x+71.9(x:粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.31であった。このように、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とには相関関係があることが確認された。
さらに、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率は、相関式の標準偏差が31.1%であった。このことから、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率は、修正CBRとの相関関係を有し、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であるので、粒径0.075mmより大きく0.425mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できる所定粒度であると判断した。
粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があり、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であることから、複数の粒状材を用いて図3に示した相関式を予め把握しておけば、別の粒状材の0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率を測定するだけで、当該含有率と相関式とから別の粒状材の修正CBRの予測値が算出できる。
本実施形態に係る粒状材の判断方法では、この修正CBRの予測値が修正CBRの基準値以上となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足する粒状材であると判断し、修正CBRの予測値が修正CBRの基準値未満となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足しないと判断する。このように、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材を用いた場合であっても当該粒度の含有率を測定するだけで、従来方法よりも簡易に粒状材が修正CBRを満足する粒状材であるか否かを判断できる。
さらに、粒状材が修正CBRを満足しない粒状材と判断された場合に、当該粒状材の予測値が修正CBRの基準値以上となるように、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率を調整する。これにより、修正CBRを満足せず、路盤材用として使用できない蓋然性の高い粒状材から、修正CBRを満足する路盤材用に適した粒状材を容易に製造できる。
また、図3の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差31.1%を減じたプロファイルである。このように、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率においても、修正CBRの予測値から相関式の標準偏差を減じることで、多くのプロットが上記プロファイルの上になるので、修正CBRの予測値が修正CBRの実測値よりも大きくなり、修正CBRの基準値未満となる粒状材を修正CBRの基準値以上の粒状材と誤判断することを抑制できる。
図4は、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図4において、横軸は粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。
粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=3.04x+42.7(x:粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.50であった。このように、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があることが確認された。
さらに、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率は、相関式の標準偏差が42.6%であった。このことから、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率は、修正CBRとの相関関係を有し、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であるので、粒径2.36mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できる所定粒度であると判断した。
粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があり、かつ、相関式の標準偏差が45%以下であることから、複数の粒状材を用いて図4に示した相関式を予め把握しておけば、別の粒状材の粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率を測定するだけで、当該含有率と相関式とから修正CBRの予測値が算出できる。
本実施形態に係る粒状材の判断方法では、この修正CBRの予測値が、修正CBRの基準値以上となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足する粒状材であると判断し、修正CBRの予測値が、修正CBRの基準値未満となった場合に別の粒状材は修正CBRを満足しないと判断する。このように、粒径が2.36mm以下となる粒状材を用いた場合であっても当該粒度の含有率を測定するだけで、従来方法よりも簡易に粒状材が修正CBRを満足する粒状材であるか否かを判断できる。
さらに、別の粒状材が修正CBRを満足しない粒状材と判断された場合に、当該粒状材の予測値が修正CBRの基準値以上となるように、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率を調整する。これにより、修正CBRを満足せず、路盤材用として使用できない蓋然性の高い粒状材から、修正CBRを満足する路盤材用に適した粒状材を容易に製造できる。
また、図4の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差42.6%を減じたプロファイルである。このように、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率においても、修正CBRの予測値から相関式の標準偏差を減じることで、ほぼ全てのプロットが上記プロファイルの上になるので、修正CBRの予測値が修正CBRの実測値よりも大きくなり、修正CBRの基準値未満となる粒状材を修正CBRの基準値以上の粒状材と誤判断することを抑制できる。
図5は、粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図5において、横軸は粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。
粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=5.09x+43.9(x:粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.44であった。このように、粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があることが確認された。
一方、粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率は、相関式の標準偏差が51.6%と45%より大きかった。このように、標準偏差が大きい相関式に基づき修正CBRを予測した場合、実際には予測した修正CBRを大きく下回る粒状材であるケースが多くなる。このことから、粒径0.425mmより大きく2.36mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できない所定粒度であると判断した。
また、図5の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差51.6%を減じたプロファイルである。粒径が0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率を用いた場合、標準偏差が大きい分、修正CBRの予測値から標準偏差を減じた値が目標の修正CBR以上となる0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率が極めて大きいものしか対象とならない。そのため、当該粒度の含有率を上げるための破砕や篩分け等の操作を行う必要が生じるが、本来そのような操作を必要でなかった粉状材を破砕、篩分けを行うケースが増えるため好ましくない。
図6は、粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図6において、横軸は粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。
粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=3.37x+89.8(x:粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.14であった。このように、粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とには相関関係が確認されなかった。このため、粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率では粒状材が路盤材の修正CBR値を満足するか否かを判断できない。
さらに、粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率は、相関式の標準偏差が48.2%と45%より大きかった。このように、標準偏差が大きい相関式に基づき修正CBRを予測した場合、実際には予測した修正CBRを大きく下回る粒状材であるケースが多くなる。これらの結果から、粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できない所定粒度であると判断した。
また、図6の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差48.2%を減じたプロファイルである。粒径が2.36mmより大きく4.75mm以下となる粒状材の含有率を用いた場合、標準偏差が大きい分、修正CBRの予測値から標準偏差を減じた値が目標の修正CBR以上となる0.425mmより大きく2.36mm以下となる粒状材の含有率が極めて大きいものしか対象とならない。そのため、当該粒度の含有率を上げるための破砕や篩分け等の操作を行う必要が生じるが、本来そのような操作を必要でなかった粉状材を破砕、篩分けを行うケースが増えるため好ましくない。
図7は、粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すグラフである。図7において、横軸は粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率(質量%)であり、縦軸は修正CBR(%)である。
粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBRとの関係を示すプロットを直線回帰した相関式は、y=2.36x+32.3(x:粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率 y:修正CBR)であり、決定係数R2は0.48であった。このように、粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率と修正CBR値とに相関関係があることが確認された。
一方、粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率は、相関式の標準偏差が48.3%と45%より大きかった。このように、標準偏差が大きい相関式に基づき修正CBRを予測した場合、実際には予測した修正CBRを大きく下回る粒状材であるケースが多くなる。このことから、粒径4.75mm以下は、当該粒状材の修正CBRを算出できない所定粒度であると判断した。
また、図7の点線Bは、予測値から相関式の標準偏差48.3%を減じたプロファイルである。粒径が4.75mm以下となる粒状材の含有率を用いた場合、標準偏差が大きい分、修正CBRの予測値から標準偏差を減じた値が目標の修正CBR以上となる4.75mm以上の粒状材の含有率が極めて大きいものしか対象とならない。そのため、当該粒度の含有率を上げるための破砕や篩分け等の操作を行う必要が生じるが、本来そのような操作を必要でなかった粉状材を破砕、篩分けを行うケースが増えるため好ましくない。
図1〜図7で用いた所定粒度、相関式および標準偏差を下記表1に示す。修正CBR値と相関関係を有することが確認された所定粒度を0.425mm以下とした場合を発明例1とし、所定粒度を粒径0.075mm以下とした場合を発明例2とし、所定粒度を粒径0.075mmより大きく粒径0.425mm以下とした場合を発明例3とし、所定粒度を粒径2.36mm以下とした場合を発明例4とした。
一方、修正CBR値との相関関係がないことが確認された所定粒度を粒径0.425より大きく粒径2.36mm以下とした場合を比較例1とし、所定粒度を粒径2.36より大きく粒径4.75mm以下とした場合を比較例2とし、所定粒度を粒径4.75mm以下とした場合を比較例3とした。
Figure 0006954323
このように、本実施形態に係る粒状材の判断方法では、粒状材の所定粒度の含有率を測定するだけで、従来方法よりも簡易に粒状材が修正CBRを満足する粒状材であるか否かを判断できる。これにより、修正CBRを満足しないと判断された粒状材を予め修正CBRの測定対象から除くことができ、この結果、修正CBRを測定する粒状材の数が減り、修正CBRの測定コストを削減できるので、路盤材用粒状材の製造コスト削減、さらには、路盤材の製造コストの削減が実現できる。
なお、上記例では、所定粒度の粒状材として、粒径0.425mm以下の粒状材、粒径0.075mm以下の粒状材、粒径0.075mmより大きく粒径0.425mm以下の粒状材および粒径2.36mm以下の粒状材の含有率を用いてよいことを説明したが、この中から相関式の標準偏差が小さい粒度を選択することが好ましい。相関式の標準偏差は、修正CBRの予測値と修正CBRの実測値との差の大きさを示す指標なので、標準偏差の小さい粒度を選択することで、修正CBRの予測値と修正CBRの実測値との差が小さくなり、修正CBRの基準値未満となる粒状材を修正CBRの基準値以上の粒状材と誤判断することを抑制できる。
さらに、所定粒度の相関式および標準偏差は、粒状材の修正CBRの実測値が得られる度に更新することが好ましい。製造装置の状態等により粒状材の粒度が変化するので、相関式および標準偏差を更新することで製造装置の状態に追従でき、これにより、修正CBRの予測値と修正CBRの実測値との差を小さくできる。
図8は、本実施形態に係る路盤材用粒状材の製造方法の一例を示すフロー図である。路盤材用粒状材の製造方法では、まず、粒状材の所定粒度の含有率を測定する(ステップS101)。所定粒度とは、例えば、粒径0.425mm以下、粒径0.075mm以下、粒径0.075mmより大きく粒径0.425mm以下および粒径2.36mm以下の粒状材である。
次に、粒状材の所定粒度の含有率と相関式とを用いて修正CBRの予測値を算出し、当該修正CBRの予測値が修正CBRの基準値以上であるか否かを判断する(ステップS102)。なお、図8に示した例では、修正CBRの予測値として「予測値−標準偏差(1σ)」の値を用いた。
粒状材の修正CBRの予測値が修正CBRの基準値以上であった場合(ステップS102:Yes)、当該粒状材は、修正CBRを満足する蓋然性が高い粒状材であるので、修正CBRの測定を行って最終的な確認を経た後、路盤材用粒状材として出荷される。
一方、粒状材の修正CBRの予測値が修正CBRの基準値未満であった場合(ステップS102:No)、粒状材の所定粒度を調整する(ステップS103)。粒状材の所定粒度の調整として、クラッシャー等の破砕機を用いた粒状材の破砕や、所定粒度以下の粒状材の添加が実施される。その後、ステップS102において修正CBRの予測値が修正CBRの基準値以上であると判断されるまで、ステップS101〜ステップS103を繰り返し実行する。このようにして、修正CBRを満足する蓋然性の高い路盤材に適した路盤材用粒状材を容易に製造できる。

Claims (10)

  1. 粒状材が修正CBRを満足するか否かを判断する粒状材の判断方法であって、
    修正CBR値と相関関係を有する所定粒度の含有率と前記修正CBRとの相関式と
    前記相関式の標準偏差と、を予め把握しておき、
    前記標準偏差が45%以下である前記相関式を用いて粒状材の修正CBRの予測値を算出し、
    前記予測値が路盤材に要求される修正CBRの基準値以上である場合に、前記粒状材は修正CBRを満足する粒状材であると判断し、
    前記予測値が前記修正CBRの基準値未満である場合に、前記粒状材は修正CBRを満足しない粒状材であると判断する、粒状材の判断方法。
  2. 前記予測値に代えて、前記予測値から前記標準偏差を減じた値を用いる、請求項1に記載の粒状材の判断方法。
  3. 前記所定粒度の含有率は、前記標準偏差が小さい粒度の含有率である、請求項1または請求項2に記載の粒状材の判断方法。
  4. 前記所定粒度の含有率は、粒径が0.425mm以下となる粒状材の含有率である、請求項1または請求項2に記載の粒状材の判断方法。
  5. 前記所定粒度の含有率は、粒径が0.075mmより大きく0.425mm以下となる粒状材の含有率である、請求項1または請求項2に記載の粒状材の判断方法。
  6. 前記所定粒度の含有率は、粒径が0.075mm以下となる粒状材の含有率である、請求項1または請求項2に記載の粒状材の判断方法。
  7. 前記所定粒度の含有率は、粒径が2.36mm以下となる粒状材の含有率である、請求項1または請求項2に記載の粒状材の判断方法。
  8. 前記相関式は一次の相関式である、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の粒状材の判断方法。
  9. 請求項1から請求項8の何れか一項に記載の粒状材の判断方法で、前記粒状材が修正CBRを満足しない粒状材であると判断された場合に、前記予測値が前記修正CBRの基準値以上になるように前記粒状材の所定粒度の含有率を調整する、路盤材用粒状材の製造方法。
  10. 請求項9に記載の路盤材用粒状材の製造方法で製造された粒状材を用いて路盤材を製造する、路盤材の製造方法。
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